実業団

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.9

 JBL2で4位を争う日立電線のゲームレポートを中心に、JBLの状況やトピックス(WJBL、実業団)を紹介します。

☆JBL2
 いよいよレギュラーシーズンも残り少なくなってきたJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)。先週末は第19週の4試合が行われ、これで残りは2週(各チーム2戦ずつ)となった。
 豊田通商アイシンAWの(第18週終了時の時点で)1位、2位の対戦は終盤までもつれる接戦となったが、豊田通商が勝利。第18週で黒田電気に敗れ3位になった石川はホームで豊田合成と対戦し勝利、2位に浮上した。
 プレーオフの残り1枠を争っている黒田電気(現在4位)と日立電線(現在5位)はそれぞれレノヴァとビッグブルーと対戦し勝利した。これにより4位の決定は第20週以降に持ち越された。
 第19週で先にゲームを行った黒田電気はアウェーでレノヴァと対戦した。前週からの好調さを維持し、後半でレノヴァを突き放して勝利した。
 その翌日、日立電線はこちらもアウェーでビッグブルーと対戦した。ビッグブルーはすでに8位が決定しているとはいえ、第1回戦での対戦の際、同じ会場で敗れている相手でもあり、さらに日立電線自体連敗が続いていることもあり、しっかりとした立て直しが必要だった。第1Pは点をとしあう展開となり、日立電線がわずかに1点リードで終える。逆に第2Pに入って両チームともにミスが多くなる中、ビッグブルーが#7深尾のコントロールから得点につなげリードする。しかし、ここまでファールが多くなったビッグブルーに対し、日立電線は第2P終盤連続して得たフリースローをきっちりと決め逆転、日立電線の4点リードで前半を折り返す。後半に入って日立電線は#34尾崎が積極的に攻め、ファールの多いビッグブルーのディフェンスを崩すと、一気に引き離し18点のリードとなり最終Pへ。最後までガード陣を中心に粘りを見せるビッグブルーに付け入る隙をみせず、日立電線が勝利した。この日試合途中で負傷しベンチに下がったキャプテンの#7中村だったが、試合後は「自分は捻挫がすぐ治る方なので大丈夫です」と笑顔で答えた。中村の負傷もありプレータイムが長くなった#1宮城も「久しぶりにこんなに出ました。なんとかできましたね。残りの試合も頑張ります」と笑顔だった。第18週の豊田通商戦で終盤、積極的に攻め込む姿が多く見られた#34尾崎はこの日も相手を突き放すビッグチャンスで速攻からのバスケットカウントを決めるなどの活躍を見せた。
「先週の豊田通商戦は開き直ったところもあったのですが思い切って攻めたらいけたので、そのイメージを今日も忘れないようにやりました。最近は練習でしっかりと走ることを意識して追いこんだものになっているので、今日もバテることなく最後までやれましたね。今の状況はプレッシャーもなくはないのですが、みんなでいかに楽しんでやれるかという話もしています。楽しんでやれて、それで勝てれば最高なので。もう残りを全て勝つしかないので、そういう意味では気持ち的にはすっきりしています」(#34尾崎)
Dsc_0329 Dsc_0371 Dsc_0398 Dsc_0418
 1勝18敗となったビッグブルー。今シーズン唯一の勝利が日立電線からだったが、プレーオフがかかる日立電線のモチベーションの高さも影響し、大きく引き離されて終わった。しかし今シーズンは引き離されても大きく崩れないところが見えてきている。今シーズンからチームに入った新人の#3坂上は初めてのJBL2シーズンをあと2試合で終えることとなる。
「昨シーズンは全敗だったということで、少しでもいい影響が与えられるような貢献をしたいという思いで入ってきたのですが、負けが込んでくるとどうしてもモチベーションが下がってしまうところはありました。練習量が少ないのでシュート確率も良くない分、もっと頭を使った展開をしていかないといけないのですがそれが分かっていてもなかなかできない状況です。今シーズンは接戦も多く、あと一歩のところで壁があると言うか、足りないところがあるんですよね。そこが越えられたらもっと勝てるチームになると思うんです。会社のみなさんも応援してくれていますし、もっとしっかりとやらないといけないと思っています。来シーズンに向けてはまずオフにもっと身体を絞って、いい形でシーズンインできるようにしたいですね」(#3坂上)
Dsc_0025 Dsc_0087 Dsc_0135 Dsc_0253
 第20週は2位の石川と3位のアイシンAWの対戦が行われる。ここで石川が勝利した場合、星の差が2となり石川のレギュラーシーズン2位が決定する。アイシンAWが勝利した場合、2-3位の順位決定はレギュラーシーズン最終戦(第21週)に持ち越されることとなる。
 また、第20週でプレーオフ圏内である4位が決まるとすれば、黒田電気が勝利し、日立電線が敗れた場合のみとなる。この場合、勝ち星が黒田電気が11勝9敗、日立電線が9勝11敗となり、最終戦となる第21週の直接対決で黒田電気が敗れたとしても黒田電気の勝ち星が上回るため、第20週で黒田電気の4位が決まる。日立電線が勝利し、黒田電気が敗れた場合は勝ち星が並ぶだけなので、4位の決定は最終戦に持ち越される。同様に2チームともに勝利、もしくはともに敗戦の場合も黒田電気が1勝多い状態で最終戦での決定となる(勝ち星が並んだ場合、直接対決ですでに2勝している日立電線の方が上になる)。
 絶対に負けられない日立電線はホームでレノヴァを迎える。また、黒田電気は同じくホームで同じ東京のチームであるビッグブルーと対戦することとなる。この2チームの試合は茨城県と東京都で行われるが、黒田電気の方が開始が早く、日立電線の試合開始直後には黒田電気戦の勝敗が決まっていることとなる。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:JBL2 第19週の結果(第20週の予定)
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010

☆JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は先週末第17週の8試合を行った。
 1位のアイシンシーホースと2位のリンク栃木ブレックスの直接対決は秋田県秋田市で行われた。2試合ともに接戦となったが、1試合目はアイシンシーホースが勝利。2試合目はリンク栃木ブレックスが#0田臥の決勝シュートが終了のブザーと同時に決まる劇的な幕切れで勝利した。3位の日立サンロッカーズはアウェーでレラカムイ北海道と対戦、1試合目をわずかに1点差で辛くも勝利すると、2戦目も6点差を接戦で勝利し2連勝。4位のトヨタ自動車アルバルクも三菱電機ダイヤモンドドルフィンズに連勝した。5位のパナソニックトライアンズと6位の東芝ブレイブサンダースの対戦はパナソニックトライアンズが連勝した。
 第17週の結果での順位の変動はないが、5位と6位の差は広がり、現在5連敗中の東芝ブレイブサンダースはプレーオフ出場にむけて苦しい状況となってきた。また、現在28勝6敗と首位を独走しているアイシンシーホースは早ければ今週末の結果でレギュラーシーズン1位が決定する。
JBL-日本バスケットボールリーグ

☆トピックス
WJBL
 昨シーズンの覇者のJOMOと初のファイナル進出となったトヨタ自動車との対戦で行われたWJBLファイナルは、JOMOが3連勝で優勝、2連覇を果たした。
WJBL official site
 過去にオールジャパン優勝も果たし、今シーズンもセミファイナルに進出した日本航空が来シーズン終了を以ってのチーム廃部を発表した。
JAL RABBITS 日本航空女子バスケットボール部 公式サイト

