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2011年6月

関東実業団リーグ戦2011 男子1部1次リーグ第6戦の結果

 関東実業団バスケットボールリーグ戦男子1部1次リーグ第6戦が、6月26日(日)に代々木第2体育館で行われた。横河電機が日本無線に、曙ブレーキ工業が三井住友銀行にそれぞれ勝利し、1次リーグ4位以上(2次リーグ上位リーグ)を決めた。三井住友銀行が敗れたことで全勝チームはなくなった。

関東実業団バスケットボール連盟

<試合結果>
●日本無線 76 ( 20-27  18-17  23-15  15-18 ) 77 横河電機
●富士通 54 ( 13-22  14-18  14-21  13-21 ) 82 葵企業
曙ブレーキ工業 80 ( 14-21  17-6  22-17  27-19 ) 63 三井住友銀行●
●東京日産 67 ( 23-16  15-19  14-21  15-13 ) 69 新生紙パルプ商事

<現在の勝敗>
5勝1敗※1次リーグ4位以上決定
横河電機
三井住友銀行
曙ブレーキ工業
3勝3敗
日本無線
新生紙パルプ商事
葵企業
0勝6敗
東京日産
富士通

<次週の予定>
1次リーグ第7戦
7月3日(日) 足立区総合スポーツセンター
10:00 東京日産 vs 富士通
11:40 新生紙パルプ商事 vs 葵企業
13:20 日本無線 vs 曙ブレーキ工業
15:00 横河電機 vs 三井住友銀行

スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.25

☆関東実業団リーグ戦2011
 男女1部が一緒に行われた6月19日(日)の代々木第2体育館はスペシャルデーとして企画、来場者に勝利チームを予想してもらい、その中から抽選で選ばれた方に景品を送るプレゼント抽選会が男女合わせ7試合全てで行われた。
<男子1部>
第5戦の結果と第6戦の予定
第5戦:三井住友銀行vs日本無線戦は第1ピリオド中盤まで互角の展開となるも、日本無線#49山本が2個目のファールでベンチに下がると流れは三井住友銀行に傾き、三井住友銀行が6点リードで第1ピリオドを終える。第2ピリオド、勢いに乗った三井住友銀行が日本無線を引き離しにかかり、残り8分を切って三井住友銀行のリードが10点を超える。ここで日本無線も粘りを見せるが三井住友銀行のインサイドを止められず徐々に点差は開き、三井住友銀行が14点リードで前半を終える。第3ピリオドに入ると日本無線が9点差まで追い上げを見せるが、三井住友銀行が#34木村、#31佐藤の得点でリードを守り、10点差で第4ピリオドへ。第4ピリオド開始早々、日本無線がリズムよく得点し6点差に詰めるも、三井住友銀行#23原田が連続得点で日本無線を突き放す。しかし流れを引き寄せた日本無線は#1福田大、#2福田侑の連続得点で残り3分21秒には2点差まで詰める。ここでなんとか粘る三井住友銀行だが、残り1分半に日本無線が同点に追いつくと残り43秒に日本無線#6鈴木が3ポイントシュートをバスケットカウントで決め、フリースローも含める4点プレーで日本無線が2点リードとなる。三井住友銀行は残り28秒に#92小松がフリースローを1本決め、そのリバウンドを三井住友銀行#23原田が取りフリースローを得て同点とする。残り11秒に日本無線#2福田侑がドライブで切れ込み得点、日本無線が2点リードするも、残り3.5秒に三井住友銀行#92小松が思い切りよく切り込み得点、そのままタイムアップとなり、延長戦に突入した。延長戦開始早々、日本無線が#49山本、#9小林の連続得点でリードを奪う。三井須本も銀行は#92小松が粘りを見せ、残り13.7秒には三井住友銀行が逆転し2点リードとなる。ここで日本無線#6鈴木がパス&ランからのカットインで得点し、今度はギリギリのところで日本無線が追いつき再延長へと進むこととなった。両チームともに主力にファールが混んだ状態で入った再延長戦は序盤日本無線#25尾崎がフリースローを連続してもらい日本無線がリードする。粘りを見せる三井住友銀行だが#34木村が5ファールでベンチに下がり苦しい展開に。しかしここで三井住友銀行#31佐藤が奮起、残り2分に3ポイントシュートを決め1点差とすると、その後#92小松もファールアウトとなるも流れを渡さず、残り1分を切って三井住友銀行が逆転する。攻めきれなくなった日本無線は得点が止まり残り11秒には三井住友銀行のリードが5点となる。残り4.7秒に日本無線#9小林がバスケットカウントを決めるが、そのフリースローのリバウンドを三井住友銀行が取り、残り2.4秒に三井住友銀行#31佐藤のフリースローが1本とも決まると、三井住友銀行が50分の激戦を勝ち抜き、5勝目を挙げた。この試合35得点を挙げた三井住友銀行#31佐藤は「最後は小松さんも木村さんもファールアウトしてしまったので、とにかく自分のできることをやろうと思って積極的にいきました」と再延長での勝利にホッとした表情を浮かべた。敗れた日本無線はいいリズムを維持できない場面が多く、課題の残る試合となった。横河電機vs曙ブレーキ工業戦は第2ピリオド序盤で横河電機が10点のリードを奪うも、曙ブレーキ工業が#15田中の連続得点などで残り3分半に逆転する。しかしここで横河電機が粘り、残り4.6秒に#33笹がゴール下をねじ込み、横河電機がわずかに2点リードで前半を折り返した。第3ピリオド序盤はどちらも一歩も引かず点を取り合うが、残り4分を切って横河電機#0田ヶ谷が積極的に攻めもらったフリースローを確実に決め、残り3分を切って横河電機のリードが5点となる。なんとか粘る曙ブレーキ工業だが、横河電機#24梶原が3ポイントシュートを決め突き放す。横河電機の6点リードで最終ピリオドへ。第4ピリオドは曙ブレーキ工業が追いつくと横河電機が引き離す展開が続く。残り1分47秒に曙ブレーキ工業が#15田中の3ポイントシュートで同点とするも、そこから曙ブレーキ工業はリズムが作れずシュートが決まらない。同点とされた直後に#33笹がパワープレーで決めリードを奪った横河電機も攻めきれない場面が続くが、曙ブレーキ工業のリズムの悪さにも助けられリードを守る。残り20秒を切ってファールゲームに来た曙ブレーキ工業だったが、横河電機#7梅田が落ち着いて決め、横河電機が6点差で勝利した。なかなかチームのリズムが整わない横河電機は#7梅田と#8神崎が入れ替わりでコートに立ちゲームをコントロールしている。途中から出て流れを変える役割を担う#8神崎は「大変ですよね。ちょっとストレスもありますが、やるしかないですから」と自身の役割を再認識した。敗れた曙ブレーキ工業は上位リーグまであと一つのところで足踏みとなった。第4戦まで好調なシュートで得点と3ポイントランキングでトップに立っていた#6菊沢がこの日は3ポイント0本、わずかに4得点を振るわなかった。「菊沢はこれまでが調子良すぎたところはありますが、今はここを乗り越えるしかないですね」と角田コーチ。次の試合で上位入りを決めたいと気持ちを新たにした。新生紙パルプ商事vs富士通戦は新生紙パルプ商事が第1ピリオドで13点差をつけリードする。しかし第2ピリオド、富士通が速い展開から徐々に追い上げ、残り1分を切って5点差に詰める。残り28秒に新生紙パルプ商事#3立花が3ポイントシュートを決め、新生紙パルプ商事が8点リードで前半を終える。第3ピリオドは富士通が追い上げ、それを新生紙パルプ商事が突き放す展開が続く。残り2分を切って富士通が連続得点で残り50秒には3点差まで迫るも、そこからどちらも攻め切れず得点が止まり、新生紙パルプ商事がわずかに3点リードで第3ピリオドを終える。第4ピリオド開始から3分で富士通が同点に追いつき同点とするも、新生紙パルプ商事は#9高崎の3ポイントシュートでリードを守る。勢いに乗った富士通が残り4分#34知念の3ポイントシュートで逆転するが、ここから富士通はリズムが作れずオフェンスが止まってしまう。新生紙パルプ商事は落ち着いてゲームをコントロールすると、残り2分半には逆転、その後も徐々に引き離していく。残り40秒を切って8点差で富士通はファールゲームから得点につなげるも追い上げには至らず、新生紙パルプ商事がリーグ戦2勝目を挙げた。チームキャプテンである#5遠藤が先週の試合中の故障で欠場する中、新生紙パルプ商事は少ない人数で暑いゲームを戦いきった。「やはり気持ちですよね。それだけだと思います」と#3立花。ようやく最近自分のプレーがチームに与える影響を認識したと笑いながら言う。暑さが苦手な#61坂口は「最後は意識が朦朧としてました」と苦笑い。この勝利でなんとか上位入りに希望をつないだ。敗れた富士通、「ある程度はやれていると思うけど、ここってところで勝負できるものがないんです」とチームの司令塔#34知念は振り返る。得点能力も高い知念だが、チームのバランスを考えて自身が攻めることをセーブしている面もあるという。「そこのバランスのとり方が本当に難しくて、自分自身悩んでいます。もっとチーム内のコミュニケーションをよくして、みんなの意識が1つになるようにしていかないといけないと思います」とこれからを見つめる。この日の最終戦である葵企業vs東京日産戦は予定時間よりおよそ1時間遅れてスタートした。葵企業が好調に東京日産を引き離すと、途中#21篠原が負傷してベンチに下がるも流れは変わらず、葵企業が勝利した。残り全てを勝たないと上位入りの可能性がない葵企業だが、ここで篠原の故障は痛いと#4山口。「でも可能性があるわけですから、ここは残り全勝できるように頑張ります」と結んだ。
 第5戦を終え、三井住友銀行が5戦全勝で1次リーグ4位以上を決めた。横河電機と曙ブレーキ工業が4勝1敗、日本無線が3勝2敗、新生紙パルプ商事と葵企業が2勝3敗、。東京日産と富士通は5戦でまだ勝ち星はない。
 個人ランキングは第5戦で再延長まで戦い得点が伸びた三井住友銀行#31佐藤がと組んで1位に浮上。第5戦では3ポイントシュートが決まらず得点が伸びなかった曙ブレーキ工業#6菊沢は得点では5位に下降したが、3ポイントは1位を守っている。リバウンドは日本無線#49山本が1位を独走、アシストでは第5戦で12アシストをあげた新生紙パルプ商事#3立花が1位となっている。
 第6戦は6月26日(日)に代々木第2体育館で行われる。上位リーグ入りのためには負けられない日本無線は横河電機と、あと一つ勝てば上位入りが決まる曙ブレーキ工業は三井住友銀行とそれぞれ対戦する。
<男子2部>Aブロックではここまで3戦全勝だったメディセオがNTTデータに敗れた。プレス工業も勝利し、メディセオが3勝1敗、プレス工業とNTTデータが2勝1敗で並び、東京消防庁が1勝2敗、住友商事が3敗となっている。7月9日のブロック最終戦でプレス工業とNTTデータが対戦、勝者がブロック2位以上となり、2部1-4位決定戦に進む。すでに試合を終えているメディセオはどちらが勝っても2位以上は確定、プレス工業が勝てば1位、NTTデータが勝てば2位となる。Bブロックは三井住友海上と大塚商会が現在3勝0敗で並んでいる。日立大みかとNTT東日本東京と三菱東京UFJ銀行が1勝2敗で並び、JFE東日本京浜はまだ白星がない。Bブロックの第4戦は6月26日(日)に男子1部が行われる代々木第2体育館で9:30から3試合が予定されている。
<3部>Bブロックは警視庁が3戦全勝、オリンパスが三井住友銀行本社にわずかに1点差で敗れ2勝1敗となった。Cブロックは全試合終了し、富士通ゼネラルと東京都庁と本田技術研究所が4勝1敗で並び、該当チーム同士の対戦も3チームともに1勝1敗となったため、該当チーム同士の対戦のゴールアベレージで順位を決定。その結果、本田技術研究所が1位、富士通ゼネラルが2位、東京都庁が3位となった。Dブロックは住友重機械が3戦全勝、東京トヨペットが2戦全勝となっている。
<4部>CブロックはC.K.東京と小田急電鉄とイトーキと日清食品の4チームが2勝1敗で並んでいる。Dブロックが日立情報システムズが3戦全勝、東芝府中とANAと鹿島が2勝1敗となっている。Fブロックはテイ・エステックが4戦全勝で1位、東京郵政が3勝1敗で2位となった。HブロックはセイコーエプソンとNTTソフトウェアが3戦全勝で並んでいる。
<5部>Bブロックは小西安が3戦全勝、USOL東京が2勝1敗で追っている。Cブロックは龍伸建設が3戦全勝、日本ユニシスとJR東海東京が2勝1敗となっている。Dブロックは横浜リテラが4戦全て100点を超える圧勝で最終戦を残して1位が確定した。Fブロックはオリックスと日本出版販売が2戦2勝で並んでいる。GブロックはTHINKフィットネスと花王が2戦2勝、三菱ビルテクノが2勝1敗となっている。
<女子1部>1次リーグは第3戦まで終了。メディセオは第3戦でTOTOに前半ビハインドの展開となるも後半逆転し勝利、全勝を守った。三井住友銀行も3戦全勝で並んでいる。丸紅は2勝1敗、TOTOは1勝2敗、東芝府中と特別区は3戦全敗となっている。
<女子2部>Aブロックは龍伸建設が4戦全勝し1位を確定した。Bブロックは全試合を終え、NEC府中が3戦全勝で1位となった。
関東実業団バスケットボール連盟

