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2009年3月

スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.12

 2008-2009シーズンの最終ゲームを終えたJBL2のプレーオフを特集。JBLファイナルと全日本クラブ選手権の紹介。

目次
☆JBL2
☆トピック JBLファイナル 全日本クラブ選手権

★JBL2 プレーオフ 1日目の結果はこちら 2日目の結果はこちら
 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は3月14日、15日の2日間、石川県金沢市でプレーオフを行った。プレーオフに進んだのは豊田通商ファイティングイーグルス、アイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城、豊田合成スコーピオンズ、日立電線ブルドッグスの4チーム。
 1日目はレギュラーシーズン1位と4位、2位と3位のそれぞれが対戦するセミファイナルがいしかわ総合スポーツセンターで行われた。1位と4位の対戦である豊田通商vs日立電線戦はスタートから豊田通商が勢いのあるオフェンスで流れをつかみ、逆に日立電線は攻守にリズムが作れず前半で豊田通商が25点をリードする。後半は豊田通商がメンバーを細かに入れ替え点差は縮まるが、ベンチメンバーのうち怪我人を除く16人が出場しての勝利となった。アイシン・エイ・ダブリュvs豊田合成戦は、どちらもプレーオフ初進出でレギュラーシーズンでも1勝1敗とセミファイナルもその行方が予想できないものだった。第1Pで流れをつかんだのは豊田合成だったが、第2Pに入って豊田合成のオフェンスのリズムが崩れると、アイシン・エイ・ダブリュが逆転。第3Pは競ったものの、第4Pでアイシン・エイ・ダブリュが一気に引き離し勝利した。両チームともにディフェンスがいいこともあり、ロースコアの展開となったが、その中で決め所をしっかりと決め、足を使った攻撃に展開できたアイシン・エイ・ダブリュが試合を有利に運んだ。
 2日目に行われた3位決定戦は豊田合成の大原が41点の活躍で豊田合成が勝利した。日立電線はチームオフェンスが機能せず、単発の得点が多かったことでリズムに乗り切れなかった。
 レギュラーシーズン1位と2位によるファイナルとなった豊田通商vsアイシン・エイ・ダブリュ。レギュラーシーズンは豊田通商の2戦2勝で、アイシン・エイ・ダブリュとしては最後に一矢報いたいところだった。前半は外国人選手へのダブルチームもある程度機能し互角の展開ながら、豊田通商の松藤が要所を押さえ、豊田通商の4点リードで折り返す。後半に入って豊田通商が速い展開で流れを作り一気に引き離す。シュートが決まらないアイシン・エイ・ダブリュは第3Pを7点に抑えられ、16点差となる。第4Pに入っても豊田通商の勢いは止まらず点差は広がり、28点差で豊田通商が勝利した。
 豊田通商は昨シーズン、レギュラーシーズン後半にチームが崩れ、千葉、栃木に敗れ、さらにプレーオフではセミファイナルで栃木に、3位決定戦でいしかわに敗れ4位に終わっている。前半戦が良かっただけに、チームバランスが崩れ自滅に近い状態となった。「チームが崩れないようにみんなの思いを受け止めてバランスを取るようにしてきました」と試合後語ったチームキャプテンの阿部は表彰式で涙をにじませていた。「勝ち方にこだわった」という渡邊ヘッドコーチ(コーチオブザイヤー獲得)は選手の起用法にかなりの苦心をしたという。チームを牽引し、MVPとベスト5を獲得した松藤は「良くない時間帯も我慢できるようになりました」と今シーズンのチームを評価する。昨年の轍は踏まないと今シーズンは積極的に言うことも言ってきたという。「来年もキャプテンが困るくらいいろいろ言っていきますよ」と笑顔で言った。
 豊田通商には及ばなかったものの昨シーズンの9チーム中8位から一気に躍進したアイシン・エイ・ダブリュ。元OSGの鈴木(ベスト5)の加入が大きいが「元いたメンバーも含めみんなが成長しました」と中嶋ヘッドコーチは言う。特にPGの藤村の成長は大きかった。「自分がチームを引っ張る気持ちでやっています」と藤村。ルーキーオブザイヤーを獲得した新人の吉田とも高校の後輩ということもあり「よく知っているし信頼してやれました」と言う。OSGから移籍の鈴木は攻守に要となった。「自分のプレーにはまだまだ満足はできていませんが、充実したシーズンでした」とJBL2での初のシーズンを終えた感想を語った。
 セミファイナルで今シーズン見せていたチームとしての力を出し切れなかった豊田合成。セミファイナルの試合後、今年の新人である木下は悔し涙をタオルで隠した。「完全に負けパターンでした。こうなる前に何とかしたかったのですが、それができなかったことが悔しかった」と翌日の試合後にそのわけを語った。上林ヘッドコーチは「気持ちの部分でチームの格となる選手がいなかった」と最後にチームとしてまとまれなかったことを惜しむ。
 4位に終わった日立電線はまさにギリギリのところでのプレーオフ進出となった。下位チームには取りこぼしはなかったが、上位3チームとの力の差は大きかった。「チームオフェンスができなかった」と一戸が悔しそうに言った。レギュラーシーズン中盤から高村の得点が伸び、そこを中心にオフェンスを展開したものの、個人技に終わってしまった感もある。「どこからでも来られるチームなので怖いところはあった」とセミファイナルで対戦した豊田通商の松藤は語っていたが、その良さを出すことができなかった。
 MVPの松藤(豊田通商)、ベスト5の鈴木(アイシン・エイ・ダブリュ)の2人はOSGからの移籍だが、2人ともOSGを離れる際一度は引退も考えた。2人ともOSGの時はそれほど長いプレータイムではなかったが、現在の長いプレータイムに「体力的には大変ですが、やはり楽しいですね」とそれぞれが口をそろえて言う。

