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スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.23

 メインとして男子1部がスタートした関東実業団リーグ戦の各部の状況を紹介。

☆関東実業団リーグ戦
男子1部:1次リーグが6月5日からスタート。初日は午前中にミニバスクリニックを行い、午後から2面で2試合同時に4試合を行った。昨年の2位・曙ブレーキ工業が昨年7位・葵企業に、昨年4位・新生紙パルプ商事が昨年5位・三井住友銀行にそれぞれ敗れ、初戦から波乱のリーグ戦を予想させる展開となった。第2戦は6月12日(土)に船橋市総合体育館で、第3戦は6月13日(土)に東芝小向体育館で行われる。
男子1部の予定&結果
男子2部:先週末は試合なし。6月13日(日)にプレス工業体育館と船橋市総合体育館に分かれ、Aブロックは第3戦、Bブロックは第2戦を行う。
男子2部の予定&結果
3部AブロックはNECと住友商事が2連勝。Bブロックは最終戦を行い、三菱東京UFJ銀行と富士ソフトが4勝1敗で並んだが、直接対決の結果から三菱東京UFJ銀行が1位となった。Cブロックは残り1試合となり、JFE東日本京浜が4戦全勝で、他に3勝以上しているチームがないことから、最終戦を待たず1位が確定した。Dブロックはまだ1試合しか行っていない。
4部Aブロックは本田技術研究所が現在4戦全勝、東京いすゞとみずほ銀行が3勝1敗で追っている。最終戦で本田技術研究所が東京いすゞに勝利すると他の試合の結果に関わらず本田技術研究所の1位が決まる。東京いすゞが勝った場合、みずほ銀行が旭化成ケミカルズに敗れると東京いすゞが1位に。みずほ銀行が勝利した場合、3チームが4勝1敗、さらに3チーム間の勝敗が並ぶこととなり、ゴールアベレージでの1位決定となる。BブロックはC.K.東京が2連勝。Cブロックは三井物産が3戦3勝、ANAが2戦2勝、東ソーが2勝1敗となっている。Dブロックは三井住友銀行本社が3戦全勝、東燃化学が2勝1敗で追っている。Eブロックは4戦全勝の東芝府中と、3勝1敗の三菱ふそうが最終戦で直接対決となり、そこで勝った方が1位となる。Fブロックは千代田化工が大陽ステンレススプリングスに勝利し2連勝、その他4チームが1勝1敗と混戦模様。Gブロックはキャノンとイノベーショントラストが2連勝、セイコーエプソンとIHIが1勝1敗とここも混戦となりそう。Hブロックも3勝1敗で三菱商事、東京郵政、テイ・エステックの3チームが並び最終戦へ。
5部Aブロックはすでに5試合を終えているリクルートが4勝1敗とトップ。まだ2試合を残すソニーと出光興産と丸紅本社の3チームが3勝1敗となっている。Bブロックは沖電気東京が4戦全勝、THINKフィットネスが3勝1敗、経済産業省が2勝1敗となっている。Cブロックはすでに終了し、東京国税庁が全勝で1位が決定。Dブロックはテプコシステムズが4戦全勝で、残り1試合を敗れ2位の第一生命が勝利したとしても4勝1敗で並び、直接対決でテプコシステムズが勝利していることから、最終戦を待たず1位が確定した。Eブロックは楽天が4戦全勝、追う国税庁が最終戦勝利したとしても直接対決で楽天が勝利していることで、最終戦を待たず楽天の1位が確定した。Fブロックはまだ最終戦を終えていないチームがあるが、その結果に関わらず三菱化学が5戦全勝で1位確定している。混戦となったGブロックはティップネスと日立情報が4勝1敗で並んだが、直接対決で勝利したティップネスが1位となった。5部は7ブロックのため、Gブロックは2位の日立情報までが4位自動昇格となる(※順位決定は関東実業団リーグ戦大会要綱参照)
女子1部:6月12日(土)に丸紅体育館で1次リーグ第1戦、翌13日(日)にTOTO体育館で第2戦を行う。
女子2部:山武と沖電気東京が2連勝、第一生命とNEC府中が1勝1敗。
関東実業団バスケットボール連盟(大会要綱もこちらのHPから)

☆トピックス
早慶戦
 第68回早稲田大・慶應義塾大バスケットボール定期戦(通称:早慶戦)が6月6日(日)に慶應義塾大日吉記念館で行われた。試合は接戦となるも慶應義塾大が逃げ切り勝利し、通算成績を34勝34敗のタイに持ち込んだ。

日本代表
 男子日本代表は第2次強化合宿を終え、候補メンバーの入替えを発表した。人数の多かったガード陣などから8名が離脱、インサイドの強化のため2名を追加召集した。追加召集には青山学院大1年の永吉も含まれる。第3次強化合宿は6月11日(金)から6月17日(木)まで味の素ナショナルトレーニングセンターで行われる。
日本バスケットボール協会(JBA)公式サイト

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.22

 今号では関東実業団リーグ戦の状況と、トピックとしてJBL2などの情報を掲載。

☆関東実業団リーグ戦
男子1部:今週末(5日)からスタート。予定&結果はこちら。展望はこちら
2部Aブロック:先週末に第2戦を行った。大塚商会は富士通ゼネラルに序盤こそ競った様相を見せたが、その後は引き離し勝利、2勝目を挙げた。第1戦で大塚商会に敗れた富士通だったが、第2戦はNTTデータに快勝。第1戦の勝利チーム同士の対戦となった警視庁vsプレス工業戦はプレス工業が中外を上手く絡めた展開で警視庁に流れを渡さず勝利、2勝となった。現在、プレス工業と大塚商会が2勝0敗、富士通と警視庁が1勝1敗、富士通ゼネラルとNTTデータが0勝2敗となっている。第3戦(6月13日)では大塚商会vsプレス工業戦が行われる。
2部Bブロック:Aブロックより1週遅れてスタート。初戦は昨年の上位であるメディセオ、三井住友海上、NTT東日本東京が順当に勝利した。メディセオは外国人選手の加入でインサイドが強化された。「まだ合わない部分も多いので、これからだと思います。上手く合うようになれば1部のチームにも対抗できると思っています」と才ノ元コーチ(兼選手)は語る。今シーズンからコーチが選手である柏木に替わった三井住友海上。「今シーズンは新たなヘッドコーチは難しいということになって、自分が一番年長ということもありやることになりました。高橋(#12)が大学のコーチ経験があるので任せている部分もあります。大変ですが、チーム全員で頑張りたいです」と抱負を語る。NTT東日本東京は前半、伊藤忠商事にリードされる展開となる。「相手の勢いにやられてしまいました。後半はしっかりと修正できたので良かったです」と宮園コーチ。第2戦(6月13日)には三井住友海上vsNTT東日本東京戦が行われる。
3部AブロックはNECと住友商事が2連勝。Bブロックは3連勝の東芝青梅が富士ソフトに敗れ混戦。CブロックはJFE東日本京浜が3連勝している。
4部BブロックはC.K.東京が2連勝。Cブロックは三井物産とANAが不戦勝を含め2連勝。Dブロックは三井住友銀行本社が2連勝。Hブロックは東京郵政が3連勝、三菱商事とテイ・エステックが2勝1敗で追っている。
5部Cブロックは最終戦を終え、東京国税局が5戦全勝で1位となり、4部昇格を決めた。Eブロックは楽天と国税庁が3連勝、NECネッツエスアイが2勝1敗で追っている。Fブロックは三菱化学が4連勝、IHI武蔵が3勝1敗となり、最終戦での三菱化学とIHI武蔵野の対戦で勝利したチームが1位となる。
関東実業団バスケットボール連盟

