関東実業団リーグ戦2011

スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.30

☆関東実業団リーグ戦2011
<男子1部>
男子1部上位第3戦&最終結果
上位リーグ第3戦:4チーム中3チームに優勝の可能性がある状況で最終日となった。横河電機vs三井住友銀行戦、第1ピリオド序盤は横河電機がインサイドを軸に流れを作り開始から5分で9点のリードとする。しかしここから三井住友銀行がゾーンディフェンスで横河電機のリズムを崩すとおよそ2分間で同点に追いつく。さらに勢いに乗る三井住友銀行は#31佐藤の3ポイントシュートで逆転すると、#92小松の3ポイントシュートなどでリードを拡げる。横河電機はインサイドを攻めてフリースローをもらうも1本も決められず得点が伸びない。第1ピリオドは三井住友銀行が8点リードして終える。第2ピリオド、横河電機は#24梶原の連続32ポイントシュートで残り8分39秒に2点差まで詰める。ここで両チームともにミスが出て流れをつかめない。残り6分12秒に横河電機#7梅田の3ポイントシュートで横河電機が同点とするが、ここから一気に流れが三井住友銀行に傾き、残り3分29秒に三井住友銀行のリードが8点まで開く。ここで横河電機はディフェンスのプレッシャーを厳しくし三井住友銀行の流れを止めると、#8神崎、#24梶原の連続3ポイントシュートで残り2分3秒に再び同点とする。その後互いに点を取り合うも、どちらもリードすることはできず、同点で前半を終える。第3ピリオド序盤は交互に点を取り合う展開が続くが、徐々に横河電機がリードし始める。三井住友銀行も#31佐藤、#92小松の得点で粘りを見せるも、残り3分を切ってから横河電機#33笹を止められず連続得点で引き離される。残り2分15秒には横河電機のリードが8点となり、三井住友銀行はオフェンスがかみ合わず苦しい展開に。しかし残り1分41秒に三井住友銀行#0青木が3ポイントシュートを決め勢いに乗るかと思われたが、横河電機#8神崎の3ポイントシュートで横河電機が流れを保ち続ける。さらに終了間際に横河電機#22浦中の3ポイントシュートも決まり、横河電機が9点リードして第3ピリオドを終える。第4ピリオド開始早々、三井住友銀行#31佐藤が連続得点で追い上げるも、残り8分47秒から横河電機が2本の3ポイントシュートを含む連続得点で三井住友銀行を突き放し点差は12点に拡がる。なかなか点差を詰められない三井住友銀行だったが、んこり4分4秒から#34木村、#92小松の連続得点で残り1分32秒には8点差に詰める。さらに横河電機#0田ヶ谷がファールアウトとなり厳しくなった横河電機だったが、三井住友銀行も攻め切れず点差を詰められない。ファールゲームのフリースローを横河電機が確実に決めリードを守ると5点差で勝利した。なんとか優勝に望みをつないだ横河電機だが「このままでいいとは思っていません」と#0田ヶ谷は厳しい表情で言った。「練習ができなかったというのはどこのチームも同じなので言い訳にはなりません。他のチームが上がっているのに比べてうちは変わってないどころか落ちているところがあると思います。それが結果としてこのリーグで出てしまいました。このままではJICでは勝てないです」と今リーグ戦を振り返った。2次リーグを全敗で4位に終わった三井住友銀行だが「このリーグ戦は怪我人が多くて、どうしても(#31佐藤)基一のところに得点がかたよってしまったところがあります。もっとベンチメンバーの底上げが必要です」と#4菊池は語った。優勝が決まる新生紙パルプ商事vs曙ブレーキ工業戦は第1ピリオド、序盤は両チームともに好調に得点を重ねていくが、残り7分から新生紙パルプ商事が#9高崎と#61坂口の3ポイントシュートなどで連続得点し、残り4分16秒には新生紙パルプ商事が8点のリードとする。さらに残り2分を切って新生紙パルプ商事#4近森が連続得点しリードを11点に拡げる。残り29秒に曙ブレーキ工業#16根元がフリースローを2本決め9点差として第1ピリオドを終える。第2ピリオドに入っても序盤は得点を取り合う展開となるも、残り5分半を切って曙ブレーキ工業#15田中が2本の3ポイントシュートとバスケットカウント1スローのポイントプレーで曙ブレーキ工業が一気に逆転する。受けにまわった感のある新生紙パルプ商事はオフェンスがかみ合わず苦しい展開に。残り23秒に曙ブレーキ工業#15田中がまたも3ポイントシュートを決め、曙ブレーキ工業が7点リードとして前半を折り返す。第3ピリオドスタートから新生紙パルプ商事が勢いに乗り連続得点で残り7分55秒に逆転する。曙ブレーキ工業も#15田中の得点で粘りを見せシーソーゲームに。しかし、残り6分を切って新生紙パルプ商事が速い展開で流れを作ると曙ブレーキ工業の得点が止まり、残り32秒に新生紙パルプ商事が7点リードとなる。終了間際曙ブレーキ工業#15田中が3ポイントシュートを決め、新生紙パルプ商事が4点リードで最終ピリオドへ。第4ピリオドに入っても新生紙パルプ商事が勢いを保ちリードを拡げるが、残り8分5秒に曙ブレーキ工業#15田中の3ポイントシュートが決まると曙ブレーキ工業が連続得点で残り6分54秒に1点差まで詰める。しかし、新生紙パルプ商事は要所で得点し逆転を許さない。さらに残り3分余りからまたも速い展開で連続得点し、残り2分8秒には点差を10点に拡げる。ここから曙ブレーキ工業#20河本が積極的にシュートを放ち、連続3ポイントシュートで追い上げるもすでに遅く、残り2.5秒の3ポイントシュートで2点差まで詰めるがそこでタイムアップ。新生紙パルプ商事が2次リーグを3戦全勝でリーグ戦初優勝を決めた。MVPを獲得した新生紙パルプ商事#3立花は「2次リーグの初戦が横河電機だったのがよかったですよね。相手が横河電機だと燃えるんですよ。他のチームだったらころっと負けてたかもしれない」と初優勝を果たした2次リーグを振り返った。新人王の#27宇田川は「自分は全然ダメでした。新人王が取れたのはチームのおかげです。秋以降はもっと活躍して勝利に貢献できるように頑張りたいです」と抱負を語った。敗れた曙ブレーキ工業は3位に終わった。「チームが安定しなかった」と#4藤原は振り返る。
 この結果、優勝は新生紙パルプ商事、2位に横河電機、3位が曙ブレーキ工業、4位に三井住友銀行となった。
1-2部入替戦の結果
入替戦富士通(1部8位)vs大塚商会(2部1位)戦は富士通がスタートガードの#34知念が不在のため#0岩永が、そして大塚商会がヘッドコーチでもある#33岡村がスタートメンバーに入り、両チームともにこれまでにない形でスタートした。先に流れをつかんだのは大塚商会で開始から5分で8点リードとする。オフェンスのリズムが作れない富士通だったが、#14石井、#20篠原が積極的に攻め、残り1分4秒には2点差まで詰める。しかし大塚商会が残り1分から引き離し7点リードで第1ピリオドを終える。第2ピリオド序盤も大塚商会が#32長谷川武のインサイドなどでリードを拡げ、残り4分には大塚商会のリードが13点と拡がる。しかしここから富士通が#2小倉、#11傳田の3ポイントシュートで追い上げ、点差を5点差まで縮めて前半を折り返す。第3ピリオドは富士通が前半終盤の勢いを保ったまま得点を重ね開始から1分で逆転する。大塚商会はオフェンスが整わず#11月野の得点でつないでいくが、富士通は#14石井がゴール下に絡みフリースローをもらい、流れを渡さない。残り6分から富士通が連続得点でリードを9点に拡げると、大塚商会も#11月野の得点などで粘るも、富士通#14石井が3ポイントプレーを続けジリジリと引き離していく。そのまま流れは変わらず、富士通が12点リードして第3ピリオドを終える。第4ピリオド、追い上げたい大塚商会だが富士通の得点を止められず点差は縮まらない。残り5分を切って大塚商会#33岡村のオフェンスリバウンドなどで3分22秒には9点差にするも、そこから富士通がゲームをコントロールし追い上げる隙を与えない。そのまま富士通が勝利し1部残留を決めた。2年前初の1部の時は1年で2部に降格となった経験もあり「みんな絶対落ちたくないという強い気持ちで勝てました」と#1阿部は語る。「まだまだ課題の多いチームですし、来年の1部での戦いも厳しくなるだろうとは思いますが、また1部でやれるのは本当にうれしいです」と笑顔だった。敗れた大塚商会はこれまでのパターンを変えたことが裏目に出た形となった。東京日産(1部7位)vs三井住友海上(2部2位)戦は第1ピリオドどちらも決めきれない展開が続き得点が伸びない。わずかに三井住友海上が3点リードして第1ピリオドを終える。第2ピリオド、東京日産が#62高橋健の連続得点などで逆転するも、そこから点の取り合いとなり、再び三井住友海上が逆転すると4点リードで前半を折り返す。第3ピリオド、三井住友海上が速い展開で流れを作りリードを拡げ、残り4分41秒には三井住友海上のリードが14点となる。なんとか点差を詰めたい東京日産は#13神崎、#14高橋優の得点で10点差にまでするも、そこから三井住友海上#56柏木が連続得点で東京日産を突き放し、三井住友海上が15点リードで第3ピリオドを終える。第4ピリオドに入っても三井住友海上の勢いは止まらず点差は開いていく。東京日産は単発のシュートに終わり点差を詰めることができない。そのまま三井住友海上がリードを拡げ、22点差をつけ勝利、4年ぶりの1部復帰を決めた。昨年、同じカードで敗れ1部復帰を逃した三井住友海上だったが、その時の敗戦の経験も活かし念願の入替戦勝利となった。2008年以降に入った選手は1部を経験しておらず、「1部でやりたかったのでうれしいです」と#3木下、#13丸本は1部昇格を喜んだ。敗れた東京日産は2部降格により今後のチームの存続も厳しくなってくることも予想され、「悔しいです」と#9三原。「なんとか秋には結果を出して来シーズン以降も頑張れるようにしたいです」と語った。
 入替戦の結果、来年度1部は富士通が残留、三井住友海上が昇格となる。
<男子2部>2-3部の入替戦の結果、日立大みか(9位)と住友商事(10位)は2部残留、JFE東日本京浜(11位)は3部降格、出場辞退の東京電力(12位)も降格となる。
<3部>Aブロック1位のケーエスは自動昇格、Bブロック1位の警視庁は入替戦で勝利し2部昇格、Cブロック1位の本田技術研究所とDブロック1位の東京トヨペットは入替戦で敗れ3部残留となった。
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<女子1部>上位リーグは三井住友銀行がメディセオに勝利し、2次リーグ2戦2勝で優勝、2位には丸紅が入った。MVPは昨年新人王を獲得した三井住友銀行#10綱川が選ばれた。下位リーグはTOTOが東芝府中に勝利し、TOTOの4位、東芝府中の5位が決まった。また6位の特別区は入替戦で勝利し1部残留を決めた。
<女子2部>2部1位の龍伸建設は入替戦で敗れ2部残留となった。
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関東実業団バスケットボール連盟

