ウィークリー

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.35

 今号では現在開催中の東京都実業団選手権、今週末からスタートの関東大学リーグ戦とXリーグ、そして千葉国体の情報を紹介。

☆東京都実業団選手権
 8月22日からスタートした東京都実業団バスケットボール選手権は今週末から2部のチームが登場する。この大会は関東実業団バスケットボール選手権の予選も兼ねており、上位21チームが出場権を獲得できる。ベスト16の決定は9月23日、1部のチームの登場は10月3日からとなる。今大会はリーグ上位の4チーム(4位の曙ブレーキ工業は埼玉県のため、5位の新生紙パルプ商事まで)はスーパーシードとなり、ベスト8からのスタートとなる。
東京都実業団バスケットボール連盟

☆千葉国体成年男子
 8月28・29日に行われた中国ミニ国体で全ての予選大会が終了し、千葉国体出場の12チームが全て決定した。中国ミニ国体では岡山県が延長戦の末山口県に勝利し、4戦全勝で1位、1敗の山口県が2位となり、それぞれ千葉国体の出場を決めた。
 9月4日に組み合わせ抽選が行われ、25日に総合開会式、26日から競技がスタートする。成年男子は26日から準決勝の行われる28日までは船橋市運動公園体育館で、決勝戦は船橋市総合体育館(船橋アリーナ)で開催される。
※船橋市運動公園体育館は少年男子(2会場使用)と同時使用となり、成年男子の試合は全て午後からのスタートとなる。
千葉国体成年男子出場12チーム
北海道:旭川選抜
東北:秋田県
関東:東京都
北信越:新潟県、石川県
東海:愛知県
近畿:兵庫県
中国:岡山県、山口県
四国:愛媛県
九州:福岡県
開催地:千葉県
第65回国民体育大会 ゆめ半島千葉国体

☆関東大学リーグ戦
 関東大学リーグ戦は9月4日からスタートする。今年から1部2部ともに2チームずつ増え、それぞれ10チーム編成となった。そのため全試合数はもちろん、1日の試合数もそれぞれ5試合となり、試合開始時間が繰り上がったり、2会場での開催となるなどこれまでのリーグ戦とは異なるところもある。1部の第1週は専修大生田キャンパス(4日)と青山学院大相模原キャンパス(5日)で行われ、どちらも11時スタート、全5試合となっている。
関東大学バスケットボール連盟

☆Xリーグ
 日本社会人アメリカンフットボール Xリーグの秋季シーズンとなるリーグ戦が9月4日からスタートする。『Road to Japan X Bowl』と称されるリーグ戦は1stステージと2ndステージ、そしてファイナルステージに分けられ、まずは3つのディビジョン毎にリーグ戦を行い、それぞれの上位チームが2ndステージに進む。第1週は夕方もしくはナイターでの開催となっている。9月7日は千葉マリンスタジアム、8日から10日までの3日間連続で東京ドームでそれぞれナイターゲームとなり、まだまだ暑さの続く中プレーも観戦もしやすい環境となっている。昨年3冠の鹿島(EAST Div.)、春の覇者・富士通(CENTRAL Div.)らを中心に展開される。
日本アメリカンフットボールリーグ Xリーグ 公式サイト

リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.34

 今号では先週末に行われた関東ミニ国体のレポートと各地の国体ブロック予選の結果、そして日程詳細が発表されたJBL2を紹介。

☆関東ミニ国体
 8月21・22日の2日間、群馬県高崎市で千葉国体関東予選(関東ミニ国体)が行われた。今年は千葉で開催されるため、開催地として本国体出場する千葉県は予選に参加せず、7チームで1枠を争うこととなった。猛暑の中、空調のない体育館で行われた予選大会は最後は体力勝負の部分もあった。
成年男子
1回戦栃木県vs神奈川県は速い展開を得意とする栃木県が序盤に流れをつかみリードする。しかし第3ピリオド、神奈川県のインサイドが機能し始めると、インサイドが弱い栃木県はリズムが崩れてしまう。ここで一気に逆転し引き離した神奈川県が最後までリードを守り切り勝利した。栃木県は今シーズンからJBL2に参入するTGI・Dライズのスタッフや選手がメインのチーム。落合コーチは「インサイドが厳しいところが出てしまいました。上手く押し切れるかなと思ったのですが難しかったです。栃木県チームとしては残念でしたが、Dライズの選手たちにとっては練習試合とは違う本気の試合を経験できたことはよかったというのはあります」と語った。東京都vs山梨県は序盤、東京都は山梨県の高確率な3ポイントシュートに苦戦し接戦となるも、好守で立て直しその後は山梨県を圧倒。125点の猛攻で勝利した。茨城県vs群馬県はJBL2・日立電線の単独チームである茨城県が攻守に群馬県を圧倒して勝利した。
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2回戦(準決勝):昨年準優勝の埼玉県が2回戦から登場し茨城県を対戦した。この顔負わせは昨年の2回戦と同じであり、その際は埼玉県が勝利していた。どちらのチームもメンバーに大きな変更はなく、まさに茨城県のリベンジマッチの様相となった。徹底したチームディフェンスと5アウトの速い展開のオフェンスで茨城県が流れをつかむと、埼玉県は後手に回ってしまい立て直せない。インサイドでは上回る埼玉県だったが、茨城県の攻守にインサイドが機能せず苦しい展開。最後まで茨城県の勢いは止まることなく、茨城県が22点差をつけて勝利した。「昨年負けていたので絶対勝ちたいと思ってました。勝ててよかったです」と#4中村は笑顔で言った。東京都vs神奈川県は序盤、東京都は#4宮田の強気のコントロールに#5齋藤が合わせ得点を量産、一気に神奈川県を引き離す。防戦一方となった神奈川県だが、第2ピリオドは東京都がメンバーを替えたこともあり追い上げを見せる。しかし後半に入ると東京都の強いインサイドが基点となり流れを作り、東京都がさらにリードを拡げていく。神奈川県は#12斎藤も東京都の好ディフェンスになかなかシュートを打てず、さらに#5吉留がファールトラブルとなり追い上げることができない。最後まで勢いのある東京都は全員出場、全員得点で2回戦を勝利した。
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決勝戦:準決勝からわずかに1試合を挟んだだけで行われた決勝戦。先に流れをつかんだのは茨城県だった。速いパス回しからの得点でリードする。しかし東京都が#8笹にボールを集めると、インサイドが厳しい茨城県はリズムが崩れる。徐々に追い上げた東京都は残り3分50秒に#12福田侑の3ポイントシュートが決まり逆転する。茨城県も#4中村が粘り3ポイントシュートなどで得点するも、東京都は#5齋藤が連続で3ポイントシュートを決め、茨城県を一気に引き離していった。第2ピリオドに入ると東京都がメンバーを替えたこともあり茨城県が徐々に追い上げる。中盤で東京都はミスが続き、残り1分を切って茨城県が11点差まで追いつくと、終了間際には茨城県#7高橋がセンターラインの後方から放ったシュートが決まり、東京都の10点リードで前半を折り返す。第3ピリオド、#15一戸のシュートなどで粘りを見せる茨城県だが、東京都は#6田ヶ谷が強さを発揮、連続して得点し引き離す。東京都#6田ヶ谷を止められない茨城県は#13小野寺のシュートなどでつなぐも、勢いに乗れない。第4ピリオドにはさらに東京都のリードが広がり、東京都が24点差をつけ勝利した。
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 今回茨城県のみが単独チームで出場。茨城県は単独チームの最も有利な条件となる豊富な練習量で埼玉県に打ち勝つことができた。さらに決勝戦でも選手の疲労等もあり序盤からメンバーチェンジを細かく行うことができた茨城県。「決勝戦は体力的にも厳しかったです。インサイドが弱いのでそこはカバーできるように練習してきたのですが、まだまだです。今回の結果は残念ですが、JBL2のシーズンインに向けて課題も見えたのでそこはこの経験をつなげていきたいです」と#4中村。また、元JBL選手である東京都#4宮田とマッチアップした#8宮城は「やはり上手かったです。速さでは負けないと思いますが、駆け引きが上手いですね。いい勉強になりました」と語った。逆に埼玉県はリズムができない時に立て直せない選抜チームの弱さがでた試合となった。そして優勝した東京都は決勝戦ではリードを拡げるまでメンバーチェンジを行わなかった。チームとしての練習量が少ない選抜チームではメンバーチェンジは一つ間違えると試合の流れを一気に変えてしまう危険がある。準決勝を多くの選手でプレータイムを分け合ったこともあり疲労が少ないことと、#4宮田と#5齋藤のゲーム支配力を効果的に使う意味でもその形がいきた結果となった。東京都の指揮を執る茂木コーチは「やはり宮田と齋藤の存在は大きかったですね」と語る。#4宮田は「他の選手は早い時期から集まってたみたいで、自分と齋藤は途中から入っておいしいところをもらった感じで申し訳ない気もしますね。齋藤はシュートがよく入ると言うだけでなく、試合の流れを作れる選手なので彼がいることは大きいです。他の選手もみんな能力がある選手ばかりですごくやりやすかったですね。疲れましたが楽しくやれました。本国体もがんばります」と笑顔だった。関東実業団が主体でのチーム構成となって以来ずっとメンバーに入っているのが#6田ヶ谷と#9鈴木の2人だけ。「ようやくです。1年ごとにいいチームになっていっていたと思います。このチームは得点力はすごくあるので、みんなディフェンスがよかったことが大きいです」と2人とも念願の本国体出場を決め、ホッとした表情を見せた。
 本国体である千葉国体は9月26日からスタート。東京都のメンバーのほとんどが本国体の前週には全日本実業団競技大会に出場するため、大会の続くハードスケジュールとなる。
関東ミニ国体の詳細は 群馬県バスケットボール協会