☆トピックス
JBL2
 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は2010-2011シーズンに関する2点を発表した。
 新規参入するリンク栃木ブレックスの下部育成チームの正式名称が決定。チーム名は『TGI・Dライズ(TGI D-RISE)』。“TGI”はチームの活動エリアである栃木の“T”、群馬の“G”、茨城の“I”を表している。
 次に2010-2011シーズンの概要が発表された。レギュラーシーズンは全9チームによる3回戦総当たり制となり、1チーム当たり24試合、全108試合を行うこととなる。期間は10月9日(土)~2011年3月20日(日)まで。2009-2010シーズンより前後にそれぞれ1週あまり、長いレギュラーシーズンとなる。
 プレーオフは3月26日(土)・27日(日)の2日間、レギュラーシーズン上位4チームで行われる。
 日程も発表されたが、まだ会場は未発表。日時が調整中の試合もある。チーム数が奇数のため、週毎に1チームは試合がないが、第1週は新規参入のTGI・Dライズの試合が行われないため、TGI・DライズのJBL2初戦は第2週の10月16日(土)となる。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

パールボウル
 パールボウルトーナメントはブロック予選リーグが終了し、準決勝に進む4チームが決定した。Aブロックではパイレーツがアサヒビールに1点差で勝利し、。その他のブロックは順当にオービック(Bブロック)、鹿島(Cブロック)、富士通(Dブロック)が勝ち上がった。
 準決勝は6月13日(日)に川崎球場で、そして決勝戦であるパールボウルは7月1日(木)に東京ドームで行われる。
日本社会人アメリカンフットボール Xリーグ 公式サイト

関東大学新人戦
 関東大学新人戦は5月28~30日でベスト8入りした8チームによる最終順位決定までの各日4試合を行い、青山学院大の優勝で幕を閉じた。
 5月28日に行われた準々決勝では中央大が筑波大に、拓殖大が白鴎大に、国士舘大が日本大に、青山学院大が東海大にそれぞれ勝利し、ベスト4入りした。翌29日には準決勝の2試合と5-8位決定戦の2試合が行われた。準決勝では青山学院大が筑波大に、拓殖大が国士舘大に勝利し、それぞれ決勝戦に進んだ。最終日の30日の決勝戦は青山学院大が拓殖大を圧倒し2年連続7回目の優勝を決めた。新人賞は青山学院大の永吉(#25)が獲得した。
関東大学バスケットボール連盟

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.21

 今号では2部がスタートした関東実業団リーグ戦とトピックス2件、そして実業団チームレポートは第8弾(東京日産)を掲載。。

☆関東実業団リーグ戦
 5月23日から男子2部がスタートした関東実業団バスケットボールリーグ戦。
2部Aブロック:初戦から2部の優勝候補筆頭である富士通と3部からの昇格チームながら補強でチームが一変し上位候補に挙げられる大塚商会の対戦となった。試合は序盤富士通が好調なシュートで攻守にリズムを作る。しかし徐々に大塚商会#32長谷川がインサイドを支配し始めるとアウトシュートも決まるようになり、大塚商会が追い付いて前半を折り返す。後半に入ってチームを立て直した大塚商会は富士通の流れを断ち、一気に点差を開くと、最後まで粘りを見せる富士通に追い上げを許さず。中盤から勢いに乗った大塚商会が2部での初戦を勝利で飾った。今シーズンから大塚商会の指揮を取る岡村ヘッドコーチは「関東実業団は初めてなので、どのくらいのレベルなのかもよくわからないでいました。ただ、富士通は多分2部で一番強いチームらしいという話を聞いていたので、今日は勝ててよかったです」と関実での初勝利にほっとした表情を浮かべた。敗れた富士通は昨シーズンからかなり若い選手中心のチームとなっていたが、吉田の引退でさらにチームが若くなった。今シーズンからキャプテンとなった#1阿部は「自分もまだ3年目でそういう意味ではキャプテンとしてチームをまとめていくのは大変なところもあります。今日は後半の入りが悪くてだめでした」と振り返る。
 昨シーズンブロック2位に入り1-4位決定戦に進んだ警視庁はエース金子がチームを離れていることで序盤決定力に欠ける試合展開となった。富士通ゼネラルの勢いもあり前半は富士通ゼネラルのリードで折り返すが、後半に入って#14今井や新人の#20播本の得点で富士通ゼネラルを引き離し、初戦を勝利した。「今日は全てがだめでした。最悪の状態でしたね」と三木ヘッドコーチは語る。
 昨年リーグ戦は5位に終わったが、関東実業団選手権では10位に入り念願の全日本実業団選手権出場を果たしたプレス工業。しかし初戦は硬さが見られ、チームの要である#14瀬戸のファールトラブルもあり序盤NTTデータにリードされる。後半に入ってようやくかみ合い始めたプレス工業は#20吉田のアウトサイド、#15玉置、#6清水のインサイドで得点を重ね、NTTデータを突き放した。田村監督(兼選手)は「昨シーズンのリーグ戦でNTTデータに大差で勝っているので、少し気持ちの緩みがあった部分もあります。戦力的には昨シーズンより良くなっているので残りの試合はしっかりとやっていきたいです」と語り、第3戦の大塚商会戦が鍵になってくるだろうと言う。
 3部から昇格の大塚商会がその強さを見せつけた結果となったAブロック初戦。昨シーズンから各ブロック2位以上が1-4位決定戦に進むこととなり、1部昇格に向けてのまずは2位以上の争いが激しくなるだろう。2部Aブロックの第2戦は5月30日(日)に行われる。
3部Bブロックは東芝青梅が3連勝でトップ、三菱東京UFJ銀行と富士ソフトが2勝1敗で追っている。
4部Aブロックは本田技術研究所とみずほ銀行が3連勝、東京いすゞが2勝1敗。Eブロックは東芝府中が3連勝でトップ、三菱ふそうとNEC府中が2勝1敗で追っている。
5部Bブロックは沖電気東京が3連勝、経済産業省が2戦2勝となっている。CブロックはJR東海東京と日本ユニシス、東京国税庁の3チームが2戦2勝で並んでいる。Fブロックも三菱化学とIH武蔵の2チームが3戦3勝で並んでいる。残り1戦となったGブロックは日立情報とオリックスとティップネスが3勝1敗で並んでおり、1位(4部昇格)決定は最終戦に持ち込まれた。日立情報とオリックスの対戦でオリックスが勝利した場合、ティップネスの勝敗にかかわらずオリックスの1位が決まる。日立情報が勝利した場合、ティップネスが学研ホールディングスに勝利すればティップネスが、ティップネスが敗れた場合は日立情報が1位となる。
関東実業団バスケットボール連盟

☆トピックス
関東大学新人戦
 例年より1ヶ月近く早い開催となった関東大学バスケットボール新人戦。大学1・2年生のみのチーム構成で行われるこの大会は、1年先、2年先をうらなう意味でも興味深い大会となっている。
 5月27日の試合終了でベスト8が出そろった。青山学院大(昨年優勝)、日本大(昨年準優勝)、拓殖大(昨年3位)、筑波大(昨年4位)、白鴎大(昨年6位)、国士舘大(昨年7位)6チームに昨年5位の大東文化大に勝利した中央大と昨年8位の慶應義塾大に勝利した東海大がベスト8に入った。
 5月28日(金)が準々決勝の4試合、29日(土)に準決勝と5-8位決定戦、最終日となる30日(日)が決勝、3位・5位・7位決定戦の4試合が行われる。第1試合は13時スタート。最終日のみ11時スタートとなる。
関東大学バスケットボール連盟

