関東大学リーグ戦

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.35

 今号では現在開催中の東京都実業団選手権、今週末からスタートの関東大学リーグ戦とXリーグ、そして千葉国体の情報を紹介。

☆東京都実業団選手権
 8月22日からスタートした東京都実業団バスケットボール選手権は今週末から2部のチームが登場する。この大会は関東実業団バスケットボール選手権の予選も兼ねており、上位21チームが出場権を獲得できる。ベスト16の決定は9月23日、1部のチームの登場は10月3日からとなる。今大会はリーグ上位の4チーム(4位の曙ブレーキ工業は埼玉県のため、5位の新生紙パルプ商事まで)はスーパーシードとなり、ベスト8からのスタートとなる。
東京都実業団バスケットボール連盟

☆千葉国体成年男子
 8月28・29日に行われた中国ミニ国体で全ての予選大会が終了し、千葉国体出場の12チームが全て決定した。中国ミニ国体では岡山県が延長戦の末山口県に勝利し、4戦全勝で1位、1敗の山口県が2位となり、それぞれ千葉国体の出場を決めた。
 9月4日に組み合わせ抽選が行われ、25日に総合開会式、26日から競技がスタートする。成年男子は26日から準決勝の行われる28日までは船橋市運動公園体育館で、決勝戦は船橋市総合体育館(船橋アリーナ)で開催される。
※船橋市運動公園体育館は少年男子(2会場使用)と同時使用となり、成年男子の試合は全て午後からのスタートとなる。
千葉国体成年男子出場12チーム
北海道:旭川選抜
東北:秋田県
関東:東京都
北信越:新潟県、石川県
東海:愛知県
近畿:兵庫県
中国:岡山県、山口県
四国:愛媛県
九州:福岡県
開催地:千葉県
第65回国民体育大会 ゆめ半島千葉国体

☆関東大学リーグ戦
 関東大学リーグ戦は9月4日からスタートする。今年から1部2部ともに2チームずつ増え、それぞれ10チーム編成となった。そのため全試合数はもちろん、1日の試合数もそれぞれ5試合となり、試合開始時間が繰り上がったり、2会場での開催となるなどこれまでのリーグ戦とは異なるところもある。1部の第1週は専修大生田キャンパス(4日)と青山学院大相模原キャンパス(5日)で行われ、どちらも11時スタート、全5試合となっている。
関東大学バスケットボール連盟

☆Xリーグ
 日本社会人アメリカンフットボール Xリーグの秋季シーズンとなるリーグ戦が9月4日からスタートする。『Road to Japan X Bowl』と称されるリーグ戦は1stステージと2ndステージ、そしてファイナルステージに分けられ、まずは3つのディビジョン毎にリーグ戦を行い、それぞれの上位チームが2ndステージに進む。第1週は夕方もしくはナイターでの開催となっている。9月7日は千葉マリンスタジアム、8日から10日までの3日間連続で東京ドームでそれぞれナイターゲームとなり、まだまだ暑さの続く中プレーも観戦もしやすい環境となっている。昨年3冠の鹿島(EAST Div.)、春の覇者・富士通(CENTRAL Div.)らを中心に展開される。
日本アメリカンフットボールリーグ Xリーグ 公式サイト

リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.42

 関東実業団選手権2回戦の模様を中心に、各カテゴリーの大会やリーグの状況を掲載。

目次
☆関東実業団選手権
☆オールジャパン予選
☆JBL2
☆関東大学リーグ戦
☆JBL

★関東実業団選手権
 関東実業団バスケットボール選手権は11月3日(火・祝)に男女2回戦を行い、男子はベスト16、女子はベスト8が出そろった。
 10月31日に行われた男子1回戦では、初出場のALSOK新潟(新潟1)が来シーズンから関実リーグ2部に昇格する大塚商会東京(東京13位)に挑んだが、リズムに乗り切れぬまま敗退。その大塚商会東京と2回戦で対戦する大陽ステンレススプリングス(埼玉2位)は日立ハイテクノロジーズ(茨城2位)に快勝し好調さを見せた。
 11月3日に駒沢屋内球技場で行われた男女2回戦。昨年ベスト16に入ったチーム同士の対戦となった大塚商会東京vs大陽ステンレススプリングス戦は序盤点の取り合いとなるも、第2Pに入って大陽ステンレススプリングスが厳しいディフェンスで大塚商会東京を7得点に抑え、一気に18点差をつけて後半に入る。「後半は流れが変わるだろうとは予想していました」と大陽ステンレススプリングス#4清水が言うとおり、大塚商会東京のオフェンスがリズムをつかみ始めるとじりじりと点差がつまる。しかし粘る大陽ステンレススプリングスも要所でこの日好調な#17山崎のシュートが決まりリードを守る。残り1分で大塚商会東京が4点差にまで詰めるも大陽ステンレススプリングスのディフェンスは最後まで崩れず。わずかに5点差で大陽ステンレススプリングスが勝利し、ベスト16に入った。チームの要である金子を欠く警視庁(東京10位)はケーエス(東京15位)の勢いのあるオフェンスに苦しみ第1Pは11点のビハインドで始まった。徐々にリズムを取り戻し追い上げを見せる警視庁だったが、粘るケーエスからなかなかリードを奪えない。ようやく第4Pに入ってケーエスの足が止まり始めると一気にリードを広げ、8点差で勝利した。格上チームに接戦を見せたケーエスだったが、稲本監督は冷静に戦況を見ていた。「向こうは戦力が変わっていましたよね。それでもやはり力負けです。来シーズンから3部ですから今のままでは勝てないというのもよくわかりました。いい経験になりました」と振り返る。エースを欠きチームが整わない中なんとか勝ち切った警視庁は次の3回戦で横河電機と対戦する。「こちらは失いものがないですから、ぶつかっていくだけです」(警視庁・三木コーチ)と、ここ数年実業団のトップに立つチームへの挑戦に挑むこととなる。この他上位の東京電力(東京7位)、三井住友海上(東京8位)、メディセオ(旧・クラヤ三星堂、東京9位)はそれぞれアンリツ(神奈川5位)、JFE東日本京浜(神奈川3位)、東芝青梅(東京17)に勝利し3回戦に進んだ。NTTデータ(東京11位)、プレス工業(神奈川2位)、日立大みか(茨城1位)もそれぞれ東京三菱UFJ銀行(東京21位)、富士ソフト(東京16位)、伊藤忠商事(東京12位)に粘られながらも勝利した。
 女子は山武(神奈川2位)、東芝府中(東京4位)、特別区(東京5位)、伊藤忠商事(東京6位)とそれぞれ上位チームが勝利し3回戦(準々決勝)へと駒をすすめた。
 シード8チームが登場する男子3回戦は11月8日(日)に横河電機体育館と東芝小向体育館の2会場に分かれて行われる。
関東実業団選手権 3回戦の予定(スポーツのミカタ内)
関東実業団バスケットボール連盟

