スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.2
オールジャパンが終了し、今週末からJBL、JBL2は再開。今号ではJBL2の後半戦の見どころを中心に、3週間後に迫った全日本実業団選手権に向けての関東実業団の強化試合などを紹介します。
☆JBL2
オールジャパンを挟むおよそ1ヶ月の休止期間を経て、今週末1月16日からレギュラーシーズンが再開される。オールジャパンに出場した4チーム以外の下位の4チームは1ヶ月のオフとなった。
前半戦は全21週中11週までが行われた。現在の順位は下記の通り。
1位:豊田通商ファイティングイーグルス 11勝0敗
2位:石川ブルースパークス 9勝2敗
3位:アイシン・エイ・ダブリュ アレイオンズ安城 8勝3敗
4位:日立電線ブルドッグス 5勝6敗
5位:黒田電気ブリットスピリッツ 4勝7敗
6位:レノヴァ鹿児島 3勝8敗
7位:豊田合成スコーピオンズ 3勝8敗
8位:ビッグブルー東京 1勝10敗
1位の豊田通商は昨シーズンもプレーオフを含め16戦全勝で、現在27連勝となっている。オールジャパンでもJBL・東芝ブレイブサンダースに肉薄するゲームを見せた。後半戦の見どころの一つとしてこのチームに土をつけるチームが現れるかということが挙げられる。前半戦はもたつく試合も多かったが、プレーオフ、さらに優勝が見えてくる後半戦の戦い方は違ってくるだろう。
2位の石川はリーグ戦を通してチーム状態が上がっている。今シーズンはまだ豊田通商とアイシン・エイ・ダブリュ以外には黒星はなく、接戦はほぼ勝利している。後半戦も順調に勝ち星を重ね、昨年逃したプレーオフ進出を早めに決めたいという思いは強い。
3位のアイシン・エイ・ダブリュは今シーズン今一つチームの状態が安定していない。前半戦の最終戦であるレノヴァ戦を延長の末落とし、オールジャパンでも拓殖大にギリギリで勝利、JBL・日立サンロッカーズには力を出し切れず大差で敗れた。本来力のあるチームだけに後半戦どう立て直してくるかが興味深い。
4位の日立電線は昨シーズンに比べ戦力が上がっているが、試合には波が大きい。前半戦は接戦を落とすことも多かった。#5姿が復帰したことで後半戦の巻き返しに期待できる。
5位の黒田電気は昨年に比べると攻撃力がアップし勝ちゲームに持ち込む形はできてきている。しかしまだチームとしてのプレーの幅が狭い部分があり、接戦を勝ちきることが難しい。
6位のレノヴァ鹿児島は前半戦の序盤は怪我人も多く勝ち星がなかなか挙げられなかったが、前半戦終盤は豊田合成、アイシン・エイ・ダブリュにも勝利し6位に浮上。勝てなかった前半戦序盤も上位チームと接戦もあり、後半戦はキーとなるチームかもしれない。
7位の豊田合成は第2週でエースの#11大原を怪我で欠く前半戦となった。その中でも3勝は挙げられているが、大原のほかにも怪我人が多く、メンバーのやりくりが難しい。後半戦では大原の復帰も見込まれており、チームがどう変わるかが見どころだろう。
8位のビッグブルーは現在1勝のみ。昨シーズンに比べると惜しい試合が多く、前半戦の終盤には外国人選手が加入、インサイドに柱ができたことで攻守にプレーの幅は広がっている。オールジャパンの休止期間をどのように過ごしたかで後半戦の入り方が変わってくるが、後半戦初戦が唯一白星を挙げている日立電線だけに気合は入るだろう。
今週末は16日(土)に1試合、その他の3試合は17日(日)に行われる。16日の日立電線vsビッグブルーの対戦は青森県八戸市で初のJBL2開催となる。日立電線のチームキャプテンである#7中村は八戸出身。「地元の小中学生にいい試合を見せて、お世話になった方々に少しでも恩返しがしたい」と意気込みを語る。
そして17日(日)は現在1位の豊田通商と3位のアイシン・エイ・ダブリュの対戦がある。オールジャパンでは明暗を分けた2チームだが、アイシン・エイ・ダブリュがどこまで修正出来ているかによっては好ゲームが期待できる。また同日同会場で豊田合成vs石川戦も行われる。「豊田合成も大原が復帰するかもしれないと聞いているので気を引き締めてかからないといけない」と石川・木下HCは警戒している。調子を上げているレノヴァはホームで黒田電気と対戦。レノヴァが9点差以上で勝利した場合順位が入れ替わる。プレーオフ戦線に残るためにも両チームとも絶対取りたいという気持ちは強いだろう。
今シーズンから3回戦制となり各チーム7試合ずつ増えたが、それもすでに残り10試合となった。現在下位の4チームがプレーオフに進むためには残り一つも落とせないくらい厳しい状況となっているが、ここからの奮起に期待したい。また、上位チームはそろそろプレーオフもにらんでのゲーム運びとなってくるだろう。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:第11週の結果(第12週の予定)
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010
☆全日本実業団選手権
高松宮記念杯第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会まで41カ月を切った。各チーム短い正月休みを挟み全実に向けて再始動している。
関東では16・17日の2日間で出場チームの中で強化試合を富士通体育館で開催。初出場のプレス工業をはじめ、横河電機を除く9チームが参加する。そして23・24日には恒例となってきた実業団・クラブ交流戦が武蔵野市総合体育館で行われる。1日目は午後から男子の4試合、2日目は10時から男女それぞれ4試合が予定されている。こちらは実業団からは全実出場のチーム以外も参加している。※組み合わせ・スケジュールはこちら
今年のオールジャパンは実業団の出場は少なかったものの、3チームが1回戦を突破している。その3チームともに出場する全日本実業団選手権。大会までの残り3週間をどこまで充実したものにできるかが重要になってくるだろう。
スポーツのミカタ:全日本実業団選手権2010
強化試合のスケジュール 会場:富士通体育館
1月16日(土)
9:30 三井住友銀行 vs 富士通 ※変更しました。
11:10 富士通 vs 葵企業
12:50 東京電力 vs 三井住友銀行
1月17日(日)
9:30 新生紙パルプ商事 vs 東京日産
11:10 プレス工業 vs 日本無線
12:50 三井住友銀行 vs 富士通
☆トピックス
オールジャパン2010
1月11日(月・祝)の男子決勝戦を最後に、オールジャパン2010が終了した。男子は2年連続アイシンシーホースvs日立サンロッカーズの決勝戦となった。ゲーム後半で攻守に日立サンロッカーズを上回ったアイシンシーホースが3連覇を果たした。準々決勝からはJBL8チーム間の戦いとなったが、リーグ戦と違って一発勝負のトーナメントだけにチームの状況や勢いが重要となった大会だった。
オールジャパン2010/第85回天皇杯・第86回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
JBL
オールジャパンはアイシンシーホースの連覇で終わり、今週末からレギュラーシーズンが再開となる。このままアイシンシーホースが独走態勢に入るのか。オールジャパン準々決勝で敗退した現在3位の東芝ブレイブサンダースはどこまで立て直しができているか。前半戦わずかに2勝しかできなかった三菱電機ダイヤモンドドルフィンズの巻き返しはあるか。
第11週の2連戦は今日、1月15日(金)から始まる。
JBL-日本バスケットボールリーグ
取材・写真・編集・作成 渡辺美香
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