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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.49

 2009年の最終週の試合を行ったJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)と、12月19日に行われた関東実業団・関東大学オールスター戦の様子、JBLの状況などを掲載。

目次
☆JBL2
☆関東実業団・関東大学オールスター戦
☆JBL
☆オールジャパン2010

★JBL2
 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)の2009年最終週となる第11週の4試合が、12月19・20日に行われた。1位の豊田通商は怪我で離脱のライアン・ウィリアムスに替わり新規登録されたコートニー・ウィリアムスが初の試合出場。ベンチ入りの16人全員が出場、全員得点で日立電線に快勝し前半戦を11戦全勝で終えた。ここまで8勝2敗で2位だったアイシン・エイ・ダブリュはレノヴァに延長の末敗れ、同じ8勝2敗だった石川が黒田電気との接戦を勝利し、この2チームの順位が逆転した。怪我人が多く厳しいシーズンとなっている豊田合成はビッグブルーとの接戦を逃げ切り3勝目を挙げた。
 これで2009年の試合は終了となり、上位4チームは2010年1月1日から始まるオールジャパンに出場。下位の4チームは2010年1月16・17日の第12週まで約1ヶ月試合間隔が開くこととなる。このオールジャパンでの休止期間にチーム状態などが変化することもあり、いかにこの期間をすごし、いい形で後半戦に入れるかが重要になってくるだろう。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

★関東実業団・関東大学オールスター戦
 12月19日(土)、東京都の明治学院大白金キャンパスで第12回関東実業団・関東大学バスケットボールオールスター対抗戦が行われた。この大会は本来関東実業団のリクルートを含めた顔合わせ的な形で始められた。ここ2年は4年生はほどんと出場せず、3年生以下が中心になっている。昨年は実業団男子が7年ぶりの勝利を挙げた。
 男子は今大会は当初の予定されていた日程が変更になった関係で、実業団では新生紙パルプ商事の選手の参加ができなくなったが、その他のメンバーは1部の主力ばかりが集まった。大学は1部・2部から3年生以下の選手が選ばれている。試合は第1P大学が20-9と大きくリードするが、その後メンバーの入れ替えなどでリズムが変わり実業団が徐々に追い上げる。第3Pで実業団が逆転する。なかなか点差を開けない実業団だったが、インサイドが機能し6点差までリードを広げる。ここで残り1分から大学が連続得点を決め一気に追い上げる。実業団も粘りを見せ、残り36秒からの1点リードを守る。しかし残り3秒を切って最後のシュートにかけた大学#13熊澤(日本大)のシュートは外れるも、大学#36本井(筑波大)がゴール下で競り勝ったリバウンドからそのままシュートを決め逆転。実業団はタイムアウトを取ってセンターラインからのスローインをなんとかシュートまで持ち込むも決まらず。大学が1点差で勝利した。優秀選手賞は熊澤(日本大)が、敢闘賞は田ヶ谷(横河電機)が受賞した。決勝のシュートを決めた本井(筑波大)は「とにかくリバウンドを取ることだけを考えていました」と決勝のシュートを決めた瞬間を語った。逆に本井とゴール下でリバウンドを争った眞部(東京日産)は試合後「自分のせいですよね」と悔しいさを滲ませた。実業団にOBの福田大佑・侑介の兄弟(ともに日本無線)がいる法政大の鈴木は試合開始から実業団側のベンチから声が飛んでいたが、「もう慣れてますから」と苦笑い。優秀選手賞を獲得した熊澤(日本大)とマッチアップした日本大OB篠原(葵企業)は「結構やられちゃいました。でも楽しかったです」と笑顔だった。
 女子は実業団は1~3位の3チームからのみの選抜となった。前半は大学が大きく引き離すも、後半実業団がコート上の5人を単独チームのメンバーにするとチームプレーが冴え、一気に追い上げる。しかし実業団はあと一歩を追いつくことができず、大学がわずかに2点差で勝利した。優秀選手賞は佐藤(拓殖大)、敢闘賞は益田(三井住友銀行)が獲得した。
 ハーフタイムでは恒例の3ポイントコンテスト(女子)とダンクコンテスト(男子)が行われた。3ポイントコンテストは実業団の出水(丸紅)が2位以下に大差をつけて優勝。ダンクコンテストは大学の熊澤(日本大)と田村(明治大)の同点決勝となり、そこでしっかりとダンクシュートを決めた熊澤が優勝した。
 今大会はこれまでの会場と違って大学の体育館を使用。観客はフロア内に並べられた椅子での観戦となった。チームや選手の関係者も含め会場は満員となり、男女ともに接戦となった試合を盛り上げた。
関東実業団バスケットボール連盟
関東大学バスケットボール連盟

★JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は12月18~20日に2009年最終戦となる第10週の8試合を行った。
 東アジア競技大会のための中断後初のゲームとなったが、18日の日立サンロッカーズvsレラカムイ北海道戦はレラカムイ北海道が終始リードする展開。終盤になってようやくリズムが出てきた日立サンロッカーズが追い上げるもレラカムイ北海道も意地を見せ、わずかに3点差でレラカムイ北海道が勝利した。日立サンロッカーズは日本代表に選手のみならずHCも入っており、休止期間中にHC不在となっていたことも影響している可能性もある。翌19日は日立が圧勝した。現在1位のアイシンシーホースはリンク栃木ブレックスに2連勝。パナソニックトライアンズも東芝ブレイブサンダースに連勝した。現在まだ2勝しか挙げられていない三菱電機ダイヤモンドドルフィンズはトヨタ自動車アルバルクに連敗、勝ち星を増やすことはできなかった。
 12月23日には北海道でオールスター戦が行われた。132-120とオールスターらしい大味なゲームでEASTが勝利した。
 この後JBLは2010年1月1日から始まる全日本総合選手権(オールジャパン)に全チームが出場する。JBLの8チームは3回戦(1月3日)から登場となる。そしてレギュラーシーズンはオールジャパンが終了した翌週の2010年1月16日から再開となる。
JBL-日本バスケットボールリーグ

★オールジャパン2010
 2010年1月1日から第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会が東京体育館でスタートする。1月1日は男女1回戦のそれぞれ8試合、翌2日は男女2回戦のそれぞれ8試合、次の3日は男女3回戦のそれぞれ8試合が連日東京体育館で行われることとなる。
 男子の初日はJBL2が3・4位の2チーム、大学が6~8位の3チーム、社会人の2チーム、高校選手権の1チーム、それと関東を除く地方8チームの16チームが登場し1回戦突破を争うとことなる。
オールジャパン2010/第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
スポーツのミカタ:全日本総合選手権2010
※男子1回戦の展望など30日に掲載予定

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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