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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.49

 2009年の最終週の試合を行ったJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)と、12月19日に行われた関東実業団・関東大学オールスター戦の様子、JBLの状況などを掲載。

目次
☆JBL2
☆関東実業団・関東大学オールスター戦
☆JBL
☆オールジャパン2010

★JBL2
 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)の2009年最終週となる第11週の4試合が、12月19・20日に行われた。1位の豊田通商は怪我で離脱のライアン・ウィリアムスに替わり新規登録されたコートニー・ウィリアムスが初の試合出場。ベンチ入りの16人全員が出場、全員得点で日立電線に快勝し前半戦を11戦全勝で終えた。ここまで8勝2敗で2位だったアイシン・エイ・ダブリュはレノヴァに延長の末敗れ、同じ8勝2敗だった石川が黒田電気との接戦を勝利し、この2チームの順位が逆転した。怪我人が多く厳しいシーズンとなっている豊田合成はビッグブルーとの接戦を逃げ切り3勝目を挙げた。
 これで2009年の試合は終了となり、上位4チームは2010年1月1日から始まるオールジャパンに出場。下位の4チームは2010年1月16・17日の第12週まで約1ヶ月試合間隔が開くこととなる。このオールジャパンでの休止期間にチーム状態などが変化することもあり、いかにこの期間をすごし、いい形で後半戦に入れるかが重要になってくるだろう。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

★関東実業団・関東大学オールスター戦
 12月19日(土)、東京都の明治学院大白金キャンパスで第12回関東実業団・関東大学バスケットボールオールスター対抗戦が行われた。この大会は本来関東実業団のリクルートを含めた顔合わせ的な形で始められた。ここ2年は4年生はほどんと出場せず、3年生以下が中心になっている。昨年は実業団男子が7年ぶりの勝利を挙げた。
 男子は今大会は当初の予定されていた日程が変更になった関係で、実業団では新生紙パルプ商事の選手の参加ができなくなったが、その他のメンバーは1部の主力ばかりが集まった。大学は1部・2部から3年生以下の選手が選ばれている。試合は第1P大学が20-9と大きくリードするが、その後メンバーの入れ替えなどでリズムが変わり実業団が徐々に追い上げる。第3Pで実業団が逆転する。なかなか点差を開けない実業団だったが、インサイドが機能し6点差までリードを広げる。ここで残り1分から大学が連続得点を決め一気に追い上げる。実業団も粘りを見せ、残り36秒からの1点リードを守る。しかし残り3秒を切って最後のシュートにかけた大学#13熊澤(日本大)のシュートは外れるも、大学#36本井(筑波大)がゴール下で競り勝ったリバウンドからそのままシュートを決め逆転。実業団はタイムアウトを取ってセンターラインからのスローインをなんとかシュートまで持ち込むも決まらず。大学が1点差で勝利した。優秀選手賞は熊澤(日本大)が、敢闘賞は田ヶ谷(横河電機)が受賞した。決勝のシュートを決めた本井(筑波大)は「とにかくリバウンドを取ることだけを考えていました」と決勝のシュートを決めた瞬間を語った。逆に本井とゴール下でリバウンドを争った眞部(東京日産)は試合後「自分のせいですよね」と悔しいさを滲ませた。実業団にOBの福田大佑・侑介の兄弟(ともに日本無線)がいる法政大の鈴木は試合開始から実業団側のベンチから声が飛んでいたが、「もう慣れてますから」と苦笑い。優秀選手賞を獲得した熊澤(日本大)とマッチアップした日本大OB篠原(葵企業)は「結構やられちゃいました。でも楽しかったです」と笑顔だった。
 女子は実業団は1~3位の3チームからのみの選抜となった。前半は大学が大きく引き離すも、後半実業団がコート上の5人を単独チームのメンバーにするとチームプレーが冴え、一気に追い上げる。しかし実業団はあと一歩を追いつくことができず、大学がわずかに2点差で勝利した。優秀選手賞は佐藤(拓殖大)、敢闘賞は益田(三井住友銀行)が獲得した。
 ハーフタイムでは恒例の3ポイントコンテスト(女子)とダンクコンテスト(男子)が行われた。3ポイントコンテストは実業団の出水(丸紅)が2位以下に大差をつけて優勝。ダンクコンテストは大学の熊澤(日本大)と田村(明治大)の同点決勝となり、そこでしっかりとダンクシュートを決めた熊澤が優勝した。
 今大会はこれまでの会場と違って大学の体育館を使用。観客はフロア内に並べられた椅子での観戦となった。チームや選手の関係者も含め会場は満員となり、男女ともに接戦となった試合を盛り上げた。
関東実業団バスケットボール連盟
関東大学バスケットボール連盟

★JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は12月18~20日に2009年最終戦となる第10週の8試合を行った。
 東アジア競技大会のための中断後初のゲームとなったが、18日の日立サンロッカーズvsレラカムイ北海道戦はレラカムイ北海道が終始リードする展開。終盤になってようやくリズムが出てきた日立サンロッカーズが追い上げるもレラカムイ北海道も意地を見せ、わずかに3点差でレラカムイ北海道が勝利した。日立サンロッカーズは日本代表に選手のみならずHCも入っており、休止期間中にHC不在となっていたことも影響している可能性もある。翌19日は日立が圧勝した。現在1位のアイシンシーホースはリンク栃木ブレックスに2連勝。パナソニックトライアンズも東芝ブレイブサンダースに連勝した。現在まだ2勝しか挙げられていない三菱電機ダイヤモンドドルフィンズはトヨタ自動車アルバルクに連敗、勝ち星を増やすことはできなかった。
 12月23日には北海道でオールスター戦が行われた。132-120とオールスターらしい大味なゲームでEASTが勝利した。
 この後JBLは2010年1月1日から始まる全日本総合選手権(オールジャパン)に全チームが出場する。JBLの8チームは3回戦(1月3日)から登場となる。そしてレギュラーシーズンはオールジャパンが終了した翌週の2010年1月16日から再開となる。
JBL-日本バスケットボールリーグ

★オールジャパン2010
 2010年1月1日から第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会が東京体育館でスタートする。1月1日は男女1回戦のそれぞれ8試合、翌2日は男女2回戦のそれぞれ8試合、次の3日は男女3回戦のそれぞれ8試合が連日東京体育館で行われることとなる。
 男子の初日はJBL2が3・4位の2チーム、大学が6~8位の3チーム、社会人の2チーム、高校選手権の1チーム、それと関東を除く地方8チームの16チームが登場し1回戦突破を争うとことなる。
オールジャパン2010/第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
スポーツのミカタ:全日本総合選手権2010
※男子1回戦の展望など30日に掲載予定

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.47

 12月6日に終了したインカレを中心に、組み合わせが発表となったオールジャパンなどを掲載。

目次
☆インカレ2009
☆JBL2
☆オールジャパン2010
☆全日本実業団選手権

★インカレ2009
 12月2日から6日までの5日間、大阪市で開催された第61回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)男子。昨年はベスト8に関西の2チームが入ったが、今年は関西1チーム、九州1チームがベスト8入りした。
 12月4日に行われた男子準々決勝では関東の上位4チームが全て勝利、そして決勝戦は関東1位の日本大と関東2位の慶應義塾大の対戦となった。日本大は#31上江田の怪我により準決勝からスタートとなった#3種市が本来のプレーを見せ始め、さらに#9篠山の速さを生かしたプレーが随所で流れを作り序盤からリードを奪う。慶應義塾大は要所でのシュートが決まらず苦しい展開に。日本大は点差を二桁に乗せるが、そこから引き離せず。後半は一進一退の攻防となるが、序盤のリードを日本大が守り切り、6年ぶり12回目の優勝を決めた。
 2年連続ベスト8入りし、今大会ではベスト4入りを目指した天理大(関西1位)だったが、準々決勝で青山学院大のゾーンディフェンスに高さを生かすことができずわずかに4点差で敗れた。しかし順位決定戦ではその強さを十分発揮し、昨年を上回る5位に入った。
 今大会、男子は大阪市での開催となった。上位の関東勢のチーム認知度も地元の中高生などにはそれほど高くなく、プレーに対する観客の反応も新鮮な印象があった。上位に関東勢が多いことを考えると、大阪での開催により今一つ盛り上がり切れなかった感はあるが、大学のトップレベルの試合を直に見せることができ、興味を持ってもらえるようになったのではないだろうか。
第61回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)公式サイト

