« 関東大学リーグ戦 更新のお知らせ | トップページ | 関東大学リーグ戦 2部の結果 »

スポーツのミカタ ウィークリー vol.3

目次
★全実への道・2~東京都実業団選手権終了
★関東大学リーグ戦
★JBL2 今週末開幕!~プレビュー

☆全実への道・2~東京都実業団選手権終了 最終結果はこちら 関連コラム掲載予定
 10月13日(月・祝)で東京都実業団選手権が終了。1週あけた10月25日(土)から関東実業団バスケットボール選手権(兼全日本実業団バスケットボール選手権予選大会)が始まる。
 東京都75チームの頂点に立ったのは4年ぶり2回目の優勝の新生紙パルプ商事。決勝戦で対戦した横河電機に勝利したのは2年前の関東実業団選手権決勝以来となる。3連覇がならなかった横河電機が2位。昨年も秋の大会で好成績を残した葵企業が、今年も3位決定戦で日本無線に勝利し3位に入った。準決勝の横河電機戦では粘りを見せた日本無線だったが、葵企業戦は少し淡白になった印象が否めない。
 これで東京都の22チームが決定し、関東実業団バスケットボール選手権に出場する40チームが全て出揃った。関東実業団選手権は10月25日(土)から始まるが、11月2・3日に行われる全日本社会人選手権に出場する横河電機、新生紙パルプ商事、日本無線、東京日産の4チームは関東の前に社会人が入ることになる。ここで1つ問題はボールのこと。協会主催の全日本社会人選手権はモルテン製、関東実業団選手権は基本的にミカサ製。この短期間に2種類のボールでの大会が組まれている。微妙なタッチが影響するシューターには厳しい状況かもしれない。
東京都実業団バスケットボール連盟
関東実業団バスケットボール連盟

☆関東大学リーグ戦 第6週の結果はこちら インタビューはこちら
 関東大学リーグ戦も終盤戦。優勝が決まりかねない2試合は両チームの意地と勝利への強い気持ちで星を分ける形となった。
 絶対に1試合は取らないといけない東海大は第1戦で意地を見せ10点差で勝利。そして第2戦。全勝優勝の夢は断たれたが、優勝への強い気持ちが流れをつかみ、青山学院大が序盤で東海大を引き離す。流れを掌握したように見えた青山学院大だったが、ここから東海大が再び意地を見せる。最後まで粘った東海大は4点差で敗れるが、もしこの2チームが同率になった場合、直接対決の結果で東海大が上になる。自力での優勝はないが、可能性は残した。日本大は専修大との第1戦を落とすが、第2戦で1戦目の点差を上回る点差で勝利。後を追う法政大を突き放し、4位以上を確定した。その法政大は中央大との第2戦、中央大のプレスディフェンスに苦戦するがなんとか2連勝。4位を狙いたいところだったが日本大が勝利したため、この時点で5位が確定した。この週からエースの神津が復帰した。入替戦回避に頭1つ抜けていた中央大だったが、法政大に2連敗し、星を分けた日本体育大と大東文化大の3チームがほぼ横並びとなった。
 2部は前週明治大に2連敗した慶應義塾大が筑波大に連勝し、再び1位に。明治大は早稲田大との第2戦を落とし、筑波大と並んで3敗となった。国士舘大は白鴎大との第1戦をオーバータイムの末ものにすると、第2戦も勝利。1部との入替戦に望みをつないだ。これで慶應義塾大の2位以上が確定。下位では拓殖大が順天堂大に2連勝。白鴎大は次週拓殖大との直接対決で入替戦回避を狙う。逆に拓殖大はインカレ出場圏の5位の可能性を残しており、負けられない戦いとなる。順天堂大は7位以下が決定した。
 最終週は1部2部とも優勝、入替戦、そして2部のインカレ出場権獲得とそれぞれがかかる試合が目白押しとなっている。
関東大学バスケットボール連盟