★オールジャパン予選
 2010年1月1日から開催される第85回天皇杯・第76回皇后杯全日本総合バスケットボール選手権大会(通称:オールジャパン)の地方ブロック予選が各地で行われている。
 先週末は中国ブロック予選である第36回中国総合選手権大会が行われ、男子は広島代表のBeansが勝利し、オールジャパン出場を勝ち取った。
 今週末は3ブロックで予選大会が行われる。男女それぞれ16チームで争われる第64回東北男女総合バスケットボール選手権は優勝までに2日間で4試合を戦い抜かなければいけない。昨年は明成高(宮城県)が優勝。昨年準優勝だったJR東日本秋田(秋田県)は社会人選手権で出場権を獲得していたが、今年はその社会人選手権枠でのオールジャパン出場を決めることができずこの大会にかける。女子は推薦1位の山形銀行がすでに社会人選手権優勝でオールジャパン出場を決めており、山形銀行を除く上位1チームがオールジャパン出場権を得ることとなる。北信越ブロックは5県から代表1チームずつのトーナメントとなる。新潟教員がオールジャパン連続出場を狙う。9県から各2チームずつ出場する第61回全九州総合バスケットボール選手権も2日で4試合のハードスケジュール。福岡県からは福岡第一高(福岡2位)が出場しているが、すでに高校選手権(高校総体)での優勝でオールジャパン出場権を獲得しており、福岡第一高を除くトップ1チームのみがオールジャパン出場を果たすことができる。女子もオールジャパンの常連となっている鶴屋百貨店(熊本1位)が先に行われた社会人選手権でオールジャパン出場を決めており、鶴屋百貨店を除く上位1チームが出場権を得ることとなる。
スポーツのミカタ内 オールジャパン予選(1)(2)
※各大会の詳細はオールジャパン予選(1)(2)内の各主催協会リンクへ。

★JBL2
 第3週を迎えたJBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構。JBL2はオールジャパンに上位4チームのみが出場できるが、その順位決定が1回戦の全てが終わる第7週終了時点となり、現在折り返しにかかっているところ。
 開幕から2連勝同士のチームの対戦となった石川ブルースパークスvs日立電線ブルドッグス戦はホームの石川ブルースパークスが後半に入って日立電線ブルドッグスを引き離し勝利、無敗を守った。ここまで2連敗とまだ勝ち星のない豊田合成スコーピオンズは同じく2連敗中のレノヴァ鹿児島と対戦。第3Pでオフェンスが爆発した豊田合成スコーピオンズが一気に引き離すと、第4Pのレノヴァ鹿児島の追い上げをしのぎ今リーグ戦初勝利を挙げた。#21鈴木、#1藤村が調子を戻したアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城はスタートを昨年と同じメンバーに戻しビッグブルー東京に勝利し2勝目。敗れたビッグブルー東京は3連敗となった。昨年の王者・豊田通商ファイティングイーグルスは黒田電気ブリットスピリッツに勝利、3連勝を連勝を伸ばしている。敗れた黒田電気ブリットスピリッツは昨年の1位、2位との連戦を落とし1勝2敗と4位以内から一歩後退。
 オールジャパン出場圏の4位以内は7試合ということもあり4勝以上が一つのラインとなるか。現在3勝0敗の豊田通商ファイティンイーグルスと石川ブルースパークスが有力だが、現在1勝2敗ながら昨年の1位・2位との対戦を終えた黒田電気ブリットスピリッツも十分巻き返し可能。石川ブルースパークスとの試合を落とした日立電線ブルドッグスは第1戦でアイシンン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城に勝利した1勝が大きいか。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
 

★関東大学リーグ戦
 1部最終週となった先週末。1日目で優勝を争う慶應義塾大が筑波大との接戦を落とし、ここまで勝ち星のない専修大との対戦となっている日本大が優勝に向けて一歩前進。最終日に先に行う慶應義塾大が敗れれば日本大の優勝が決まるがここは意地を見せ勝利。優勝決定は日本大vs専修大戦に持ち越された。敗れれば慶應義塾大と星が並び、直接対決の結果で順位が下回り優勝を逃す日本大だったが専修大を圧倒し勝利、14年ぶりの優勝を決めた。1日目に東海大との接戦を落とした青山学院大だったが、最終戦をしっかり勝ち切り3位を死守。法政大が4位に入った。
 個人賞はMVPに日本大の栗原(#4)、敢闘賞を慶應義塾大の小林(#5)が獲得した。小林はMIP賞(観客の投票で決定される大会でもっとも印象に残った選手)も受賞した。
 例年ならば下位の7・8位は2部1・2位との入替戦を3戦2先勝方式で行うが、来シーズンからリーグ編成が変わり1部が10チームとなるため、2部上位2チームは自動昇格となる。このため入替戦は行われず、順位決定戦をそれぞれ1試合のみ行うこととなる。
 1部8チームと2部の上位4チームは12月2日から大阪市で行われる全日本大学選手権(インカレ)に出場し、学生日本一を目指す。
※インカレはすでに組み合わせが決定。詳細は第61回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)公式サイトへ。
関東大学バスケットボール連盟

★JBL
 第4週でアイシンシーホースと星を並べた東芝ブレイブサンダースだったが、第5週ではアイシンシーホースに連敗。連勝したアイシンシーホースは8勝2敗で単独1位に。第5週でパナソニックトライアンズと星を分けたリンク栃木ブレックス、レラカムイ北海道に連勝したトヨタ自動車アルバルクが東芝ブレイブサンダースに並び6勝4敗となった。ここまで1勝の三菱電機ダイヤモンドドルフィンズは第5週でも日立サンロッカーズに連敗し勝ち星を増やすことができなかった。
JBL-日本バスケットボールリーグ