実業団
 先週最終日を迎えた埼玉県実業団リーグ戦。全日本実業団選手権の翌週から参戦した曙ブレーキ工業は全日本実業団選手権での怪我でPG#4藤原を欠くものの全勝で優勝。関東実業団選手権でベスト16に入った大陽ステンレススプリングが曙ブレーキとの1敗のみで2位となった。
 第34回東海北陸実業団バスケットボール選手権大会は3月20・21日に富山県西部体育センターで開催される。出場チームは東海ブロックから全日本実業団選手権に出場したAPEX、東邦ガス、イカイマリンズや北陸ブロックから全日本実業団選手権に出場した北陸電力石川など。
石川県バスケットボール協会 実業団連盟のサイトに詳細が発表されています。

取材・写真・編集・作成 渡辺美香

|
|

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.8

 JBL2プレーオフに向けて残り1枠の争いのレポートを中心に、JBLやトピックなどを掲載。

☆JBL2
 第18週を迎えたJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)。すでにプレーオフ進出の3チームは決定し、残りの1枠を日立電線と黒田電気が争っている。
 この第18週ではその2チーム間の順位に動きが出た。まず、20日(土)に行われた日立電線vs豊田通商戦。ここまで全勝、すでにレギュラーシーズン1位を決めている豊田通商を相手に、日立電線はスタートから勢いのある様子を見せるが、力の差が出て中盤からは豊田通商ペースとなる。最後まで戦う姿勢は見せたものの、追い上げることはできず、29点差で敗れた。「この試合に関してはある程度計算の範囲内」と野田HC、中村キャプテンともに言う。また、後半戦から復帰した#5姿は「チームが若い選手が多くて、接戦になると経験値がすくない状態なので、その辺は修正しなくてはいけないと思っています」と今のチーム状況を冷静に見ている。若い選手が主体のこのチームにとって貴重なファイナル(旧日本リーグ時代)経験者でもある。「自分の経験を上手く活かしていきたいです。今はもうやるしかないので、残り3試合でプレーオフ出場を目指します」と力強く語った。
「豊田通商とはオールジャパンでも対戦し、他のチームより多く試合ができています。プレーオフに向けていい経験ができたと思っています。(プレーオフに出場した場合4位となり、セミファイナルは1位の豊田通商との対戦となる)これで4連敗となりましたが、選手は頑張っています。だから後はヘッドコーチである自分の責任だと思っています。とにかく残りを勝たなければプレーオフはないので確実に勝っていかなといけないです」(野田HC)
Dsc_0069 Dsc_0102 Dsc_0125 Dsc_0416 Dsc_0505 Dsc_0516 Dsc_0571 Dsc_0636
 翌日行われた4位黒田電気のゲーム。これまでの2戦を接戦の末敗れている石川との対戦だった。「チャンスだとは思っています」と試合前黒田電気・藤本HCはこの試合にかける思いを語った。その思いがそのままに序盤から勢いで押す黒田電気だったが、石川も力のあるところを見せ、前半は石川の7点リードで折り返す。しかし後半に入ってゾーンとマンツーを駆使してのディフェンスに変え石川のリズムを崩すと、オフェンスでは#13富田と#6清水のツーガードが機能し速い展開で得点につなげ逆転。最後まで勢いに乗った黒田電気が第15週のアイシンAW戦に続き、石川を破ってのアップセットで4位に浮上した。勝利の立役者の一人である#13富田は序盤、自分自身では攻めることなく、コントロールに徹していた。試合後は終始笑顔だった。
「シーズン当初は自分で何でもやりたい感じだったのですが、今はまずはまわりを生かしていくことを考えてやっています。うちは能力のある選手が揃っているので、その方がいいと思うようになりました。あとは積極的に声を出して、自分の意見を言うようにしています。今はそれらがうまくいってきていると思います。日立電線には能代工業高の後輩が2人(#1宮城、#39梅津)がいるので負けられません」(#13富田)
「チーム全体で調子が上がっています。これで勝ち星は日立電線に上回れましたが、うちは直接対決で負けているので全く油断はできません。この後も気の抜けない試合が続きますが、最後の日立電線戦まですべてしっかりと勝って、今年こそプレーオフに進みたいです」(藤本HC)
Dsc_0070 Dsc_0130 Dsc_0207 Dsc_0306 Dsc_0390 Dsc_0511 Dsc_0554 Dsc_0582
 この他、アイシンAWはレノヴァに勝利し、石川が敗れたことで2位に浮上。ビッグブルーに勝利した豊田合成はレノヴァと勝ち星が並んだ。
 残り3週となったが、4位を争う2チームは残り2試合を同じレノヴァ、ビッグブルーとの対戦となる。そして、レギュラーシーズン最終戦となる第21週にぐんまアリーナで黒田電気と日立電線の直接対決となる。もし残り2試合で日立電線が1勝以上のリードとなった場合、最終戦を待たず日立電線の4位が決定する。また、黒田電気が2勝以上のリードとなった場合、黒田電気の4位が決定となる。黒田電気が1勝上回った状態、もしくは勝ち星が並んだ場合、最終戦で勝利した方が4位となる。(直接対決で日立電線が現在2勝。そのため黒田電気が最終的に日立電線を上回るためには勝ち星が1以上上回らなくてはならない。勝ち星が並んだ場合、日立電線が4位となる。)
 今週末の第19週では日立電線が1回戦で敗れたビッグブルーとの対戦となる。2回戦ではしっかりと勝利できているが、今回はビッグブルーのホームコートであることもあり厳しい試合が予想される。また、黒田電気もアウェーでのレノヴァ戦となる。これまで下位には取りこぼしのなかった黒田電気だが、最後まで集中を続けることができるかがポイントとなるか。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:第18週の結果(第19週の予定)
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010

☆JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は第16週まで終了。1位のアイシンシーホースはパナソニックトライアンズに連勝。2位のリンク栃木ブレックスも東芝ブレイブサンダースに連勝し追っている。また、プレーオフ圏内を争う混戦の中、日立サンロッカーズがトヨタ自動車アルバルクに連勝し3位に浮上した。下位の7位レラカムイ北海道と8位三菱電機ダイヤモンドドルフィンズの対戦は、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズが今シーズン初の連勝となり、2チームの差が4勝に縮んだ。
 第17週は1位アイシンシーホースと2位リンク栃木ブレックスの対戦が秋田県秋田市で行われる。その他、3位に浮上した日立サンロッカーズがレラカムイ北海道と対戦。初の連勝で勢いに乗りたい三菱電機ダイヤモンドドルフィンズは本日(26日)から代々木第2体育館で豊田自動車アルバルクと対戦する。
JBL-日本バスケットボールリーグ

☆トピックス
日本代表HC内定
 今シーズン、ヘッドコーチ(代行含め)3回変わった男子日本代表。来シーズン以降のヘッドコーチは公募も含め選考された。この度日本バスケットボール協会は、現在リンク栃木ブレックスのヘッドコーチであるトーマス・ウィスマン氏が内定したと発表した。まだ契約内容が正式に決まっていないこともあり、今後の方針や予定などは発表されていない。
日本バスケットボール協会

