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2010年5月

関東実業団リーグ戦2010 男子2部の展望(Bブロック)

 5月23日からスタートした男子2部。Aブロックに続きBブロックも5月29日からスタートする。BブロックはAブロックに比べると新人も少なく、3部から昇格のチームも1年で2部復帰と、昨年度に比べ大きく変わっている印象は少ない。
 2部は2つのブロックに分けられるが、それぞれでリーグ戦を行い、各ブロック上位2チームが2部全体の1-4位決定戦に進む。2部の1位になれば来シーズン自動昇格で1部が決まる。2位になった場合、1部7位のチームとの入替戦に臨むこととなる。

関東実業団バスケットボール連盟

<男子2部Aブロック新人>
※全て登録メンバー表からピックアップ。変更や誤りのある可能性もあります。ご了承ください。

メディセオ(2部2位)
#9  マティケ・ディビッド ボナサムディ高

三井住友海上(2部3位)
#13 丸本 紘司 立教大

NTT東日本東京(2部6位)
#15 村山 宏志 帝京大

日立大みか(2部7位)
#6 土田 渉 佐竹高
#21 村上 隆征 常盤大高

伊藤忠商事(2部11位)
#10 吉田 大輔 出雲北陵高

東京トヨペット(3部A1位)

<2部Bブロックの展望>
 Bブロック全体でも新人は5名とAブロックの半分以下となっている。昨年2部2位で入替戦に臨んだメディセオ(旧:クラヤ三星堂)は今シーズン大卒の新人はなく、ほとんどチームとしては変わらないが、西井が登録を外れており、その影響は大きいか。昨年3位の三井住友海上はヘッドコーチが選手兼となる柏木氏に替わった。新人は1名でここも大きく変わってはいないだろう。若い選手が中心のチームであり、それぞれの成長が見られればチームとして大きく変わってくるかもしれない。NTT東日本東京も新人は1名のみ。勝負どころで勝ち切れる強さを出すことができるか。日立大みかは昨年から徐々にチームとしては形ができてきてる様子が見られている。2部上位常連チームの復活はあるか。伊藤忠商事は登録選手が減っているが、昨シーズンの入替戦での勝利のように粘りを見せるか。1年で2部に復帰した東京トヨペット。波のあるチームだったが、このブロックの最終順位争いに大きく関わってくるかもしれない。
 今後を占う意味でも第1戦のメディセオvs東京トヨペット戦(5月30日)は注目したいところ。

