スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.51
☆実学オールスター戦
第14回関東実業団・関東大学バスケットボールオールスター対抗戦が12月17日(土)に埼玉県戸田市の戸田スポーツセンターで開催された。この大会は大学から実業団に入るためのリクルートに向けた顔合わせを目的に始められたが、現在はリクルートもそれぞれのチームが独自に行うようになり、その要素は少なくなった。また、大学は以前は1~4年生まで全ての学年で構成されていたが、ここ数年4年生のチーム入りは少なくなっている。
<男子戦>
選手紹介では各選手が個性を出して会場の笑いを誘った実業団に対し、大学は終始淡々とレイアップで終わった。
●実業団 78 ( 18-28 23-12 10-31 28-16 ) 87 大学○
実業団のスタートは#3立花(新生紙パルプ商事)、#31佐藤(三井住友銀行)、#9高崎(新生紙パルプ商事)、#0田ヶ谷(横河電機)、#61坂口(新生紙パルプ商事)。大学のスタートは#3石川(日本大)、#94長谷川(拓殖大)、#56比江島(青山学院大)、#21熊谷(日本体育大)、#43鎌田(大東文化大)。第1ピリオド序盤はどちらも勢いに乗れなかったが、残り4分半から大学が#21熊谷の連続得点などで一気に引き離し、残り2分を切って9-28と大学が大きくリードする。ここから実業団が#28能登(横河電機)や#15田中(曙ブレーキ工業)、#9高崎の連続得点で追い上げ、18-28と点差を10点にして第1ピリオドを終える。第1ピリオド終盤の勢いのままに第2ピリオドに入っても実業団が得点を重ね、残り5分半には4点差に詰める。ここで大学も速い展開で粘るも、実業団が#1福田大の1on1からの連続得点などで残り35秒には逆転する。直後に大学が得点するも、その後どちらも決め切れず、実業団が1点リードで前半を折り返す。第3ピリオド序盤はどちらも一歩も引かない展開でシーソーゲームとなる。しかし、残り6分を切って大学が#鎌田のインサイドと#3石川の速攻でリードを拡げると、さらに3ポイントコンテストで優勝した#33狩野(東海大)が3連続3ポイントシュートを決め、一気に引き離す。実業団はなんとかファールからのフリースローを得るもすべてはずし、終盤の4分間無得点となる。このピリオドで大学が一気に21点リードとなる。第4ピリオド、実業団が#15田中の1対1からの展開で連続得点し点差を詰める。大学も#11宇都(専修大)の1対1で防戦するも、実業団は#28能登がゴール下で粘りを見せ、さらに#1福田大、#3立花の得点で残り2分3秒には5点差まで詰める。ここで大学は#3石川が3ポイントシュートを決め実業団を突き放す。最後まで粘る実業団は#1福田大の得点で再び4点差まで詰めるも、ここから1本が出ず。大学がフリースローで得点を重ね、9点差で勝利した。MVPは大学選抜の熊谷(日本体育大#21)、敢闘賞は実業団選抜の能登(横河電機#28)が獲得した。
関東実業団バスケットボール連盟
関東大学バスケットボール連盟
☆JBL2 2011-2012
JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は12月17・18日に第12週となる5試合を行った。
●石川 79 ( 16-29 19-21 25-23 19-34 ) 107 豊田通商○
第1ピリオド序盤から豊田通商が中外絡めて積極的に攻めリードを奪う。石川も#6山田の得点などで追うも、徐々に点差は開いていき残り1分半には16点差となる。ここで石川は#13八坂の3ポイント、#24高村のミドルシュートで点差を13点にして第1ピリオドを終える。第2ピリオド、豊田通商はベンチメンバーからの構成となり、石川がじりじりと点差を詰め始める。残り6分を切って9点差を一ケタに乗せるが、そこからなかなか点差が詰められない。残り4分を切って石川は#6山田、#4ンジャイの連続得点で8点差とするも、ここで豊田通商が#10岩田の3ポイントシュート、#23ダーニッシュのダンクシュートなどで再びリードを拡げ、豊田通商の15点リードで前半を終える。第3ピリオドではスタートメンバーに戻した豊田通商だが、なかなか石川を引き離すことができない。終盤石川が再び点差を詰め始めるも、豊田通商が粘り13点リードで第3ピリオドを終える。第4ピリオドは中盤から豊田通商が勢いに乗り粘る石川を引き離すと、残り2分半には20点差となる。さらに終了間際、豊田通商が連続得点し100点を超えると、最後は28点差で勝利した。前週、Dライズに敗れ、JBL2のシーズンとしては3年ぶりの敗戦となった豊田通商だが、この試合では集中を切らさず勝利した。しかし中盤で引き離せない場面もあり、「まだまだ力を出し切るというところにはいけてません」と渡邊HC。「ここからもう一度上げていきたい」とキャプテンの宮崎も敗戦からの切り替えはできたという。石川はリズムに乗る時間が少なく、流れを引き寄せるプレーがチームの勢いにつながらない部分が見られた。
