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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.45

 先週末最終日を迎えた関東実業団選手権を中心に、1回戦を終了したJBL2とオールジャパン予選、JBLの戦況について掲載。

目次
☆関東実業団選手権
☆JBL2
☆オールジャパン予選
☆JBL

★関東実業団選手権
 11月22日(日)に最終日を迎えた関東実業団バスケットボール選手権。男女ともに決勝戦は昨年と同じ顔合わせとなり、男子は横河電機、女子は三井住友銀行のそれぞれ3連覇という結果で終了した。
 11月21日(土)は神奈川県の平塚市総合体育館で男女準決勝と男女順位決定戦が行われた。
 男子の準決勝はほぼ通常のメンバーで臨んだ横河電機に三井住友銀行が善戦を見せたが、最後は力の差を見せ横河電機が勝利。日本無線vs新生紙パルプ商事戦は日本無線が集中したプレーを見せ新生紙パルプ商事に勝利し、2年連続の決勝に駒をすすめた。
 全日本実業団選手権の出場チームを決定する順位決定戦では東京電力がメディセオ(クラヤ三星堂)に勝利し9位で全国を決めた。昨年は全実出場を果たしている三井住友海上はプレス工業に敗れた。初の全日本実業団選手権出場を獲得したプレス工業。「以前は全国を狙えるようなチームではなかった」と#14瀬戸(コーチ兼選手)は振り返る。昨年も順位決定戦2回戦まで進んだが惜しいところで敗れた。「今年は上のチームとの練習試合も行い、ディフェンスを意識してやってきた」という強化が結果につながった。「今のうちの力では全国では厳しい戦いになるだろうと思っています。折角出場できるのですから、次につながる試合をしていきたいです」と全実への意欲を語った。
 最終日は男女3位決定戦と決勝が行われた。3位決定戦では新生紙パルプ商事が「昨日の試合はベンチの雰囲気が良くなかったです。若いメンバーが出ているし、うちは人数が少ないのでベンチから盛り上げることが必要なのにそれができていなかった。今日はスタートから意識しました」と#4近森が言うように試合序盤から集中したプレーを見せ三井住友銀行を退け3位に入った。
 男子決勝戦は昨年と同じ組み合わせとなったが、高さで不利な日本無線が#10樋渡の好ディフェンスと絶妙のタイミングでのダブルチームで横河電機のオフェンスの要であるインサイドを止めるが、横河電機はアウトサイドで確実に点を取っていく。序盤は一進一退の攻防となるが、横河電機がリバウンドを取り始めると徐々に流れは横河電機に傾き、日本無線は終始追う展開となる。集中を切らさない横河電機は日本無線に追い上げを許さず勝利、3連覇を決めた。男子MVPの高木(横河電機#17)は「昨日(21日)いなかったのに(賞を)もらって申し訳ないです」と苦笑い。「以前の自分はシュートが入らないと全てがダメになっていましたが、今はシュートがダメでも他の部分でチームに貢献できるようになったかなと思います。ようやく大人になりました」
 女子は東京都実業団選手権と同じ顔合わせとなったが、東京都実業団選手権で逆転で敗れた三井住友銀行が最後まで集中したプレーで丸紅を圧倒し、3年連続4回目の優勝を決めた。
 この大会での男子上位10チーム、女子上位6チームが2010年2月5~8日まで長崎県長崎市で行われる第42回高松宮記念杯全日本実業団バスケットボール選手権に出場する。
関東実業団バスケットボール連盟
スポーツのミカタ:関東実業団選手権2009

★JBL2
 全3回戦のうちの1回戦が終了となる第6・7週が先週末の3連休中に行われた。
 ここまで全勝の豊田通商はこの2連戦も連勝し、7勝0敗と昨シーズンから負けなしで1回戦を終了した。同じくここまで全勝だった石川はここにきて2連敗。アイシン・エイ・ダブリュは2連勝で5勝2敗と石川と並び、さらに直接対決での勝利により2位に浮上した。オールジャパン出場を争う日立電線vs黒田電気戦は日立電線が接戦を勝利し、1回戦終了時での4位を決めた。黒田電気は2連戦を1勝1敗、。豊田合成は2連敗で2年連続のオールジャパン出場はならなかった。レノヴァがビッグブルーに勝利し、これで全てのチームに白星がついた。
 2回戦に入る第8週は第1週と同じ顔合わせだが、初戦であった第1週とはチーム状況が変わっていることもあり、同じ結果にはならない可能性が高い。日立電線vsアイシン・エイ・ダブリュ戦は第1週では日立電線が勝利したが、第8週はどうなるか。また、第6・7週を連敗で終えた石川は第7週で1勝を挙げ勢いに乗るレノヴァと対戦。立て直しはできているか。全てのチームが一巡しお互いの状況が分かってきたところでの2回戦。昨年までだとこの2回戦の各7試合でレギュラーシーズンが終了していたが、今シーズンから3回戦制となっている。2回戦の戦い方も変わってくるか。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

★オールジャパン予選
 2010年1月1日から始まる第85回天皇杯・第76回皇后杯全日本総合バスケットボール選手権(オールジャパン)の出場チームが着々と決定してきている。
 先週末は地方ブロックの予選大会は行われなかったが、JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)から出場する4チームが推薦順位も含め決定した。1位は7戦全勝の豊田通商、第6・7週で連勝し2位に躍進したアイシン・エイ・ダブリュ、逆に第6・7週で連敗となった石川は3位に。残り1枠は日立電線が第7戦を接戦で勝利し4位でのオールジャパン出場を決めた。
 今週末は北海道と関東の総合選手権(ブロック予選)が行われる。本日11月27日からスタートする北海道はここ数年実業団(宮田自動車もしくは札幌市役所)の独壇場となっているが、それを破るチームは現れるか。関東は昨年関東総合で優勝した千葉バジャーズ(オールジャパンは不出場)が千葉県大会で敗退し、JBLやJBL2でもオールジャパン出場経験のある岡村がいる柏リーブスが関東総合に進んだ。昨年オールジャパンに出場し3回戦まで進んだ横浜ギガスピリッツ、昨年決勝で敗れた葛飾バックボーン、2回戦で千葉バジャーズと接戦を見せた曙ブレーキ工業などが出場する。また、来シーズンからJBL2入りが決まっているブレックスバスケットボールクラブ、社会人選手権で優勝した横河電機を1回戦で接戦に追い込んだALSOK GUNMA CLUBと強豪が集う。
 その他、WJBL・W1から出場する4チームも今週末の試合で決定する。
スポーツのミカタ:AJ予選2009

★JBL
 2回戦に入ったJBL(日本バスケットボールリーグ)の第8週。アイシンシーホースvs三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ戦とパナソニックトライアンズvsレラカムイ北海道戦はそれぞれ上位のアイシンシーホースとパナソニックトライアンズが連勝した。ここまでまだ1勝しかしていない三菱電機ダイヤモンドドルフィンズはアイシンシーホースとの第2戦(11月23日)を延長戦まで持ち込んだが、わずかに3点差で敗れた。この2チームの連敗により1~6位までと7・8位の差はより開いたこととなった。また、上位4チームは13勝3敗のアイシンシーホースを11勝5敗の東芝ブレイブサンダース、10勝6敗のリンク栃木ブレックスとパナソニックトライアンズの3チームが追う展開となっている。なかなか連勝ができないトヨタ自動車アルバルクと日立サンロッカーズは8勝8敗と少し差が開いてきている。
JBL-日本バスケットボールリーグ

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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