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スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.41

☆東京都実業団選手権2011 ※写真と空いている得点は後ほど掲載します。
 東京都実業団バスケットボール選手権大会が10月10日(月・祝)に最終日を迎えた。この大会は10月22日からスタートする関東実業団バスケットボール選手権大会の予選を兼ねており、最終順位が関東実業団選手権の組み合わせに反映されることもあり、最後まで白熱した大会となった。
10月8日(土)武蔵野市総合体育館
準々決勝
 全日本実業団競技大会の優勝と準優勝チームが奇しくも揃ってここで敗退することとなった。
●日本無線 80 ( 25-22  15-9  22-26  18-29 ) 86 大塚商会
 リーグ2部の大塚商会が第4ピリオドで追いつくと勢いに乗り逆転し、アップセットを果たす。日本無線は国体選手のコンディションなど難しい面もあり、第4ピリオドにチームが崩れ立て直すことができなかった。
●新生紙パルプ商事 70 ( 13-16  16-26  14-19  27-26 ) 87 三井住友銀行
 三井住友銀行が第2ピリオドで引き離すと、そのまま追い上げを許さず勝利した。チームにとってリバウンドの要でもある#61坂口を怪我で欠く新生紙パルプ商事には厳しい試合となった。
横河電機 - 東京日産●
●メディセオ - 葵企業
10月9日(日)横河電機体育館
準決勝
●大塚商会 76 ( 19-31  19-24  21-18  17-27 ) 100 三井住友銀行
 三井住友銀行が終始勢いを保ち勝利した。大塚商会はオフェンスが単発で終わることが多く、流れを変えることができなかった。
横河電機 85 ( 15-21  25-18  25-21  20-22 ) 82 葵企業●
 横河電機が中盤で引き離したが、葵企業も粘りを見せ終盤に追い上げる。しかし、横河電機のインサイドを止められず、横河電機が逃げ切った。
10月10日(月・祝)
3位決定戦
●大塚商会 70 ( 20-8  12-23  24-18  14-24 ) 73 葵企業
 序盤は大塚商会の流れでリードを奪うが、葵企業も速い展開からリズムよく流れを引き寄せ追い上げる。インサイドで有利な大塚商会だが、バックコート陣が揃っていないこともあり、葵企業#21篠原を止められず第4ピリオド残り7分半に同点となる。ここからシーソーゲームが続くが、残り55秒に葵企業#14松岡の3ポイントシュートで葵企業がリードすると、粘る大塚商会を振り切り勝利した。
決勝
●三井住友銀行 91 ( 23-20  6-28  18-15  32-16  12-17 ) 96 横河電機
 第1ピリオドは点の取り合いとなり、わずかに三井住友銀行が3点リードで終える。しかし第2ピリオド、横河電機#0田ヶ谷、#28能登のインサイドを止められず横河電機が一気に引き離す。ハーフタイムで気持ちを切り替えた三井住友銀行は第3ピリオドで攻守に粘り強くプレーすると、第4ピリオドに入り三井住友銀行#92小松の中外絡める得点で追い上げると、残り3分を切って5点差まで詰める。しかしそこからなかなか追いつけない三井住友銀行だったが、残り1分に#0青木が、そして残り42秒に#92小松がそれぞれ得点し2点差まで迫る。さらに逃げ切りたい横河電機にミスが出ると、残り3秒に三井住友銀行#28大石がリバウンドをねじ込み同点として延長戦に突入する。延長では第4ピリオドでインサイドの一角である#34木村と#81清水の負傷後つないでいた新人のPG#21井関が5ファールとなっていた三井住友銀行にとって厳しい展開となり、横河電機が徐々に引き離す。#28大石もファールアウトとなった三井住友銀行だが最後まで粘りを見せ残り18秒にはオフェンスリバウンドを何度もつなぎ#92小松野ポイントシュートにつなげ2点差とする。しかし、そこからファールゲームのフリースローを横河電機が決めると、三井住友銀行には1本が出ず、横河電機が逃げ切って4年ぶり4回目の優勝を果たした。昨シーズンまでの圧倒的な強さが見られない横河電機にとって今シーズン初の優勝となったが、最後まで厳しいものとなった。「これが今の自分たちの実力です。これまでは練習でやってきたことが自分たちの自信の裏付けのようになっていましたが、今シーズンはそれが十分にできなくて余裕がないです。ようやく優勝できたので、ここからチーム力をあげていきたいです」と試合を振り返って#0田ヶ谷は語った。怪我人やファールアウトなど厳しい展開となりながらも最後まで粘り強いプレーを見せた三井住友銀行。「あともうちょっとでしたがダメでしたね。でも、チームは確実によくなっていっていると思います」と#92小松。ほぼフルタイムでプレーした#31佐藤は「ハーフタイムに黒木さん(コーチ兼選手#1)がすごく怒ったんです。「見てくれている人たちに申し訳ないゲームをするな」って。それで気持ちを切り替えることができました」と振り返った。
 この大会では当初大会の独自性をより出すため、順位決定戦を行わないところに関してはこの大会の上位4チームの順位から導いて決めていくように設定していたが、すぐに関東実業団選手権が始まることもあり日程調整等の問題から、今年は昨シーズンまでと同様リーグ戦の結果を用いることとなった。大会の単独での順位決定に向けて、これからの課題となった。
東京都実業団バスケットボール連盟

