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2011年3月

スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.12

 東北地方太平洋沖地震から2週間。実業団とJBL2関連で現在報告等のある被災状況や支援活動などを紹介します。

<被災状況>
 3月25日現在で情報の入ったものを紹介します。
実業団
・日立大みか
 練習に使用している体育館が損傷し使用不可の状態で当面練習再開の予定はつかない様子。リーグ戦は参加の意向が実連に報告されています。
・山形銀行
 選手などチームメンバーは全員無事。選手の実家などでは大きな被害があったということですが、家族も無事と実連に報告されています。
・その他
 関東実業団の曙ブレーキ工業には東北出身の選手が7名在籍していますが、全員家族等に人的被害はないということでした。また、曙ブレーキ工業体育館は震災後使用不可となっています(3月23日現在)。
JBL2
・日立電線
 水道が復旧。交通面の整備(ガソリン、鉄道や道路状況)はまだ不十分な状態。体育館の損傷は軽度ですんだということです。
・豊田合成
 地震発生時、翌日のゲームのため栃木に向けて移動中に地震にあうが被害はなく、当日深夜には戻ることができたということです。
JBL2‐日本バスケットボールリーグ2部機構

<支援活動>
 様々な活動が報告されています。
JBL2
・レノヴァ鹿児島
 
3月26日(土)に“【東日本大震災復興支援イベント】レノヴァ鹿児島スペシャルゲーム2011”を開催します。会場は鹿児島アリーナ、入場料は一般・中高が1000円、小学生が500円、全席自由となっています。メインとなるレノヴァvs福太郎クラブのゲームは14:30スタートですが、以前とは10:30から始まります。詳細はレノヴァ鹿児島HPへ。
・この他、JBL、bjリーグなどの選手、チームが募金活動などを行っています。

<その他>
 関東実業団リーグ戦は会場の関係で現在若干の予定変更の可能性はありますが開催される見込みです。
関東実業団バスケットボール連盟
・JBL2で中止されたゲームのチケットの取り扱いについてJBL2のHPにて発表されています。

リサーチ・文 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.11

 3月11日に発生しました東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。そして、1日も早い復旧復興をお祈りしています。

 地震から1週間がたち、徐々に被災地域の様子も分かってきました。バスケットボール界でも3月中のスケジュールの変更や様々な支援活動が発表されています。3月18日現在で分かる範囲内で紹介いたします。

<被災地のチームの安否確認>
JBL2
日立電線ブルドッグス(茨城県日立市)
 3月16日現在、チーム関係者及びその家族に被害の報告はありません。電気は15日に復旧、16日現在水道・ガスは復旧せず。会社(工場、事務所など)は建物・設備等に大きな被害が出ており、業務復帰にもかなりの時間を要すると思われます。14日に電話で連絡の取れた#7中村キャプテンは「バスケどころじゃないですね」と言いながらも「リーグの再開は決まりましたか」と尋ね、現状としては再開は厳しいのではと伝えると「そうですよね」と短く答えました。朽津マネージャーからは16日にメールで『復旧にはかなり時間がかかりそうです。まずは会社の復旧を最優先としていますので、バスケットの練習ができるのは大分先になるかもしれません。危機的状況ですが、バスケ部一致団結して乗り切りたいと思います』というメッセージをいただきました。
TGI・Dライズ(栃木県小山市)
 チーム関係者全員無事と発表されています。
実業団
日立大みか(茨城県日立市)
 3月14日に加藤HCより全員無事との連絡をいただきました。しかし日立電線と同じく被害により業務もできない状況ということでした。
その他の被災地域のチームについては現在確認中です。

<地震の影響により変更されたスケジュール>
全日程中止
理由:余震が続いていること、使用電力に制限があり施設の利用が困難なこと、交通機関の混乱を起こす可能性があることなどです。
JBL プレーオフを含む残り日程全て
チケットの払い戻しについて リンク栃木ブレックス
JBL2
 プレーオフを含む残り日程全て
チケットの払い戻しについて TGI・Dライズ レノヴァ鹿児島
WJBLプレーオフファイナル 残り日程全て
チケットの払い戻しについてはWJBLオフィシャルサイトへ
第37回全日本クラブバスケットボール選手権大会 静岡県浜松市 3月19~21日
第24回都道府県対抗ジュニア大会 東京都渋谷区、他 3月28~30日
第42回全国ミニバスケットボール大会 埼玉県さいたま市 3月29~31日
第9回全日本デフバスケットボール選手権大会 福岡県福岡市 3月18~20日

