« 関東実業団リーグ戦2014 男子1部の日程 | トップページ | 関東実業団リーグ戦2014 掲載のお知らせ »

関東実業団リーグ戦2014 男子1部プレビュー

 平成26年度関東実業団バスケットボールリーグ戦は4月12日(土)からスタートしているが、5月17日(土)にはいよいよ男女1部がスタートする。男子は昨年度までNBDLに所属した黒田電気が、女子は昨年度までWJBLに所属した山梨クインビーズがそれぞれ加入し、男子は9チーム、女子は8チーム(東京海上日動が活動停止)でリーグ戦を行なう。この大会は9月に神奈川県平塚市で行なわれる全日本実業団競技大会の予選大会ともなっている。

<大会概要>
 リーグ戦男女1部は1次リーグと2次リーグで行なわれる。1次リーグでは全チーム1回戦の総当たり戦を行う。1次リーグの最終順位から2次リーグでは上位ブロック(男女ともに1~4位)と下位ブロック(男子は5~9位、女子は5~8位)に分けてそれぞれ1回戦の総当たり戦を行い、リーグ戦の最終順位を決定する。なお、2次リーグには1次リーグの勝敗は持ち越さず、基本的には最終順位は2次リーグの結果のみで決定される。2部との入替は男子9位は自動降格、男女ともに7位と8位がそれぞれ2部の2位と1位との入替戦となる。

関東実業団バスケットボール連盟

平成26年度関東実業団バスケットボールリーグ戦 男子1部の日程(スポーツのミカタ)

<大会展望>
 シーズン最初の大会であるリーグ戦はどのチームもまだしっかりとできていないこともあり、展開を読むのが難しい。昨シーズン優勝の日立金属、NBDLから移籍した黒田電気、昨シーズン全国2冠の日本無線などが軸となってくると思われるが、昨シーズンは優勝から遠ざかった横河電機や新生紙パルプ商事の他、曙ブレーキ工業、三井住友銀行などどのチームにも優勝を争う力がチャンスがあるだろう。また、今リーグ戦も最下位の9位は2部へ自動降格となることから、下位の順位争いも熾烈なものとなってくる。

<各チームの状況>
※掲載しているチーム登録メンバーなどは変更となっている場合もありますこと、ご了承ください。

黒田電気
 2005年度まで実業団連盟に所属していたが2006年にJBL2(→NBDL)へ。2013-2014シーズンを最後にNBDLを離れ、今年度から再び実業団登録となった。新チームは新人はいないがメンバーはほとんどがチームに残っており、JBL2やNBDLでの経験も強みに上位に入ってくる可能性が高い。気になるのは選手のモチベーションの面だが、昨年度JBL2から実業団へ移った日立金属(旧・日立電線)がリーグ戦と全日本実業団選手権大会を優勝したことや、黒田電気が大阪にもチームを持っており、そちらのチームとの競争という意味でも負けられないという思いをもって臨んでくれるだろう。

日立金属
 昨年度はメンバーが少ない中、シーズン最初の大会であるリーグ戦と最後の大会である全日本実業団選手権大会で優勝を果たしている。今年度も新人がなくチーム状況が厳しいことは変わりないが、一度チームを離れた姿と昨年度はチームスタッフとなっていた村山が復帰し登録メンバーは10人となった。一昨年までチームを牽引していたベテランの実業団での活躍に期待したい。前回大会の覇者としての意地も見せてほしいところ。

日本無線
 昨年のリーグ戦では2位に終わったが、その後は全日本実業団競技大会と全日本社会人選手権の全国2冠、さらに東京都実業団および関東実業団選手権優勝と負けなしできていた。安定した強さを見せるチーム状態から念願の全国3冠を果たすかと思われたが、全日本実業団選手権大会では準決勝で優勝した日立金属に敗れ悔しい結果となった。その悔しさを今シーズンに活かすためにもシーズン最初であるリーグ戦は重要な大会となるだろう。新人はいないがベンチ陣が伸びてきていればチーム力はさらに上がっているだろう。昨年度までコーチ兼選手だった尾崎コーチも今シーズンはコーチに専念、まずは昨年あと一歩で逃したリーグ戦優勝をつかみたい。

曙ブレーキ工業
新人
#0占部 賢人 鹿屋体育大 171cm

 ここ数年確実にチーム力を上げ全国でも優勝を狙えるチームとなった。今シーズンは新人が1名入っているが、昨シーズンまでインサイドの要として活躍した熊がチームを離れたことは大きいだろう。熊を中心にオフェンスを作っていたこともあり、チームオフェンス自体を見直す必要がある。逆にここが上手くいけば今リーグ戦でも十分上位を狙える。

横河電機
新人
#1西村 直久 筑波大 175cm

 昨シーズンは神崎の故障などチーム状態が安定せず優勝から遠ざかった。常勝チームだったころの主力の年齢が上がり、若手がなかなかそこを越えられない状況の中、新しいチームの形を模索している感がある。今シーズンは小納真良コーチに加え、小納真樹が選手を引退しアシスタントコーチとなった。力のあるチームだけに、崩れなければ優勝も狙えるだろう。

富士通
新人
#3池田 龍之介 筑波大 188cm

 ここ数年でチームが大きく変わった富士通だが今シーズンは新人が1名と大きな変化はない。昨シーズンまでアシスタントコーチなどスタッフとしてチームを支えていた登山ヘッドコーチの手腕にも期待したい。実業団チームとしては若いチームだが、主力の経験値は伸びており、そこをどうチームに反映していけるかが鍵か。

新生紙パルプ商事
新人
#1荒木 貴博 関東学院大 188cm
#6高田 歳也 法政大 173cm

 チームの司令塔である立花の途中離脱などもあり昨シーズンは浮き沈みが大きかった。今シーズンは新人が2名加わったがメンバー的には大きな変化はない。2部から1部に上がり、さらに全国でも優勝を狙えるチームに作り上げた茂木氏がチームを離れ、奥コーチが本格的にチームの指揮を取ることとなる今シーズン、ここ数年結果を出せていないリーグ戦で久しぶりの上位を目指したい。

三井住友銀行
新人
#0川内 慎太郎 明治大 181cm
#15梅林 聡貴 東海大 198cm
#18和田 直樹 東海大 181cm
#45矢嶋 瞭 慶應義塾大 186cm

 昨シーズンはリーグ戦7位で入替戦に進んだ三井住友銀行。メンバーが増えたことでチームのバランスが変わったことも大きかったが、シーズン最後の大会である全日本実業団選手権大会では決勝に進み、準優勝となった。今シーズンも新人4名、さらにチームの司令塔だった清水がチームを離れるなどチーム状態が大きくかわってくることが予想され、まだチームができていないこの時期にどのような戦い方をしてくるか。

三井住友海上
新人
#5新保 寛人 立教大 185cm
#11田村 翔 同志社大 184cm

 昨シーズンも厳しいリーグ戦となったが、ギリギリのところで9位(自動降格)を逃れ1部残留し今シーズンにつなげた。新人2名の他は大きな変化はなく、チームとしてどこまで力をつけているかが問われる。昨シーズンは攻守にバランスの良くない時間帯ができることが気になるところだったが、修正はできているか。昨年のリーグ戦では1次リーグで1勝もできなかったが、今シーズンはまず早めに1勝を挙げ、勝利ゲームのイメージを作っていきたい。

文 渡辺美香

« 関東実業団リーグ戦2014 男子1部の日程 | トップページ | 関東実業団リーグ戦2014 掲載のお知らせ »

実業団」カテゴリの記事

関東実業団リーグ戦2014」カテゴリの記事

カテゴリー