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スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.10

 今号はJBL2のゲームレポート(アイシンAWvs豊田合成第1戦、石川vs豊田通商第1戦、黒田電気vsビッグブルー第2戦)をメインに、JBL、WJBLの状況を紹介。


☆JBL2 2010-2011 ※写真は本日中に追加します。
 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は3月5・6日に第24・25週となる8試合を行った。この週は8試合中6試合がJBLのゲームと同日開催となった。
 アイシンAWvs豊田合成の第1戦。第1ピリオドは序盤豊田合成がリードを奪う。しかしアイシンAWが#34庄司のミドルシュートなどで追い付くと、残り3分を切って連続得点で豊田合成を引き離し、アイシンAWの6点リードで第1ピリオドを終える。第2ピリオドに入ると豊田合成が#11大原を中心にオフェンスのリズムが良くなってくると残り5分半に#5江藤の3ポイントシュートで同点に追いつく。攻めきれない場面が多くなったアイシンAWは逆転を許すが、#7横本、#6伊與田の得点で粘りを見せる。豊田合成の2点リードで前半を折り返す。第3ピリオドに入った直後アイシンAWが同点とするが、アイシンAWは開始から1分で#6伊與田のファールが3個となり厳しい展開。残り8分にアイシンAW#6伊與田に代わり#3吉田が4カ月ぶりにコートに立つ。しかし流れは変わらず豊田合成がリードを6点に拡げるが、残り7分にアイシンAW#3吉田が最初に放った3ポイントシュートが決まる。その直後豊田合成#11大原が負傷しベンチに下がると流れはアイシンAWに傾く。残り6分にアイシンAW#3吉田が再び3ポイントシュートを決め勢いに乗る。エースが急遽ベンチに下がった豊田合成はリズムが作れずおよそ5分間無得点が続き、残り2分にはアイシンAWが14点のリードとなる。ここで豊田合成も粘りを見せ、点差を8点にして第3ピリオドを終える。第4ピリオド、豊田合成はディフェンスをゾーンにしてアイシンAWの勢いを止めると、開始から2分半で2点差まで追い上げる。ここでアイシンAWは#1藤村をコートに入れ、#6伊與田、#3吉田の3ガードで豊田合成のゾーンディフェンスを崩していく。豊田合成も#33持田の3ポイントシュート、#5江藤のミドルシュートで粘るがアイシンAWの得点を止められず追いつくことができない。残り1分を切って豊田合成はファールでボールを止めて行くが、アイシンAWは確実にフリースローを決めると、さらに豊田合成のシュートが決まらず点差は開いていく。終了間際に豊田合成#5江藤がシュートを決めるも、アイシンAWが9点差で勝利した。4か月ぶりのコートに立ったアイシンAW#3吉田は「(競っている状況でコートに立つことになったので)正直きついなっていう気持ちもあったのですが、出るからには少しでも早く試合に慣れたいと思ってシュートも積極的に打っていきました。最初のシュートはちょっと危なかったのですが、入ってよかったです」とこの日の試合を振り返る。「この4ヶ月は辛かったです。こんなに長くなるような故障や怪我は今までしたことがなかったので。でも周りの方々のおかげですごく早く復帰することができました。まだ身体は動いていないのですが、プレーオフまでにはもうちょっと上げていきたいです」と笑顔だった。敗れた豊田合成はこれでプレーオフの可能性が完全になくなった。「惜しいで終わってはいけないのですが、最近は惜しいゲームを落としているのでそこを意識してやってきていました。そのことは間違ってはいないと思っています。今はこれまでやってきたことを来シーズンにつなげることが大切ですから、切り替えていきたいです」と福留HCは語った。第2戦もアイシンAWが勝利。アイシンAWのレギュラーシーズン2位が確定した。
 石川vs豊田通商の第1戦。第1ピリオド序盤から豊田通商が勢いに乗り一気にリードする。石川はオフェンスのリズムが作れず開始から2分間無得点が続いたが、残り7分に速攻、残り5分には#24高村の3ポイントシュートが決まり徐々に追い上げる。しかし豊田通商#23ダーニッシュを止められず追いつくことができない。第1ピリオドで豊田通商が10点リードとなる。第2ピリオドに入っても豊田通商がリードを拡げていく。しかし豊田通商がベンチメンバーを主体にしてくると流れは徐々に石川に傾く。石川が積極的に攻めファールをもらい、そのフリースローなどで追い上げる。リズムを崩した豊田通商はターンオーバーが出るなど得点につながらない。残り3分半の13点差を1点差まで石川が追い上げ前半を終える。第3ピリオド開始早々に石川が#15宮村のシュートで逆転するが、そこから豊田通商#1宮崎が1on1で石川のディフェンスを崩し逆転、さらにリードを拡げていく。豊田通商#1宮崎を止められない石川はオフェンスでもリズムを崩し5分間無得点が続き点差は10点を超える。そしてさらに点差は拡がり、残り1分半には豊田通商のリードが19点となる。ここで石川も粘り、#6山田の連続得点で12点差まで縮めて第3ピリオドを終える。第4ピリオド、なんとか追いつきたい石川だったが豊田通商のオフェンスを止められず追い上げることができない。