活動中止
日本代表
男子ユニバーシアード日本代表 第2次強化合宿(3月16~19日) 第3次強化合宿(3月20~29日)
男子U-16日本代表 第4次強化合宿(3月17~19日)
女子ユニバーシアード日本代表 第3次強化合宿(3月20~22日) 第4次強化合宿(3月23~30日)
女子U-18日本代表 第6次強化合宿(3月26日~4月3日)
エンデバー
U-18女子トップエンデバー(3月24~26日)
財団法人日本バスケットボール協会

一部中止
bjリーグ 東京、埼玉、仙台の3チームが活動停止 この他一部のゲームが中止になっています。詳細はbjリーグHPへ。

この他、3月に東北および関東地域で開催予定の交流大会などが中止になっています。

<募金・チャリティーの活動>
募金活動
 選手たちが募金サイトを立ち上げて募金を呼び掛けています。また、各所(ホーム近隣の駅前やショッピングモールなど)での募金活動も行っています。

チャリティーイベント
JBL2
石川ブルースパークス 3月20日(日)松任運動公園体育館 東北関東大震災チャリティイベントで募金活動を行います。
レノヴァ鹿児島 3月26日(土)鹿児島アリーナ 『震災支援チャリティゲーム(仮称) レノヴァ鹿児島vs福太郎クラブ』収益の一部を義援金として寄付します。
bjリーグ
3月19・20日 京都、大阪(堺市)、島根、大分で開催のゲームは復興支援ゲームとして募金活動と収益金の一部を義援金として被災地に提供。詳細はbjリーグへ。
浜松・東三河フェニックス チャリティーゲーム 3月20日(日)オーエスジー体育館 募金活動及びチャリティーオークションの開催を予定しています。詳細は浜松・東三河フェニックスオフィシャルサイトへ。

この他にも現在開催を検討しているものもあります。

☆スポーツのミカタ増刊号をご購入いただいた皆様へ
 いつもスポーツのミカタをご支援いただき、誠にありがとうございます。この度スポーツのミカタでは皆さまにご購入いただきました増刊号1冊につき50円分を義援金として募金することといたしました。増刊号のご購入は実業団バスケットが好き、もしくは応援する選手、チームがある、などが理由だと思いますが、その中には実業団バスケットを応援したい、さらにはスポーツのミカタの活動を応援したいと言う気持ちがあると感じています。その応援の気持ちをこの度被災された地域の皆様への復興に向けての応援に少しでも変えさせていただきたいと考えました。
 また、今後も1冊につき50円の募金を、被災地が復興するまで続けていきたいと考えています。
 被災地域の実業団チームの皆さんはまずは生活の、そして会社の業務の復旧復興を目指して頑張っておられることと思います。また、東京電力、東北電力、JR東日本など同じ実業団の仲間の皆さんが日夜復旧復興に向けて自分たちの仕事を懸命にされています。自分たちのバスケットボールができるようになるには相当の時間を要するかもしれません。私たちは皆さんの1日でも早い復活を信じて応援していきます。

リサーチ・文 渡辺美香

JBL2 2010-2011 シーズン中止のお知らせ

 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は本日(3月15日)、2010-2011シーズンのプレーオフを含む残り全日程を中止することを発表した。3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響を考慮し本日の臨時理事会・総会で決定された。JBL(日本バスケットボールリーグ)も同じく残りの全日程が中止となった。入場券の取り扱いは決定次第発表される予定。詳細はJBL2へ。

JBL2 第26週のゲーム延期のお知らせ

 3月12・13日に予定されていましたJBL2第26週の4試合はすべて延期となりました。代替日やチケットの取り扱いについては決定次第お知らせします。詳細はJBL2へ。

スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.10

 今号はJBL2のゲームレポート(アイシンAWvs豊田合成第1戦、石川vs豊田通商第1戦、黒田電気vsビッグブルー第2戦)をメインに、JBL、WJBLの状況を紹介。