この他、前週豊田通商に勝利したDライズは日立電線に勝利し連勝、アイシンAWは豊田合成に延長戦に持ち込まれるも逃げ切り、連敗は免れた。前週アイシンAWに勝利したレノヴァはホームで兵庫に2オーバータイムの末、痛い敗戦となった。黒田電気はビッグブルーに7点差で勝利した。
2011年の最終週となる12月23・24日は2日間同カードで行う。
第12週の結果と第13・14週の予定
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
☆全日本実業団選手権2012
2012年2月4~7日まで愛媛県松山市で行われる『「東日本大震災」被災地復興支援 高松宮記念杯 第44回全日本実業団バスケットボール選手権大会』の組み合わせが12月19日に発表された。男子32チーム、女子16チームが集うこの大会は社会人ということもあり日程が過密であるため、特にブロック予選では1日に少なくとも6つコートを使用し、同時進行で試合を進めていく必要がある。そのため今回は男女ブロック予選が行われる1・2日目が3会場に分かれることとなる。
男子の第1シードは前回大会年ぶりに優勝した九州電力、第2シードには関東実業団選手権で優勝した新生紙パルプ商事が入った。前回大会は関東から6チームがベスト8入りしたため、関東6位までがシードに、その他の地区は九州が1(第1シード)、東北が1(第3シード)となっている。前回大会準優勝の横河電機は関東4位での出場となり第6シードに入った。
財団法人 日本バスケットボール協会
日本実業団バスケットボール連盟
☆トピックス
JBL
JBL(日本バスケットボールリーグ)は12月16~18日に第11週となる8試合を行い、2011年のレギュラーシーズンの日程を全て終えた。第11週ではトヨタ自動車アルバルクがレバンガ北海道に連勝し、アイシンシーホースがパナソニックトライアンズと星を分けたため、トヨタ自動車アルバルクが単独の首位となった。また、リンク栃木ブレックスが日立サンロッカーズに、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズが東芝ブレイブサンダースにそれぞれ連勝した。これで3位の日立サンロッカーズ、4位のパナソニックトライアンズ、5位のリンク栃木ブレックス、そして同率の6位と7位である三菱電機ダイヤモンドドルフィンズとレバンガ北海道がそれぞれ星一つずつの差となっている。東芝ブレイブサンダースは前半戦でわずかに2勝しかできなかった。
12月23日(金・祝)には広島県のグリーンアリーナでオールスターゲームが、翌24日(土)には栃木県でJBL選抜とリンク栃木ブレックスが対戦するドリームマッチが開催された。
JBLのレギュラーシーズンはオールジャパンを挟んで1月20日(金)から後半戦がスタートする。
JBL-日本バスケットボールリーグ
ウインターカップ2011
第42回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会・ウインターカップ2011が12月23日に開幕した。初日は男子1回戦のうちの半分と女子の1回戦全試合が、2日目の24日は女子2回戦と男子1回戦の残り半分が行われた。3日目の25日は男子2回戦と女子3回戦が、26日には男子3回戦と女子準々決勝、27日は男子準々決勝と女子準決勝、28日が男子準決勝と女子3位決定戦と決勝が、そして最終日の29日は男子の3位決定戦と決勝が全て東京体育館で行われる。
「東日本大震災」被災地復興支援 JX-ENEOS ウインターカップ2011 平成23年度 第42回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会 公式サイト
※写真は全て後ほど掲載します。
取材・写真・リサーチ・文 渡辺美香
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