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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.39

 トップに今週末開幕のJBL2を紹介。12日に終了した東京都実業団選手権の3日間のレポートを掲載。

目次
☆JBL2
☆東京都実業団選手権
☆関東大学リーグ戦
☆JBL

★JBL2
 JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構が10月17日に開幕する。昨シーズンは豊田通商がプレーオフも含め16戦全勝で優勝。今シーズン、豊田通商の連勝を止めるチームは現れるか。
 各チーム新人が加入しているが、今シーズンはレノヴァを除く7チームに関東大学からの新人が入っている。これまで東海や北陸のチームは関東からの補強は少なかったが、選手たちの意識の変化もあり積極的に関東からの選手補強を行うようになった。逆に昨年のような元JBL選手の加入は今シーズンはない。新卒の新人はどこまで即戦力として機能するか予測が難しい。今シーズンから3回戦制となり、さらに昨年のような変則スケジュールではなくほぼ毎週末試合が行われることもあり、体力面なども考えると少しでも多くの選手が使えることが望ましいだろう。
 不況の最中、チームの維持、遠征費など大変な部分も多いが、JBLに比べて入場料も少なく(もしくは無料)、地元の人々が観戦しやすいこともあり、より地域に密着したバスケットボールの普及にも貢献を期待したい。
<第1週の予定>
10月17日(土)
会場:大森スポーツセンター(東京都) 入場1000円(中学生500円)
16:00 黒田電気ブリットスピリッツ vs 豊田合成スコーピオンズ
10月18日(日)
会場:千種スポーツセンター(愛知県) 入場無料
12:30 豊田通商ファイティングイーグルス vs ビッグブルー東京
14:30 アイシン・エイ・ダブリュ アレイオンズ安城 vs 日立電線ブルドッグス
会場:小松運動公園末広体育館(石川県) ブルースパークスサポーター会員(当日入会可、入会1000円)
石川ブルースパークス vs レノヴァ鹿児島
 第1週は昨年優勝の豊田通商と2位のアイシン・エイ・ダブリュが同じ会場で試合を行う(入場無料)。東京都では地元の黒田電気が豊田合成を迎えてオープニングゲームを行う。石川も地元でレノヴァと対戦。ホームゲーム色を強く打ち出したいリーグ初戦。好ゲームを見せてもらいたい。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