☆JBL2 2010-2011 ※写真は本日中に追加します。
 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は3月5・6日に第24・25週となる8試合を行った。この週は8試合中6試合がJBLのゲームと同日開催となった。
 アイシンAWvs豊田合成の第1戦。第1ピリオドは序盤豊田合成がリードを奪う。しかしアイシンAWが#34庄司のミドルシュートなどで追い付くと、残り3分を切って連続得点で豊田合成を引き離し、アイシンAWの6点リードで第1ピリオドを終える。第2ピリオドに入ると豊田合成が#11大原を中心にオフェンスのリズムが良くなってくると残り5分半に#5江藤の3ポイントシュートで同点に追いつく。攻めきれない場面が多くなったアイシンAWは逆転を許すが、#7横本、#6伊與田の得点で粘りを見せる。豊田合成の2点リードで前半を折り返す。第3ピリオドに入った直後アイシンAWが同点とするが、アイシンAWは開始から1分で#6伊與田のファールが3個となり厳しい展開。残り8分にアイシンAW#6伊與田に代わり#3吉田が4カ月ぶりにコートに立つ。しかし流れは変わらず豊田合成がリードを6点に拡げるが、残り7分にアイシンAW#3吉田が最初に放った3ポイントシュートが決まる。その直後豊田合成#11大原が負傷しベンチに下がると流れはアイシンAWに傾く。残り6分にアイシンAW#3吉田が再び3ポイントシュートを決め勢いに乗る。エースが急遽ベンチに下がった豊田合成はリズムが作れずおよそ5分間無得点が続き、残り2分にはアイシンAWが14点のリードとなる。ここで豊田合成も粘りを見せ、点差を8点にして第3ピリオドを終える。第4ピリオド、豊田合成はディフェンスをゾーンにしてアイシンAWの勢いを止めると、開始から2分半で2点差まで追い上げる。ここでアイシンAWは#1藤村をコートに入れ、#6伊與田、#3吉田の3ガードで豊田合成のゾーンディフェンスを崩していく。豊田合成も#33持田の3ポイントシュート、#5江藤のミドルシュートで粘るがアイシンAWの得点を止められず追いつくことができない。残り1分を切って豊田合成はファールでボールを止めて行くが、アイシンAWは確実にフリースローを決めると、さらに豊田合成のシュートが決まらず点差は開いていく。終了間際に豊田合成#5江藤がシュートを決めるも、アイシンAWが9点差で勝利した。4か月ぶりのコートに立ったアイシンAW#3吉田は「(競っている状況でコートに立つことになったので)正直きついなっていう気持ちもあったのですが、出るからには少しでも早く試合に慣れたいと思ってシュートも積極的に打っていきました。最初のシュートはちょっと危なかったのですが、入ってよかったです」とこの日の試合を振り返る。「この4ヶ月は辛かったです。こんなに長くなるような故障や怪我は今までしたことがなかったので。でも周りの方々のおかげですごく早く復帰することができました。まだ身体は動いていないのですが、プレーオフまでにはもうちょっと上げていきたいです」と笑顔だった。敗れた豊田合成はこれでプレーオフの可能性が完全になくなった。「惜しいで終わってはいけないのですが、最近は惜しいゲームを落としているのでそこを意識してやってきていました。そのことは間違ってはいないと思っています。今はこれまでやってきたことを来シーズンにつなげることが大切ですから、切り替えていきたいです」と福留HCは語った。第2戦もアイシンAWが勝利。アイシンAWのレギュラーシーズン2位が確定した。
 石川vs豊田通商の第1戦。第1ピリオド序盤から豊田通商が勢いに乗り一気にリードする。石川はオフェンスのリズムが作れず開始から2分間無得点が続いたが、残り7分に速攻、残り5分には#24高村の3ポイントシュートが決まり徐々に追い上げる。しかし豊田通商#23ダーニッシュを止められず追いつくことができない。第1ピリオドで豊田通商が10点リードとなる。第2ピリオドに入っても豊田通商がリードを拡げていく。しかし豊田通商がベンチメンバーを主体にしてくると流れは徐々に石川に傾く。石川が積極的に攻めファールをもらい、そのフリースローなどで追い上げる。リズムを崩した豊田通商はターンオーバーが出るなど得点につながらない。残り3分半の13点差を1点差まで石川が追い上げ前半を終える。第3ピリオド開始早々に石川が#15宮村のシュートで逆転するが、そこから豊田通商#1宮崎が1on1で石川のディフェンスを崩し逆転、さらにリードを拡げていく。豊田通商#1宮崎を止められない石川はオフェンスでもリズムを崩し5分間無得点が続き点差は10点を超える。