☆トピックス
日本代表
 日本代表のニックネームが『隼(ハヤブサ)ジャパン』に決定した。また、女子U-19世界選手権で日本代表はグループ予選を3位で終え、準々決勝に進んでいる。
財団法人 日本バスケットボール協会

インターハイ2011
 平成23年度全国高等学校総合体育大会が7月27日に開会した。バスケットボール競技は男子は秋田県能代市、女子は秋田県秋田市で28日からスタートした。1日目はそれぞれ1回戦を行い、本日29日は男女2回戦が行われている。決勝は8月2日に行われる。
2011 熱戦再来 北東北総体

☆スポーツのミカタ増刊号
 最新号のスポーツのミカタ増刊号『Jul.2011 JBL2 2010-2011』をはじめ3種類の増刊号を販売中。お申し込みはメールで。詳細はこちら
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取材・リサーチ・文 渡辺美香

関東実業団リーグ戦2011 男子1-2部入替戦の結果

 平成23年度関東実業団リーグ戦は7月24日(日)に代々木第2体育館で行われた入替戦で全ての日程を終えた。男子1-2部入替戦では東京日産が三井住友海上に敗れ2部降格、富士通が大塚商会に勝利し1部残留が決まった。

関東実業団バスケットボール連盟

<試合結果>
7月24日(日)代々木第2体育館
1-2部入替戦

富士通 87 ( 18-24  13-12  33-16  23-18 ) 70 大塚商会●
●東京日産 55 ( 13-16  14-15  17-28  11-20 ) 79 三井住友海上

<結果>
1部7位 東京日産 2部降格
1部8位 富士通 1部残留
2部1位 大塚商会 2部残留
2部2位 三井住友海上 1部昇格

関東実業団リーグ戦2010 男子1部上位第3戦&最終結果

 関東実業団バスケットボールリーグ戦男子1部上位リーグ第3戦が7月23日(土)、代々木第2体育館で行われた。新生紙パルプ商事が曙ブレーキ工業を振り切り勝利、リーグ戦初優勝を果たした。MVPには新生紙パルプ商事#3立花が選ばれた。リーグ戦は明日(7月24日)代々木第2体育館で行われる入替戦で全日程を終了する。

関東実業団バスケットボール連盟
入替戦の予定

<試合結果>
7月23日(土)代々木第2体育館
新生紙パルプ商事 78 ( 25-16  8-24  23-12  22-24 ) 76 曙ブレーキ工業●
横河電機 96 ( 17-25  28-20  28-19  23-27 ) 91 三井住友銀行●

<最終順位>
優勝:新生紙パルプ商事(初)
2位:横河電機
3位:曙ブレーキ工業
4位:三井住友銀行
5位:日本無線
6位:葵企業
7位:東京日産
8位:富士通

<個人賞>
最優秀選手賞(MVP)
立花 大介(新生紙パルプ商事#3 初)
優秀選手賞(ベスト5)
高崎 陽平(新生紙パルプ商事#9 2年ぶり2回目)
坂口 貫(新生紙パルプ商事#61 初)
梶原 剛(横河電機#24 初)
笹 義仁(横河電機#33 2年連続3回目)
田中 洋貴(曙ブレーキ工業#15 初)
新人賞
宇田川 一馬(新生紙パルプ商事#27)
得点王
佐藤 基一(三井住友銀行#31 初)
3ポイント賞
梶原 剛(横河電機#24 初)
リバウンド賞
眞部 径(東京日産#8 初)
アシスト賞
立花 大介(新生紙パルプ商事#3 2年ぶり2回目)

スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.29

☆関東実業団リーグ戦2011
<男子1部>
男子1部下位第3戦の結果
下位リーグ
2次リーグ第3戦:7月18日(月・祝)に最終戦を行った。5位を決める日本無線vs葵企業戦はスタートから日本無線が勢いに乗り一気に葵企業を引き離すと10点リードで第1ピリオドを終える。第2ピリオドは葵企業が#15永田を中心に流れを作り追い上げるが、どちらも今一つリズムが作れず得点が伸びない。日本無線のリードが6点となって前半を終える。第3ピリオドもどちらも勢いに乗れない展開となるも、日本無線が速い展開から徐々にリードを拡げ、再び10点差として最終ピリオドへ。第4ピリオドに入ると点の取り合いとなるも、葵企業の追い上げには至らず、日本無線が12点差で勝利し5位と全日本実業団競技大会出場を決めた。「今日は最初からやれると思っていました」と試合後、日本無線#6鈴木は笑顔で語る。「今大会はいろいろ課題も出ましたが、怪我人も戻ってきて、徐々にチームの状態も上がってきました。このまま調子を上げて9月の大会に臨みたいです」と振り返った。敗れた葵企業は昨年と同様、5位決定戦で敗れ6位に終わることとなった。「横河電機戦で勝ったことで個々にこうすればいいという思いが出てしまって、逆にバラバラになってしまった部分があります」と#4山口は厳しい表情でいった。「もう一度チームを作り直さないとダメですね。秋に結果が出せるようになんとかしないといけないと思っています」と結んだ。7-8位決定戦となった富士通vs東京日産戦は最後まで競った展開となった。第1ピリオド、東京日産が#13神崎を中心に勢いに乗り得点を重ね、さらには好ディフェンスで富士通にリズムを作らせず、残り2分で9点差をつける。富士通も#14石井のシュートなどで得点するも単発に終わり流れを引き寄せられない。東京日産が8点リードで第1ピリオドを終える。第2ピリオドに入っても東京日産の流れは変わらず、残り3分を切って点差は14点に拡がる。終盤富士通がインサイドを上手く攻め、10点差まで詰めて前半を終える。第3ピリオドは交互に点を取り合う展開が続く。残り3分から富士通が流れを作り、残り43秒に#14石井の3ポイントシュートで5点差まで詰める。しかし残り時間を東京日産が守り切り、東京日産の5点リードで第3ピリオドを終える。第4ピリオド、残り8分に富士通#20篠原がドライブで切り込み3点差とするも、直後に東京日産#13神崎が1対1からバスケットカウントと1スロー決めリードを守る。しかし、オフェンスのリズムが良くなった富士通が速い展開で流れを作ると、残り5分45秒にトランジションから#14石井が3ポイントシュートを決め1点差とする。すぐに東京日産も#9三原が入れ返すも、残り3分58秒に富士通#20篠原がスティールから速攻を決め、再び1点差で東京日産がタイムアウトを取る。ここからどちらも激しいディフェンスで得点が伸びなくなり、残り1分を切っても富士通は逆転できない。残り29秒、富士通はタイムアウトでオフェンスを確認すると、#34知念がコントロールしながらディフェンスを潜り抜け切り込み、残り7.4秒に逆転する。1点差を追う東京日産はタイムアウト後フロントコートからのスローインでシュートまでこぎつけるがそのシュートは外れるも、リバウンドを#9三原が奪うと富士通#20篠原がファールで止め、残り0.9秒1点差で東京日産#9三原のフリースローとなる。ここで東京日産#9三原が2本とも決めると、残り時間を守りわずかに1点差で東京日産が勝利した。最後のフリースローを2本とも決めた東京日産#9三原だが「2本目は自分としては入らないと思ったので、だめでも同点だし、上手くリバウンドを取ってくれたらチャンスもあるからと思いきってボードを狙って打ったら入りました」と笑顔。「今日はみんなで集中してやれました。チームとしてもいい状態になっていますから、このまま調子を上げて入替戦に臨みたいです」と2年連続となった1部残留のかかる入替戦に向けて意気込みを語った。敗れた富士通は序盤のリズムの悪さがネックとなった。「これまでの試合でメンバーを入れ替えたことで状況が悪くなったりしていたので、今日はスタートを長めに使うようにしましたが、今日に関してはそれがよくなかったのかなと思います」と岩佐HCは振り返る。「チームの雰囲気が少しよくなくて、試合に出ている選手と出ていない選手の温度差があったりしています。入替戦までになんとかしないといけないです」とキャプテンの#1阿部は語った。
 下位リーグは全日程を終え、5位:日本無線6位:葵企業7位:東京日産8位:富士通となった。7位の東京日産は2部2位の三井住友海上と2年連続で入替戦で対戦することとなる。8位の富士通は入替戦で大塚商会と対戦する。
上位リーグ:先週末は試合が行われなかった。明日7月23日(土)に代々木第2体育館で最終戦となる第3戦を行う。現在横河電機、曙ブレーキ工業、新生紙パルプ商事の3チームに優勝の可能性がある。また、三井住友銀行にも2~4位の可能性が残っている。横河電機が優勝すれば8年連続8回目、曙ブレーキ工業と新生紙パルプ商事はどちらもリーグ戦は初優勝となる。
 個人記録では得点は日本無線#1福田大が最終戦26得点と追い上げたが、現在1位の三井住友銀行#31佐藤に1点及ばず。3ポイントシュートは葵企業#14松岡が最終戦途中で負傷のためゲームを離れたため0本に終わり、2次リーグからチームを離れている曙ブレーキ工業#6菊沢に横河電機#24梶原が3本差として最終戦を迎えることとなる。リバウンドは東京日産#8眞部が最終戦でも16本と本数を伸ばし1位。2位の日本無線の山本は全日程を終了しているため追い抜く可能性があるのは3位の新生紙パルプ商事#61坂口だが23本差と大きく開いている。アシストは新生紙パルプ商事#3立花が2位以下を大きく引き離している。現在2~6位までがすでに全日程を終えているため、追い上げの可能性があるのは7位以降となるが、7位とも40本差と大差となっている。
<男子2部>Aブロック・優勝:メディセオ、2位:プレス工業、3位:東京消防庁、4位:NTTデータ、5位:住友商事、6位:東京電力(活動停止中) Bブロック・優勝:大塚商会、2位:三井住友海上、3位:三菱東京UFJ銀行、4位:NTT東日本東京、5位:日立大みか、6位:JFE東日本京浜
順位決定戦:大塚商会と三井住友海上が1-2位となり1部との入替戦に進んだ。敗れたプレス工業とメディセオが3-4位決定戦で対戦し、プレス工業が接戦を制し3位となった。1-2位決定戦は大塚商会が三井住友海上の追い上げをしのぎ勝利した。2部全体順位・1位:大塚商会(1部8位・富士通と入替戦)、2位:三井住友海上(1部7位・東京日産と入替戦)、3位:プレス工業、4位:メディセオ、5位:三菱東京UFJ銀行、6位:東京消防庁、7位:NTT東日本東京、8位:NTTデータ、9位:日立大みか(3部D1位・東京トヨペットと入替戦)、10位:住友商事(3部C1位・本田技術研究所と入替戦)、11位:JFE東日本京浜(3部B1位・警視庁と入替戦)、12位:東京電力(降格※)
<3部>Aブロック・優勝:ケーエス(2部自動昇格)、2位:三井物産、3位:特別区、4位:大和総研、5位:東芝青梅、6位:伊藤忠商事(降格※) Bブロック・優勝:警視庁(2部11位・JFE東日本京浜と入替戦)、2位:オリンパス、3位:東芝青梅、4位:三井住友銀行本社、5位:セイコーインスツル、6位:NEC(4部自動降格) Cブロック・優勝:本田技術研究所(2部10位・住友商事と入替戦)、2位:富士通ゼネラル、3位:東京都庁、4位:富士ソフト、5位:横河電機本社、6位:JR東日本東京(4部自動降格) Dブロック・優勝:東京トヨペット(2部9位・日立大みかと入替戦)、2位:住友重機械、3位:三菱UFJ信託銀行、4位:横浜市役所、5位:キャノン、6位:キャノン取手(4部自動降格)
<4部>Aブロック・優勝:大陽ステンレススプリングス(入替決定戦に勝利し3部昇格)、2位:三菱地所ロシュッツ、3位:日本生命、4位:キャノンMJ、5位:日立戸塚、6位:テプコシステムズ(降格※) Bブロック・優勝:清水建設(入替決定戦に敗れ4部残留)、2位:三菱ふそう、3位:ビスディア、4位:楽天、5位:NEC府中、6位:東燃化学(5部自動降格) Cブロック・優勝:イトーキ(入替決定戦に敗れ4部残留)、2位:小田急電鉄、3位:C.K.東京、4位:日清食品、5位:パナソニックモバイル、6位:三菱ケミカル(5部自動降格) Dブロック・優勝:日立情報システムズ(入替決定戦で勝利し3部昇格)、2位:東芝府中、3位:鹿島、4位:ANA、5位:JRシステム、6位:東ソー(5部自動降格) Eブロック・優勝:千代田化工(入替決定戦に敗れ4部残留)、2位:東芝MC、3位:リコー、4位:東芝川崎、5位:コニカミノルタ東京、6位:東芝デバイス(5部自動降格) Fブロック・優勝:テイ・エステック(入替決定戦に勝利し3部昇格)、2位:東京郵政、3位:丸紅本社、4位:旭化成ケミカルズ、5位:損保保険ジャパン、6位:みずほ銀行(降格※) Gブロック・優勝:住友不動産(入替決定戦に勝利し3部昇格)、2位:三菱商事、3位:沖電気東京、4位:みずほ信託銀行、5位:東京いすゞ、6位:凸版印刷(5部自動降格) Hブロック・優勝:セイコーエプソン(入替決定戦に勝利し3部昇格)、2位:NTTソフトウェア、3位:あいおいニッセイ同和損保、4位:第一三共品川、5位:IHI、6位:東京国税庁(5部自動降格)
<5部>Aブロック・優勝:東急電鉄(4部自動昇格)、2位:ソニー(4部自動昇格)、3位:ビンゴルフジャパン、4位:NECネッツエスアイ、5位:JXエネルギー戸田、6位:KPMG、7位:クレディセゾン Bブロック・優勝:小西安(4部自動昇格)、2位:USOL東京、3位:文部科学省、4位:キャノン新川崎、5位:ヤクルト本社、6位:経済産業省 Cブロック・優勝:龍伸建設(4部自動昇格)、2位:JR東海東京、3位:日本ユニシス、4位:簡易保険局、5位:中川装身具、6位:りそな銀行 Dブロック・優勝:横浜リテラ(4部自動昇格)、2位:富士ゼロックス、3位:新日鐵本社、4位:国税庁、5位:京王電鉄、6位:第一三共葛西 Eブロック・優勝:イノベーショントラスト(4部自動昇格)、2位:三菱重工相模原、3位:出光興産、4位:IHI武蔵、5位:ニコン、6位:第一生命 Fブロック・優勝:オリックス(4部自動昇格)、2位:日本出版販売、3位:豊田通商東京、4位:国会事務局、5位:本田技術研究所朝霞、6位:岩崎通信機 Gブロック・優勝:THINKフィットネス(4部自動昇格)、2位:花王、3位:三菱ビルテクノ、4位:岩谷産業、5位:コマツ、6位:リコー本社
<女子1部>上位リーグはすでに1敗の丸紅がメディセオに勝利。これで最終戦を残して上位3チーム全てに優勝の可能性が出た。下位は特別区が2敗となり6位が決まった。最終戦でTOTOと東芝府中が対戦し、4-5位が決まる。
<女子2部>Aブロック・優勝:龍伸建設、2位:山武、3位:第一生命、4位:ビスディア、5位:三菱UFJ信託銀行 Bブロック・優勝:NEC府中、2位:JFE東日本、3位:JR東日本、4位:東京都庁 2部全体順位・1位:龍伸建設(1部6位の特別区と入替戦)、2位:NEC府中、3位:山武、4位:JFE東日本、5位:第一生命、6位:JR東日本、7位:東京都庁、8位:ビスディア、9位:三菱UFJ信託銀行
※(降格※)は事前申請による全日程の不戦敗のため、処遇は理事会で決定となります。
関東実業団バスケットボール連盟

