全日本実業団競技大会2015

全日本実業団競技大会2015 掲載のお知らせ

 平成27年度全日本実業団バスケットボール競技大会関連の記事を掲載しました。

2015.9.11 大会展望

全日本実業団競技大会2015 大会展望

 平成27年度全日本実業団バスケットボール競技大会が9月12日から3日間、埼玉県深谷市の深谷市総合体育館(深谷ビッグタートル)にて開催される。この大会は全日本総合選手権(オールジャパン)予選でもある全日本社会人選手権の実業団予選を兼ねており、男子は上位6チーム、女子が上位3チームに出場権が与えられる。

平成27年度全日本実業団バスケットボール競技大会 兼 第11回全日本社会人バスケットボール選手権大会予選
平成27年9月12日(土)~14日(月)
埼玉県深谷市:深谷市総合体育館(深谷ビッグタートル)



男子
 全16チーム(北海道1、東北1、関東5、北陸1、東海3、近畿2、中国1、四国1、九州1)がトーナメントで優勝を争う。6位までが全日本社会人選手権(10月31日・11月1日、徳島県鳴門市)の出場権を獲得する。
 今大会は初出場のチームはなく、最多出場はJR東日本秋田(東北)で18回(18年連続)、次に日本無線(関東4位)の17回(16年連続)となっている。優勝は日本無線が3回、次いでJR東日本秋田と九州電力(九州)がともに2回、黒田電気大阪(近畿2位)が1回となっている。16チーム中12チームが昨年からの連続出場だが、東レ愛媛(四国)は6年ぶり、イカイレッドチンプス(東海1位)は5年ぶり、宮田自動車(北海道)と三井住友銀行(関東5位)は3年ぶりの出場。
 昨年までの実績を考慮してベスト4を予想すると、トーナメントブロックの左上(九州電力・宮田自動車・ナカシマ・イカイレッドチンプス)は昨年の大会の覇者でもある九州電力が抜ける可能性が高いが、力のある選手が多いイカイレッドチンプスも気になるところ。左下(JR東日本秋田・北陸電力石川・東レ愛媛・曙ブレーキ工業)は昨年準優勝の曙ブレーキ工業がトップの可能性が高い。右上(新生紙パルプ商事・黒田電気大阪・ホシザキ・日本無線)は関東の2強が入っており、どちらが上がってもおかしくない。左下(三井住友銀行・APEX・タツタ電線・黒田電気東京)は関東実業団リーグ戦優勝の黒田電気東京がトップになる可能性が高いが、力のある三井住友銀行が1回戦をいい形で勝ち上がればベスト4入りする可能性も十分あるだろう。

1回戦の試合展望
15:10
A:九州電力(九州・11年連続11回目、昨年優勝)-宮田自動車(北海道・3年ぶり8回目)
 昨年2年ぶり2回目の優勝を果たした九州電力に3年ぶりの出場となる宮田自動車が挑む。両チームともに即戦力の新人が加入しており、チーム力はアップしているか。宮田自動車としてはディフェンスで頑張って早い展開からの得点を狙っていきたい。九州電力は新人加入でさらに走れるチームになっていると思われるが、昨年度みられた流れの悪い時間帯をどこまで減らしていけるかが課題。
B:東レ愛媛(四国・6年ぶり)-曙ブレーキ工業(関東3位・7年連続12回目、昨年準優勝)
 ここも昨年準優勝の曙ブレーキ工業に6年ぶりの出場となる東レ愛媛が挑む形となるだろう。どちらも新人が加入しているが、東レ愛媛はこの3年で新人が多く加入し、メンバーの大半が3年目以降という若いチームになっている。特に今年は日本体育大から202cmのセンターが加入しており、チームとしてどんなバスケットを見せてくれるのか楽しみなチームの一つ。曙ブレーキ工業は関東実業団リーグ戦では波のあるチーム状態を見せていたが、多くのメンバーが入っている埼玉県の国体チームが関東ミニ国体で優勝するなど勢いは持続できているか。
C:JR東日本秋田(東北・18年連続18回目)-北陸電力石川(北陸・4年連続16回目)
 18回出場のJR東日本秋田と16回出場の北陸電力石川という古豪同士の対戦。さらには両チームともに今年度の新人加入はないという今大会ではあまりない顔合わせとなっている。
D:ナカシマ(中国・6年連続10回目)-イカイレッドチンプス(東海1位・5年ぶり4回目)
 ナカシマ(旧:ナカシマプロペラ)は新人がないが、この大会では1回戦でいいゲームを見せることが多い。2名の新人が入ったイカイレッドチンプスはこの大会は5年ぶりとなる。波の大きい印象のチームだが、今大会ではどんなチームを見せるのか。
 
