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関東実業団リーグ戦2017 男子1部1次リーグ第2戦(インタビュー)

 平成29年度関東実業団バスケットボールリーグ戦の男子1部1次リーグ第2戦が6月3日(土)に富士通体育館で行われた。
 先週の第1戦を勝利した4チームの中で黒田電気が日本無線に、横河電機が富士通にそれぞれ勝利し2連勝。第1戦で黒星となった4チームのうち新生紙パルプ商事と曙ブレーキ工業はそれぞれ三井住友海上と日立金属に勝利し初白星をあげた。昨年優勝の富士通と昨年3位の日立金属がまだ白星なしの2連敗となっている。
 1次リーグ第3戦は6月10日(土)品川総合体育館で行われる。
 
 
1次リーグ第2戦の結果
〇黒田電気 69 (17-12  9-22  18-16  25-17) 67 日本無線●
●三井住友海上 63 (13-13  16-24  20-14  14-21) 72 新生紙パルプ商事〇
〇横河電機 65 (20-16  8-13  15-17  22-13) 59 富士通●
〇曙ブレーキ工業 84 (23-10  17-13  20-5  24-28) 56 日立金属●
 
勝敗
2勝0敗:黒田電気 横河電機
1勝1敗:新生紙パルプ商事 日本無線 曙ブレーキ工業 三井住友海上
0勝2敗:富士通 日立金属
 
 まだ2戦を終えたところだが、昨年上位だった富士通と日立金属が2連敗、下位(2部)だった黒田電気と横河電機が2連勝と明暗を分けている。
 4勝が1次リーグの一つのラインとなってくると考えると、すでに2敗した2チームはここから一つも負けられない戦いとなってくる。また、2戦目を落とした日本無線と三井住友海上は第3戦までに立て直し、連敗は防ぎたいところだろう。
 勝利チームには試合の中でのキーマンとなった選手から、敗れたチームにはコーチもしくはチームキャプテンから話を聞いた。
 
 
〇黒田電気 69 (17-12  9-22  18-16  25-17) 67 日本無線●
 
黒田電気 #20長南朝成
・最後までよく粘りましたね。
自分も4ファウルでしたが、そこから粘れましたね。審判のファウルの取り方がちょっと定まってない感じで、何がファウルかとかが理解できないまま第4ピリオドまで入ってしまって。でも(#0)田野がファウルアウトになって吹っ切れたっていうか、そこで相手の弱点ってどこだろうなって思って、田野がやってて通用しなかったことっていうのを考えて、自分がPGとしてやる上でまずはボール運びを速くすることを意識しました。あとは自分たちは年齢が高いので最終ピリオドになると疲れてしまい得点パターンが少なくなってしまうんです。そうなったときに何ができるかというとうちは(#9)小野寺さんとか新人の(#24)福永とかがファウルをもらえるので、それまでに相手のファウルを重ねたいなっていうのがありました。そこで最後にフリースローの勝負に持ち込めたのが勝因だと思います。
・4ファウルながらかなりガツガツと行ってましたよね。
相手のディフェンス見ててわりと棒立ちな感じだったので、そこは負けるはずはないという自信がありました。うちのチームは僕が行かないと誰も行かないので。これまでもインサイドが自滅して終わるっていうパターンが多かったので、そこはまず自分が奮起して、最終的に小野寺さんとかインサイド陣が奮起してくれたのかなって思います。
・あの展開の中で追いついて、さらに逆転できるというのは思っていましたか?
正直いうと思ってなかったですね。田野がいない状態でのプレーっていうのは練習でもやっていなくて、一応想定してはいるのですが、実際には想定外っていうのはありました。僕がPGをすれば流れも変わってしまうので、そこは今までの中でも思っていなかったことですね。
・練習でもあまりやっていないことがよくできましたね。
僕がコントロールしてゲームを作るっていうよりは、ボール運びのところで突っ走って捌いて、あとはシュートをしてもらうというシンプルなことですよね。無理に田野のようなコントロールする感じにしても自分ではうまくいかないと思うので、そこはとにかく球離れをよくして、前に前にっていう感じで行くことを心がけていただけです。
・追う展開では外のシュートが多くなるように思いますが、打たなかったですね。
今日は僕だけじゃなくて(#35)荒谷とかもあまりシュートの調子がよくなくて、無理に打っていくよりも今は新人も入って昨年よりも走るようになっていて、インサイドに走ってくれるとそこにボールを入れやすいので。無理に打っても入らないですから。
・この1勝は大きいですね。
大きいですね。このリーグ戦はどちらかというと(昨年の)下位チームが勢いがある感じなので、(1次リーグ)後半戦での横河電機とか三井住友海上といったところとの試合が勝負どころになってくるかと思うので、それまでに極力負けないでいければとチームでも話をしています。
・再来週の土日連戦のところまでに勝てるだけ勝っておきたいですね。
計算上はそうですね。もちろんチームとしては連戦でも勝ちたいっていうのはありますが、なにせベテランが多いのでそこは無理しなくてもいいようにできればと思いますね。特に連戦の2日目の相手が若いチーム(三井住友海上)なので。毎年ギリギリのところで決まっているので、そこまでにしっかりと勝って、上位入りのポジションをキープしたいなと思います。
・2年前リーグ戦で優勝した年にリーグ戦の入りはよかったけどそのあと勝てないっていうことがありましたが、今年は大丈夫ですか。
一昨年も昨年もそうでした。そこには自分たちの年齢っていうのがあって、それを理由にしてはいけないのですが、相手の若い選手とかに馬力で負けてしまう。そして試合を追う毎に体力がなくなってしまうっていうのがありました。なので今年はよりケアに気をつけています。チームとしても個人としてもケアに時間を割くようになって、そこは昨年までとは違うのではないかと思っています。
 