☆スポーツのミカタ増刊号
 7月22日(金)、スポーツのミカタ増刊号の第3弾『スポーツのミカタ増刊号 Jul.2011 JBL2 2010-2011』が完成しました。全9チームからそれぞれ4~6名のインタビュー、さらに取材した21試合をすべてレポートとして掲載しています。1部400円です。詳細はこちらへ。お申込みをお待ちしています。
 また、現在制作予定の『スポーツのミカタ増刊号 Sep.2011 関東実業団リーグ戦2011(仮)』のスポンサーを募集しています。詳細はこちら。皆さまのご支援をお願い致します。

取材・文 渡辺美香

関東実業団リーグ戦2011 男子1部2次リーグ下位第3戦の結果

 関東実業団バスケットボールリーグ戦男子1部2次リーグ下位の第3戦が7月18日(月・祝)に千葉県市川市で行われた。日本無線と東京日産がそれぞれ勝利し、5~8位までの最終順位が確定した。また、同会場で2部1-2位決定戦も行われ、入替戦の組み合わせも決定した。

関東実業団バスケットボール連盟

<試合結果>
7月18日(月・祝)塩浜市民第一体育館
2次リーグ下位 第3戦
日本無線 80 ( 22-12  13-17  19-15  26-24 ) 68 葵企業●
●富士通 62 ( 9-17  13-15  22-17  18-14 ) 63 東京日産

<最終順位>
5位:日本無線 3勝0敗
6位:葵企業 2勝1敗
7位:東京日産 1勝2敗
8位:富士通 0勝3敗

<入替戦の予定>
7月24日(日)代々木第2体育館
14:15 富士通(1部8位) vs 大塚商会(2部1位)
15:50 東京日産(1部7位) vs 三井住友海上(2部2位)

スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.28

☆関東実業団リーグ戦2011
<男子1部>
2次リーグ第1戦・第2戦の結果と第3戦の予定
上位リーグ
2次リーグ第1戦横河電機vs新生紙パルプ商事戦は第1ピリオド序盤、新生紙パルプ商事がリードするも横河電機が追いつくと、そこからどちらも一歩も譲らない展開となり、第1ピリオドは同点で終える。第2ピリオド、新生紙パルプ商事が#3立花のコントロールの下、好調なオフェンスで流れを作り、横河電機を一気に引き離す。終盤、インサイドでなんとか得点しわずかに点差を詰めた横河電機だったが、このピリオドわずかに10得点に終わり、新生紙パルプ商事が9点リードで前半を折りかえす。第3ピリオドは交互に点を取り合う展開が続き、新生紙パルプ商事がわずかに2点リードを拡げ、11点差で最終ピリオドへ。ここで少し動きが悪くなった新生紙パルプ商事に対し、横河電機が#24梶原の3ポイントシュートなど追い上げ、残り5分半には2点差まで詰める。ここで新生紙パルプ商事も粘り、#61坂口が連続してファールをもらい点差を拡げる。しかし、オフェンスのリズムが作れない新生紙パルプ商事は得点が伸びず、残り3分を切ってから横河電機が連続得点で残り2分を切って1点差まで詰める。ここからどちらも攻めきれなくなり、残り32秒に新生紙パルプ商事#3立花の得点でわずかにリードを拡げると、終了間際に横河電機#24梶原が3ポイントシュートを決め再び1点差に詰めるも、その直後のフリースローと新生紙パルプ商事#4近森が決め、そのままタイムアップ、新生紙パルプ商事がわずかに3点差で勝利した。新生紙パルプ商事はこのリーグ戦では2002年以来の対横河電機戦勝利となる(当時は新生紙パルプ商事が大倉三幸、横河電機が横河電機本社))。当時からいる選手はほとんどいないため、選手にとっては初勝利に近いものだった。勝利を喜びながらも、「この後をしっかりと勝たないといけない」と、チーム全体で気持ちを引き締めた。曙ブレーキ工業vs三井住友銀行戦は第1ピリオド、曙ブレーキ工業がリズムを作れずわずかに7点に終わり、三井住友銀行が16点リードで終える。第2ピリオドに入ると曙ブレーキ工業が#20河本らの得点で徐々に追い上げを見せる。三井住友銀行も#0青木の3ポイントシュートなどでリードを守り、11点差で前半を終える。第3ピリオド序盤は交互に点を取り合う展開が続くが、残り6分半を切ってから曙ブレーキ工業が#15田中を中心に流れを引き寄せ、徐々に点差を詰めていく。防戦にまわった感のある三井住友銀行はインサイドが攻められず苦しい展開に。曙ブレーキ工業がこのピリオドで一気に1点差まで点差を詰めて第3ピリオドを終える。第4ピリオドに入るとどちらも一歩も譲らず、点を取り合う展開となる。残り3分を切って曙ブレーキ工業#20河本の連続3ポイントシュートが決まりリードすると、粘る三井住友銀行を振り切り、わずかに1点差で勝利した。曙ブレーキ工業は1次リーグで好調な3ポイントシュートでチームに勢いを与えた#6菊沢が転勤のためチームを離れての初戦、菊沢に変わり新人の#20河本が後記に3ポイントシュートを決め、勝利を引き寄せた。「すごく打ちやすい状況を作ってもらったのでよく入りました。この後の試合も頑張りたいです」と#20河本。強気の攻めで流れを作った#15田中は「なんとか勝てました」とホッとした表情を見せた。
第2戦新生紙パルプ商事vs三井住友銀行戦は、序盤で新生紙パルプ商事が三井住友銀行を大きく引き離し、前半を21点差で終える。後半、新生紙パルプ商事のオフェンスが止まる時間帯があり、三井住友銀行が#92小松の1対1で追い上げるも、前半の点差が大きく響き追いつくことができない。最後は新生紙パルプ商事がフリースローを確実に決め、17点差で勝利、初優勝に王手をかけた。「あと一つ、絶対勝ちます」と試合後、新生紙パルプ商事#5遠藤は初優勝に向けて意気込みを語った。敗れた三井住友銀行は2敗となり、優勝の可能性はなくなった。横河電機vs曙ブレーキ工業戦は序盤重たい展開となり、ロースコアながらわずかに横河電機が2点リードで前半を終える。第3ピリオドに入ると横河電機が#7梅田の積極的に攻める強気のコントロールで流れを作り、リードを拡げていく。曙ブレーキ工業は防戦一方となり、得点が伸びない。第3ピリオドで横河電機が点差を18点に拡げると、第4ピリオドはどちらも点を取り合い、点差はほとんど変わらず、横河電機が15点差で勝利した。これで横河電機と曙ブレーキ工業がともに1勝1敗となり、最終戦に優勝の望みをつないでいる。前日の敗戦から1日で立て直した横河電機は「自分たちは強くはないということを改めて確認して、その上で勝利のために必死で頑張ろうという気持ちになれました」と#0田ヶ谷は語った。上位リーグは2勝に新生紙パルプ商事、1勝1敗に横河電機と曙ブレーキ工業、0勝2敗に三井住友銀行となった。
下位リーグ
第1戦日本無線vs東京日産戦は日本無線が前半で大きく引き離す。後半、東京日産も#13神崎を中心に積極的に攻め追い上げるも、日本無線が逃げ切り2次リーグ1勝目を挙げた。2月に行われた全実での怪我後、復帰は果たしたがなかなか本来の調子を見せなかった#34樋渡はこの試合で3本の3ポイントシュートを含む13得点と活躍した。「まだまだ動けてないくて、少しずつと言った感じです。JICには絶対に出たいので残り2試合、頑張ります」と抱負を語った。葵企業vs富士通戦は葵企業が#15永田をスタートから外したこともあり第1ピリオド序盤は富士通が勢いに乗り大きくリードする。しかし葵企業が終盤追い上げ、富士通の1点リードで終える。第2ピリオドに入るとどちらも一歩も引かない展開となるも徐々に葵企業がリードを拡げていく。富士通も粘り、2点差まで詰めるも、葵企業が6点リードで前半を終える。第3ピリオドはロースコアの展開となるも、富士通が点差を2点に縮めて第4ピリオドへ。第4ピリオド序盤は富士通が粘りを見せるも、中盤から葵企業の速い展開のオフェンスに防戦一方となる。葵企業が富士通を引き離し、2次リーグ1勝目を挙げた。スタートのメンバーを変えて臨んだ葵企業だったが、富士通の粘りに#15永田、#21篠原といった怪我のある選手もコートに立つこととなった。選手層を厚くする意味でも全ての選手がコートに立っているが、その中でも徐々にプレータイムが増えている今年2年目の#8田中は「チームが勝利するために自分のできるプレーで貢献したい」と語った。
第2戦東京日産vs葵企業戦は第1ピリオド序盤、東京日産が#61高橋健、#13神崎の得点で粘り接戦となるも、終盤葵企業が#4山口、#15永田の3ポイントシュートなどで東京日産を引き離し、10点リードで第1ピリオドを終える。第2ピリオドはロースコアの展開となるも、東京日産がわずかに追い上げ、8点差で前半を終える。第3ピリオドに入ると東京日産が開始から1分ほどで3点差まで詰めるも、そこから葵企業が#14松岡の3ポイントシュートなどで引き離す。残り5分を切って葵企業のリードは15点となるも、そこから東京日産が#13神崎の連続得点などで追い上げ、残り1分半には5点差まで詰める。再び6点差となり第4ピリオドへ。ここで東京日産が再び追い上げを見せ、残り4分には#34上原の3ポイントシュートで同点とする。しかしここから東京日産のシュートが決まらず、逆転には至らない。葵企業がフリースローの得点などでわずかに4点差で勝利、2勝目を挙げた。勝った葵企業がこれで昨年と同じ最終戦にJIC初出場をかけることとなる。「今年こそは絶対JICに行きたい、その気持ちは本当に強いです。昨年も悔しい思いをした分、次は頑張ります」と#4山口。敗れた東京日産は7位以下で2部との入替戦が確定したが、この試合はチームとしての都ごたえを感じるものとなった。「みんなで粘れるようにはなったと思うけど、うちは勝ち方を忘れているようなところがあるので、そこはみんなでしっかりと確認しあってやっていきたいです」とこの日15リバウンドでリバウンドランキングトップとなった#8眞部は最終戦の意気込みを語った。富士通vs日本無線戦は第1ピリオドこそ接戦となり同点で終わるも、第2ピリオドに入って日本無線が勢いに乗り富士通を引き離し、14点のリードを奪って前半を終える。第3ピリオド序盤は日本無線が流れを作るも、中盤から富士通が中・外を上手く絡めてオフェンスを展開し追い上げを見せる。点差を8点に縮めて第3ピリオドを終える。第4ピリオドは点の取り合いとなり、勢いに乗って日本無線が再び富士通を引き離し15点差で勝利、2次リーグ2勝目を挙げた。あと一つ勝てばJIC出場というところに来た日本無線は「まだまだチームとしては気持ちの弱い部分もあって、十分とは言えないのですが、絶対JICには出ないといけないと思っていますから、次は勝ちます」と#6鈴木は言った。下位リーグは日本無線と葵企業が2勝0敗、富士通と東京日産が0勝2敗となって、7月18日(月・祝)の最終戦に進むこととなった。
 個人記録では、得点が三井住友銀行#31佐藤が1位、3ポイントは2位以下の選手の本数が伸びず2次リーグには参加していない曙ブレーキ工業#6菊沢が1位となっている。リバウンドは東京日産#8眞部が1位に浮上、アシストは新生紙パルプ商事#3立花が2位以下を大きく引き離し1位となっている。
 第3戦は上位リーグは1週空けて7月23日(土)に行われる。下位リーグは7月18日(月・祝)に塩浜市民第一体育館で行われる。日本無線vs葵企業戦は勝った方が5位となり、JIC出場を決めることとなる。
<男子2部>Aブロックはここまで全勝の三井住友海上と大塚商会が対戦、大塚商会が勝利しAブロック優勝を決めた。また、日立大みかとNTT東日本東京はNTT東日本東京が勝利し、日立大みかが入替戦となった。Bブロックはプレス工業がNTTデータに勝利し2位に、この週は試合のなかったメディセオが1位で優勝が決まった。各ブロック1位と2位は7月17日(日)に行われる2部1-4位決定戦に進むこととなる。
<3部>Aブロックはここまで全勝だったケーエスが最終戦で東芝青梅に敗れるも、対戦成績で1位となった。2位はケーエスに敗れ同じく1敗の三井物産。Bブロックは警視庁が5戦とも圧勝し1位を決めた。2位はオリンパス。Cブロックは本田技術研究所が1位を決めている。2位は富士通ゼネラル。Dブロックは4勝1敗で東京トヨペットが1位となった。2位は住友重機械。各ブロック1位は2部との入替戦に進むこととなる。ただし、Aブロックは2部12位の東京電力が出場を辞退しているため、入替戦を行わず、自動入替えとなる。各ブロック最下位のチームは4部に自動降格となる。
<4部>Aブロックは大陽ステンレススプリングがゴールアベレージで1位となった。2位は三菱地所ロシュッツ。Bブロックは清水建設が5戦全勝で1位。2位は三菱ふそう。Cブロックはイトーキが4勝1敗で1位。2位はイトーキとの直接対決で敗れた小田急電鉄。Dブロックは現在結果の掲載がない試合があるが、日立情報システムズもしくはANAが1位となっていると推測される。Eブロックは千代田化工が5戦全勝で1位。1位は千代田化工に敗れ1敗の東芝MC。Fブロックはテイ・エステックが全勝で1位。2位はテイ・エステックに敗れ1敗の東京郵政。Gブロックは住友不動産が5戦全勝で1位。2位は住友不動産に敗れ1敗の三菱商事。Hブロックは4勝1敗で1位。2位はNTTソフトウェア。各ブロック1位は3部への自動昇格をかけ、入替決定戦に進む。各ブロック最下位のチームは5部に自動降格となる。
<5部>Aブロックは東急電鉄が全勝で1位を決めた。ブロック数の関係でAブロックのみ2位まで自動昇格となるが、2位は7月17日(日)の最終戦のJXエネルギー戸田vsソニーの勝者となる。Bブロックは小西安が全勝で1位。Cブロックは龍伸建設が全勝で1位。Dブロックは横浜リテラが全勝で1位。Eブロックはイノベーショントラストが全勝で1位。Fブロックはオリックスが全勝で1位。GブロックはゴールアベレージでTHINKフィットネスが1位となった。各ブロック1位(Aブロックのみ2位まで)が4部へ自動昇格となる。
<女子1部>上位リーグは三井住友銀行が丸紅に勝利、下位リーグはTOTOが特別区に勝利、それぞれ1勝を挙げた。7月18日(月・祝)は第2戦として上位がメディセオvs丸紅、下位が東芝府中vs特別区が行われる。
<女子2部>Aブロック1位の龍伸建設とBブロック1位のNEC府中が2部1位をかけて対戦、龍伸建設が勝利し、7月24日(日)に行われる1部6位との入替戦に進むこととなった。
関東実業団バスケットボール連盟

☆JBL2 2011-2012
 10月15日から2011-2012シーズンがスタートするJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)。今シーズンは兵庫が新規に加入し、10チームでのリーグ戦となる。プロチームである兵庫の加入で選手の移籍もこれまで以上に見られている。Dライズでベスト5を受賞した劉(兵庫では劉生)、レノヴァのスタートメンバーの一人である松山が兵庫に移籍した。Dライズは7月17日にトライアウトを東京都内で予定している。また、各チーム練習試合などを行っているが、プロチームである兵庫とレノヴァはそれぞれJBLのチームとのプレシーズンマッチを予定している。兵庫は8月13日(土)にJBL・パナソニックトライアンズと、レノヴァは7月21日(木)にJBL・リンク栃木ブレックス(育成選手を含む)とそれぞれ対戦する。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
レノヴァ鹿児島
兵庫ストークス

☆お知らせ
 スポーツのミカタでは『スポーツのミカタ増刊号』の第3弾として、『スポーツのミカタ増刊号 Jul.2011 JBL2 2010-2011』を来週末に発行致します。全9チームのスペシャルインタビューと21試合分のゲームレポートを掲載。1冊400円です。詳細は後ほど当サイト内でおこないます。もうしばらくお待ちください。

取材・リサーチ・文 渡辺美香

関東実業団リーグ戦 男子1部2次リーグ第1戦・第2戦の結果

 関東実業団バスケットボールリーグ戦男子1部2次リーグ第1戦・第2戦が7月9・10日に代々木第2体育館で行われた。新生紙パルプ商事が2連勝し、初優勝に王手をかけた。
 最終戦は上位リーグと下位リーグが別日程で行われる。

関東実業団バスケットボール連盟

<試合結果>
2次リーグ
第1戦
7月9日(土) 代々木第2体育館
日本無線 75 ( 22-13  21-12  19-17  13-21 ) 63 東京日産●
葵企業 78 ( 19-20  24-17  12-16  23-13 ) 66 富士通●
●横河電機 74 ( 25-25  10-19  17-19  22-14 ) 77 新生紙パルプ商事
曙ブレーキ工業 81 ( 7-23  20-15  28-18  26-24 ) 80 三井住友銀行●
第2戦
7月10日(日) 代々木第2体育館
●東京日産 59 ( 15-25  12-10  20-18  12-10 ) 63 葵企業
●富士通 81 ( 23-23  13-27  20-14  25-32 ) 96 日本無線
新生紙パルプ商事 74 ( 19-10  21-9  11-17  23-21 ) 57 三井住友銀行●
横河電機 80 ( 16-15  20-19  26-10  18-21 ) 65 曙ブレーキ工業●

