関東実業団リーグ戦 男子1部2次リーグの展望(下位)
7月12日から始まる2次リーグは上位リーグ以上に熾烈な戦いとなる下位リーグ。5位は9月の全日本実業団競技大会の出場権が得られる予定だが、7位は入替戦、8位にいたっては自動降格という厳しい設定となっている。1つの勝敗が最終順位に大きく影響する2次リーグはどの試合も目が離せないものとなるだろう。
上位リーグの展望は こちら
関東実業団バスケットボール連盟
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関東実業団リーグ戦 結果
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<1次リーグの結果>
5位:三井住友銀行
6位:葵企業
7位:東京日産
8位:富士通
三井住友銀行 3勝4敗 対下位リーグチームとの対戦3勝0敗
葵企業 2勝5敗 対下位リーグチームとの対戦2勝(東京日産、富士通)1敗(三井住友銀行)
東京日産 1勝6敗 対下位リーグチームとの対戦1勝(富士通)2敗(三井住友銀行、葵企業)
富士通 0勝7敗 対下位リーグチームとの対戦0勝3敗
<全体の展望>
1次リーグの成績だけ見ると三井住友銀行が優位だが、葵企業もチーム状態が上がってきている。東京日産は波のあるチームだけに読みづらいが、この3チームが混戦になれば全日本実業団競技大会出場のかかる5位の座は全く分からない。富士通はまずは8位回避を狙いたいところ。1勝をあげることができるか。
<チームごとの展望>
三井住友銀行
序盤戦は好調なオフェンスを展開していたが、第4戦で曙ブレーキ工業との接戦を落として以降、上位との対戦ではチームとしてのまとまりに欠く時間が多くなってしまった。1次リーグの最終戦ではチームプレーの度合いは強まったが、決定力に欠き勢いに乗ることができなかった。平日は選手同士が顔を合わせることがほとんどなくリーグ戦中は練習もままならない中、チームのコミュニケーション不足も感じられたが、1次リーグ最終戦の試合後選手だけで話し合い時間を持ったという。
2次リーグでの不安要素も気持ちの面だろう。1次リーグで下位の他3チームに全て勝っていることもあり、気持ちのゆるみが出てくる可能性もある。初戦が1次リーグで接戦となった富士通戦となるが、ここできっちりと勝利できれば勢いに乗ることも予想される。
個人賞(ランキング) 1次リーグ終了時点での10位以内の選手
得点:#31佐藤(6位)、#92小松(9位)
3ポイント:#16鈴木(9位)
リバウンド:#92小松(5位)、#34木村(7位)
アシスト:#81清水(9位)、#92小松(10位)
葵企業
昨シーズン同様連敗スタートとなったがチームの雰囲気は悪くない状態が維持できていた。第3戦以降チームの中心である#15永田が怪我で出場できない試合が続いたが、その中で永田に頼らないプレーが個々の選手にもチームにも培われてきた。本調子とは言い切れないだろうが永田が復帰し、さらに他のメンバーもこれまでのように力を出せれば5位に入ることも十分可能だろう。
永田が中心なのは変わらないが、得点力のある#21篠原と、つなぎに徹しながらも要所で得点も取っていく#6柳沢と#14松岡の存在は大きい。特に松岡は永田との合わせも最もいいだけにこの3試合での松岡のプレーは重要になってくるだろう。6年目の#5桐越のプレーも安定し#4山口と2人でゲームをコントロールできるのは強みだろう。
これまでリーグ戦ではなかなか力を出し切れてこなかったが、全日本実業団競技大会の出場権を獲得するためチームの士気は高まっている。
個人賞(ランキング) 1次リーグ終了時点での10位以内の選手
得点:#21篠原(3位)
3ポイント:#21篠原(4位)
リバウンド:#13上原(11位)※チーム最上位
アシスト:#6柳沢(10位)
東京日産
チームとしてのまとまりがなかなか見えてこない今リーグ戦。チームキャプテンであった#4嶋津がチーム事情からコーチとしてベンチに入り、チームキャプテンは#14三原が引き継いだ。リーグ初戦で#13神崎が怪我をしその後出場していない。試合に出るメンバーは昨シーズンより増えているもののチームの核となる部分が作れていない感がある。新人の#9高木も徐々に力を出してきておりチームとしてまとまれば怖い存在になるだろう。昨年全日本実業団競技大会出場から全日本社会人選手権4位の成績につなげた経験を生かしていきたいところ。
個人賞(ランキング) 1次リーグ終了時点での10位以内の選手
得点:#14三原(12位)※チーム最上位
3ポイント:#14三原(21位)※チーム最上位
リバウンド:#15眞部(8位)
アシスト:#10上原(14位)
富士通
今シーズンが初の1部となる富士通だが、ここまで全敗と厳しいリーグ戦となっている。1部の各チームが富士通のことをよく分からないまま戦う前半戦が1つのポイントとなっていたが、上位との対戦でもあり勝利に結びつけることができなかった。その後の下位との対戦はチームの情報も相手チームに入り、なかなかオフェンスを組み立てられなくなり、さらに連戦となるリーグを戦い続ける体力が保てていない様子が随所に見られ、プレーが淡白になる時間が増えてきている。1次リーグの成績は2次リーグには持ち越さないことを上手く活かし、切り替えて臨みたいところ。
個人賞(ランキング) 1次リーグ終了時点での10位以内の選手
得点:#18阿部(10位)
3ポイント:#18阿部(6位)
リバウンド:#10成田(16位)※チーム最上位
アシスト:#5岩永(5位)、#4知念(7位)
取材・文 渡辺美香
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