 今シーズンのプレーオフは各チームが多くの応援に支えられていた。まだまだ会社の枠から大きく出て行くことはできてはいないが、支持してもらえる体制は徐々にできつつあることを実感した。来シーズン更なる広がりを期待したい。
※今後プレーオフゲームレポート及びHC、選手のコメントを掲載予定です。また、レギュラーシーズンを含めたフォトアルバムも作成予定となっています。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
 

★トピック
JBLファイナル
 セミファイナルを勝ち抜いたアイシンシーホースと日立サンロッカーズが3月20日からのファイナルで対戦する。日立は初のファイナル進出だが、今シーズンはオールジャパンでも決勝に進んでおり、チーム躍進が見られている。そのオールジャパンでも同じ顔合わせだったが、その時は序盤でアイシンが大きく引き離し、日立が追い上げるがアイシンが逃げ切り勝利した。レギュラーシーズンでは日立が3勝2敗となっている。3戦先勝で行われるJBLファイナル。1試合ごとに様々なドラマが見られそうだ。
JBL ファイナルの予定
第1戦:3月20日(金・祝) 第2戦:3月21日(土) 第3戦:3月22日(日)
第1戦から第3戦までは東京体育館15:00試合開始予定
第4戦:3月25日(水) 第5戦:3月26日(木)
第4戦、第5戦は代々木第2体育館19:15試合開始予定
JBL-日本バスケットボールリーグ

全日本クラブ選手権
 3月20日(金・祝)から3日間、北海道札幌市で行われる第35回全日本クラブバスケットボール選手権大会。バスケットボールの普及発展を図り、相互の理解と親睦を深めることを目的に開催されるこの大会は、全国から男女各32チーム、全64チームが集まる。日程上、決勝まで進むと3日間で5試合とかなりハードなものになり、単にチーム力というだけでなく、チームとしての体力が必要となる。今シーズン最後の大会であり、集大成としてはもちろん、来シーズンに向けてという意味でも各チームの健闘に期待したい。
第35回全日本クラブバスケットボール選手権大会
3月20日(金・祝)~3月22日(日)
会場:北海道立総合体育センター(きたえーる)
3月20日は10:30~、3月21日と22日は9:30~試合開始予定
大会サイト

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

JBL2 プレーオフファイナルの結果

 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は3月15日(日)、石川県金沢市でプレーオフファイナルと3位決定戦を行った。
 レギュラーシーズン1位の豊田通商ファイティングイーグルスと2位のアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城の優勝決定戦は豊田通商が後半に入って一気にアイシン・エイ・ダブリュを引き離し勝利し、JBL2となってからは初の優勝を決めた。MVPは豊田通商の松藤が獲得した。

<プレーオフ最終結果>
ファイナル
豊田通商 78 ( 16-11 19-20 19-7 24-12 ) 50 アイシン・エイ・ダブリュ
3位決定戦
豊田合成 78 ( 16-13 17-15 22-18 23-20 ) 66 日立電線