日本無線 林田亮ヘッドコーチ
・惜しい試合でしたね。
そうですね。でもまあ、最後まできちんとやりきれなかったからだと思います。
・(黒田電気#0)田野選手がファウルアウトになった時点で気持ちの緩みがあった?
はっきりとそうだとは言えないかもしれないけど、なんとなく気持ちの面でそういうのがプレーに出たのかもしれないです。
・劣勢になったところでもう少し早くスタートを戻すことは考えなかったのでしょうか。
今うちのチームはもちろんスタメン中心でやっているのだけど、やはり世代交代っていうのもどこかで出していかないといけない。そこで若手を引っ込めてスタートを出すっていうのはもちろん勝つためには必要なことだけど、彼らが責任を担っていくというところでは、やはりスタートに戻してよかったじゃないかというのは結果としてはよかったかもしれないけど、では3年後はどうなるのということですよね。今のスタメンがいなくなったら日本無線が弱くなるっていうようなチームにはしたくないというのがあります。彼らがもう1回もりかえせる力をつけられるようにしているので、そこは信じてやっていきたいと思います。でもまあ、今日の試合に関してはちょっと遅かったかなというのはありますが。
・こういうことができるのもリーグ戦だからというのはありますよね。
そうですね、一発勝負ではないので。もちろんリーグ戦優勝を目指してみんなやっているのだけど、それで終わりではないので。次の大会とか、来年、再来年と今のところうちのチームはある予定なので、チームを維持していくためにもそういうことが必要かなとは思います。
・ここまで2試合の中で手ごたえはありますか。
今回新人の(#21)石黒がベンチから最初に出ていく試合が続いているので、そこでガラッと雰囲気も変わってくるところもあるし、どうしてもスタートだと年齢層が高いので重たい雰囲気になってしまうことがあって、そういう時もそれをディフェンスでもオフェンスでも(若さで)打破してくれるプレーをしてくれるので、そういうところは収穫だなと思います。それに引きずられるように続いて出てくる選手たちも伸び伸びできつつある感じなので。後は決定力だったりとか、苦しいときに安心して見ていられるくらいの自分たちの気持ちの持っていき方をそれぞれがもってくれれば確実になっていくだろうと、そういう兆しは見えているかなと思います。
・第2ピリオドの入りでディフェンスがかなり良くなっていた印象でしたが、何か支持を出されたのですか。
特には指示はしていないです。普段練習でやっていることを出していこうといっただけなので。そこは石黒が入ってリズムが出てきて、そこに他のメンバーも引っ張られたという感じだったのかなと思います。苦しいときに相手の方が大きいので、そこでリバウンドをどれだけ相手に取られないで自分たちのボールにするか、最悪でもシュートを打たせない、リバウンドに絡むということをずっと言ってきているので、そこは石黒が頑張ってくれてて、それに引っ張られて(#1福田)大祐とかもリバウンドに絡んでて、そこはすごくいいことかなと思います。
・試合序盤が重い感じがしましたが。
朝一番の試合だったということも影響していたのかもしれないですし、普段の練習は夜にやっているので、コンディションの持っていき方というのもあります。これがベストかっていうのもわからないですし、長いリーグ戦勝つためには一番いい状態に持っていくことが必要なのだとは思いますが、今のところは練習などでも今のスタートが結果を出しているので、チームとしてみんな今の体制に納得していることだと思います。
・早めにベンチメンバーに変えていくことは?
ずっと悩んでいます。ベテランなので温まってからというのもありますし、そろそろ変えようかなというところでシュートを入れてくれたりするので、そこは毎試合悩みながらやっていくしかないですね。
・調子が出るまでに時間がかかる感じがしています。
まあそれも結果ですから。そういう状態でも勝てるチーム、とにかくディフェンス頑張って戻るとか、オフェンスが悪い状態でもディフェンスは絶対に自分たちのディフェンスをやるんだっていうのはいつも言い聞かせてやっていますから。そうやって耐えていると自分たちのリズムになるときが絶対に来るので、そこでダメなら変えるべきっていう感じかなと思ってやっています。
・来週までに修正するところは?
今日は前半から第3ピリオドまでできていたディフェンスが相手にゾーンディフェンスをやられて、オフェンスが悪い状態になって戻ってくるのが遅れるっていうことがあったので、もう一度そこの部分の意識付けですね。最後の逆転されてから戻りが悪くて、戻っていればリバウンドも取れたのに、それが取れなくて失点しているという場面もあったので、オフェンスがどうこうよりも、いかに失点を抑えるか。今日は70点くらい(69点)取られているけど、そこを60点くらいに抑えるために4ピリオドまで続けるということをもう一度やりたいと思います。
 