リサーチ・文 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.21

 今号では2部がスタートした関東実業団リーグ戦とトピックス2件、そして実業団チームレポートは第8弾(東京日産)を掲載。。

☆関東実業団リーグ戦
 5月23日から男子2部がスタートした関東実業団バスケットボールリーグ戦。
2部Aブロック:初戦から2部の優勝候補筆頭である富士通と3部からの昇格チームながら補強でチームが一変し上位候補に挙げられる大塚商会の対戦となった。試合は序盤富士通が好調なシュートで攻守にリズムを作る。しかし徐々に大塚商会#32長谷川がインサイドを支配し始めるとアウトシュートも決まるようになり、大塚商会が追い付いて前半を折り返す。後半に入ってチームを立て直した大塚商会は富士通の流れを断ち、一気に点差を開くと、最後まで粘りを見せる富士通に追い上げを許さず。中盤から勢いに乗った大塚商会が2部での初戦を勝利で飾った。今シーズンから大塚商会の指揮を取る岡村ヘッドコーチは「関東実業団は初めてなので、どのくらいのレベルなのかもよくわからないでいました。ただ、富士通は多分2部で一番強いチームらしいという話を聞いていたので、今日は勝ててよかったです」と関実での初勝利にほっとした表情を浮かべた。敗れた富士通は昨シーズンからかなり若い選手中心のチームとなっていたが、吉田の引退でさらにチームが若くなった。今シーズンからキャプテンとなった#1阿部は「自分もまだ3年目でそういう意味ではキャプテンとしてチームをまとめていくのは大変なところもあります。今日は後半の入りが悪くてだめでした」と振り返る。
 昨シーズンブロック2位に入り1-4位決定戦に進んだ警視庁はエース金子がチームを離れていることで序盤決定力に欠ける試合展開となった。富士通ゼネラルの勢いもあり前半は富士通ゼネラルのリードで折り返すが、後半に入って#14今井や新人の#20播本の得点で富士通ゼネラルを引き離し、初戦を勝利した。「今日は全てがだめでした。最悪の状態でしたね」と三木ヘッドコーチは語る。
 昨年リーグ戦は5位に終わったが、関東実業団選手権では10位に入り念願の全日本実業団選手権出場を果たしたプレス工業。しかし初戦は硬さが見られ、チームの要である#14瀬戸のファールトラブルもあり序盤NTTデータにリードされる。後半に入ってようやくかみ合い始めたプレス工業は#20吉田のアウトサイド、#15玉置、#6清水のインサイドで得点を重ね、NTTデータを突き放した。田村監督(兼選手)は「昨シーズンのリーグ戦でNTTデータに大差で勝っているので、少し気持ちの緩みがあった部分もあります。戦力的には昨シーズンより良くなっているので残りの試合はしっかりとやっていきたいです」と語り、第3戦の大塚商会戦が鍵になってくるだろうと言う。
 3部から昇格の大塚商会がその強さを見せつけた結果となったAブロック初戦。昨シーズンから各ブロック2位以上が1-4位決定戦に進むこととなり、1部昇格に向けてのまずは2位以上の争いが激しくなるだろう。2部Aブロックの第2戦は5月30日(日)に行われる。
3部Bブロックは東芝青梅が3連勝でトップ、三菱東京UFJ銀行と富士ソフトが2勝1敗で追っている。
4部Aブロックは本田技術研究所とみずほ銀行が3連勝、東京いすゞが2勝1敗。Eブロックは東芝府中が3連勝でトップ、三菱ふそうとNEC府中が2勝1敗で追っている。
5部Bブロックは沖電気東京が3連勝、経済産業省が2戦2勝となっている。CブロックはJR東海東京と日本ユニシス、東京国税庁の3チームが2戦2勝で並んでいる。Fブロックも三菱化学とIH武蔵の2チームが3戦3勝で並んでいる。残り1戦となったGブロックは日立情報とオリックスとティップネスが3勝1敗で並んでおり、1位(4部昇格)決定は最終戦に持ち込まれた。日立情報とオリックスの対戦でオリックスが勝利した場合、ティップネスの勝敗にかかわらずオリックスの1位が決まる。日立情報が勝利した場合、ティップネスが学研ホールディングスに勝利すればティップネスが、ティップネスが敗れた場合は日立情報が1位となる。
関東実業団バスケットボール連盟

☆トピックス
関東大学新人戦
 例年より1ヶ月近く早い開催となった関東大学バスケットボール新人戦。大学1・2年生のみのチーム構成で行われるこの大会は、1年先、2年先をうらなう意味でも興味深い大会となっている。
 5月27日の試合終了でベスト8が出そろった。青山学院大(昨年優勝)、日本大(昨年準優勝)、拓殖大(昨年3位)、筑波大(昨年4位)、白鴎大(昨年6位)、国士舘大(昨年7位)6チームに昨年5位の大東文化大に勝利した中央大と昨年8位の慶應義塾大に勝利した東海大がベスト8に入った。
 5月28日(金)が準々決勝の4試合、29日(土)に準決勝と5-8位決定戦、最終日となる30日(日)が決勝、3位・5位・7位決定戦の4試合が行われる。第1試合は13時スタート。最終日のみ11時スタートとなる。
関東大学バスケットボール連盟

全日本実業団競技大会予選
 4月に行われた中国地区予選に続き、5月22・23日に東北地区で予選大会が行われた。今大会ではこれまで東北2位で全国大会に出場していた山形市役所がエントリーせず、JR東日本秋田(秋田県)が全試合大差で勝利し、13連覇を果たした。準優勝は北芝電機(福島県)が入り、全日本実業団競技大会出場を決めた。
出場チーム(現在予定であり、変更の可能性もあり)
東北(2):JR東日本秋田、北芝電機
東海(3):ホシザキ、APEX、イカイレッドチンプス
近畿(1):タツタ電線
中国(1):ナカシマプロペラ