そしてさらに点差は拡がり、残り1分半には豊田通商のリードが19点となる。ここで石川も粘り、#6山田の連続得点で12点差まで縮めて第3ピリオドを終える。第4ピリオド、なんとか追いつきたい石川だったが豊田通商のオフェンスを止められず追い上げることができない。終盤ベンチメンバー主体となった豊田通商だが、最後まで勢いは止まらず豊田通商が20点差で勝利した。連勝が続く豊田通商。今年の新人である#17前村は「シーズン序盤に比べてやりやすくなっています。このチームはメンバーによって変わってくるのでいろいろ大変ですが、その分自分のプレーの幅も拡がってくると思うので頑張り甲斐があります。もうシーズン残り少ないのでこのまま全勝で優勝できるように頑張ります」と終盤となった1年目のシーズンを振り返る。敗れた石川はこれで自力でのプレーオフ進出が厳しくなった。「豊田通商に勝たないとプレーオフは厳しいというのは事実なので勝てるように準備はしてきたのですが残念です。今はとにかく自分たちが勝つしかないと言う強い気持ちを持ってやるしかないと思っています」と試合後、チームキャプテン#31宮崎は語った。第2戦も豊田通商が勝利し、豊田通商は22勝0敗、石川は5位に後退した。
 黒田電気vsビッグブルー。第1戦はビッグブルーが20点のビハインドを追いつくと、終了間際に逆転、わずかに1点差で勝利した。両チームともに東京であることがら、第2戦も多くの応援が集まった。第1ピリオドは交互に点を取り合う展開となり、ビッグブルーがわずかに1点リードで終える。第2ピリオドに入ってもシーソーゲームが続いたが、残り5分ごろから徐々に流れが黒田電気に傾く。残り3分10秒に黒田電気#0島の3ポイントシュートが決まり5点のリードとすると、さらに終了間際に#13富田が3ポイントシュートを決め、黒田電気が8点リードで前半を折り返す。第3ピリオド、前半終了間際に負傷した黒田電気#13富田が頭に包帯を巻いた状態でプレーを始めた直後、1on1からのドライブインで得点する。そこからはビッグブルーも一歩も引かず、点を取り合う展開となる。残り5分半に黒田電気#13富田の3ポイントシュートから#77小野寺、#15綿貫の連続得点で黒田電気が一気にリードを15点に拡げと、さらに勢いの乗った黒田電気のリードは20点を超える。ビッグブルーは防戦一方となりわずかに#5坂上の得点でつなぐも追い上げることができない。黒田電気が21点リードで第3ピリオドを終える。第4ピリオドに入るとビッグブルーが#25平野の連続得点などで開始から2分間で13点差まで詰める。しかし黒田電気も崩れることなく、残り6分を切ってからは流れは黒田電気に。#8大前の速攻などで再び引き離すと、ビッグブルーに付け入る隙を見せず、26点差で勝利した。連敗を止めた黒田電気だが、#8大前は転勤がすでに決まっており、このチームでの試合が残り1試合となった。「今日は最後かなり体力的にきつかったのですが、勝ててよかったです。このチームでやれるのはもう最後になるので次の試合は強い相手ですが頑張っていいゲームにして、勝って終わりたいです」と自身の黒田電気での最終戦への意欲を語った。敗れたビッグブルーだが、今シーズンはすでに4勝。「自分が入って7シーズン目ですが4勝挙げたのは初めてです」と#17松藤。シーズン序盤を怪我のためベンチを温めて過ごしたが、復帰後チームも上向いていった。「ベテランが体調面などあって出られなくなったことで、他のみんながやらないといけないと言う意識が強くなったことと、みんなが何をするのか、何をしなくてはいけないのかがようやく分かってきたということが今のチーム状況につながっていると思います。自分ももうチームでは古い方になるので、得点はともかくつなぐプレーでチームに貢献していきたいですね。残り2試合、来年につなげられるようなゲームをしたいです」と松藤は語った。
 その他、Dライズvs日立電線戦はDライズが2連勝しプレーオフ進出に王手をかけた。
 第26週ではアイシンAW、レノヴァ、黒田電気がレギュラーシーズン最終戦となる。Dライズとレノヴァの2チームがともに勝利すれば、最終週を残してプレーオフ進出の4チームが決定。現在プレーオフの可能性が残っている石川は今週は試合がないためその2試合の結果待ちとなる。また、同じく可能性の残る日立電線は残り2試合を勝利することが絶対条件となる。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:JBL2 2010-2011 第25週の結果