★JBL2
 第9週が終わったJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)。第9週は4試合すべてが上位(1-4位)vs下位(5-8位)の対戦となったが、すべて上位チームが勝利した。現在全勝で1位の豊田通商と2位のアイシン・エイ・ダブリュはともに第4Pに追い上がられるが逃げ切った。豊田通商は昨シーズン16戦全勝、今シーズンに入って9戦全勝と、現在25連勝となっている。
 今週末は現在3位の石川と4位の日立電線の対戦が見どころ。前回(第3週)の対戦では石川が勝利し、ここで4-5位争いから抜け出す結果となった。また、昨シーズンは第2回戦のこの対戦で日立電線が勝利し、最終的にプレーオフ進出を果たした元となった。今回はどちらに軍配が上がるか。また、現在1位の豊田通商と2位のアイシン・エイ・ダブリュが代々木第2体育館で東京の2チームとそれぞれ対戦する。この試合は2試合行われるが、観戦は無料。JBL2が代々木第2体育館で試合を行うのはこの2試合を含め、わずかに3試合のみとなり、貴重なゲームでもある。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010

★オールジャパン2010
 2010年1月1日から始まる第85回天皇杯・第76回皇后杯全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)の組み合わせが発表された。
 今年度は地方ブロックの繰り上がり出場が多く見られている。男子では近畿が天理大(大学6位)に換わって2位のタツタ電線、九州が鹿屋体育大(大学7位)に換わって3位の長崎教員クラブがそれぞれ繰り上げ出場となった。また女子は東北で3位の仙台大が、東海で2位の岐阜女子高が、そして九州で2位の中村学園女子高がそれぞれ繰り上げで出場が決まった。これらは地方ブロックより大学や社会人、高校選手権などの大会の結果が優先されるためである。これまで大学チームがインカレベスト8入りし繰り上げ出場は見られていたが、今年は社会人や高校選手権からのオールジャパン出場チームが各地の総合選手権(オールジャパン予選大会)に出場し優勝している結果も含め、3位のチームが出場するという事態が起きている。各地ともにそれに対応し、これまで行っていなかった地区も3位決定戦を行うようになったが、九州総合は3位決定戦を行っておらず、2チームある3位チームのどちらかを選ぶ(チームの出場意思を確認後、抽選)形となった。
 今大会の傾向としては、男子はここ数年続いた高校チームの出場が高校選手権のみとなり、地方ブロックで勝ち上がることができなかった。また、実業団チームも社会人選手権を除くと北海道以外は優勝がなく、天理大のインカレ5位という結果により繰り上げ出場となったタツタ電線の2チーム(社会人を合わせると4チーム)のみの出場となった。
 男子1回戦の注目は第1試合の鹿屋体育大vsタツタ電線、社会人王者vs高校生(インターハイ)王者の対戦となる横河電機vs福岡第一高、第4試合の浜松大vs新生紙パルプ商事などが挙げられる。
オールジャパン2010/第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
スポーツのミカタ:AJ予選2009 全日本総合選手権2010

★全日本実業団選手権
 11月29日の東北、四国の予選が終わり、全日本実業団バスケットボール選手権大会の出場チームがすべて決定した。
 第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会は2010年2月5日~8日までの4日間、長崎県長崎市で開催される。今年度は初出場チームが男子で3チームある。最多出場は今回で40回目となる日本無線(関東2位)で、続く33回の黒田電気(近畿2位)に大きく差をつける。女子は丸紅(関東2位)の28回、鶴屋百貨店(九州)の27回となる。連続出場は20年連続の黒田電気だが、16回目の出場で16年連続の三井住友銀行(関東4位)、11回目の出場で11年連続の新生紙パルプ商事(関東3位)などが初出場から連続出場を続けている。また、九州電力(九州1位)はこれまで4年連続出場し、5年前の初出場を除く3年連続ベスト4入り(内、1回は優勝)と好成績を残している。
 今週末には組み合わせも決定する予定。
日本実業団バスケットボール連盟
スポーツのミカタ:全日本実業団選手権2010(42th)

リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.46

 先週末に行われた関東総合の様子を含むオールジャパン予選を中心に、現在開催中のインカレの状況などを掲載。

目次
☆オールジャパン予選
☆JBL2
☆インカレ2009
☆JBL

★オールジャパン予選
 オールジャパン予選も終盤に入り、12月3日のインカレ2回戦で男子ベスト8が決定し、これで出場チームはほぼ決定したこととなる(学生の推薦順と鹿屋体育大がベスト8入りしたことにより九州ブロックの代表チームが九州総合選手権3位のチームとなるが、3位決定戦を行っていないため2チームのどちらになるかが未決定のため)。
 先週末は関東と北海道、そして女子の学生8チームが決定した。関東は昨年優勝の千葉バジャーズ(オールジャパン不出場)が千葉県予選で敗退し、昨年準優勝の横浜ギガスピリッツ(オールジャパン出場)が1回戦で敗れる波乱。準決勝では千葉県の柏リーブスと埼玉県の曙ブレーキ工業が延長戦に突入する接戦となった。最後は柏リーブスのゲームコントロールが冴え、曙ブレーキ工業を突き放し決勝に進出。逆ブロックは横浜ギガスピリッツ(神奈川県)に勝利して勢いに乗るかと思われたブレックスバスケットボールクラブ(栃木県)を葛飾バックボーン(東京都)が圧倒しての勝利となった。決勝戦はともに元JBL選手を擁するチーム同士の対戦となったが、延長戦後の柏リーブスの体力面での不利もあり、葛飾バックボーンの勢いが止まらず勝利し、オールジャパン出場を決めた。女子は準決勝で大学チーム同士の対戦となった山梨学院大(長野県)vs國學院大(東京都)戦が最後まで競った展開となったが、山梨学院大が勝利し決勝へ。決勝ではBLUE☆STARS(埼玉県)が粘り強いゲーム展開で徐々に流れをつかみ、逆転で勝利した。
 北海道の男子は例年と同じく実業団代表の2チームの対戦となった。実業団選手権では札幌市役所が勝利していたが、この全道総合選手権では宮田自動車が勝利、オールジャパン出場を決めた。
 女子のインカレでは東北でオールジャパン出場を決めていた山形大が8位に入り、学生枠でのオールジャパン出場が決まった。これにより東北総合3位の仙台大が繰り上がり出場する予定(1位の山形銀行は社会人選手権1位でオールジャパン出場)。
 男子のインカレは12月3日にベスト8が決定。ここに天理大と鹿屋体育大が入ったことで、近畿と九州は繰り上げ出場となる。近畿は2位のタツタ電線が出場となる予定。九州は発表を待っている状況(長崎教員クラブか浦上自動車学校)。
 12月6日のインカレ最終日には学生の推薦順も決定し、翌日抽選、組み合わせ決定となる予定。
スポーツのミカタ:AJ予選2009

★JBL2
 2回戦に突入したJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)。第8週の4試合中、アイシン・エイ・ダブリュvs日立電線戦のみ第1週とは違う結果となった。前週に黒田電気との直接対決を制しオールジャパン出場を獲得した日立電線だったが、試合を追うごとにチームとして力を伸ばしている様子のアイシン・エイ・ダブリュに大差をつけられる結果となった。現在3位の石川はレノヴァに苦戦、ギリギリで逃げ切った。レノヴァは先週ようやく1勝を挙げたが、その他の多くが惜しい試合を落としている。チームのエース#11大原を欠く豊田合成は黒田電気に2連敗。豊田通商はビッグブルーに圧勝しての8戦全勝。上位3チームと下位3チームの差がより開く結果となった。
 第9週は12月5日、6日に愛知県と東京都で行われる。第9週を含め、年内は残り3週となった(12月19・20日の第11週まで)。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010