 
●三井住友海上 63 (13-13  16-24  20-14  14-21) 72 新生紙パルプ商事〇
 
新生紙パルプ商事 #8出羽 峻一
・今日は大活躍でしたね。
キャプテン(#27宇田川)からはっぱかけられていたので。とにかく走れと。走って(チームの)雰囲気をよくしろと。もし今日負けたら俺はキャプテンをやめると言われていました。
・いい流れが来なかった中でも、シュートがよく入ってくるようになってましたね。
難しいのですが、自分のリズムになったから入るようになったんじゃないかなと思います。やはり走ってないと自分のリズムにできなくて。自分のリズムじゃないときには1対1をしろって言われるんですけど、できないですよね、正直僕は。難しいんです。だからまずはリバウンドとかに飛び込んで自分のリズムを作れと(#3)立花さんに言われました。
・合わせのプレーが得意なイメージです。
そっちの方が得意です。なので、それをして自分のリズムを作っていってから、1対1とかそういうプレーの幅を広げて狙っていこうというのを今日は心がけていきました。
・先週からどう修正してきましたか。
先週はなんかかみ合ってなかったんですよね。試合後ビデオを見て修正はしました。(修正点は)すごく単純なことですね。リバウンド、ディフェンス、特にピックの守り方、あとはあの時は立花さんがボールを持っているのが長くて、ほとんどピックばかりで重くなってしまったので、4アウトで動きを作りながら足が止まらないようにしてオフェンスを組み立てるっていうのを練習でやってきました。
・中もうまく生かされてなかったですからね。
そうですね。中に入れるとディフェンスがよってきて、でも逆サイドも足が止まってるからボールが出せなくて、悪い流れでディフェンスに入るのが遅れてしまうっていう感じでしたから、そこは修正できたかなと思います。ようやくかみ合ってきたのかなと。
・人数が減った影響なのか、ベンチが元気がないですよね。
ベンチでのエース(昨年の#55大熊)が抜けたので元気ないですよね。(試合前の円陣からの声出しも)小さいんですよね。大丈夫かなぁ。
・若い選手が率先して声を出していくしかないのでは?
そうですよね、僕ら若手が声出していかないと。大学(日体大)で声出しは鍛えられてたので。今日の相手はベンチもすごく盛り上がっていて、雰囲気飲まれそうになることもありました。声出しは一人ひとりの意識ですよね。若手の僕らから声を出していくしかないですよね。声を出していくことで、また明るくて楽しいバスケットができるかなって思います。やはりチームに元気があると、プレーでも乗っていけますから。そういう面でも頑張っていきたいです。
 