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー 関東大学リーグ戦

2008年10月1日 第4週の結果と第5週の予定はこちら
 折り返しの4週目、1部は大きな変化はなく、2部は最終順位に影響するだろう試合があった。
<1部>
 前半戦を終えて全勝が3チームと上位が安定している感のある1部。しかし試合内容で安定感を感じるのは青山学院大のみ。けが人の出ていた東海大は苦しい試合もありながらここまで全勝できている。まだ本調子ではないとはいえ古川が復活したことは優勝を争う後半戦に明るい材料となっている。接戦を競り勝ち勝ち星を続ける専修大は試合を重ねるごとに選手の動きはよくなっている。このリーグから復帰した能登の存在も大きい。現在4位の日本大は中央大と法政大にそれぞれ1敗。ここも栗原を怪我で欠く中での戦い。第4週の法政大との2戦目を逆転で勝利したことは今後につながるだろう。
 エースの神津がないとはいえ、ここまで惜しい試合を落としてきた法政大。3週目にはチームを牽引する佐々木も怪我で欠場し、昨年と同じく6連敗となった。その佐々木が戻った第4週の日本大戦は好調なオフェンスで流れを引き寄せ初勝利。連勝を狙った第2戦だったが、「昨日ほどリバウンドが取れなかったのが痛かった」と佐々木が言うように終盤インサイドを支配され逆転で敗れた。この日リーグ戦始まってはじめて会場に姿を見せた神津が来週からベンチ入りすると言う。「すぐにはそんなに動けないとは思いますが、ディフェンス面でポイント的に出せるようだといいと思っています」と佐々木。入替戦回避はもちろんのこと、さらにはインカレも見すえての後半戦がはじまる。
 法政大と同じくエースの欠場でなかなか勝ち星を挙げられない中央大。第4週は専修大と2試合とも接戦となり落としている。「どんなにいい試合をしてもやはり勝てないとだめです」試合後、中島コーチは語る。エース不在に戸惑いを隠せなかったトーナメントに比べると個々の選手もチームとしても動きはよくなっているが、競ってくると焦りからかボールの回りが悪くなる。「みんな良くはなっています。これからは接戦を勝ちきれるようになっていかないといけないです」と中島コーチ。来シーズンも1部で戦うため、後輩たちのためにも4年生のこれまで以上の奮起が期待される。
<2部>
 1部からの降格で2部1位となっている早稲田大と、3部からの昇格で2部7位となっている国士舘大がここにきて明暗を分けている。
 春のトーナメントは初戦で駒澤大に敗れた国士舘大は「あれがあったからこのリーグにかける思いは強くなった」(国士舘大・立花)というように初戦から慶應義塾大とオーバータイムとなる接戦を見せる。2週目に早稲田大に連勝、3週目に筑波大から1勝をもぎ取った。そして第4週は、ここまで全勝の明治大と対戦。第1戦は序盤のビハインドをひっくり返し逆転するも、終盤に追いつかれ残り10秒をきって同点にされる。ここから明治大のプレスディフェンスを立花がドライブで抜けると、フリーになってボールを待っていた寺嶋に最後のシュートを託す。ブザーぎりぎりに寺嶋が放ったシュートはブザーと同時にリングに入り、1ゴール差での勝利を決めた。第2戦はシーソーゲームだった様子。最後はWオーバータイムを戦い抜き、これまたわずかに1ゴール差で国士舘大が勝利し、明治大に2連勝。現在5勝3敗で4位に入っている。後半戦は下位チームだが、入替戦回避という目標もあり、どのチームも必死に挑んでくる。気の緩みは禁物だ。
 1週目こそ好調な様子を見せた早稲田大だが、2週目に国士舘大に連敗、3週目にはここまで勝ち星のなかった拓殖大に1敗と国士舘大と並ぶ。そして第4週、やはりここまで勝ち星のなかった白鴎大に接戦の末引き離されて敗れ、2連勝の国士舘大に順位を上回られてしまう。
 これで全勝は慶應義塾大のみとなる。「このリーグ戦は100点取れるオフェンスをする」(慶應義塾大・佐々木ヘッドコーチ)という言葉通り、ここまでの8試合中白鴎大との2試合以外の6試合が100得点を超えている(白鴎大戦も98、93と90点以上獲得)。好調の国士舘大と第1週でやれたことも大きかっただろう。
 3週目に国士舘大に1敗した筑波大だが、4週目を見た限りそれほどのダメージはなさそうな様子。
 3週目まで好調に見えた明治大だが、「(金丸)晃輔が全得点の半分を超える点を取るようではだめ。3割程度であとは他のメンバーが取るようにならないといけない」(明治大・塚本ヘッドコーチ)と絶対的エースの独り舞台を良しとはしていなかった。第2戦から3週目の第1戦までの4試合は金丸(晃)の得点は30点台に収まっていたが、大量リードとなった第3週第2戦は124点中54点を金丸(晃)が取っている。
 前半の上位との対戦でなんとか1勝をあげた拓殖大と白鴎大と、ここまで勝ち星のない順天堂大。順天堂大はチームの柱の綿貫が初戦の怪我でほとんどコートに立てていないことも大きい。春のトーナメントの結果が良かっただけにここまで勝てない結果は予想していなかったに違いない。拓殖大は寒竹が第3週に怪我をしたが、これに奮起したのか筑波大から勝利をもぎ取った。やはりリーグ戦に入ってからの怪我で得点源の藤江を欠く白鴎大もここにきて早稲田大から1勝。下位チームの入替戦回避とインカレ出場圏内の5位を狙っての後半戦がはじまる。
(スポーツのミカタ ウィークリー vol.1)

2008年10月8日 第5週の結果と第6週の予定はこちら
 後半戦に突入した関東大学リーグ戦は早速勝敗に動きが出た。
 1部ではここまで全勝だった東海大が日本大に1敗、専修大が同じく全勝の青山学院大に2連敗し、全勝は青山学院大のみとなった。今週末の第6週には全勝の青山学院大と1敗の東海大が直接対決。東海大はこの2連戦で最低1つは必ず取らなくてはいけない。ここで東海大が2連敗すると、最終週を待たず青山学院大の優勝が決まる可能性も出てくる(専修大が日本大に1つでも落とすと青山学院大以外の全てのチームが3敗以上となり、優勝が決まる)。下位では大東文化大相手に格の違いを見せつけた法政大が2連勝し2部との入替戦の可能性をかなり少なくする結果となった。ベンチに入ったもののプレータイムはなかった神津、前週の試合で胸部を強打し欠場の信平という中、第1戦の序盤はペースに乗れないところも見せたが、第2戦では大東文化大を圧倒。「入替戦回避もそうだけど、インカレにむけてという気持ちはあるね」と今井監督。このリーグ戦中に神津をスタートにまで戻したいという気持ちがある。実戦的な練習を始めてまだ10日あまりという神津が今週末、リーグ戦初プレーをみせることができるだろうか。その他、日本体育大が接戦をものにし初勝利、中央大とは1勝1敗と星を分けた。大東文化大はまだ勝ち星を挙げていない。
 2部は前半戦唯一全勝できていた慶應義塾大が前週に国士舘大に2連敗した明治大との対戦を2戦とも落とす。明治大は前週の連敗から立ち直り、さらに第2戦はチームを牽引する司令塔の伊與田を怪我で欠くこととなったが、それでも勝ち切れたことはチームに勢いを与えたことだろう。慶應の連敗で1位に躍り出た筑波大だが、早稲田大相手に圧勝とは言い切れない2連戦だった。早稲田大が2連敗、国士舘大が1敗したことにより、1部との入替戦キップとなる1・2位は1敗の筑波大、2敗の慶應義塾大と明治大の3チームに絞られてきた。国士舘大がここにくいこむには残り4戦を全勝もしくは3勝1敗でいって可能性が出てくるというところ。現在4勝の早稲田大は残り4戦を全勝しても8勝止まりで、1つでも負けるか、慶應大と明治大が残り1つでも勝てば入替戦(1・2位)の可能性は消える。下位も拓殖大が国士舘大をやぶり、順天堂大が初勝利を挙げるなど混沌とした様子。国士舘大は上のチームに向かっていった時と同じような気持ちで試合に臨んでいくことが必要だろう。ようやく1勝の順天堂大だが、これからの4試合の結果次第では入替戦回避が見えてくる。まずは次の拓殖大戦を1つは必ず取りたい。
(スポーツのミカタ ウィークリー vol.2)