★インカレ2009(男子)
 12月2日から大阪府の大阪市中央体育館で始まった第61回全日本大学バスケットボール選手権大会。今大会は会場が大きく、男子のみということもあり1回戦を4コートで1日、2回戦を2コートで1日と、わずかに2日間で2回戦が終了し、ベスト8が決定した。
 16試合が一気に行われた1日目。地方勢の健闘が多くみられたものの、残った16チーム中11チームが関東勢という結果となった。関西1位の天理大が関東12位の早稲田大に勝利しベスト16入り。その他は地方勢同士の対戦で勝利した浜松大(東海1位)、愛知学泉大(東海2位)、京都産業大(関西2位)、鹿屋体育大(九州1位)がベスト16入りを果たした。立命館大(関西3位)が東海大(関東5位)を、札幌大(北海道1位)が法政大(関東4位)を、関西大(関西4位)が青山学院大(関東3位)をそれぞれ接戦に持ち込む好ゲームを見せたが勝利には至らなかった。
 翌12月3日の2回戦。中央大(関東)が粘る浜松大を振り切り勝利。天理大は筑波大(関東7位)を後半に入って大きく突き放し、2年連続のベスト8入りを果たす。鹿屋体育大vs法政大戦は延長戦に突入する熱戦となった。序盤リードしたのは法政大だったが、鹿屋体育大が粘り強いプレーで追い上げ、第4Pには連続3ポイントシュートが決まり一気に逆転する。残り8.8秒で2点ビハインドの法政大はキャプテンの#5神津祥がゴール下に切り込みバスケットカウントを決め同点に。残り3.3秒で決めれば決勝点となる可能性のフリースローを決められずタイムアップ。延長戦は序盤から鹿屋体育大の勢いが勝り、3本の連続シュートでリード。追う展開となった法政大だったがここで最後まで粘りを見せる。終了間際でバタつきがみられる鹿屋体育大のディフェンスのすきを突き、#11長谷川、#5神津祥の連続3ポイントシュートが決まり、3点差にまで詰める。しかしあと1本が決まらずゲームセットとなり、法政大は昨年に続きインカレベスト16で今シーズンを終える結果となった。勝利した鹿屋体育大が#7中村、#8月野、敗れた法政大が#5神津祥、#3鈴木、#11長谷川が45分のフル出場となった。両チームともにコートに立てるのが限られた状態の中での熱戦となった。
 男子のベスト8は日本大(関東1位)、慶應義塾大(関東2位)、青山学院大(関東3位)、東海大(関東5位)、中央大(関東6位)、拓殖大(関東10位)、天理大(関西1位)、鹿屋体育大(九州1位)の8チーム。
 12月4日(金)からはメインコートで最終日の6日まで1日4試合行われる。4日は準々決勝の4試合が13:00からスタートする。
※最終日12月6日の第2試合と第3試合の間で車椅子バスケットボールのエキシビションマッチが開催される予定あり。
第61回全日本大学バスケットボール選手権大会

★JBL
 東アジア大会のための休止期間に入ったJBL(日本バスケットボールリーグ)。先週末の4対戦は全て1勝1敗と星を分ける結果となった。三菱電機ダイヤモンドドルフィンズは第2週の第1戦以来の勝利を挙げたが、相手は同じレラカムイ北海道となっている。
 今週末と来週末の2週続けて試合は行われず、第10週は12月18~20日に行われる。レギュラーシーズンの年内のゲームはこの第10週で終了となり、12月23日に北海道でオールスター戦を行う。
JBL-日本バスケットボールリーグ

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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関東実業団・関東大学オールスター戦

 第12回関東実業団・関東大学バスケットボールオールスター対抗戦の詳細が発表された。

関東実業団バスケットボール連盟

会期:2009年12月19日(土)
会場:明治学院大 白金キャンパス体育館(国道1号線沿い 東口より入場)
東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線 白金駅・白金高輪駅からそれぞれ徒歩7分
※会場内土足禁止のため、上履きのご持参をお願いします。
入場料:無料
開場:11:40
試合開始:女子戦 12:00(ハーフタイムに3ポイントコンテスト)
       男子戦 14:40(ハーフタイムにダンクコンテスト)
※各試合終了後、それぞれの表彰式を行います。

メンバーはこちら

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関東実業団・関東大学オールスター戦 メンバー発表

 12月19日に明治学院大白金キャンパスで開催される関東実業団・関東大学バスケットボールオールスター戦のスタッフ・選手が発表された。

関東実業団バスケットボール連盟

第12回関東実業団・関東大学バスケットボールオールスター対抗戦

男子
関東実業団
監督 奥山 興祐  横河電機
コーチ 浦中 旭  横河電機
アシスタントコーチ 茂木 芳治  新生紙パルプ商事
トレーナー 高田 裕史  横河電機
マネージャー 坂口 有紀枝  東京日産

4  福田 侑介  日本無線 187㎝ SF 法政大
5  笹 義仁  横河電機 196㎝ CF 秋田経法大
6  鈴木 伸之  日本無線 171㎝ PG 青山学院大
11 永田 晃司  葵企業 180㎝ SG 拓殖大
13 福田 大祐  日本無線 189㎝ SF 法政大
14 梶原 剛  横河電機 180㎝ SG 青山学院大
15 眞部 径  東京日産 192㎝ C 中央大
16 浦中 旭  横河電機 185㎝ SG 専修大
19 神﨑 健  横河電機 175㎝ PG 明治大
20 田ヶ谷 治  横河電機 190㎝ F 青山学院大
21 チャールトン・J・エドワード  曙ブレーキ工業 188㎝ SF 大東文化大
21 篠原 徹  葵企業 190㎝ SF 日本大
31 佐藤 基一  三井住友銀行 181㎝ SG 中央大
34 木村 理  三井住友銀行 194㎝ C 筑波大
92 小松 昌弘  三井住友銀行 191㎝ PF 筑波大

※新生紙パルプ商事の選手はAS戦の日程変更によりチーム行事と重なったため出場なし。

関東大学
ヘッドコーチ 松山 繁  中央大
アシスタントコーチ 齋藤 一人  白鴎大
トレーナー 兒玉 清志  拓殖大
マネージャー 矢坂 太一  日本体育大
サブマネージャー 表 冴々朗  日本体育大

13 熊澤 恭平  日本大 3年 180㎝ G
22 森川 純平  日本大 2年 192㎝ F
16 二ノ宮 康平  慶應義塾大 3年 173㎝ G
20 家治 敬太  慶應義塾大 2年 188㎝ PF
27 宇田川 一馬  青山学院大 3年 190㎝ F
 5 辻 直人  青山学院大 2年 184㎝ SG
 3 鈴木 恵二  法政大 3年 170㎝ PG
 7 遥 天翼  東海大 3年 193㎝ PF
12 竹原 康広  中央大 3年 183㎝ SF
36 本井 敏雄  筑波大 3年 198㎝ C
 1 宮城 信吾  専修大 3年 197㎝ F
24 田村 晋  明治大 2年 190㎝ PF
22 松崎 賢人  拓殖大 3年 178㎝ G
10 田中 憂希  白鴎大 3年 174㎝ G
00 金井 賢治  早稲田大 3年 190㎝ F

女子
関東実業団
監督 森 俊一  三井住友銀行
コーチ 中山 博之  丸紅
アシスタントコーチ 佐藤 亜矢子  メディセオ
マネージャー 鈴木 裕子  三井住友銀行
トレーナー 田崎 友紀子  三井住友銀行