☆JBL2 今週末開幕!~プレビュー JBL2オフィシャルHPはこちら
 10月18日(土)からレギュラーシーズンがスタートするJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)。昨年優勝の栃木ブレックスがJBLに昇格し、昨年準優勝の千葉ピアスアローバジャーズが脱退した。そこに鹿児島が加わり、全8チームで2回戦の総当たり戦が行われる。
 優勝に一番近いのは豊田通商ファイティングイーグルスか。昨年はセミファイナルで栃木に敗れ、一昨年はファイナルで千葉に敗れた。何人か日本人選手の入れ替えもあったが、主力は全員残っている。そこに昨年bjリーグ富山から栃木ブレックスとチームを渡った辻内が加入し、得点力に厚みを増した。
 昨年3位の石川ブルースパークスは日立電線で活躍した高村の加入が大きかった。新人加入以外メンバーに変更はない。3年目となる山田も確実な成長を見せており、楽しみな存在。
 今年のおおいた国体で準優勝の黒田電気ブリットスピリッツ(東京都から国体に単独チームで出場)は今年からヘッドコーチが新しくなった。アシスタントコーチの経験も1年ということでベンチワークに厳しいところもあるかもしれないが、リーグ開幕前に公式戦で6試合も指揮をとって戦えたことは大きいだろう。日本人のみのチームながらインサイドも強い。大型ガードの清水のコントロールと得点力に加え、シューターの武田が頭角を現し始めた。今年こそは上位を狙いたいところ。
 日立電線ブルドッグスも単独チームで国体出場したが、元OSGの北郷が入った宮崎県に1回戦で敗れている。昨年は惜しいところでプレイオフ進出ならず。加藤(現・レラカムイ北海道)、高村(現・石川ブルースパークス)がいなくなったことで爆発的な得点力と言う部分は厳しいか。3年目の一戸、4年目の姿に期待したい。またまだ力を出し切れなかった昨年の新人・高村が本来のプレーができれば大きく変わってきそうだ。
 豊田合成スコーピオンズは大原の得点力のみがクローズアップされがちだが、大原以外の得点が勝敗を分けてくる。豊田合成らしい厳しいディフェンスが40分間続けられれば上位の可能性も出てくるだろう。
 アイシン・エイ・ダブリュ アレイオンズ安城にはOSGから鈴木が移籍。昨年まで藤村との絶妙のコンビネーションを見せていた高階(現・タツタ電線所属)の穴を埋めることができるか。ここも単独で出場した国体で1回戦敗退となっている。チームとしてどう機能していくかを見ていきたい。
 ビッグブルー東京は昨年インカレ準優勝チームのエースガードであった深尾が加入。押野とはタイプの違うGなだけに、ベンチワークも楽しみになる。練習量の不足をどう補っていくか。
 今シーズンから加入のレノヴァ鹿児島は鹿児島教員チーム(→鹿児島レッドシャークス)が母体となっている。登録されている15人の日本人選手のうち13人が九州の出身。ホームゲームも鹿児島県内各所と宮崎市で行われ、南九州のバスケットボール振興に務める。力的には読みきれないものはあるが、ここも多くが参加した国体で1回戦敗退となっている。鹿児島レッドシャークスは昨年度の九州ブロックからオールジャパンに出場している。
 実業団のチームのほとんどが普通に仕事をこなしながら週末の試合に臨むリーグ戦。平日は仕事で練習に参加できない選手もいるなど、環境的には決してよくはない。それでも自分で時間を調整しコンディション作りをし、本来休みである週末を試合で埋める生活。プレーだけでは見えない苦労が多いが、それが見えないからこそ、やっている人も見ている人もバスケットボールを楽しむことができるのではないだろうか。実業団連盟のチームではなくJBL2のチームとしてのバスケットボールを見せてもらいたい。

(取材・編集・作成 渡辺美香)

« 関東大学リーグ戦 更新のお知らせ | トップページ | 関東大学リーグ戦 2部の結果 »

JBL2 2008-2009」カテゴリの記事

ウィークリー」カテゴリの記事

バスケットボール」カテゴリの記事

実業団」カテゴリの記事