スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.44
今号では関東実業団選手権の2回戦のレポートをメインに、今週末行われる全日本社会人選手権の紹介や、JBL2やJBL、関東大学リーグ戦の結果などを掲載。
☆関東実業団選手権
10月23日からスタートした関東実業団バスケットボール選手権。この大会は2010年2月に山口で行われる高松宮記念杯第43回全日本実業団バスケットボール選手権大会の関東予選を兼ねている。10月30日には台風による悪天候の中、駒沢屋内球技場で2回戦の8試合が行われ、ベスト16が出そろった。
第1試合のNTTデータvsテイ・エステック戦は最後までもつれる接戦となった。2部のNTTデータに挑む形となったリーグ4部のテイ・エステックだが、今年は埼玉県実業団で大陽ステンレススプリングスに勝利し埼玉2位での出場となり、大会に対するモチベーションも高い。NTTデータのリードする展開から終盤テイ・エステックが追い上げ、残り20秒を切って逆転するも、最後はわずかに2点差でNTTデータが逃げ切った。東京電力は粘る横浜リテラを振り切り勝利。メディセオもJFE東日本を後半で引き離して勝利した。大塚商会はアンリツにリードは奪うも今一つ引き離しきれなかったが、第4ピリオドで差をつけた。三井住友海上と三菱東京UFJ銀行の対戦は第1ピリオドは競ったものの、第2ピリオド以降は三井住友海上のペースとなり、三井住友海上が100点ゲームで勝利。プレス工業はオリンパスに力の差を見せて勝利した。日立大みかと東京消防庁は最後まで競った展開となるも、残り3秒の決勝点で東京消防庁がわずかに2点差で勝利した。日立大みかは仕事などの関係でメンバーが揃わず体力的に厳しい試合となった。NTT東日本東京と警視庁の対戦も最後まで競った展開となるが、NTT東日本東京が逃げ切った。この両チームはともに今シーズンで一番と言えるくらいにいい試合を行ったが、最後まで崩れなかったNTT東日本東京に軍配が上がった形となった。
印象に残ったのはテイ・エステックと東京消防庁の試合後の様子。両チームともリーグでは格上である対戦チームに敬意を表するかのように試合後は全員で相手ベンチまで行き挨拶をしていた。好ゲームの後にさらにこういう姿勢を示すことは、プレー以上に見ている人たちにいい印象を残すだろう。
これでベスト16が決まり、次は3回戦のベスト8決めの対戦となる。ここで勝利した時点で全日本実業団選手権の出場は決定する(関東からは10チームが出場するため)。このベスト8決めで敗れたチームは9・10位決定戦に回ることとなる。3回戦は11月13日、14日にそれぞれ4試合ずつ行われる。
関東実業団バスケットボール連盟
☆JBL2
JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は10月30・31日に第4・5週となる8試合を行った。
第4・5週の結果はこちら
豊田通商は石川とアイシンAWと対戦した。どちらの試合も接戦に持ち込まれるも、最後は逃げ切り2連勝、4戦負けなしのトップを守った。アイシンAWは豊田通商に敗れ初黒星となった。黒田電気はビッグブルーに勝利し、今リーグ戦初勝利を挙げた。Dライズは2試合とも接戦をものにし2連勝。
第6週は同じく3勝1敗同士のアイシンAWとDライズの対戦が行われる。また、オールジャパン出場を争う石川とレノヴァの対戦もある。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
☆全日本社会人選手権
11月6・7日に高知県高知市で第6回全日本社会人バスケットボール選手権大会が開催される。この大会は第3回大会から全日本総合選手権(オールジャパン)の予選を兼ねるようになり、男女上位2チームがオールジャパンの切符を手にすることができる。この大会からオールジャパンの出場したのは過去3回で横河電機と新生紙パルプ商事が2回、九州電力とJR東日本秋田がそれぞれ1回ずつとなっている。今大会では新生紙パルプ商事がこの大会の予選である全日本実業団競技大会の1回戦で九州電力に敗れ1回戦敗退となったことで今大会の出場権を取ることができなかった。
実業団の6チーム(横河電機、三井住友銀行、JR東日本秋田、日本無線、九州電力、曙ブレーキ工業)はどのチームも上位進出の可能性がある。順調に勝ち上がれば、横河電機と九州電力、三井住友銀行と曙ブレーキ工業が2回戦で対戦することとなる。
2日間の大会ということで、ベスト4に残った場合、2日間で4試合とハードなスケジュールとなっている。
第6回全日本社会人バスケットボール選手権大会
全日本社会人選手権2010 大会展望(スポーツのミカタ)
☆トピック
JBL
JBL(日本バスケットボールリーグ)は10月30・31日に第7週となる8試合を行った。トップを争うアイシンシーホースとトヨタ自動車アルバルクは星を分けた。パナソニックトライアンズはレラカムイ北海道に、東芝ブレイブサンダースはリンク栃木ブレックスにそれぞれ連勝。三菱電機ダイヤモンドドルフィンズと日立サンロッカーズの対戦は2試合とも1点差のゲームとなり、互いに1勝1敗と星を分けた。アイシンシーホースが10勝4敗とトップ、追うトヨタ自動車アルバルクが9勝5敗、パナソニックトライアンズと東芝ブレイブサンダースがともに8勝6敗となっている。連敗したレラカムイ北海道は単独の最下位となった。これで1順目が終わり、次の第8週から2順目の対戦となる。
JBL-日本バスケットボールリーグ
関東大学リーグ戦
10月31日に最終日を迎えた関東大学リーグ戦は青山学院大の17勝1敗という2位以下に大差をつけての優勝で終わった。最終週で日本大に2連勝した慶應義塾大が2位に、同じく最終週を連勝した東海大が3位に入った。入替戦となる8位は筑波大、9位に中央大、そして10位に法政大となった。2部は大東文化大が優勝、2位に早稲田大、3位が関東学院大となり、それぞれ1部との入替戦に臨むことなる。
関東大学バスケットボール連盟
全日本大学選手権(インカレ)
第62回全日本大学バスケットボール選手権大会の組み合わせが発表された。今年は女子が兵庫県尼崎市で、男子は東京都渋谷区で開催される。男子は代々木第2体育館のみので行われるため、昨年に比べると期間が長くなる。女子は11月22日、男子は11月29日にスタートする。
全日本大学バスケットボール連盟
取材・写真・リサーチ・文 渡辺美香
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