全日本実業団競技大会予選
 4月に行われた中国地区予選に続き、5月22・23日に東北地区で予選大会が行われた。今大会ではこれまで東北2位で全国大会に出場していた山形市役所がエントリーせず、JR東日本秋田(秋田県)が全試合大差で勝利し、13連覇を果たした。準優勝は北芝電機(福島県)が入り、全日本実業団競技大会出場を決めた。
出場チーム(現在予定であり、変更の可能性もあり)
東北(2):JR東日本秋田、北芝電機
東海(3):ホシザキ、APEX、イカイレッドチンプス
近畿(1):タツタ電線
中国(1):ナカシマプロペラ

☆実業団チームレポート
第8弾:東京日産(東京都)
 過去にリーグ戦3回優勝、昭和60年にはリーグ戦2連覇とリーグ戦と選手権の2冠を取った経歴を持つ東京日産。名門チームの一つであるこのチームが現在非常に厳しい状況にある。営業職が多く、土日も仕事、全員が同じ休みの日がそれほど多くない実情からここ数年メンバーが集まっての練習がなかなかできていない。そのため短期決戦の大会などでは強さを見せることもあるが、長期間の大会はチームとしてのまとまりがつきにくい。さらに社内移動などで東京日産自体の社員が減り、会社からの援助も削減、新人も取りにくい状態で、登録メンバーが徐々に減ってきた。昨シーズン終盤にも離脱する選手が現れ、全日本実業団選手権は予選敗退となった。
 今シーズンに入ってもなかなかメンバーが集まらない日々が続いたが、リーグ戦まで2週間余りとなった5月中旬の大学チームとの練習試合で意識が変わったという。
 この日も開始の19時半の時点ではわずかに2人。しかし徐々に集まり始め、20時を過ぎるころには8人を超えた。仕事が忙しくあまり練習に参加できない神崎も残り30分あまりからでも練習に参加。公立学校の体育館を借りているため時間厳守であり、まさに時間を惜しむように集中した練習が行われた。
「確かに人数は少なくなりましたが、意識の高いメンバーが残ってくれているので」とキャプテンの三原。「自分はバスケットのことはあまりよく知らないから教えてもらってばっかりです」と苦笑い。練習中はAコーチの嶋津(コーチ兼選手)と上原が中心になり、さらに動きの確認では神崎などが積極的に声をかけている。
 昨シーズンから主にチームの指揮を取るようになった嶋津Aコーチは「ここが正念場だと思っています。ここが越えられればいいチームになると思うんですよね」とチームのこれからを語る。「気持ちの部分も大きいとは思います。週2回の練習も人数が半分に満たない時はチーム練習は中止(個人練習に切り替え)している状況です。でも選手たちはあきらめてないし、気持ちもそれほど落ちてはいない。後は勝つことが大事だと思います」(嶋津Aコーチ)。
 苦境にあるからこそ見えてくるバスケットボールへの思い。厳しい戦いが予想されるリーグ戦の初戦は日本無線との対戦となる。
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※取材・撮影 2010年5月24日(月)

取材・リサーチ・写真・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.20

 今号ではトピックとして関東大学トーナメント、アメリカンフットボールのパールボウルトーナメント、日本代表チーム情報、関東実業団リーグ戦の戦況を取り上げた。また、実業団チームレポートは第7弾として日本無線を紹介。

☆トピックス
関東大学トーナメント
 関東大学バスケットボール選手権(トーナメント)が5月16日に最終日を迎えた。今大会は代々木第2体育館の改修工事にともなう閉館期間に入るまでに新人戦までを終えるため、例年より早い開催となった。
 ベスト8に入ったのは昨年優勝の慶應義塾大、準優勝の東海大、3位の青山学院大、8位の中央大と、日本大、筑波大、早稲田大、関東学院大が入った。準々決勝で日本大が東海大にわずかに2点差で勝利。その他、慶應義塾大、青山学院大、筑波大が準決勝に進んだ。準決勝は慶應義塾大が筑波大に、青山学院大が日本大にそれぞれおよそ20点差をつけて勝利した。決勝戦は前半まで競った展開となったが、第3Pに青山学院大が慶應義塾大を引き離すとリードを守り、青山学院大が2年ぶり5回目の優勝を果たした。順位決定戦では3位に筑波大、4位日本大、5位東海大、6位早稲田大、7位中央大、8位関東学院大となった。
関東大学バスケットボール連盟 公式サイト

パールボウルトーナメント
 5月1日からスタートしたパールボウルトーナメントは3週目を迎え、よ各ブロック1位(イーストディビジョンとセントラルディビジョンの1位、2位の4チーム)が初戦を迎えた。対戦相手はディビジョン下位チームと言うこともあり、昨年3冠の鹿島、パールボウル準優勝の富士通などそれぞれ圧倒的な試合で勝利した。特に鹿島とアサヒビールは相手チームを0点と完封、自身のチームは60点以上獲得とまさに力の差を見せつける形となった。
 パールボウルトーナメントのブロックリーグ戦は残り各ブロック1試合のみ(5月29・30日川崎球場)。その後、各ブロック1位の4チームが準決勝(6月13日川崎球場)に進み、決勝戦であるパールボウルは7月1日(木)に東京ドームで開催される。
 また、西日本地区で行われるグリーンボウルは今週末の5月22日からスタートする。
日本社会人アメリカンフットボール Xリーグ 公式サイト

日本代表
 ウィスマン新ヘッドコーチのもと日本代表候補28名が発表された。過去に日本代表もしくは候補だった選手が多い中、木下(パナソニックトライアンズ)、田中(リンク栃木ブレックス)、青島(パナソニックトライアンズ)、松井(レラカムイ北海道)、渡邉(パナソニックトライアンズ)、満原(東海大3年)が初選出された。また、7月に日本でレバノン代表との親善試合の開催も発表された。
 日本代表チームは5月20日からの第1次強化合宿をスタート。第4次強化合宿後に台湾で行われるジョーンズカップに出場する。
※松井はJBL移籍リストに公示中
日本バスケットボール協会(JBA)公式サイト

関東実業団リーグ戦
 3から5部までが現在開催中だが、今週末5月23日から男子2部がスタートする。23日は2部Aブロックのみの3試合、翌週の5月29日、30日はA・Bともに行われる。(※男子2部の展望は こちら)
3部Aブロックでは1位の東芝ライテックが6位の住友商事に5点差で敗れる。Bブロックでも1位の三菱東京UFJ銀行が5位の横浜市役所に敗れ、6位の富士ソフトが2戦で1勝1敗と混戦模様。
4部Aブロックは本田技術研究所が2戦ともに100点越えで圧勝。みずほ銀行が追っている。Hブロックでは4位の東京郵政と5位のテイ・エステックが2連勝している。
5部Aブロックは7位のリクルートが2連勝。Bブロックは1位の沖電気東京が2連勝。Cブロックは1位のJR東海東京と2位の日本ユニシス、そして6位の東京国税局の3チームが2戦2勝と混戦。Dブロックは2位のテプコシステムズが2連勝。Eブロックは1位の楽天が2試合とも110点を超える得点で圧勝。2位の国税庁と4位のNECネッツエスアイも2連勝と混戦。Fブロックは1位の三菱化学が2連勝。すでに3試合を終えているGブロックは6位のティップネスが3連勝でトップ。1位の日立情報と2位のオリックスが2勝1敗で追っている。
関東実業団バスケットボール連盟

