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関東実業団リーグ戦2010 男子1部2次リーグの展望

 2次リーグは8チームを1次リーグ上位(1~4位)と下位(5~8位)に分け、それぞれで総当たりのリーグ戦を行い最終順位を決定する。1次リーグの結果は2次リーグには持ち越さないため、2次リーグの3戦で順位は決定される(ただし、同率の順位決定の最終項目として、全試合のゴールアベレージが適用される場合あり)。

関東実業団バスケットボール連盟
スポーツのミカタ:関東実業団リーグ戦2010 男子1部の予定&結果

<2次リーグのリーグ分け>()内は1次リーグの順位
上位リーグ
横河電機(1位)、日本無線(2位)、曙ブレーキ工業(3位)、三井住友銀行(4位)
下位リーグ
葵企業(5位)、新生紙パルプ商事(6位)、東京日産(7位)、東京電力(8位)

<上位リーグ>
 前回大会から2次リーグは初戦のみ対戦相手が決まっており、その後の第2戦は初戦の勝ちチームvs負けチーム、第3戦は初戦の勝ちチームvs勝ちチームと負けチームvs負けチームとなった。
 優勝以外はあまり興味を持たれにくい感じはあるが、リーグ戦での成績は今後の大会のシード順に大きく影響してくる(全日本実業団競技大会の関東推薦順、東京都実業団選手権や関東実業団選手権でのシード順、さらに全日本実業団選手権の関東5~8位の順序はリーグ戦の成績が考慮される)。そのことを考えれば少しでも上にという気持ちは強いだろう。
 この4チームの中で最も優勝に近いのがやはり横河電機だろう。現在大会6連覇、さらにこの5大会は全勝優勝を果たしており、今リーグ戦の連勝も含めるとリーグ戦60連勝となっている。今大会では故障者もありまだまだ本来の強さを見せてはいない。横河電機を止める可能性のあるチームの筆頭が日本無線。1次リーグでの対戦ではわずかに届かず敗れている。ただし、横河電機は1次リーグとは戦い方を変えてくることも予想され、日本無線には1次リーグ以上のプレーが要求される。曙ブレーキ工業は1次リーグ初戦の葵企業戦を落としたが、その後チームを立て直した。どちらかというと苦手意識のあると思われる新生紙パルプ商事が下位になったことで気持ち的には少し楽になっているか。新人でPGを任されている#7田中を上手くまわりでサポートできれば、どこからでも点の取れる強さがある。三井住友銀行はまだまだチーム状態が落ち着いていない感があるが、1次リーグ終盤の集中力が維持できるかが鍵となる。初戦の横河電機戦がポイントとなるだろう。

第1戦
 わずかに3試合しかない2次リーグ。第1戦の勝敗が最終順位に大きく影響していくる。
横河電機vs三井住友銀行
 横河電機が有利と思われるが、三井住友銀行がチームでまとまり集中したプレーを見せれば十分横河電機に迫るポテンシャルを持っている。
日本無線vs曙ブレーキ工業
 1次リーグでは曙ブレーキ工業がわずかに4点差で勝利している。ベンチが豊富な曙ブレーキ工業に対し、日本無線はベンチメンバーの使い方がポイントの一つとなりそう。2次リーグ第1戦は連戦ではないので、連戦続きだった1次リーグに比べるとその辺では少し楽になるかもしれない。ベンチメンバーも含め誰もが得点に絡める曙ブレーキ工業はその利点を有効に使いたい。

<下位リーグ>
 下位リーグでは争いのポイントは複数ある。
(1)全日本実業団競技大会の出場権争い(5位争い)
(2)自動入替え回避の争い(8位回避の争い)
(3)入替戦回避の争い(6位以上確保の争い)
 初戦の勝利が(1)の争いに、同時に初戦の敗戦は(2)争いの始まりとも言える。
 現在の力で言えば、ここはやはりこれまで5年連続で全日本実業団競技大会に出場し、さらに上の大会である全日本社会人選手権でも結果を残してきている新生紙パルプ商事が有利な部分は大きい。その新生紙パルプ商事に1次リーグで勝利している葵企業は昨年、2次リーグの初戦の東京日産戦を落としたことで全日本実業団競技大会初出場から遠ざかってしまった。初戦の東京電力、第2戦の東京日産戦が重要となる。
 1次リーグの成績やチーム状況を考えるとこの2チームの5位争いの可能性が高い。東京日産と東京電力は相手の隙を逃さない集中力が要求されるだろう。
 また、入替えをめぐる争いもし烈だ。自動降格となる8位を回避するには当然ながら最低でも1勝が絶対条件となる。
 これらの条件を考えると、注目は葵企業vs新生紙パルプ商事と東京日産vs東京電力の対戦が行われる最終戦(2次リーグ第3戦)となるが、チームや選手個々のモチベーションの維持のためにもそれまでの2戦も重要となるだろう。

第1戦
葵企業vs東京電力
 1次リーグ第7戦と同じ顔合わせであり、2週続けての対戦となる。1次リーグでは大差で勝利した葵企業だが、気持ちを緩めることなく臨みたい。ゴールアベレージで4位以上を逃した葵企業はまだ全日本実業団競技大会の出場経験がない。この壁を乗り越えることで、シーズン最後の大会である全日本実業団選手権の決勝トーナメント進出という目標につなげていきたい気持ちが強い。対する東京電力は1次リーグ全敗と厳しいゲームが続いている。怪我人も出ているが、その中でもチームの団結が重要となる。いい時間と悪い時間の差が大きいが、どこまで悪い時間帯を減らしていけるかが鍵となる。
新生紙パルプ商事vs東京日産
 2004年(平成16年度)の5位以来の下位リーグとなった新生紙パルプ商事(当時は大倉三幸)。1次リーグ序盤のまとまりに欠けたゲームでの敗戦が大きかったが、1次リーグ終盤には改善が見られており、曙ブレーキ工業に勝利し横河電機や日本無線にも迫るゲームを見せた。1次リーグの結果からも新生紙パルプ商事の方が有利と思われる。東京日産は人数の少なさもあり、40分間を自分たちの流れで戦いきることが難しい。ベンチ采配も含めチーム一丸となっての戦いが必要となる。

<2次リーグの日程>
7月3日(土)
会場:船橋市総合体育館サブコート
10:00 (A)1次リーグ1位:横河電機 vs 1次リーグ4位:三井住友銀行
11:30 (B)1次リーグ2位:日本無線 vs 1次リーグ3位:曙ブレーキ工業
13:00 1次リーグ5位:葵企業 vs 1次リーグ8位:東京電力
14:30 1次リーグ6位:新生紙パルプ商事 vs 1次リーグ7位:東京日産

7月18日(日)
会場:駒沢屋内球技場
13:00 1次リーグ8位:東京電力 vs 1次リーグ6位:新生紙パルプ商事
14:30 1次リーグ7位:東京日産 vs 1次リーグ5位:葵企業
16:00 2次リーグ(A)勝者 vs 2次リーグ(B)敗者
17:30 2次リーグ(A)敗者 vs 2次リーグ(B)勝者

7月19日(月・祝)
会場:塩浜市民第一体育館
Aコート
11:30 上位リーグ 別途案内
14:30 上位リーグ 別途案内
Bコート
11:30 1次リーグ7位:東京日産 vs 1次リーグ8位:東京電力
14:30 1次リーグ5位:葵企業 vs 1次リーグ6位:新生紙パルプ商事
表彰式 16:00

7月24日(土)
会場:羽村市スポーツセンターBコート
13:00 1部7位 vs 2部2位(1-2部入替戦)

文 渡辺美香

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