全日本クラブ選手権
 3月20~22日に福島県福島市で行われる第36回全日本クラブバスケットボール選手権大会の組み合わせが発表となった。先週末行われた関東予選では横浜ギガスピリッツが優勝、2位にALSOK GUNMA CLUBとなった。東海は1位にO55、2位にSWOOPS、近畿は1位にBUBBLES、2位にはじめまして、北信越は1位にGROUSES.NET、2位にHEDGE HOGとなり、上位チームの力が拮抗していることが伺える。
 決勝戦まで進めば3日で5試合(2日目、3日目はダブルヘッダー)と厳しい試合日程の中、チーム力が問われる大会となる。
大会概要 男子組み合わせ 女子組み合わせ

実業団
 関東のトップは現在オフシーズンに入っているが、東京都では下位リーグを中心に東京都実業団冬季大会が行われている。また、神奈川県は県実業団リーグ戦を開催中。埼玉県では今週末まで県実業団リーグ戦が行われる。3月には東海北陸実業団選手権大会も行われ、全日本実業団選手権終了後もオフにならない地区のチームも多い。
 来年度のスケジュールは関東ではすでに発表となっている。関東実業団リーグ戦は4月10日からスタートするが、1部は6月からとなる。また、来年度の全日本実業団競技大会はこれまでの船橋アリーナではなく平塚市ひらつかアリーナが予定されている。

取材・写真・編集・作成 渡辺美香

|
|

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.7

 佳境に入ったJBL2を中心に、JBL、WJBLの状況と、現在開催中の東京都実業団冬季大会を紹介。

☆JBL2
 第17週まで終了したJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)。現在、豊田通商が17戦全勝でトップを独走している。追っているのが昨年惜しいところでプレーオフを逃した石川。今シーズンは接戦に強く、現在13勝4敗と取りこぼしのない成績で2位となっている。ただし、1位の豊田通商とプレーオフ1回戦で対戦するだろうアイシンAW(石川とアイシンAWが2位か3位のどちらかに入ることがすでに決定している)には現在1勝もできていない。3位のアイシンAWは今シーズン下位のチームに取りこぼしが多く、現在12勝5敗。すでに2位か3位という最終順位が確定しており、残りの4試合はプレーオフに向けての調整的な部分も多くなりそうだが、選手のモチベーションの維持も重要となる。
 そして昨年同様最後まで争うことになりそうなのがプレーオフ最後の1枠である4位。現在日立電線黒田電気が8勝9敗で星は並んでいるが、すでに行われた2戦の直接対決をどちらも日立電線がとっており、日立電線がやや有利と思われる(対戦は3戦であり、すでに2勝の日立電線が直接対決最終戦の結果にかかわらず上位となる)。これまでの17戦をみると直接対決で上回る日立電線だが、下位の取りこぼしは日立電線の方が多い。逆に黒田電気は先週末の試合で3位のアイシンAWに勝利し、下位の取りこぼしもない状態。この2チームの残り4試合は今週末のvs豊田通商(日立電線)とvs石川(黒田電気)のみが違うだけで、残りはビッグブルー、レノヴァ、そしてお互いの直接対決が最終戦となっている。現在5勝12敗で6位のレノヴァは残り4試合すべて勝利して9勝12敗となるが、日立電線と黒田電気のどちらかが直接対決以外を全て負けて最終戦のみで勝った場合同じ9勝12敗となる。レノヴァは日立電線にも黒田電気にもすでに2敗しており、勝ち星が並んだのでは順位は上回ることができない。
 昨シーズンはプレーオフに進出した豊田合成だが、今シーズンはスタッフが変わり、怪我人も多く、思ったようなゲームができていない。第16週では日立電線に2点差で勝利したものの、第17週でレノヴァに2点差で敗れると不安定な状態が続いている。8位のビッグブルーは今シーズン第5戦で勝利を挙げ、さらにシーズン中盤からは外国人選手も加入し、競った試合も増えてきているがなかなか勝ち星につながらない。
 レギュラーシーズン残り4試合、各チームがどのように臨むのかが注目される。プレーオフは3月20・21日に岐阜県下呂市で行われる。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:JBL2 第17週の結果(第18週の予定)
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010


☆東京都実業団冬季大会

 東京都実業団バスケットボール連盟は現在冬季大会を開催している。これは参加を希望するチームを強化リーグと活性化リーグに分け、さらにそれぞれを4~5チームのブロックに分けての総当たり戦で行われる。東京都の実業団は全国大会に出るチーム以外は早ければ9月、遅くとも11月にはシーズンが終了し、関東実業団リーグ戦が始まる4月までの間隔が空くこと、リーグ戦が年度早々から行われることもあり、リーグの活性化を目的に始められた。強化リーグは2部および3部が中心、活性化リーグは4部以下のチームとなっており、今大会は強化リーグ17チーム(4ブロック)、活性化リーグ29チーム(7ブロック)の全46チームが参加している。2部のチームではNTT東日本東京、NTTデータが参加しているが、そこに来シーズンから2部に昇格する大塚商会も入っている。大会は3月14日まで行われる。
東京都実業団バスケットボール連盟


☆JBL

 JBL(日本バスケットボールリーグ)は先週末で第15週を終了、現在アイシンシーホースが25勝5敗と2位以下を大きく引き離しての首位を独走している。
 先週末もアイシンシーホースは2戦2勝。敗れた三菱電機ダイヤモンドドルフィンズは現在3勝27敗と黒星が大きくなっている。チケットが前売りで完売した2位のリンク栃木ブレックスvs3位のトヨタ自動車アルバルク戦は1勝1敗と星を分け、順位に変動はない。パナソニックトライアンズがレラカムイ北海道に2連勝し4位。追う日立サンロッカーズは東芝ブレイブサンダースと1勝1敗と星を分けた。2位のリンク栃木ブレックスから6位の東芝ブレイブサンダースまでの勝ち星の差はわずかに3勝と順位争いも白熱している。
 残り6週(12戦)となった。プレーオフ争いは最後までもつれそうだ。
JBL-日本バスケットボールリーグ


☆WJBL

 WJBL(バスケットボール女子日本リーグ機構)はレギュラーシーズンを終え、先週末にプレーオフセミファイナルと入替戦を行った。
 セミファイナルはトヨタが日本航空に2連勝しチーム初のファイナル進出を決めた。そして第3戦までもつれたJOMOと富士通の対戦は第3戦をJOMOがわずかに4点差で勝利し、ファイナル進出となった。
 Wリーグ8位の三菱電機とW1リーグ1位の日立ハイテクの対戦となった入替戦も第3戦までもつれる展開となった。第1戦が9点差で日立ハイテク、第2戦が4点差で三菱電機とほぼ互角の戦いとなったが、最終戦の第3戦も最後まで白熱した激戦となった。わずかに2点差で日立ハイテクが勝利し、2年ぶりのWリーグ復帰を決めた。
 Wリーグファイナルは2月25日の松本市総合体育館を皮切りに27日(ぐんまアリーナ)、28日(代々木第2体育館)と続く。※5戦3勝方式のため、第4戦(3月2日代々木第2体育館)と第5戦(3月4日代々木第2体育館)は結果により行われない場合もあり。
WJBL official site

編集・作成 渡辺美香

|
|

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.6

 全日本実業団選手権の4日間を振り返る。また、先週末2週分を行い、いよいよプレーオフに近づいてきたJBL2の状況を紹介。
※全日本実業団選手権の詳しいレポートは後日別途掲載します。

