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スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.4

 今号はJBL2のゲームレポートをメインに、実業団、JBLについて紹介。

☆JBL2 2010-2011
 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は1月22・23日に第17週となる4試合を行った。
 ここで勝利してプレーオフ争いに絡みたいチーム同士の対戦となった日立電線vsレノヴァ戦。しかしレノヴァは#13近、#33ブノを欠く中でのアウェーゲームとなった。スタートからどちらもなかなか攻めきれずロースコアとなる。それでも第1ピリオドは#3宇佐美、#39梅津、#21村山の3ポイントシュートが決まり、日立電線が8点リードで終える。第2ピリオド開始早々、レノヴァの司令塔#3並里が連続でファールを取られ、開始から1分で3個目のファールとなりベンチに下がる。リズムの悪くなったレノヴァに対し、日立電線は#21村山、#3の3ポイントシュートで引き離し、残り6分を切ったところでリードを14点に伸ばす。ここでタイムアウトを取って修正したレノヴァだったが、日立電線の得点を止められず点差が縮まらない。日立電線が14点リードで前半を折り返す。第3ピリオド、#3並里が戻りオフェンスがリズムが良くなったレノヴァは#39中園を中心に得点を重ね追い上げる。残り3分で7点差まで詰めるも、ここでレノヴァ#3並里が4個目のファールでベンチに下がる。ここから流れは一気に日立電線に傾き、連続得点でリードを拡げ、16点差で最終ピリオドへ。第4ピリオドに入るとレノヴァがオフェンスを立て直し、徐々に追い上げていく。残り5分半からレノヴァが#4ブラウン、#12多和田の3ポイントシュート、#3並里の1on1で連続得点し7点差にまで迫ると、日立電線がタイムアウトを取る。これで流れは変わり、攻めきれないレノヴァに対し、日立電線はファールゲームのフリースローも確実に決めリードを拡げる。終了間際レノヴァ#39中園の3ポイントシュートが決まるが、日立電線が10点差で勝利した。勝った日立電線だが、年明け以降「チームの中でいろいろ問題が出ています」と野田HC。「負けが込んでいることもあって修正ができないでいます。今日は勝てて本当によかったです。負けていたらもっとよくない状況になっていたかも」と#7中村キャプテン。「自分がしっかりとチームをまとめていけていないってこともあるのでしょうが、若い選手が多いこともあって難しいところはあります」と苦しい心境を語った。この日チームの流れを作るプレーを見せた#5姿は「悪い時といい時の差が大きいので、精神的な部分でもっとしっかりとやっていかないといけないです」と語る。敗れたレノヴァは得点源の一人である#13近が不在、今やチームの中心となっている#3並里がファールトラブルと不運にも見舞われた。「今日は自分がファールトラブルになってしまってチームに迷惑をかけてしまいました。責任を感じています」と#3並里は厳しい表情だった。新人ながら多くのプレータイムを得ている#3並里。「合流が遅れた分、みんながいろいろ気を使ったくれたりしたおかげでやれています。ガードとして自分の仕事をしっかりとやっていきたいです」と語る。
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 豊田合成vsDライズ戦は、前週の課題を克服する意識を見せた豊田合成が大きくリードし、#37並里と#32ヒンクリーがリンク栃木ブレックスに戻ったこともありチームとしてバランスを崩したDライズが終盤に入って追い上げる展開となった。第1ピリオド序盤、豊田合成は#22阪下が積極的に攻め流れをつかむ。逆にDライズは攻守にリズムが悪く、開始から4分間無得点が続く。Dライズは#3荒井をコートにいてチームを落ち着かせるとようやく得点が伸び始めるが、豊田合成のリードは変わらず。豊田合成が7点リードで第1ピリオドを終える。第2ピリオドに入ると豊田合成のアウトサイドシュートも決まり始め、点差が一気に開く。防戦一方となったDライズは#11斉藤の個人技でなんとかつなぐも、豊田合成のリードは22点と拡がり前半を折りかえる。第3ピリオドに入るとDライズがゾーンディフェンスで豊田合成の勢いを止めにかかり、さらに#4鮫島が積極的に攻め、徐々に得点を伸ばす。豊田合成も速い展開で#2玖田、#39田中、#11大原が得点しリードを守る。しかし残り4分、豊田合成が主力をベンチに下げ始めると流れはDライズに。残り3分からDライズが連続得点で一気に15得点し、点差が10点となって最終ピリオドへと進む。第4ピリオド、追うDライズは積極的に攻め、徐々に点差を縮める。しかし豊田合成も#11大原、#39田中の得点でつなぐと、#5江藤の3ポイントシュートでリードを守る。残り4分を切って、Dライズ#45劉が奮起し、オフェンスリバウンドなどで連続得点、点差が6点まで詰まる。しかしここから豊田合成の厳しいディフェンスにDライズの得点が伸びず、残り1分からファールゲームに持ち込む。豊田合成は冷静にフリースローを決めリードを守り勝利した。この日スタートメンバーとなった#39田中は1on1や走る展開など積極的にオフェンスに絡むプレーを見せた。「自分はどちらかというとディフェンスに力を入れているのですが、最近インサイド陣が全体的に攻めることができていなかったので、今日は意識して攻めるようにしました。これからも頑張りたいです」と笑顔で語った。キャプテンの#21磯貝も「この1週間でかなりしっかりと練習で立て直すことができました。今日はうちが本来やっているオフェンスができたのでよかったです」と振り返った。敗れたDライズは最も大きな目標であったトップチーム(JBL・リンク栃木ブレックス)への今シーズンのコールアップの可能性がなくなり、さらにチームの状態を挙げていた#37並里、#32ヒンクリーがいなくなり、チーム状態が不安定な様子を見せた。チームキャプテンである#3荒井はコート上で何度も選手たちを鼓舞していた。「やはりこれまで(#32ヒンクリー)ショーンや(#37並里)成に頼っていたところが大きかったというのを改めて感じました。今日の負けは痛いですが、それで分かったこともあるのでよかったのかなとも思います。選手の入れ替えなどもあってチームが上手くいっていないところがあったのは事実です。でもここはチームが勝つことが最優先なので切り替えていきたいです」と荒井は他のチームにはない問題を抱えたチーム事情を語った。さらに「今はこのメンバーで優勝することが一番の目標です。次の試合が重要になるので、この1週間をしっかりとやっていきたいです」と最後に言った。
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 この他、豊田通商は黒田電気に、アイシンAWはビッグブルーにそれぞれ勝利した。
 第18週、Dライズは石川と対戦。ここで石川が勝利した場合、順位は逆転する(石川8勝7敗、Dライズ8勝8敗となり、勝率では石川が上回る)。またその場合、ビッグブルーと対戦する豊田合成が勝利すると豊田合成が3位に浮上する。久しぶりのホーム開催となるレノヴァは黒田電気と対戦。レノヴァがプレーオフ戦線に残るためには絶対負けられないところだが、黒田電気もここは落としたくない。無敗でトップを独走する豊田通商は日立電線と対戦する。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:JBL2 2010-2011 第17週の結果

