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オールジャパン2014 男子実業団の出場チーム紹介(1)

東日本大震災復興支援 第89回天皇杯・第80回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
2014年1月1日~13日

九州電力(社会人2位)
 昨年実業団(社会人選手権含む)全国3冠を成し遂げ、年度を通してAJ以外には無敗で終えた九州電力。昨シーズン途中から怪我で離脱していた#91酒井も復帰、盤石の体制となったと思われたが、全日本実業団競技大会では準決勝で曙ブレーキ工業に、全日本社会人選手権では決勝で日本無線にそれぞれ敗れ、現在今年度の全国優勝はない。チーム創世記のメンバーが徐々にチームを離れていく中、世代交代の時期におこる不安定さも考えられる状況だが、チームにとっての1つの目標でもあるオールジャパンにむけてどこまで修正出来ているか。この大会後すぐ(2月)には最後の全国大会である全日本実業団選手権が控えており、この大会のできが多少なりとも影響する可能性もある。2年目の#12織田、#35熊谷、3年目の#91酒井を中心に、チームのインサイドの要でもある8年目の#21毛利の活躍は必須だろう。さらにはここまでチームを押し上げてきた原動力となった#5中川、#45根岸、#9田中らの流れを呼び込むプレーにも期待したい。初戦の対戦相手は大学7位の筑波大学。まずはしっかりと流れをつかみ、走り勝ちしたいところ。昨年までは3回戦に進出しJBL(現・NBL)と対戦することを目標にしていたこの大会だが、今大会から出場チーム数が変わり、九州電力は1回戦を勝ち上がれば2回戦でNBL新規参入の熊本ヴォルターズと対戦することとなる。目標とするNBLチームとの対戦でさらなるチーム力のアップを目指したい。

曙ブレーキ工業(関東)
 社会人選手権では3位に終わったが、オールジャパンのブロック予選である関東総合選手権で優勝しオールジャパンに2年連続での出場を決めた。周りのチームが補強などで戦力を上げていく中、チームがまとまらず全国でもベスト8が精いっぱいだった時期があったが、ここ数年は全国で決勝進出などチーム力もアップしてきている。しかし年間を通して安定して力を出すことが難しく、さらにチーム力の底上げが十分にできていない面もあり、実業団の関東や全国の大会での優勝からは遠ざかっている。今年度は関東リーグ戦で3位、全日本実業団競技大会で2位、全日本社会人選手権で3位、関東実業団選手権で5位と関東実業団選手権以外は全てベスト4入りを果たしているが、優勝はない。チームは#15田中と#17田村、#9熊を軸に、司令塔の#32藤原、新人の#8佐々木がチームを固める。さらにこのチームの強さともいえるのが全てのポジションにスタートに匹敵するベンチメンバーがいること。上手くいっている時は誰が出てもチームが機能し、さらにその日のラッキー選手的な存在が現れるなど強さを発揮するが、かみ合わない時はバラバラになり、スタートメンバーに頼りがちになる。この大会でどこまで修正し、さらに2月の大会での優勝という目標に向かえるか。初戦は大学2位の青山学院大学。厳しい相手だけにチーム力が問われるところ。「(昨年)出るまではそんなに意識していなかった」とオールジャパンについて語る#15田中。実業団チームにとって目標にしにくい大会でもあるが、一度出場すると実業団の大会にはない魅力のある大会でもある。「他の大会とは全然雰囲気も違うし、なによりお正月から会社の方々をはじめ多くの方が応援してくれる中でチームのみんなとバスケットができることがうれしいです」と笑顔で言った。それだけに1勝でもあげたいところだが、「相手は強いですからね。もちろん負けるつもりはありませんし、勝てるように準備はしていきます」と意気込みを語った。

JR東日本秋田(東北)
 実業団の強豪チームであるJR東日本秋田だが、ここ数年は大卒のリクルートに苦しみ、チーム力の増強がなかなか図れないでいる。そんな中でも持ち前の粘り強さでオールジャパンの連続出場を果たした。「うちの課題は試合経験の少なさです」と#9石橋が語るように、関東以外のチームにとって高いレベルで競った試合を戦う経験は非常に少なくなる。このオールジャパンにむけて練習試合などを行ない、その足りない部分を補ってきた。その取り組みがさらに2月の全日本実業団選手権にもつながる。今大会の初戦はNBDL2位の豊田通商ファイティングイーグルス名古屋。外国人選手を有するだけでなく、日本人選手もレベルが高く、厳しい対戦となるだろう。どこまでチームらしさを発揮できるか、走り負けないでいられるか、外国人もいるだろうインサイドを守り切れるかが勝利の鍵となるか。

宮田自動車(北海道)
 北海道の実業団強豪チームの1つだが、今年はチーム強化を図った旭川キシイに勝利することができず実業団の全国大会には出場できていない。オールジャパンは数少ない全国を経験する場となる。1回戦の対戦相手はNBDL3位のアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城。日本人のみのチームらしく、堅守と展開の速いオフェンスを得意とするチームだが、カテゴリーは違うとはいえ同じ実業団チームでもある。北海道のチームらしい粘り強いバスケットに期待したい。

AJ2014
1月1日(水)駒沢体育館
曙ブレーキ工業13:00(B)vs青山学院大学
JR東日本秋田14:40(B)vs豊田通商ファイティングイーグルス名古屋
九州電力16:20(A)vs筑波大学
宮田自動車18:00(B)vsアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城

文 渡辺美香

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