☆トピックス
日本代表親善試合
 6月30日から3試合行われる“「東日本大震災」被災地復興支援 バスケットボール男子日本代表国際親善試合2011(兼 第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 兼 2012年ロンドンpりんピックアジア地区予選 壮行試合)”に出場する代表選手16名が発表された。東アジア選手権では代表入りしなかった田臥(リンク栃木ブレックス)や折茂(北海道バスケットボールクラブ)も加わった。試合は6月30日(木)に岡山県の桃太郎アリーナで、7月2日(土)は静岡県のエコパアリーナ、翌7月3日(日)は東京都の代々木第2体育館で行われる。対戦相手のドイツプロリーグ所属、『エス オリバー バスケッツ ヴュルツブルグ』は創立から4年でトップリーグに昇格したチーム。今シーズンから日本でもなじみのあるジョン・パトリック氏がヘッドコーチを務める。詳細は日本バスケットボール協会(親善試合特設ページあり)へ。

JBL2
 2011-2012シーズンに向けて、各チームシーズンインしている模様。リーグ発表はまだないが、チーム発表としてレノヴァ鹿児島にJBL・トヨタ自動車に在籍した西堂が加入。西堂は大学卒業初年度に黒田電気に在籍した経歴があり、JBL2に復帰となる。Dライズでベスト5に選ばれた劉が新規参入の兵庫に加入した(兵庫では劉生となっている)。JBL・パナソニックの梁川がリンク栃木ブレックスの育成選手として移籍。現在育成選手契約はDライズ所属となるが、最終的にDライズからブレックスに1名コールアップされる見込みがあり、最終ロスターが気になるところ。先に行われたbjリーグのドラフトで昨シーズンJBL2でプレーした選手が数名ピックされており、チームによっては大きくメンバーが変わることが予想される。現在発表されているプレシーズンマッチでは兵庫がJBL・パナソニックと、レノヴァがJBL・リンク栃木とそれぞれ対戦する予定となっている。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

取材・写真・リサーチ・文 渡辺美香

関東実業団リーグ戦2011 男子1部1次リーグ第5戦の結果

 関東実業団バスケットボールリーグ戦の男子1部1次リーグ第5戦が6月19日(日)に東京都渋谷区で行われた。三井住友銀行が2回の延長の末勝利、5戦全勝で2次リーグ上位(4位以上)を決めた。

関東実業団バスケットボール連盟

<試合結果>
1次リーグ
第5戦
6月19日(日)代々木第2体育館
三井住友銀行 100 ( 19-13  23-15  19-23  13-23 11-11*  15-10** ) 95 日本無線●
横河電機 64 ( 18-11  11-16  19-15  16-16 ) 58 曙ブレーキ工業●
新生紙パルプ商事 70 ( 24-11  14-19  11-16  21-19 ) 65 富士通●
葵企業 87 ( 25-15  15-17  21-15  26-10 ) 57 東京日産●

<現在の勝敗>
5勝0敗
三井住友銀行 ※1次リーグ4位以上確定
4勝1敗
横河電機
曙ブレーキ工業
3勝2敗
日本無線
2勝3敗
新生紙パルプ商事
葵企業
0勝5敗
東京日産
富士通

<次週の予定>
1次リーグ第6戦
6月26日(日)代々木第2体育館
14:15 日本無線 vs 横河電機
15:50 富士通 vs 葵企業
17:25 曙ブレーキ工業 vs 三井住友銀行
19:00 東京日産 vs 新生紙パルプ商事

スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.24

☆関東実業団リーグ戦2011
<男子1部>
第3戦・第4戦の結果と第5戦の予定
第3戦:わずかに5人(コーチ兼選手の嶋津含め6人)で好調の曙ブレーキ工業と対戦した東京日産は大差をつけられたが、最後まで戦いきった。三井住友銀行vs新生紙パルプ商事は前半は互角の展開となったが、第3ピリオド開始早々から三井住友銀行が速い展開で流れを作り、開始から2分で10点のリードを奪う。ここから点の取り合いとなるも、三井住友銀行は#31佐藤が3ポイントシュート3本を決める好調な流れでリードを守り、三井住友銀行の10点リードで最終ピリオドへ。なんとか追い上げたい新生紙パルプ商事だったが、三井住友銀行#92小松と#34木村のインサイドを止められず点差が詰まらない。三井住友銀行が逃げ切り3勝目を挙げた。横河電機vs葵企業戦は第2ピリオド、葵企業の新人#20羽立が上手く機能し横河電機にリードを与えない。第2ピリオド葵企業が#15永田、#14松岡の連続3ポイントシュートで逆転する。ここから一進一退の攻防が続くが、ベンチメンバー主体となった横河電機が葵企業の流れを止められず引き離され、葵企業8点リードで前半を終える。第3ピリオドに入ると横河電機がインサイドを軸にオフェンスを組み立て点差を詰め、残り7分には#24梶原の3ポイントシュートで2点差まで迫る。ここでどちらも守り切れずファールが続くが、フリースローを確実に決める葵企業が残り5分を切って#15永田の3ポイントシュートで8点差をつけ横河電機を引き離す。その後も横河電機のオフェンスのリズムが整わず、葵企業が12点リードで第3ピリオドを終える。第4ピリオド序盤にファールが込み、横河電機が#0田ヶ谷、葵企業が#13上原と#20羽立と#21篠原のファールが4個となる。横河電機は#24梶原の連続得点と#28能登の得点で5点差まで詰めるも、葵企業が速い展開で連続得点し横河電機の追い上げを許さない。しかし残り3分、葵企業#20羽立が5ファールとなると直後に葵企業#21篠原もファールアウトとなる。ここで流れは横河電機に傾くかと思われたが、葵企業#8田中が葵企業のリズムを作り追い上げる隙を与えない。残り1分を切って12点差と厳しい状況となった横河電機は#22浦中らが最後まで粘りを見せるも、葵企業がファールゲームのフリースローを落ち着いて決めリードを守り、自チームの今リーグ戦初であり、横河電機のリーグ戦連勝を止めた白星を挙げた。「今日はチーム全員で勝ち取った勝利でした」と葵企業#4山口。連勝が止まった横河電機だったが「自分たちのおごりのようなものがあったと思います。ここで崩れてしまって連敗はしないように次は必ず勝ちます」と#0田ヶ谷は言う。日本無線vs富士通戦は第1ピリオドはロースコアで競った展開となるもその後徐々に日本無線が流れを作り富士通を引き離し勝利した。前の試合の余韻が残るスタートに今一つどちらもリズムが作れなかったが、経験に勝る日本無線が確実に自分たちのゲームに戻すことができた。
第4戦:横河電機vs新生紙パルプ商事戦は第1ピリオドゾーンディフェンスを時々挟む横河電機のディフェンスに新生紙パルプ商事のリズムが作れず、第1ピリオドで横河電機が13点のリードを奪う。第2ピリオドに入っても流れは変わらず、残り4分で横河電機のリードは17点と拡がる。しかし新生紙パルプ商事も#9高崎の3ポイントシュートなどで粘り、11点差で前半を終える。第3ピリオドに入ると新生紙パルプ商事が#3立花の3ポイントシュートなどで追い上げる。横河電機はリズムが作れず得点が伸びない。このピリオドで新生紙パルプ商事が追いつき同点として最終ピリオドへ。第4ピリオド先に流れをつかんだ横河電機が#7梅田の3ポイントシュートなどで残り6分にはリードを7点とする。しかし新生紙パルプ商事も#7山本の3ポイントシュートと#61坂口のゴール下で2点差に詰める。ここから横河電機は#33笹がインサイドで機能し流れを渡さない。そのまま横河電機が逃げ切り勝利した。連敗を阻止した横河電機は前日のゲームで負傷した#15高木を欠いての試合となったが、#24梶原が要所で確実に決めるなど落ち着いたプレーで流れを作った。また#3梅田も終盤の競った展開の中ゲームをコントロールし最後は横河電機の武器であるインサイドで試合をしめる形ができた。敗れた新生紙パルプ商事は3敗目となり上位入りに向けて厳しい状況となった。東京日産vs日本無線戦は日本無線が終始リードし勝利した。富士通vs曙ブレーキ工業戦は序盤富士通が勢いよく流れを作り第1ピリオドで30得点と好調さを見せる。しかし第2ピリオドに入ってディフェンスを厳しくした曙ブレーキ工業に対しリズムが作れない富士通は攻め切れず得点が伸びない。曙ブレーキ工業は#6菊沢の3本の連続シュートで流れを作ると、#15田中が積極的に攻め残り4分余りで逆転すると、そのまま富士通を引き離す。第3ピリオドは富士通が#24丁が中外と得点し追い上げる。防戦にまわった曙ブレーキ工業だがなんとか1点のリードを守り最終ピリオドへ。ここから流れは再び曙ブレーキ工業が握ると、今リーグ戦好調の#6菊沢が3ポイントシュート2本を決めるなどでリードを拡げる。曙ブレーキ工業の勢いを止められない富士通は#14石井が最後まで粘りを見せるも追い上げには至らず、曙ブレーキ工業が4勝目を挙げた。葵企業vs三井住友銀行戦は序盤どちらもリズムが作れずロースコアとなるが、第2ピリオドに入って三井住友銀行が流れをつかむと葵企業を引き離す。葵企業は要所でミスが出るなどしなかなかチームのリズムが作れない。三井住友銀行が15点リードして前半を折り返す。第3ピリオドに入ると葵企業が#14松岡の3ポイントシュートなどで追い上げを見せる。三井住友銀行はインサイドが機能せず苦しい展開。葵企業が6点差まで詰めて第3ピリオドを終える。第4ピリオド序盤で葵企業が#21篠原のバスケットカウント1スローなどで一気に逆転する。しかし三井住友銀行も#81清水が速い展開を作ると葵企業に流れを渡すことなく連続得点し、残り3分を切って再び三井住友銀行がリードを7点に拡げる。粘る葵企業は#14松岡の3ポイントシュートなどで残り50秒で4点差とすると、そこから両チームともに1本がなかなか決まらない。残り13秒に葵企業#14松岡が3ポイントシュートを決め1点差とするも、三井住友銀行が1点差を守り切り勝利した。1次リーグ前半戦を危ない試合もありながらも4連勝した三井住友銀行はホッとした表情を見せた。前日横河電機を破り上位入りに望みをつないだ葵企業だったが、この日はミスが多く流れをつかむことができなかった。
 これで1次リーグ7戦中4戦が終わり、三井住友銀行と曙ブレーキ工業が4勝0敗、横河電機と日本無線が3勝1敗と上位入りとなる4位以上に入っている。
 個人記録は第3戦、第4戦で3ポイントシュートを多く決めた曙ブレーキ工業#6菊沢が3ポイントと合わせ得点でも1位に、得点では2位の田中(曙ブレーキ工業#15)に10点差、3ポイントでは2位の福田侑(日本無線#2)に7本差をつけている。リバウンドは日本無線#49山本が2位の坂口(新生紙パルプ商事#61)に12本の差をつけて1位、アシストは葵企業#15永田が1位だが、1位の立花(新生紙パルプ商事#3)とは1本差、3位の鈴木伸(日本無線#6)ともわずかに3本差と混戦となっている。
 スペシャルデーとして行われる第5戦は昨年の上位同士の対戦となる。リーグ戦の連勝が止まった横河電機は今リーグ戦好調の曙ブレーキ工業と対戦。ここまで無敗の三井住友銀行と曙ブレーキ工業はあと1勝で上位(1次リーグ4位以上)が確定する。
<男子2部>Aブロックはメディセオが3戦全勝、プレス工業とNTTデータが1勝1敗、東京消防庁が1勝3敗となっている。Bブロックは三井住友海上と大塚商会が2戦全勝、NTT東日本東京と三菱東京UFJ銀行が1勝1敗となっている。次戦は6月19日(日)にプレス工業体育館と船橋市総合体育館で行われる。
<3部>Cブロックは富士通ゼネラルが東京都庁に敗れ全勝チームがなくなった。富士通ゼネラル、東京都庁、本田技術研究所の3チームが3勝1敗で並んでいる。
<4部>Bブロックは清水建設と三菱ふそうが3戦全勝で並んでいる。Gブロックはイトーキと日清食品が2戦全勝、C.K.東京と小田急電鉄が1勝1敗となっている。Eブロックは千代田化工と東芝MCが4戦全勝で最終戦となる直接対決で1位が決まる。Fブロックはテイ・エステックが4戦全勝。Gブロックは三菱商事と住友不動産が2戦全勝、東京いすゞと沖電気東京が1勝1敗となっている。HブロックはセイコーエプソンとNTTソフトウェアが3戦全勝、IHIは2勝1敗(棄権試合)。
<5部>Bブロックは小西安が3戦全勝、USOL東京が2勝1敗。Eブロックは三菱重工相模原が3戦全勝、イノベーショントラストが2戦全勝となっている。GブロックはTHINKフィットネスが2戦全勝、三菱ビルテクノが2勝1敗。
<女子1部>2戦を終えてメディセオと三井住友銀行が2勝0敗、丸紅が三井住友銀行に敗れ1勝1敗、TOTOは特別区に勝利し1勝1敗、東芝府中と特別区が0勝2敗となっている。第3戦は6月19日(日)に代々木第2体育館で3試合を行う。
<女子2部>Aブロックは新規参入の龍伸BONDSが3戦全勝、山武が2勝1敗となっている。Bブロックは全実にも出場したNEC府中が3戦全勝でブロック1位を決めた(Bブロックは4チームのため各チーム3試合ずつとなる)。
関東実業団バスケットボール連盟

