全日本総合・オールジャパン2013

全日本総合選手権・オールジャパン2013 掲載のお知らせ

全日本総合選手権・オールジャパン2013の記事を掲載しました。

2012年12月29日 実業団チームの紹介 

全日本総合選手権・オールジャパン2013 実業団チームの紹介

 新年の幕開けと同時にスタートする全日本総合選手権(オールジャパン)。今年度は1月1日から1月まで代々木第1体育館を中心に開催される。
 実業団からは社会人選手権優勝の九州電力、準優勝の横河電機、北海道ブロック代表の宮田自動車、東北ブロック代表のJR東日本秋田、関東ブロック代表の曙ブレーキ工業の5チームが出場する。

「東日本大震災」被災地復興支援 第88回天皇杯・第79回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会 オールジャパン2013 公式HP

実業団チームの挑戦
 社会人選手権がオールジャパンの予選大会となってから、オールジャパンに出場する実業団チームが増えてきた。それまでは地方ブロック代表という形の他には出場手段はなく、予選大会に出場することすら難しい場合もあるなど、かなりの狭き門となっていた。2007年の第3回大会から社会人選手権にオールジャパン出場枠が男女各2チームずつ与えられると、今年の第8回大会までオールジャパン出場権は全て実業団チームが獲得している(※)。オールジャパンに出場したことで、これまでオールジャパンを目指すことを考えていなかったチームも「また出場したい」と思うようになり、また他のチームも「自分たちも」とそこを目指す気持ちが強くなってきている。それに伴い、社会人選手権のみでなく、地方ブロック予選でも勝ち上がるチームが徐々に増え始め、昨年度のオールジャパンには社会人+地方ブロック枠の全11チーム中7チームが実業団という結果も残している。また、このことが同じく社会人選手権で争うクラブチームへも波及し、クラブチームも今年度から社会人選手権予選となる全日本クラブ選抜大会をスタートしている。
(※)九州電力(2008、2011、2013)、新生紙パルプ商事(2008、2010)、横河電機(2009、2010、2013)、JR東日本秋田(2009)、日本無線(2011、2012)、三井住友銀行(2012)