☆実業団チームレポート
第8弾:東京日産(東京都)
 過去にリーグ戦3回優勝、昭和60年にはリーグ戦2連覇とリーグ戦と選手権の2冠を取った経歴を持つ東京日産。名門チームの一つであるこのチームが現在非常に厳しい状況にある。営業職が多く、土日も仕事、全員が同じ休みの日がそれほど多くない実情からここ数年メンバーが集まっての練習がなかなかできていない。そのため短期決戦の大会などでは強さを見せることもあるが、長期間の大会はチームとしてのまとまりがつきにくい。さらに社内移動などで東京日産自体の社員が減り、会社からの援助も削減、新人も取りにくい状態で、登録メンバーが徐々に減ってきた。昨シーズン終盤にも離脱する選手が現れ、全日本実業団選手権は予選敗退となった。
 今シーズンに入ってもなかなかメンバーが集まらない日々が続いたが、リーグ戦まで2週間余りとなった5月中旬の大学チームとの練習試合で意識が変わったという。
 この日も開始の19時半の時点ではわずかに2人。しかし徐々に集まり始め、20時を過ぎるころには8人を超えた。仕事が忙しくあまり練習に参加できない神崎も残り30分あまりからでも練習に参加。公立学校の体育館を借りているため時間厳守であり、まさに時間を惜しむように集中した練習が行われた。
「確かに人数は少なくなりましたが、意識の高いメンバーが残ってくれているので」とキャプテンの三原。「自分はバスケットのことはあまりよく知らないから教えてもらってばっかりです」と苦笑い。練習中はAコーチの嶋津(コーチ兼選手)と上原が中心になり、さらに動きの確認では神崎などが積極的に声をかけている。
 昨シーズンから主にチームの指揮を取るようになった嶋津Aコーチは「ここが正念場だと思っています。ここが越えられればいいチームになると思うんですよね」とチームのこれからを語る。「気持ちの部分も大きいとは思います。週2回の練習も人数が半分に満たない時はチーム練習は中止(個人練習に切り替え)している状況です。でも選手たちはあきらめてないし、気持ちもそれほど落ちてはいない。後は勝つことが大事だと思います」(嶋津Aコーチ)。
 苦境にあるからこそ見えてくるバスケットボールへの思い。厳しい戦いが予想されるリーグ戦の初戦は日本無線との対戦となる。
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※取材・撮影 2010年5月24日(月)

取材・リサーチ・写真・編集・作成 渡辺美香

中村斗音写真展 メッセージ

 開催まで1週間。中村斗音さんから写真展開催に向けてのメッセージをいただきました。

 今年も開催できてうれしいです。
 この写真展は選手たち、スタッフ、そして何よりもチームを応援してくれた人たちのおかげで出来ました。
 本当にありがとうございました。
 
 今シーズンはチームのスローガンである『BREAK THROUGH』“現状を打破しよう。壁をぶち破れ!”という気持ちを持って撮影に臨みました。
 今回は前回より多い120枚程度を予定しまいます。たくさん撮った中でそこまで減らすのが大変でした。昨年の写真展とは特につながりは意識していないのですが、選手たちが成長していったように自分の写真も成長したと感じてもらえると嬉しいです。チームの写真ですが、バスケットが好きな人、スポーツ写真が好きな人ならどなたでも楽しめるものになっていると思います。
 開催期間中は全日会場にいますので、気軽に声をかけてください。

 バスケットボールフォトグラファーとして「以前は撮れることが楽しかったのですが、最近は撮ることの難しさを感じています」という中村さん。チームとともに過ごした1シーズン。写真の中の選手たちの姿を通して、中村さん自身のフォトグラファーとしての“眼”を感じることができるだろう。


取材・文 渡辺美香

関東実業団リーグ戦2010 男子2部の展望(Aブロック)

 5月23日からスタートする男子2部Aブロック。昨年度好成績を残したチームも多く、さらに上位を狙う昇格チームも参戦し、前回大会以上の熱戦が期待される。
 2部は2つのブロックに分けられるが、それぞれでリーグ戦を行い、各ブロック上位2チームが2部全体の1-4位決定戦に進む。2部の1位になれば来シーズン自動昇格で1部が決まる。2位になった場合、1部7位のチームとの入替戦に臨むこととなる。

関東実業団バスケットボール連盟

<男子2部Aブロック新人>
※全て登録メンバー表からピックアップ。2010年度入社以外も掲載。誤りのある可能性もあります。ご了承ください。

富士通(1部8位)
#11 傳田 知也 國學院大
#14 石井 講祐 東海大
#38 津本 直哉 立命館大

警視庁(2部4位)※全員入庁は2010年度ではない。前回大会のメンバー表を参照。新人ではなく復帰選手の可能性もあり。
#5  田村 智洋 東京海洋大
#6  大野 智彦 日本大
#8  鈴木 雅貴 若松商業高
#9  横内 敏郎 法政大
#15 佐々木 慶也 鷹巣農林高
#18 吉村 瑞樹 鹿屋体育大
#20 播本 寛史 日本大
#21 坂本 淳 大東文化大