★東京都実業団選手権
 10月12日(日)、東京都実業団バスケットボール選手権が終了した。
最終結果はこちら
 10日(土)の準々決勝は4試合中3試合までは大差でリーグ上位のチームが勝利したが、最終試合の新生紙パルプ商事vs葵企業戦は最後までもつれる展開となった。リーグ戦では7位に終わった葵企業だが、この大会はここ2年3位に入り好成績を残している。対する新生紙パルプ商事もこれまで5年連続、さらに第2回大会以外の6回ベスト4入りし、優勝も2回と確実に結果を出している(大倉三幸を含む)。どちらも譲れない対戦となったが、粘り強く流れをキープし要所で確実に得点した新生紙パルプ商事が勝利した。敗れた葵企業は東京都6位となり、関東実業団バスケットボール選手権で厳しいブロックに入ることが予想されたが(※)、「やるしかないです」と#4山口は改めて決意を口にした。(※東京都6位は関東実業団選手権準々決勝で東京都1位と対戦する。)
 翌11日(日)は準決勝が行われた。この大会を主力(#5笹、#14梶原、#16浦中、#17高木、#19神崎、#20田ヶ谷)なしでベンチメンバーのみで戦う方針で臨んでいた横河電機。社会人選手権も近いこともあり試合経過によっては主力も出したいと試合前奥山監督は語っていたが、試合は思わぬ展開となった。前半横河電機が#28能登のインサイドで順調に得点を重ねリードを奪うが、後半に入って三井住友銀行が#92小松を中心にディフェンスを厳しくするとオフェンスでも速い展開からのアウトサイドシュートが効率よく決まり一気に追いつき逆転する。ここでなんとか粘りたい横河電機だったが、#28能登の単発の得点のみとなりチームのリズムが作れない。第4Pに入りトランジションも出るようになった三井住友銀行の勢いは止まらず、開始から4分足らずで14点のリードを広げる。チームのリズムも試合の流れも変えることの出来なくなった横河電機はそのままのメンバーで最後まですすめ、三井住友銀行が勝利し初のベスト4入りを果たした。次の新生紙パルプ商事vs日本無線戦は序盤新生紙パルプ商事のシュートが好調に決まり大きくリードする展開となる。前半で20点差となるが、後半に入ってリズムを戻した日本無線が追い上げを見せる。開始から4分間で20点差を7点差にまで詰められた新生紙パルプ商事だったが、ディフェンスを締めると日本無線のリズムを崩しリードを広げる。そのまま流れは変わらず新生紙パルプ商事が3年連続の決勝に進んだ。
 3日連続となる12日(月・祝)は代々木第2体育館で男女3位決定戦と男女決勝戦が行われた。
 3位決定戦もスタートは10・11日と同様のメンバーで臨んだ横河電機。関東実業団で常にベスト4以上に入る日本無線は横河電機のベンチメンバーを寄せ付けず前半で14点のリードとなる。横河電機は第3Pから本来のスタートメンバー(#5笹、#16浦中、#17高木、#19神崎、#20田ヶ谷)をコートに。しかし序盤は試合途中からということと全日本実業団競技大会決勝以来の公式ゲームということもあり精彩を欠きリズムに乗れない。第3P開始から4分を過ぎ、#20田ヶ谷がゴール下でバスケットカウントを取ると徐々にインサイドが機能し、トランジションが出始める。じりじりと追い上げを始めた横河電機は第4P残り5分半で同点に追いつく。しかしここで意地を見せたのは日本無線だった。ディフェンスの戻りを早くし横河電機のトランジションを止めリードを許さず、横河電機のリズムを崩していく。残り3分を切ってわずかに日本無線がリードすると、そのリードを守り切り日本無線が逃げ切った。「試合的には負けですけどね」と試合後日本無線#6鈴木は苦笑いで言ったが「でも最終的には勝てたのでよかったです」とほっとした表情を見せた。
 初の決勝となる三井住友銀行と3年連続の決勝で2連覇を狙う新生紙パルプ商事の対戦は序盤勢いに乗る三井住友銀行が一気に新生紙パルプ商事を引き離す。リズムが悪くシュートが決まらない新生紙パルプ商事は第1Pわずかに8得点に終わる。第3Pには1点差まで詰められるも、三井住友銀行の集中が切れることなく、新生紙パルプ商事の追い上げをしのぎチーム初の大会優勝を果たした。『3年以内には何かの大会に優勝する』という公約をチーム関係者としていたという#92小松は「なんとか達成できました」と胸をなでおろした。北郷コーチ、#4菊池(キャプテン)はともに「若いチームですから優勝という経験はとても大きいです」と語る。
 三井住友銀行vs丸紅の対戦となった女子決勝は終始丸紅が三井住友銀行を追う展開となったが、第4Pに入って丸紅が追いつくとその勢いのままに逆転。丸紅はわずかなリードを守り切り3年ぶり5回目の優勝を決めた。これまで過去4回の優勝は全て対戦相手がクラヤ三星堂であり、三井住友銀行との決勝は過去2回ともに敗れて2位に終わっていた。また選手の家族に不幸があり喪章をユニフォームにつけて臨んだ丸紅メンバー。勝利の瞬間涙を見せる選手もいた。
 この大会で男子は上位21チーム、女子は11チームが10月24日から始まる関東実業団バスケットボール選手権に進む。シード8チームの初戦は11月8日(日)となる。
東京都実業団バスケットボール連盟
関東実業団バスケットボール連盟

★関東大学リーグ戦
 後半戦に入る1部は第4週で青山学院大と法政大が星を分け、さらに東海大も中央大に1つ落とし優勝争いから一歩後退した。日本大は筑波大に連勝、慶應義塾大も専修大に2戦目はあわやという接戦となったが2連勝し、ともに2敗を守っている。第5週の今週末は6勝2敗の日本大と5勝3敗の青山学院大が対戦する。優勝に向けて一つも落としたくない両チームの対戦は熱戦が予想される。また青山学院大、東海大からそれぞれ1勝を挙げている中央大が6勝2敗とトップの慶應義塾大と対戦。
 第5週を迎えた2部は1部昇格ラインである2位を争う拓殖大が白鴎大に敗れ一歩後退。これによりここまで10戦全勝の明治大の残り2週を残して2位以上、1部昇格が決まった。2部の注目は1部昇格ラインの2位とインカレ出場ラインである4位の争いとなる。4位争いは第5週で白鴎大が拓殖大から1勝を挙げたことであとを追う順天堂大、国士舘大を引き離した。2位争いの早稲田大と拓殖大は現在早稲田大が星一つリードしているが、今週末(第6週)の直接対決の結果次第でここの優劣に変化が出るか。
関東大学バスケットボール連盟

★JBL
 第2週を終えたJBL-日本バスケットボールリーグ。アイシンシーホースが4連勝でトップ。それをリンク栃木ブレックス、東芝ブレイブサンダースが3勝1敗で追っている。第1週で連敗したチームも第2週では星を分けあい、これですべてのチームが1勝以上を挙げたことにある。
 第3週は8試合中2試合が本日16日(金)開催。代々木第2体育館ではトヨタ自動車vs三菱電機戦が19時スタートで行われる。
JBL-日本バスケットボールリーグ

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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