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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.13

 新年度に入り、引退や新人加入の情報も入ってきている。スポーツのミカタでは今後『社会人スポーツの今とこれから』について考えていきたい。

目次
★JBLファイナル
★全日本クラブ選手権
★社会人スポーツの今とこれから-1

☆JBLファイナル
 JBL2008-2009シーズンはアイシンvs日立のファイナルが最終戦となった。
 第1戦は接戦でアイシンが先勝、第2戦も接戦となったが日立が1勝を挙げ勝ち星が並んだ。しかし第3戦で10点差でアイシンが勝利すると、第4戦は序盤で差がつきアイシンが3勝目を上げ優勝となった。新生JBLはアイシンの2連覇で幕を閉じた。
 竹内兄弟対決、五十嵐・柏木対決で注目されたが、プレーオフMVPと年間ベスト5を竹内公輔(アイシン#10)が柏木(アイシン#3)と竹内譲次(日立#15)も年間ベスト5に選ばれている。
 すでにJBLもストーブリーグに突入した。
JBL-日本バスケットボールリーグ

☆全日本クラブ選手権
 北海道で3日間にわたり行われた全日本クラブバスケットボール選手権大会。クラブ日本一を決める大会だが、クラブチームの位置づけが趣味のバスケットボールの域を出ていないこともあり、大会の目的はバスケットボールの普及発展を図り、相互の理解と親睦を深めるものとなっている。
 今大会ではオールジャパンで急遽繰り上げ出場ながら3回戦まで進んだ横浜ギガスピリッツが最有力と思われたが、その横浜ギガスピリッツは準決勝で三重のO55に敗れ3位に終わった(3位決定戦は行われない)。決勝は大阪のはじめましてとO55の対戦となった。はじめましては2年ぶり、O55は2年連続の決勝進出となる。試合ははじめましてが序盤のリードを守り初優勝を飾った。O55は2年連続準優勝に終わった。
 クラブ選手権はここ10年、毎年のように優勝チームが変わり、決勝進出チームも連続となるチームがほとんどない。これはチーム間の力が拮抗していることもあるだろうが、それ以上にbjなどのプロチームの台頭により、クラブのトップ選手らがそちらに流れていくことも大きいだろう。どのチームも豊富な選手層とは言い難い中、主力選手のチームからの離脱はチーム力に大きく影響する。クラブチームや実業団を1つのステップとして考える選手もいるし、そういう位置づけのチームも徐々に出てきている。それはそれで日本のバスケットボール選手の新たな進路と挑戦とも言えるだろう。高校や大学まではバスケットボールに打ち込みながら社会人になると遠のいてしまう現状もある中で、クラブチームにせよ実業団にせよ社会人になってもバスケットボールを続けていきたいという思いを持ち、仕事とバスケットボールを両立させていくという困難に立ち向かっていく選手たち。クラブチームの選手にとっては1シーズンの集大成となった大会だった。
第35回全日本クラブバスケットボール選手権大会 公式サイト

☆社会人スポーツの今とこれから-1~プロローグ~
 ストーブリーグに入ったJBLやまだシーズン中のbjを除き、4月1日は年度変わりの新シーズンスタートの日となった。不況の最中迎える新シーズンは厳しいものとなっているチームも多い。
 企業にとってスポーツ部員にかかる経費は年間で1人につき100万円を超える場合もあるという。普段の体育館使用料などは部員から徴収した部費でまかなっているチームも多い。今後は遠征費なども個人持ちになってくるケースも増えてくると予想される。それでも部として存続できればチーム活動はある程度確保されるが、部として存続できなければクラブチームに移行せざるを得なくなる。この不況は国民挙げての我慢の時期だが、その波が激しく現れているスポーツ界。個々の企業、チームの意思や頑張りに期待するしかないのだろうか。
 正念場ともなりかねない新シーズン。社会人スポーツの今とこれからについて実業団を中心に追っていきたい。

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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