三井住友海上 高橋伸仁監督
・今日はずいぶんとバタバタとした印象のオフェンスでしたね。
うーん、まあいつもと言えばいつも通りなんですが
・ゲームプランとしてはやれていたのでしょうか。
ノープランっていうとノープランなんですけど、試合の流れ、2番3番のところがどこまで1対1でやれるかなっていうのをまず見てて。インサイドのところはまあその選手の調子をまず見ようっていう感じでしたかね。
・インサイドがあまり機能しなかった印象です。
(新生紙パルプ商事#16)沼田くんに相当上手くやられてしまってて、そこでアングルを変えてっていうのも言っているのですが、インサイドにこだわってしまって。そこでスクリーンの後を狙ってっていうのもまだチームとしてできていないです。
・スクリーンからの(ゴールに向かう)縦の動きっていうのがほとんどなかったですよね。
そうですね。横の動きしかなくて、外が攻めてっていう感じで終わってしまうので、その辺は修正が必要ですね。後はまず最初にファウルを4つしてしまって。ファウルをしないようにっていうのがうちのプランのスタートだったのに、それが結局上手くいかなくて。そこを変えないとダメでしょうね。落ち着いてできないですから。
・若い選手のゲームへの集中というか、強い気持ちっていうところで足りない感じが。
そうなんですよね。気を抜いているシーンも多々あったと思います。まあ、どこかしらで出るとは思っていたので。相手への苦手意識も正直ありますし、そういう中で一度は追いついたのはよかったかなと思いますね。
・次の試合までに修正するところは?
いい時もあれば悪いときもあって、それがリーグ戦なので、まずは本当に気持ちの切り替えというか、正しい方の切り替えですよね。今言ったみたいにゲームへの執着心とかそういうところのものがないと勝ちきれないと思うので、その辺の話と、あとは走り込みをとにかくしていかないといけないなと思います。
・(#16)宇野選手の負担が大きかったように感じました。
今日は(#5)新保がいなかったので。彼がいたらもう少し違う展開になっていたのかなとは思いますが、それがうちの今弱いところです。
・次の試合を期待しています。
日立金属さんは一番試合への執着心の強いチームだと思うので、そこはメンタルでやられないように頑張ります!
 
 
〇横河電機 65 (20-16  8-13  15-17  22-13) 59 富士通●
 
横河電機 #1西村直久
・途中流れが悪い時間がありましたが、なにを意識していましたか。
向こうのやりたいことっていうか、1試合目のスタッツとかを見てもリバウンドをすごくとっているチームだったので、そこをどうにか止めようと。まずはそこさえ止めておけば流れが(向こうに)行ききるようなことはないし、我慢していけばこちらに必ず流れは来ると信じて頑張れました。
・パスの出が以前に比べ速くなってますよね。
僕が試合に出始めたのも昨年からなので、今は僕なりのスタイルが浸透してきたというか、練習中から選手に走らせるようにしてます。うちはそんなにセットオフェンスが得意ではないので、まず走る。で、(#16)山本純平がしっかりと走って張るっていうのが得意な選手なので、そこを使っていこうということで、チームの方針として走っていく形をやるようになって、それが浸透してきたなっていう感じです。
・昨年は新人の選手があまり目立たなかった印象です。
怪我をしていたっていうのもありますが、今は山本を含め一人一人が自分のやるべきプレーがわかってきたというのと、センターの(#66)馬が入ったことでディフェンスの面でも非常によくなったというのもあります。また、うちには2~4番のどこでもできるプレーヤーっていうのがたくさんいるんですよね。この間の試合とかも(#11)田中光が3ポイントで救ってくれたりとか、要所要所でその日いい選手が活躍してくれて、そういう面では選手層も厚いのかなって思いますね。
・時々若さが出る場面も見られましたよね。
今はいい意味でも悪い意味でも勢いがあるので、勢い任せにやってしまってプレーが雑になってしまう部分もあります。でもそこはこうやって1部のチームと試合をやって経験を積んでいくことで、どこで止めたりとか、やらないといけないところとか、そういうところも見えてくると思うので、これから調整して頑張っていきます。
・2年ぶりの1部でのリーグ戦なので不安もあったのでは?
正直不安はあったのですが、昨年1部のチームに全然歯が立たなくて、公式戦ではボロボロにやられてしまったので、自分たちは挑戦者という気持ちをもってやってくれています。まずは上位に入ることを目指してやってきて、不安もありますが挑戦者としてという気持ちの方が強かったです。
・この2戦は自信になったのでは?
若手、新人に勢いがあって、ベテランって言っていいのかとは思いますがキャプテンの(#21)山田純也がしっかりと支えてくれて、要所要所で(#33)笹さんとかが助けてくれて、いい意味でいいバランスでチームが成り立っているのかなと。これが崩れた時にどうしていこうかなというところです。それは崩れてみてからっていう感じですね。
・チームのバランスが多少は崩れてもいいけど、西村選手が崩れると困りますよね。
そうですね。僕は点を取るプレーヤーではないのですがブレークっていうものは一つ武器として持っていて、目立たないところですがチームのコントロール、ゲームメイクをチームの中で浸透させているので、そういうところで僕が崩れることなく1試合通してやれればいいかなと思います。
・今まで何年か試合に出られなかった時がありますが、今と何が違いますか。
このチームに入った当初は自分はできるんだっていう自信だけでなにも考えずにやっていた部分があったと思います。フォーメーションをやるにしてもただその形をやるっていうだけじゃなくて、どこに誰がどういうタイミングでとかそういうコントロールをしていくことで確率はより上がってくるのですが、ようやく3年目からはそういうところも意識してやれるようになりました。
・ガードとしてさらにどうしていきたいですか。
もっともっとシュートを打っていきたいですね。どうしても他の選手が見えるとパスを出してしまうので。でも状況を見ながら、もっと打っていきたいなって思います。自分が打つことでチームのバリエーションも増えてくるし、コントロールもしやすくなると思っています。
 
