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全日本実業団選手権2013 大会展望

 高松宮記念杯 第45回全日本実業団バスケットボール選手権大会が2013年2月9日から4日間、石川県金沢市で開催される。実業団の全国大会としては毎年9月に行われる全日本実業団競技大会とこの全日本実業団選手権大会の2つがあるが、競技大会が男子16チーム、女子10チームであるのに対し、選手権大会は男子32チーム、女子16チームと出場チームが多いのが特徴。競技大会はAJ予選でもある全日本社会人選手権の実業団予選を兼ねているが、選手権は単体の大会であり、ある意味真の実業団No.1を決める大会とも言えるだろう。

<大会概要>
 男子は32チーム、女子は16チームが出場。ブロック予選は男女それぞれ4チームずつのブロックに分かれ各ブロック内で総当たり戦を行う。各ブロックの1位のみが決勝トーナメントに進出。決勝トーナメントは男子が準々決勝~決勝まで、女子は準決勝と決勝が行われる(男女とも3位決定戦は行わない)。日程としては男子は1・2日目の2日間でブロック予選、3日目に準々決勝、最終日となる4日目に準決勝と決勝を行う。女子は1~3日目までブロック予選を行い、3日目のブロック予選終了後に準決勝、最終日の4日目に決勝を行う。

<大会会場>
いしかわ総合スポーツセンター
〒920-0355 石川県金沢市稚日野町北222
TEL 076-268-2222

日本実業団バスケットボール連盟HP内 大会特設サイト

<男子>
 現在九州電力が2連覇中。九州電力は今年度、全日本実業団競技大会と全日本社会人選手権を優勝しており、この大会で優勝すると3連覇と3冠となる。社会人選手権が始まった2005年以降3冠を果たしているのは横河電機(2008年度、2009年度)のみで、九州電力としては初となる。連覇は横河電機の3連覇(2007年度~2009年度)が最高であり、九州電力が3連覇を果たすと横河電機と並ぶこととなる。なお、2005年度に横河電機が初優勝して以来、この大会は横河電機(4回)と九州電力(3回)しか優勝していない。全日本実業団競技大会と全日本社会人選手権を合わせても九州電力と横河電機以外ではJBL2に参入前の豊田合成とアイシンAWの他は日本無線が2011年度に全日本実業団競技大会と全日本社会人選手権の2冠をとっているのみとなっている。
今大会もこの2チームを中心に昨年度2冠の日本無線などが優勝候補。昨年度もベスト4入りし準決勝では王者・九州電力を追い詰めた三井住友銀行はブロック予選をJR東日本秋田と争うこととなり、まずは予選を勝ち上がることが必須。逆に昨年度ベスト8入りを逃したJR東日本秋田は虎視眈々と狙っているだろう。また、昨年ベスト4入りを果たした曙ブレーキ工業も昨年以上の結果を出していきたいところ。

ブロック予選展望
Aブロック
九州電力(九州1)、三菱自動車(東海2)、NTT東日本東京(関東10)、阪神百貨店(近畿6)
 このブロックは九州電力の決勝トーナメント進出はかなり確実視できる。三菱自動車、NTT東日本東京、阪神百貨店の3チームはこのチャンピオンチームにどこまで迫れるか。

Bブロック
横河電機(関東1)、ナカシマプロペラ(中国1)、宮田自動車(北海道)、イカイレッドチンプス(東海4)
 ここも横河電機が頭一つ抜きんでているが、ナカシマプロペラ、宮田自動車、イカイレッドチンプスと力のあるチームが揃っているだけに油断はできない。

Cブロック
三井住友銀行(関東2)、JR東日本秋田(東北)、日立笠戸(中国2)、浪速酸素(近畿7)
 三井住友銀行とJR東日本秋田の争いとなるか。昨年度は三井住友銀行の方が強さを見せていた。しかし今年度は全日本社会人選手権で対戦しJR東日本秋田が勝利している。この大会までの調整が大きく影響してくるだろう。

Dブロック
葵企業(関東3)、プレス工業(関東9)、NTT西日本大阪(近畿5)、小糸製作所(東海5)
 関東実業団選手権3位の葵企業にプレス工業を筆頭とした他のチームが迫れるか。

Eブロック
新生紙パルプ商事(関東4)、ホシザキ(東海1)、信和建設(近畿3)、メディセオ(関東11)
 新生紙パルプ商事とホシザキの争いになると思われるが、そこにメディセオも絡んでいきたいところ。新生紙パルプ商事、ホシザキともに選手層の薄さが課題であり、崩れた時に流れを変えることが難しい。

Fブロック
曙ブレーキ工業(関東5)、黒田電気(近畿2)、豊田自動織機(東海3)、北陸電力石川(北陸1)
 ここは曙ブレーキ工業が有力だが、黒田電気も力のあるチームだけに侮れない。

Gブロック
日本無線(関東6)、三井住友海上(関東8)、三菱電機三田(近畿4)、三菱重工長崎(九州2)
 個々のポテンシャルが高い日本無線がトップ候補。アップセットを狙う三井住友海上が日本無線を追い詰めることができるか。

Hブロック
富士通(関東7)、タツタ電線(近畿1)、四国電力(四国)、西野製作所(北陸2)
 富士通とタツタ電線の争いか。昨年初のベスト8入りを果たした富士通。連続予選突破を狙う富士通をここ数年あと一歩のところでベスト8入りを逃しているタツタ電線が止められるか。

決勝トーナメントの予定
準々決勝
(1)Aブロック vs Hブロック  
(2)Gブロック vs Bブロック
(3)Cブロック vs Fブロック 
(4)Eブロック vs Dブロック
準決勝
(1)勝者 vs (4)勝者 
(2)勝者 vs (3)勝者
決勝
準決勝の勝者同士
※3位決定戦は行わない(準決勝敗者の2チームがともに3位)。

<女子>
 山形銀行が4連覇中で、この大会で優勝すれば東京海上の5連覇(1977年度~1981年度)に並ぶこととなる。しかし11月に行われた東北実業団選手権(全日本実業団選手権東北予選)では秋田銀行に敗れ2位となっており、コンディションが気になるところ。秋田銀行、鶴屋百貨店が対戦候補。今年度から実業団登録となり、関東ではリーグ戦と選手権を制している東京海上日動はブロック予選が山形銀行と同じブロックであり、まずは予選突破ができるか。ブロック予選ではZブロックの紀陽銀行と三井住友銀行の争いにも注目したい。

Wブロック
秋田銀行(東北1)、滋賀銀行(近畿2)、日立笠戸(中国)、特別区(関東6)

Xブロック
鶴屋百貨店(九州)、メディセオ(関東2)、今治オレンジブロッサム(四国)、第一生命(近畿4)

Yブロック
山形銀行(東北2)、東京海上日動(関東1)、TOTO(関東4)、OTCくきや(近畿3)

Zブロック
紀陽銀行(近畿1)、三井住友銀行(関東3)、イカイ(東海)、丸紅(関東5)

決勝トーナメント
準決勝
Wブロック vs Zブロック
Yブロック vs Xブロック
決勝
準決勝の勝者同士
※3位決定戦は行わない(準決勝敗者の2チームがともに3位)。

文 渡辺美香

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