プレス工業(2部5位)
#5  片野 祐希 駒澤大
#20 吉田 司 駒澤大

富士通ゼネラル(2部8位)※前回大会登録メンバー以外をピックアップ。
#5  横尾 直哉 広島大
#14 藤井 喜大 金沢大
#19 日高 卓哉 明治学院大

NTTデータ(2部9位)※2010年度の新人と前回大会の登録メンバー以外をピックアップ。
#6  水野 圭 拓殖大
#9  大堀 嵩久 早稲田大
#12 箱家 泰平 名古屋大
#19 小寺 遼介 創価大※2010年
#20 小関 慶二 早稲田大
#21 貫井 亮太 帝京大※2010年

大塚商会(3部C1位)※入社年度不明のため、分かる範囲内で掲載。
#5  千葉 慎也 白鴎大
#11 月野 功大 大東文化大(千葉バジャーズからの移籍)
#32 長谷川 武 拓殖大(千葉バジャーズからの移籍)

<2部Aブロック展望>
 昨シーズン1部で全敗し自動降格となった富士通だが、全国でも上位レベルの1部のチームとの対戦の中でチームとして学んだものは大きい。今シーズンの新人も即戦力となっている様子もあり、ベテラン吉田の抜けた穴はある程度埋められるか。全体的に若いチームであり、長丁場のリーグ戦の戦い方が重要になる。
 警視庁はエース金子がチームを離れていることもあり苦戦が予想される。今シーズンは播本(日本大)をはじめ、新人など8名の入れ替わりがあり、新たなチーム作りに期待ができる。
 プレス工業は昨シーズン初の全日本実業団選手権出場を果たし、さらに1勝を挙げた。あの勢いを維持していられればチーム力はさらに上がっていることも予想できる。即戦力と思われる新人の加入でベンチは厚くなったか。
 これら上位3チームに一歩も引かないと思われるのが3部からの昇格の大塚商会(昨年まで大塚商会東京)。ヘッドコーチに岡村憲司氏を迎え、その岡村氏の信頼も厚い月野が大塚商会に復活。また、千葉国体チームで岡村氏とともに戦った長谷川も加入し、新人では昨シーズンの白鴎大を支えた千葉が入った。メンバー的に大きく変わったわけではないが、選手、さらにはチーム自体の意識が変わっているように思える。
 このブロックの結果を大きく占うのが初戦(23日)の富士通vs大塚商会戦だろう。ここで富士通が勝てば富士通が勢いに乗る可能性が高いが、大塚商会が勝った場合最終的に1位2位に入る(1-4位順位決定戦に進む)チームがわからなくなる。

リサーチ・文 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.20

 今号ではトピックとして関東大学トーナメント、アメリカンフットボールのパールボウルトーナメント、日本代表チーム情報、関東実業団リーグ戦の戦況を取り上げた。また、実業団チームレポートは第7弾として日本無線を紹介。

☆トピックス
関東大学トーナメント
 関東大学バスケットボール選手権(トーナメント)が5月16日に最終日を迎えた。今大会は代々木第2体育館の改修工事にともなう閉館期間に入るまでに新人戦までを終えるため、例年より早い開催となった。
 ベスト8に入ったのは昨年優勝の慶應義塾大、準優勝の東海大、3位の青山学院大、8位の中央大と、日本大、筑波大、早稲田大、関東学院大が入った。準々決勝で日本大が東海大にわずかに2点差で勝利。その他、慶應義塾大、青山学院大、筑波大が準決勝に進んだ。準決勝は慶應義塾大が筑波大に、青山学院大が日本大にそれぞれおよそ20点差をつけて勝利した。決勝戦は前半まで競った展開となったが、第3Pに青山学院大が慶應義塾大を引き離すとリードを守り、青山学院大が2年ぶり5回目の優勝を果たした。順位決定戦では3位に筑波大、4位日本大、5位東海大、6位早稲田大、7位中央大、8位関東学院大となった。
関東大学バスケットボール連盟 公式サイト