☆全日本実業団選手権

高松宮記念杯 第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会
会期:2010年2月5日(金)~8日(月)
会場:長崎県立総合体育館(5~8日)、三菱重工総合体育館(5・6日)

日本実業団バスケットボール連盟
スポーツのミカタ:全日本実業団選手権2010(42nd)

男子
<ブロック予選>

スポーツのミカタ:1日目の結果2日目の結果
 結果としては8ブロックすべて第1シードチームが決勝トーナメントに進む。
Aブロック
 昨シーズン3冠、今シーズンもすでに2冠の横河電機(関東1位)が他を圧倒し、決勝トーナメントを決めた。日立笠戸(中国1位)が東京電力(関東9位)との接戦を逆転勝利しブロック2位に。3位に東京電力、4位が昭和四日市石油(東海6位)となった。
Dsc_0280 Dsc_0284
Bブロック
 九州電力(九州1位)が圧倒的に勝ち上がるかと思われたBブロックだが、富士通(関東8位)が九州電力に善戦。最後は九州電力が力勝ちしたが、前回大会1勝もできなかった富士通が2勝を挙げ、ブロック2位となった。3位が丸紅(近畿6位)、4位はイカイマリンズ(東海5位)。
Dsc_0068 Dsc_0287 Dsc_0318 Dsc_0987
Cブロック
 日本無線(関東2位)が粘る札幌市役所(北海道)を振り切り3戦全勝で決勝トーナメントへ。札幌市役所とイカイレッドチンプス(東海3位)の対戦は接戦となり、イカイレッドチンプスが勝利、ブロック2位に入った。3位札幌市役所、4位浪速酸素となった。
Dsc_0247 Dsc_0349 Dsc_0448 Dsc_0922
Dブロック
 JR東日本秋田(東北1位)とタツタ電線(近畿1位)の対戦となると思われたDブロック。1試合目で主力に負傷者が出るなどあったタツタ電線だが、対JR東日本秋田戦では善戦。しかし試合巧者のJR東日本秋田がジリジリと引き離し勝利、3戦全勝で決勝トーナメント進出を決める。タツタ電線は2勝1敗と前回大会同様あと一歩でベスト8入りがならなかった。初出場のプレス工業(関東10位)は3戦ともに善戦し、古豪の四国電力(四国)に勝利し、初出場での1勝を挙げ3位に入った。4位は四国電力となった。
Dsc_0577 Dsc_0617 Dsc_0646 Dsc_0803
Eブロック
 ここも新生紙パルプ商事(関東3位)が圧倒的かと思われたが、黒田電気(近畿2位)が中盤まで接戦に持ち込む。チームとしてのコンディションが整わない山形市役所(東北2位)だが、東邦ガス(東海4位)戦は100点越えのゲームで力のあるところを見せた。3戦全勝の新生紙パルプ商事が1位、2位に黒田電気、3位が山形市役所、4位が東邦ガスとなった。
Dsc_0418 Dsc_05972 Dsc_0597 Dsc_0968
Fブロック
 関東の2チーム、三井住友銀行(関東4位)と葵企業(関東7位)の一騎打ちになると予想されたFブロック。この2チームの対戦は延長戦に入る接戦となる。終盤、決め所で決められなかった葵企業に対し、要所で得点を取れた三井住友銀行が紙一重の接戦を制し3戦全勝で決勝トーナメントを決めた。葵企業は3大会連続惜しいところでベスト8入りを逃している。三菱電機三田(近畿3位)が3位、地元九州のNECSKY(九州2位)が4位となった。
Dsc_0133 Dsc_0342 Dsc_0401 Dsc_0889
Gブロック
 前回大会のベスト8が2チーム入ったGブロック。ホシザキ(東海1位)と東京日産(関東6位)の対戦は前半までは競ったものの、後半はホシザキが引き離し勝利した。新ユニフォームで臨んだ東京日産だったが、シーズン後半で主力の離脱もあり、2位で終わった。初出場の日新シール工業(近畿4位)も1試合目で主力に負傷者が出て本来の力を出し切ることができなかったが、北陸電力石川(北陸)に勝利し、1勝を挙げ3位に入った。4位は北陸電力石川。
Dsc_0130 Dsc_0185 Dsc_0238 Dsc_0255
Hブロック
 前回大会のベスト8入りチームがいないHブロック。曙ブレーキ工業(関東5位)が接戦があるながらも確実に勝ち星を挙げ、念願のベスト8入りを果たす。ナカシマプロペラ(中国2位)が好ディフェンスで2勝、1位の曙ブレーキ工業にもわずかに6点差と迫りブロック2位に。APEXはナカシマプロペラとの接戦を落とし3位となった。4位はNTT西日本大阪。
Dsc_0238_2 Dsc_0329 Dsc_0365 Dsc_0463
<ベスト8>
 関東の1~5位までと、九州・東北・東海の各1位が入った。
A:横河電機(関東1位、前回大会優勝)
B:九州電力(九州1位、前回大会準優勝)
C:日本無線(関東2位、前回大会ベスト8)
D:JR東日本秋田(東北1位、前回大会3位)
E:新生紙パルプ商事(関東3位、前回大会3位)
F:三井住友銀行(関東4位、前回大会ベスト8)
G:ホシザキ(東海1位、前回大会ベスト8)
H:曙ブレーキ工業(関東5位、前回大会ブロック2位)
<準々決勝>
スポーツのミカタ:3日目の結果
 前回大会優勝、準優勝の2チームは確実に勝利。念願のベスト8入りを果たした曙ブレーキ工業は、王者・横河電機に善戦したものの、最終Pに引き離された。ホシザキの挑戦を受ける形となった九州電力は粘るホシザキに何度も逆転されるも、最後は逃げ切った。前回大会3位同士の対戦はJR東日本秋田が序盤からリードを奪うと新生紙パルプ商事の追い上げを許さず勝利した。また、前回ベスト8で終わったチーム同士の対戦は最後までもつれたが、三井住友銀行が逃げ切り日本無線に勝利し2年ぶりのベスト4入りを果たす。
Dsc_0088 Dsc_0106 Dsc_0114 Dsc_0694 Dsc_0826 Dsc_0867 Dsc_0905 Dsc_0942 Dsc_0976 Dsc_1002 Dsc_1010
<準決勝>
スポーツのミカタ:最終日の結果
 横河電機vsJR東日本秋田戦は第1Pの点差が最後まで響き、横河電機が勝利した。九州電力vs三井住友銀行戦は中盤九州電力が引き離すが、終盤三井住友銀行が勢いに乗り追い上げる。しかし九州電力が最後は粘りを見せ逆転を許さず勝利した。
Dsc_0026 Dsc_0056 Dsc_0095 Dsc_0148 Dsc_0378 Dsc_0442 Dsc_0527 Dsc_0591
<決勝>
スポーツのミカタ:最終日の結果最終結果
 3年連続同じカードとなった決勝戦。中盤までは九州電力が粘りを見せるが、ジリジリと横河電機が引き離す。後半に入って九州電力の主力選手が負傷でベンチに下がると試合は横河電機が支配する形となる。そのまま横河電機が勝利し、3年連続4回目の優勝を決めた。横河電機は2年連続3冠(全日本実業団競技大会、全日本社会人選手権、全日本実業団選手権)となった。
Dsc_0055 Dsc_0237 Dsc_0284_2 Dsc_0440 Dsc_0451 Dsc_0968_2
女子
<ブロック予選>
スポーツのミカタ:1日目の結果2日目の結果3日目の結果
Wブロック
 山形銀行(東北1位)の圧勝と思われたが、序盤の出来が今一つの試合が多く、滋賀銀行(近畿2位)には中盤まで接戦に持ち込まれた。
Xブロック
 鶴屋百貨店(九州)も第3戦のメディセオ(関東3位)戦は中盤まで接戦に持ち込まれる。
Yブロック
 三井住友銀行(関東1位)にOTCくきや(近畿1位)が迫るも、三井住友銀行が逃げ切った。
Zブロック
 今シーズンチームが大きく変わった秋田銀行(東北2位)に対し丸紅(関東2位)が集中したバスケットを展開。丸紅が終盤引き離すと23年ぶりのベスト4入りを果たした。
Dsc_0022 Dsc_0215 Dsc_0308 Dsc_0441 Dsc_0498 Dsc_0538 Dsc_0592 Dsc_0624
<ベスト4>
W:山形銀行
X:鶴屋百貨店
Y:三井住友銀行
Z:丸紅
<準決勝>
スポーツのミカタ:3日目の結果
 山形銀行vs丸紅戦も、鶴屋百貨店vs三井住友銀行戦も、どちらも前半までは競ったものの、最後は山形銀行鶴屋百貨店が引き離し勝利した。
Dsc_0158 Dsc_0213 Dsc_0235 Dsc_0289 Dsc_0334
<決勝>
スポーツのミカタ:最終日の結果最終結果
 2年連続同じ顔合わせとなった決勝戦は前半1点を争う接戦となるも、後半山形銀行が引き離し勝利した。山形銀行2年連続2回目の優勝。
Dsc_0721 Dsc_0783 Dsc_0834 Dsc_0851