4  吉岡 奈美  三井住友銀行 174㎝ PF 青山学院大
6  大野 遥  丸紅 162㎝ PG 専修大
6  中村 道子  メディセオ 171㎝ PF 玉川大
7  石島 沙羅  三井住友銀行 159㎝ SG 白鴎大
7  飯塚 めぐみ  丸紅 168㎝ F 東京女子体育大
7  中山 千種  メディセオ 164㎝ PG 玉川大
8  橋住 桃子  メディセオ 176㎝ C 専修大
11 出水 絵里  丸紅 170㎝ SF 専修大
13 鈴木 直美  三井住友銀行 165㎝ PG 青山学院大
14 大西 真由  丸紅 174㎝ PF 早稲田大
15 益田 千穂  三井住友銀行 178㎝ C 日本女子体育大
15 平間 亜衣  丸紅 169㎝ F 白鴎大
17 深見 沙代  三井住友銀行 164㎝ SG 玉川大
18 陳 美智  三井住友銀行 173㎝ C 日本女子体育大
19 森 直子  三井住友銀行 171㎝ F 国学院大

関東大学
ヘッドコーチ 児玉 茂  専修大
コーチ 佐藤 森王  拓殖大
トレーナー 中川 菜保  筑波大
マネージャー 佐々木 絵理香  日本体育大

15 天野 佳代子  筑波大 2年 180㎝ F
 6 宮崎 優子  白鴎大 1年 163㎝ G
 7 淀野 潮里  筑波大 1年 168㎝ G
 8 丹羽 裕美  早稲田大 1年 180㎝ C
11 佐藤 梓  拓殖大 2年 168㎝ F
12 三浦 春日  玉川大 2年 167㎝ G
13 永野 友香里  白鴎大 2年 178㎝ C
14 水谷 佳代  筑波大 2年 154㎝ G
16 梅木 智加子  玉川大 1年 176㎝ C
17 富永 藍  拓殖大 1年 163㎝ G
18 渡辺 寛子  早稲田大 2年 180㎝ C
33 光山 慈能  早稲田大 2年 170㎝ F
37 渋谷 実菜子  専修大 1年 177㎝ C
48 大柴 早貴  専修大 1年 159㎝ G
91 藤岡 恵美衣  専修大 2年 180㎝ C

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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.40

 今週末は各カテゴリーでのバスケットボール大会が目白押し。今号では全日本社会人選手権を中心に、JBL2レポートと関東実業団選手権、さらにトピックと3件と盛り沢山。

目次
☆全日本社会人選手権
☆JBL2
☆関東実業団選手権
☆トピック

★全日本社会人選手権
 第5回全日本社会人バスケットボール選手権が10月24・25日の両日、群馬県前橋市で行われる。この大会は全日本総合バスケットボール選手権(オールジャパン)予選も兼ね、男女上位2チームが出場権を得る。
 男子はクラブ連盟推薦の8チーム、実業団連盟推薦の6チーム、教員連盟推薦の2チームの合わせて16チームで争われるこの大会。1日目に1回戦と2回戦(準々決勝)、2日目に準決勝と決勝および3位決定戦と行われ、ベスト4に残ったチームは2日間で4試合を戦うこととなる。
 この大会は第2回までは単発の大会だったが、第3回大会からオールジャパン予選を兼ねるようになった。第3回大会からは九州電力(実業団)と新生紙パルプ商事(実業団)が、第4回大会からは横河電機(実業団)とJR東日本秋田(実業団)の4チームがオールジャパンに出場している。
 大会開催時期が各地のオールジャパン予選と重なるため、地方予選を優先するチームもあり必ずしも各カテゴリー上位チームのすべてが出場するわけではない。クラブチームなどは予算の関係やチーム方針もあり、また予選大会が3月と本大会からかなり期間が開くこともあり、チーム状況の変化などのため出場辞退するチームがある。今年度は近畿総合(近畿ブロックのオールジャパン予選)が同じ日程で行われる。
 過去4回の大会では第2回大会でのガリバークラブの準優勝以外全て実業団がベスト4を占めている。大会が始まった当初出場したクラブチームからは大会へのモチベーションやジャッジへのアジャストの問題などが挙げられていたが、回を増すごとにそれらも解消されつつあり、1・2回戦で接戦となることも増えてきている。今大会でも1回戦から激戦が予想される対戦もあり、興味深いところ。
 日本バスケットボール協会主催の大会であり、開催地は毎年変わる。来年度は高知県で開催される予定。関東圏のバスケットボールファンにとって貴重な大会となる。
第5回全日本社会人バスケットボール選手権大会
全日本社会人選手権 大会&1回戦の展望(スポーツのミカタ内)

★JBL2
 10月17日に開幕したJBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構。第1週から延長戦など白熱した試合を見せた。
 オープニングゲームとなった黒田電気(昨シーズン6位)vs豊田合成(昨シーズン3位)の対戦は序盤から黒田電気の新人の富田(#13)と綿貫(#15)の活躍もありスタートから一気に豊田合成を引き離す展開に。途中で豊田合成がゾーンディフェンスに変更して巻き返しを図るも黒田電気の勢いは止まらず、そのまま黒田電気が勝利した。この2チームは同じ年度に加入(当時はJBL日本リーグ)。それまでにも実業団の大会で顔合わせがあったが、それも含め昨シーズンまで全て豊田合成が勝利し、この試合が黒田電気の対豊田合成戦初勝利となった。試合前「そろそろ勝ちたいですね」と言っていた黒田電気・藤本ヘッドコーチは試合後「新人の加入が大きかったですね。これで勢いに乗りたい」と語った。「苦手意識はないのですが、相性が悪いんですかね」と苦笑いで答えた黒田電気の堀キャプテン(#14)は「昨シーズンまでは大原(豊田合成#11)の得点を止めることばかりに必死になっていて大原以外の選手にやられていたのですが、今年は他の選手の得点を止めていこうということで入ったのがよかったです」と勝因を語ったが、「ようやく気がつきました」とここでも苦笑いだった。新人ながら37分と多くのプレータイムをもらいチームを勝利に導いた富田(#13)は終盤足がつったと言いながらも「チームにアジャストしながらも自分のよさを出していければいいと思います」と今後の抱負を語った。対する豊田合成は怪我人などもありチーム状態はあまり良くない中、さらにシーズン初戦ということで慣れない移動や試合前の時間の調整などがうまくいかなかったという。「それでもこれが今のうちの力だと思います」と今シーズンアシスタントコーチとしてチームを見ている加藤は厳しい表情。今シーズンから指揮を執る福留ヘッドコーチも「もう一度しっかりと立て直していかないといけない」と語った。
 昨年準優勝のアイシン・エイ・ダブリュは日立電線(昨シーズン4位)と対戦。怪我人などの影響でチーム状況が不安定な部分があり、リーグ戦初戦を接戦で落とした。昨年わずかな差でプレーオフを逃したブルースパークスは地元石川で行われたレノヴァとの対戦で終盤追い上げられオーバータイムに持ち込まれながらなんとか逃げ切り勝利した。昨年優勝の豊田通商はビッグブルー(昨シーズン8位)を序盤で引き離し、そのまま勝利。出場した14選手が全員10分以上のプレータイムを持ち、昨年同様選手層の厚さを感じさせた。
 今シーズンから3回戦制(昨年まで2回戦制)となり、1試合の順位決定への重みは軽減したが、オールジャパン出場圏の4位以上の決定は第7週までの1回戦で決定するため、この1勝は大きく影響する。
 今週末の第2週はすべて10月25日(日)に行われるが、豊田合成とビッグブルーは2週続けての遠征となる。シーズン序盤でコンディションの整わない中での遠征の負担は大きいか。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
JBL2 第1週の結果(スポーツのミカタ内)

★関東実業団選手権
 社会人選手権が行われる10月24日は同時に関東実業団バスケットボール選手権の開幕日となる。この大会は高松宮記念杯 全日本実業団バスケットボール選手権大会の関東予選を兼ね、男子上位10チーム、女子上位6チームが出場権を得ることとなる。今年度の全日本実業団選手権は2月5~8日に長崎県長崎市で開催される。
 男子のシード8チームは三井住友銀行(東京都1)、新生紙パルプ商事(東京都2)、日本無線(東京都3)、横河電機(東京都4)、曙ブレーキ工業(埼玉県1)、東京日産(東京都5)、葵企業(東京都6)、富士通(神奈川県1)となり、初戦はベスト8決めの3回戦で11月8日となる。
 今週末と来週末はすべて1回戦で、2回戦は男女合わせて12試合が11月3日に駒沢屋内球技場で一斉に行われる。
関東実業団バスケットボール連盟