パールボウルトーナメント
 5月1日からスタートしたパールボウルトーナメントは3週目を迎え、よ各ブロック1位(イーストディビジョンとセントラルディビジョンの1位、2位の4チーム)が初戦を迎えた。対戦相手はディビジョン下位チームと言うこともあり、昨年3冠の鹿島、パールボウル準優勝の富士通などそれぞれ圧倒的な試合で勝利した。特に鹿島とアサヒビールは相手チームを0点と完封、自身のチームは60点以上獲得とまさに力の差を見せつける形となった。
 パールボウルトーナメントのブロックリーグ戦は残り各ブロック1試合のみ(5月29・30日川崎球場)。その後、各ブロック1位の4チームが準決勝(6月13日川崎球場)に進み、決勝戦であるパールボウルは7月1日(木)に東京ドームで開催される。
 また、西日本地区で行われるグリーンボウルは今週末の5月22日からスタートする。
日本社会人アメリカンフットボール Xリーグ 公式サイト

日本代表
 ウィスマン新ヘッドコーチのもと日本代表候補28名が発表された。過去に日本代表もしくは候補だった選手が多い中、木下(パナソニックトライアンズ)、田中(リンク栃木ブレックス)、青島(パナソニックトライアンズ)、松井(レラカムイ北海道)、渡邉(パナソニックトライアンズ)、満原(東海大3年)が初選出された。また、7月に日本でレバノン代表との親善試合の開催も発表された。
 日本代表チームは5月20日からの第1次強化合宿をスタート。第4次強化合宿後に台湾で行われるジョーンズカップに出場する。
※松井はJBL移籍リストに公示中
日本バスケットボール協会(JBA)公式サイト

関東実業団リーグ戦
 3から5部までが現在開催中だが、今週末5月23日から男子2部がスタートする。23日は2部Aブロックのみの3試合、翌週の5月29日、30日はA・Bともに行われる。(※男子2部の展望は こちら)
3部Aブロックでは1位の東芝ライテックが6位の住友商事に5点差で敗れる。Bブロックでも1位の三菱東京UFJ銀行が5位の横浜市役所に敗れ、6位の富士ソフトが2戦で1勝1敗と混戦模様。
4部Aブロックは本田技術研究所が2戦ともに100点越えで圧勝。みずほ銀行が追っている。Hブロックでは4位の東京郵政と5位のテイ・エステックが2連勝している。
5部Aブロックは7位のリクルートが2連勝。Bブロックは1位の沖電気東京が2連勝。Cブロックは1位のJR東海東京と2位の日本ユニシス、そして6位の東京国税局の3チームが2戦2勝と混戦。Dブロックは2位のテプコシステムズが2連勝。Eブロックは1位の楽天が2試合とも110点を超える得点で圧勝。2位の国税庁と4位のNECネッツエスアイも2連勝と混戦。Fブロックは1位の三菱化学が2連勝。すでに3試合を終えているGブロックは6位のティップネスが3連勝でトップ。1位の日立情報と2位のオリックスが2勝1敗で追っている。
関東実業団バスケットボール連盟

