スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.30
関東実業団リーグ戦の全ての最終結果と入替戦の様子とトピックとして東京都実業団選手権の組み合わせ発表と日本代表をピックアップ。
☆関東実業団リーグ戦
7月24日に入替戦などを行い、これで全ての日程が終了した。
男子
1部
優勝:横河電機(7年連続7回目)
2位:三井住友銀行
3位:日本無線
4位:曙ブレーキ工業
5位:新生紙パルプ商事
6位:葵企業
7位:東京日産※入替戦に勝利し1部残留
8位:東京電力※2部に自動降格
7月24日(土)に羽村市スポーツセンターで行われた1部7位の東京日産と2部2位の三井住友海上の入替戦は、試合序盤から東京日産が勢いに乗ると、流れを渡すことなく勝利、1部残留を決めた。東京日産は今シーズン人数が減ったことでチーム練習もままならない状態の中、試合を通して徐々に状態が上がっていった。また、これまで故障の多かった#13神崎がリーグ戦通してプレーを続けられたことも大きい。1部最終戦や入替戦では#61高橋健の復活も見られ、個々の能力が発揮できた結果が勝利につながり、1部残留することができた。「とにかくよかったです。今日はみんな本当に集中していいプレーができたと思います。秋以降もがんばります」とキャプテンの#9三原は笑顔で言った。
男子1部の結果はこちら
最終結果(個人賞含む)はこちら
2部
Aブロック
優勝:大塚商会、2位:富士通、3位:プレス工業、4位:NTTデータ、5位:警視庁、6位:富士通ゼネラル
Bブロック
優勝:メディセオ、2位:三井住友海上、3位:日立大みか、4位:NTT東日本東京、5位:伊藤忠商事、6位:東京トヨペット
7月24日行われた入替戦。1部復帰をかけて挑んだ三井住友海上は勢いに乗った東京日産に対し、なかなかリズムが作れない。#13丸本、#16松尾らの得点でつなぐものの、流れをつかむ展開には持ち込めず敗れ、昇格はならなかった。
2-3部入替戦は2部の4チームが全て敗れ、4チーム全てが3部降格となった。伊藤忠商事は東京消防庁の走るバスケットに対抗できず点差をつけられ敗戦。警視庁はJFE東日本京浜のアウトサイドシュートを止められずリードを奪われると、一度は追いつくも再び引き離されて敗れた。慣れないモルテンのボールを主に使用することとなったこともシュートやキャッチミスなどにつながった部分もあるか。富士通ゼネラルは三菱東京UFJ銀行と最後まで接戦となるも、終盤に引き離されて敗れた。第1試合で住友商事と対戦する予定だった東京トヨペットは選手が交通渋滞にはまり開始時に3人しか集まらず棄権試合となった。
これで来季は全12チーム中5チーム(1部から降格1チーム、3部から昇格4チーム)が変わることとなる。
全体の順位
1位:富士通※1部に自動昇格
2位:三井住友海上※入替戦で敗れ2部残留
3位:大塚商会
4位:メディセオ
5位:プレス工業
6位:日立大みか
7位:NTT東日本東京
8位:NTTデータ
9位:伊藤忠商事※入替戦で敗れ3部降格
10位:警視庁※入替戦で敗れ3部降格
11位:富士通ゼネラル※入替戦で敗れ3部降格
12位:東京トヨペット※入替戦で敗れ3部降格
男子2部の結果はこちら
3部
Aブロックの住友商事は入替戦で不戦勝、Bブロックの三菱東京UFJ銀行は接戦を辛くも勝利、CブロックのJFE東日本東京は攻守に勢いに乗り勝利、Dブロックの東京消防庁は最後まで走り続け相手を寄せ付けず勝利と、3部優勝の4チーム全てが2部昇格を決めた。
Aブロック
優勝:住友商事※入替戦で勝利し2部昇格、2位:東芝ライテック、3位:住友重機械、4位:NEC、5位:横河電機本社、6位:清水建設※4部へ自動降格