富士通 #34三浦洋平キャプテン
・今日はなにができて、何ができていなかったのでしょうか。
前回よりディフェンスはできましたけど、結局勝負所でルーズボールとかリバウンドが取れなくて。いいディフェンスをしてもそこが取れないと勝てないので、ダメだったところはそこですかね。まあ、よくはなってますけど。
・プレーが止まっている感じがしていましたが。
そこも前回よりはよくなっているんですけど、なんででしょうね。言ってはいるけどできてないです。
・ドリブルでボールをキープすることが多かったように思います。
あれだけインサイドで点が取れなかったら、外がああいう形になってしまうのかなという感じです。もう少し中と外のバランスを取りながらやらないとダメですね。
・それはみんなで確認できていなかった感じですか?
意識はあるのでしょうけど、やはりできてはいなかったですね。
・まずなにから修正していきますか。
なんでしょうね。今はまだわからないですね。弱いので、練習して、コミュニケーションをしっかりと取って、そこを見つけます。うちは追い込まれないと火が付かないところがあるので。でも、まだあと5戦あるので、残りを全部勝てるように、なんとか頑張ります。
 

〇曙ブレーキ工業 84 (23-10  17-13  20-5  24-28) 56 日立金属●
 
曙ブレーキ工業 #0占部賢人
・会心の出来でしたね。
前回の反省がセカンドチャンスとかルーズボールとかそういうところだったので、そこを上手く修正できて、そこから自分たちのゲームができたのかなと思います。
・(#87)河本選手がいないことはなにか影響がありましたか?
やはり得点力でいうとすごく影響するとは思いますが、どうしても河本さんに頼っていたのが、いないことで逆にみんながやるべきことが明確になってやれたのが今回はよかったのかなと思います。
・みんなが積極的にシュートを打っていましたよね。
河本さんがいない分、自分もシュートを打たないといけないし、それでパスも捌いていきやすくなって、そこから(#14)吉本とかがシュートを打ちやすくなっていたのかなって思います。ガードはどうしても周りを気持ちよく打たせようっていう気持ちが強くて、自分のシュートを忘れてしまうっていうところはありますよね。でも、自分が狙うことでシンプルなバスケットができたので、これからも継続していきたいですね。
・終盤相手のシュートが入りだしたとき、何か変えたところはありますか?
入りだしたときに、それに付き合わず、攻め急ぐのではなくて、1本1本自分たちのバスケットをするっていうのをチームで意思統一してやりました。新人の(#27)舟越選手がゴール下が得意なので、そういうところを基点に、単発にならないようにということを心がけてやりました。
・点差があったこともよかったですよね。
そうですね。でもうちってよく20点差とか追いつかれて、自分たちで崩れてしまうっていうことがあるのですが、今回は気持ちに余裕を持つことができて、焦ることなくやれたのでよかったなと思います。
・第1戦の敗戦後にチームで話し合いなどをしましたか。
はい、しました。試合の反省もしましたし、日立金属の試合のビデオを見てスカウティングもしました。テクニカルな部分ってこの1週間ではそんなにできないのですが、意識のところでもう一回みんなであげていこうということで取り組みました。
・今のチームはガードから見て昨年までと違いはありますか。
今年は新人が3人入って良くも悪くもすごく若いチームなので、いい時はいい、悪い時は悪いってなってしまうのが弱点でもあるのかなとは思います。でも、新人3人ともいいプレーヤーなので、彼らがいかにフラストレーションをためることなく、気持ちよくバスケットをさせてあげられるかっていうのが、チームではベテランの河本さん、(#8)佐々木さん、私の使命だと思っています。
・まだ占部選手自身若い方だとは思いますが、ここでは支える立場ですよね。
そうですね。ガードということもあって自分が崩れてしまうとダメなので、自分もメンタルを保ちながら頑張っていきたいと思います。
・次は今日いなかったメンバーが入ってくることでバランスが変わるのでは?
コートに出る人が一生懸命やらないといけないので、もう一度やるべきことを整理して試合に臨みたいなと思います。
 