☆JBL2
 先週末は第15・16週と2週分のゲームを消化したJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)。この2週分の8試合は波乱が多かった。
 すでにプレーオフ進出を決めている豊田通商はビッグブルーとレノヴァに連勝し、現在16戦全勝と2位以下を引き離している。14週で2位に復帰したアイシンAWだったが、4位の日立電線には勝利したものの、5位の黒田電気に敗れ3位後退。逆に3位だった石川はレノヴァとビッグブルーに勝利し、2位復帰を果たした。また、4位の日立電線が豊田合成に敗れたことで、2連勝の黒田電気と星が並び、直接対決の結果で日立電線がなんとか4位を守っている。
 JBL2のレギュラーシーズンは残りわずかに5試合となった。プレーオフ圏内の4位争いが激化しており、昨年同様最後までもつれる可能性も高い。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:JBL2 第15・16週の結果(第17週の予定)
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010

☆JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は第14週の8試合を行った。アイシンシーホースがレラカムイ北海道に1敗したが、依然23勝5敗と2位以下を大きく引き離している。この他の6チームも全て1勝1敗と星を分け、順位に大きな変わりはない。
 今週末は2位のリンク栃木ブレックスと3位のトヨタ自動車アルバルクの直接対決が代々木第2体育館で行われる。注目のカードだけにすでにチケットは完売している。
JBL-日本バスケットボールリーグ

取材・写真・編集・作成 渡辺美香

|
|

全日本実業団選手権 男子準決勝・女子決勝の展望

 2月5日から始まった高松宮記念杯第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会も8日に最終日を迎える。残すは男子準決勝、決勝と女子決勝の4試合。
 男子の準決勝。ベスト4には昨年と同じ3チーム(横河電機九州電力JR東日本秋田)と2年ぶりのベスト4入りを果たした三井住友銀行となった。
 女子の決勝は23年ぶりのベスト4入りを果たした丸紅を下し決勝に進んだ山形銀行と、5年連続ベスト4入りの三井住友銀行に勝利した鶴屋百貨店となり、昨年と同じ顔合わせとなった。

日本実業団バスケットボール連盟
スポーツのミカタ:全日本実業団選手権 最終日の予定
スポーツのミカタ:全日本実業団選手権2010(42nd)

<男子準決勝の展望>
横河電機 vs JR東日本秋田
 今シーズンは9月に行われた全日本実業団競技大会決勝で対戦、中盤まで競った展開となるも最後は横河電機が引き離し勝利している。その時に比べると両チームともに状況が変わり、横河電機はPG神崎が、JR東日本秋田は同じくPG佐藤正司がプレーできない状況の中で改めてチームを作ってきている。同じ正PGを欠くチーム作りとしてはJR東日本秋田の方が2か月程度長い準備期間があった分、チームとしての形はできてきているか。横河電機は準々決勝、同じ関東実業団の曙ブレーキ工業に苦戦、最後まで主力メンバーで戦わなくてはいけなかった。ここまである程度格下と言えるチームとの対戦ばかりだった横河電機に対し、JR東日本秋田はブロック予選でタツタ電線、準々決勝で新生紙パルう商事と強豪チームとの対戦を経験している。このことが試合結果にどう影響が出るか。

三井住友銀行 vs 九州電力
 前回大会の準々決勝と同じカードとなった。その時は九州電力が13点差で勝利している。経験からいえば過去4回出場のうち優勝1回、準優勝2回を果たしている九州電力が有利だが、三井住友銀行も若いメンバーながら関東のトップチームとの対戦などで経験を積み、チームとしての形ができてきている。両チームともに準々決勝では一度はリードを奪われながらも逆転し、さらに最後は振り切っての勝利だった。チーム状況としては九州電力は昨シーズン秋に怪我をした山口が復帰。本調子ではないというものの、準々決勝では勝負を決めた第4Pで得点、存在感を見せている。対する三井住友銀行はブロック予選最終戦で負傷した木村も準々決勝ではプレーできており、その他にも大きな問題はない様子。両チームともに状況次第で変わる不安定な面もあり、結果は予想が難しい。

<女子決勝の展望>
山形銀行 vs 鶴屋百貨店

 今シーズン3大大会(全日本実業団競技大会、全日本社会人選手権、全日本実業団選手権)全てが同じカードとなった。全日本実業団競技大会では鶴屋百貨店が、全日本社会人選手権では山形銀行がそれぞれ勝利し、現在1勝1敗となっている。ともにオールジャパンに出場したが、3回戦まで進みWJBLのチームに肉薄した山形銀行に対し、鶴屋百貨店は1回戦で大学チームに延長の末敗れている。過去の状況的には山形銀行の方が優勢な様子だが、今大会の様子を見ると、鶴屋百貨店の方が勢いがあるように思える。力が拮抗しているだけに、少しのミスやシュート確率、リバウンドといった基本的なところで勝敗は分かれそう。山形銀行が勝利すれば2年連続2回目、鶴屋百貨店が勝利すれば6年ぶり3回目の優勝となる。

取材・リサーチ・文 渡辺美香

|
|

全日本実業団選手権 男子準々決勝の展望

 高松宮記念杯 第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会も2日目を終え、男子はベスト8が決定した。今大会は結果として波乱はなく、各ブロックのトップチームが全て勝ちあがった。
 準々決勝は2月7日(日)、長崎県立総合体育館で13時20分(予定)から、4試合が4コートで一斉に行われる。

