スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.29
☆関東実業団リーグ戦2011
<男子1部>
男子1部下位第3戦の結果
下位リーグ
2次リーグ第3戦:7月18日(月・祝)に最終戦を行った。5位を決める日本無線vs葵企業戦はスタートから日本無線が勢いに乗り一気に葵企業を引き離すと10点リードで第1ピリオドを終える。第2ピリオドは葵企業が#15永田を中心に流れを作り追い上げるが、どちらも今一つリズムが作れず得点が伸びない。日本無線のリードが6点となって前半を終える。第3ピリオドもどちらも勢いに乗れない展開となるも、日本無線が速い展開から徐々にリードを拡げ、再び10点差として最終ピリオドへ。第4ピリオドに入ると点の取り合いとなるも、葵企業の追い上げには至らず、日本無線が12点差で勝利し5位と全日本実業団競技大会出場を決めた。「今日は最初からやれると思っていました」と試合後、日本無線#6鈴木は笑顔で語る。「今大会はいろいろ課題も出ましたが、怪我人も戻ってきて、徐々にチームの状態も上がってきました。このまま調子を上げて9月の大会に臨みたいです」と振り返った。敗れた葵企業は昨年と同様、5位決定戦で敗れ6位に終わることとなった。「横河電機戦で勝ったことで個々にこうすればいいという思いが出てしまって、逆にバラバラになってしまった部分があります」と#4山口は厳しい表情でいった。「もう一度チームを作り直さないとダメですね。秋に結果が出せるようになんとかしないといけないと思っています」と結んだ。7-8位決定戦となった富士通vs東京日産戦は最後まで競った展開となった。第1ピリオド、東京日産が#13神崎を中心に勢いに乗り得点を重ね、さらには好ディフェンスで富士通にリズムを作らせず、残り2分で9点差をつける。富士通も#14石井のシュートなどで得点するも単発に終わり流れを引き寄せられない。東京日産が8点リードで第1ピリオドを終える。第2ピリオドに入っても東京日産の流れは変わらず、残り3分を切って点差は14点に拡がる。終盤富士通がインサイドを上手く攻め、10点差まで詰めて前半を終える。第3ピリオドは交互に点を取り合う展開が続く。残り3分から富士通が流れを作り、残り43秒に#14石井の3ポイントシュートで5点差まで詰める。しかし残り時間を東京日産が守り切り、東京日産の5点リードで第3ピリオドを終える。第4ピリオド、残り8分に富士通#20篠原がドライブで切り込み3点差とするも、直後に東京日産#13神崎が1対1からバスケットカウントと1スロー決めリードを守る。しかし、オフェンスのリズムが良くなった富士通が速い展開で流れを作ると、残り5分45秒にトランジションから#14石井が3ポイントシュートを決め1点差とする。すぐに東京日産も#9三原が入れ返すも、残り3分58秒に富士通#20篠原がスティールから速攻を決め、再び1点差で東京日産がタイムアウトを取る。ここからどちらも激しいディフェンスで得点が伸びなくなり、残り1分を切っても富士通は逆転できない。残り29秒、富士通はタイムアウトでオフェンスを確認すると、#34知念がコントロールしながらディフェンスを潜り抜け切り込み、残り7.4秒に逆転する。1点差を追う東京日産はタイムアウト後フロントコートからのスローインでシュートまでこぎつけるがそのシュートは外れるも、リバウンドを#9三原が奪うと富士通#20篠原がファールで止め、残り0.9秒1点差で東京日産#9三原のフリースローとなる。ここで東京日産#9三原が2本とも決めると、残り時間を守りわずかに1点差で東京日産が勝利した。最後のフリースローを2本とも決めた東京日産#9三原だが「2本目は自分としては入らないと思ったので、だめでも同点だし、上手くリバウンドを取ってくれたらチャンスもあるからと思いきってボードを狙って打ったら入りました」と笑顔。「今日はみんなで集中してやれました。チームとしてもいい状態になっていますから、このまま調子を上げて入替戦に臨みたいです」と2年連続となった1部残留のかかる入替戦に向けて意気込みを語った。敗れた富士通は序盤のリズムの悪さがネックとなった。「これまでの試合でメンバーを入れ替えたことで状況が悪くなったりしていたので、今日はスタートを長めに使うようにしましたが、今日に関してはそれがよくなかったのかなと思います」と岩佐HCは振り返る。「チームの雰囲気が少しよくなくて、試合に出ている選手と出ていない選手の温度差があったりしています。入替戦までになんとかしないといけないです」とキャプテンの#1阿部は語った。