<最終順位>
優勝:豊田通商ファイティングイーグルス(初)
2位:アイシン・エイ・ダブリュ アレイオンズ安城
3位:豊田合成スコーピオンズ
4位:日立電線ブルドッグス
※JBL2となってから(旧JBL日本リーグは含めない)

<個人賞>
最優秀選手(MVP)
松藤 光生(豊田通商#11・初)

最優秀新人賞
吉田 周平(アイシン・エイ・ダブリュ#3)

最優秀ヘッドコーチ
渡邊 竜二(豊田通商・初)

ベスト5
G:松藤 光生(豊田通商#11・初)
GF:大原 健(豊田合成#11・初)
F:高村 和臣(石川#24・2年連続2回目)
CF:鈴木 鉄夫(アイシン・エイ・ダブリュ#21・初)
C:アンドリュー・フィーリー(豊田通商#32・初)

JBL2 プレーオフセミファイナルの結果&ファイナルの展望

 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は3月14日(土)、石川県金沢市でプレーオフセミファイナルの2試合を行った。
 2試合ともレギュラーシーズン上位のチームが勝利し、ファイナルは豊田通商vsアイシン・エイ・ダブリュとなった。

セミファイナルの結果
アイシン・エイ・ダブリュ 62 ( 8-13 14-6 13-13 27-14 ) 46 豊田合成
豊田通商 79 ( 24-13 16-2 20-15 19-31 ) 61 日立電線

ファイナルの予定
3月15日(日) 会場:金沢市総合体育館
13:00 3位決定戦 豊田合成 vs 日立電線
 レギュラーシーズンでは豊田合成の2戦2勝とそこ結果だけ見れば豊田合成が有利と思われる。しかしセミファイナルのすぐ翌日に行われるこの3位決定戦は、いかに前日の敗戦を引きずらず切り替えていけるか、さらにはどう修正してこられるかが重要となる。チーム全体的にシュート確率が悪く、レギュラーシーズンでは1勝をあげている相手に敗れた豊田合成の方が難しいところがあるかもしれない。日立電線も主力の姿、一戸が不調に終わっている。切り替えと修正ができ、勝利への気持ちがより強い方にゲームは傾くだろう。
15:00 ファイナル 豊田通商 vs アイシン・エイ・ダブリュ
 ここまで15戦全勝の豊田通商にアイシン・エイ・ダブリュが三度目の挑戦をする。今シーズンはチームが崩れないようにベテラン陣が慎重にコントロールしてきたという豊田通商の穴はなかなか見えてこないが、レギュラーシーズン最終戦で手応えを感じたというアイシン・エイ・ダブリュの対豊田通商策のプレーにも期待したい。毎試合二人でおよそ40得点を獲得する外国人選手にどう対応していくのか。豊田通商はアイシン・エイ・ダブリュの要となっている鈴木に仕事をさせないことがポイントか。2008ー2009シーズン最終戦と言うこともあり、好ゲームを期待したい。

スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.11

 WJBLのプレーオフが終了し、今週末からJBL、JBL2がプレーオフを行う。今号ではJBL2のプレーオフに向けての特集。

目次
☆JBL2 プレーオフの展望
☆トピック JBL WJBL

★JBL2 プレーオフの展望
 3月14日、15日の2日間、石川県金沢市で行われるJBL2プレーオフ2008-2009。4チーム中3チームが愛知県のチームとなり、そこに茨城県の日立電線が滑り込んだ。
 レギュラーシーズンの結果から見れば、全勝の豊田通商が優勝と予想されるが、そこは一発勝負のJBL2プレーオフ。何が起きるか分からない。

レギュラーシーズン最終順位(4位まで)
1位:豊田通商ファイティングイーグルス 14勝0敗
2位:アイシン・エイ・ダブリュ アレイオンズ安城 11勝3敗
3位:豊田合成スコーピオンズ 10勝4敗
4位:日立電線ブルドッグス 7勝7敗