日立金属 小瀬真弘ヘッドコーチ
・先週の試合後、この試合に向けてどう準備をされましたか。
昨シーズンは相手をスカウティングして、事前にこう守るとかそういうこともある程度決めてやっていたのですが、うちのチームは他に比べるとたくさん練習ができているので、戦術とか戦略っていうのを練習でしっかりやれているんですね。なので今年は相手がどうこうではなく、練習でやってきた戦術や戦略で相手を止めましょうという形でこのリーグに入っています。今日は曙ブレーキ工業さんがいろいろとやってきていたのですが、それに対しても守り方については曙ブレーキ工業さんがどうこうでなく、形として決まっている感じです。そういった中で今日は誰を出してもエネルギーがないっていうか、元気がなくて、正直成すすべがなかったなというところがありました。でもまあ気持ちっていうのが大きいと思いますので、特段心配はしてないです。
・前回はシュートが入らなかったけど、ディフェンスは相手がすごく嫌がっていた感じでしたが、今日はそれがあまり見られなかったですよね。
何故できなかったんでしょうねって、逆に自分が選手に言いたいですね。今日のチームは昨日まで見ていたチームじゃなくて、今日初めて見たチームの指揮を執っているような感じだと伝えました。
・どうしてできなかったのでしょうか。
なんででしょうね。でもこういうことが起きるから面白いんじゃないんですかね。
・一発勝負ではなかったからまだよかったですよね。
選手の準備の仕方にも問題があったのかもしれないですね。いつも準備が8割だと言っているのですが、今日はちょっと選手たちの身体が非常に重い感じでした。いつもバスで長時間移動して、そのあと試合までの過ごし方っていうのは意識させているのですが、今日の体育館は冷房が入ってて、前はこんなに入ってなかったと思うのですが、それに戸惑ってしまったっていうのはあります。まあ、これも勉強ですね。今日負けてよかったと言えるように、来週しっかりとやっていきたいです。
・シュートは終盤になってかなり入ってましたよね。
あれはああいう展開になれば入りますよね。最後のピリオドに入るときに60点までしてきなさいという約束を立てたのですが、それが残念ながら達成できなかったので、いろんな意味で一番悔しいのは選手でしょう。だからといって大きくチームを変えようとか、ジタバタするようなことはないです。自分たちのやってきたことをやり続けます。
・先週(#9)小野寺キャプテンから昨年までのものに上乗せをしていると伺ったのですが、今日もそれは出せていないですか?
出してないですね。難しいのがその形を試そうとすると相手を見なくなるし、相手を見てやりすぎると形を崩してしまうしというところですね。私はいつも見ながら選択肢を二つ三つを持つシステムで、滞りなくもっとスピーディなバスケットを目指しているのですが、今日は一つ一つが全部ぶつ切りになって、見ている方も面白くなかった感じですね。うちのバスケットではないです。
・小瀬コーチの初年度の雰囲気にちょっと似ているなっていう感じがしていますが。
そうかもしれないですね。何故そういう風に陥ってしまうのかなと。コミュニケーションは取れているので、これからいろいろ選手たちを話をしながら、どういう形でやっていくかを考えたいと思います。
・あの時は選手の皆さんが考えすぎてるかなって感じでしたが。
コートに入ってから考え出したら遅いので、コートの中は選択の連続で、見て判断して選択の繰り返しです。見て、どうしよう、こうしようと考えていたら、だいたい足が止まってしまうので、そうならないように準備をしてやっています。うちのメンバーはみんないい子なんで、私が言ったことをやろうとしすぎてしまうところがあるので、今年はベンチからの指示をなるべく出さないように我慢しているというか、大きな声を出さないように心がけています。まだまだ面白くなると思います。
・再来週のホームでの連戦にいい形で入れるようにしたいですね。
そうですね。頑張ります!
 
 
取材・文 渡辺美香

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