<現在の勝敗>
上位リーグ
2勝0敗 新生紙パルプ商事
1勝1敗 横河電機、曙ブレーキ工業
0勝2敗 三井住友銀行
下位リーグ
2勝0敗 日本無線、葵企業
0勝2敗 富士通、東京日産

<2次リーグ第3戦(最終戦)の予定>
7月18日(月・祝)塩浜市民第一体育館Aコート
下位リーグ
11:40 富士通 vs 東京日産
15:00 日本無線 vs 葵企業
7月23日(土)代々木第2体育館
上位リーグ
11:40 横河電機 vs 三井住友銀行
15:00 新生紙パルプ商事 vs 曙ブレーキ工業

スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.27

☆関東実業団リーグ戦2011
<男子1部>
1次リーグ第7戦の結果と2次リーグ第1戦&第2戦の予定
1次リーグ第7戦東京日産vs富士通戦は第1ピリオドこそ競った展開となるも、#13神崎が不在の東京日産がさらに#61高橋健のファールトラブルと厳しい状況となり、得点が入らなくなる。富士通は最後まで勢いを保つと、1部での初勝利を挙げた。この日はキャプテンの#1阿部が不在のため「自分がしっかりしないといけないと思いました」と#34知念(副キャプテン)。ルーキーシーズンに初の1部で1勝も挙げられず悔しい思いをしたが、ようやくの勝利にホッとした表情だった。この試合の結果、1次リーグ7位が富士通、8位が東京日産に決まった。新生紙パルプ商事vs葵企業戦は勝てば4位が決まる新生紙パルプ商事がスタートから集中したプレーを見せる。しかしなかなかシュートが決まらず得点が伸びないが、葵企業もリズムが悪くミスも出るなどでさらにロースコアとなる。第1ピリオドは13-7とロースコアの中、新生紙パルプ商事がリードする。合い2ピリオドに入って2分半から新生紙パルプ商事が勢いに乗り、連続得点で葵企業を引き離す。しかし、13点差となった残り4分半、葵企業#14松岡が連続して3ポイントシュートを決め、残り4分を切って5点差まで迫る。ここで新生紙パルプ商事は速い展開で葵企業を引き離すと、最後は点を取り合い、新生紙パルプ商事が11点リードで前半を終える。第3ピリオドは新生紙パルプ商事が#9高崎の好調なシュートもありジリジリと引き離していく。20点差となるも、葵企業も#9小原のオフェンスリバウンドなどで粘り、新生紙パルプ商事が16点リードで第3ピリオドを終える。第4ピリオド開始早々、葵企業#14松岡が連続得点を決め追い上げる。新生紙パルプ商事は#3立花がゲームをコントロールしリードを守る。葵企業は#15永田の途中負傷退場などもあり最後までリズムに乗り切れない。新生紙パルプ商事が25点差をつけて葵企業に勝利し4位を決めた。昨年6年ぶりの下位となった新生紙パルプ商事だったが1年で上位リーグに復帰。「取りあえずよかったです。みんなが頑張ってくれました」と故障のためベンチで声を上げていたキャプテン#5遠藤は笑顔だった。この日シュートの感覚がズレテいるのかアウトサイドシュートが決まらなかった#3立花は後半からドライブで相手ディフェンスを崩す形でゲームをコントロール、この日もアシストを8個決め、アシストランキングでさらに2位以下を引き離した。日本無線vs曙ブレーキ工業戦はこの試合の勝敗に関係なく5位以下が決まった日本無線が序盤リズムに乗れず、曙ブレーキ工業が10点差をつけて第1ピリオドを終える。しかし第2ピリオドに入って両チームともにメンバーを入れ替えていくと、日本無線が落ち着いたプレーで流れを引き寄せる。日本無線が追い上げ、3点差で前半を終える。後半に入るとどちらも一歩も引かない展開となるも、日本無線が#1福田大の1on1などで逆転すると、そのまま逃げ切り勝利した。勝った日本無線だが2次リーグ制となって初の下位リーグが決まった。序盤は気持ちの切り替えが難しかったのかの問いに「まあ、そうですね」と言葉少なに答えた#6鈴木だったが、最後は笑顔で「JICには絶対出ます!」と言った。敗れた曙ブレーキ工業だったが、3ポイントランキング1位の#6菊沢はこの日も5本の3ポイントシュートを決めたが、これが今リーグ戦最後の試合となった。「明日から転勤でフランスに行きます。まあ、残念ですが仕方がないです。いつ頃帰れるのかはまだ分からないのですが、帰ってから復帰できるように身体は動かしておきたいですね」と笑顔で最後の試合を終えた。横河電機vs三井住友銀行戦はロースコアなスタートの中、横河電機がリードする。前半で17点差をつけた横河電機だったが、後半に入って三井住友銀行が追い上げを見せる。第4ピリオドに入ると三井住友銀行が勢いに乗り#31佐藤を中心に得点を重ね3点差まで迫る。しかし、ここで横河電機が粘りリードを譲らない。横河電機が逃げ切り、1位を死守した。徐々にプレータイムが伸びてきている横河電機#28能登は「とにかく今は出るチャンスにしっかりと強気で攻めて結果を出していきたいです」とインサイドのローテーション入りにむけて意欲を見せた。敗れた三井住友銀行だが、#0青木の3ポイントシュートや流れを変える#23原田のプレーなどチームにとっての好材料も見える試合となった。#23原田は「2次リーグでは勝って優勝したいですね」と意気込みを語った。
 個人記録は得点が変わらず三井住友銀行#31佐藤が1位、3ポイントも変わらず曙ブレーキ工業#6菊沢が1位だが、菊沢が残り3試合不出場が決まっており、2位の松岡(葵企業#14)や3位の梶原(横河電機#24)にチャンスが回ってくるか。リバウンドも変わらず日本無線#49山本が1位、アシストも新生紙パルプ商事#3立花が2位以下をさらに引き離し1位となっている。
 7月9日からは2次リーグがスタート。9・10日ともに代々木第2体育館で行われる。
<男子2部>先週末は試合が行われなかった。Aブロックはメディセオがブロック内の試合を3勝1敗で終え、2位以上は確定している。6月19日の試合でメディセオに勝ったNTTデータとプレス工業が2勝1敗で並んでおり、7月9日の対戦で勝った方が2位以上となる(プレス工業が勝てば2位でメディセオ1位、NTTデータが勝てば1位でメディセオが2位となる)。3勝0敗の住友商事と1勝2敗の東京消防庁の対戦は勝った方が3部との入替戦を逃れる(ブロック4位以上)こととなる。Bブロックは残り1戦を前に三井住友海上と大塚商会が4勝0敗でともに2位以上を決めている。7月9日のブロック最終戦での直接対決で1位と2位が決まる。どちらにしても2部1-4位決定戦には進むことが確定している。現在2勝2敗の三菱東京UFJ銀行がすでにブロック3位を決めている。1勝3敗同士の日立大みかとNTT東日本東京の対戦は勝った方が3部との入替戦を逃れる(4位)こととなる。
<3部>Aブロックは残り1戦でケーエスが3勝0敗、特別区と三井物産が2勝1敗となっているが、この2チームがすでにケーエスに敗れていることで、最終戦を残してケーエスの1位が確定した。Aブロックは2部との入替戦がなく、1位決定の時点で2部昇格が決まる。Bブロックは警視庁が4勝0敗、東芝柳町が3勝1敗となっている。7月9日の直接対決で勝った方がブロック1位となる。Cブロックはすでに終了し、本田技術研究所が1位となった。Dブロックは東京トヨペットと住友重機械が3勝1敗で並んでいる。最終戦の直接対決で勝った方が1位となる。
<4部>Aブロックは日本生命が3勝0敗、大陽ステンレススプリングと三菱地所ロシュッツが2勝1敗で並んでいる。7月9日の最終戦で日本生命が勝てばその時点で1位に、大陽ステンレススプリングが日本生命に勝てば3勝1敗で並び、その場合、三菱地所ロシュッツが勝てば3チームが3勝1敗で並び得失点差に、三菱地所ロシュッツが負けると大陽ステンレススプリングが1位となる。Bブロックは清水建設が4勝0敗、三菱ふそうが3勝1敗となっており、最終戦の直接対決で勝った方が1位となる。CブロックはC.K.東京と小田急電鉄とイトーキが3勝1敗で並んでいる。最終戦でC.K.東京が小田急電鉄に勝った場合その時点でC.K.東京が1位に、小田急電鉄が勝った場合、イトーキが勝てばイトーキが1位、イトーキが負ければ小田急電鉄が1位となる。Dブロックは東芝府中とANAと日立情報システムズが3勝1敗で並んでいるが、6月26日の最終戦の結果が掲載されていないため、最終順位は不明。Eブロックはすでに終了しており、千代田化工が1位となっている。Fブロックもすでに終了し、テイ・エステックが1位。Gブロックは最終戦を残し現在4勝0敗の住友不動産が1位を確定している。Hブロックはセイコーエプソンが4勝0敗、NTTソフトウェアが3勝1敗となっており、最終戦の直接対決で勝った方が1位となる。
<5部>Aブロックは東急電鉄が5勝0敗で最終戦を残して1位を確定している。Bブロックは小西安が最終戦を勝てば4勝0敗で1位に、負けた場合、USOL東京都文部科学省と小西安が3勝1敗で並び得失点での順位決定となる。Cブロックは龍伸建設が最終戦を残し1位を確定している。Dブロックはすでに終了しており、横浜リテラが1位となっている。Eブロックもすでに終了しており、イノベーショントラストが5勝0敗で1位となっている。Fブロックもすでに終了しており、オリックスが5勝0敗で1位となっている。GブロックはTHINKフィットネスが4勝0敗、三菱ビルテクノが4勝1敗(終了)、花王が3勝1敗となっている。最終戦でTHINKフィットネスが勝てばそのまま1位に、花王が勝った場合、3チームが4勝1敗で並び得失点での順位決定となる。
<女子1部>7月3日に1次リーグ第5戦を行い、1次リーグの最終順位が決定した。三井住友銀行がメディセオに勝利し5戦全勝で1位、敗れたメディセオは4勝1敗で2位となった。丸紅は粘るTOTOを後半引き離し勝利m、3位で上位リーグを守った。敗れたTOTOは4位となった。東芝府中が特別区に勝利し5位に、敗れた特別区は6位となった。2次リーグは上位(1~3位)と下位(4~5位)に分けられリーグ戦が行われる。最終順位は基本的に2次リーグの結果のみで決定される。
<女子2部>ブロック内はすでに終了。Aブロックは龍伸建設が、BブロックはNEC府中が1位となっている。この2チームが7月9日に対戦し、勝った方が1部6位との入替戦に進むことができる。
関東実業団バスケットボール連盟