★トピック
JBL
 第3週を終えたJBL-日本バスケットボールリーグ。現在アイシンがトップだが、この第3週でそのアイシンが今シーズン初の黒星となり、これで全勝チームは無くなった。
 第3週は4対戦中3つが星を分けあう中、トヨタ自動車vs三菱電機戦はトヨタ自動車の連勝となった。16日の代々木第2体育館でのゲームでは三菱電機がなかなかチームオフェンスを組めずボールが止まる時間が多く見られた。
 上位と下位の差が徐々に開いてきているがまだまだ序盤戦。下位チームの今後の巻き返しに期待したい。
JBL-日本バスケットボールリーグ

関東大学リーグ戦
 後半戦に入った1部はトップ2チームの対戦が行われ、ここまで1敗と1位だった日本大が慶應義塾大に連敗し一歩後退。慶應義塾大が2敗を守り単独1位になたった。3位以下は混戦だが、現在8位の専修大はまだ勝ち星がない。
 2部はすでに2位以上で1部昇格を決めている明治大が全勝を守り、最終週を残して2部優勝を決めた。1部昇格圏内である2位を争う拓殖大と早稲田大の直接対決で拓殖大が連勝し、1部復帰に一歩前進。また、インカレ出場枠の4位以上を争う白鴎大と順天堂大の直接対決でも白鴎大の連勝し、同じく4位を争う国士舘大が日本体育大に1敗したことにより白鴎大の4位以上が決まった。
 1部第6週となる今週末は優勝の可能性を残す法政大が現在単独1位の慶應義塾大と対戦する。
 2部は今週末が最終週となる。混戦の2~4位では現在8勝と星が並んでいる早稲田大と白鴎大の直接対決がある。9勝と現在この2校を上回っている拓殖大が順天堂大に2連敗した場合、この2校にも2位の可能性がある。拓殖大は1勝すれば2位が決まる(直接対決で拓殖大が2校ともに上回るため)。
関東大学バスケットボール連盟

オールジャパン予選
 現在各地で行われている全日本総合バスケットボール選手権予選。今週末の10月24・25日は他の地域に先駆け近畿ブロックでオールジャパン出場チームを決める近畿総合バスケットボール選手権が行われる。
 近畿総合は男女ともに全10チームで争われる。昨年まで3年連続近畿ブロックからオールジャパンに出場した洛南高は京都府総合準決勝で尚徳クラブに敗れている(京都総合選手権は毎年4月に行われる)。また、大阪府でもここ数年1位になっているはじめましてをタツタ電線が破って大阪府1位を決めている。
第56回近畿総合バスケットボール選手権大会
 近畿総合を皮切りに11月の最終週まで毎週末各地のオールジャパン予選が開催される。
主なスケジュール
北海道:11月26~29日 札幌市(江別)
東北:11月6~8日 宮城県仙台市 新田東総合運動場体育館(宮城野体育館)、青葉体育館
関東:11月28・29日 千葉県千葉市
北信越:11月7・8日 新潟県新潟市
東海:11月14・15日 愛知県名古屋市 千草スポーツンセンター
近畿:10月24・25日 兵庫県神戸市 グリーンアリーナ神戸
中国※:10月31日・11月1日 岡山県笠岡市 笠岡総合体育館
四国:11月15日 徳島県
九州※:11月7・8日 長崎県長崎市 長崎県立総合体育館
※すでに組み合わせが決まっている地区。開催県の協会HP(開催地のリンク)へ。

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.39

 トップに今週末開幕のJBL2を紹介。12日に終了した東京都実業団選手権の3日間のレポートを掲載。

目次
☆JBL2
☆東京都実業団選手権
☆関東大学リーグ戦
☆JBL

★JBL2
 JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構が10月17日に開幕する。昨シーズンは豊田通商がプレーオフも含め16戦全勝で優勝。今シーズン、豊田通商の連勝を止めるチームは現れるか。
 各チーム新人が加入しているが、今シーズンはレノヴァを除く7チームに関東大学からの新人が入っている。これまで東海や北陸のチームは関東からの補強は少なかったが、選手たちの意識の変化もあり積極的に関東からの選手補強を行うようになった。逆に昨年のような元JBL選手の加入は今シーズンはない。新卒の新人はどこまで即戦力として機能するか予測が難しい。今シーズンから3回戦制となり、さらに昨年のような変則スケジュールではなくほぼ毎週末試合が行われることもあり、体力面なども考えると少しでも多くの選手が使えることが望ましいだろう。
 不況の最中、チームの維持、遠征費など大変な部分も多いが、JBLに比べて入場料も少なく(もしくは無料)、地元の人々が観戦しやすいこともあり、より地域に密着したバスケットボールの普及にも貢献を期待したい。
<第1週の予定>
10月17日(土)
会場:大森スポーツセンター(東京都) 入場1000円(中学生500円)
16:00 黒田電気ブリットスピリッツ vs 豊田合成スコーピオンズ
10月18日(日)
会場:千種スポーツセンター(愛知県) 入場無料
12:30 豊田通商ファイティングイーグルス vs ビッグブルー東京
14:30 アイシン・エイ・ダブリュ アレイオンズ安城 vs 日立電線ブルドッグス
会場:小松運動公園末広体育館(石川県) ブルースパークスサポーター会員(当日入会可、入会1000円)
石川ブルースパークス vs レノヴァ鹿児島
 第1週は昨年優勝の豊田通商と2位のアイシン・エイ・ダブリュが同じ会場で試合を行う(入場無料)。東京都では地元の黒田電気が豊田合成を迎えてオープニングゲームを行う。石川も地元でレノヴァと対戦。ホームゲーム色を強く打ち出したいリーグ初戦。好ゲームを見せてもらいたい。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

