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関東実業団リーグ戦 男子1部2次リーグの展望(上位)

 7月4日(土)で1次リーグが終了し、7月12日(日)から2次リーグに入る。今リーグ戦から1次リーグの成績は持ち越さず、最終順位は2次リーグの結果のみで決定していくこととなった。これにより優勝決定は最終日になり、最終日の最終戦が重要な試合となっくる。
 各チームの1次リーグの状況から2次リーグを展望していく。

下位リーグの展望は こちら

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関東実業団リーグ戦 結果
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<1次リーグの結果>
1位:横河電機
2位:日本無線
3位:新生紙パルプ商事
4位:曙ブレーキ工業

横河電機 7勝0敗 対上位リーグチームとの対戦3勝0敗
日本無線 6勝1敗 対上位リーグチームとの対戦2勝(新生紙パルプ商事、曙ブレーキ工業)1敗(横河電機)
新生紙パルプ商事 5勝2敗 対上位リーグチームとの対戦1勝(曙ブレーキ工業)2敗(横河電機、日本無線)
曙ブレーキ工業 4勝3敗 対上位リーグチームとの対戦0勝3敗

<全体の展望>
 上位リーグの中での1次リーグの結果も総合順位と同じ。この結果をみるとやはり横河電機がかなり優位に見える。対抗は日本無線。新生紙パルプ商事も力的には十分可能性がある。上位3チーム全てに1次リーグで敗れている曙ブレーキ工業は厳しい戦いとなりそう。

<チームごと展望>
横河電機
 序盤は少し不安定さを見せたものの、中盤から攻守に強さ発揮。「勝てる気がしない」と他のチームの選手たちからも言われている。「リーグが始まる前は不安がありましたが今は大丈夫です」と#19神崎がいう通りメンバーを入替えても多くきく崩れることはない。6連覇がかかっているが、勝ち続けることに対しても「自分たちはあまりそういうことを考えてはいないです」と言う。
 インサイドの強さは健在。ここに中盤から力を見せ始めた新人の#28能登が上手く絡んでいっている。アウトサイドが#17高木の不調が見られるが、その分#19神崎が好調で#16浦中も序盤の不調から立ち直り調子を上げている。#14梶原は1次リーグ通して安定している。PGは#19神崎と#8小納真樹がプレータイムをシェアーしながら、ゲーム展開によっては新人の#13梅田をコートに出し経験を積ませることができている。
 今リーグ戦では最後まで競る経験をほとんどしていない。2次リーグの試合で最後まで競る展開になった時、チームがどう対応していくかをみることができるか。
個人賞(ランキング) 1次リーグ終了時点での10位以内の選手
得点:#5笹(1位)、#20田ヶ谷(4位)
3ポイント:#17高木(3位)
リバウンド:#5笹(1位)、#20田ヶ谷(2位)
アシスト:#17高木(3位)、#19神崎(6位)

日本無線
 尻上がりにチーム状態が向上してきた。高さがないところを個々とチームでのディフェンス力で上手くカバーし相手の得点を抑えるというチームカラーは変わらない。ここに得点力もアップし、攻守にバランスの取れたチームとなっている。初戦では「まだまだです」と厳しいコメントだったキャプテン#15尾崎も1次リーグ終了時には「大分よくなってきています」と語った。
 横河電機に勝利するにはインサイドをいかに止めていけるかと、リバウンドが厳しい分シュート確率を挙げるオフェンスを展開していく必要があるだろう。#4福田侑、#13福田大の得点力は大きいが波もあり、チームとしてより確実なオフェンスを作っていくという意味で#6鈴木のゲームコントロールと#10樋渡の牽引力が重要となってくる。
 昨年のリーグ戦では1次リーグ2位ながら2次リーグで全敗し4位で終わった。「今年こそ」の気持ちは強いだろう。
個人賞(ランキング) 1次リーグ終了時点での10位以内の選手
得点:#4福田侑(7位)
3ポイント:#4福田侑(1位)、#13福田大(9位)
リバウンド:#15尾崎(9位)、#13福田大(10位)
アシスト:#6鈴木(2位)、#13福田大(4位)

新生紙パルプ商事
 シーズンイン直前にPG#16山本が怪我で離脱し、新人PG#7立花がゲームをコントロールしている。立花の能力は申し分ないが、まだ彼自身も他のメンバーもお互いに十分プレーを分かり合える状態にはなっておらず消化不良の感じがある。オフェンスの良い時と悪い時の差が激しく、それがディフェンスにも影響している部分もある。個々のポテンシャルもあり、チームとしての能力も十分有しているこのチームの本来の姿が見られるのは山本が完全復帰してからになるのだろうか。
 ディフェンス面では昨シーズンよく見られた走られる(速攻を出される)ケースは減っており、しっかりと走れるディフェンスができているといえるだろう。しかしオフェンスでは逆にスピードのある展開になかなか持ち込めていない現状がある。立花の速さとパス能力を生かすオフェンスがもっとできるようになれば、十分優勝も狙えるだろう。1次リーグ最終戦の横河電機戦は差がつく展開となったが、ハーフタイムに選手同士が積極的にプレーについて話をしていた。課題がある程度見えていることもあり、2次リーグではそれらを修正したゲーム展開を期待したい。
個人賞(ランキング) 1次リーグ終了時点での10位以内の選手
得点:#12高崎(5位)、#4近森(8位)
3ポイント:#4近森(4位)、#12高崎(6位)、#7立花(6位)
リバウンド:#11坂口(3位)、#15遠藤(4位)
アシスト:#7立花(1位)

曙ブレーキ工業
 今リーグ戦は昨年よりかなりいい状態で入ることができていたが、チームとしての体力面に厳しいところがありゲーム中盤から崩れる様子が見られていた。しかし第4戦の三井住友銀行戦でその崩れる状態を修正し、最後まで競る展開に盛り込んでの勝利からチームは勢いに乗った。
 オフェンスは#11チャールトンを中心に展開するが、「チャールだけになってしまうと相手がやりやすくなるからダメです。もっとチームで攻めないといけない」とチーム全体の意識はしっかりしている。高さはあまりないが身体を張ってゴール下を守る#21白川と#5石井のインサイドがチームを支え、献身的なフォワード陣がボールをつなぐスタイルが確立されてきている。
 上位3チームには1次リーグでは勝てていないが、その後のチームの勢いを上手く持っていければ結果は変わってくる可能性は十分あるだろう。最後まで個々もチームも集中と体力が切れないことが必要になる。
個人賞(ランキング) 1次リーグ終了時点での10以内の選手
得点:#11チャールトン(2位)
3ポイント:#11チャールトン(2位)
リバウンド:#21白川(6位)
アシスト:#4藤原(14位)※チーム最上位

取材・文 渡辺美香

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