☆成年男子国体予選
 9月26日から競技がスタートする千葉国体バスケットボール競技成年男子の予選が先週末各地で行われた。残りは中国のみで、中国ブロックからは2チームが本国体に出場する。
各ブロックの出場チームおよび予選大会予定
北海道(1):旭川選抜 北海道バスケットボール協会
東北(1):秋田県 岩手県バスケットボール協会
関東(1):東京都 群馬県バスケットボール協会
北信越(2):新潟県、石川県 富山県バスケットボール協会
東海(1):愛知県 岐阜県バスケットボール協会
近畿(1):兵庫県 京都バスケットボール協会
中国(2):中国ミニ国体 8月28・29日 鳥取県鳥取市/県民体育館 鳥取県バスケットボール協会
四国(1):愛媛県
九州(1):福岡県 鹿児島県バスケットボール協会
開催地(1):千葉県 千葉県バスケットボール協会
第65回国民体育大会 ゆめ半島千葉国体
()内は出場チーム枠

☆JBL2・ゲーム日程発表
 JBL2は8月26日にHP上で全試合の日程を発表した。今シーズンはTGI・Dライズの加入により9チームとなり、日程は変則となっている。レギュラーシーズンは10月9日の鹿児島を皮切りに2011年3月20日まで行われ、プレーオフが3月26・27日の両日で愛知県のパークアリーナ小牧で開催される。
 プレシーズンマッチは9月11・12日に愛知県の3チーム(豊田通商、アイシンAW、豊田合成)と石川の4チームが集まってのゲームが行われる他、9月4日に黒田電気が千葉国体チームとのプレシーズンマッチを予定している。
日程の詳細などは JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