☆実業団チームレポート
第7弾:日本無線(東京都)
 全日本実業団選手権出場が現在活動中のチームの中で最多を誇る日本無線。古豪と呼ぶにふさわしい日本無線だがここ5年、全日本実業団選手権でベスト4入りを逃している。
 日本無線の練習は基本的に平日の夜。どこのチームも平日の夜は19時半すぎないと集まらない現状があるが、このチームは練習開始の19時の時点で10人を超えていた。中には忙しい仕事の合間を抜けて練習参加し、終了後職場に戻る選手もいる。
 「若くなりました」。今シーズンのチームの特徴を新キャプテンの鈴木はまずそう言った。05年の全日本実業団選手権で準優勝が最も最近の全国大会での決勝進出だ。その翌シーズンにチームに加入した鈴木(青山学院大)、樋渡(明治大)が現在上から3番目となった。「以前に比べたら走れるチームになったと思います。でも波が大きすぎて最後に勝ちきる力がない。今は底辺(一番悪い状態)を挙げていくことをまず取り組んでいきたいです」と現在の目標を語る。1年目からチームの司令塔としてコートリーダー的役割を担ってきた鈴木がチームキャプテンとなったことに、同期であり2年連続副キャプテンを務める樋渡は「(鈴木)ノブが一番変わったと思いますね」と言う。コートリーダーだけでなく名実ともにチームリーダーとなったことでやりやすくなったように感じている。「チームはまだまだ波が大きいです。どの大会も優勝を目指しますが、うちは連続で全日本実業団選手権のベスト4を逃していますから、今シーズンこそはという気持ちは強いです」(樋渡)。
 今シーズンから副キャプテンとなった上野。チームの控え選手を中心とした若手の取りまとめが自分の仕事だという。「副キャプテンとしては何もできていませんが、そこは意識していきたいですね」とキャプテンであり同じポジションでもある鈴木のバックアップに努めている。
 新人の山本(順天堂大)は「まだゲームをやっていないのでどんな感じなのかわからない」と言いながらも、「自分の役割はリバウンドとインサイドのディフェンスだと思っています。まずはそこをしっかりとやっていきたいです」とチーム待望のセンタープレーヤーは意気込みを語る。
 山本の加入で得点源でもある福田兄弟(福田大祐、福田侑介)や鋭いドライブが持ち味の会川などのプレーもより生かされることだろう。昨シーズン途中から指揮を取るようになった箱崎ヘッドコーチにとってはヘッドコーチとして初のリーグ戦となる。「長丁場ですし大変です」と言うが、日本無線の黄金期を支えた選手としての経験を活かしていきたいところ。
 若手中心の新たなチームとなった古豪、復活のシーズンとなるか。日本無線のリーグ戦初戦は東京日産との対戦となる。
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※取材・撮影 2010年5月17日(月)

取材・写真・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.19

 今号ではベスト8が出そろった関東大学トーナメント、新シーズンに向けてロスターが発表されたJBL2、そして実業団チームレポートは関東を離れ九州電力の練習の様子などを掲載。

☆関東大学トーナメント
 4月1日から始まった関東大学バスケットボール選手権も、残り3日となった。5月13日までの試合でベスト8が決定。残りの3日間は、準々決勝(14日)、準決勝(15日)そして決勝と3位決定戦(16日)と連戦が続く。準々決勝で敗れたチームも15日には順位決定戦の1回戦が、そして16日には5位および7位決定戦となり、最終日まで試合ができることとなる。
 ベスト8には慶應義塾大(前回大会優勝)、東海大(前回大会準優勝)、青山学院大(3位)、中央大(8位)、日本大()、早稲田大()、筑波大()、関東学院大()が入った。前回大会4位の法政大は早稲田大に、5位だった白鴎大は筑波大に、7位だった拓殖大は日本大に、それぞれベスト8決めで敗れた。また、前回大会6位だった明治大は初戦で関東学院大に敗れた。
 14日の準々決勝は代々木第2体育館で13時からスタート。第1試合が筑波大vs早稲田大、第2試合(14:40)が青山学院大vs関東学院大、第3試合(16:20)が日本大vs東海大(16:20)、第4試合(18:00)が慶應義塾大vs中央大の組み合わせとなっている。大会は最終日(16日)まで代々木第2体育館で行われる。(最終日のみ11時スタート)。
関東大学バスケットボール連盟 公式サイト

☆JBL2 2010-2011シーズンロスター発表
 JBL2は2010-2011シーズンに向けて初のロスターおよび移籍・引退者のリストを発表した。
 最も大きく変わるのがレノヴァ。プレータイムも多かった選手が移籍リストおよび引退選手リスト合わせて6名が入っている。そして2連覇を果たした豊田通商からはチームの中心で絶妙のゲームコントロールを見せてきた松藤が引退(→教員)、ベテランの矢野も引退となった。
 新規加入選手は世情を反映してか少なめとなっている。豊田通商に前村(東海大)と神津(法政大)、アイシンAWには中村(日本大)、レノヴァ鹿児島には近(日本大)と種市(日本大)、日立電線には宇佐美(拓殖大)らが発表となっている。リストにある豊田合成の加藤は昨シーズンはアシスタントコーチとして登録されていたため、今回新規加入選手として記載されている。今回まだ発表になっていない部分もあり、さらに新規参入が内定しているリンク栃木ブレックスD-Team(仮)の正式なメンバー発表は行われていない(チームのHPには契約済みの選手リストはあり)。
 2010-2011シーズンはチーム数が9となり、1チーム増えることで各チームともに3試合ずつ試合数も増える(21試合→24試合)。さらにチーム数が奇数のためスケジュールも変則となり、土日連戦も増えると言う。よりチームとしての体力が必要とされるシーズンとなるだろう。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