☆JBL2 2011-2012
 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)の2011-2012シーズンが10月15日開幕する。オープニングゲームとなるのが、今シーズンから新規に参入する兵庫を迎えて東京都大田区の大森スポーツセンターで行われる黒田電気vs兵庫戦となる。その他、レノヴァvs石川(15日:鹿児島県)、豊田通商vs豊田合成とアイシンAWvsDライズ(16日:愛知県)、日立電線vsビッグブルー(16日:茨城県)の5試合が第1週として行われる。
2011-2012シーズンの展望
 今シーズンから兵庫ストークスが参戦し全10チームでのリーグ戦となる。試合数が増えること、そして土日の連戦も増えることもあり、チーム力が問われるシーズンとなるだろう。
 新規参入の兵庫を除く9チームはメンバーやスタッフなどあまり変化のないチームと、選手の半数近くが入れ替わったチームとに大きく分けられる。プロチームであるDライズとレノヴァは契約のこともあり入れ替わりが激しく、どちらも半数が変わった。さらに両チームともにそれぞれ2010-2011シーズンにベスト5に選ばれた選手(Dライズ:#45劉(兵庫に移籍)、レノヴァ:#3並里(bjリーグに移籍))がチームを離れていることは大きな影響があるか。チームの変化が少ない7チームの中ではアイシンAWがヘッドコーチが変わりその影響が気になるところ。
 全体としてはやはり2008-2009シーズンから無敗の豊田通商を中心に進むだろう。対抗としてはここ数年上位をキープしているアイシンAWが挙げられるが、メンバー構成などから見ると新規参入の兵庫もかなり大きな存在となりそう。その他のチームは昨シーズンからどこまでチーム力が挙げられているかが重要。離脱者がいない中さらに即戦力の新人が入った日立電線は期待できるか。また、2年連続新人がいない黒田電気やほとんどチーム状況に変化のないビッグブルーはチームとしての熟成度が問われることとなるだろう。その他のチームは主力の選手の離脱があり、今シーズンのチーム状況が読めないところがある。チームが大きく変わったレノヴァはもとより、最終ロスターがギリギリまで決まらなかったDライズのチームコンディションにも不安が残る。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構 

☆トピックス
JBL
 10月7日に開幕したJBL(日本バスケットボールリーグ)は1週目を終え、トヨタ自動車アルバルクとアイシンシーホースが2戦連勝、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズと日立サンロッカーズとレバンガ北海道とリンク栃木ブレックスが1勝1敗、東芝ブレイブサンダースとパナソニックトライアンズが2連敗となっている。今週末はチームを新たに今シーズンに挑むレバンガ北海道のホーム開幕戦が行われる。
JBL-日本バスケットボールリーグ

関東大学リーグ戦
 後半戦に入っている関東大学リーグ戦。1部は青山学院大が11勝1敗でトップ変わらず、次いで東海大が10勝2敗、拓殖大が9勝3敗と追っている。筑波大と早稲田大が6勝6敗、日本大と大東文化大が5勝7敗、専修大が4勝8敗、慶應義塾大と明治大が2勝10敗となっている。2部はここまで勝ち星がなかった法政大がトップの日本体育大から今リーグ戦初の白星を挙げた。しかし日本体育大の10勝2敗でトップは変わらず、次いで中央大と白鴎大と国士舘大が8勝4敗、駒澤大が7勝5敗、神奈川大が6勝6敗、関東学院大が5勝7敗、順天堂大が4勝8敗、東京成徳大が3勝9敗、法政大が1勝11敗となっている。今週末は1部が和光市総合体育館、2部が関東学院大小田原キャンパスで土日ともに行われる。
関東大学バスケットボール連盟

全日本社会人選手権2011
 11月5・6日に富山県砺波市と南砺市の2会場で行われる第7回全日本社会人バスケットボール選手権(兼 第87回天皇杯・第78回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会予選)の組み合わせと日程が日本バスケットボール協会から発表されている。男女それぞれ上位2チームが全日本総合選手権(オールジャパン)に出場できる。今大会、男子は初出場が16チーム中5チーム(クラブ3、教員1、実業団1)と多く、それだけに予想の難しい大会となってくる。なお、オールジャパン予選となった第3回以降、上位2チームは男女とも実業団が占めている。
東日本大震災」被災地復興支援 第7回全日本社会人バスケットボール選手権大会 兼 第87回天皇杯・第78回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会予選 組み合わせ決定
財団法人 日本バスケットボール協会

関東実業団選手権2011
 10月22日からスタートする関東実業団バスケットボール選手権大会(兼 高松宮記念杯 第44回全日本実業団選手権大会関東予選)の組み合わせと日程が発表された。男子は1回戦が10月22・23・29・30日の4日間で行われ、2回戦が11月3・5日、ベスト8を決める3回戦が11月12日に2会場に分かれて行われる。ここの勝者は関東8位以上で全日本実業団選手権の出場が決まるが、ここの敗者は順位決定戦にまわり、8チーム中2チームのみが全実出場という狭き門に挑戦することとなる。
関東実業団バスケットボール連盟

取材・写真・リサーチ・文 渡辺美香

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