下位リーグは全日程を終え、5位:日本無線、6位:葵企業、7位:東京日産、8位:富士通となった。7位の東京日産は2部2位の三井住友海上と2年連続で入替戦で対戦することとなる。8位の富士通は入替戦で大塚商会と対戦する。
上位リーグ:先週末は試合が行われなかった。明日7月23日(土)に代々木第2体育館で最終戦となる第3戦を行う。現在横河電機、曙ブレーキ工業、新生紙パルプ商事の3チームに優勝の可能性がある。また、三井住友銀行にも2~4位の可能性が残っている。横河電機が優勝すれば8年連続8回目、曙ブレーキ工業と新生紙パルプ商事はどちらもリーグ戦は初優勝となる。
個人記録では得点は日本無線#1福田大が最終戦26得点と追い上げたが、現在1位の三井住友銀行#31佐藤に1点及ばず。3ポイントシュートは葵企業#14松岡が最終戦途中で負傷のためゲームを離れたため0本に終わり、2次リーグからチームを離れている曙ブレーキ工業#6菊沢に横河電機#24梶原が3本差として最終戦を迎えることとなる。リバウンドは東京日産#8眞部が最終戦でも16本と本数を伸ばし1位。2位の日本無線の山本は全日程を終了しているため追い抜く可能性があるのは3位の新生紙パルプ商事#61坂口だが23本差と大きく開いている。アシストは新生紙パルプ商事#3立花が2位以下を大きく引き離している。現在2~6位までがすでに全日程を終えているため、追い上げの可能性があるのは7位以降となるが、7位とも40本差と大差となっている。
<男子2部>Aブロック・優勝:メディセオ、2位:プレス工業、3位:東京消防庁、4位:NTTデータ、5位:住友商事、6位:東京電力(活動停止中) Bブロック・優勝:大塚商会、2位:三井住友海上、3位:三菱東京UFJ銀行、4位:NTT東日本東京、5位:日立大みか、6位:JFE東日本京浜
順位決定戦:大塚商会と三井住友海上が1-2位となり1部との入替戦に進んだ。敗れたプレス工業とメディセオが3-4位決定戦で対戦し、プレス工業が接戦を制し3位となった。1-2位決定戦は大塚商会が三井住友海上の追い上げをしのぎ勝利した。2部全体順位・1位:大塚商会(1部8位・富士通と入替戦)、2位:三井住友海上(1部7位・東京日産と入替戦)、3位:プレス工業、4位:メディセオ、5位:三菱東京UFJ銀行、6位:東京消防庁、7位:NTT東日本東京、8位:NTTデータ、9位:日立大みか(3部D1位・東京トヨペットと入替戦)、10位:住友商事(3部C1位・本田技術研究所と入替戦)、11位:JFE東日本京浜(3部B1位・警視庁と入替戦)、12位:東京電力(降格※)
<3部>Aブロック・優勝:ケーエス(2部自動昇格)、2位:三井物産、3位:特別区、4位:大和総研、5位:東芝青梅、6位:伊藤忠商事(降格※) Bブロック・優勝:警視庁(2部11位・JFE東日本京浜と入替戦)、2位:オリンパス、3位:東芝青梅、4位:三井住友銀行本社、5位:セイコーインスツル、6位:NEC(4部自動降格) Cブロック・優勝:本田技術研究所(2部10位・住友商事と入替戦)、2位:富士通ゼネラル、3位:東京都庁、4位:富士ソフト、5位:横河電機本社、6位:JR東日本東京(4部自動降格) Dブロック・優勝:東京トヨペット(2部9位・日立大みかと入替戦)、2位:住友重機械、3位:三菱UFJ信託銀行、4位:横浜市役所、5位:キャノン、6位:キャノン取手(4部自動降格)