☆実業団チームレポート
第6弾:九州電力(福岡県)
 昨シーズンまで全日本実業団選手権4年連続決勝進出を果たしている九州電力。しかし全日本実業団競技大会では3位が最高で、昨シーズンはベスト4入りを逃している。
「まずは9月の全日本実業団競技大会をいい形でいきたいです。ここ数年あそこで調子を落として、それがその後に続く大会に影響しているように思うんですよね」とキャプテン2年目の平山は言う。
 チームの練習メニューを組み立てている山口は自身も選手として練習を行っている。最年長となった現在も誰よりも元気に、そして楽しそうに練習に打ち込んでいる。「うちのバスケットは基本的にディフェンスからというスタイルなので、今シーズンはディフェンスをもっと上げていけるようにしていく予定です」。JBL・アイシンシーホース在籍時に行っていた練習のノウハウを九州電力にもたらしている。
 今シーズンから副キャプテンとなった樋口は練習後も最後までシューティングを続けた。「副キャプテンらしいことは何もできてませんが、アップの時など率先して一番前でやるようには心がけています。今シーズンはもっとディフェンスを頑張ってチームに貢献したいです」。
 現在では全国大会出場常連チームとなった九州電力だが、なかなか上に上がれず苦しい時期もあった。「その頃の経験をしているのはもう長澤と平山だけになりました。今は九州ではなかなか強豪チームとの対戦も少ないですし、選手たちの気持ちの緩みが心配です」と藤本監督。長澤も「その頃のことは絶対に忘れたくはないですね。若い選手たちに伝えていくのも自分たち年長者の役割だと思っています」と言う。
 新人は3名。吉満(国士館大)はこの日不在だったが、岡(明治大)と村瀬(九州産業大)は当たりの強い練習や、トップリーグの選手の参加に戸惑いながらも必死に練習をこなしていた。「いいチームに入れたと思っています。プレータイムをもらって戦力になれるように頑張りたいです」と語る岡。練習中も厳しい声を掛けられていた村瀬は「これまで走ることが中心でこんなに当たりの強いバスケットはしたことがなかったので大変です。でもすごく楽しいです。自分はシュートしかないので、しっかりと決めていけるようになりたいです」と意気込みを語った。
「うちは関東のチームに比べると個々の能力が低いので」という言葉が監督をはじめ、平山キャプテンなどから聞かれた。3シーズン前に全日本社会人選手権大会で優勝して以来、全国大会での優勝から遠ざかっている今、チーム力の強化が求められている。
 九州電力のシーズン最初の公式戦は5月22・23日に山口県周南市で行われる中国・四国・九州三地区実業団選手権となる。一昨年まで連覇してきたが、昨年は新型インフルエンザの流行のため出場辞退。「今年はシードはないので厳しいかもしれませんが、まずはきっちりと勝っていきたいです」とシーズン初戦に向けて語る中川直之。まずは目標とする全日本実業団競技大会まで4ヶ月半でどのようなチームを見せてくれるのか、今から楽しみでもある。
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※取材・撮影 2010年5月8日(土)
※2月に行われた全日本実業団選手権決勝で怪我をした根岸も順調に回復している様子を見せていた。
※この日は中川直之の双子の兄弟でJBL・三菱電機ダイヤモンドドルフィンズに在籍する中川和之も自身のチームのシーズンインを目前にし九州電力の練習に参加していた。練習を終えて「かなりきついですよね。これで今日は軽めだったとか選手たちは言ってましたからびっくりですよ」と話す。




取材・写真・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.18

 今号ではトピックスとして京王電鉄杯などの関東大学のシーズンインの様子とパールボウルの情報、そして新年度に入って全国各地で開催されている実業団のチームの大会情報を掲載。