2008年10月16日 第6週の結果と第7週の予定はこちら インタビューはこちら
 関東大学リーグ戦も終盤戦。優勝が決まりかねない2試合は両チームの意地と勝利への強い気持ちで星を分ける形となった。
 絶対に1試合は取らないといけない東海大は第1戦で意地を見せ10点差で勝利。そして第2戦。全勝優勝の夢は断たれたが、優勝への強い気持ちが流れをつかみ、青山学院大が序盤で東海大を引き離す。流れを掌握したように見えた青山学院大だったが、ここから東海大が再び意地を見せる。最後まで粘った東海大は4点差で敗れるが、もしこの2チームが同率になった場合、直接対決の結果で東海大が上になる。自力での優勝はないが、可能性は残した。日本大は専修大との第1戦を落とすが、第2戦で1戦目の点差を上回る点差で勝利。後を追う法政大を突き放し、4位以上を確定した。その法政大は中央大との第2戦、中央大のプレスディフェンスに苦戦するがなんとか2連勝。4位を狙いたいところだったが日本大が勝利したため、この時点で5位が確定した。この週からエースの神津が復帰した。入替戦回避に頭1つ抜けていた中央大だったが、法政大に2連敗し、星を分けた日本体育大と大東文化大の3チームがほぼ横並びとなった。
 2部は前週明治大に2連敗した慶應義塾大が筑波大に連勝し、再び1位に。明治大は早稲田大との第2戦を落とし、筑波大と並んで3敗となった。国士舘大は白鴎大との第1戦をオーバータイムの末ものにすると、第2戦も勝利。1部との入替戦に望みをつないだ。これで慶應義塾大の2位以上が確定。下位では拓殖大が順天堂大に2連勝。白鴎大は次週拓殖大との直接対決で入替戦回避を狙う。逆に拓殖大はインカレ出場圏の5位の可能性を残しており、負けられない戦いとなる。順天堂大は7位以下が決定した。
 最終週は1部2部とも優勝、入替戦、そして2部のインカレ出場権獲得とそれぞれがかかる試合が目白押しとなっている。
(スポーツのミカタ ウィークリー vol.3)

2008年10月22日 1部の結果はこちら 2部の結果はこちら
 2ヶ月に及ぶリーグ戦も10月19日に終了。優勝した青山学院大は春のトーナメントに続いて2冠となり、さらに2連覇を達成した。「勝ち続けることにはプレッシャーはありますよ」という青山学院大の長谷川監督。青山学院大は昨年のリーグ戦第4戦で日本体育大に敗れて以来リーグ戦10連勝、インカレ優勝、今年度に入って関東大学選手権(トーナメント)優勝と丸1年以上負けなしを続けていた(新人戦は除く)。その青山学院大におよそ1年ぶりの黒星をつけたのが準優勝の東海大だった。第6週、2連敗すれば最終週を残して青山学院大の優勝が決まる可能性のある2連戦の第1戦だった。「昨年のリーグ戦で青山学院大に大差で2連敗して、そこから最後まで勝てず6連敗をしてしまいました。あの時の悔しさが今につながっています。怪我などもあって決して万全の状態ではありませんでしたが、選手みんなが頑張ってくれました」とリーグを振り返り、東海大の陸川監督はそう語った。開幕前の大方の予想に反して好成績を残したのが専修大。優秀選手賞を獲得した能登の復帰が大きかった。派手なイメージのある専修大だが、インサイドは粘り強くリバウンドを取っていく選手がこれまでにも多く出ている。今リーグ戦の特徴として怪我に泣いたチームが多かったことが挙げられる。4位とはいえ最終週の青山学院大戦で大差をつけられての2連敗で終わった日本大もその1つ。新たな選手の台頭は見られたものの、チームとしての安定感に欠けたリーグ戦となった。優秀選手賞の篠山も受賞には複雑な表情。「今日の最終戦はほとんど出られなくて…。まだまだです」とうなだれる様子も見られたが、「試合に出ないと始まらないのでこれからも頑張ります」と最後は笑顔で言った。例年とは違う様子を見せながらもエースの不在もあり昨年同様連敗で始まった法政大だったが、尻上がりに調子を上げ終盤は6連勝。神津がいない中で各選手の意識も高まったが、神津が出ると頼ってしまうのか積極性に欠けるプレーが多くなったのが気になるところ。最終戦は1年生ながらスタートで頑張る長谷川の個人タイトル(3ポイント王)に向けてもチームでバックアップしていたが、これも順位に影響がない試合だからこそとも言える。課題は個々で感じ取って次につなげてくれることに期待したい。やはりエース不在で苦しいリーグ戦となった中央大だったが、小野の不在が急でなかったことである程度準備はできていたことが幸いした。春のトーナメントでの苦い敗戦もいい意味で生かされている。「まだまだ波があって安定しない」とキャプテンの#4中野は厳しいコメントだが、これまで試合経験の少なかった下級生の成長が結果につながった。惜しい試合があったが勝ち星につながらなかった日本体育大と大東文化大は2部との入替戦に。チームコンセプトが1試合を通じてやり切れていなかったのが悔やまれるところ。2戦先勝の入替戦では集中して臨みたい。
 2部は明治大戦での2連敗から立ち直り連勝を重ねた慶應義塾大が優勝。最終週の明治大との決戦で2連勝し2位を決めた筑波大とともに1部復帰をかけた入替戦に臨むこととなる。今リーグ台風の目となった国士館大はわずかに及ばず3位。慶応義塾大に2連勝しながら、終盤司令塔の伊與田を欠き、筑波大に連敗した明治大は4位に終わった。インカレ出場を逃すのではないかと心配された早稲田大はなんとか踏ん張り5位を守った。インカレ出場の可能性もあった拓殖大だったが最終週に白鴎大に連敗。勝った白鴎大が3部Aとの入替戦を逃れ6位に。拓殖大は春のトーナメントの好調さをリーグ戦につなげることができなかった順天堂大とともに3部Aとの入替戦に進む。2部-3部Aの入替戦は一発勝負。10月29日(水)に行われる。
(スポーツのミカタ ウィークリー vol.4)