☆実業団チームレポート
第7弾:日本無線(東京都)
 全日本実業団選手権出場が現在活動中のチームの中で最多を誇る日本無線。古豪と呼ぶにふさわしい日本無線だがここ5年、全日本実業団選手権でベスト4入りを逃している。
 日本無線の練習は基本的に平日の夜。どこのチームも平日の夜は19時半すぎないと集まらない現状があるが、このチームは練習開始の19時の時点で10人を超えていた。中には忙しい仕事の合間を抜けて練習参加し、終了後職場に戻る選手もいる。
 「若くなりました」。今シーズンのチームの特徴を新キャプテンの鈴木はまずそう言った。05年の全日本実業団選手権で準優勝が最も最近の全国大会での決勝進出だ。その翌シーズンにチームに加入した鈴木(青山学院大)、樋渡(明治大)が現在上から3番目となった。「以前に比べたら走れるチームになったと思います。でも波が大きすぎて最後に勝ちきる力がない。今は底辺(一番悪い状態)を挙げていくことをまず取り組んでいきたいです」と現在の目標を語る。1年目からチームの司令塔としてコートリーダー的役割を担ってきた鈴木がチームキャプテンとなったことに、同期であり2年連続副キャプテンを務める樋渡は「(鈴木)ノブが一番変わったと思いますね」と言う。コートリーダーだけでなく名実ともにチームリーダーとなったことでやりやすくなったように感じている。「チームはまだまだ波が大きいです。どの大会も優勝を目指しますが、うちは連続で全日本実業団選手権のベスト4を逃していますから、今シーズンこそはという気持ちは強いです」(樋渡)。
 今シーズンから副キャプテンとなった上野。チームの控え選手を中心とした若手の取りまとめが自分の仕事だという。「副キャプテンとしては何もできていませんが、そこは意識していきたいですね」とキャプテンであり同じポジションでもある鈴木のバックアップに努めている。
 新人の山本(順天堂大)は「まだゲームをやっていないのでどんな感じなのかわからない」と言いながらも、「自分の役割はリバウンドとインサイドのディフェンスだと思っています。まずはそこをしっかりとやっていきたいです」とチーム待望のセンタープレーヤーは意気込みを語る。
 山本の加入で得点源でもある福田兄弟(福田大祐、福田侑介)や鋭いドライブが持ち味の会川などのプレーもより生かされることだろう。昨シーズン途中から指揮を取るようになった箱崎ヘッドコーチにとってはヘッドコーチとして初のリーグ戦となる。「長丁場ですし大変です」と言うが、日本無線の黄金期を支えた選手としての経験を活かしていきたいところ。
 若手中心の新たなチームとなった古豪、復活のシーズンとなるか。日本無線のリーグ戦初戦は東京日産との対戦となる。
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※取材・撮影 2010年5月17日(月)

取材・写真・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.19

 今号ではベスト8が出そろった関東大学トーナメント、新シーズンに向けてロスターが発表されたJBL2、そして実業団チームレポートは関東を離れ九州電力の練習の様子などを掲載。

☆関東大学トーナメント
 4月1日から始まった関東大学バスケットボール選手権も、残り3日となった。5月13日までの試合でベスト8が決定。残りの3日間は、準々決勝(14日)、準決勝(15日)そして決勝と3位決定戦(16日)と連戦が続く。準々決勝で敗れたチームも15日には順位決定戦の1回戦が、そして16日には5位および7位決定戦となり、最終日まで試合ができることとなる。
 ベスト8には慶應義塾大(前回大会優勝)、東海大(前回大会準優勝)、青山学院大(3位)、中央大(8位)、日本大()、早稲田大()、筑波大()、関東学院大()が入った。前回大会4位の法政大は早稲田大に、5位だった白鴎大は筑波大に、7位だった拓殖大は日本大に、それぞれベスト8決めで敗れた。また、前回大会6位だった明治大は初戦で関東学院大に敗れた。
 14日の準々決勝は代々木第2体育館で13時からスタート。第1試合が筑波大vs早稲田大、第2試合(14:40)が青山学院大vs関東学院大、第3試合(16:20)が日本大vs東海大(16:20)、第4試合(18:00)が慶應義塾大vs中央大の組み合わせとなっている。大会は最終日(16日)まで代々木第2体育館で行われる。(最終日のみ11時スタート)。
関東大学バスケットボール連盟 公式サイト

☆JBL2 2010-2011シーズンロスター発表
 JBL2は2010-2011シーズンに向けて初のロスターおよび移籍・引退者のリストを発表した。
 最も大きく変わるのがレノヴァ。プレータイムも多かった選手が移籍リストおよび引退選手リスト合わせて6名が入っている。そして2連覇を果たした豊田通商からはチームの中心で絶妙のゲームコントロールを見せてきた松藤が引退(→教員)、ベテランの矢野も引退となった。
 新規加入選手は世情を反映してか少なめとなっている。豊田通商に前村(東海大)と神津(法政大)、アイシンAWには中村(日本大)、レノヴァ鹿児島には近(日本大)と種市(日本大)、日立電線には宇佐美(拓殖大)らが発表となっている。リストにある豊田合成の加藤は昨シーズンはアシスタントコーチとして登録されていたため、今回新規加入選手として記載されている。今回まだ発表になっていない部分もあり、さらに新規参入が内定しているリンク栃木ブレックスD-Team(仮)の正式なメンバー発表は行われていない(チームのHPには契約済みの選手リストはあり)。
 2010-2011シーズンはチーム数が9となり、1チーム増えることで各チームともに3試合ずつ試合数も増える(21試合→24試合)。さらにチーム数が奇数のためスケジュールも変則となり、土日連戦も増えると言う。よりチームとしての体力が必要とされるシーズンとなるだろう。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

☆実業団チームレポート
第6弾:九州電力(福岡県)
 昨シーズンまで全日本実業団選手権4年連続決勝進出を果たしている九州電力。しかし全日本実業団競技大会では3位が最高で、昨シーズンはベスト4入りを逃している。
「まずは9月の全日本実業団競技大会をいい形でいきたいです。ここ数年あそこで調子を落として、それがその後に続く大会に影響しているように思うんですよね」とキャプテン2年目の平山は言う。
 チームの練習メニューを組み立てている山口は自身も選手として練習を行っている。最年長となった現在も誰よりも元気に、そして楽しそうに練習に打ち込んでいる。「うちのバスケットは基本的にディフェンスからというスタイルなので、今シーズンはディフェンスをもっと上げていけるようにしていく予定です」。JBL・アイシンシーホース在籍時に行っていた練習のノウハウを九州電力にもたらしている。
 今シーズンから副キャプテンとなった樋口は練習後も最後までシューティングを続けた。「副キャプテンらしいことは何もできてませんが、アップの時など率先して一番前でやるようには心がけています。今シーズンはもっとディフェンスを頑張ってチームに貢献したいです」。
 現在では全国大会出場常連チームとなった九州電力だが、なかなか上に上がれず苦しい時期もあった。「その頃の経験をしているのはもう長澤と平山だけになりました。今は九州ではなかなか強豪チームとの対戦も少ないですし、選手たちの気持ちの緩みが心配です」と藤本監督。長澤も「その頃のことは絶対に忘れたくはないですね。若い選手たちに伝えていくのも自分たち年長者の役割だと思っています」と言う。
 新人は3名。吉満(国士館大)はこの日不在だったが、岡(明治大)と村瀬(九州産業大)は当たりの強い練習や、トップリーグの選手の参加に戸惑いながらも必死に練習をこなしていた。「いいチームに入れたと思っています。プレータイムをもらって戦力になれるように頑張りたいです」と語る岡。練習中も厳しい声を掛けられていた村瀬は「これまで走ることが中心でこんなに当たりの強いバスケットはしたことがなかったので大変です。でもすごく楽しいです。自分はシュートしかないので、しっかりと決めていけるようになりたいです」と意気込みを語った。
「うちは関東のチームに比べると個々の能力が低いので」という言葉が監督をはじめ、平山キャプテンなどから聞かれた。3シーズン前に全日本社会人選手権大会で優勝して以来、全国大会での優勝から遠ざかっている今、チーム力の強化が求められている。
 九州電力のシーズン最初の公式戦は5月22・23日に山口県周南市で行われる中国・四国・九州三地区実業団選手権となる。一昨年まで連覇してきたが、昨年は新型インフルエンザの流行のため出場辞退。「今年はシードはないので厳しいかもしれませんが、まずはきっちりと勝っていきたいです」とシーズン初戦に向けて語る中川直之。まずは目標とする全日本実業団競技大会まで4ヶ月半でどのようなチームを見せてくれるのか、今から楽しみでもある。
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※取材・撮影 2010年5月8日(土)
※2月に行われた全日本実業団選手権決勝で怪我をした根岸も順調に回復している様子を見せていた。
※この日は中川直之の双子の兄弟でJBL・三菱電機ダイヤモンドドルフィンズに在籍する中川和之も自身のチームのシーズンインを目前にし九州電力の練習に参加していた。練習を終えて「かなりきついですよね。これで今日は軽めだったとか選手たちは言ってましたからびっくりですよ」と話す。