☆トピックス
東アジア選手権
 6月10~15日まで中国・南京で行われた第2回東アジアバスケットボール選手権大会(兼 第26回FIBA ASIA 男子バスケットボール選手権大会 東アジア地区予選)に出場した日本代表は予選ラウンドでチャイニーズ・タイペイに敗れ2位となったが、準決勝で中国を破り決勝に進出した。韓国との決勝戦では立ち上がりの硬さもあって韓国にリードを許し、その後何度も追い上げるも逆転できず敗れ、準優勝となった。この大会の結果、第26回FIBA ASIA 男子バスケットボール選手権大会には開催地の中国の他、韓国、日本、チャイニーズ・タイペイの上位3チームが出場権を得た。
日本バスケットボール協会

関東大学新人戦
 関東大学バスケットボール新人戦は6月12日に最終日を迎えた。青山学院大vs白鴎大の顔合わせとなった決勝戦は青山学院大が序盤でつけたリードを守りきり勝利、3年連続8回目の優勝を果たした。白鴎大は準優勝、3位・筑波大、4位・日本体育大、5位・東海大、6位・国士舘大、7位・拓殖大、8位・明治大となった。新人賞は青山学院大#0野本が選ばれた。
関東大学バスケットボール連盟

取材・写真・リサーチ・文 渡辺美香

関東実業団リーグ戦 男子1部1次リーグ第3戦・第4戦の結果

 関東実業団バスケットボールリーグ戦の男子1部第3戦と第4戦が6月11・12日に神奈川県平塚市で行われた。第3戦ではここまでリーグ戦65連勝だった横河電機が葵企業に敗れ連勝が止まった。第4戦は上位チームが全て勝利した。

関東実業団バスケットボール連盟

<試合結果>
1次リーグ
第3戦
6月11日(土)平塚市総合体育館
曙ブレーキ工業 120 ( 28-12  20-19  36-21  36-16 ) 68 東京日産●
三井住友銀行 72 ( 17-14  11-14  24-14  20-20 ) 62 新生紙パルプ商事●
●横河電機 72 ( 19-16  11-22  17-21  25-22 ) 81 葵企業
日本無線 75 ( 12-12  20-15  25-22  18-11 ) 60 富士通●

第4戦
6月12日(日)平塚市総合体育館
●新生紙パルプ商事 69 ( 18-31  15-13  22-11  14-23 ) 78 横河電機
●東京日産 71 ( 10-21  17-21  15-38  29-21 ) 101 日本無線
●富士通 71 ( 30-19  6-25  19-12  16-28 ) 84 曙ブレーキ工業
●葵企業 67 ( 13-19  13-22  24-15  17-12 ) 68 三井住友銀行

<現在の勝敗>
4勝0敗
三井住友銀行
曙ブレーキ工業
3勝1敗
横河電機
日本無線
1勝3敗
新生紙パルプ商事
葵企業
0勝4敗
東京日産
富士通

<次週の予定>
1次リーグ第5戦
6月19日(日)代々木第2体育館
14:15 三井住友銀行 vs 日本無線
15:50 横河電機 vs 曙ブレーキ工業
17:25 新生紙パルプ商事 vs 富士通
19:00 葵企業 vs 東京日産

スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.23

☆関東実業団リーグ戦2011
<男子1部>
第1戦・第2戦の結果と第3戦・第4戦の予定
第1戦:三井住友銀行は序盤もたつき感があったがその後修正、東京日産に勝利した。東京日産は第1ピリオドこそ善戦したものの、第2ピリオド以降引き離されて終わった。横河電機は前半途中で富士通に追い上げられる場面があったが、そこで富士通がファールなどでリズムをつかめず、逆に横河電機が#0田ヶ谷のリバウンドなどで勢いに乗り富士通を引き離した。日本無線vs葵企業は終盤まで葵企業がリードする展開だったが、第4ピリオドに入って日本無線が追い上げ、残り3分を切ったところで同点とする。ここからどちらも一歩も引かない展開となるも、残り40秒から葵企業はシュートが決まらず、日本無線が#1福田大のフリースローで逆転すると、最後まで守り切り勝利した。曙ブレーキ工業は序盤から勢いのあるディフェンスで新生紙パルプ商事を寄せ付けずリードを奪う。なんとか立てないしたい新生紙パルプ商事だが、曙ブレーキ工業の勢いを止められず追い上げには至らない。最後まで足が止まらなかった曙ブレーキ工業が勝利した。試合後、敗れた新生紙パルプ商事#5遠藤は「すぐ明日試合なので、ここは切り替えます」と語った。
第2戦:前日の試合でチームのリズムが作れず初戦を落とした新生紙パルプ商事だったが、第2戦はゲームの入りから動きがよく、日本無線にリズムを作らせない。後半に入って日本無線も徐々に立て直してきたものの、要所でシュートが決まらず追い上げることができない。新生紙パルプ商事が勝利し、上位リーグ復帰への貴重な1勝を挙げた。昨日の試合との違いについて誰もが「気持ち」という新生紙パルプ商事。この日21得点、9リバウンドと活躍した#61坂口は「昨日は全然動けませんでした。今日は自分のできることをしっかりとやろうと思って臨みました。勝ててよかったです」と笑顔で語った。この試合では両チームの新人がマッチアップ。新生紙パルプ商事#27宇田川と日本無線#9小林は同じ青山学院大の同期だった。2人とも「なんだか不思議な感じがした」と語るが、お互いの活躍に刺激されるものも多く、チームが敗れた小林は「やはり悔しいです。次は勝ちます」と強く言った。第1戦を接戦で落とした葵企業は曙ブレーキ工業と対戦。今シーズンかなりフィジカルを鍛えてきたという曙ブレーキ工業はこの試合でも激しいディフェンスで葵企業にリズムを作らせず第1ピリオドで22点差と大きくリードする。葵企業もメンバーチェンジでリズムが崩れた曙ブレーキ工業の隙をつき追い上げるが、第3ピリオドでは再び曙ブレーキ工業が葵企業を引き離す。第4ピリオドでも葵企業が流れをつかむが、そこまでの点差が大きく追い上げには至らず。曙ブレーキ工業が2勝目を挙げた。昨シーズンのリーグ戦は怪我のため出場できなかった#4藤原は「個々のやることが明確になっていて、ミスも減っているし、チームが少しでも成長できていると思います」と今のチーム状態を語る。東京日産vs横河電機は序盤粘りを見せる東京日産に対し、横河電機は要所を確実に取っていき流れを渡さない。1試合目は3本だった3ポイントシュートも8本決まり、徐々に横河電機らしさを出してきている。東京日産は第1戦に不在だった#61高橋健がこの日はプレー、その影響もあってか、リバウンドは横河電機より多い数字を残している。新人がいないこともあり厳しい面もあるが、「チーム内のコミュニケーションはよくなっている」と#9三原は語った。富士通vs三井住友銀行戦は流れが交互に変わる展開で最後まで試合の行方が分からない接戦となった。序盤流れをつかんだのは富士通で8点のリードを奪う。しかし第2ピリオド、三井住友銀行の新人#37井関が流れを作り三井住友銀行が追い上げると、残り3分に逆戦し、三井住友銀行が3点リードで前半を折り返す。第3ピリオドに入っても三井住友銀行の勢いは止まらず#51新垣の連続得点などで富士通を引き離すと、15点差とリードを大きく拡げる。第4ピリオドに入るとフリースローが1/2しか決まらない三井住友銀行は徐々に富士通に追い上げられる。しかし最後は富士通が攻め切れず点差を詰められない。終了間際に富士通#34知念が3ポイントシュートを決めるが、三井住友銀行が5点差で勝利した。第1戦では動きが硬く、チューとも決まらなかった三井住友銀行の新人#37井関だったが、この試合では攻守に好プレーを見せた。「大学で引退後、半年くらいバスケットをやっていなかったのでなかなか身体が動かなかったです。ようやくといった感じですが、これからもっと頑張りたいです」と抱負を語った。敗れた富士通は「やはり経験が足りないですよね、チームにも個人にも」と岩佐HCは振り返った。
 2戦を終えての個人記録は得点が日本無線#1福田大、3ポイントが曙ブレーキ工業#6菊沢、リバウンドが日本無線#49山本、アシストが葵企業#15永田と日本無線#6鈴木伸が同率でそれぞれ首位となっている。2位との差は僅差だが、リバウンドだけは山本が2位に12本差(総リバウンド数)をつけている。
 第3戦は6月11日(土)、第4戦は6月12日(日)にどちらも平塚市総合体育館で11時からスタートする。1・2戦を連敗した葵企業は上位リーグ入りに向けてこの2戦のうち最低でも1戦は取りたいところ。1・2戦では善戦するもまだ1部での勝ち星がない富士通は第3戦で日本無線、第4戦で曙ブレーキ工業と対戦する。
<男子2部>6月4日にBブロック、6月5日にAブロックの第2戦を行った。Aブロックは初戦となったプレス工業をやぶったメディセオが2連勝。第1戦は得点力に悩んだが第2戦では中外を上手く絡め得点が伸びた。奇数チームのためこの日が初戦となったプレス工業は主力の体調不良や怪我の影響もあり今一つ力を出し切ることができなかった。東京消防庁はNTTデータに逆転で勝利し2部昇格後初勝利を挙げた。終盤に追いつき逆転する流れは第1戦と似ていたが、ここで東京消防庁が粘り、前回課題であったフリースローも決め、ミスも出さず、NTTデータの追い上げをしのぐことができた。#4千年は「3部から上がったばかりの自分たちにとって代々木でプレーできることはなかなかないことで、この場所でやることに恥じないプレーをしようとみんなで話しました」と語った。Bブロックは大塚商会が日立大みかに、三井住友海上が三菱東京UFJ銀行に、NTT東日本東京がJFE東日本京浜にそれぞれ勝利、大塚商会と三井住友銀行が2連勝となっている。
<3部>Bブロックは警視庁とオリンパスが2戦2勝。Cブロックは富士通ゼネラルが3戦全勝、東京都庁と本田技術研究所が2勝1敗と追っている。
<4部>Bブロックは清水建設と三菱ふそうが2戦2勝。
<5部>Aブロックは東急電鉄が4戦全勝、JXエネルギー戸田が3勝1敗となっている。Dブロックは横浜リテラが3戦全勝、富士ゼロックスと新日鐵本社が2勝1敗。
関東実業団バスケットボール連盟

☆JBL2 2010-2011
 JBL2 2010-2011シーズンをチーム毎にまとめる企画、最終号。今回はレノヴァ鹿児島のシーズンをまとめる。

<レノヴァ鹿児島>
レギュラーシーズン最終順位 4位 11勝12敗(勝率0.478)
個人記録 #3並里:ベスト5・アシスト1位 #4ブラウン:ブロックショット1位

『目前で消えた夢』
 レギュラーシーズン残り1試合だった。勝てば4位以上確定、負けたとしても他のゲーム次第では4位以上が決まる、チーム初のJBL2プレーオフを手に入れる目前で、シーズンは突然終了した。「シーズンの中止を聞いた時はなんともいえない脱力感みたいな感じでした」とチームキャプテン#小久保はその時を振り返った。「鹿児島のバスケットにとって希望であり夢であったその瞬間がなくなってしまってショックは大きかった」と鮫島HCも語る。これまでの2シーズンは下位に終わっていたレノヴァだったが、今シーズンは後半に入ってチームが上昇、2月にはプレーオフ進出を争う石川に2連勝し4位の座を手に入れた。

『やるべきことの明確化』
 今シーズンのチームの躍進の1つに即戦力の新人の加入がある。ベスト5にも選ばれた#3並里や3ポイントランキングで4位に入った#13近がチームにフィットするようになった後半にチームが上昇したことが大きい。さらに「吉村アソシエイトコーチが来て練習の意識も変わった」と選手たちは言う。厳しい練習が続いたが、それが結果につながったことが選手たちの意識も変えていった。

 毎年半分近くの選手たちが入れ替わるレノヴァ。2010-2011シーズンの好調さをそのまま次のシーズンに持ち込むのは難しいかもしれない。しかし、残る選手たちの意識の改革は次のシーズンにつながるものになるだろう。

(取材日:2011年5月9日)

☆トピックス
関東大学新人戦2011
 現在開催中の関東大学新人戦は6月9日のゲームでベスト8が決まった。昨年のベスト8のうち7位だった中央大が日本体育大に、8位だった日本大が明治大にそれぞれ敗れベスト8入りできなかったが、6チームは昨年と同じ青山学院大、拓殖大、国士舘大、筑波大、東海大、白鴎大がベスト8に入った。本日6月10日はベスト4を決める準々決勝が、11日は準決勝と5-8位決定戦、最終日の12日は7-8位決定戦、5-6位決定戦、3位決定戦、決勝が全て代々木第2体育館で行われる。
関東大学バスケットボール連盟