2008年10月30日 入替戦の結果はこちら
 関東大学リーグ戦の入替戦が10月27日~29日まで代々木第2体育館で行われた。入替戦は来年のリーグ戦の舞台を決める重要な試合となる。
 1部から2部との入替戦となったのは日本体育大と大東文化大。2部から1部との入替戦に進んだのは慶應義塾大と筑波大。
 大東文化大は昨年の入替戦で1部に昇格した。そして昨年、その大東文化大に敗れ2部降格となったのが慶應義塾大。1年後の入替戦は奇しくもそれぞれの立場を逆にした形での同じ組み合わせとなった。昨年1部昇格に貢献した4年生が卒業し、経験も少ない下級生が主体で1部の中で戦わなくてはならなかった大東文化大は結果としてわずかに2勝しかあげることができなかった。それでも力のある1部のチームとの対戦を接戦に持ち込むこともあり、リーグ戦14試合を通しての成長が慶應義塾大に対してのアドバンテージだった。慶應義塾大は昨年4年生が怪我などでコートに立つことができず、下級生主体で臨み2部降格となった。その下級生たちが春のトーナメントとリーグ戦で経験をつんで手中に収めた2部優勝。途中明治大に2連敗してしまったが、見事に建て直し、その他全てを勝利した。そして入替戦は結果として慶應義塾大の2連勝で終わった。「やはり鈴木ですよ。それほど声を出して引っ張るタイプではなかったのですが、今回は本当に頑張ってくれました」と1部復帰を決めた試合後、慶應義塾大の佐々木コーチは言った。その鈴木は試合後、疲れは感じられるものの晴れやかな笑顔を見せていた。
 3戦までもつれ込んだのは日本体育大vs筑波大の対戦。毎年4月29日に定期戦を行っている両チームが入替えを争うこととなった。1部で惜しい試合もありながらなかなか勝利につながらず2勝にとどまった日本体育大。対する筑波大も慶應義塾大に連敗し入替戦に黄色信号がともったが、最終週の明治大戦を2連勝し2位での入替戦切符をつかんだ。第1戦は筑波大が先勝、しかし第2戦で日本体育大が粘りを見せる。第1Pこそ筑波大にリードを奪われるが、第2Pで一気に逆転し、その後も完全に試合を掌握。筑波大に付け入る隙を見せず勝利、1勝1敗として最終戦に持ち込んだ。そして決戦となる第3戦。スタートから日本体育大が好調なオフェンスでリードを奪う。筑波大はエース梁川のシュートが決まらず、日本体育大の当りの強いディフェンスにリズムがつかめない。第1Pで12点差がつくと、その後筑波大は何度も追い上げながら、10点の壁が破れない。13点差で入った第4P、なかなか点差を一桁に持ち込めない筑波大だったが、開始から1分に鹿野の3ポイントシュートが決まり10点差としてチャンスを握る。その直後の日本体育大のオフェンスを厳しいディフェンスでターンオーバーに追い込むと、すかさず筑波大はトランジションから高橋がファールをもらう。このファールがここまで粘り強く得点に絡んできた日本体育大の宮村徹の4個目のファールとなるが、宮村徹はベンチに下がらずプレーを続けた。筑波大の鹿野はきっちり2本とも決め、ようやく点差が一桁になる。宮村がファールができない状況で動きが悪くなった影響もあって、日本体育大全体のリズムが崩れる。ここで筑波大が一気に追いつき、さらに残り6分をきったところで筑波大がトランジションから鹿野の3ポイントシュートにつなげ、2点リードと逆転する。ここから日本体育大も粘りを見せ、横江、冨江の3ポイントシュートで追いすがるが、筑波大はようやく当りが出た梁川が要所で決め、リードを守る。残り2分をきって点差は3点。日本体育大は眞庭の3ポイントシュートにかけるが、決まらない。横江、佐藤の3ポイントシュートも決まらず、追いつけない。第4Pで好機を逃さず勝負に出た筑波大が日本体育大を振り切り2勝目を上げ、1部昇格、4年ぶりとなる1部への復帰を決めた。試合終了後、応援席の部員も一体になり喜ぶ筑波大とは対照的に、言葉もなく応援席に頭を下げる日本体育大の選手たち。中にはユニフォームで涙を拭う選手もいた。
 2部の残留をかけて3部Aとの入替戦に臨んだのは拓殖大と順天堂大。どちらも快勝で2部残留を決めた。リーグ戦の後半怪我でコートに立つことのなかった拓殖大の寒竹もスタートで出場。序盤から3ポイントシュートを決めるなどチームに勢いをつける。30分を越えるプレータイムで30得点と怪我の影響を感じさせないプレーでチームを引っ張り勝利に導いた。
 まさに悲喜こもごもの入替戦が終わり、ここから大学バスケットはインカレ一色に変わっていく。
(スポーツのミカタ ウィークリー vol.5)

関東大学リーグ戦 入替戦の結果

 10月27日~29日まで関東大学リーグ戦入替戦が代々木第2体育館で行われた。
 1-2部の入替戦は2部の2チームがそれぞれ勝利し1部昇格を決めた。2-3部A入替戦は2部の2チームが勝利し2部残留を決めた。

入替戦の結果(1部、2部関係分のみ)

1部-2部入替戦(2戦先勝)
大東文化大(1部8位)vs慶應義塾大(2部1位)
第1戦 大東文化大 64 ( 16-25  13-22  10-21  25-26 ) 94 慶應義塾大
第2戦 大東文化大 84 ( 22-26  15-29  27-27  20-24 ) 106 慶應義塾大
日本体育大(1部7位)vs筑波大(2部2位)
第1戦 日本体育大 61 ( 19-23  17-29  15-11  10-12 ) 75 筑波大
第2戦 日本体育大 85 ( 15-22  22-8  22-19  26-26 ) 75 筑波大
第3戦 日本体育大 66 ( 22-10  15-17  21-18  8-28 ) 73 筑波大

2部-3部A入替戦
順天堂大(2部8位) 98 ( 19-9  29-16  27-24  23-28 ) 77 國學院大(3部A1位)
拓殖大(2部7位) 115 ( 26-25  28-23  21-9  40-27 ) 84 関東学院大(3部A2位)

日本体育大 2部降格
大東文化大 2部降格
慶應義塾大 1部昇格
筑波大   1部昇格
拓殖大   2部残留
順天堂大  2部残留
國學院大  3部A残留
関東学院大 3部A残留

関東大学リーグ戦 1部の結果

 9月6日から始まった第84回関東大学バスケットボールリーグ戦が10月19日(日)に最終日を迎えた。
 直接対決のゴールアベレージで東海大が上回ったために最終日最終戦まで優勝決定が延びた青山学院大だったが、日本大を圧倒しての勝利で2年連続7回目の優勝を決めた。

最終週(第7週)の結果
10月18日(土)
大東文化大 67 ( 16-24  15-15  20-27  16-24 ) 90 中央大
日本体育大 87 ( 24-15  10-23  34-26  19-31 ) 95 法政大
東海大 66 ( 21-14  13-10  21-21  11-16 ) 61 専修大
青山学院大 88 ( 23-16  18-9  31-17  16-14 ) 56 日本大

