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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.20

 第20号となる今号では、いよいよ1部が始まる関東実業団リーグ戦と熱戦を見せた関東大学選手権、さらにアメリカンフットボールXリーグを掲載。

目次
☆関東実業団リーグ戦
☆関東大学選手権
☆Xリーグ

★関東実業団リーグ戦
 全日程としては4ヶ月に及ぶ関東実業団リーグ戦は2ヶ月が終わり折り返し。今週末からは男女1部、さらに翌週から男子2部がスタートする。
 現在行われているのは男子3部から5部、女子2部。男子3部Aは第2戦を終え、東京トヨペットが横河電機本社に勝って2連勝となっている。
 今週末から始まる男女1部には、今年も多くの新人が入っている。インカレ準優勝の国士舘大からPGの立花が新生紙パルプ商事に。法政大のシューター福田侑介は兄(福田大祐)のいる日本無線。専修大の能登が5連覇中の横河電機にと関東大学やインカレで活躍した選手も名を連ねている。横河電機が連覇の記録を伸ばすのか、ここ数年上位の成績を残しながらも横河電機を上回ることができていない新生紙パルプ商事が初のリーグ優勝を果たすのか、日本無線の復活が見られるか。その他にも若い布陣の三井住友銀行、初のJIC出場を獲得したい葵企業などどのチームからも目が離せない。2ヶ月の長丁場の中、個々の選手はもちろんチームとしてもコンディションを維持し、さらに順位が決まる2次リーグによりよい状態で臨めることが重要になるだろう。
関東実業団リーグ戦 プレビュー(男子1部・2部、女子1部)
関東実業団リーグ戦 男子1部の予定
関東実業団リーグ戦 男子2部の予定
関東実業団リーグ戦 女子1部の予定
全日程や大会要綱などの詳細は 関東実業団バスケットボール連盟

★関東大学選手権
 関東大学の春の大会である関東大学バスケットボール選手権大会が5月31日(日)に最終日を迎えた。決勝戦の慶應義塾大vs東海大戦は終了のブザーの寸前に東海大の同点シュートを慶應義塾大がブロックして止めるという劇的な幕切れとなった。
最終順位
優勝:慶應義塾大(40年ぶり5回目)
準優勝:東海大
3位:青山学院大
4位:法政大
5位:白鴎大
6位:明治大
7位:拓殖大
8位:中央大
 春のこの時期、まだチームを作る途上にある他のチームに比べ、昨年の主力がほとんど残っている慶應義塾大がチームとしての形がよりできていた。個々の選手の役割が明確で大きく崩れることがなく、さらに個々の能力が適所で光るプレーが多く見られた。決勝で敗れ準優勝に終わった東海大もスタープレーヤーがいないながらもチームとして機能しこの成績を残すことができた。決勝戦では一度は引き離されながら追い上げ、最後は速攻からの同点となるレイアップに持ち込んだ東海大キャプテンの前村が慶應義塾大の岩下にブロックされて試合が終了。ブザー直後、悔しさをにじませた前村を古川らが笑顔で肩をたたいきながら健闘をたたえあった。前村のこの悔しさが秋からのリーグ戦、さらにインカレにつながることを期待したい。またこの速攻に対し冷静にブロックにいった慶應義塾大の岩下の好プレーに改めて岩下の成長と慶應義塾大のチームとしての安定感を感じることができた。
 昨年の決勝戦と同じ組み合わせとなった3位決定戦。両チームともに決勝進出を逃したことでモチベーションの持ち方が難しい面もあっただろう。その中でもより勝利に対し強い気持ちを出すことができた青山学院大が後半に入って法政大を引き離して勝利した。スピード感ではどのチームにも勝ると思われる青山学院大だが、競った状況の中で個々の個人技でしのいでしまうことが多く見られた。下級生が多くコートに立っていた中で4年生の負担が大きかったようにも見えた。準々決勝までは昨年とは違う姿を見せた法政大だったが、準決勝と3位決定戦では力を出し切れたとは言い難い。コート上の選手の能力に少しずつ差がある中でチームとして機能するのにはもう少し時間がかかるのかもしれない。特に敗れた2試合ではディフェンス面でチームとしての動きが徹底できていなかった感がある。秋以降に期待したい。
 初のベスト8入りを果たした白鴎大は順位決定戦に連勝し5位に入った。アウトサイドの得点力が強みだが、4番ポジションであるキャプテンの千葉の献身的なプレーが光った。特に順位決定戦の2試合ではリバウンドやローポストからの果敢なプレーはもちろんのこと、ガード陣へのスクリーンを何度も繰り返し行いシューターが生きるプレーをみせた。チームとしての機能が十分でないこの時期に、こういう献身的にプレーをしチームに流れを持ち込む選手がいることは大きい。明治大はエースの金丸晃輔が不調の様子だったが、それでも金丸晃輔が得点王を獲得していることを考えると、秋以降に期待と不安の両方が残る結果となった。昨年は結果を出すことができなかった拓殖大だが、この春はベスト8に残ることができた。個々の選手が役割を把握してプレーをつないで粘り強さを出していたが、チームの核がまだ十分にできていない様子が見られた。小野が復帰しベスト8に入った中央大だが、チームとしてのフロアバランスが今ひとつの印象が残った。
 特に次につながる大会のないこの春のトーナメントは新チームとして状態を見るため、個々の選手の能力やこれからのチーム作りの課題を見つけるためという位置づけもあるだろう。秋のリーグ戦ではそれぞれにチームとしてより高められた姿をみせてもらいたい。
結果や試合の詳細などは 関東大学バスケットボール連盟

★Xリーグ
 日本社会人アメリカンフットボール・Xリーグの春の大会は東西に分けて行われる。東は関東でパールボウルトーナメント、西は関西でグリーンボウルトーナメントがそれぞれ開催。現在どちらも決勝戦を残すのみとなっている。
 先週の5月30日(土)は川崎球場でパールボウルトーナメントの準決勝2試合が行われた。2試合とも昨年と同じ顔合わせとなったが、昨年の覇者・鹿島はアサヒビールを相手に危なげない試合展開で大勝。今大会3試合を終わってまだ対戦相手にタッチダウンを許していない。激戦となったオービックvs富士通戦はオービックが逆転で富士通に勝利。オービックは対富士通戦2年ぶりの勝利となった。
 パールボウルトーナメント決勝となる第33回パールボウルは6月19日(金)19:00から東京ドームで行われる。また、アサヒ飲料vsパナソニック電工の第55回グリーンボウルトーナメント決勝は6月21日(日)に長居球技場で行われる。
日本社会人アメリカンフットボール Xリーグ 公式サイト

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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