取材・写真・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.18

 今号ではトピックスとして京王電鉄杯などの関東大学のシーズンインの様子とパールボウルの情報、そして新年度に入って全国各地で開催されている実業団のチームの大会情報を掲載。

☆トピックス
関東大学バスケット
 4月24日から5日間の日程で行われた京王電鉄杯は青山学院大の9戦全勝優勝で幕を閉じた。関東大学選手権をおよそ1週間後に控え、対戦の可能性もある組み合わせもあり、調整をメインとしたものも多かった。最終日(5月2日)はコートを1面にし観客席が広くなったが、中盤にはほぼ満員と盛況だった。日本大vs慶應義塾大の対戦は主力のプレータイムも多く、この種の大会ではあまり見られない真剣勝負の様子を見せた。日本大は昨シーズンと変わらずベンチが終始明るい。「あの明るさが今の日本大ですね。ただコートに入るとみんなちゃんと真剣にプレーしていますから」と城間Aコーチ。また、中央大は高さのないところを速い展開の平面バスケットで上手くまとまっており、この大会でも2位に入った。早稲田大はチームとしてのまとまりがまだまだ難しい様子。今シーズンからヘッドコーチとして指揮を取る数馬コーチ(昨シーズンはAコーチ)は「責任も重くなったし大変です。今のチームはポジション的に厳しいところもあるので、そこをどうやって調整していくかが課題です」と話す。関東大学トップレベルのチームが集まるこの大会において唯一3部からの参加である東京大は毎年厳しいゲームが多い。今シーズンからOBの前川氏がヘッドコーチに就任。学生時代から厳しい面を見せていたが、ヘッドコーチとなってさらに厳しさが増しているように見える。まだまだ各チームミスも多く、トーナメントに向けての修正が必要な様子。
 Tリーグはハーフゲームが中心の交流戦。8チームが参加し、4日間の日程で行われた。1部のチーム同士の対戦である東海大vs筑波大は競った展開となった。唯一地方からの参加の東北学院大は速い展開と確率のいいシュートを見せた。
 関東大学選手権は5月1日からスタートしている。現在1回戦もしくは2回戦まで終了。8日からは最終日の16日まで連日開催され、10日(月)にはベスト16が決定する。
関東大学バスケットボール連盟

パールボウル
 5月1日からスタートしたパールボウルトーナメントは5月1日、2日で4試合が行われた。4月24日の『GERMAN JAPAN BOWL』の開催のため例年よりも遅れて始まったこの大会は、日本社会人アメリカンフットボールXリーグの東日本地域の大会となる(西日本地域は5月22日からグリーンボウルトーナメントを開催)。リーグ戦のセントラルディビジョンとイーストディビジョンの計12チームが4つのブロックに分かれ総当たりで対戦し、各ブロック上位1チームが決勝トーナメントに進出する。5月1日と2日は各ブロック1試合ずつ行われ、明治安田パイレーツ(Aブロック)、IBM BigBlue(Bブロック)、富士ゼロックスミネルヴァ(Cブロック)、オール東京ガスクリエイターズ(Dブロック)がそれぞれ1勝を挙げた。今週末の5月8日、9日にも川崎球場で各日2試合ずつ行われる。
日本社会人アメリカンフットボール Xリーグ 公式サイト

☆各地の実業団チームの大会情報
 東北地区では全日本実業団選手権3位のJR東日本秋田が秋田県総合選手権優勝、女子も秋田銀行が優勝している。5月21~24日には全日本実業団競技大会東北予選が秋田県秋田市で開催される。
 関東地区では関東実業団リーグ戦を開催中、現在は4部、5部の試合が行われている。4部はまだ試合数が少ないが、その中で昨シーズンからリーグ戦参戦し今シーズンから4部に昇格したテイ・エステック(Hブロック)が大差をつけて初戦に勝利している。同じく4部昇格したみずほ信託銀行も4部での初戦を勝利した。また5部では昨年度惜しくも4部昇格がならなかった楽天が100点ゲームで2連勝と好調。5月に入ると3部が、そして5月23日からは2部がスタート、1部は6月5日から始まる。また、埼玉県、神奈川県では国体予選大会など県内大会も開催されている。
 東海地区では愛知県実業団リーグ戦が5月6日からスタート。JBL2の3チームとの交流戦であるチャレンジマッチも予定されている。また、静岡県でも県実業団リーグ戦(前期)を開催した。
 近畿地区では大阪で府民大会を開催中。現在予選リーグが行われており、5月22日からタツタ電線、黒田電気、浪速酸素などが出場する決勝トーナメントが始まる。
 中国地区では9月に神奈川県平塚市で行われる全日本実業団競技大会の中国予選(中国実業団選手権)が4月24・25日に行われた。ナカシマプロペラが決勝戦で日立笠戸に勝利し2年ぶりの優勝、全日本実業団競技大会の出場を決めた。
 5月22・23日には中国・四国・九州三地区実業団選手権が今年度の全日本実業団選手権(2011年2月開催)の会場の一つでもある山口県周南市のキリンビバレッジ周南総合スポーツセンター(周南市総合スポーツセンター)で開催される。

リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.17

 トピックとして『GERMAN JAPAN BOWL』の結果と関東大学バスケットを取り上げた。実業団チームレポートは第5弾(横河電機)を掲載。

☆トピックス
GERMAN JAPAN BOWL
 アメリカンフットボールの日本代表とドイツ代表の交流戦である『GERMAN JAPAN BOWL』が4月24日(土)にドイツのデュッセンドルフ市で行われた。試合は日本代表チームが第3Qでドイツ代表チームを突き放し、24-14で勝利した。日本代表チームのMVPは2本のタッチダウンを決めたWR木下が選出された。
 5月1日からは『GERMAN JAPAN BOWL』のため例年より開始が遅れていたパールボウルトーナメントがスタートする。また、西地区で開催されるグリーンボウルの日程も発表となった。パールボウルトーナメントの決勝戦『パールボウル』は7月1日(木)に東京ドームで行われる。
社団法人 日本アメリカンフットボール協会
日本社会人アメリカンフットボール Xリーグ公式サイト