プレーオフ セミファイナルの組み合わせと展望
3月14日(土) 会場:いしかわ総合スポーツセンター(サブアリーナ)
13:00 アイシン・エイ・ダブリュ vs 豊田合成
 レギュラーシーズンは1勝1敗の両チーム。アイシン・エイ・ダブリュが1位の豊田通商以外に唯一落としたゲームでもある。それだけに一発勝負のプレーオフではどちらが勝利を勝ち取るか予測が難しい。両チームともにディフェンスがよく、オフェンスでもある程度どこからでも点が取れ、どのポジションを見ても甲乙つけ難い。やはりディフェンスの出来が勝負を分けることになりそうだ。あとは水物といわれるシュートの部分。両チームともにシューターが多いが、その好不調が勝敗に大きく影響するだろう。アイシン・エイ・ダブリュが2年目にして、豊田合成が3年目にして初のプレーオフであり、実業団時代から多くの対戦を繰り返しているチーム同士、どちらも負けられないところだろう。
15:00 豊田通商 vs 日立電線
 レギュラーシーズン負けなしの豊田通商に日立電線が挑む形となる。豊田通商はレギュラーシーズン中、ベンチ入りのメンバーもなるべく多く使うようにしてきていたこともあり、圧倒的な勝利というのはそう多くはない。能力が高く、さらに協調性もあわせ持つ2人の外国人選手は日本人だけではなかなか止められない。さらに日本人選手も各ポジションに2人以上の能力のある選手がいる。ただ、日本人のキープレーヤーがはっきりしない部分があり、それがいい面となった部分がこれまで多かったが、プレーオフでは状況は違うかもしれない。過去2シーズン、レギュラーシーズンでは圧倒的な強さを見せながらも優勝を逃してきただけに、今シーズンこそという気持ちは強いだろう。日立電線はまさに挑戦となるが、どの部分に勝機を求めていくか。今シーズン途中からチームの柱となっている高村、チームを背負うべき存在となっている姿、一戸。だれか1人が活躍するのではなく、彼らがバランスよく攻守に活躍できれば競った試合に持ち込めるかもしれない。

プレーオフファイナルの予定
3月15日(日) 会場:金沢市総合体育館
13:00 3位決定戦
15:00 ファイナル

入場料:両日とも全席自由 大人 1500円 高中小学生 1000円
※当日券は各会場で第1試合開始2時間前(11:00)から販売開始

JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

★トピック
JBL プレーオフ突入
 先週、3月8日にレギュラーシーズンを終えたJBLは早速3月14日からプレーオフに突入する。上位3チームがわずかに1勝ずつの差で並ぶ混戦となったレギュラーシーズン。セミファイナルが2戦先勝、ファイナルが3戦先勝と連戦の短期決戦。星が並べば、最後はどこが勝利するか分からない展開となるだろう。

JBL プレーオフの予定
セミファイナル
アイシンシーホース vs トヨタ自動車アルバルク
会場:代々木第2体育館(東京都渋谷区)
第1戦 3月14日(土) 15:00
第2戦 3月15日(日) 15:00
第3戦 3月16日(月) 19:15
日立サンロッカーズ vs パナソニックトライアンズ
会場:きたえーる(北海道札幌市)
第1戦 3月14日(土) 15:00
第2戦 3月15日(日) 15:00
第3戦 3月16日(月) 19:15
※第2戦で決まった場合、第3戦は行われません。
ファイナル
第1戦 3月20日(金・祝) 15:00 東京体育館(東京都渋谷区)
第2戦 3月21日(土)   15:00 東京体育館(東京都渋谷区)
第3戦 3月22日(日)   15:00 東京体育館(東京都渋谷区)
第4戦 3月25日(水)   19:15 代々木第2体育館(東京都渋谷区)
第5戦 3月26日(木)   19:15 代々木第2体育館(東京都渋谷区)
※セミファイナル第3戦とファイナル第4戦、第5戦は前売りチケット販売は行われません。当日券はファイナルは全て試合開始時間の3時間前から、セミファイナル第1戦・第2戦は試合開始時間の2時間前、第3戦は3時間前から販売されます。
JBL

WJBL JOMO2冠!
 JOMOの2年ぶりの優勝で幕を閉じたWJBL2008-2009シーズン。エースの大神を怪我で欠くJOMOだったが、セミファイナル、セミファイナルでそれぞれオーバータイムの試合をせいし、勝負強さを見せた。その原動力となった吉田がプレーオフMVPを獲得。エースの不在に若いメンバーたちが力を伸ばしたJOMO。ここから再びJOMOの時代が来るのだろうか。
WJBL プレーオフファイナルの結果
G1 シャンソン 66 ( 16-16  12-24  20-20  18-13 ) 73 JOMO
G2 JOMO 71 ( 10-18  19-14  11-19  31-23 ) 74 シャンソン
G3 シャンソン 68 ( 12-26  18-22  13-36  25-18 ) 102 JOMO
G4 JOMO 107 ( 28-20  21-21  18-22  27-31  13-11 ) 105 シャンソン
WJBL