日本実業団バスケットボール連盟
スポーツのミカタ:3日目の予定
スポーツのミカタ:全日本実業団選手権2010(42nd)

<男子準々決勝の展望>

横河電機(A1位) vs 曙ブレーキ工業(H1位)
 関東実業団のチーム同士の対戦。今シーズン2冠を取っている横河電機が優勢と言える。両チームともに正PGを欠くことになりそうだが、昨年末から予想できていた横河電機に比べ、前日の試合での負傷により急遽控え選手を使わざるを得なくなった曙ブレーキ工業では差は大きいか。曙ブレーキ工業はこの災難ともいうべき事態を逆に選手たちの士気や集中力の高まりにつなげたい。

新生紙パルプ商事(E1位) vs JR東日本秋田(D1位)
 今シーズンの成績からみると新生紙パルプ商事の方が優勢か。JR東日本秋田は正PGを欠いてのゲームとなるが、昨年秋から準備はしてきている。チームとしてのバランスは少し変わっており、それがいい方向に行くか、逆になるかは予想が難しい。新生紙パルプ商事はブロック予選を接戦もなく勝ちあがっており、接戦になるとどちらに試合が傾くかわからない。

日本無線(C1位) vs 三井住友銀行(F1位)
 関東実業団のチーム同士の対戦。両チームとも前回大会ベスト8で終わっており、ここは勝ちたいところ。特に日本無線はここ4年ベスト8止まりが続いており、この1勝にかける思いは強いだろう。力的には大きな差はなく、勢いに乗ること、ゲームをコントロールできることなどが重要になってくる。

ホシザキ(G1位) vs 九州電力(B1位)
 過去3年連続決勝に進んでいる九州電力に昨年初のベスト8入りを果たしたホシザキが挑む形になるか。挑戦を受ける形になる九州電力だがブロック予選最後の富士通戦を苦戦したことで危機感は高まっているだろう。ホシザキもブロック予選最終戦(東京日産戦)を前半接戦に持ち込まれたが、後半はしっかりと点差をつけて勝利した。過去に対戦経験がなく両チームともに対応が難しいところがある。試合前はもちろん試合中にも相手チームや試合の流れに対応していく力が強い方が勝利を得るだろう。

取材・文 渡辺美香

|
|

全日本実業団選手権 1日目の結果

 高松宮記念杯 第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会が長崎県長崎市で開幕した。
 初日である2月5日(金)には男子24試合、女子8試合の合計30試合が行われた。昨年の優勝チームである横河電機(男子)と山形銀行(女子)は初戦を100点前後の差をつけての貫禄勝ち。その他、優勝候補である新生紙パルプ商事、九州電力、JR東日本秋田なども順当に勝ち星を挙げている。
 2日目も2会場に分かれ、男子24試合、女子8試合が行われる。男子はブロック予選最終日となり、決勝トーナメント進出(ベスト8入り)のチームが決定する。

日本実業団バスケットボール連盟
スポーツのミカタ:2日目の予定
スポーツのミカタ:全日本実業団選手権2010(42nd)

<1日目・2月5日(金)の結果>
男子
Aブロック
横河電機 146 ( 39-12  38-15  36-6  33-11 ) 44 昭和四日市石油●
●東京電力 67 ( 19-16  20-21  18-17  10-22 ) 76 日立笠戸
横河電機 1勝0敗
日立笠戸 1勝0敗
東京電力 0勝1敗
昭和四日市石油 0勝1敗

Bブロック
九州電力 97 ( 31-12  22-9  32-19  12-23 ) 63 イカイマリンズ●
富士通 100 ( 23-21  19-18  32-22  26-16 ) 77 丸紅●
●丸紅 50 ( 18-35  9-28  8-28  15-23 ) 114 九州電力
●イカイマリンズ 55 ( 10-27  13-31  16-33  16-14 ) 105 富士通
九州電力 2勝0敗
富士通 2勝0敗
丸紅 0勝2敗
イカイマリンズ 0勝2敗

Cブロック
日本無線 98 ( 29-15  22-23  27-13  20-23 ) 74 浪速酸素●
●札幌市役所 68 ( 12-26  21-10  14-18  21-21 ) 75 イカイレッドチンプス
●イカイレッドチンプス 59 ( 15-22  16-24  18-23  10-13 ) 82 日本無線
●浪速酸素 70 ( 20-23  18-29  9-26  23-31 ) 109 札幌市役所
日本無線 2勝0敗
イカイレッドチンプス 1勝1敗
札幌市役所 1勝1敗
浪速酸素 0勝2敗

Dブロック
JR東日本秋田 101 ( 31-14  23-15  18-21  29-17 ) 67 プレス工業●
●四国電力 57 ( 13-20  15-14  18-19  11-29 ) 82 タツタ電線
JR東日本秋田 1勝0敗
タツタ電線 1勝0敗
四国電力 0勝1敗
プレス工業 0勝1敗

Eブロック
新生紙パルプ商事 112 ( 31-9  29-13  24-13  28-19 ) 54 東邦ガス●
●山形市役所 53 ( 11-29  15-26  11-16  16-22 ) 93 黒田電気
新生紙パルプ商事 1勝0敗
黒田電気 1勝0敗
山形市役所 0勝1敗
東邦ガス 0勝1敗

Fブロック
三井住友銀行 137 ( 40-13  31-12  34-12  32-8 ) 45 NECSKY●
葵企業 75 ( 13-15  22-15  17-4  23-14 ) 48 三菱電機三田●
●三菱電機三田 45 ( 9-20  14-23  8-29  14-30 ) 102 三井住友銀行
●NECSKY 68 ( 17-22  15-25  18-23  18-28 ) 98 葵企業
三井住友銀行 2勝0敗
葵企業 2勝0敗
三菱電機三田 0勝2敗
NECSKY 0勝2敗

Gブロック
ホシザキ 111 ( 37-5  20-16  29-28  25-29 ) 78 北陸電力石川●
東京日産 87 ( 26-22  21-19  15-14  25-11 ) 66 日新シール工業●
●日新シール工業 73 ( 24-25  16-30  2-23  31-29 ) 107 ホシザキ
●北陸電力石川 80 ( 12-21  22-17  22-21  24-34 ) 94 東京日産
ホシザキ 2勝0敗
東京日産 2勝0敗
日新シール工業 0勝2敗
北陸電力石川 0勝2敗

Hブロック
曙ブレーキ工業 59 ( 16-9  15-16  12-9  16-19 ) 53 ナカシマプロペラ●
APEX 91 ( 31-20  7-17  22-14  31-16 ) 67 NTT西日本大阪●
曙ブレーキ工業 1勝0敗
APEX 1勝0敗
NTT西日本大阪 0勝1敗
ナカシマプロペラ 0勝1敗

女子
Wブロック
山形銀行 120 ( 29-12  27-6  34-7  30-10 ) 35 大阪ガス●
滋賀銀行 74 ( 11-16  23-21  19-16  21-18 ) 71 TOTO●
山形銀行 1勝0敗
滋賀銀行 1勝0敗
TOTO 0勝1敗
大阪ガス 0勝1敗