関東大学シーズンスタート
 関東大学選手権を前に、関東大学の各種大会がスタートした。4月24日(土)から10校が参加する京王電鉄杯と、地方の大学も参加するTリーグが始まった。京王電鉄杯は関東大学リーグ1部10チーム中8チーム(青山学院大、慶應義塾大、日本大、法政大、中央大、専修大、明治大、拓殖大)と2部の早稲田大、3部の東京大が出場している。4月30日現在3日目までが終了し、青山学院大が6戦全勝でトップ。1日目と2日目は大学選抜チームの強化合宿が行われたため各チームともに主力を欠いたゲームとなった。3日目からは主力も戻り、この後5月1日(コート2面、各チーム2試合ずつ)と、最終日の5月2日(コート1面、各チーム1試合ずつ)とゲームが行われる。Tリーグは関東大学リーグ1部の東海大、筑波大と白鴎大、大東文化大、神奈川大、駒澤大がメインで、日によって立教大や東北学院大が参加する。京王電鉄杯とは違い40分のフルゲームはあまりなく、ほとんどが10分×2のハーフゲームとなっている。現在2日目まで終了し、残り5月1日、2日の2日間となった。
 また、4月29日(木・祝)には代々木第2体育館で日本体育大と筑波大の定期戦、日筑戦が開催された。男女ともに現在リーグも上位である筑波大が力の差を見せ勝利した。日本体育大男子のヘッドコーチには昨シーズンまでJBL・三菱電機ダイヤモンドドルフィンズのヘッドコーチだった藤田氏が就任した。
 関東大学選手権は5月1日から下位トーナメントがスタートし、本戦は5月10日(月)から5月16日(日)まで行われる。
関東大学バスケットボール連盟 公式サイト

☆実業団チームレポート
第5弾:横河電機(東京都)
 昨シーズンも関東実業団リーグ戦、全日本実業団競技大会、全日本社会人選手権、全日本実業団選手権と4冠を取り、オールジャパンにも2年連続出場を果たした横河電機。実業団はもとより社会人の中でも無敵の王者となっている。
 その横河電機が今シーズンも目指すは「オールジャパンで3回戦進出」だと今シーズンからキャプテンとなった田ヶ谷。「どの大会も優勝を目指していきますが、そこで終わりじゃなくて、うちのチームにはオールジャパン3回戦進出という大きな目標がありますから」と現在6連覇、さらにはリーグ戦53連勝も大きなプレッシャーにはならないと言う。「もしも負ける試合があって連勝が途切れたとしても、今のチームは大きく崩れることはないと思っています」。
 4月に入ってからシーズンイン、走り込みを中心に行ってきた練習も徐々にゲームライクなものに変わってきている。「今年のリーグ戦は選手全員でやっていく方針」(田ヶ谷)ということで、これまであまりプレータイムのなかった選手たちも意欲的なプレーを見せていた。中でも2年目の梅田、能登、小林はわずかな休憩中も厳しい練習終了後も元気にシューティングなどをしていた。昨年のリーグ戦ではほとんどプレータイムがなかった梅田は「(神崎)健さんの故障で長崎(全日本実業団選手権)ではプレータイムをたくさんもらえました。リーグ戦も頑張りたいです」と意気込みを語る。全日本実業団選手権を怪我のため出場できなかった能登は「今は120%です。リーグ戦に向けても怪我のないように気をつけて頑張ります」と明るい表情を見せる。
 新人の山田(早稲田大)はチームに入ってすでに1カ月近くたつこともあり、緊張した中にも伸び伸びとしたプレーも見られていた。「大学とは全然違うので大変です。今の自分の売りは“若さ”なので元気のいいプレーをしていきたいです」と笑顔で言う。
 この日の練習は小納真良コーチが不在だったが、チームへの影響力が非常に大きい小納コーチがいると練習の雰囲気は変わってくるのかもしれない。
 7連覇がかかるリーグ戦の初戦は2部から昇格してきた東京電力との対戦となる。
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※取材・撮影 2010年4月27日(火)
※日程などの詳細は 関東実業団バスケットボール連盟

取材・リサーチ・写真・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.16

 今号ではアメリカンフットボールとバスケットボールのトピックの紹介と、実業団チームレポート(第3弾:葵企業、第4弾:三井住友銀行)を掲載。

☆トピックス
GERMAN JAPAN BOWL
 アメリカンフットボール日本代表チームは『GERMAN JAPAN BOWL』に向けて4月17・18日の2日間で最終強化練習を行った。18日の午後にはチーム結団式も行われた。アイスランドの火山噴火の影響で懸念された渡独も予定通り21日に出発することができた。『GERMAN JAPAN BOWL』は日本代表チームとドイツ代表チームの親善試合で、24日(土)にドイツのデュッセンドルフ市で行われる。
社団法人 日本アメリカンフットボール協会

リーグ統合に向けての覚書調印式
 日本バスケットボール協会はJBL(日本バスケットボールリーグ)とbjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ組合)との統合から創設される予定の『次世代型トップリーグ』に向けての覚書調印式を行った。
日本バスケットボール協会(JBA)公式サイト

大学バスケット シーズンイン
 関東での大学バスケットボールがシーズンインとなる。今シーズンは代々木第2体育館の改修工事により、関東大学バスケットボール連盟主催で行われる関東大学選手権と関東大学新人戦がそれぞれ前倒しして行われる。それに伴い、関東大学10チームが出場する京王電鉄杯(会場:トヨタ府中スポーツセンター)も早めの開催となり、24日(土)からスタートする。この他、東海大などが出場するTリーグ(会場:駒澤大学玉川第一体育館)も24日からスタート。日本体育大と筑波大の交流戦、日筑戦は連年通り29日(木・祝)に代々木第2体育館で開催される。関東大学選手権は5月1日から(最終日は16日)、関東大学新人戦は5月24日から(最終日は30日)となっている。

☆実業団チームレポート
第3弾:葵企業(東京都)
 昨シーズンのリーグ戦は7位にとなり、入替戦での勝利で1部残留。2月の全日本実業団選手権では決勝トーナメントまでまさに“あと一歩”に迫った葵企業。今シーズンはまずリーグ戦からいい形で入りたいということで、シーズンインも3月中旬と早めに開始したと言う。
「うちはこれまで選手の入れ替わりが必ずあって春のチーム状態が良くなかったのですが、今シーズンはみんな残ってくれてすごくいい状態でやれています」とチームキャプテンの山口は手ごたえを感じている。和瀬コーチが地方勤務、川村Aコーチが勤務が忙しくあまり参加できない現状があり、山口キャプテンの負担は大きくなる。「プレーに集中できないところはありますが、大変なくらいの方がやりがいがありますから」と笑って言う。今シーズンから副キャプテンとなった桐越は練習中も積極的に声を出している。「元々あまり声を出したりしない方だったのですが、やはり副キャプテンになったのでそこは意識してやっています」と桐越。高卒入社のため年齢は若いがチームでのキャリアは長い。「まわりはみんな大学でやってきた人ばかりなので大変でしたが、ようやく肩を並べるくらいにはなれたかなと思いますね」。この日の練習は12名全員が揃ったが、そこには社内の同僚たちの協力があると言う。
 練習は早くにシーズンインしたこともありフィジカル系のトレーニングの時期はすでに終え、ボールを使った動きの練習が多い。個性の強い選手が多いが、それだけに上手く咬み合えば強力な強みとなる。
 そんな個性派集団の葵企業に今シーズンから入った田中(国学院大)はまだ練習参加は数えるほどだと言う。中盤までは動きも硬かったが、最後の5対5のスクリメージでは持ち味を出していた。「今まで自分がやってきたバスケットとはかなり違うので難しいところがありますが、少しでもプレータイムがもらえるように、そして出た時は自分の仕事ができるように頑張りたいです」と田中は言う。山口も「うちのチームにあってると思う」と期待をかけている。
 ここ2シーズン、リーグ戦は連敗で始まっている。今シーズンこそいい入り方をして上位を狙いたい気持ちは強い。葵企業の初戦は曙ブレーキ工業との対戦となる。
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※取材・撮影 2010年4月15日(木)