10月19日(日)
大東文化大 75 ( 19-14  19-18  18-14  19-17 ) 63 中央大
日本体育大 67 ( 14-24  11-21  17-28  25-19 ) 92 法政大
東海大 83 ( 22-15  20-24  18-24  23-15 ) 78 専修大
青山学院大 97 ( 28-14  28-7  19-13  22-17 ) 51 日本大

最終順位
優勝:青山学院大 13勝1敗(2年連続7回目)
2位:東海大 12勝2敗
3位:専修大 9勝5敗
4位:日本大 8勝6敗
5位:法政大 7勝7敗
6位:中央大 3勝11敗
7位:日本体育大 2勝12敗(2部2位・筑波大との入替戦)※
8位:大東文化大 2勝12敗(2部1位・慶應義塾大との入替戦)※
※は全試合のゴールアベレージで順位を決定

個人賞

最優秀選手賞
荒尾岳(青山学院大4年、#8)

敢闘賞
西村文男(東海大4年、#33)

優秀選手賞
小林高晃(青山学院大3年、#5)
渡邉裕規(青山学院大3年、#7)
安部潤(東海大4年、#32)
能登裕介(専修大4年、#28)
篠山竜青(日本大2年、#13)

得点王
佐藤基一(中央大4年、#7、305点)

3ポイント王
長谷川智也(法政大1年、#11、48本)

アシスト王
渡邉裕規(青山学院大3年、#7、71本)

リバウンド王
荒尾岳(青山学院大4年、#8、OR50本・DR125本・TO175本)

関東大学リーグ戦 2部の結果

 最終順位の決定が最終日までもつれた2部は、最終週第1戦で慶應義塾大が勝利し、明治大が敗れたことで、慶應義塾大の優勝が決まった。1部との入替戦に進むことのできる2位には明治大に連勝した筑波大が入った。
 最終週の白鴎大戦が2戦とも惜敗に終わった拓殖大が7位となり2部残留をかけての入替戦を戦うこととなった。

最終週(第7週)の結果
10月18日(土)
国士舘大 98 ( 25-17  20-16  22-21  31-13 ) 67 順天堂大
白鴎大 73 ( 20-26  15-11  21-17  17-16 ) 70 拓殖大
明治大 71 ( 23-19  8-22  25-15  15-22 ) 78 筑波大
早稲田大 78 ( 17-15  18-25  22-24  21-23 ) 87 慶應義塾大

10月19日(日)
国士舘大 93 ( 27-15  20-27  31-17  15-24 ) 83 順天堂大
白鴎大 73 ( 24-20  21-13  12-20  16-18 ) 71 拓殖大
明治大 77 ( 28-21  11-20  18-27  20-29 ) 97 筑波大
早稲田大 94 ( 14-25  24-21  21-36  35-30 ) 112 慶應義塾大

最終順位
優勝:慶應義塾大 12勝2敗(1部8位・大東文化大との入替戦)
2位:筑波大 11勝3敗(1部7位・日本体育大との入替戦)
3位:国士舘大 10勝4敗
4位:明治大 9勝3敗
5位:早稲田大 5勝9敗
6位:白鴎大 4勝10敗※
7位:拓殖大 4勝10敗※(3部A2位・関東学院大との入替戦)
8位:順天堂大 1勝13敗(3部A1位・國學院大との入替戦)
※は当該チーム間の対戦の成績で順位を決定

関東大学リーグ戦 更新のお知らせ

 関東大学バスケットボールリーグ戦1部のインタビュー記事を掲載しました。

関東大学リーグ戦 インタビュー 10月16日更新

関東大学リーグ戦1部 東海大vs法政大(第2戦) 9月13日更新

関東大学リーグ戦 2部の展望 9月2日更新

関東大学リーグ戦 1部の展望 9月1日更新

関東大学リーグ戦 インタビュー

 熱戦が繰り広げられている関東大学リーグ戦は第6週を終えて、順位も徐々に定まり始めた。第6週第2戦が行われた10月12日(日)、熱戦を続ける選手たちに話を聞いた。

中央大 81 ( 17-29  20-20  24-15  20-20 ) 84 法政大
『絶対落としたくない』中央大#4中野邦彦(4年、F)

C42  念願の1部昇格を果たした昨シーズン。しかし、その立役者であるスーパーエースの#11小野が不在のまま、1部でのリーグ戦を戦わなくてはいけなくなった。苦しい試合、わずかな点差に敗れた悔しい試合…それらを経て残り1週、1部残留が見えるところまできた。
「今日は勝てた試合だったので残念ですが、負けたら仕方ないです。来週2勝すれば入替戦は大丈夫なので、ここは切り替えて、来週の2戦に全部かけて頑張りたいと思います」
-昨日の試合を踏まえて今日はどう臨みましたか
「昨日は自分と(#7佐藤)基一のところがほとんどマンマークみたいな感じでやられてしまいました。自分と基一が攻めないとうちのチームは攻められなくて、それでちょっとイライラしてディフェンスも上手くいかないところも出てしまいました。だからもっと動いてもらうとか、ディフェンスからしっかり頑張るとか、ディフェンスの終わり方を良くしていくとか、そういう修正をしていきました。今日は最初ちょっと上手くいかない感じがあったのですが、段々みんな動けるようになってきてそれが良かったかなとは思います」
-オールコートプレスが効いていましたが、昨日から感触は良かったのですか
「プレス自体は向こうも昨日、何回か引っかかってはいました。しかし、うちのゾーンディフェンスで昨日はむこうがすごくシュートが入ったので、点差をつけられてしまいました。今日はシューターにはディフェンスを1人つけたボックスワンでやれたのがよかったとは思います」
C41 -敗れたとはいえ今日の試合は次への自信になったのでは
「昨日のままだったらまずいなと思ったのですが、今日は修正できたので良かったです。でもうちは波が激しいので、その辺はしっかりやりたいと思います」
-春のトーナメントとはチーム常態も全然違いますね
「春は(#11小野)龍猛が抜けたのがトーナメントの1週間前だったので、それまで龍猛を起点にしてやってきたのでいなくなってみんな“どうしよう”ってなってしまいました。でも今はずっと龍猛はいないままで頑張ってやってきたので、下級生も大分そういう意識や自覚が出て積極的にやってくれてるし、だからこそ自分や基一もしっかり点を取っていかないといけないという気持ちになれました。そういうところが春とは全然違うと思います」
-ようやく上がった1部ですから1年で落とせないと言う気持ちは強いですね
「絶対、なんとしてでも落とせないと思っています。入替戦に行くと大変なのは分かっていますから、入替戦だけは絶対に回避したいです。そのために来週は絶対2勝して終わりたいです」
-リーグ戦を通しても徐々にチームができてきている様子が見られますが
「リーグを通して段々良くなってきていると思います。これまで試合に出てない選手ばかりだったので試合をすることで段々自分たちのやることもわかってきています。下級生も良くなってはいますがまだまだ波があって、いいかなと思うと悪かったりすることはありますね。でもみんな来年も1部でやりたいだろうし、頑張ってくれています。来週絶対2勝して1部に残りたいです」

