スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.32
先週末行われた国体関東予選大会を成年男子を中心にレポート。
目次
☆新潟国体関東ブロック予選
☆東京都実業団選手権
☆新潟国体成年男子
★新潟国体関東ブロック予選
8月22・23日の2日間、千葉県の船橋市総合体育館で新潟国体の関東ブロック大会が行われた。今年度は成年女子が予選なしの全権出場となり、予選は成年男子と少年男女の3カテゴリーとなった。山梨県を含む8都県中1チームのみが本国体に進めるという狭き門を争う戦いとなった。
成年男子は茨城県がJBL2・日立電線が単独チームで出場、それ以外の都県は選抜チームとなった。1回戦は接戦が多かったが、埼玉県が群馬県に、茨城県が栃木県に競り勝った。
現在本国体2連覇中の千葉県は来年の千葉国体に向けて着実にチームを作っていた。1回戦で千葉県と対戦した東京都は実業団からの選抜チーム。リーグ戦終了後からの本格始動となり、準備期間は1カ月もなかった東京都選抜だが、個々の選手同士をよく知っているだけにチームとしてのまとまりは早かった。しかし序盤は硬さもあり東京都はなかなか思うようなプレーができなかった。対する千葉県はPGの高橋が速さを生かし東京都のディフェンスを崩し、インサイドの黒田が強さを発揮、ペースを握る。第2Pに入って両チームともに選手を入れ替えていくと徐々に東京都がリズムをつかみ始める。中盤以降、東京都は何度か逆転するがすぐに千葉県がひっくり返しリードを守り、最後は残り時間を千葉県がコントロールして逃げ切った。
神奈川県は元JBL・東芝の折腹を中心にまとまりを見せ、山梨県を寄せ付けず1回戦を突破した。
準決勝は埼玉県vs茨城県、千葉県vs神奈川県の顔合わせとなった。ロースコアの展開となった埼玉県vs茨城県戦は第1P埼玉県のシュートが決まらずわずかに2得点にとどまり茨城県がリードするが、埼玉県が調子を戻した第2P以降、流れは埼玉県に傾く。茨城県はオフェンスのリズムが崩れフリーが作れずシュートが決まらない。勢いの出た埼玉県が第2P中盤に逆転するとそのままリードを守り勝利した。
千葉県vs神奈川県戦は序盤、神奈川県に勢いがあったが千葉県もリードを許さずどちらも一歩も引かない展開となる。しかし第2P中盤、千葉県が速い展開から連続で3ポイントシュートを決めリードを奪うと、そのままじりじりと差を広げていく。試合のリズムを握った千葉県に対し打開策が見つけられない神奈川県はチームのリズムも崩れオフェンスがつながらなくなる。最後まで試合のペースをコントロールした千葉県がそのまま勝利し、決勝に進んだ。
埼玉県vs千葉県となった決勝は千葉県が序盤から試合のペースを握り一度もリードを譲ることなく勝利した。
「今はまだいろいろ試している状態ですね。来年の千葉国体に向けてもうちょっとチームをしっかり作っていかないといけないです」と試合後千葉県の岡村は語った。この大会での3試合はすべてスタートメンバーが異なり、オフェンスのパターンも様々だったことからもその試みが伺えた。
少年男子は準決勝の埼玉県vs神奈川県が激戦となった。中盤から勢いの出た埼玉県がリードし一時は10点以上の点差をつける。しかし第4Pに入って神奈川県がゾーンプレスディフェンスを始めると埼玉県のオフェンスが崩れる。ターンオーバーを誘うとそのまま速攻で攻めるなどで神奈川県が追いつくと、残り2分を切って逆転する。最後までディフェンスで走り続けた神奈川県がそのまま逃げ切り勝利した。
決勝戦もリードが何度も入れ替わる接戦となった。最後まで勝敗の行方が分からない展開のまま残り1分を切ってもどちらも一歩も譲らない。千葉県がリードで残り10秒、神奈川県が同点に追いつく。そこで千葉県がタイムアウトを取りセンターラインからのスローインとなるが、ここで激しいあたりの神奈川県に対し外目にボールを動かしていた千葉県だったが、終了間際千葉県の森山が3ポイントラインからかなり離れたところから思い切りよく放った3ポイントシュートが決まり、残り0.7秒で千葉県が3点リードとなった。神奈川県は最後のオフェンスでなんとかシュートを放つが届かず、千葉県が勝利した。
少年女子は東京都が神奈川県を寄せ付けず優勝した。
来年の千葉国体に向けての取り組みもあり、千葉県には学生たちの大声援があり、ホームコートアドバンテージも後押ししての成年・少年男子の優勝となった。
第64回 国民体育大会関東ブロック大会 バスケットボール競技(千葉県バスケットボール協会)
スポーツのミカタ内 新潟国体関東ブロック予選 結果
★成年男子国体予選
8月23日で9ブロックすべての本国体出場チームが決定した。出場12チームは次の通り。
北海道:札幌選抜
東北:山形県、秋田県
関東:千葉県
北信越:石川県
東海:静岡県
近畿:京都府
中国:山口県
四国:高知県
九州:福岡県、宮崎県
開催県:新潟県
3連覇を狙う千葉県に対し、開催県で強化も進んでいる新潟県、東北で優勝した山形県などが連覇阻止に挑む形となるか。
新潟国体バスケットボール競技成年男子は10月2日から5日まで新潟県佐渡市で行われる。
★東京都実業団選手権
関東実業団バスケットボール選手権の予選も兼ねる東京都実業団バスケットボール選手権が8月22日にスタートした。初日、2日目はリーグ戦3部から5部までのチームが対戦した。
今週末は30日の4試合のみだが、リーグ戦でともに2部昇格を決めた大塚商会東京と東京トヨペットの対戦がある。ここで敗れた方が関東実業団選手権の出場はなくなる。
東京都実業団バスケットボール連盟
取材・編集・作成 渡辺美香
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