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オールジャパン2012 出場チーム紹介:大塚商会

大塚商会(関東) 5年ぶり3回目
 JBL・日本リーグに昇格後、残った選手や別のメンバーで関東実業団最下部の5部からスタート。昨シーズン2部に昇格し、戦力も補強して全国大会出場も果たした。今シーズンは東京都実業団でベスト4入りし、関東総合に向けてのステップとなった。

コーチ:岡村 憲司(選手兼)
『プレーするのは今回が本当に最後になる』
 自分はこれまでいろいろなカテゴリーで出ているので、そのカテゴリーで違うところはありますね。大塚は最近1部とやるようになって何が足りないかとか個人的にもチーム的にも大分分かるようになってきたと思うので、それをこの大会で改めて確認して2月の全国大会に臨みたいなというように思っています。1ヶ月しかないですから、このオールジャパンでチームをある程度まで仕上げて、そこから2月に向けてさらに強化するという感じですね。ここで変な試合をして1回戦で負けたくはないです。強いチームとやって、自分たちの力を出し切って終わりたいなという気持ちはあります。目標は3回戦まで行きたいですね。うちは出場経験者が少ないので、お正月から試合をするという状況に飲まれないこと、あとは会場に飲まれないこと、そこが一番だと思うんですよね。コンディションもそうだし。うちの選手は大舞台に弱いから心配ではあります。今後もオールジャパンには多分出ますが、プレーするのは今年が本当に最後だと思います。俺としては全国大会と来シーズンにつなげたいというのがあるので今シーズンは頑張りますが、来シーズンはないです。俺としては来年は絶対出ないので、俺がいない状態で上手くやってもらいたいと思っているのですが。
『オールジャパンに出ることはすごいこと』
 オールジャパンは各県で1位になって、関東で1位にならないといけないってすごくハードルの高い大会だと思いますよね。前回自分がクラブチームから出たので勧めたのですけど、そう簡単には出られないと思っていました。東京都で勝ち、関東で勝って出場を決めたことは選手たちにも自信になっていると思います。オールジャパンに出るってことはすごいことなんですよね。そういう意味では本当に価値のある大会だなっていうのが初めて分かった。今まで出られなかった人が出られるという喜び、すごい伝わるんですよ。出れて本当によかったなって思います。うちは企業チームで社員が応援しに来てくれるようなチームにしたいと思っているんです。今年はまだ社内でもあまり意識されていませんが、こういう大会に出ることで少しずつ浸透していけばいいなと思いますね。そのためにもどうにかして3回戦に行きたいですね。でも12月は忙しくて全く練習できないです。そこはなんとかするしかないですけどね。三菱と対戦できるように頑張ります。

Aコーチ:藤原 大地
 岡村HCが多くの時間コートに出ているため、ベンチでの采配はすべて任されている。
『オールジャパンは選手にとってもコーチにとっても出たい大会』
 試合に出てても状況の把握っていうのは岡村さんはできているので、そういう意味ではベンチにいてもいなくてもそんなに変わらないのかなと思いますね。一応基本的にはメンバー交代とタイムアウトっていうのは任せてもらってます。岡村さんは基本的に任せるっていったものは任せてくれるので、その交代はなかったとかそういったことは基本的にないですね。試合前に誰と誰をこういうタイミングになったら交代するとか、そういう話はしています。岡村さんはプレーヤーとしてJエナの時から見ているので、その時の印象からしてもすごいなっていう、見えないところで支える選手っていう感じですよね。このチームにきてからもそれぞれに役割を与えてくれるような感じなので、そういう意味では自分がどこを伸ばしていったらいいか選手たちが分かってきていると思います。自分はオールジャパンの出場経験はないです。オールジャパン自体はずっとバスケットをやっている人なら選手にしてもコーチにしても出たいものですよね。できればもっと若いうちに出たかったです。
『来年につながる大事な試合』
 大塚商会に入ったころはオールジャパンに出るようなチームになることは全く思ってなかったです。一昨年、以前からいた選手たちと今のような中途半端なチームは嫌だ、しっかりやるのか、やらないのかはっきりしようという話をしていて、みんなで集まって勝つことを目的にしたチームにしていこうということを話して、GMにも話をして、長谷川(武)とか岡村さんとかを呼んでいただいて、今のようになりました。来年は新人もたくさん入る予定なので、今のメンバーでやるのは今年が最後になると思います。熱いチーム、全員が目的を持ってやったチームなので、そういう意味ではこの先に続いていくための大事な試合だと思っています。今のメンバーでいけるところまで行って、その結果来年いい形で入れればいいと思うので。予選で曙ブレーキ工業とやった時にうちかなり波があって、シュートが非常に悪い確率でしたが、その中でもディフェンスを頑張って勝てたっていうのはすごく大きいことだと思います。あとは実績を残したいです。学生との対戦は体力勝負なところもあるので、ベンチ采配が重要になってくると思いますから、僕自身もちゃんと気を引き締めてやらないといけないです。なんとか三菱と対戦できるところまでいきたいですね。岡村さんの古巣でもありますし、そこまで頑張ります!