終盤ベンチメンバー主体となった豊田通商だが、最後まで勢いは止まらず豊田通商が20点差で勝利した。連勝が続く豊田通商。今年の新人である#17前村は「シーズン序盤に比べてやりやすくなっています。このチームはメンバーによって変わってくるのでいろいろ大変ですが、その分自分のプレーの幅も拡がってくると思うので頑張り甲斐があります。もうシーズン残り少ないのでこのまま全勝で優勝できるように頑張ります」と終盤となった1年目のシーズンを振り返る。敗れた石川はこれで自力でのプレーオフ進出が厳しくなった。「豊田通商に勝たないとプレーオフは厳しいというのは事実なので勝てるように準備はしてきたのですが残念です。今はとにかく自分たちが勝つしかないと言う強い気持ちを持ってやるしかないと思っています」と試合後、チームキャプテン#31宮崎は語った。第2戦も豊田通商が勝利し、豊田通商は22勝0敗、石川は5位に後退した。
 黒田電気vsビッグブルー。第1戦はビッグブルーが20点のビハインドを追いつくと、終了間際に逆転、わずかに1点差で勝利した。両チームともに東京であることがら、第2戦も多くの応援が集まった。第1ピリオドは交互に点を取り合う展開となり、ビッグブルーがわずかに1点リードで終える。第2ピリオドに入ってもシーソーゲームが続いたが、残り5分ごろから徐々に流れが黒田電気に傾く。残り3分10秒に黒田電気#0島の3ポイントシュートが決まり5点のリードとすると、さらに終了間際に#13富田が3ポイントシュートを決め、黒田電気が8点リードで前半を折り返す。第3ピリオド、前半終了間際に負傷した黒田電気#13富田が頭に包帯を巻いた状態でプレーを始めた直後、1on1からのドライブインで得点する。そこからはビッグブルーも一歩も引かず、点を取り合う展開となる。残り5分半に黒田電気#13富田の3ポイントシュートから#77小野寺、#15綿貫の連続得点で黒田電気が一気にリードを15点に拡げと、さらに勢いの乗った黒田電気のリードは20点を超える。ビッグブルーは防戦一方となりわずかに#5坂上の得点でつなぐも追い上げることができない。黒田電気が21点リードで第3ピリオドを終える。第4ピリオドに入るとビッグブルーが#25平野の連続得点などで開始から2分間で13点差まで詰める。しかし黒田電気も崩れることなく、残り6分を切ってからは流れは黒田電気に。#8大前の速攻などで再び引き離すと、ビッグブルーに付け入る隙を見せず、26点差で勝利した。連敗を止めた黒田電気だが、#8大前は転勤がすでに決まっており、このチームでの試合が残り1試合となった。「今日は最後かなり体力的にきつかったのですが、勝ててよかったです。このチームでやれるのはもう最後になるので次の試合は強い相手ですが頑張っていいゲームにして、勝って終わりたいです」と自身の黒田電気での最終戦への意欲を語った。敗れたビッグブルーだが、今シーズンはすでに4勝。「自分が入って7シーズン目ですが4勝挙げたのは初めてです」と#17松藤。シーズン序盤を怪我のためベンチを温めて過ごしたが、復帰後チームも上向いていった。「ベテランが体調面などあって出られなくなったことで、他のみんながやらないといけないと言う意識が強くなったことと、みんなが何をするのか、何をしなくてはいけないのかがようやく分かってきたということが今のチーム状況につながっていると思います。自分ももうチームでは古い方になるので、得点はともかくつなぐプレーでチームに貢献していきたいですね。残り2試合、来年につなげられるようなゲームをしたいです」と松藤は語った。
 その他、Dライズvs日立電線戦はDライズが2連勝しプレーオフ進出に王手をかけた。
 第26週ではアイシンAW、レノヴァ、黒田電気がレギュラーシーズン最終戦となる。Dライズとレノヴァの2チームがともに勝利すれば、最終週を残してプレーオフ進出の4チームが決定。現在プレーオフの可能性が残っている石川は今週は試合がないためその2試合の結果待ちとなる。また、同じく可能性の残る日立電線は残り2試合を勝利することが絶対条件となる。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:JBL2 2010-2011 第25週の結果

☆JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は3月4~6日に第18週となる8試合を行った。パナソニックトライアンズは三菱電機ダイヤモンドドルフィンズに連勝。トヨタ自動車アルバルクとリンク栃木ブレックス、アイシンシーホースと東芝ブレイブサンダース、北海道バスケットボールクラブと日立サンロッカーズはそれぞれ星を分けた。この結果トヨタ自動車アルバルクがプレーオフ進出を決め、プレーオフは残り1枠となった。
JBL-日本バスケットボールリーグ

☆WJBL
 プレイオフセミファイナルを終え、3月10日(木)からファイナルがスタートしたWJBL。ファイナル第1戦は千葉県の船橋アリーナで行われ、JXサンフラワーズがトヨタ自動車アンテロープスに76-65で勝利した。第2戦(3月12日)は福島県郡山市で、第3戦(3月13日)以降は代々木第2体育館で行われる。※3戦先勝方式のため、第4戦以降は行われない可能性もあり。
WJBL offcial site

取材・写真・リサーチ・文 渡辺美香

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