<4部>Aブロック・優勝:大陽ステンレススプリングス(入替決定戦に勝利し3部昇格)、2位:三菱地所ロシュッツ、3位:日本生命、4位:キャノンMJ、5位:日立戸塚、6位:テプコシステムズ(降格※) Bブロック・優勝:清水建設(入替決定戦に敗れ4部残留)、2位:三菱ふそう、3位:ビスディア、4位:楽天、5位:NEC府中、6位:東燃化学(5部自動降格) Cブロック・優勝:イトーキ(入替決定戦に敗れ4部残留)、2位:小田急電鉄、3位:C.K.東京、4位:日清食品、5位:パナソニックモバイル、6位:三菱ケミカル(5部自動降格) Dブロック・優勝:日立情報システムズ(入替決定戦で勝利し3部昇格)、2位:東芝府中、3位:鹿島、4位:ANA、5位:JRシステム、6位:東ソー(5部自動降格) Eブロック・優勝:千代田化工(入替決定戦に敗れ4部残留)、2位:東芝MC、3位:リコー、4位:東芝川崎、5位:コニカミノルタ東京、6位:東芝デバイス(5部自動降格) Fブロック・優勝:テイ・エステック(入替決定戦に勝利し3部昇格)、2位:東京郵政、3位:丸紅本社、4位:旭化成ケミカルズ、5位:損保保険ジャパン、6位:みずほ銀行(降格※) Gブロック・優勝:住友不動産(入替決定戦に勝利し3部昇格)、2位:三菱商事、3位:沖電気東京、4位:みずほ信託銀行、5位:東京いすゞ、6位:凸版印刷(5部自動降格) Hブロック・優勝:セイコーエプソン(入替決定戦に勝利し3部昇格)、2位:NTTソフトウェア、3位:あいおいニッセイ同和損保、4位:第一三共品川、5位:IHI、6位:東京国税庁(5部自動降格)
<5部>Aブロック・優勝:東急電鉄(4部自動昇格)、2位:ソニー(4部自動昇格)、3位:ビンゴルフジャパン、4位:NECネッツエスアイ、5位:JXエネルギー戸田、6位:KPMG、7位:クレディセゾン Bブロック・優勝:小西安(4部自動昇格)、2位:USOL東京、3位:文部科学省、4位:キャノン新川崎、5位:ヤクルト本社、6位:経済産業省 Cブロック・優勝:龍伸建設(4部自動昇格)、2位:JR東海東京、3位:日本ユニシス、4位:簡易保険局、5位:中川装身具、6位:りそな銀行 Dブロック・優勝:横浜リテラ(4部自動昇格)、2位:富士ゼロックス、3位:新日鐵本社、4位:国税庁、5位:京王電鉄、6位:第一三共葛西 Eブロック・優勝:イノベーショントラスト(4部自動昇格)、2位:三菱重工相模原、3位:出光興産、4位:IHI武蔵、5位:ニコン、6位:第一生命 Fブロック・優勝:オリックス(4部自動昇格)、2位:日本出版販売、3位:豊田通商東京、4位:国会事務局、5位:本田技術研究所朝霞、6位:岩崎通信機 Gブロック・優勝:THINKフィットネス(4部自動昇格)、2位:花王、3位:三菱ビルテクノ、4位:岩谷産業、5位:コマツ、6位:リコー本社
<女子1部>上位リーグはすでに1敗の丸紅がメディセオに勝利。これで最終戦を残して上位3チーム全てに優勝の可能性が出た。下位は特別区が2敗となり6位が決まった。最終戦でTOTOと東芝府中が対戦し、4-5位が決まる。
<女子2部>Aブロック・優勝:龍伸建設、2位:山武、3位:第一生命、4位:ビスディア、5位:三菱UFJ信託銀行 Bブロック・優勝:NEC府中、2位:JFE東日本、3位:JR東日本、4位:東京都庁 2部全体順位・1位:龍伸建設(1部6位の特別区と入替戦)、2位:NEC府中、3位:山武、4位:JFE東日本、5位:第一生命、6位:JR東日本、7位:東京都庁、8位:ビスディア、9位:三菱UFJ信託銀行
※(降格※)は事前申請による全日程の不戦敗のため、処遇は理事会で決定となります。
関東実業団バスケットボール連盟
☆スポーツのミカタ増刊号
7月22日(金)、スポーツのミカタ増刊号の第3弾『スポーツのミカタ増刊号 Jul.2011 JBL2 2010-2011』が完成しました。全9チームからそれぞれ4~6名のインタビュー、さらに取材した21試合をすべてレポートとして掲載しています。1部400円です。詳細はこちらへ。お申込みをお待ちしています。
また、現在制作予定の『スポーツのミカタ増刊号 Sep.2011 関東実業団リーグ戦2011(仮)』のスポンサーを募集しています。詳細はこちら。皆さまのご支援をお願い致します。
取材・文 渡辺美香
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