キャプテン:#6森野 耕輔
 個性派ぞろいのチームをキャプテンとしてまとめる。
『目標ができたことは大きかった』
 オールジャパンは初めてです。今まで縁がなかったので意識したことはなかったのですが、一番メジャーな大会なんだなという感じはします。ずっと関実の下部だったのであまりイメージはないのですが、一昨年、坂本が入った時くらいから少しずつですが、ここからさらに上にいけるかもしれないというのは思いました。岡村さんが来てチームは変わりましたね。目標ができたというか、ある程度こういう風にやっていこう、ここを目指していこうということが決まったので、それが大きかったですね。今年の目標はオールジャパンの出場と全国のベスト8を目指していたので、まずはその一つが達成できてよかったです。オールジャパンの出場経験がある選手は少ないのですが、うちはいろいろな経歴の選手がいて、経験も豊富な選手がいますから、そこは助かっています。みんなバスケが好きだから続けているので、まとめるのに苦労はしてないですね。年が結構離れているので、今年から坂本を副キャプテンにして、若い選手を見てもらっているので、そこは助かっています。
『今まで通り自分たちのやってきたことをやる』
 学生との対戦ですが、うちは体力はないので、あまりそっちの試合に持ち込まないようにっていうのはありますね。まあ、今まで通り自分たちがやってきたことをやるしかないかなと思っています。学生と実業団ではバスケットの質が違いますね。試合の取り組み方というか、いい方は悪いですけど、ある程度手を抜いて勝つというか、体力がないですから、できるだけ抜けるところは抜いてっていうのが重要になってきます。目標はやはり大学に2つ勝ってJBLとやることですね。JBLとの対戦は経験したことがないから分からないですけど、幸いうちにはJBLの経験者も何人かいますので、あまりJBLだからという気負いみたいなのはないです。東京体育館でやれるのはちょっとうれしいですね。

副キャプテン:#2坂本 裕基
 3年目の若手だが、若い選手が増える中そのまとめ役を任されている。足を使った勢いのあるプレーが魅力の選手。
『2年でここまでこれて、今はバスケットが面白い』
 オールジャパンは大学2年生以来なので5年ぶりくらいですかね。学生の時は正直みんなあまりモチベーションは高くなかったのですが、今年は普通に出たいなとは思っていました。昨シーズン終了した3月にミーティングをして、次のシーズンの目標はどこに設定するかというのをチームみんなで確認して、それを一応オールジャパンと2月の全国に定めました。今シーズンはまず長谷川聖さんが入ってきて、チームの雰囲気がすごく良くなりました。みんなコミュニケーションをする場とか機会が多くなったので、バスケット以外のところですごく関わることが増えましたね。それでみんなが何を考えているかというのを理解できるようになったっていうのがチームがまとまってきた理由としてあるんじゃないですか。岡村さんが来て2年目でここまでこれたのは早いと思いますね。ちょっと無理はあったかもしれませんが、チームとしての浸透力は高かったんじゃないかなと思いますね。大塚商会にはバスケットがやれる環境があればいいかなという思いで入りました。みんながもう一度しっかりとやりたいというのをいろいろ話をして、今チャレンジしている感じなので、今は面白いですね
『チームの活躍に期待してほしい』
 オールジャパンはすごく楽しみで、自分たちがやってきた岡村さんのバスケットをどこまでできるかというのは試したいところです。会場の東京体育館は僕は結構相性が良かったんですよね。高校の時のウインターカップでも結構よくて、あまり悪いイメージはないので楽しみです。自分個人的な活躍には期待してもらうのは厳しいのですが、チームの活躍に期待してもらいたいですね。目標はやはり3回戦の三菱との対戦です。三菱には大学の後輩もいますし、なんとかそこまで行けたらいいなと思っています。まずは大学2つに勝たないといけないのですが、やらなくてはいけないことをしっかりとやれば結果はついてくると思って頑張ります。

取材日:2011年12月10・15日
取材・写真・文 渡辺美香

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