 このリーグ戦、下級生のPGがプレータイムを得ている。2ヶ月という長丁場のリーグ戦の中で下級生だからこその成長を見せる2人のPGをピックアップ。それぞれに様々な試練の中、確実に変化を見せている。

日本大 69 ( 17-9  14-16  21-12  17-12 ) 49 専修大
『試合に出られないと始まらない』日本大#13篠山竜青(2年、PG)

N136 「2本で固定しているので指が開けないことでパス、ドリブル、シュート、全てのプレーに影響があります」
 篠山が会場入りした時、その左手小指には金属のシーネががっしりと取り付けられていたが、試合前のアップではそれははずされ、薬指と小指が固くテープで結ばれた状態となった。
「ディフェンスでもちょっとでも触れたら痛みがあります」
 そんな怪我を押しての出場となった試合後、しかし彼の口から怪我による問題は一切挙がってこなかった。

「今プレーで意識しているのは最初は攻めれるんだったらフォワードとかセンターが攻めた方がいいと思っています。そして競ったときに今までは任せきりだったのですが、監督さんにガードが攻めないといけないと言われたので、ちょっとオフェンスが重たくなっているなと思ったら、思いっきり自分からドライブしていって、シュートまでいったらそこからパスを裁くとかいうことを意識してやりました」
-大変ボール離れの良いプレーでしたが
「自分がボールを持っていないということはいい意味で、みんなで攻めれてるということだと思います。良くなかった東海大戦とかは相手ディフェンスのディナイがきつくてパスも裁けないし、それでも1戦目は自分でファーストオプションとしてどんどんドライブしていたのでよかったんですけど、2戦目はそれもできなくてどんどん悪循環になってしまいました。PGとしてボールを持つ時間はなるべく少なくするのですが、得点とアシストの数は伸ばしていかないといけないという、その辺のバランスを上手くやっていければいいと思っています」
-リーグ戦を通してプレーに成長が見られていますね
「監督さんにもいろいろ厳しく言われるし、スタメンもはずされたこともありましたが、それもいい経験だと思えます。でもとにかく試合に出れないと始まらないので。今は怒られてはいるけど出してもらってるし、そこで一つ一つ自分の中で整理しながら成長していければいいかなと思っています」
N133-残り2試合となりましたが
「次は青山学院大なので、チャレンジャーの気持ちですね。勝ち負けじゃなくてオフェンスにせよディフェンスにせよ少しでも自分たちの納得のいくプレーができれば、結果は後からついてくるとよく言いますが本当にそういう気持ちです。一つ一つのプレーに集中して、内容をしっかりやっていきたいです。今日はもう一人の2年生のガード(#14)も頑張ってくれましたが、これからもみんなで声を出して頑張っていかないといけないです。まだまだ僕自身もチームとしても課題はありますから、インカレまでに強いチームとやれるのはいいことだと思うので、いいプレーを1つずつ出していければいいですね」
-自身の課題とはどんなところですか
「チームの流れがいいときはいいのですが、ちょっと速攻が出なくて流れが悪いときに自分がどうコントロールしていくかというところです。自分は何を意識してハーフコートオフェンスをするのかということがはっきりしていなくて、自分の勘だけでやってるって言われます。どこで自分の1対1で崩していったらいいのか、誰を使えばいいのか、時間帯と点数をみながらどういう展開をしたらいいのかとか、そういうところですね。ハーフコートオフェンスが課題だと思っています」
-チームもけが人が出たりして安定していないので難しさはありますか
「(#5中村)将さんがいても良くない流れになるときはなります。そうなったとき自分で流れを作っていかないといけないのにパスを裁いたり、インサイドに入れて止まってみてしまったり。そういうところの状況判断がまだまだできていなくて、それで上手くいかなくて自分でいじけてしまって、ベンチに下げられたりしてしまうこともありました。そういうところも全て受け止めてしっかりやっていきたいです」

法政大 84 ( 29-17  20-20  15-24  20-20 ) 81 中央大
『自分の役割をやること』法政大#3鈴木恵二(2年、PG)

H33 「あのぐらいは越えてもらわないとね。彼はまだ2年生で、これからがありますから」(法政大・今井監督)
 何度も相手チームのオールコートプレスディフェンスにかかりボールを奪われた。しかし法政大ベンチは鈴木を最後までコートに出し続けた。

「今日は序盤は良かったんですけど、2Qに入って僕がちょっと攻められなくなってしまいました。それでチームの士気が下がってしまって、ああいう競ったゲームになってしまいました」
-何度もプレスにかかってしまいましたが
「やはりそこは不安になってしまうところはありました。監督さんにはできる(抜ける)って言われていたのですが、相手の背が大きいのがまわりにいたのでそこでちょっと消極的になってしまったというのはあります」
-フル出場でしたが、正直厳しいなっていうような気持ちはありましたか
「昨日も30分くらい出て、それで今日あんなだったので、内心はやっぱり替えてくれっていうのはあったことはあったのですが、ここは僕がやらなきゃいけないという気持ちがあったので、少し疲れたところはありましたけど最後まで頑張れました」
-ベンチからは厳しい声も飛んでいましたが
「声かけてもらえるって言うのはそれだけ信頼されてるからみんな言ってくれるんだろうし、声をかけてもらえると自分の心の中でも力になるのでその部分はいいと思います」
-多くのプレータイムを得ていますが、今はなにを意識してプレーしていますか
「自分のやるべきことはディフェンスとか、周りをうごかすっていうことで、そこに期待されてるっていうことはわかっています。だから出る以上はその役目をしっかりやらなくてはチームも上の方にいけなくなってしまうので、自分にできることというのをまず目標に頑張っています」
H36 -タレント揃いのメンバーをまとめる司令塔は大変ですね
「そこはプレッシャーはないっていったら嘘になってしまうかもしれないんですけど、そのタレントを使うって言うのも自分としては楽しいですし、それで自分も活躍できればもっと楽しくなってくるので、大変ですけど逆に楽しみって感じですね」
-今日のプレーを振り返るとどうですか
「相手がゾーンだったのでパスランで崩していきたかったんですけど、相手が大きくて上のパスが通らないのがちょっときつかったですね。外からもっと打っていいよって言われていて、僕がもっと打っていけばもう少し違っていたのかなという思いはあります。でもPGとしてチームバランスを考えないといけないので難しいですね。自分がたくさん打つと他の人がフラストレーションを溜めてしまうので、そこが難しいところです」
-このリーグ戦はこれからにつながる経験をされていますね
「出してもらってるって言うのはやっぱり自分にプラスになることですし、来年のことはどうなるかわかりませんが、今年は出してもらっている以上それに応えるように、自分ももっとレベルアップできるように頑張りたいですね」
-ようやくベストメンバーが揃っての試合もあと2試合となりましたが
「去年は入替戦回避したらやる気なくなったという部分があったのですが、今年は最後に勝ってインカレにつなげたいと僕は思っているので、チームみんなでそこにむけて頑張りたいです」