第4弾:三井住友銀行(東京都)
 昨シーズン、リーグ戦では5位と下位に回ったものの、東京都実業団選手権優勝、全日本実業団選手権は3位(ベスト4)とシーズン後半にかけて成績も上昇した。今シーズンは新人2名でチームを去る選手はない。昨シーズンの結果を上手くつなげられれば、リーグ戦で最も期待の高いチームと見られている。
「まだまだですが、メンバーがあまり変わっていない分チームとしては昨年よりもまとまってきていると思います」と北郷コーチ。2人の新人(岡部・東京経済大、鎮西・大東文化大)は仕事の研修を行っている関係で練習にはまだ参加できていない。「リーグ戦に関しては新人は難しいですね」というが、それも若い選手が多い現状ではそれほど影響はなさそうな様子。
 この日の練習は大学のチーム練習の空き時間を使用させてもらう形で体育館使用時間は2時間。開始から終了まで時間いっぱいコートを走り続けた。
 キャプテンの菊池はチーム最年長。若いメンバーばかりのチームをまとめる苦労が少しずつ実を結び始めている。「いい感じにはなってきてますね。上位チームと対戦する前半戦が重要だと思うので、リーグ戦初戦の入り方をしっかりとやれるようにしていきたいです」とまずは上位入りを目指す。
「やってみないと分からないところはありますが、昨年よりはいい状態だと思います」と4年目に入った小松。ゲームキャプテンを務める立場ながら、昨シーズンのリーグ戦は練習にあまり参加できず不調のまま前半戦を戦わなくてはならなかった。「今シーズンはしっかりやれるようにしたいです」と語る。
 勤務の関係で平日の全体練習はほとんどできない状況の中、土日は体育館の確保ができればほぼ両日が練習となる。「確かにきついところはありますが仕方ないです」と苦笑いの選手たち。
 中井監督が地方勤務となり、北郷コーチと黒木Aコーチ(兼選手)体勢で臨むシーズンも2年目に入る。昨シーズン、試行錯誤を繰り返しながら徐々に作ってきたチームの形をさらに上昇させていきたいところ。三井住友銀行の初戦は新生紙パルプ商事との対戦となる。
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※取材・撮影 2010年4月18日(日)
※リーグ戦の日程など詳細は 関東実業団バスケットボール連盟

取材・リサーチ・写真・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.49

 2009年の最終週の試合を行ったJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)と、12月19日に行われた関東実業団・関東大学オールスター戦の様子、JBLの状況などを掲載。

目次
☆JBL2
☆関東実業団・関東大学オールスター戦
☆JBL
☆オールジャパン2010

★JBL2
 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)の2009年最終週となる第11週の4試合が、12月19・20日に行われた。1位の豊田通商は怪我で離脱のライアン・ウィリアムスに替わり新規登録されたコートニー・ウィリアムスが初の試合出場。ベンチ入りの16人全員が出場、全員得点で日立電線に快勝し前半戦を11戦全勝で終えた。ここまで8勝2敗で2位だったアイシン・エイ・ダブリュはレノヴァに延長の末敗れ、同じ8勝2敗だった石川が黒田電気との接戦を勝利し、この2チームの順位が逆転した。怪我人が多く厳しいシーズンとなっている豊田合成はビッグブルーとの接戦を逃げ切り3勝目を挙げた。
 これで2009年の試合は終了となり、上位4チームは2010年1月1日から始まるオールジャパンに出場。下位の4チームは2010年1月16・17日の第12週まで約1ヶ月試合間隔が開くこととなる。このオールジャパンでの休止期間にチーム状態などが変化することもあり、いかにこの期間をすごし、いい形で後半戦に入れるかが重要になってくるだろう。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

★関東実業団・関東大学オールスター戦
 12月19日(土)、東京都の明治学院大白金キャンパスで第12回関東実業団・関東大学バスケットボールオールスター対抗戦が行われた。この大会は本来関東実業団のリクルートを含めた顔合わせ的な形で始められた。ここ2年は4年生はほどんと出場せず、3年生以下が中心になっている。昨年は実業団男子が7年ぶりの勝利を挙げた。
 男子は今大会は当初の予定されていた日程が変更になった関係で、実業団では新生紙パルプ商事の選手の参加ができなくなったが、その他のメンバーは1部の主力ばかりが集まった。大学は1部・2部から3年生以下の選手が選ばれている。試合は第1P大学が20-9と大きくリードするが、その後メンバーの入れ替えなどでリズムが変わり実業団が徐々に追い上げる。第3Pで実業団が逆転する。なかなか点差を開けない実業団だったが、インサイドが機能し6点差までリードを広げる。ここで残り1分から大学が連続得点を決め一気に追い上げる。実業団も粘りを見せ、残り36秒からの1点リードを守る。しかし残り3秒を切って最後のシュートにかけた大学#13熊澤(日本大)のシュートは外れるも、大学#36本井(筑波大)がゴール下で競り勝ったリバウンドからそのままシュートを決め逆転。実業団はタイムアウトを取ってセンターラインからのスローインをなんとかシュートまで持ち込むも決まらず。大学が1点差で勝利した。優秀選手賞は熊澤(日本大)が、敢闘賞は田ヶ谷(横河電機)が受賞した。決勝のシュートを決めた本井(筑波大)は「とにかくリバウンドを取ることだけを考えていました」と決勝のシュートを決めた瞬間を語った。逆に本井とゴール下でリバウンドを争った眞部(東京日産)は試合後「自分のせいですよね」と悔しいさを滲ませた。実業団にOBの福田大佑・侑介の兄弟(ともに日本無線)がいる法政大の鈴木は試合開始から実業団側のベンチから声が飛んでいたが、「もう慣れてますから」と苦笑い。優秀選手賞を獲得した熊澤(日本大)とマッチアップした日本大OB篠原(葵企業)は「結構やられちゃいました。でも楽しかったです」と笑顔だった。
 女子は実業団は1~3位の3チームからのみの選抜となった。前半は大学が大きく引き離すも、後半実業団がコート上の5人を単独チームのメンバーにするとチームプレーが冴え、一気に追い上げる。しかし実業団はあと一歩を追いつくことができず、大学がわずかに2点差で勝利した。優秀選手賞は佐藤(拓殖大)、敢闘賞は益田(三井住友銀行)が獲得した。
 ハーフタイムでは恒例の3ポイントコンテスト(女子)とダンクコンテスト(男子)が行われた。3ポイントコンテストは実業団の出水(丸紅)が2位以下に大差をつけて優勝。ダンクコンテストは大学の熊澤(日本大)と田村(明治大)の同点決勝となり、そこでしっかりとダンクシュートを決めた熊澤が優勝した。
 今大会はこれまでの会場と違って大学の体育館を使用。観客はフロア内に並べられた椅子での観戦となった。チームや選手の関係者も含め会場は満員となり、男女ともに接戦となった試合を盛り上げた。
関東実業団バスケットボール連盟
関東大学バスケットボール連盟

★JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は12月18~20日に2009年最終戦となる第10週の8試合を行った。
 東アジア競技大会のための中断後初のゲームとなったが、18日の日立サンロッカーズvsレラカムイ北海道戦はレラカムイ北海道が終始リードする展開。終盤になってようやくリズムが出てきた日立サンロッカーズが追い上げるもレラカムイ北海道も意地を見せ、わずかに3点差でレラカムイ北海道が勝利した。日立サンロッカーズは日本代表に選手のみならずHCも入っており、休止期間中にHC不在となっていたことも影響している可能性もある。翌19日は日立が圧勝した。現在1位のアイシンシーホースはリンク栃木ブレックスに2連勝。パナソニックトライアンズも東芝ブレイブサンダースに連勝した。現在まだ2勝しか挙げられていない三菱電機ダイヤモンドドルフィンズはトヨタ自動車アルバルクに連敗、勝ち星を増やすことはできなかった。
 12月23日には北海道でオールスター戦が行われた。132-120とオールスターらしい大味なゲームでEASTが勝利した。
 この後JBLは2010年1月1日から始まる全日本総合選手権(オールジャパン)に全チームが出場する。JBLの8チームは3回戦(1月3日)から登場となる。そしてレギュラーシーズンはオールジャパンが終了した翌週の2010年1月16日から再開となる。
JBL-日本バスケットボールリーグ

★オールジャパン2010
 2010年1月1日から第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会が東京体育館でスタートする。1月1日は男女1回戦のそれぞれ8試合、翌2日は男女2回戦のそれぞれ8試合、次の3日は男女3回戦のそれぞれ8試合が連日東京体育館で行われることとなる。
 男子の初日はJBL2が3・4位の2チーム、大学が6~8位の3チーム、社会人の2チーム、高校選手権の1チーム、それと関東を除く地方8チームの16チームが登場し1回戦突破を争うとことなる。
オールジャパン2010/第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
スポーツのミカタ:全日本総合選手権2010
※男子1回戦の展望など30日に掲載予定

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.47

 12月6日に終了したインカレを中心に、組み合わせが発表となったオールジャパンなどを掲載。

目次
☆インカレ2009
☆JBL2
☆オールジャパン2010
☆全日本実業団選手権

★インカレ2009
 12月2日から6日までの5日間、大阪市で開催された第61回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)男子。昨年はベスト8に関西の2チームが入ったが、今年は関西1チーム、九州1チームがベスト8入りした。
 12月4日に行われた男子準々決勝では関東の上位4チームが全て勝利、そして決勝戦は関東1位の日本大と関東2位の慶應義塾大の対戦となった。日本大は#31上江田の怪我により準決勝からスタートとなった#3種市が本来のプレーを見せ始め、さらに#9篠山の速さを生かしたプレーが随所で流れを作り序盤からリードを奪う。慶應義塾大は要所でのシュートが決まらず苦しい展開に。日本大は点差を二桁に乗せるが、そこから引き離せず。後半は一進一退の攻防となるが、序盤のリードを日本大が守り切り、6年ぶり12回目の優勝を決めた。
 2年連続ベスト8入りし、今大会ではベスト4入りを目指した天理大(関西1位)だったが、準々決勝で青山学院大のゾーンディフェンスに高さを生かすことができずわずかに4点差で敗れた。しかし順位決定戦ではその強さを十分発揮し、昨年を上回る5位に入った。
 今大会、男子は大阪市での開催となった。上位の関東勢のチーム認知度も地元の中高生などにはそれほど高くなく、プレーに対する観客の反応も新鮮な印象があった。上位に関東勢が多いことを考えると、大阪での開催により今一つ盛り上がり切れなかった感はあるが、大学のトップレベルの試合を直に見せることができ、興味を持ってもらえるようになったのではないだろうか。
第61回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)公式サイト

★JBL2
 第9週が終わったJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)。第9週は4試合すべてが上位(1-4位)vs下位(5-8位)の対戦となったが、すべて上位チームが勝利した。現在全勝で1位の豊田通商と2位のアイシン・エイ・ダブリュはともに第4Pに追い上がられるが逃げ切った。豊田通商は昨シーズン16戦全勝、今シーズンに入って9戦全勝と、現在25連勝となっている。
 今週末は現在3位の石川と4位の日立電線の対戦が見どころ。前回(第3週)の対戦では石川が勝利し、ここで4-5位争いから抜け出す結果となった。また、昨シーズンは第2回戦のこの対戦で日立電線が勝利し、最終的にプレーオフ進出を果たした元となった。今回はどちらに軍配が上がるか。また、現在1位の豊田通商と2位のアイシン・エイ・ダブリュが代々木第2体育館で東京の2チームとそれぞれ対戦する。この試合は2試合行われるが、観戦は無料。JBL2が代々木第2体育館で試合を行うのはこの2試合を含め、わずかに3試合のみとなり、貴重なゲームでもある。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010

★オールジャパン2010
 2010年1月1日から始まる第85回天皇杯・第76回皇后杯全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)の組み合わせが発表された。
 今年度は地方ブロックの繰り上がり出場が多く見られている。男子では近畿が天理大(大学6位)に換わって2位のタツタ電線、九州が鹿屋体育大(大学7位)に換わって3位の長崎教員クラブがそれぞれ繰り上げ出場となった。また女子は東北で3位の仙台大が、東海で2位の岐阜女子高が、そして九州で2位の中村学園女子高がそれぞれ繰り上げで出場が決まった。これらは地方ブロックより大学や社会人、高校選手権などの大会の結果が優先されるためである。これまで大学チームがインカレベスト8入りし繰り上げ出場は見られていたが、今年は社会人や高校選手権からのオールジャパン出場チームが各地の総合選手権(オールジャパン予選大会)に出場し優勝している結果も含め、3位のチームが出場するという事態が起きている。各地ともにそれに対応し、これまで行っていなかった地区も3位決定戦を行うようになったが、九州総合は3位決定戦を行っておらず、2チームある3位チームのどちらかを選ぶ(チームの出場意思を確認後、抽選)形となった。
 今大会の傾向としては、男子はここ数年続いた高校チームの出場が高校選手権のみとなり、地方ブロックで勝ち上がることができなかった。また、実業団チームも社会人選手権を除くと北海道以外は優勝がなく、天理大のインカレ5位という結果により繰り上げ出場となったタツタ電線の2チーム(社会人を合わせると4チーム)のみの出場となった。
 男子1回戦の注目は第1試合の鹿屋体育大vsタツタ電線、社会人王者vs高校生(インターハイ)王者の対戦となる横河電機vs福岡第一高、第4試合の浜松大vs新生紙パルプ商事などが挙げられる。
オールジャパン2010/第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
スポーツのミカタ:AJ予選2009 全日本総合選手権2010

★全日本実業団選手権
 11月29日の東北、四国の予選が終わり、全日本実業団バスケットボール選手権大会の出場チームがすべて決定した。
 第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会は2010年2月5日~8日までの4日間、長崎県長崎市で開催される。今年度は初出場チームが男子で3チームある。最多出場は今回で40回目となる日本無線(関東2位)で、続く33回の黒田電気(近畿2位)に大きく差をつける。女子は丸紅(関東2位)の28回、鶴屋百貨店(九州)の27回となる。連続出場は20年連続の黒田電気だが、16回目の出場で16年連続の三井住友銀行(関東4位)、11回目の出場で11年連続の新生紙パルプ商事(関東3位)などが初出場から連続出場を続けている。また、九州電力(九州1位)はこれまで4年連続出場し、5年前の初出場を除く3年連続ベスト4入り(内、1回は優勝)と好成績を残している。
 今週末には組み合わせも決定する予定。
日本実業団バスケットボール連盟
スポーツのミカタ:全日本実業団選手権2010(42th)

リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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