☆トピックス
東京都夏季大会
 国体選考も兼ねる東京都夏季選手権大会が7月3日に最終日を迎えた。リーグ戦と日程が重なることもあり、実業団チームはほとんど出場しない大会だが、今年は2部の大塚商会が出場、決勝戦で明治大を破り優勝した。
東京都バスケットボール協会

学生選抜大会
 7月1~3日まで愛知県名古屋市で男子15回・女子28回日本学生選抜バスケットボール大会が行われた。男女ともに関東学生選抜が2年連続で優勝した。
全日本大学バスケットボール連盟
東海学生バスケットボール連盟(テーブル&サブスコアとレポートがあります。)

日本代表国際親善試合
 6月30日、7月2・3日の3日間、「東日本大震災」被災地復興支援バスケットボール男子日本代表国際親善試合2011(兼 第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 兼 2012年ロンドンオリンピック アジア地区予選 壮行試合)が行われた。第1戦、第2戦は日本だ逆転で勝利するが、第3戦は敗れ、2勝1敗で終わった。
 また、8月4・6・7日には長崎県と福岡県で「東日本大震災」被災地復興支援 バスケットボール女子日本代表国際親善試合2011(兼 第24回FIBA ASIA 女子バスケットボール選手権 長崎/大村大会 兼 2011年ロンドンオリンピック アジア地区予選 壮行試合)がカナダ代表チームを招いて行われる。
社団法人 日本バスケットボール協会

取材・リサーチ・文 渡辺美香

関東実業団リーグ戦 男子1部1次リーグ第7戦の結果

 関東実業団バスケットボールリーグ戦男子1部1次リーグ第7戦が7月3日(日)に足立区総合スポーツセンターで行われた。新生紙パルプ商事が葵企業に勝利し1次リーグ4位を決めた。次週、7月9日(土)からは1次リーグの結果から上位(1次リーグ1~4位)と下位(1次リーグ5~8位)に分かれての2次リーグが行われる。

関東実業団バスケットボール連盟

<試合結果>
1次リーグ第7戦
●東京日産 55 ( 24-20  7-20  6-33  18-35 ) 108 富士通
新生紙パルプ商事 93 ( 13-7  21-16  26-21  33-24 ) 68 葵企業●
日本無線 75 ( 16-26  15-8  21-20  23-17 ) 71 曙ブレーキ工業●
横河電機 80 ( 14-8  20-9  23-20  23-37 ) 74 三井住友銀行●

<1次リーグ最終順位>
1~4位:2次リーグ上位リーグ
1位:横河電機 6勝1敗
2位:曙ブレーキ工業 5勝2敗
3位:三井住友銀行 5勝2敗
4位:新生紙パルプ商事 4勝3敗
5~8位:2次リーグ下位リーグ
5位:日本無線 4勝3敗
6位:葵企業 3勝4敗
7位:富士通 1勝6敗
8位:東京日産 0勝7敗

<次週の予定>
7月9日(土) 代々木第2体育館
2次リーグ第1戦
9:30 1次リーグ5位・日本無線 vs 1次リーグ8位・東京日産
11:05 1次リーグ6位・葵企業 vs 1次リーグ7位・富士通
12:40 1次リーグ1位・横河電機 vs 1次リーグ4位・新生紙パルプ商事 (A)
14:15 1次リーグ2位・曙ブレーキ工業 vs 1次リーグ3位・三井住友銀行 (B)
7月10日(日) 代々木第2体育館
2次リーグ第2戦
9:30 1次リーグ8位・東京日産 vs 1次リーグ6位・葵企業
11:05 1次リーグ7位・富士通 vs 1次リーグ5位・日本無線
12:40 (A)の勝者 vs (B)の敗者
14:15 (A)の敗者 vs (B)の勝者

