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関東大学リーグ戦 1部の展望

 いよいよ本格的なバスケットボールシーズンに突入。すでに東京都実業団選手権は始まっているが、9月後半にはJBL、10月にはbjリーグ、JBL2がシーズンに入る。

 それに先駆け9月の第1土曜日から始まるのが関東大学リーグ戦。学生バスケットボールファンには毎週末が待ち遠しい2ヶ月間となる。

関東大学バスケットボール連盟公式サイト

 関東大学選手権優勝の青山学院大、準優勝の法政大が優勝候補の両雄か。春はベスト4に入れなかった東海大、主力を怪我で欠き結果が残せなかった日本大、中央大の様子も気になるところ。

 昨年は春のトーナメントで3回戦で姿を消した青山学院大。今年も3回戦の拓殖大戦は残り1分を切って逆転され、それを終了間際に再逆転し、わずかに1点差での辛勝となった。しかしその後は試合を重ねるごとに強さを発揮。準決勝、決勝と相手を寄せ付けない試合展開で勝利、優勝した。ここ数年、主力の4年生が卒業してもプレースタイルは変わらないまま強さを維持している。そこは豊富な練習で培った体力というベースが支えている。大きく崩れることは考えにくい唯一のチームであるとも言える。

 対抗の法政大は昨年のインカレ決勝で青山学院大にわずかに及ばす敗れたが、見るものの記憶に残る好ゲームを見せた。能力の高さは折り紙付きの選手が多い。しかし、ここ数年リーグ戦ではその力を出しきれていない。今年は春に決勝で大差で敗れるという悔しい思いをしたこのチームの、その敗戦からの奮起を期待したいところ。「体力面の準備も足りていなかった」とトーナメント決勝戦の後、神津(祥)が振り返ったが、夏の間にどこまで自分たちを追い込んでこられているだろうか。

 東海大は春のトーナメント準々決勝でキャプテンの西村が負傷し、その後の試合は不出場だった。ここで西村に変わって頭角を現したのが安部。能力の高い選手も多く、チーム力が鍵となるか。

 専修大は今シーズン怪我から復帰の堤は春のトーナメントでは実戦から離れていたこともあり本調子とは言い難い状態であったが、これがどこまであがっているか。また、怪我で春はベンチにも入っていなかった能登の存在も気になるところ。トーナメントで力を付けた超が1部の中でどれだけやれるか。

 日本体育大はトーナメントでベスト8に入れなかった。眞庭、八坂の奮起は当然ながら、チーム全体で切れずに40分を戦いきることが必要だろう。

 トーナメントは3回戦で姿を消した日本大。春、怪我で戦線を離脱していた中村の復帰の状態次第で戦況は変わりそう。

 久しぶりに1部に復帰した中央大。春のトーナメントで怪我のため出場できなかった小野が復調していれば強さは戻りそう。しかし、長丁場のリーグ戦。小野が力を出せば出すほど、小野がコートにいるときといないときでフロアバランスや各ポジションの選手の役目が変わることもあり、小野以外の選手の攻守にわたってのバランス能力が必要となるだろう。厳しい試合を強いられた春のトーナメントから学び取ったものを生かしたいところ。

 1部復帰を果たした大東文化大だが、1部復帰の原動力であった昨年の4年生が抜け、厳しいリーグ戦が予想される。

第1節の予定
9月6日(土) 会場:大東文化大(東松山キャンパス)
13:00 専修大 vs 日本体育大
14:40 東海大 vs 法政大
16:20 日本大 vs 大東文化大
18:00 青山学院大 vs 中央大

9月7日(日) 会場:青山学院大(相模原キャンパスアリーナ)
12:00 専修大 vs 日本体育大
13:40 東海大 vs 法政大
15:20 日本大 vs 大東文化大
17:00 青山学院大 vs 中央大

※7日(日)は前日(6日)より1時間早く開始の予定です。

リサーチ・取材・文 渡辺美香

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