リサーチ・編集・作成 渡辺美香

全日本実業団選手権 更新のお知らせ

 全日本実業団バスケットボール選手権大会についての記事を更新しました。

フォトアルバム 第41回全日本実業団選手権 男子準決勝 女子準決勝 男子決勝 3月8日更新

フォトアルバム 第41回全日本実業団選手権 男子準々決勝 3月7日更新

フォトアルバム 第41回全日本実業団選手権 女子ブロック予選 3月6日更新

フォトアルバム 第41回全日本実業団選手権 男子ブロック予選 3月4日更新

全日本実業団選手権 準決勝の展望 2月9日更新

全日本実業団選手権 男子決勝トーナメント1回戦の展望 2月8日更新

全日本実業団選手権 プレビュー~ブロック予選 2月1日更新

スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.10

 先週末でレギュラーシーズンを終えたJBL2。今号ではシーズ全体を振り返った。

目次
☆JBL2
☆WJBL

★JBL2 第18週の結果はこちら
 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は3月1日のゲームでレギュラーシーズンの全日程を終えた。

<最終順位>1位~4位の4チームがプレーオフ出場
1位:豊田通商ファイティングイーグルス 14勝0敗
2位:アイシン・エイ・ダブリュ アレイオンズ安城 11勝3敗
3位:豊田合成スコーピオンズ 10勝4敗
4位:日立電線ブルドッグス 7勝7敗
5位:石川ブルースパークス 7勝7敗
6位:黒田電気ブリットスピリッツ 4勝10敗
7位:レノヴァ鹿児島 3勝10敗
8位:ビッグブルー東京 0勝14敗

 各チームを一言で語ると次のようになる。
・無敗ながら圧倒的な強さという印象の薄かった豊田通商
・元JBL選手の加入で大きく飛躍したアイシン・エイ・ダブリュ
・得点のシェアでチームとしての強さを発揮した豊田合成
・要所の試合を確実に取りプレーオフに滑り込んだ日立電線
・後半オフェンスのリズムが作りきれずプレーオフを逃した石川
・1試合の中でも波があり粘りきれなかった黒田電気
・得点力に偏りの大きかったレノヴァ
・中盤にチームの基盤が崩れ作りこむことができなかったビッグブルー

 昨年のファイナルに進んだ2チーム(栃木と千葉)がいなくなり、今シーズンは豊田通商の1人勝ちの予想はあった。そこに続くチームに関しては全く予想ができない状況だったが、まず抜け出したのがアイシン・エイ・ダブリュだった。JBLでプレーしていた鈴木が入ったことでインサイドのディフェンスが向上、さらにガードポジションに新人の吉田が加入し、藤村がゲームコントロールに集中できたことも大きい。個々の選手がそれぞれの役割をしっかりと果たせるチームになった。アイシン・エイ・ダブリュに続いたのが豊田合成。前半戦は豊田通商とアイシン・エイ・ダブリュ以外には負けなし。後半はレノヴァに痛い敗戦があったが、2位のアイシン・エイ・ダブリュをやぶるアップセットで3位を確実にした。大原の得点力は周知のことだが、今シーズンは木下の加入でゲームコントロールが安定し、さらに大原の周りを生かすプレーと、それに応えるように確実に自分のプレーを果たす選手たち。大原という絶対的なプレーヤーがいながら、大原だけではないことがチームの躍進につながった。「我慢ですね」と前半戦では語っていた大原は得点をシェアしながらもシーズン得点王を獲得した。
 愛知の3チームが上位を独占する中、プレーオフ残りの一枠を日立電線と石川で争った。前半は石川が4位に入りオールジャパンにも出場したが、そのオールジャパンを境に流れが日立電線に傾いた。オールジャパン明けの初戦に日立電線と石川が直接対決となったが、これを日立電線が12点差で勝利し、対戦成績で日立電線が上回ることとなった。その後は両チームとも上位3チーム以外には負けることなく、最終的には同じ7勝7敗となり、両チーム間の試合の得失点差で順位が決まった。
 早い時期にプレーオフの芽がなくなった下位の3チーム。黒田電気は好不調の波が大きく、チームとしての安定感に欠けたことが勝ち星を増やせなかった原因のひとつだろう。レノヴァは得点力で偏りが大きく、チームとして勝利につながるプレーが上手くできていなかったか。今シーズン1勝もできず終わったビッグブルー。シーズン中盤にチームが崩れてしまったことが残念な結果につながった。最終戦ではこのチームの本来の力が見られただけに、もっと早くこの状態に持っていけていればチームとしてより高い位置にいけたのではという思いがある。
 