Xブロック
鶴屋百貨店 98 ( 23-4  19-8  24-11  32-14 ) 37 特別区●
メディセオ 68 ( 20-10  15-9  11-17  22-14 ) 50 日立笠戸●
鶴屋百貨店 1勝0敗
メディセオ 1勝0敗
日立笠戸 0勝1敗
特別区 0勝1敗

Yブロック
三井住友銀行 79 ( 15-16  25-12  29-8  10-15 ) 51 東芝府中●
OTCくきや 86 ( 23-15  19-16  25-6  19-14 ) 51 今治オレンジブロッサム●
三井住友銀行 1勝0敗
OTCくきや 1勝0敗
今治オレンジブロッサム 0勝1敗
東芝府中 0勝1敗

Zブロック
秋田銀行 79 ( 23-13  19-5  20-14  17-15 ) 47 北國銀行●
丸紅 105 ( 25-15  31-11  23-22  26-15 ) 63 イカイ●
秋田銀行 1勝0敗
丸紅 1勝0敗
イカイ 0勝1敗
北國銀行 0勝1敗

|
|

全日本実業団選手権 1日目の予定

 2月5日から長崎県長崎市で行われる高松宮記念杯第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会。1日目と2日目は2会場を使用し、6コートで1日32試合(男子24試合、女子8試)が行われることとなる。

高松宮記念杯 第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会
会期:2月5日(金)~8日(月)
会場:長崎県立総合体育館(5~8日)、三菱重工体育館(5・6日)

<1日目・2月5日(金)の予定>
長崎県立総合体育館:A~Dコート、三菱重工体育館:E・Fコート
男子:青字 女子:赤字
(アルファベット数字)のカッコ内:ブロック(アルファベット)と試合数(数字)

10:00
A (H1APEX vs NTT西日本大阪
B (H1曙ブレーキ工業 vs ナカシマプロペラ
C (A1東京電力 vs 日立笠戸
D (A1横河電機 vs 昭和四日市石油
E (G1東京日産 vs 日新シール工業
F (G1ホシザキ vs 北陸電力石川
11:40
A (B1富士通 vs 丸紅
B (B1九州電力 vs イカイマリンズ
C (W1滋賀銀行 vs TOTO
D (W1山形銀行 vs 大阪ガス
E (F1葵企業 vs 三菱電機三田
F (F1三井住友銀行 vs NECSKY
13:20
A (C1札幌市役所 vs イカイレッドチンプス
B (C1日本無線 vs 浪速酸素
C (Z1丸紅 vs イカイ
D (Z1秋田銀行 vs 北國銀行
E (D1四国電力 vs タツタ電線
F (D1JR東日本秋田 vs プレス工業
15:00
A (E1山形市役所 vs 黒田電気
B (E1新生紙パルプ商事 vs 東邦ガス
C (X1メディセオ vs 日立笠戸
D (X1鶴屋百貨店 vs 特別区
E (G2日新シール工業 vs ホシザキ
F (G2北陸電力石川 vs 東京日産
16:40
A (B2丸紅 vs 九州電力
B (B2イカイマリンズ vs 富士通
C (Y1OTCくきや vs 今治オレンジブロッサム
D (Y1三井住友銀行 vs 東芝府中
E (F2三菱電機三田 vs 三井住友銀行
F (F2NECSKY vs 葵企業
18:20
A (C2イカイレッドチンプス vs 日本無線
B (C2浪速酸素 vs 札幌市役所

|
|

全日本実業団選手権 大会&ブロック予選の展望

 2月5日から4日間、長崎県長崎市で行われる高松宮記念杯 第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会まであと3日となった。
 今大会は男子32チーム、女子16チームが出場。ブロック予選は男子は8ブロック、女子は4ブロックに分かれ、ブロック内総当たりで行われる。各ブロック1位のみが決勝トーナメントに進むことができる。

高松宮記念杯 第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会
会期:2010年2月5~8日
会場:長崎県立総合体育館(5~8日)、三菱重工体育館(5・6日)

日本バスケットボール連盟

<大会展望>
男子
現在2連覇中の横河電機が最有力。今シーズンも現在2冠(全日本実業団競技大会と全日本社会人選手権)を取っており、横河電機を止めることのできるチームが現れるかが一つの注目点となる。社会人選手権2位でオールジャパンにも出場した新生紙パルプ商事九州電力JR東日本秋田などが対抗と思われる。オールジャパン初出場し1回戦を突破したタツタ電線はJR東日本秋田と同じブロック。また、社会人選手権で横河電機と対戦し終盤までもつれるゲームをしたホシザキもチャンスはあるだろう。

女子
大会2連覇中の山形銀行が優勝候補の筆頭。全日本実業団競技大会では怪我人も多く決勝で敗れたものの、その後は全日本社会人選手権優勝、オールジャパン3回戦進出と結果と残している。続くのは今シーズンの2大会で山形銀行と決勝戦で戦い、全日本実業団競技大会では6年ぶりの優勝を果たした鶴屋百貨店だが、予選ブロックを勝ち上がれば三井住友銀行にも十分チャンスはあるだろう。

<ブロック予選展望>
男子
Aブロック:横河電機(関東1位、前回大会優勝)、東京電力(関東9位)、日立笠戸(中国1位)、昭和四日市石油(東海6位)
横河電機(関東1位)と他の3チームとの力の差は大きい。他の3チームがトップチームに対しどこまでやれるか。特に来シーズンの関東実業団リーグ戦で1部に復帰する東京電力(関東9位)は今の力で通用する部分を見つけていきたいところ。また、この3チーム間の対戦も白熱が予想できる。

Bブロック:九州電力(九州1位、前回大会準優勝)、富士通(関東8位)、丸紅(近畿6位)、イカイマリンズ(東海5位)
優勝、準優勝と初出場の時以外は全て決勝に進んでいる九州電力(九州1位)。他の3チームは出場経験はあるが予選ブロックの勝利もあまりなく、ここも九州電力と他3チームの力の差は大きいと思われる。九州電力はこの大会のブロック予選では調子が出ないことが多いが、今大会はどうなるか。

Cブロック:日本無線(関東2位、前回大会ベスト8)、札幌市役所(北海道)、イカイレッドチンプス(東海3位)、浪速酸素(近畿7位)
 関東で常に上位3位以上に入る日本無線が有力。イカイレッドチンプスは石谷が怪我から復帰状況が鍵になるか。札幌市役所も力のあるチーム。日本無線は昨年の大会で予選ブロックを接戦に持ち込まれることが多く、そこから立て直せず準々決勝敗退となったこともあり、今大会では予選からしっかりと力を出していきたいところ。

Dブロック:JR東日本秋田(東北1位、前回大会3位)、四国電力(四国)、タツタ電線(近畿1位)、プレス工業(関東10位)
JR東日本秋田とタツタ電線の一騎打ちになるか。四国電力も力のあるチームだが、先の2チームとの対戦を考えると厳しいか。プレス工業は初めての出場で関東以外の地区の強豪と対戦できるチャンスを今後につなげたい。
注目カード:タツタ電線vsJR東日本秋田(6日県立総合体育館Bコート第3試合・13:20~)

Eブロック:新生紙パルプ商事(関東3位、前回大会3位)、山形市役所(東北2位)、黒田電気(近畿2位)、東邦ガス(東海4位)
今シーズンは社会人選手権で準優勝の新生紙パルプ商事が頭一つ抜けているか。黒田電気は昨年までJBL2・黒田電気に所属していた村岸が復帰(元々大阪の黒田電気に所属していた)。チーム状況は変わっているか。

