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スポーツのミカタ ウィークリー2012 vol.2

☆オールジャパン2012特集<後編>
 男子はトヨタ自動車アルバルクがアイシンシーホースの5連覇を阻止し、5年ぶり2回目の優勝で幕を閉じた『「東日本大震災」被災地復興支援 第87回天皇杯・第78回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会』(オールジャパン)。今大会では九州ブロック代表で出場した九州電力が現在の対戦形式となってから初の3回戦に進出した。また、個人成績では日本無線#6鈴木伸がアシスト合計・平均ともに2位に、大塚商会#24長谷川聖が得点平均で1位、三井住友銀行#92小松がリバウンド平均で1位に、JR東日本秋田#9石橋がリバウンド平均で2位に入った。JBL2ではレノヴァ#4のジョンソンが得点合計で1位、平均で2位に、リバウンド合計・平均ともに2位に入った。
 オールジャパン2012特集の後編となる今号は3回戦でJBLに挑んだJBL2の2チームと実業団の1チームのゲームをレポートする。
<3回戦>
○日立サンロッカーズ 90 ( 18-15  23-14  23-16  26-11 ) 56 豊田通商ファイティングイーグルス●
 昨年と同じ3回戦での顔合わせとなった両チーム。豊田通商はスタートに#11神津、#0飯田の2選手を入れる高さの差をカバーする布陣で挑んだ。序盤、日立サンロッカーズがリードしていくが、メンバーチェンジなどもあり、徐々に豊田通商がオフェンスのリズムを作っていき追い上げると、3点差で第1ピリオドを終える。第2ピリオドも豊田通商の勢いは続き、残り8分13秒には2点差まで迫るが、ここは日立サンロッカーズが突き放す。しかし引き離しきれない日立サンロッカーズに対し豊田通商がまたも追い上げ、残り4分32秒には再び2点差となる。しかしここで日立サンロッカーズが引き離し、12点差で前半を終える。後半に入りディフェンスを厳しくした日立サンロッカーズに対しなかなかオフェンスがつながらなくなった豊田通商は厳しい展開に。ここから日立サンロッカーズが引き離していくと追い上げの隙を与えず、34点差をつけて日立サンロッカーズが勝利した。前回と同じく日立サンロッカーズに敗れた豊田通商だが力を出せないまま終わった前回に比べるといいゲームができたと#1宮崎。「出だしは去年に比べすとできたところはありますが、後半の勝負がかかったところでの集中力の差が出ました。向こうのディフェンスが厳しいことは前回の対戦で分かっていたのですが、それでもそれ以上のすごさがありましたね。前回も対戦後にあのディフェンスを目標にしようと話したのですが、今回もこの対戦での経験を後半戦に活かしていきたいです」と語った。
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○トヨタ自動車アルバルク 102 ( 29-9  20-12  34-8  19-19 ) 46 九州電力●
 オールジャパン3回目の出場にして初の3回戦進出を果たした九州電力はJBL1位のトヨタ自動車アルバルクと対戦した。序盤は硬さもあり、開始から3分半無得点が続く。残り6分28秒に初得点となるも、その後もトヨタ自動車アルバルクのオフェンスを止められず、九州電力のシュートはなかなか決まらず、20点差で第1ピリオドを終える。第2ピリオドもトヨタ自動車アルバルクの流れは変わらないが、九州電力のオフェンスも徐々につながるようになる。しかし点差が詰まることはなく、この後もトヨタ自動車アルバルクがリードを拡げ、56点差をつけて勝利した。敗れた九州電力だが、こういう展開は予想通りだと山口コーチは言う。「うちは学生のようにシュートが入るわけではないし、どうやって得点を取ろうかと考えていました。このような公式戦という真剣勝負の中でJBLのチームと対戦できることはこの大会以外はないですから、今回体感したことをみんなで次に活かしていきたいです」と山口コーチは語った。また、「これからもJBLにチャレンジしていきたいので、来年もオールジャパンに出て、またここまで進んできたい」と山口コーチをはじめ、#5中川、#45根岸らは口を揃えて言った。
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○リンク栃木ブレックス 106 ( 23-19  25-10  36-13  22-17 ) 59 アイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城●
 序盤、動きが硬いアイシンAWは開始から4分半近く無得点が続く。しかし残り4分を切ってから、アイシンAWのフォワード陣が積極的に得点を取りにいくと徐々に追い上げ、4点差で第1ピリオドを終える。第2ピリオドに入ってからはリンク栃木ブレックスがリバウンドを制し、徐々に引き離していく。粘りたいアイシンAWだが、厳しいディフェンスにミスも多くなり、リズムに乗れない。前半で19点差となると、後半に入ってもリンク栃木ブレックスが点差を拡げていき、45点差で勝利した。敗れたアイシンAWは後半になって足が止まることも増え、プレーの厳しさを伺えるゲームとなった。「かなり体力消耗が激しくて、動けなくなっていました。頑張れた部分もあるし、消極的になったところもあって、いい面も悪い面も出ましたね。しかし頑張れば通用するっていうところもあったと思うので、その辺りを後半戦につなげたいです」と今シーズンから指揮を取る伊藤HCは言う。好ディフェンスを見せた#1藤村は「全くレベルが違うとは思いますが、その中でも諦めずに最後までやれたことはこれからにつながると思います。今シーズンはうちのチームとしては得点力を挙げていくことを第一にしているのですが、自分自身のプレーとしてはディフェンスからっていうことを意識しているので、そこはしっかりとやっていきたいです」と語った。また、リンク栃木ブレックスのメンバーに入ってプレーしたDライズの#11多嶋は「チャンスをもらえたことに感謝したいです。Dライズでは勝ててない相手なのですが、今シーズンはまだチャンスもあるのでいい試合をして勝ちたいですね」と後半戦への意気込みを語った。
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 オールジャパンが終わると、JBL2はレギュラーシーズンの後半戦からプレーオフへ、実業団はシーズンの締めくくりとなる全日本実業団選手権大会へと続く。
スポーツのミカタ オールジャパン2012:チームインタビューやフォトアルバムなどを掲載
『「東日本大震災」被災地復興支援 第87回天皇杯・第78回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会』公式サイト

☆JBL2 2011-2012
 オールジャパンを挟んで休止中だったJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)のレギュラーシーズン後半戦が1月14日からスタートする。リーグ戦再開早々に同じ組み合わせでの土日2連戦(レノヴァvs黒田電気線を除く)となるこの週末だが、現在2位のアイシンAWと4位の兵庫の2連戦は後半戦を、そしてさらにプレーオフをうらなう重要なゲームになってくるだろう。
第13・14週の結果と第15・16週の予定
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

取材・写真・文 渡辺美香

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