☆JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は3月4~6日に第18週となる8試合を行った。パナソニックトライアンズは三菱電機ダイヤモンドドルフィンズに連勝。トヨタ自動車アルバルクとリンク栃木ブレックス、アイシンシーホースと東芝ブレイブサンダース、北海道バスケットボールクラブと日立サンロッカーズはそれぞれ星を分けた。この結果トヨタ自動車アルバルクがプレーオフ進出を決め、プレーオフは残り1枠となった。
JBL-日本バスケットボールリーグ

☆WJBL
 プレイオフセミファイナルを終え、3月10日(木)からファイナルがスタートしたWJBL。ファイナル第1戦は千葉県の船橋アリーナで行われ、JXサンフラワーズがトヨタ自動車アンテロープスに76-65で勝利した。第2戦(3月12日)は福島県郡山市で、第3戦(3月13日)以降は代々木第2体育館で行われる。※3戦先勝方式のため、第4戦以降は行われない可能性もあり。
WJBL offcial site

取材・写真・リサーチ・文 渡辺美香

JBL2 2010-2011 第24・25週の結果

 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は3月5・6日に第24・25週となる8試合を行った。
 Dライズは日立電線に連勝し3位に浮上、石川は豊田通商に連敗し5位に後退した。

<第24・25週の結果>
アイシンAW 66 ( 16-10  12-20  24-14  14-13 ) 57 豊田合成●
アイシンAW 69 ( 16-11  11-11  22-11  20-25 ) 58 豊田合成●
●石川 80 ( 19-29  23-14  18-29  20-27 ) 99 豊田通商
●石川 72 ( 21-26  13-20  24-15  14-23 ) 84 豊田通商
●黒田電気 80 ( 20-18  20-17  29-14  11-32 ) 81 ビッグブルー
黒田電気 82 ( 17-18  19-10  31-18  15-10 ) 56 ビッグブルー●
Dライズ 71 ( 14-15  24-18  5-17  28-18 ) 68 日立電線●
Dライズ 95 ( 24-8  23-14  17-24  31-21 ) 67 日立電線●

<現在の順位>
1位:豊田通商ファイティングイーグルス 22勝0敗
2位:アイシン・エイ・ダブリュ アレイオンズ安城 16勝7敗
3位:TGI・Dライズ 12勝10敗
4位:レノヴァ鹿児島 11勝12敗
5位:石川ブルースパークス 11勝12敗
6位:日立電線ブルドッグス 9勝13敗
7位:豊田合成スコーピオンズ 8勝14敗
8位:黒田電気ブリットスピリッツ 8勝15敗
9位:ビッグブルー東京 4勝18敗

<第26週の予定>
3月12日(土)
会場:栃木県/ブレックスアリーナ宇都宮 ※有料
13:00 Dライズ vs 豊田合成
3月13日(日)
会場:東京都/東京海上日動石神井体育館 ※無料
12:00 黒田電気 vs 豊田通商
14:30 ビッグブルー vs アイシンAW
会場:鹿児島県/鹿児島市総合体育館 ※有料
15:00 レノヴァ vs 日立電線
※アイシンAW、レノヴァ、黒田電気はレギュラーシーズン最終戦
※詳細はJBL2

スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.9

 今号ではJBL2第23週のゲームレポート(Dライズvsビッグブルー戦、黒田電気vs日立電線戦)をメインに、JBLとWJBLの状況を紹介。

☆JBL2 2010-2011
 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は2月26・27日に第23週となる4試合を行った。
 Dライズvsビッグブルー戦。プレーオフ進出まであと一歩のところまで来ているDライズにわずかに8人でビッグブルーが挑んだ。第1ピリオド、ビッグブルーが#13深尾の積極的にゴールを狙う動きに合わせ全体が機能しリードを奪う。Dライズは#6藤江の3ポイントシュートで応戦、残り2分12秒には#6藤江の速攻で逆転する。残り1分を切ってビッグブルー#18押野のフリースローで同点となり、第1ピリオドを終える。第2ピリオドに入り、ビッグブルーはディフェンスをゾーンに変えるが、ビッグブルーのシュートが決まらず、Dライズがリードする。しかしDライズもビッグブルーのゾーンディフェンスを攻め切れずなかなか得点が伸びない。Dライズ3点リードで残り1分39秒、ビッグブルー#5坂上が3ポイントシュートをバスケットカウントで決め、1スローを含めた4ポイントプレーで逆転するが、残り5秒にDライズ#4鮫島がオフェンスリバウンドをねじ込み、Dライズがわずかに1点リードで前半を折り返す。第3ピリオドもスタートからビッグブルーが勢いに乗る。#25平野、#32ハインツ、#17松藤とチーム全体で得点に絡む中、#5坂上が2本の3ポイントシュートを決め、残り6分に点差を13点差にひらきDライズにタイムアウトを取らせる。ここでDライズは途中出場の#14大塚が好調に3ポイントシュートを決め追い上げる。ビッグブルーも粘りを見せリードを守り、ビッグブルー10点リードで第3ピリオドを終える。第4ピリオドに入ってもビッグブルーの勢いは止まらない。残り6分28秒にはフラストレーションが溜まったDライズのベンチがテクニカルファールを取られ、そのフリースローをビッグブルー#5坂上が冷静に2本とも決め15点差となる。ここからDライズは#14大塚の3ポイントシュートのみの得点となり、ビッグブルーの得点を止められず点差を縮めることができない。ビッグブルーはファールゲームのフリースローも決めリードを拡げ、残り1秒には#2茂木のシュートも決まり、ベンチ入りした8人が全員出場、全員得点で快勝した。仕事の都合でわずかに8人で3勝目を挙げたビッグブルー。3ポイントシュート7本を含む30得点で勝利に貢献した#5坂上は「今日は前半は今一つだったのですが、後半からいい感じでシュートが決まりました。自分のシュートだけで勝ったのではないので、そこは良かったと思います。今日はみんながファールも抑えていいプレーができました。勝てる試合のイメージができたのではないかと思います」と語った。同じく7本の3ポイントシュートを決めたDライズ#14大塚は高校の後輩になることもあり「負けられません」とも言う。「自分が入ってから初の3勝目です」と喜びの表情のキャプテン#13深尾。リーグ終盤に入りチームの状態は確実に上がってきており、「もう一つ勝ちたいです」と意気込みを語った。敗れたDライズは「コートの中で選手同士で目が合わなかった」と#4鮫島が語るようにゾーンディフェンスに対してオフェンスがチームとしてまとまらず自分たちのリズムに乗せることができなかった。チームキャプテンの#3荒井は「気持ちの問題が大きいです。コートに立つ選手たちはもっと責任を持ってやらないといけない。プレーオフには絶対に出ないといけないので、残り試合負けられません」と厳しい口調だった。
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 黒田電気vs日立電線戦。第20・21週でアイシンAWに連敗しプレーオフが厳しくなった黒田電気とプレーオフ進出の可能性がある日立電線の対戦はそれがモチベーションに反映されたようなゲームとなった。第1ピリオドは互いに点を取り合いう展開となる。残り25秒に日立電線#5姿のフリースローで日立電線がわずかに2点リードして終える。第2ピリオドに入ると日立電線が#21村山の3ポイントシュートなどで勢いに乗ると、残り7分には日立電線のリードが9点となり、黒田電気はタイムアウトを取る。ここから黒田電気が#15綿貫の3ポイントシュートなどで追い上げを見せる。しかし日立電線も粘り、#34尾崎、#3宇佐美の速攻などで再び引き離していく。オフェンスのリズムが作れない黒田電気は1on1で取ったファールによるフリースローの得点のみとなる。残り3秒に日立電線#9小野寺がバスケットカウントを決め、日立電線が12点リードで前半を折り返す。3ピリオドに入っても日立電線の勢いは止まらず、黒田電気のゾーンディフェンスを#34尾崎、#3宇佐美の3ポイントシュートで崩していく。さらに#39梅津と#21村山の合わせのプレーが続き、残り4分半に16点差として、黒田電気にタイムアウトを取らせる。インサイドの高さを生かしたい黒田電気だったが、#19菅谷のゴール下のシュートもなかなか決まらず苦しい展開。残り1分を切ってからの日立電線の連続得点で、日立電線がリードを19点に拡げ第3ピリオドを終える。第4ピリオド、黒田電気は#13富田、#77小野寺、#19菅谷、#15綿貫の連続得点で、残り2分を切って11点差まで追い上げる。しかし日立電線も粘りを見せると#3宇佐美の3ポイントシュートで突き放し、13点差で日立電線が勝利した。日立電線はこれで9勝となり、プレーオフ進出に望みをつないだ。この日3ポイントシュート3本を含む17得点の日立電線#3宇佐美は今年の新人。シーズン序盤に比べるとチームにフィットし、力を発揮できるようになっている。「自分も周りのことが分かって、周りも自分のことを分かってくれて、12月くらいから手ごたえを感じるようになりました。今はチーム全体がいい状態になっていると思います。今日は(#9)小野寺さんが頑張ってくれたので、最後までいいプレーができました。プレーオフに出られるように頑張りたいです」と語った。この試合で初のPGでプレーした#9小野寺は「周りのみんなが助けてくれたのでできました。自分は他の2人(#1宮城、#7中村)の様にハンドリングもよくないので、その分パスワークをよくすることを考えてやれたのがよかったところもあったと思います。PGをやることで自分のプレーも広がるので、これからも頑張っていきたいです」と意気込みを見せた。#34尾崎はシーズン序盤チームを引っ張ってきたが、途中怪我で離脱しようやく復帰を果たしたばかりだった。「今日はやります」と試合前から強い気持ちを見せたいたが、コート上でもリバウンドやルーズボールに絡みチームに流れをもたらした。「今日は(#15)一戸さんがいないのでその分も頑張ろうと思いました。まだ十分には身体が動かないのですが、そこは気持ちでやりました」と笑顔だった。敗れた黒田電気、「前週の2連敗でプレーオフの可能性がほぼなくなったことが選手の気持ちの面で厳しいところがありました」と藤本HC。業務の都合で今シーズン平日の練習をHCが見れていないこともあり、チームのコントロールが難しいところがあると言う。チームの要である#13富田も「ここ1ヶ月ほとんど練習ができていない」といい、#15綿貫も「厳しいです」と現状を語った。現在来シーズンの新規加入選手の予定がなく、さらに現在の選手の中に異動が予定されており、「今のメンバーでできるのはあと3試合。ここは切り替えて、最後までいいゲームをしたいです」と藤本HCは残り試合に思いをかけている。
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 この他、ホームで豊田通商を迎えたレノヴァはわずかに5点及ばず敗れた。また、石川はアイシンAWに勝利しプレーオフ進出に望みをつないだ。
 第24・25週はシーズン4回目の2連戦となる。ともにプレーオフ進出を狙うDライズと日立電線の2連戦はどちらかが連勝するとプレーオフにかなり近づくこととなる。現在3位の石川は豊田通商との2連戦、1つでも取れれば大きいだろう。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:JBL2 2010-2011 第23週の結果