東アジア選手権
 本日6月10日から中国・南京で東アジア選手権大会(兼 FIBA ASIA選手権 東アジア地区予選)がスタートする。日本の他、中国、韓国など全6チームが参加するこの大会は東アジア地区予選も兼ねており、中国(開催地)を除く上位3チームに第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会(兼 2012年ロンドンオリンピック アジア地区予選)の出場権が与えられる。予選ラウンドは6チームを3チーム毎に2グループに分け総当たりでグループ内順位を決める。グループ上位1位と2位が準決勝に進むことができる。日本はグループBに入り、モンゴルとチャイニーズ・タイペイと予選ラウンドを戦うこととなる。初戦の10日はチャイニーズ・タイペイ、予選ラウンド第2戦は6月12日(日)にモンゴルと対戦する。
日本バスケットボール協会(大会特設ページあり)

JBL 2011-2012
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は北海道バスケットボールクラブの加入を条件付きで認めた。また、理事に昨シーズンで現役を引退した佐古賢一氏を任命した。さらに2011-2012シーズンのスケジュールも発表。10月7日(金)の日立vs北海道(代々木第2体育館)を皮切りに、12月23日(金)のオールスター戦や2012年年明け早々のオールジャパン2012を挟み、3月25日(日)までレギュラーシーズンが続く。プレーオフは4月7日(土)からスタート予定。
JBL-日本バスケットボールリーグ

取材・リサーチ・写真・文 渡辺美香

『中村斗音 写真展 vol.3』 開催のお知らせ(終了しました)

Photo _

 JBL・リンク栃木ブレックスのオフィシャルカメラマンであり、スポーツのミカタでも増刊号(Sep.2010『関東実業団リーグ戦2010』Nov.2010『全日本実業団競技大会2010』)の写真を担当していただいている中村斗音氏が3回目となる写真展を開催したします。
 JBL2009-2010シーズンチャンピオンのリンク栃木ブレックスにとっては厳しいシーズンとなった2010-2011シーズンを写真を通して振り返りってください。

関東実業団リーグ戦2010 男子1部1次リーグ第1戦・第2戦の結果

 関東実業団バスケットボールリーグ戦の男子1部が6月4日からスタートした。1部は全8チームの総当たりを行う1次リーグと、1次リーグの結果から上位(1~4位)と下位(5~8位)に分けてそれぞれで総当たりを行う2次リーグに分けられる。

関東実業団バスケットボール連盟

<試合結果>
1次リーグ
第1戦
6月4日(土)代々木第2体育館
三井住友銀行 81 ( 20-16  19-7  22-8  20-12 ) 43 東京日産●
横河電機 86 ( 23-16  24-13  25-17  14-27 ) 73 富士通●
日本無線 61 ( 11-15  11-13  16-19  23-12 ) 59 葵企業●
曙ブレーキ工業 70 ( 19-5  21-21  16-10  14-19 ) 55 新生紙パルプ商事●

第2戦
6月5日(日)代々木第2体育館
新生紙パルプ商事 85 ( 20-12  20-15  18-18  27-28 ) 73 日本無線●
●葵企業 73 ( 12-34  27-18  11-30  23-14 ) 96 曙ブレーキ工業
●東京日産 58 ( 13-20  14-17  13-23  18-27 ) 87 横河電機
●富士通 64 ( 18-10  11-22  10-21  25-16 ) 69 三井住友銀行

<現在の勝敗数>
2勝0敗
横河電機
三井住友銀行
曙ブレーキ工業
1勝1敗
日本無線
新生紙パルプ商事
0勝2敗
葵企業
東京日産
富士通

<次週の予定>
第3戦
6月11日(土) 平塚市総合体育館Aコート
11:00 曙ブレーキ工業 vs 東京日産
12:40 三井住友銀行 vs 新生紙パルプ商事
14:20 横河電機 vs 葵企業
16:00 日本無線 vs 富士通

第4戦
6月12日(日) 平塚市総合体育館Aコート
11:00 新生紙パルプ商事 vs 横河電機
12:40 東京日産 vs 日本無線
14:20 富士通 vs 曙ブレーキ工業
16:00 葵企業 vs 三井住友銀行

スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.22

☆関東実業団リーグ戦2011
 今週末6月4日(土)からいよいよ男女1部がスタートする関東実業団バスケットボールリーグ戦。今シーズンは全体的に新人は少なめだが、即戦力が多く、チームの力関係を変える可能性もある。詳しくは 関東実業団リーグ戦2011 男子1部の展望 へ。大1戦、第2戦は各チームのチーム状況を見るためにも重要な試合となる。
 男子2部も今週末第2戦を迎える。Aブロックは5日(日)に代々木第2体育館で男子1部の試合の後に行われる。チーム数が奇数のため初戦となるプレス工業はメディセオと対戦する。Bブロックは4日(土)に駒沢屋内球技場で3試合を行う。
 その他、3部はCブロックが2戦を終え、富士通ゼネラルが2戦2勝、4チームが1勝1敗と混戦模様。4部はDブロックが日立情報システムズが3戦全勝でトップ、3チームが2勝1敗と続いている。Eブロックは千代田化工と東芝MCが3戦全勝で並んでいる。Fブロックはテイ・エステックが3戦全勝とトップだが、日程の関係でみずほ銀行がまだ1試合もしていない状態。HブロックはセイコーエプソンとNTTソフトウェアが2戦2勝、あいおいニッセイ同和損保が1勝1敗と続く。5部はAburokkuga東急電鉄が3戦全勝でトップ、JXエネルギー戸田とビンゴルフジャパンが2勝1敗で続く。Dブロックは横浜リテラが2戦2勝、残り5チームが全て1勝1敗と混戦となっている。
関東実業団バスケットボール連盟

☆JBL2 2010-2011
 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)の各チームも6月に入り全てのチームが2011-2012シーズンを始動するという。現在、愛知県の3チームは愛知県実業団チームとのチャレンジマッチが組まれており、また、日立電線は茨城県民総体に出場している。2010-2011シーズンのチーム毎のまとめは石川。

<石川ブルースパークス>
レギュラーシーズン最終順位5位 11勝12敗(勝率0.478)

『チームバランスの変化』
 前半戦になかなか勝ち星を伸ばせず、後半に入ってようやくチーム状態が上がってきたが、プレーオフがかかる重要なゲームで連敗と最後まで今一つリズムに乗り切らなかった石川。「ネイト(昨シーズン#52ストゥープス)がいなくなったことが大きかった」と選手は口々に語る。プレーの要であっただけでなく、チームに厳しさを与えていたストゥープスがいなくなったことはチームのバランスを変えた。そこにこれまで北陸地域の選手が多かった中、他の地域の選手が加入したことに対応が十分できていなかったところもある。「石川県外の選手は慣れない地でやることに戸惑いもあったと思うし、そこにもう少しみんなで配慮できればもっと早くなれることができたと思う」と#24高村は振り返った。新コートに対する対応が遅れたことなどいろいろな面で難しいシーズンとなった。