★東京都実業団選手権
 10月12日(日)、東京都実業団バスケットボール選手権が終了した。
最終結果はこちら
 10日(土)の準々決勝は4試合中3試合までは大差でリーグ上位のチームが勝利したが、最終試合の新生紙パルプ商事vs葵企業戦は最後までもつれる展開となった。リーグ戦では7位に終わった葵企業だが、この大会はここ2年3位に入り好成績を残している。対する新生紙パルプ商事もこれまで5年連続、さらに第2回大会以外の6回ベスト4入りし、優勝も2回と確実に結果を出している(大倉三幸を含む)。どちらも譲れない対戦となったが、粘り強く流れをキープし要所で確実に得点した新生紙パルプ商事が勝利した。敗れた葵企業は東京都6位となり、関東実業団バスケットボール選手権で厳しいブロックに入ることが予想されたが(※)、「やるしかないです」と#4山口は改めて決意を口にした。(※東京都6位は関東実業団選手権準々決勝で東京都1位と対戦する。)
 翌11日(日)は準決勝が行われた。この大会を主力(#5笹、#14梶原、#16浦中、#17高木、#19神崎、#20田ヶ谷)なしでベンチメンバーのみで戦う方針で臨んでいた横河電機。社会人選手権も近いこともあり試合経過によっては主力も出したいと試合前奥山監督は語っていたが、試合は思わぬ展開となった。前半横河電機が#28能登のインサイドで順調に得点を重ねリードを奪うが、後半に入って三井住友銀行が#92小松を中心にディフェンスを厳しくするとオフェンスでも速い展開からのアウトサイドシュートが効率よく決まり一気に追いつき逆転する。ここでなんとか粘りたい横河電機だったが、#28能登の単発の得点のみとなりチームのリズムが作れない。第4Pに入りトランジションも出るようになった三井住友銀行の勢いは止まらず、開始から4分足らずで14点のリードを広げる。チームのリズムも試合の流れも変えることの出来なくなった横河電機はそのままのメンバーで最後まですすめ、三井住友銀行が勝利し初のベスト4入りを果たした。次の新生紙パルプ商事vs日本無線戦は序盤新生紙パルプ商事のシュートが好調に決まり大きくリードする展開となる。前半で20点差となるが、後半に入ってリズムを戻した日本無線が追い上げを見せる。開始から4分間で20点差を7点差にまで詰められた新生紙パルプ商事だったが、ディフェンスを締めると日本無線のリズムを崩しリードを広げる。そのまま流れは変わらず新生紙パルプ商事が3年連続の決勝に進んだ。
 3日連続となる12日(月・祝)は代々木第2体育館で男女3位決定戦と男女決勝戦が行われた。
 3位決定戦もスタートは10・11日と同様のメンバーで臨んだ横河電機。関東実業団で常にベスト4以上に入る日本無線は横河電機のベンチメンバーを寄せ付けず前半で14点のリードとなる。横河電機は第3Pから本来のスタートメンバー(#5笹、#16浦中、#17高木、#19神崎、#20田ヶ谷)をコートに。しかし序盤は試合途中からということと全日本実業団競技大会決勝以来の公式ゲームということもあり精彩を欠きリズムに乗れない。第3P開始から4分を過ぎ、#20田ヶ谷がゴール下でバスケットカウントを取ると徐々にインサイドが機能し、トランジションが出始める。じりじりと追い上げを始めた横河電機は第4P残り5分半で同点に追いつく。しかしここで意地を見せたのは日本無線だった。ディフェンスの戻りを早くし横河電機のトランジションを止めリードを許さず、横河電機のリズムを崩していく。残り3分を切ってわずかに日本無線がリードすると、そのリードを守り切り日本無線が逃げ切った。「試合的には負けですけどね」と試合後日本無線#6鈴木は苦笑いで言ったが「でも最終的には勝てたのでよかったです」とほっとした表情を見せた。
 初の決勝となる三井住友銀行と3年連続の決勝で2連覇を狙う新生紙パルプ商事の対戦は序盤勢いに乗る三井住友銀行が一気に新生紙パルプ商事を引き離す。リズムが悪くシュートが決まらない新生紙パルプ商事は第1Pわずかに8得点に終わる。第3Pには1点差まで詰められるも、三井住友銀行の集中が切れることなく、新生紙パルプ商事の追い上げをしのぎチーム初の大会優勝を果たした。『3年以内には何かの大会に優勝する』という公約をチーム関係者としていたという#92小松は「なんとか達成できました」と胸をなでおろした。北郷コーチ、#4菊池(キャプテン)はともに「若いチームですから優勝という経験はとても大きいです」と語る。
 三井住友銀行vs丸紅の対戦となった女子決勝は終始丸紅が三井住友銀行を追う展開となったが、第4Pに入って丸紅が追いつくとその勢いのままに逆転。丸紅はわずかなリードを守り切り3年ぶり5回目の優勝を決めた。これまで過去4回の優勝は全て対戦相手がクラヤ三星堂であり、三井住友銀行との決勝は過去2回ともに敗れて2位に終わっていた。また選手の家族に不幸があり喪章をユニフォームにつけて臨んだ丸紅メンバー。勝利の瞬間涙を見せる選手もいた。
 この大会で男子は上位21チーム、女子は11チームが10月24日から始まる関東実業団バスケットボール選手権に進む。シード8チームの初戦は11月8日(日)となる。
東京都実業団バスケットボール連盟
関東実業団バスケットボール連盟

★関東大学リーグ戦
 後半戦に入る1部は第4週で青山学院大と法政大が星を分け、さらに東海大も中央大に1つ落とし優勝争いから一歩後退した。日本大は筑波大に連勝、慶應義塾大も専修大に2戦目はあわやという接戦となったが2連勝し、ともに2敗を守っている。第5週の今週末は6勝2敗の日本大と5勝3敗の青山学院大が対戦する。優勝に向けて一つも落としたくない両チームの対戦は熱戦が予想される。また青山学院大、東海大からそれぞれ1勝を挙げている中央大が6勝2敗とトップの慶應義塾大と対戦。
 第5週を迎えた2部は1部昇格ラインである2位を争う拓殖大が白鴎大に敗れ一歩後退。これによりここまで10戦全勝の明治大の残り2週を残して2位以上、1部昇格が決まった。2部の注目は1部昇格ラインの2位とインカレ出場ラインである4位の争いとなる。4位争いは第5週で白鴎大が拓殖大から1勝を挙げたことであとを追う順天堂大、国士舘大を引き離した。2位争いの早稲田大と拓殖大は現在早稲田大が星一つリードしているが、今週末(第6週)の直接対決の結果次第でここの優劣に変化が出るか。
関東大学バスケットボール連盟

★JBL
 第2週を終えたJBL-日本バスケットボールリーグ。アイシンシーホースが4連勝でトップ。それをリンク栃木ブレックス、東芝ブレイブサンダースが3勝1敗で追っている。第1週で連敗したチームも第2週では星を分けあい、これですべてのチームが1勝以上を挙げたことにある。
 第3週は8試合中2試合が本日16日(金)開催。代々木第2体育館ではトヨタ自動車vs三菱電機戦が19時スタートで行われる。
JBL-日本バスケットボールリーグ

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.38

 今週末からの連休中に最終日を迎える東京都実業団選手権を中心に、関東大学リーグ戦、JBLの状況と、組み合わせが発表された全日本社会人選手権の大会紹介を掲載。

目次
☆東京都実業団選手権
☆関東大学リーグ戦
☆JBL
☆全日本社会人選手権

★東京都実業団選手権
 現在開催中の東京都実業団バスケットボール選手権(兼関東実業団バスケットボール選手権予選)は先週末女子の準々決勝、準決勝を行い、三井住友銀行と丸紅が決勝に進んだ。
 国体などで試合の間隔があいた男子は今週末3連戦となる。10日(土)はベスト4を決める準々決勝の4試合が横河電機体育館で行われる。ここでのポイントは昨年優勝の新生紙パルプ商事と3位に入った葵企業の対戦。この2チームのうちどちらかがベスト4入りを逃すこととなる。
10:00 東京日産 vs 三井住友銀行
11:30 横河電機 vs 三井住友海上
13:00 日本無線 vs 東京電力
14:30 新生紙パルプ商事 vs 葵企業
 11日(日)は羽村市スポーツセンターで準決勝、そして12日(月・祝)は代々木第2体育館で男女の3位決定戦と決勝がそれぞれ行われる。また、最終日は3位決定戦のあとミニバスケットボールクリニックも開催される。
東京都実業団バスケットボール連盟

★関東大学リーグ戦
 2日間とも筑波大で行われた1部第3週はここまで順調に勝ち星を挙げたチームが星を落とし、一気に混戦模様をなった。
 4戦全勝で3週目を迎えた日本大は慶應義塾大に連敗し、勝った慶應義塾大とともに4勝2敗でならんだ。さらにここまで3勝1敗の東海大を2勝2敗の法政大が2試合ともやぶり、順位を逆転。3勝1敗だった青山学院大も第1戦で中央大に敗れた。これで現在4勝2敗で青山学院大、日本大、法政大、慶應義塾大の4校が並び、3勝3敗で東海大と中央大が追っている。
 折り返しとなる第4週は東海大での開催となる。ここでは東海大相手に2連勝した法政大と青山学院大の対戦がある。ここ数年、青山学院大が勝利しているが、勢いに乗る法政大を止めることができるか。
 2部は第4週を終えた。明治大がここまで負けなしの8連勝。早稲田大と拓殖大が6勝2敗で追っているが、この2校の2敗は全て明治大であり、最終順位で明治大を上回るには明治大が残りの6試合中3敗以上しなくてはならないこととなる。2位までが来年の1部昇格ラインなので、早稲田大と拓殖大の直接対決となる第6週がポイントとなりそうだ。またインカレ出場ラインである4位は現在5勝3敗の白鴎大を3勝3敗の順天堂大が追う形となる。現在2つの星の差があるが、ここも第6週で直接対決が見られる。
関東大学バスケットボール連盟