☆JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は2月25~27日に第17週となる8試合を行った。パナソニックトライアンズは日立サンロッカーズに、トヨタ自動車アルバルクは東芝ブレイブサンダースにそれぞれ連勝。アイシンシーホースとリンク栃木ブレックス、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズと北海道バスケットボールクラブはそれぞれ星を分けた。この結果、1位のアイシンシーホースと2位のパナソニックトライアンズの差がわずかに1勝となり、4位の東芝ブレイブサンダースと5位の日立サンロッカーズ、6位のリンク栃木ブレックスがそれぞれ1勝の差となっている。
 第18週では、4位の東芝ブレイブサンダースがアイシンシーホースと、5位の日立サンロッカーズが北海道バスケットボールクラブとそれぞれ対戦する。
JBL-日本バスケットボールリーグ

☆WJBL
 WJBL(バスケットボール女子日本リーグ機構)は2月27日からプレーオフに突入した。セミファイナルではJXサンフラワーズが富士通に2連勝し5年連続のファイナル進出を決めた。また第3戦まで持ち込まれたトヨタ自動車アンテロープスvsデンソーアイリス戦はトヨタ自動車アンテロープスが粘るデンソーアイリスを振り切り勝利、2年連続のファイナルに駒を進めた。JXサンフラワーズvsトヨタ自動車アンテロープスの対戦となるファイナルは3月10日(船橋アリーナ)からスタート、3戦先勝で争われる。
 また、Wリーグ最下位とW1リーグ1位のチームが対戦する入替戦も3戦まで持ち込まれ、三菱電機コアラーズがリードを守り切り勝利、2年ぶりのWリーグ昇格を決めた。
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取材・写真・リサーチ・文 渡辺美香

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