取材・写真・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.33

 今号では組み合わせが発表された全日本実業団競技大会と今週末各地で行われる国体予選、および日本代表の活動を紹介。

☆全日本実業団競技大会2010
 9月18日から3日間、神奈川県平塚市で行われる全日本実業団バスケットボール競技大会の組み合わせが発表された。この大会は11月に高知県で行われる全日本社会人選手権の予選も兼ねており、男子上位6チーム、女子上位3チームが出場できる。
 16チームで争われる男子は、北芝電機(東北2位)が初出場。東北はここ数年、JR東日本秋田と山形市役所が連続出場を続けていたが、今シーズン山形市役所が実業団登録を行わなかったため他のチームにチャンスが巡り、それを北芝電機がつかんだ形となった。その北芝電機は1回戦で現在3連覇中の横河電機と対戦する。北陸電力石川とナカシマプロペラ、四国電力が2年ぶりの出場となる。昨年のベスト8入りしたチームは全て出場しているが、昨年3位の新生紙パルプ商事が関東5位となったため、1回戦で昨年ベスト8で敗退となった九州電力と対戦することとなる。この顔合わせは昨年のこの大会の2回戦と同じ。また、2月に行われた全日本実業団選手権で接戦となったナカシマプロペラvs曙ブレーキ工業戦、昨シーズンはオールジャパンに出場ながらもまだ実業団の大会ではベスト8入りを果たしていないタツタ電線と昨年もベスト8入りしたホシザキの対戦は注目される。その他にも、北海道の強豪チーム・旭川キシイと東海で力をつけてきているAPEXの対戦や、JR東日本秋田と並んで男子最多となる13回出場の四国電力と12回出場の日本無線の古豪対決も興味深い。
 今大会から5・6位も決定戦を行うこととなり、全日本社会人選手権出場には最低2回(交流戦除く)勝たなくてはいけなくなった。逆に、2月の全日本実業団選手権の成績がよくなかったチームにもチャンスはあることになり、より激戦が予想される。
日本実業団バスケットボール連盟

☆成年男子国体予選
 先週末から始まった千葉国体予選。先週は北海道ブロックのみで行われたが、今週末の中国ブロックを除く7ブロック(東北、関東、北信越、東海、近畿、四国、九州)で開催される。中国ブロックは28・29日に行われる。
 ミニ国体はブロックによって予選の形式が異なる。北海道や関東、東海はトーナメントのみ、北信越や中国はリーグ戦のみ、その他はリーグ戦とトーナメントを組み合わせる、もしくはリーグ戦を2回行う形で2次に分けて行う。
 他に先駆けて行われた北海道ブロックは旭川選抜が札幌選抜に勝利し優勝した。
 東北ブロックは昨年は2チーム出場で山形県と秋田県が本国体に出場したが、今年は1チームのみ。山形県は昨年の本国体で優勝しており、予選突破を果たしたいところ。対する秋田県も昨年ミニ国体でも山形県に敗れていることもあり、チーム強化して臨むだろう。
 関東はここ数年本国体に出場し、過去に本国体優勝もある千葉県が今年は開催地ということで予選不出場。奇数チームとなるため、昨年準優勝の埼玉県は1回戦免除となる。千葉県が出場しないこともあり、どこのチームにとってもチャンスの年となる。
各ブロックのミニ国体(国体予選)の予定と結果
北海道(1):旭川選抜 北海道バスケットボール協会
東北(1):東北総合体育大会(ミニ国体) 8月21日(土)~22日(日) 岩手県奥州市/水沢総合体育館 組み合わせ・日程は 福島県バスケットボール協会HP に掲載。
関東(1):第65回国民体育大会 関東ブロック大会バスケットボール競技 8月21日(土)・22日(日) 群馬県高崎市/高崎浜川体育館 群馬県バスケットボール協会
北信越(2):第31回北信越国民体育大会 8月21(土)・22日(日) 富山県/富山県西部体育センター 富山県バスケットボール協会
東海(1):東海ブロック国体 8月21日(土)・22日(日) 岐阜県/岐阜アリーナ 岐阜県バスケットボール協会
近畿(1):国体近畿地区大会 8月21日(土)・22日(日) 京都府宇治市/太陽が丘体育館 京都バスケットボール協会
中国(2):第30回中国地区ミニ国体 8月28日(土)・29日(日) 鳥取県鳥取市/県民体育館 鳥取県バスケットボール協会
四国(1):四国ミニ国体 8月21日(土)・22日(日) 高知県
九州(1):平成22年度国民体育大会第30回九州ブロック大会 8月20日(金)~22日(日) 鹿児島県/サンアリーナせんだい 川内高体育館(21日のみ) 鹿児島県バスケットボール協会
※ブロック名(数字)の数字はそのブロックからの本国体出場枠。