 プレーオフは3月14日・15日の2日間、石川県金沢市で行われる。
※来週号ではプレーオフの展望を掲載予定です。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

★WJBL・ファイナルスタート
 5戦3先勝で行われるWJBLファイナルが3月5日(木)からスタートした。今回のJOMOvsシャンソン化粧品という顔合わせは5年ぶりとなる。
 第1戦は第2Pでインサイドの高さを生かしたJOMOがリードをひろげると、最後まで粘るシャンソン化粧品を振り切り勝利した。オールジャパン決勝でも機能したJOMOの変化のあるディフェンスがシャンソン化粧品にオフェンスのリズム作らせなかったことも大きいか。
 連戦を同じチーム同士で戦うプレーオフ・ファイナル。一試合ごとにそれぞれのチームが違う姿を見せることも多く、より多く幅の広いプレーを持つチームほど有利といえるだろう。ここからが本当にこの2チームの持つ強さを見ることができると期待したい。
WJBLプレーオフ・ファイナル
第1戦 シャンソン化粧品 66 ( 16-16  12-24  20-20  18-13 ) 73 JOMO
第2戦 3月7日(土) 13:00 代々木第2体育館
第3戦 3月8日(日) 13:00 代々木第2体育館
第4戦 3月10日(火)19:00 代々木第2体育館
第5戦 3月12日(木)19:00 代々木第2体育館
※第4戦、第5戦は行われない場合もあり。
WJBL

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

フォトアルバムについてのお知らせ

 『フォトアルバム 全日本実業団競技大会』の掲載は2月28日で終了いたしました。

 『フォトアルバム 第41回全日本実業団選手権』の掲載予定は3月3日(火)以降になります。なお、ブロック予選は取材スケジュールの関係上、写真のないブロック及びチームがありますこと、ご了承ください。

 掲載の際には『全日本実業団選手権 更新のお知らせ』にてお知らせいたします。

 もうしばらくお待ちください。

JBL2 第18週の結果

 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は2月28日、3月1日の両日でレギュラーシーズン最終週となる第18週の3試合を行った。
 最終週までもつれ込んだ4位の決定は、日立電線がレノヴァに勝利したことで石川勝ち星が並び、両チーム同士の対戦の結果から日立電線が4位でプレーオフ進出を決めた。
 JBL2のプレーオフはセミファイナル、ファイナルと3位決定戦、全てがそれぞれ1試合制で、3月14日(土)と3月15日(日)の2日間、石川県金沢市で行われる。

<第18週の結果>
2月28日(土)
レノヴァ 63 ( 16-19  14-12  20-15  13-19 ) 65 日立電線
3月1日(日)
ビッグブルー 72 ( 21-19  15-20  14-23  22-12 ) 74 黒田電気
アイシン・エイ・ダブリュ 76 ( 19-14  20-28  18-25  19-28 ) 95 豊田通商

<レギュラーシーズン最終順位>
1位:豊田通商ファイティングイーグルス 14勝0敗
2位:アイシン・エイ・ダブリュ アレイオンズ安城 11勝3敗
3位:豊田合成スコーピオンズ 10勝4敗
4位:日立電線ブルドッグス 7勝7敗
 5位:石川ブルースパークス 7勝7敗
 6位:黒田電気ブリットスピリッツ 4勝10敗
 7位:レノヴァ鹿児島 3勝11敗
 8位:ビッグブルー東京 0勝14敗
※4位・5位は該当チーム同士の対戦結果から順位を決定。

<プレーオフの予定>
3月14日・15日 各日前売り/当日券共通 大人1500円 小中高校生1000円 チケットぴあ
3月14日(土) セミファイナル 石川県/いしかわ総合スポーツセンター
13:00 アイシン・エイ・ダブリュ vs 豊田合成
15:00 豊田通商 vs 日立電線
3月15日(日) 石川県/金沢市総合体育館
13:00 3位決定戦
15:00 ファイナル

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