☆実業団
 2月11~14日まで山口県周南市と下松市(11・12日のみ)で行われる高松宮記念杯第43回全日本実業団バスケットボール選手権大会まで2週間となった。今大会は日本実業団バスケットボール連盟創立50周年記念大会ともなっている。1月30日には関東のトップ4のチームがクラブチームと対戦するクラブ・実業団交流戦が、また2月5日には関東2位の日本無線がJBL2のTGI・Dライズとエキシビションマッチ(14:00~栃木県/県北体育館)で対戦と、各チーム着々とシーズン最後の大会に向けての準備を進めている。
クラブ・実業団交流戦の日程はこちら
エキシビションマッチについてはTGI・DライズHP
全日本実業団選手権大会については日本実業団バスケットボール連盟

☆JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は1月22日から後半戦に突入した。新たなスタートを切った北海道バスケットボールクラブはホームで東芝ブレイブサンダースに1勝1敗と星を分けた。その他、トヨタ自動車アルバルクvs三菱電機ダイヤモンドドルフィンズはトヨタ自動車アルバルクが、アイシンシーホースvs日立サンロッカーズはアイシンシーホースが、そしてパナソニックトライアンズvsリンク栃木ブレックスはパナソニックトライアンズが、それぞれ2連勝した。この結果、上位3チームと下位チームの差がさらに拡がった。
 第13週となる今週末は3位のパナソニックトライアンズと4位の東芝ブレイブサンダースが対戦。東芝ブレイブサンダースが2連勝すれば、3位と4位の差は一気に縮まることとなる。
JBL-日本バスケットボールリーグ

取材・写真・リサーチ・編集 渡辺美香

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