★JBL
 10月3日(土)に開幕したJBL-日本バスケットボールリーグ。第1週は全ての対戦で連勝、連敗スタートとなった。連勝したのはパナソニックトライアンズ(vsレラカムイ北海道)、アイシンシーホース(vs三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ)、東芝ブレイブサンダース(vs日立サンロッカーズ)、リンク栃木ブレックス(vsトヨタ自動車アルバルク)。勝った4チームは今シーズン主力に大きな変化がなく、シーズンインであるこの時点ではチームとしての安定感が勝敗に影響したことも考えられる。
 第2週は第1週で連勝したチーム同士、また連敗したチーム同士の対戦となる。まだまだ序盤であり、今後の行方を左右するほどのものではないが、今のチーム状態を見るのには興味深い対戦となる。
JBL-日本バスケットボールリーグ

★全日本社会人選手権
 10月3日、全日本社会人バスケットボール選手権(権 全日本総合バスケットボール選手権予選)の組み合わせが発表された。
 全日本社会人バスケットボール選手権はクラブ、実業団、教員と異なるカテゴリーのトップチームが集い、社会人日本一を決める大会で、今大会が5回目となる。第3回大会から全日本総合選手権(オールジャパン)の予選を兼ねるようになり、男女上位2チームが出場権を得る。過去2回は全て実業団が出場権を獲得していた(第3回:九州電力、新生紙パルプ商事、第4回:横河電機、JR東日本秋田)。この過去2回でオールジャパンに出場した4チームを始め、地域枠でオールジャパン出場歴のあるクラブチームも出場するこの大会。各地の予選より先に行われることもあり、ここでオールジャパンの出場権を取りたい気持ちは大会を追う毎に各チームの中で強まっていることもあり、白熱した対戦が期待できる。
全日本社会人バスケットボール選手権大会 権 第85回天皇杯・第76回皇后杯全日本総合バスケットボール選手権大会予選
会期:10月24日(土)・25日(日)
会場:群馬県総合スポーツセンター(ぐんまアリーナ)
組み合わせ
競技日程
※大会1週前頃に大会展望を掲載予定です。

リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.37

 10月2日から始まる新潟国体を成年男子を中心に、さらに関東実業団選手権予選、関東大学リーグ戦の現在の状況を紹介。そして今週末開幕のJBLを展望する。

目次
☆新潟国体
☆関東実業団選手権予選
☆関東大学リーグ戦
☆JBL開幕

★新潟国体
 新潟国体が開幕し、バスケットボール競技も10月2日からスタートする。今年は成年女子が全都道府県からの出場となっており、それ以外の成年男子、少年男女はそれぞれ予選を勝ち上がった12チームで行われる。成年男子のみ佐渡市、それ以外は全て新潟市で開催される。
 成年男子は昨年優勝の千葉県が最有力。そこに3位の山形県と秋田県、地元での開催に向けて強化を進めてきた新潟県が対抗か。各県ともに昨年のメンバーに大きく変わりはない様子(10月2日0時現在、公式ページでのメンバー発表がないため未確認)。優勝候補の千葉県(2回戦から登場)は秋田県が1回戦の福岡県に勝って2回戦に進めばここで千葉県vs秋田県の対戦となる。秋田県は地元開催だった秋田国体から2年連続千葉県に敗れており、リベンジを図りたいところだろう。現在2連覇中の千葉県も来年には地元千葉での国体を控えており、ここは結果を残しておきたい。地元新潟県は1回戦で山口県と対戦する。
新潟国体 公式サイト
新潟国体 バスケットボール競技 公式サイト
新潟国体 結果速報 (PC 携帯

★関東実業団選手権予選
 10月25日から始まる関東実業団バスケットボール選手権(兼高松宮記念杯全日本実業団バスケットボール選手権 関東予選)に向けての各都県の予選が行われている。
 東京都はベスト8まで決定。国体での休みを挟んで10月10日(準々決勝)、11日(準決勝)、12日(決勝)と3日間連続で行われる。
 神奈川県は8チームが関東実業団選手権に出場。順位を決めるリーグ戦の最終日となった9月27日、富士通体育館で富士通vsプレス工業戦が行われた。勝った方が関東実業団選手権の8シードに入れることもありどちらも気合が入っていたが、中盤から積極的に攻めにかかる富士通に対し、プレス工業はオフェンスの流れも悪くなり一気に点差が開き、富士通が勝利した。富士通はこの大会から新ユニフォームを使用。番号もフリーになり、各選手の個性がより強調された感がある。
 埼玉県でも決勝戦が9月27日に行われた。トップシードの曙ブレーキ工業(予選なしで決勝戦のみ)に今年から関東実業団リーグ戦にも参入した大陽ステンレススプリングスが挑んだ。中盤で曙ブレーキ工業が引き離したが、終盤メンバーを落とした曙ブレーキ工業に大陽ステンレススプリングスが追い上げを見せる。しかし曙ブレーキ工業がそのまま逃げ切り優勝。
 この他千葉県、新潟県、長野県が関東ブロックに入る。
 関東実業団選手権の8シードは昨年の結果から東京都6、埼玉県1、神奈川県1となる。

★関東大学リーグ戦
 現在開催中の関東大学リーグ戦。1部は2週目を終え、先に始まった2部は3週目を終えたところになる。
 1部は昨年のインカレと春のトーナメントを制した慶應義塾大が昨年のリーグ戦を7位に終わったことにより1週目、2週目に優勝候補のチームと対戦するスケジュールとなっている。1週目の東海大戦は1勝1敗で得失点差では慶應義塾大が上位となったが、2週目の青山学院大戦は第1戦を大差で落とし、第2戦でリベンジを果たしたが、トータルは2敗となり優勝争いから一歩後退となった。ここまで2週負けなしの日本大が4戦全勝でトップに、それぞれ慶應義塾大に一つずつ星を落としている青山学院大と東海大が3勝1敗で追っている。専修大と今年度から1部に復帰した筑波大はまだ勝ち星がない。
 2部は6戦全勝で明治大が頭一つリード。早稲田大、白鴎大、拓殖大がそれぞれ4勝2敗で追っているが、この3チーム2敗はすべて明治大からのものとなっている。国士舘大が3週目にして初勝利を挙げ、これで全敗のチームは無くなった。
 今週末、1部は筑波大での開催となる。ここまで勝ち星のない筑波大だが対戦相手は同じくここまで全敗の専修大。1部復帰後初勝利はなるか。またここまで4戦全勝の日本大は慶應義塾大と対戦する。
関東大学バスケットボール連盟

★JBL開幕
 JBL2009-2010シーズンが開幕する。開幕戦となる第1週は北海道(レラカムイ北海道vsパナソニックトライアンズ)、愛知県(アイシンシーホースvs三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ)、神奈川県(東芝ブレイブサンダースvs日立サンロッカーズ)、そして東京都(トヨタ自動車アルバルクvsリンク栃木ブレックス)で開催される。
 田臥も残留し注目を集めるリンク栃木ブレックスと、五十嵐が移籍したトヨタ自動車アルバルクの対戦は代々木第2体育館で行われることもあり、すでにチケットが完売となっている。
 昨シーズン優勝のアイシンシーホースは補強がほとんどなく、ガードの柏木がアジア選手権での故障の影響からどこまで回復できているかが鍵になりそうだ。昨年準優勝の日立サンロッカーズは五十嵐がトヨタ自動車アルバルクに移籍し新人G西村(東海大)が加入。チームバランスはどう変わるか。パナソニックトライアンズはともに筑波大の主力であった中務と梁川が新規加入した他は外国人選手を含め変わっていない。最も選手の入れ替えがあったのが三菱電機ダイヤモンドドルフィンズで、登録14選手中5選手が新規もしくは移籍となっている。中でも大学卒業後三菱電機入りが決まっていたが海外挑戦を選んだ中川がbjリーグを経て加入、さらに一度はチームを離れbjリーグに入った蒲谷が復帰とチームに縁のある選手が加入している。加入選手が多いだけにチームバランスが微妙なところだ。
 今シーズンはNBAでの経験もある田臥(リンク栃木ブレックス)はじめ、中川(三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ)、KJ松井(レラカムイ北海道)、並里(リンク栃木ブレックス)、この夏をアメリカで過ごした川村(リンク栃木ブレックス)と竹内譲次(日立サンロッカーズ)、大学卒業後ドイツに武者修行に行っていた中務(パナソニックトライアンズ)と外国でのプレー経験のある選手が豊富なことも一つの特徴だろう。日本のバスケットボールシーンが少しずつ変わっていくのかもしれない。
JBL 日本バスケットボールリーグ