『意思を伝える合うこと』
 週に3~4日、1日3~4時間のみしか合わない、個々の仕事もバラバラ、そういう中でお互いを理解し合うことの難しさはあるのか。選手たちからは「厳しいことを言い合う環境にならない」という課題が挙げられた。「どこかで甘さが出てしまうんです」と#6山田。キャプテンの#宮崎も「もっと嫌われるくらい厳しいことも言わないといけなかったと思っています」と振り返り、「チームにも個人にももっと厳しさが必要です」と語る。「全てをやり終えた時に今年はよかったなと思えるようにしたい」という高村の言葉がチームみんなの気持ちを表しているのかもしれない。

 2010-2011シーズンが終わり、現在5人の選手がチームを離れることが決まっている。毎年チームの状態が変わるという石川。まずはプレシーズンの間にどこまでチームが作れるかが重要だろう。

(取材日:2011年4月27日)

☆トピックス
東アジア選手権
 6月10日から中国・南京で行われる東アジア選手権大会(兼 FIBA ASIA選手権 東アジア地区予選)に出場する日本代表メンバー12名が発表され、金丸(パナソニックトライアンズ)と古川(アイシンシーホース)が初選出された。大会直前の6月5・6日にパナソニックアリーナで行われる第9次強化合宿では公開練習も予定されており、一般の見学も可能。詳細は日本バスケットボール協会HPへ。

国際親善試合開催
 日本バスケットボール協会はドイツのプロチームを招いての国際親善試合を開催することを発表した。大会は正式名称が“「東日本大震災」被災地復興支援 バスケットボール男子日本代表国際親善試合2011(兼 第26回FIBA ASIA 男子バスケットボール選手権大会 兼 2012年ロンドンオリンピックアジア地区予選 壮行試合)”となり、震災復興支援と壮行試合を兼ねて行われる。第1戦・岡山大会が6月30日、第2戦・袋井/掛川/磐田大会が7月2日、そして最終戦となる第3戦・東京大会が7月3日に開催される。出場メンバーは決まり次第発表予定。チケット発売は6月4日から。詳細は日本バスケットボール協会HPへ。

取材・リサーチ・文 渡辺美香

関東実業団リーグ戦2011 掲載のお知らせ

 関東実業団リーグ戦2011の関連記事を掲載しました。

男子1部の展望 6月2日更新

関東実業団リーグ戦2011 男子1部の展望

 平成23年度関東実業団バスケットボールリーグ戦は震災の影響で日程にやや変更があったものの、4月23日(土)からスタートしている。5月21日には男子2部も始まり、いよいよ今週末6月4日から男女1部がスタートする。今リーグ戦は代々木第2体育館でのゲームが多く組まれているのも特徴。新ルール、新コートでの初の公式戦となる関東実業団1部のゲームに期待がかかる。

関東実業団バスケットボール連盟
男子1部・2部の日程(pdf)

<男子1部の展望>

 今シーズン、まず気になるのが横河電機の連勝と連覇の行方だろう。昨シーズン、全国大会では2大会で優勝を逃したものの、関東ではリーグ戦、選手権ともに連覇を果たしている横河電機。リーグ戦は7連覇で6年連続全勝優勝と現在63連勝となっている。横河電機の連覇を阻むチームの筆頭は昨シーズン後半からチーム状態が上がってきた日本無線。その他、三井住友銀行、曙ブレーキ工業、新生紙パルプ商事、葵企業は2月に行われた全日本実業団選手権でベスト8入りしており、力の差はそれほど大きくないとも言える。
 今リーグ戦から新ルールおよび新コートが適用される。震災の影響もあり練習が十分にできていない状況もある中、新しい環境にどこまで対応できているかも大きく影響してくるだろう。

<各チームの状況(新人紹介)>

横河電機
 昨シーズン関東では無敗で2冠だったが、全国では全日本実業団競技大会のみの1冠に終わった横河電機。その悔しさもあってかスタッフ・選手ともに全員残留しリベンジにかけている様子。新人の加入によりインサイドの補強はできたが、今シーズンから3ポイントエリアが広くなる中でのアウトサイドの得点力はどうなっているか。連勝、連覇というだけでなくリーグ戦での主役になるチームの筆頭だろう。
新人
#20 張 威威 専修大 198㎝

三井住友銀行
 昨シーズンは秋以降あまり状態が上がらなかった三井住友銀行だが、今シーズン序盤も怪我人等の影響からかチームはあまり良い状態ではないという。しかし、主力の選手個々には好調の部分もあり、リーグ戦が始まって前半戦を上手く戦えれば状況は変わってくるだろう。
新人
#16 西中 大史 早稲田大 183㎝
#37 井関 慎平 同志社大 177㎝

日本無線
 三井住友銀行とは逆に昨シーズン後半から安定して力を発揮するようになった日本無線は今リーグ戦でも優勝候補に挙げられるだろう。個性の強い選手が多いだけに、それぞれがかみ合えば強さを発揮できる。
新人
#7 松林 弘祐 明治大 188㎝
#9 小林 純也 青山学院大 180㎝

 
曙ブレーキ工業
 新人2名が入り関東実業団1部の中で最も登録メンバーの多いチームとなった。また、主力としてプレーできる人数も10人以上とどこよりも多い。その選手層の厚さをどこまで活かせるか。
新人
#10 駒水 豪 明治大 195㎝
#20 河本 裕一 福岡大 180㎝

新生紙パルプ商事
 昨年のリーグ戦では6年ぶりに下位となった新生紙パルプ商事。新人1名が加入したが引退した選手もいることで人数は変わらない。12人中190㎝以上が6人と平均身長では1部でトップ(平均身長186㎝)。昨シーズン課題だったディフェンスが本来のこのチームの状況に戻せれば優勝戦線に絡めるだろう。
新人
#27 宇田川 一馬 青山学院大 190㎝

葵企業
 例年、リーグ戦はなかなか結果が残せない葵企業。今シーズンは新人で203㎝の選手を補強しているが、キャリアの課題もありどこまで上手くその高さを使えるかが難しいところ。今年こそ念願の全日本実業団競技大会出場を果たせるか(上位5位以内)。
新人
#20 羽立 龍太 国士舘大 203㎝

東京日産
 昨シーズンに続き新人のない東京日産は、昨年同様厳しいリーグ戦となるだろう。しかし、2月の全国大会でも三井住友銀行に肉薄するゲームをしているなど地力のあるチームだけに、その頑張りに期待したい。

富士通
 2年ぶりの1部でのリーグ戦となる富士通は新人が3名と1部の中では一番の補強となっている。特に高さのある選手が2人入ったことは大きいか。前回の1部の時は1勝を挙げることができなかったが、この1年間の経験で個々の選手とチームがどこまで成長できているか。主力に若い選手が多いだけに、勢いに乗ると怖い半面、粘り所でどこまで粘れるかも重要となるだろう。
新人
#15 中務 健治 東海大 188㎝
#24 于 春龍 日本体育大 192㎝
#32 中山 徹大 東海大 196㎝

文 渡辺美香

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