Bブロック
優勝:三菱東京UFJ銀行※入替戦で勝利し2部昇格、2位:富士ソフト、3位:東芝青梅、4位:特別区、5位:横浜市役所、6位:日本生命※4部へ自動降格
Cブロック
優勝:JFE東日本京浜※入替戦で勝利し2部昇格、2位:東芝柳橋、3位:オリンパス、4位:日産テクニカルセンター、5位:大和総研、6位:三菱UFJ信託銀行※4部へ自動降格
Dブロック
優勝:消防庁※入替戦で勝利し2部昇格、2位:ケーエス、3位:東京都庁、4位:キャノン取手、5位:セイコーインスツル、6位:JR東日本東京※4部へ自動降格
4部
A~Hブロックの優勝の8チームが2チームずつ対戦し、勝利したチームが3部に自動昇格となる入替決定戦を7月24日に行った。Aブロックの本田技術研究所とHブロックのテイ・エステックの対戦は最後までもつれた。同点でブザー間際に本田技術研究所のシュートに対しファールがあり、ノータイムでのフリースローを1本決めて本田技術研究所が1点差で勝利した。BブロックのC.K.東京都Gブロックのキャノンの対戦はキャノンが序盤から勢いに乗りC.K.東京を圧倒して勝利。Cブロックの三井物産とFブロックの千代田化工の対戦は試合序盤、三井物産が新人#11田上らの活躍で千代田化工を引き離すと最後までリードを保ち勝利した。三井物産#11田上は昨年度の慶應義塾大キャプテン。「今は楽しくやっているという感じです。これからチームが上に上がっていったらまた変わってくるのかもしれないですね。それはそれで楽しみです」と実業団での初の大会を振り返った。Dブロックの三井住友銀行本社とEブロックの東芝府中の対戦は後半に三井住友銀行本社が東芝府中を引き離し勝利。三井住友銀行本社は1部の三井住友銀行のOBチーム。1部でやってきた選手も多く、年齢層は高いが経験で勝るところを見せた。
Aブロック
優勝:本田技術研究所※入替決定戦に勝利し3部昇格、2位:みずほ銀行、3位:東京いすゞ、4位:旭化成ケミカルズ、5位:エスエムビーシー、6位:USOL東京※5部へ自動降格
Bブロック
優勝:C.K.東京※入替決定戦で敗れ4部残留、2位:東芝MC、3位:NTT東日本神奈川、4位:コニカミノルタ東京、5位:凸版印刷、6位:Jエナジー戸田※5部へ自動降格
Cブロック
優勝:三井物産※入替決定戦で勝利し3部昇格、2位:ANA、3位:キャノンMJ、4位:東ソー、5位:第一三共品川、6位:中央三井信託銀行※5部へ自動降格
Dブロック
優勝:三井住友銀行本社※入替決定戦で勝利し3部昇格、2位:小田急電鉄、3位:東燃化学、4位:イトーキ、5位:日立戸塚、6位:あいおい損保※5部へ自動降格
Eブロック
優勝:東芝府中※入替決定戦で敗れ4部残留、2位:三菱ふそう、3位:パナソニックモバイル、4位:NEC府中、5位:ビスディア、6位:みずほ信託銀行※5部へ自動降格
Fブロック
優勝:千代田化工※入替決定戦で敗れ4部残留、2位:大陽ステンレススプリングス、3位:鹿島、4位:三菱地所、5位:日清食品、6位:損保ジャパン※5部へ自動降格
Gブロック
優勝:キャノン※入替決定戦で勝利し3部昇格、2位:セイコーエプソン、3位:東芝川崎、4位:IHI、5位:JRシステム、6位:イノベーショントラスト※5部へ自動降格
Hブロック
優勝:テイ・エステック※入替決定戦で敗れ4部残留、2位:三菱商事、3位:東京郵政、4位:住友不動産、5位:リコー、6位:東芝デバイス※5部へ自動降格
5部
Aブロック
優勝:丸紅本社※4部へ自動昇格、2位:リクルート、3位:ソニー、4位:出光興産、5位:国会事務所、6位:京王電鉄、7位:岩崎通信機
