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全日本実業団 準決勝の展望

 高松宮記念杯 第41回全日本実業団バスケットボール選手権は2月10日(火)に最終日を迎える。この日は男女準決勝と男女決勝の6試合が行われる。
 男子の準決勝の組み合わせは、9月に行われた全日本実業団競技大会と同じ顔合わせとなった。

日本実業団バスケットボール連盟
スポーツのミカタ:全日本実業団選手権

<最終日の予定>
2月10日(火)
会場:神戸市立中央体育館

10:00 女子準決勝
A 山形銀行 vs 三井住友銀行
B 秋田銀行 vs 鶴屋百貨店
11:40 男子準決勝
A 横河電機 vs 新生紙パルプ商事
B JR東日本秋田 vs 九州電力
13:20 女子決勝
15:00 男子決勝

<男子準決勝>
横河電機(関東1) vs 新生紙パルプ商事(関東4)
 昨年10月に行われた東京都実業団選手権決勝以来の対戦となる。その時は新生紙パルプ商事が勝利したが、横河電機は小納、浦中を欠いての状態だった。その後、横河電機は全日本社会人選手権、関東実業団選手権に優勝し、念願のオールジャパン出場も果たした。逆に新生紙パルプ商事は全日本社会人選手権を2回戦で敗退すると、関東実業団選手権も4位に終わっている。この大会に入っても横河電機は磐石の状態で準決勝まで駒を進めたが、新生紙パルプ商事はブロック予選最終戦で曙ブレーキ工業にわずかに2点差での勝利となった。今シーズンの状況を見ると横河電機のほうが優勢であると言える。新生紙パルプ商事はまずはしっかりとディフェンスリバウンドを取っていくことが必要だろう。横河電機の強力なインサイド陣や確率のいいアウトサイドシュートを持つガード・フォワード陣を止めることはなかなか難しいが、セカンドチャンスを与えないことが重要となる。また、準々決勝のホシザキ戦で見せたような足を使ったディフェンスを続けてやれれば勝機も見えてきそうだ。昨年のこの大会準決勝で悔しい思いをしているだけに、ここは奮起を期待したい。横河電機にとっては準々決勝に続き関東のチームとの対戦となるが、緊張感を持って臨むことが大切だろう。

JR東日本秋田(東北1) vs 九州電力(九州1)
 今シーズンは9月の全日本実業団競技大会と11月の全日本社会人選手権と続いて準決勝で対戦し、この大会で3大会目となる。2回の対戦は2回ともJR東日本秋田が勝利している。九州電力は今シーズン2連敗中ということで勝ちたい気持ちは強いが、逆にどこかに苦手意識のようなものができてしまっているともいえるだろう。どこまでその気持ちを振り切ってやれるか。ゲームのスタートでリズムに乗れないことが多い九州電力だが、JR東日本秋田のスタートダッシュだけは止めたいところ。JR東日本秋田は怪我人の代わりにコートに入った選手が確実に仕事をし、準々決勝でも試合巧者ぶりを見せていた。JR東日本秋田のメンバーが若干変わっていること、九州電力のプレー内容が変わっていることなどを考えると、勝敗の予想は難しい。攻守に速さが増したJR東日本秋田とディフェンスがさらに強化された九州電力。九州電力がJR東日本秋田のスタートダッシュを止めることができれば、かなりの好ゲームになりそうだ。、

<女子準決勝>
山形銀行(東北1) vs 三井住友銀行(関東1)
 全日本実業団競技大会と全日本社会人選手権で優勝、オールジャパン3回戦進出と今シーズン好調な山形銀行に関東1位の三井住友銀行が挑む。

秋田銀行(東北2) vs 鶴屋百貨店(九州)
 今年度の全日本実業団競技大会と全日本社会人選手権と同じ顔合わせ。2回の対戦は2回とも鶴屋百貨店が勝利しているが、全日本社会人選手権ではわずかに1点差と力の差はほとんどないと見られる。

取材・文 渡辺美香

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