16:50
A:新生紙パルプ商事(関東2位・2年連続9回目)-黒田電気大阪(近畿2位・5年連続16回目)
 昨年に続き2年連続で1回戦での顔合わせとなった両チーム。昨年は新生紙パルプ商事が黒田電気大阪の追い上げを振り切っての勝利となっている。今年はどちらも新人が入り、また昨年とは違うチーム状態を見せる可能性が高い。選手の年齢層に幅が大きいという点でよく似ている両チームだが、大きく崩れなければどちらもに勝機はあると思われる。
B:タツタ電線(近畿1位・8年連続11回目)-黒田電気東京(関東1位、2年連続5回目)
 ここも昨年と同じ顔合わせとなる。昨年は黒田電気東京が序盤からリードをつけて勝利している。両チームともに新人が入っているが、特に黒田電気東京は新人の加入がチームに与えた影響が大きい。タツタ電線がどこまで粘り強くプレーを続けられるかが鍵となる。
C:三井住友銀行(関東5位・3年ぶり6回目)-APEX(東海2位・7年連続9回目)
 3年ぶりの出場となる三井住友銀行はこれまで以上に若いチームとなっているが、関東実業団リーグ戦では1試合毎にチーム力をあげていき、主力のほとんどが初となる本大会の出場を果たした。APEXにも即戦力の新人が加入しており、若いメンバーを中心とするチームに変わってから徐々にチームができてきている様子が見られる。若いチーム同士の対戦ということもあり、試合の入りが重要となる。
D:ホシザキ(東海3位・10年連続13回目)-日本無線(関東4位・16年連続17回目)
 10年以上連続出場を続けるチーム同士の対戦。ホシザキは昨年までチームを牽引した選手がチームを離れ、新人が1名入った。いい時を悪い時の差が大きい印象が強いが、まずは試合の入りをいい形でいきたいところ。日本無線は今年度、昨年までの圧倒的な強さを感じさせる試合が少ない印象がある。関東実業団リーグ戦では得意のオフェンス面で今一つかみ合わず、勢いに乗れない様子も見られたが、どこまで改善できているか。


女子
 全12チーム(東北2、関東4、東海、近畿2、中国、四国、九州)が出場する。トーナメントとしては昨年のベスト4は2回戦から、それ以外の8チームで1回戦を戦う。上位3チームが全日本社会人選手権の出場権を獲得する。
 山梨クイーンビーズ(関東1位)が初出場で、最多出場は鶴屋百貨店(九州)の23回(20年連続)、山形銀行(東北2位)が19回。関東の1チーム(山梨クイーンビーズ)を除く11チームが昨年からの連続出場となっている。
 女子実業団3強と言われてきた山形銀行、秋田銀行(東北1位)、鶴屋百貨店だったが、昨年度の最後の大会である全日本実業団選手権では山梨クイーンビーズが鶴屋百貨店に勝利しベスト4入りを果たしている。山梨クイーンビーズはすでに2016年度からWJBLに再参戦が決定しており、関東実業団リーグ戦優勝からの勢いでこの大会でも躍進が期待される。同じブロックのシードに入る紀陽銀行(近畿2位)は地元開催の国体に向けてという意味でも結果を残したいところ。昨年この大会は初戦(2回戦)で敗退した秋田銀行だが、本大会予選で山形銀行に勝利し東北1位になったことでシードを確保、昨年優勝の山形銀行は東北2位での出場となり1回戦からの登場となる。出場する全12チームに新人が入っており、活気のあるトーナメントとなるだろう。

1回戦の組み合わせ
13:30
A:イカイ(東海・4年連続4回目)-ミツウロコ(関東2・2年連続2回目)
※ブロックシード:秋田銀行(東北1位・14年連続14回目)

B:山梨クイーンビーズ(関東1位・初)-日立笠戸(中国・10年連続13回目)
※ブロックシード:紀陽銀行(近畿2位・4年連続4回目、昨年準優勝)

C:メディセオ(関東3位・13年連続13回目)-山形銀行(東北2位・17年連続19回目、昨年優勝)
※ブロックシード:鶴屋百貨店(九州・20年連続23回目)

D:今治オレンジブロッサム(四国・8年連続8回目)-三井住友銀行(関東4位・11年連続11回目)
※ブロックシード:滋賀銀行(近畿1位・5年連続13回目)


文 渡辺美香

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