取材・写真・文 渡辺美香

関東大学リーグ戦 第6週の結果

 終盤に差し掛かった第6週は最終順位の確定に向けて一歩も譲れない試合が続出した。

<第6週の結果>

1部
10月11日(土)
法政大 85 ( 21-11  14-12  32-12  18-16 ) 51 中央大
日本体育大 66 ( 19-16  19-14  19-12  9-28 ) 70 大東文化大
日本大 59 ( 11-21  21-18  15-16  12-27 ) 82 専修大
青山学院大 55 ( 16-18  11-12  14-16  14-19 ) 65 東海大

10月12日(日)
法政大 84 ( 29-17  20-20  15-24  20-20 ) 81 中央大
日本体育大 69 ( 16-10  14-16  11-23  28-16 ) 65 大東文化大
日本大 69 ( 17-9  14-16  21-12  17-12 ) 49 専修大
青山学院大 64 ( 18-10  19-19  15-18  12-13 ) 60 東海大

青山学院大 11勝1敗
東海大  10勝2敗
専修大  9勝3敗
日本大  8勝4敗
法政大  5勝7敗
中央大  2勝10敗
日本体育大 2勝10敗
大東文化大 1勝11敗

2部
10月11日(土)
拓殖大 96 ( 22-27  25-14  22-24  27-21 ) 86 順天堂大
白鴎大 85 ( 19-29  16-16  16-16  25-15  9-13*) 89 国士舘大 *OT
慶應義塾大 71 ( 18-13  15-16  11-16  27-22 ) 67 筑波大
早稲田大 77 ( 23-20  19-21  10-26  25-27 ) 94 明治大

10月12日(日)
拓殖大 90 ( 23-22  20-12  28-14  19-21 ) 69 順天堂大
白鴎大 77 ( 18-26  13-14  20-20  26-35 ) 105 国士舘大
慶應義塾大 90 ( 18-20  23-18  23-15  26-19 ) 72 筑波大
早稲田大 83 ( 19-25  15-18  26-11  23-21 ) 75 明治大

慶應義塾大 10勝2敗
筑波大  9勝3敗
明治大  9勝3敗
国士舘大 8勝4敗
早稲田大 5勝7敗
拓殖大  4勝8敗
白鴎大  2勝10敗
順天堂大 1勝11敗

<第7週(最終週)の予定>
第7週:10月18日(土)、10月19日(日)

※時間は 18日(19日) で表記しています。

1部
会場:代々木第2体育館

13:00(11:00) 大東文化大 vs 中央大
14:40(12:40) 日本体育大 vs 法政大
16:20(14:20) 東海大 vs 専修大
18:00(16:00) 青山学院大 vs 日本大
※最終日の19日(日)は開始時間が11時となっています。お気をつけ下さい。

2部
会場:国士舘大多摩キャンパス

13:00(12:00) 国士舘大 vs 順天堂大
14:40(13:40) 白鴎大 vs 拓殖大
16:20(15:20) 明治大 vs 筑波大
18:00(17:00) 早稲田大 vs 慶應義塾大

関東大学リーグ戦 第5週の結果

 第4週まで上位・下位それぞれでほぼ横並びだった1部だったが、この第5週で明暗を分けた。上位・下位それぞれ4チームが1勝ずつの差となっている。
 2部は前半戦唯一全勝できていた慶應義塾大が明治大に2連敗、筑波大が早稲田大に2連勝しトップに立った。下位も順天堂大が初勝利を挙げると、拓殖大がここまで好調な国士舘大に黒星をつけ、ここも混沌としてきた。、

<第5週の結果>

1部
10月4日(土)
法政大 81 ( 15-17  24-17  21-17  21-11 ) 62 大東文化大
日本体育大 69 ( 18-18  14-21  18-18  19-29 ) 86 中央大
日本大 73 ( 17-17  17-9  17-5  22-17 ) 48 東海大
青山学院大 73 ( 22-12  12-20  23-10  16-14 ) 56 専修大

10月5日(日)
法政大 83 ( 26-7  14-16  23-12  20-14 ) 49 大東文化大
日本体育大 72 ( 15-17  29-18  16-16  12-20 ) 71 中央大
日本大 44 ( 9-20  9-21  9-16  17-22 ) 79 東海大
青山学院大 87 ( 21-23  17-22  20-17  29-19 ) 81 専修大

青山学院大 10勝0敗
東海大  9勝1敗
専修大  8勝2敗
日本大  7勝3敗
法政大  3勝7敗
中央大  2勝8敗
日本体育大 1勝9敗
大東文化大 0勝10敗

2部
10月4日(土)
拓殖大 72 ( 21-21  15-18  20-18  16-18 ) 75 国士舘大
白鴎大 93 ( 35-21  21-18  12-29  25-13 ) 81 順天堂大
慶應義塾大 86 ( 17-23  17-25  26-21  26-27 ) 96 明治大
早稲田大 60 ( 10-16  14-21  21-18  15-15 ) 70 筑波大

10月5日(日)
拓殖大 60 ( 13-4  15-19  19-12  13-22 ) 57 国士舘大
白鴎大 78 ( 15-28  21-16  21-24  21-25 ) 93 順天堂大
慶應義塾大 79 ( 17-19  17-16  27-27  18-32 ) 94 明治大
早稲田大 79 ( 15-25  22-17  20-23  22-34 ) 99 筑波大

筑波大  9勝1敗
明治大  8勝2敗
慶應義塾大 8勝2敗
国士舘大 6勝4敗
早稲田大 4勝6敗
白鴎大  2勝8敗
拓殖大  2勝8敗
順天堂大 1勝9敗

<第6週の予定>
第6週:10月11日(土)、10月12日(日)
※時間は 11日(12日) で表記しています。

1部
会場:11日(土) 会場:専修大生田キャンパス
    12日(日) 会場:青山学院大青山キャンパス記念館

13:00(12:00) 法政大 vs 中央大
14:40(13:40) 日本体育大 vs 大東文化大
16:20(15:20) 日本大 vs 専修大
18:00(17:00) 青山学院大 vs 東海大
※青山学院大はこれまでの相模原キャンパスではありません。お気をつけ下さい。

2部
会場:国士舘大多摩キャンパス
13:00(12:00) 拓殖大 vs 順天堂大
14:40(13:40) 白鴎大 vs 国士舘大
16:20(15:20) 慶應義塾大 vs 筑波大
18:00(17:00) 早稲田大 vs 明治大