スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.6
今号では佳境に入ったJBL2と今週末から開催される全日本実業団選手権を過去の歴史も含めて紹介。
目次
☆JBL2
☆全日本実業団選手権
★JBL2 第14週の結果はこちら
JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は1月31日と2月1日の両日で第14週となる3試合を行った。
現在3位の豊田合成と4位の日立電線の対戦は豊田合成がバランスのいい得点で勝利。豊田合成が6人の二桁得点に対し、日立電線は83点中40点を高村1人で取っている。現在負けなしで1位の豊田通商は8位のビッグブルーに勝利、全勝が続いている。前週、豊田合成に痛い星を落としたアイシン・エイ・ダブリュは黒田電気と対戦。アウェーながら多くの応援団が詰めかけていた。リードしながらも何度も追い上げられる中、センター落合の活躍で黒田電気を突き放すと終盤は藤村がゲームをコントロールし勝利した。アイシン・エイ・ダブリュは9勝目となり、プレーオフ進出を決めた。
第15週も3試合が行われる。豊田合成に敗れプレーオフ進出の争いに一歩後退の日立電線は今週末の第15週で豊田通商、次週の第16週でアイシン・エイ・ダブリュと上位との対戦が続く。プレーオフ進出のためにはこの2戦のうち一つは取りたいところ。先週末の試合からレギュラーシーズン最終日の3月1日まで5連戦となる豊田通商は第15週に黒田電気と対戦する。すでにプレーオフを決めたチームと逆にプレーオフがなくなったチームの対戦だが、黒田電気が意地を見せることができるか。プレーオフ進出のためには一つも負けられない石川はレノヴァと対戦する。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
★全日本実業団選手権 大会関連記事はこちら
昨年度の大会から『高松宮記念杯』と冠するようになった全日本実業団バスケットボール選手権大会。実業団のみの全国大会は現在2つあるが、この全日本実業団選手権大会は男子32チーム、女子16チーム、総勢48チームが集う、最も大きな大会であり、全国の実業団バスケットボールチームにとってまずは出場を目標とされる大会でもある。
そんなこの大会も現在に至るまでに紆余曲折があった。戦後まもない昭和22年に全日本実業団バスケットボール選手権としてスタート。昭和42年の日本リーグ発足とともに一度は終了し、昭和43年から全日本実業団バスケットボール競技大会として、日本リーグ昇格チームを決める大会という位置づけで新たに始められた。平成16年度から9月に行われていた全日本実業団バスケットボール選手権が日本リーグ昇格を決める大会となり、名称を入れ替え現在に至っている。
今年は第41回となるが、過去の優勝チームには現在のJBLチームや過去に日本リーグやスーパーリーグの強豪だったチームが名を連ねている。最近ではJR東日本秋田の連覇(第36回、第37回)、横河電機初優勝(第38回)、九州電力初優勝(第39回)、昨年の第40回は横河電機の2回目の優勝となった。
予選ブロックは前回大会の結果から8ブロックそれぞれのトップチームが決められる。強豪チームが1位に入っているブロックは力の差が如実にでることもあり、ブロック予選の1位を決めることについては波乱が起きにくい。しかしシード順でも下位のブロックは各地方の上位チームや関東の下位チームが入り、力の差が少なく星が並びゴールアベレージなどでの決定となることもある。
この大会の出場を1年の目標としているチームも多いが、出るからには1勝をという気持ちは強い。時にはそれがアップセットを呼ぶこともあり、上位チームも気が抜けない。
今大会出場の32チームの中でいくつかピックアップすると、最多出場が39回の日本無線(関東2)、初出場がイカイマリンズ(東海5)とNTT西日本東海(東海6)。久しぶりの出場となるのが、富士通(関東7、7年ぶり)、ホシザキ(東海1、2年ぶり)、蝶理(近畿7、2年ぶり)、日立笠戸(中国1、5年ぶり)、東レ愛媛(四国、16年ぶり)の5チーム。連続出場のトップは19年連続の黒田電気(近畿2)。優勝回数はJR東日本秋田(東北1)と横河電機(関東1)が2回ずつでトップ、その他、日本無線(関東2)、曙ブレーキ工業(関東6)、九州電力がそれぞれ1回優勝している。最近の傾向としてベスト8に入る地方ブロックに偏りが見られることが挙げられる。数年前までは関東、東北、北海道、東海、近畿、四国といった地方ブロックからベスト8入りしていたが、最近は近畿、四国がなかなかベスト8に入れないでいる。特に昨年は関東から5、東北2、九州1と9ブロックある地方ブロックのうちわずかに3ブロックからしかベスト8入りしていない。今年は東海、近畿の巻き返しが見られるか。
シーズンを締めくくるこの大会は、大きくチームが変化することが少ない実業団にとっては次のシーズンにつながる大会でもある。また、この大会を最後に引退などチームを離れる選手もいる。チームにとっても個人にとっても大事な大会。出場チーム全てにベストを期待したい。
高松宮記念杯 第41回全日本実業団バスケットボール選手権大会
会期:平成21年2月7日(土)~2月10日(火)
会場:神戸市立中央体育館(7~10日)、グリーンアリーナ神戸(7・8日)
組み合わせ(pdfファイル) 競技日程(pdfファイル)
日本実業団バスケットボール連盟
取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香
« 全日本実業団選手権 プレビュー~ブロック予選 | トップページ | 全日本実業団選手権 1日目の結果 »
「JBL2 2008-2009」カテゴリの記事
- スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.12(2009.03.19)
- スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.10(2009.03.05)
- JBL2 プレーオフファイナルの結果(2009.03.15)
- JBL2 プレーオフセミファイナルの結果&ファイナルの展望(2009.03.14)
- スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.11(2009.03.12)
「ウィークリー」カテゴリの記事
- スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.28(2010.07.16)
- スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.29(2010.07.23)
- スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.27(2010.07.09)
- スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.26(2010.07.02)
- スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.25(2010.06.25)
「バスケットボール」カテゴリの記事
- スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.16(2010.04.23)
- スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.17(2009.05.14)
- スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.34(2009.09.11)
- スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.39(2009.10.16)
- スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.41(2009.10.30)
「全日本実業団選手権2009(41st)」カテゴリの記事
- 全日本実業団選手権 更新のお知らせ(2009.03.08)
- スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.7(2009.02.12)
- 全日本実業団選手権 最終日の結果(2009.02.10)
- 全日本実業団 準決勝の展望(2009.02.09)
- 全日本実業団選手権 3日目の結果(2009.02.09)
「実業団」カテゴリの記事
- 関東実業団リーグ戦2010 男子1部の結果(2010.07.24)
- 関東実業団リーグ戦2010 男子1部最終結果(2010.07.24)
- スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.29(2010.07.23)
- スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.27(2010.07.09)
- スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.26(2010.07.02)
