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オールジャパン2014 男子実業団の出場チーム紹介(2)

東日本大震災復興支援 第89回天皇杯・第80回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
2014年1月1日~13日

日本無線(社会人1位)
 実業団の古豪チームの1つ。一時期その堅守で実業団トップを争ったが、その後JR東日本秋田、横河電機、九州電力の台頭に苦しい時期が続いていた。新人補強などで個々の能力がアップし、2010年には社会人選手権で2位となりオールジャパンの出場を果たした。翌年には全日本実業団競技大会、社会人選手権と2冠を取るも3冠のかかる戦日本実業団選手権では予選リーグで敗退とベスト8にも入れず終わった。チームとしての形にとらわれず個々の能力を活かした自由なバスケットがチームらしさと誰もが思う反面、強さが安定せず、本来のチームがもつ力を発揮できていないという見方も多かった。全国および関東で無冠(東京都実業団選手権優勝)に終わった2012年度、選手の入れ替わりもあり、2013年度に入るとチームの状態は徐々に変わっていった。チームの司令塔であり、精神的柱でもある#6鈴木伸は「今のチームの一番見てもらいたいところは堅い守りからの流れるようなオフェンスの切り替えです」と語る。日本無線が関東でトップを誇った時のエースでもある尾崎がコーチとなりチームを指揮(オールジャパンではAコーチ登録)、当時を彷彿させる粘り強く全員で守るディフェンスから#6鈴木を軸に速い展開でオフェンスに切り替わる。福田兄弟(#1福田大、#2福田侑)の息の合ったプレー、#9小林のチームに勢いを与えるゴールに向かうプレー、そして今年度からスタートに入った#31那谷の献身的なバスケットがチームをつないでいる。コートに立つベンチメンバーはあまり多くはないが、今はチーム全体で戦う姿勢を強く見せており、全員がこの強いチームを支えている。社会人1位は今年1回戦をシードとなり2回戦からの登場となった。対戦相手は今シーズンからスタートしたNBDLの現在トップである東京エクセレンス。日本無線と東京エクセレンスのメンバーは昨年(2013年)行われた東京国体のバスケット成年男子チームの主力としてともに戦った。特に日本無線の#6鈴木伸、#1福田大、#2福田侑と東京エクセレンスの#33宮田、#23齋藤の5人は東京国体での優勝という目標に向けて数年かけてチームを作ってきた仲間でもある。「その目標である東京国体で優勝できて、その年(年度)に日本無線と東京エクセレンスが対戦できるというのは本当にうれしいです」と#6鈴木伸。相手は外国人選手も有し、NBDLでトップの強さのチームだが「そんなことは関係ないです。一番対戦したかったチーム。本当に今から楽しみにしています」と笑顔で語る。現在社会人最強のチームがNBDLという上のカテゴリーのトップチームにどう挑むのか。

2回戦にむけて
九州電力
 1回戦で筑波大学に接戦の末勝利した九州電力は2回戦でNBL9位の熊本ヴォルターズと対戦する。筑波大学との対戦では学生ならではの勢いに乗る展開にリズムを作れなかった九州電力だが#5中川の身体を張ったプレーで流れを呼び込んだ。「自分にできることをしただけです。このチームでは年長なので、自分がそういうプレーをする姿を若い選手たちに見せていかないといけないと思いました」と試合後#5中川は語った。チームの状態は今一つだが#45根岸は「よくはないけどなんとかしないといけないですし、なんとかします」と強く言いきる。2月の全日本実業団選手権大会はシーズン最後の大会となる。「無冠で終わるわけにはいかないです。そのためにも明日の試合をいい形でつなげるようにしなくてはいけない」と語った。

AJ2014 男子2回戦※関係分のみ
1月2日(木) 駒沢体育館
日本無線 13:00(B) vs東京エクセレンス
九州電力 14:40(A) vs熊本ヴォルターズ

文 渡辺美香

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