☆トピックス
関東大学バスケット
 4月24日から5日間の日程で行われた京王電鉄杯は青山学院大の9戦全勝優勝で幕を閉じた。関東大学選手権をおよそ1週間後に控え、対戦の可能性もある組み合わせもあり、調整をメインとしたものも多かった。最終日(5月2日)はコートを1面にし観客席が広くなったが、中盤にはほぼ満員と盛況だった。日本大vs慶應義塾大の対戦は主力のプレータイムも多く、この種の大会ではあまり見られない真剣勝負の様子を見せた。日本大は昨シーズンと変わらずベンチが終始明るい。「あの明るさが今の日本大ですね。ただコートに入るとみんなちゃんと真剣にプレーしていますから」と城間Aコーチ。また、中央大は高さのないところを速い展開の平面バスケットで上手くまとまっており、この大会でも2位に入った。早稲田大はチームとしてのまとまりがまだまだ難しい様子。今シーズンからヘッドコーチとして指揮を取る数馬コーチ(昨シーズンはAコーチ)は「責任も重くなったし大変です。今のチームはポジション的に厳しいところもあるので、そこをどうやって調整していくかが課題です」と話す。関東大学トップレベルのチームが集まるこの大会において唯一3部からの参加である東京大は毎年厳しいゲームが多い。今シーズンからOBの前川氏がヘッドコーチに就任。学生時代から厳しい面を見せていたが、ヘッドコーチとなってさらに厳しさが増しているように見える。まだまだ各チームミスも多く、トーナメントに向けての修正が必要な様子。
 Tリーグはハーフゲームが中心の交流戦。8チームが参加し、4日間の日程で行われた。1部のチーム同士の対戦である東海大vs筑波大は競った展開となった。唯一地方からの参加の東北学院大は速い展開と確率のいいシュートを見せた。
 関東大学選手権は5月1日からスタートしている。現在1回戦もしくは2回戦まで終了。8日からは最終日の16日まで連日開催され、10日(月)にはベスト16が決定する。
関東大学バスケットボール連盟

パールボウル
 5月1日からスタートしたパールボウルトーナメントは5月1日、2日で4試合が行われた。4月24日の『GERMAN JAPAN BOWL』の開催のため例年よりも遅れて始まったこの大会は、日本社会人アメリカンフットボールXリーグの東日本地域の大会となる(西日本地域は5月22日からグリーンボウルトーナメントを開催)。リーグ戦のセントラルディビジョンとイーストディビジョンの計12チームが4つのブロックに分かれ総当たりで対戦し、各ブロック上位1チームが決勝トーナメントに進出する。5月1日と2日は各ブロック1試合ずつ行われ、明治安田パイレーツ(Aブロック)、IBM BigBlue(Bブロック)、富士ゼロックスミネルヴァ(Cブロック)、オール東京ガスクリエイターズ(Dブロック)がそれぞれ1勝を挙げた。今週末の5月8日、9日にも川崎球場で各日2試合ずつ行われる。
日本社会人アメリカンフットボール Xリーグ 公式サイト

☆各地の実業団チームの大会情報
 東北地区では全日本実業団選手権3位のJR東日本秋田が秋田県総合選手権優勝、女子も秋田銀行が優勝している。5月21~24日には全日本実業団競技大会東北予選が秋田県秋田市で開催される。
 関東地区では関東実業団リーグ戦を開催中、現在は4部、5部の試合が行われている。4部はまだ試合数が少ないが、その中で昨シーズンからリーグ戦参戦し今シーズンから4部に昇格したテイ・エステック(Hブロック)が大差をつけて初戦に勝利している。同じく4部昇格したみずほ信託銀行も4部での初戦を勝利した。また5部では昨年度惜しくも4部昇格がならなかった楽天が100点ゲームで2連勝と好調。5月に入ると3部が、そして5月23日からは2部がスタート、1部は6月5日から始まる。また、埼玉県、神奈川県では国体予選大会など県内大会も開催されている。
 東海地区では愛知県実業団リーグ戦が5月6日からスタート。JBL2の3チームとの交流戦であるチャレンジマッチも予定されている。また、静岡県でも県実業団リーグ戦(前期)を開催した。
 近畿地区では大阪で府民大会を開催中。現在予選リーグが行われており、5月22日からタツタ電線、黒田電気、浪速酸素などが出場する決勝トーナメントが始まる。
 中国地区では9月に神奈川県平塚市で行われる全日本実業団競技大会の中国予選(中国実業団選手権)が4月24・25日に行われた。ナカシマプロペラが決勝戦で日立笠戸に勝利し2年ぶりの優勝、全日本実業団競技大会の出場を決めた。
 5月22・23日には中国・四国・九州三地区実業団選手権が今年度の全日本実業団選手権(2011年2月開催)の会場の一つでもある山口県周南市のキリンビバレッジ周南総合スポーツセンター(周南市総合スポーツセンター)で開催される。

リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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