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.36

 シルバーウィーク中に行われた全日本実業団競技大会を中心に、東京都実業団選手権、関東大学リーグ戦の状況を紹介。

目次
☆全日本実業団競技大会
☆東京都実業団選手権
☆関東大学リーグ戦

★全日本実業団競技大会
 全日本社会人バスケットボール選手権の実業団予選を兼ねる大会、全日本実業団バスケットボール競技大会が9月19日から3日間、千葉県の船橋市総合体育館で行われた。
 横河電機の3連覇で終わった男子。優勝した横河電機は決勝戦のJR東日本秋田戦以外すべて圧倒的な強さを見せて勝ち上がった。昨年も2回決勝で対戦(全日本実業団競技大会、全日本社会人選手権)しているJR東日本秋田は対横河電機対策を練り、決勝戦は白熱した試合となった。「まずは前半を33点くらいに抑えて、そこからついていければ勝機はあるかもしれない」と試合前にJR東日本秋田の柿崎コーチは語ったが、実際に試合も前半を終えて33-29とプラン通りになっていた。そして後半に入りJR東日本秋田がオールコートプレスで横河電機流れを止め追いつくと、そこから1点を争うシーソーゲームになる。今シーズン初めての接戦を戦う横河電機だったが、ベンチから「焦るな」「落ち着いていけ」と檄が飛び、選手たちの集中が途切れない。追い上げの勢いでリードを奪いたいJR東日本秋田はしかし横河電機のオフェンスを止められず、徐々に流れが横河電機に傾き始める。ここで横河電機はリバウンドからのトランジションを積極的にかけていき、再びリードを奪う。JR東日本秋田も粘りを見せるが横河電機の得点を止められず追いつけない。そのまま横河電機が逃げ切り、3年連続3回目の優勝を決めた。
 男子3位決定戦新生紙パルプ商事vs日本無線の関東対決となった。久しぶりにベスト4入りを果たした日本無線だったが、九州電力を破り勢いに乗る新生紙パルプ商事を止められず逆転負け。新生紙パルプ商事は昨年の4位を上回る3位に入った。
 男子準決勝では横河電機vs日本無線戦は横河電機の圧勝で終わったが、JR東日本秋田vs新生紙パルプ商事戦は最後まで勝敗の行方が分からない接戦となった。前半は新生紙パルプ商事の勢いが勝り9点のリードとなるが、後半に入り新生紙パルプ商事がリズムを崩し得点が止まる。ここで一気にJR東日本秋田が逆転し、終盤粘りを見せる新生紙パルプ商事をわずかに3点差で退け、2年連続の決勝に駒を進めた。
 ベスト8を決める男子2回戦では昨年の3位決定戦と同じ対戦となった新生紙パルプ商事vs九州電力戦が白熱した熱戦となった。過去の対戦ではすべて九州電力が勝利しており、この試合でも一度は14点差をつけてリードするが、後半に入り速い展開で試合をすすめる新生紙パルプ商事に対し、受けに回ってしまった感のある九州電力がリズムを崩す。九州電力はなんとか立て直しを図るが新生紙パルプ商事の勢いを止められず、そのまま新生紙パルプ商事が逃げ切り、対九州電力戦初勝利を挙げた。新生紙パルプ商事は新型インフルエンザの影響で茂木ヘッドコーチを欠く中、選手たちが集中したプレーを見せた。この大会は2006年から連続ベスト4入りを果たしていた九州電力だったが、今大会はベスト8で終わった。
 2月の全日本実業団選手権で初のベスト8入りを果たしたホシザキはこの大会でもベスト8入りし、社会人選手権の出場権を獲得した。
 3年ぶりの全国大会となった旭川キシイだったが、チームスタイルは変わっていなかった。1回戦のvs西野製作所戦を圧勝し、2回戦ではJR東日本秋田と対戦。JR東日本秋田がリードする展開ながら点差を広げさせることなく粘り、旭川キシイの展開に持ち込む。しかし最後は力で勝るJR東日本秋田に引き離され敗れた。ベンチ入りのメンバーが9人とギリギリの人数で平均身長182㎝のチームながら、全員で走り、リバウンドに飛び込み、積極的にシュートを狙っていくバスケットを展開した。
 女子決勝も2年連続同じ顔合わせとなった。中盤までは接戦となったが、徐々に鶴屋百貨店が引き離し4年ぶりの優勝を果たした。敗れた山形銀行は怪我人が多く苦しいチーム事情だったが、「それはある程度どこも一緒。敗戦の理由にはなりません」と#4菅野(敢闘賞)は厳しい表情で言った。
 全日本社会人選手権の出場権がかかる女子3位決定戦は序盤重たい展開だったが、中盤から秋田銀行が引き離し差をつけて日立笠戸に勝利した。
 最優秀選手賞は男子が横河電機#17高木、女子が鶴屋百貨店#15濱本がそれぞれ初受賞。
 この大会で男子上位6チーム、女子上位3チームは10月25・26日に群馬県前橋市で行われる全日本社会人バスケットボール選手権に出場し、全日本総合選手権(オールジャパン)の出場(2チーム)と社会人日本一を目指して戦うこととなる。
日本実業団バスケットボール連盟
勝ち上がり 結果
スポーツのミカタ内
1日目の結果
2日目の結果
最終日の結果

★東京都実業団選手権
 現在開催中の東京都実業団バスケットボール選手権(兼関東実業団バスケットボール選手権大会予選)は9月21日の試合でベスト8が出そろった。
 リーグ戦での敗戦で今シーズンの1部復帰の夢を断ち切られた三井住友海上と、1部との入替戦で敗れ2部残留となったクラヤ三星堂の対戦は、三井住友海上が勝利し、リーグ戦での雪辱を果たす形となった。故障者の影響もありNTTデータと最後まで接戦となった東京日産はなんとか6点差で勝利した。葵企業vs大塚商会東京と東京電力vs警視庁は葵企業と東京電力が力の差を見せつけ勝利した。
 これでベスト8は横河電機、日本無線、新生紙パルプ商事、三井住友銀行、東京日産、葵企業、東京電力、三井住友海上の8チームとなった。今年度の関東実業団選手権の8シードは東京都からは6チームとなるため、2部の東京電力(来シーズン1部昇格)と三井住友海上はベスト4に入らなければ8シード入りは難しい。準々決勝の組み合わせは、横河電機vs三井住友海上、三井住友銀行vs東京日産、新生紙パルプ商事vs葵企業、日本無線vs東京電力となる。昨年この大会優勝の新生紙パルプ商事と昨年3位の葵企業がここで対戦。どちらかがベスト4入りを逃すこととなる。
 東京都実業団選手権は国体などのため2週間空き、10月10日(土)準々決勝、翌11日(日)に準決勝と21位決定戦、そして10月12日(月・祝)に代々木第2体育館で男女の決勝戦と3位決定戦が行われる。
東京都実業団バスケットボール連盟

★関東大学リーグ戦
 1部がスタートした関東大学リーグ戦。第1週から優勝候補同士の対戦である慶應義塾大vs東海大の試合が行われ、1勝1敗と星を分けた(得失点差では慶應義塾大が上位となる)。青山学院大、日本大、中央大が連勝スタート。逆に専修大、法政大、筑波大は連敗スタートとなった。
 2部は明治大と拓殖大が4戦で負けなしの4勝と頭一つ抜けている。国士舘大はまだ勝ち星がない。
 1部第2週は第1週に続いて優勝候補と目されるチーム同士の対戦である青山学院大vs慶應義塾大戦が行われる。さらに連勝の日本大と中央大が対戦、また第1週を連敗した専修大と法政大の対戦もある。
 2部も3週目にして優勝の行方を左右する可能性のある現在4勝同士の対戦、明治大vs拓殖大戦が行われる。
関東大学バスケットボール連盟

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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