オールジャパン2013出場チームの紹介
※写真は今年度の全日本実業団競技大会および全日本社会人選手権大会から

九州電力:社会人選手権1位 3年連続4回目 前回大会3回戦進出
 全日本実業団選手権を2連覇中の現在実業団No.1の力を持つチーム。このチームが全国トップに躍り出た当初は試合でプレーできる選手層が薄く6人程度で1大会を勝ち上がっていたが、ここ数年関東や関西の大学から即戦力となる新人を補強し選手層も厚くなった。また、JBL・アイシンシーホースでプレーしていた山口健太郎氏が加入したこともチームに大きな影響を与えている。過去3回の出場で昨年度(2011)初勝利をあげるとともに初の3回戦進出を果たしている。
コメント:山口健太郎コーチ(一部藤本監督)
(オールジャパンとは)オールジャパンはチームの更なる成長の場と考えています。今回は社会人1位での出場となりますが、現在の自分たちの力で、カテゴリーの違うJBL、JBL2、学生に対してどこまで通用するのか。また通用しない部分について、今後どうやって改善していくのか?そういうことをチーム全体で明確に認識できればと思います。今年は有力な若手が入り選手層に厚みが出てきましたが、まだまだ強くなれると考えています。業務等で毎日練習できない、人がそろわないという状況の中で、学生たちと対等に戦うために何をどう工夫したらいいのか若い選手が実感してくれたらうれしいですね。まともに能力で遣り合ったら勝てるはずがないですからね。オールジャパンに出場することは、カテゴリーの違うチームと真剣勝負ができ、チームが成長できる機会ですので、毎年出場したいですね。また、学生達にも実業団で真剣にプレーしたいって思ってもらえるような試合をしていきたいですね。「バスケを通して人として成長する、これが究極のチームの目標です。職場は厳しい状況が続いていますが、 その中で素晴らしい大会に参加できることに感謝し、自分たちの思いを全うしたいと思います。(藤本監督)」
(今大会の目標)『当たり前のプレーをどのチームよりも一生懸命にする』ことが目標ですね。例えば、ミスをした選手は誰よりも早くもどりディフェンスをして声を出すとか、ルーズボールに全力で飛び込む、ボックスアウトを徹底してやるなど、当たり前のプレーにカテゴリーの違いはないですもんね。
(チームアピール)九電らしさ(ハードなディフェンスからのトランジション)が見せれたらいいですね。また、個の力に依存せずチーム全員で試合をしている姿も見せれたらいいです。九電を応援してくれてる人、会場に試合を見に来てくれる人が『九電(さらには実業団全体)っていいよね』って思ってもらえるような試合を展開できるように日々取り組んでいますので、会場での暖かい声援を宜しくお願い致します。
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横河電機:社会人選手権2位 3年ぶり3回目
 九州電力がトップに立つ前に実業団で強大な強さを誇っていたのが横河電機。関東実業団リーグ戦の7連覇、関東実業団選手権4連覇、全日本実業団競技大会4連覇、全日本実業団選手権3連覇と素晴らしい成績を残している。ここ2年、九州電力に全国でのトップの座を奪われ、昨年度は優勝が東京都実業団選手権のみと結果を残せなかった。しかし今年度は即戦力の新人も加わったこともあり、再びチーム力が上がりつつある。過去2回の出場では2回戦敗退となっている。
コメント:奥山興祐監督
(オールジャパンとは)オールジャパンは横河電機バスケットボール部としてここ数年間、年間最大の目標として活動してきています。
(今大会の目標)まずは一戦一戦大事に戦うことです。ただ、過去2回の出場がいずれも2回戦敗退(大学生)なので、今回は過去2回でできなかった2回戦突破を目標にしています。
(チームアピール)現在、チーム状況は良いとは言えないのですが、今年は特にチームで戦いたいし、それを意識しています。どの選手がどんな場面で出場しても試合を通して選手個々が準備して対応できるところを発揮していきたいです。
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宮田自動車:北海道ブロック代表 4年連続14回目
 北海道代表として過去13回の出場。一時期出場できない頃があったが、ここ数年は戦力補強などもあり、連続出場している。昨年度(2011)では13回目の出場で初の初戦突破を果たした。実業団の全国大会ではなかなかベスト8の壁を越えられないでいるが、オールジャパンの経験を2月に行われる全日本実業団選手権大会につなげたい思いは強い。
コメント:佐々木明彦コーチ
(オールジャパンとは)各カテゴリーの上位が出場し、真の日本一を決める大会。全国レベルを肌で感じられ勝っても負けても地方チームにとっては非常に大きな意味を持つ大会です。又、メディアへの紹介も多く、会社のPRにもなっています。
(今大会の目標)前回大会は始めて1回戦を突破できましたので今回は2回戦突破を目指します。相手は実業団1位の九州電力なので2月の実業団選手権大会へ向けても自分達の実力を試す良い機会と考えています。
(チームアピール)上背が無いので激しいディフェンスから速い展開を目指しています。怪我人等がいて少ない人数なので一試合通して粘り強くディフェンスを頑張ります。
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曙ブレーキ工業:関東ブロック代表 初出場
 関東総合選手権を勝ちぬき初のオールジャパン出場を果たす。全国でもベスト8止まりが多かったが、ここ数年ベスト4、さらには決勝進出と確実にチームが向上してきている。チームに勢いがあり、またチーム全体から感じられる明るさに応援するファンも多い。一時期の大人数の状態からは変わり、ベンチ入りするメンバーの数は減少しているが、選手層は厚い。チームとしても初だが、個人としても初出場の選手も多く、オールジャパン独特の雰囲気にのまれることなく、本来の力を出していけるか。
コメント:城迫監督 藤原キャプテン
(オールジャパンとは)今年の達成するべきチーム目標の一つでした。出場できたことは地道に愚直にバスケットボールに取り組んだ証、結果だと思っています。弊社バスケットボールチームとして1963年の創部以来の初の出場ですが、この大舞台に立てる誇りと感謝の気持ちを胸に、応援してくれる皆さんに感動や勇気を提供できるように『One Goal, One Team, One akebono』を合言葉としてチーム一丸となって勝利を目指します。
(今大会の目標)まずは初戦突破に全力を注ぎます。2回戦以降は格上に対してどういう戦いをするか、どう仕掛けるか、その結果どうすればよかったか、という今後に繋がる試合にしたいです。できれば、3回戦に進みたいです。
(チームアピール)監督の想いは『大外強襲』で、攻めるディフェンスからのトランジションです。これで勝負できなければ勝つ術はないとも思っています。そのためにはベンチにいる全員で戦うこと。また小さいチームなので、コンビネーションプレーを駆使して、足を使ったプレーを見せていきたいです。
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JR東日本秋田:東北ブロック代表 3年連続5回目
 横河電機の前に実業団でトップを誇ったチームだが、ここ数年は新人補強もままならず厳しい状況となっている。昨年度は社会人選手権出場を逃し、今年度は準決勝で敗れ、社会人選手権でのオールジャパン出場はならなかったが、東北総合選手権を勝ち上がり連続出場を果たしている。昨年度(2011)は大雪の影響で練習が十分にできないこともあり1回戦で敗退となった。今年度もかなりの大雪でその影響は大きいと思われる。
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取材・リサーチ・写真・文 渡辺美香

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