Fブロック:三井住友銀行(関東4位、前回大会ベスト8)、葵企業(関東7位)、三菱電機三田(近畿3位)、NECSKY(九州2位)
2大会連続ベスト8入りの三井住友銀行に2年続けて惜しい試合を落としベスト8入りを逃してきた葵企業が挑戦する形となるか。新人が加入し戦力アップした三菱電機三田も侮れない存在だろう。
注目カード:三井住友銀行vs葵企業(6日県立総合体育館Aコート第4試合・15:00~)

Gブロック:ホシザキ(東海1位、前回大会ベスト8)、東京日産(関東6位、前回大会ベスト8)、日新シール工業(近畿4位、初出場)、北陸電力石川(北陸)
 昨年のベスト8入りしたチームが2チーム入っているブロック。高さも速さもあり、中も外も得点ができるホシザキが有力か。東京日産はここにきて選手の離脱もあり苦しいチーム状況だが、この大会との相性がいいところもあり期待できる。初出場の日新シール工業はどんなチームなのかわからないが、得点力があるチームのようで勢いに乗ると怖い存在となるかもしれない。
注目カード:ホシザキvs東京日産(6日県立総合体育館Aコート第1試合・10:00~)

Hブロック:曙ブレーキ工業(関東5位)、APEX(東海2位)、NTT西日本大阪(近畿5位)、ナカシマプロペラ(中国2位)
 Gブロックとは逆に昨年のベスト8入りしたチームがいないブロック。この中では一昨年、昨年と惜しいところでベスト8入りを逃していた曙ブレーキ工業が有力。東海2位のAPEXも力のあるチームだけに最後までもつれるか。

女子
Wブロック:山形銀行(東北1位、前回大会優勝)、滋賀銀行(近畿2位)、TOTO(関東4位)、大阪ガス(近畿3位)
 山形銀行が頭一つ以上抜けている。

Xブロック:鶴屋百貨店(九州、前回大会準優勝)メディセオ(旧クラヤ三星堂、関東3位)、日立笠戸(中国)、特別区(関東6位)
 鶴屋百貨店が最有力だが、メディセオは関東1部で厳しい試合を戦ってきており底力がある。

Yブロック:三井住友銀行(関東1位、前回大会ベスト4)、OTCくきや(近畿1位)、今治オレンジブロッサム(四国)、東芝府中(関東5位)
 三井住友銀行にOTCくきやがどこまで迫れるか。

Zブロック:秋田銀行(東北2位、前回大会ベスト4)、丸紅(関東2位)、イカイ(東海)、北國銀行(北陸)
 秋田銀行と丸紅の一騎打ちとなる様相。チーム立て直し中の秋田銀行がどこまでチーム力を挙げているか。丸紅にも十分勝機はあるだろう。

リサーチ・文 渡辺美香

|
|

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.4

 今号では1月23・24日に行われたクラブ・実業団交流戦の写真を中心に、JBL2の状況などを紹介。

☆クラブ・実業団交流戦
 平成21年度東京都クラブ・実業団バスケットボール交流戦が1月23・24日の2日間、東京都の武蔵野市総合体育館で行われた。
 仕事の都合などでメンバーの集まらないチームもあったが、参加した実業団チームのうち6チームが2月5日からの全日本実業団選手権を控えており、またクラブチームも2月20・21日に行われる関東クラブ選手権(兼全日本クラブ選手権予選)に出場するチームもあり、調整を兼ねた試合ともなった。
メディセオvs代官山MADMAX
Dsc_0059 Dsc_0069
三井住友海上vsRBC東京
Dsc_0172 Dsc_0179 Dsc_0224
東京電力vs弥生クラブ
Dsc_0315 Dsc_0358 Dsc_0466
葵企業vs葛飾バックボーン
Dsc_0398 Dsc_0569 Dsc_0602 Dsc_0606
東京日産vsエクセレンス
Dsc_0685 Dsc_0737 Dsc_0773
日本無線vsRBC東京
Dsc_0909 Dsc_0939 Dsc_0971 Dsc_1038
新生紙パルプ商事vs横浜ギガスピリッツ
Dsc_1085 Dsc_0009 Dsc_0013 Dsc_0126 Dsc_0147
三井住友銀行vs代官山MADMAX
Dsc_0222 Dsc_0254 Dsc_0397

☆JBL2
 先週末に第13週の4試合を行ったJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)。現在1位の豊田通商は豊田合成をやぶり13戦全勝で早くも4位以上が確定し、プレーオフ進出を決めた。2位の石川と3位のアイシンAWの対戦はアイシンAWが逆転で勝利し、差を一つ縮めた。プレーオフ進出に向けて下位チームには負けられない日立電線はレノヴァとの接戦を制し4位をキープ。5位の黒田電気もビッグブルーを終了間際に逆転し勝利した。13週の結果で順位の変更はない。
 第14週は1月31日(日)に4試合全てが行われる。1位の豊田通商と2位の石川の対戦は石川がどこまで意地を見せることができるか。4位の日立電線と5位の黒田電気の直接対決は黒田電気が4点差以上で勝利した場合、順位が入れ替わることとなり、プレーオフを争う重要な対戦となる。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:第13週の結果(第14週の予定)
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010

☆全日本実業団選手権
 高松宮記念杯第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会まで1週間となった。今大会は長崎県長崎市で行われる。
 2年連続3回の優勝を果たしている全大会の覇者・横河電機(関東1位)を中心に、前回大会準優勝で5年前の初出場の時以外全てベスト4に入っている九州電力(九州1位)、11年連続出場でここ4年は連続してベスト4に入っている新生紙パルプ商事(関東3位)、過去に優勝2回、前回大会も3位に入っているJR東日本秋田(東北1位)といった実業団のトップチームが優勝を争うこととなる。この他にも40回の最多出場を誇る古豪・日本無線(関東2位)、オールジャパン初出場で1回戦突破を果たしたタツタ電線(近畿1位)、全日本社会人選手権では王者・横河電機に肉薄するゲームを見せたホシザキ(東海1位)らが出場する。
※近日中にブロック予選の展望を掲載予定。
高松宮記念杯 第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会
会期:2010年2月5~8日
会場:長崎県立総合体育館(5~8日)、三菱重工体育館(5・6日)

日本バスケットボール連盟
スポーツのミカタ:全日本実業団選手権2010(42th)

☆JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は先週末第12週の8試合を行った。現在1位のアイシンシーホースは東芝ブレイブサンダースに連勝、2位以下をさらに引き離した。リンク栃木ブレックスはパナソニックトライアンズに連勝し、2位に浮上。トヨタ自動車アルバルクもレラカムイ北海道に連勝。この結果、リンク栃木ブレックス、パナソニックトライアンズ、東芝ブレイブサンダース、そしてトヨタ自動車アルバルクの4チームが14勝10敗で並ぶこととなった。さらに日立サンロッカーズも三菱電機ダイヤモンドドルフィンズに連勝し12勝12敗で追っており、プレーオフ争いは混沌とした様相となってきた。
JBL-日本バスケットボールリーグ

取材・写真・編集・作成 渡辺美香

|
|

より以前の記事一覧