スポーツのミカタ ウィークリー2011 vol.26

☆関東実業団リーグ戦2011
<男子1部>
1次リーグ第6戦の結果と第7戦の予定
1次リーグ第6戦日本無線vs横河電機戦は第1ピリオド中盤から徐々に横河電機が日本無線を引き離していき、横河電機が7点リードで第1ピリオドを終える。第2ピリオド開始早々日本無線が連続得点で追い上げるも、その後横河電機に流れは傾き、3分間で点差あ一気に13点まで拡がる。しかし残り6分を切って流れは日本無線へと傾き、#1福田大、#6鈴木の得点で5点差まで詰める。横河電機が#33笹、#52小西のインサイドで粘りリードを拡げようとするが、日本無線も#49山本のインサイドと#9小林の3ポイントシュートで残り1分を切って4点差とする。終了間際に横河電機#7梅田がドライブで決め、横河電機が6点リードで前半を終える。第3ピリオドも開始早々日本無線が追い上げ、残り8分半に日本無線#9小林のバスケットカウント1スローで逆転する。横河電機は#24梶原、#7梅田の3ポイントシュートでリードを守るも、勢いに乗った日本無線が残り3分を切って再び逆転する。ここで横河電機は#0田ヶ谷、#33笹のインサイド陣が粘りなんとかリードを守るも、残り1分を切って日本無線が#34樋渡の連続得点で逆転し、日本無線がわずかに2点リードで第3ピリオドを終える。第4ピリオドスタート直後に横河電機#0田ヶ谷がオフェンスリバウンドをねじ込み同点とすると、#22浦中、#33笹の得点で残り8分半には横河電機が4点のリードとなる。日本無線も粘りを見せるも横河電機がリードを守る。しかし残り5分を切って日本無線が#49山本#3会川、#1福田大の連続得点で残り2分で日本無線4点リードとなる。しかしここから日本無線のシュートが決まらない時間が続き、横河電機が#0田ヶ谷、#33笹のインサイドで得点し、残り33秒に横河電機が逆転1点リードとなる。ここでタイムアウトを取った日本無線だが、横河電機の厳しいディフェンスになかなかシュートまで行けず、24秒ギリギリに#3会川がなんとかシュートを放つもリングにあたり決まらず、その直後24秒計のブザーが鳴るが試合は続行。そのままタイムアップとなり横河電機がわずかに1点差で勝利した。5勝目を挙げ1次リーグ4位以上を決めた横河電機は安堵の表情を見せたが、このリーグ戦は体育館の使用が難しいこともあり練習が例年のようにできず、苦しい状況が続いている。「今はこれが自分たちの力だと思います。2次リーグはもっと厳しくなるので、チーム力を上げていかないといけない」と#0田ヶ谷は語る。敗れた日本無線はこれで自力での上位入りは厳しくなった。「切り替えてやるしかないですね」と#6鈴木は答えた。富士通vs葵企業戦は葵企業が先週の試合で負傷した#21篠原をベンチで休ませるも#15永田、#14松岡らのシュートが好調に決まり富士通を大きく引き離すと、追い上げる隙を与えず勝利した。これで上位入りに望みをつないだが、次の第7戦で新生紙パルプ商事に勝っても日本無線の結果によっては4位を逃す可能性もある。「うちは勝つだけです。とにかくミスを少なくして、確実に勝ちます」と#15永田は意気込みを語った。これまで接戦を落としてきたが、今リーグ戦初の大敗となった富士通。「やはり厳しいですね」と岩佐HCは厳しい表情だった。曙ブレーキ工業vs三井住友銀行戦は第1ピリオドでは三井住友銀行がリードするも、第2ピリオドに入って曙ブレーキ工業が勢いに乗り#15田中の連続得点などで逆転、曙ブレーキ工業が4点リードで前半を終える。第3ピリオドに入って三井住友銀行も粘りを見せるが、曙ブレーキ工業の勢いが止まらず、曙ブレーキ工業がリードを9点に拡げ最終ピリオドへ。第4ピリオドも曙ブレーキ工業の足が止まらない。攻めきれない三井住友銀行に対し、曙ブレーキ工業が#15田中、#5石井、#4藤原、#13柴田と好調にシュートを決めリードを拡げていく。残り3分には点差が16点と拡がると、その後は点を取り合い、曙ブレーキ工業が勝利、5勝目を挙げ1次リーグ4位以上を決めた。この試合27得点の活躍を見せた曙ブレーキ工業#15田中は「自分のできることをやるだけですね。勝ててよかったです」と笑顔だった。東京日産vs新生紙パルプ商事戦は東京日産が序盤から勢いに乗りリードする。新生紙パルプ商事も#3立花らの得点で追い上げ、第2ピリオド残り3分半には#61坂口の得点で2点差に詰める。しかし東京日産は#13神崎の好調なシュートなどでリードを守り、東京日産が3点リードして前半を終える。第4ピリオド、東京日産が流れをつかみ連続得点すると残り6分を切ってリードを二桁に拡げる。ここでタイムアウトで修正した新生紙パルプ商事が#61坂口のゴール下での連続得点で追い上げると、東京日産にリズムを作らせず、残り1分を切って新生紙パルプ商事が逆転する。残り34秒には新生紙パルプ商事#61坂口が3ポイントシュートを決め、新生紙パルプ商事が4点差で逃げ切り、1次リーグ4位以上に望みをつなげた。勝った新生紙パルプ商事は現在チームキャプテンである#5遠藤が怪我のため欠場となっている。代わりのリーダーが誰なのかの問いに「はっきりしてませんね、それがダメなんですね。自分と(#9)高崎が副キャプテンなのでそこは意識していきたいです。次勝って上位を決めます」と#7山本は語った。手ごたえのあるゲームだけに悔しい敗戦となった東京日産は次の富士通との1次リーグ最終戦での初白星にかける。
 個人記録、得点は1位の三井住友銀行#31佐藤と2位の曙ブレーキ工業#15田中が1点差。3ポイントは曙ブレーキ工業#6菊沢が1位を守っているが、2位の葵企業#14松岡とはわずかに3本差。リバウンドは日本無線#49山本が2位以下を引き離し独走中。アシストは新生紙パルプ商事#3立花が1位で2位に10本差をつけている。
 第6戦を終えて、横河電機と曙ブレーキ工業が5勝目を挙げ、先週5勝目を挙げた三井住友銀行と同じく1次リーグ4位以上(2次リーグ上位)を決めた。日本無線、新生紙パルプ商事、葵企業が3勝3敗で、東京日産と富士通が0勝6敗でそれぞれ並んでいる。
 1次リーグ最終戦となる第7戦は7月3日(日)に行われる。4位の決定はまず第2試合の新生紙パルプ商事vs葵企業戦で新生紙パルプ商事が勝った場合、その時点で新生紙パルプ商事の4位が決まる。葵企業が勝った場合、新生紙パルプ商事の4位の可能性はなくなり、第3試合の日本無線vs曙ブレーキ工業戦で日本無線が勝つと日本無線が4位に、日本無線が負けると葵企業が4位になる。その他、第1試合の東京日産vs富士通で1次リーグ7位(勝者)と8位(敗者)が決定する。第3試合の日本無線vs曙ブレーキ工業戦では曙ブレーキ工業は勝てば2位、負ければ3位が決まる。第4試合の横河電機vs三井住友銀行戦は勝った方が1位、負けた方は曙ブレーキ工業が勝っていれば3位、曙ブレーキ工業が負けていれば2位となる。
 この1次リーグの結果、7月9日から始まる2次リーグは上位(1次リーグ1~4位)と下位(1次リーグ5~8位)に分けられる。
<男子2部>Aブロックはこの週は試合がなく、7月9日のブロック最終戦を待っている。Bブロックは1部と同じ代々木第2体育館で第4戦を行った。三井住友銀行と大塚商会がそれぞれJFE東日本京浜と日立大みかに勝利し5戦全勝となり、来週の最終戦での直接対決でブロック1・2位が決まることとなる。三菱東京UFJ銀行がNTT東日本東京に勝利、現在2勝2敗でブロック3位となっている。日立大みかとNTT東日本東京が1勝3敗で並び、JEF東日本京浜はまだ勝ち星がない。今週末は2部の試合はA・Bブロックともに行われない。
<3部>Aブロックはケーエスが三井物産との接戦を制し3勝0敗で現在1位。Bブロックは警視庁が4試合すべて圧勝で現在1位。Cブロックはすでにブロック内の試合は終了しており本田技術研究所が1位となっている。
<4部>Aブロックは日本生命が2勝0敗、大陽ステンレススプリングスが2勝1敗。CブロックはC.K.東京と小田急電鉄とイトーキの3勝1敗で並んでいる。Dブロックは日立情報システムズが3勝0敗、東芝府中とANAと鹿島が2勝1敗となっている。Eブロックはブロックでの試合を終え、千代田化工が東芝MCとの全勝対決を制し5戦全勝で1位となった。Fブロックもブロック内の全試合を終え、テイ・エステックが4戦全勝で1位となった。Hブロックは1試合を残してNTTソフトウェアが4勝0敗、セイコーエプソンとIHIが3勝1敗となっている。
<5部>Aブロックは4戦を終え、東急電鉄が全勝で1位。Bブロックは小西安が3戦全勝、USOL東京が3勝1敗。Cブロックは龍伸建設が3勝0敗、日本ユニシスとJR東海東京が2勝1敗と追っている。Dブロックは全試合を終え、横浜リテラが5戦全勝で1位となった。Eブロックは三菱重工相模原が4勝0敗、イノベーショントラストも3勝0敗と争っている。Fブロックはオリックスが3勝0敗、豊田通商東京と日本出版販売が2勝1敗となっている。GブロックはTHINKフィットネスが3勝0敗、三菱ビルテクノが3勝1敗、花王が2勝1敗。
<女子1部>三井住友銀行とメディセオが4戦全勝で1次リーグ最終戦の直接対決で1・2位が決まる。また、丸紅とTOTOも2勝2敗で並んでおり、ここも1次リーグ最終戦の直接対決で勝った方が3位(2次リーグ上位)、負けた方が4位(2次リーグ下位)となる。
<女子2部>Aブロックは龍伸建設が、BブロックはNEC府中がそれぞれ1位を決めている。
関東実業団バスケットボール連盟

☆トピックス
日本代表国際親善試合
「東日本大震災」被災地復興支援 バスケットボール男子日本代表国際親善試合2011(兼 第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 兼 2012年ロンドンオリンピックアジア地区予選 壮行会)が6月30日から始まった。初日は岡山県で行われ、日本代表が逆転で勝利した。第2戦は7月2日(土)に静岡県で、最終戦である第3戦は7月3日(日)に東京都渋谷区の代々木第2体育館で行われる。
財団法人 日本バスケットボール協会(特設ページあり)

インターハイ2011
 今年は北東北で開催される平成23年度全国高等学校総合体育大会・北東北総体。震災の影響で若干開催地変更があったものの予定通り行われることとなった。バスケットボール競技は7月28日から8月2日までの6日間、男子は秋田県能代市、女子は秋田県秋田市でそれぞれ行われる。その組み合わせ抽選が6月30日(木)に行われ組み合わせが発表された。
2011 熱戦再来 北東北総体
秋田県バスケットボール協会

学生選抜大会
 7月1~3日まで愛知県名古屋市で第15回日本男子学生選抜バスケットボール大会・第28回日本女子学生選抜バスケットボール大会が開催される。9ブロックに分かれて選抜チームを作り対戦するこの大会、各地の実力のある選手を一度に見る機会でもある。
全日本大学バスケットボール連盟
東海学生バスケットボール連盟

取材・写真・リサーチ・文 渡辺美香

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