Bブロック
優勝:沖電気東京※4部へ自動昇格、2位:THINKフィットネス、3位:経済産業省、4位:富士ゼロックス、5位:コマツ、6位:りそな銀行
Cブロック
優勝:東京国税庁※4部へ自動昇格、2位:豊田通商東京、3位:日本ユニシス、4位:JR東海東京、5位:クレディセゾン、6位:文化科学省
Dブロック
優勝:テプコシステムズ※4部へ自動昇格、2位:第一生命、3位:第一三共葛西、4位:ヤクルト本社、5位:キャノン新川崎、6位:KPMG
Eブロック
優勝:楽天※4部へ自動昇格、2位:国税庁、3位:日本出版販売、4位:NECネッツエスアイ、5位:中川装身具、6位:三菱ビルテクノ
Fブロック
優勝:三菱化学※4部へ自動昇格、2位:簡易保険局、3位:IHI武蔵、4位:リコー本社、5位:新日鐵本社、6位:三菱重工相模原
Gブロック
優勝:ティップネス※4部へ自動昇格、2位:日立情報※4部へ自動昇格、3位:オリックス、4位:学研ホールディングス、5位:ニコン6位:本田技術研究所朝霞
女子
1部
優勝:メディセオ
2位:三井住友銀行
3位:丸紅
4位:TOTO
5位:東芝府中
6位:特別区※入替戦に勝利し1部残留
6位の特別区は7月24日に2部1位の山武と入替戦を行った。第1Pで山武を引き離すとリードを守り勝利、1部残留を決めた。
2部
Aブロック
優勝:伊藤忠商事、2位:住友重機械、3位:JFE東日本、4位:三菱UFJ信託銀行、5位:東京都庁
Bブロック
優勝:山武※入替戦で敗れ2部残留、2位:沖電気東京、3位:第一生命、4位:NEC府中、5位:ビスディア、6位:JR東日本
2部1位決定戦で伊藤忠商事に勝利し1部との入替戦に進んだ山武だが、1部6位の特別区に敗れ昇格はならなかった。
関東実業団バスケットボール連盟
☆トピックス
東京都実業団選手権
関東実業団選手権の東京都予選となる東京都実業団バスケットボール選手権の組み合わせが発表された。大会は8月22日からはじまり、10月11日(月・祝)代々木第2体育館が最終日となる。今年は全日本実業団競技大会と千葉国体が続けて行われることもあり、全日本実業団競技大会に出場する4チームは特別シードとなり準々決勝からの登場となる。東京都からは21チームが関東実業団選手権に出場できる。2部Aブロックで優勝しながら入替戦に進めなかった大塚商会が勝ち上がれば1-4位決定戦で敗れた三井住友海上との対戦、大塚商会と同じく2部Bブロックで優勝しながら入替戦を逃したメディセオが勝ち上がれば1部8位の東京電力と対戦、さらに準々決勝で葵企業が勝ち上がればリーグ戦最終戦で全日本実業団競技大会出場をかけて対戦し敗れた新生紙パルプ商事との対戦するなど興味深い組み合わせがある。
東京都実業団バスケットボール連盟
日本代表
男子日本代表はジョーンズカップを3位で終え、帰国後すぐにレバノンとの親善試合3戦を行った。疲労などからチームの中心選手である田臥が不在となった親善試合は1勝2敗となった。今後は8月2~4日に第6次強化合宿を行い、翌日からレバノンで行われる第3回FIBAアジア スタンコビッチカップに出場することとなる。
また、U-17女子日本代表が第1回FIBA U-17女子バスケットボール世界選手権大会で5位入賞を果たし帰国した。選手たちは帰国後すぐに現在開催中の高校総体の開催地・沖縄県に入る過密スケジュールとなった。
JAB日本バスケットボール協会 日本代表サイト
取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香
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