☆日本代表
 男子日本代表はスタンコビッチカップで決勝まで進んだが、決勝戦でレバノンに敗れ準優勝に終わった。この大会は開幕前に田臥(リンク栃木ブレックス)が体調不良で同行せず、その後もけが人が出るなどした中での準優勝となった。
 これでしばらくは代表の活動は休止期間に入り、次は11月12日から中国・広州で行われるアジア選手権に向けて11月1~3日の第7次強化合宿から再スタートとなる。
 また、現在シンガポールで行われている第1回ユースオリンピック競技大会に女子日本代表チームが出場している。この大会はFIBA33ルールにのっとり、5分×2ピリオド33点先取(33点になった時点で試合終了)となるハーフコートの3on3で行われる。日本代表は長岡(札幌山の手高2年)をキャプテンとする4選手。日本は予選ラウンドを2位で通過し21日の準々決勝へと駒をすすめた。
JBA日本バスケットボール協会 日本代表サイト

リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.32

 今号ではトピックを4つ(千葉国体予選、全日本教員選手権、JBL2、日本代表)を紹介。

☆千葉国体予選
 9月26日から開催される千葉国体のに出場するチームを決めるミニ国体が今週末からスタートする。今週末は北海道のみで、来週末に東北、関東、北信越、東海、近畿、四国、九州と7ブロックで一斉に行われ、翌週の中国ブロックで全ての出場チームが決定することとなる。今年の2チーム出場は北信越と中国、その他のブロックは1チームのみの出場となる。各地で組み合わせなども発表されているが、九州と四国は県協会などのHP上での発表は今現在行われていない様子。
各ブロックのミニ国体(国体予選)の予定
北海道(1):第65回国民体育大会北海道予選会 8月12日(木)~15日(日) 江別市 北海道バスケットボール協会
東北(1):東北総合体育大会(ミニ国体) 8月21日(土)~22日(日) 岩手県奥州市/水沢総合体育館 組み合わせ・日程は 福島県バスケットボール協会HP に掲載。
関東(1):第65回国民体育大会 関東ブロック大会バスケットボール競技 8月21日(土)・22日(日) 群馬県高崎市/高崎浜川体育館 群馬県バスケットボール協会
北信越(2):第31回北信越国民体育大会 8月21(土)・22日(日) 富山県/富山県西部体育センター 富山県バスケットボール協会
東海(1):東海ブロック国体 8月21日(土)・22日(日) 岐阜県/岐阜アリーナ 岐阜県バスケットボール協会
近畿(1):国体近畿地区大会 8月21日(土)・22日(日) 京都府宇治市/太陽が丘体育館 京都バスケットボール協会(8月15日追記)
中国(2):第30回中国地区ミニ国体 8月28日(土)・29日(日) 鳥取県鳥取市/県民体育館 鳥取県バスケットボール協会
四国(1):四国ミニ国体 8月21日(土)・22日(日) 高知県
九州(1):平成22年度国民体育大会第30回九州ブロック大会 8月20日(金)~22日(日) 鹿児島県
※ブロック名(数字)の数字はそのブロックからの本国体出場枠。

☆全日本教員選手権
 8月9日から12日まで行われた全日本教員バスケットボール選手権大会。この大会は毎年国体リハーサル大会として開催されるため、今大会は来年の国体の開催地である山口県で行われた。
 男子はJBL2・黒田電気に所属していた武田が加入した滋賀県が初優勝。愛知県教員チームAとの決勝戦では武田が31得点、北脇俊宏(金沢大)が19得点と活躍した。女子は千葉教員Aが5連覇を果たした。千葉教員AはWJBL・トヨタ自動車のOBである政木が20得点の活躍で5連覇に貢献した。
2010教員大会 公式サイト

☆JBL2
 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は9月11・12日に第12回JBL2東海プレシーズンマッチを開催することを発表した。これは東海実業団選手権と同時開催となる(東海実業団選手権大会は2010年度(2011年2月)の全日本実業団選手権と2011年度(2011年9月)の全日本実業団競技大会の予選大会となる)。東海地区(愛知県)の3チーム(豊田通商、アイシンAW、豊田合成)と石川の4チームが出場し、三重県伊勢市で行われる。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

☆日本代表
 男子日本代表は現在レバノンで行われているスタンコビッチカップに出場中。予選ラウンドをAブロック1位で通過した日本は決勝トーナメント1回戦でヨルダンと対戦する。
JBA日本バスケットボール協会 日本代表サイト

リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.31

 9月に行われる全日本実業団競技大会のシステム変更の解説と日本代表や関東大学リーグ戦などのトピックを掲載。

☆日本実業団競技大会2010
 9月18~20日の3日間、神奈川県の平塚アリーナで開催される全日本実業団バスケットボール選手権大会。ここ数年は船橋市総合体育館で行われていたが、千葉国体との日程が近いこともあり、今年は初の平塚アリーナでの開催となった。平塚アリーナは第1回全日本社会人選手権が行われた会場であり、メインフロアにバスケットコート4面が並ぶ。
 今大会からシステムに変更があることがわかった。男子はこれまで1~4位は順位を決定していたが、全日本社会人選手権の出場枠である5位と6位に関してはベスト4を逃した(2回戦敗退)の4チームの中で2月に行われた全日本実業団選手権大会の成績の順に順位を決めていた。しかし今大会から2回戦敗退の4チームを同じブロックの2チームずつで対戦し、5・6位を決定することとなった。5位と6位の決定は優勝チームの出たブロックの方が5位で、準優勝チームのブロックが6位となる。これにより、社会人選手権への出場には最低2勝(交流戦は除く)が絶対条件となる。また、女子は全10チーム中、トップシード(昨年のベスト4)が昨年の1位と2位、3位と4位でそれぞれシード順を争い対戦。勝った方が上位シードとなる。残りの6チームは3チームずつに分けられ総当たりのリーグ戦を行い、上位1チームのみが決勝トーナメントに進む。決勝トーナメントは先に決めたシード3位と4位のチームがそれぞれブロック1位のチームと1回戦で対戦し、勝った方がシード1位もしくは2位のチームと準決勝で対戦。その勝者が決勝戦に進む。昨年決勝まで進んだ2チーム(鶴屋百貨店、山形銀行)が優勝の場合全3試合、ブロックのリーグ戦から勝ち上がり決勝まで進んだ場合は5試合とトップシードチームとそうでないチームの間に差が大きくなっている。
 出場チームは以下の通り。大会の組み合わせの発表は16日を予定とのこと。
全日本実業団競技大会 出場チーム
男子
北海道:旭川キシイ
東北:JR東日本秋田、北芝電機(初)
関東:横河電機、三井住友銀行、日本無線、曙ブレーキ工業、新生紙パルプ商事
北陸:北陸電力石川
東海:ホシザキ、APEX、イカイレッドチンプス
近畿:タツタ電線
中国:ナカシマプロペラ
四国:四国電力
九州:九州電力
女子
東北:山形銀行、秋田銀行
関東:メディセオ、三井住友銀行、丸紅、TOTO(初)、東芝府中
中国:日立笠戸
四国:今治オレンジブロッサム
九州:鶴屋百貨店
日本実業団バスケットボール連盟

☆トピックス
日本代表
 男子日本代表はスタンコウビッチカップ出場のため、レバノンに出発。中心選手である田臥(リンク栃木ブレックス)は体調不良で欠場する。田臥の欠場により選手は11名で戦うこととなる。スタンコビッチカップは8月7日から15日まで行われる。
JAB日本バスケットボール協会 日本代表サイト

関東大学リーグ戦
 関東大学バスケットボール連盟は9月から始まる関東大学バスケットボールリーグ戦1部の日程を発表した。今年度から1部、2部ともに8チームから10チームにチーム数が増え、1週(同じ組み合わせで2戦行う)につき4試合から5試合に増える。それに伴い1会場のみで5試合行う場合は土日ともに第1試合が11時スタートとなる。
関東大学バスケットボール連盟

高校総体
 沖縄で開催された高校総体バスケットボール競技は男子が八王子高(東京)、女子が札幌山の手高(北海道)がそれぞれ初優勝を果たした。今大会は男女ともに強豪校が敗退する波乱となった。
 インターハイを終えた高校生たちの多くが休む間もなく、次は国体に向けて単独チーム、もしくは選抜チームで臨むこととなる。女子は国体予選(ミニ国体)から、男子は今年全都道府県出場のため予選はなく9月26日からの千葉国体に進む。
2010美ら島沖縄総体バスケットボール競技(試合結果とボックススコアを公開)

リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.29

 今号は関東実業団リーグ戦の特集号となります。

☆関東実業団リーグ戦
 関東実業団バスケットボールリーグ戦は7月19日(月・祝)に最終日を迎えた。男子1部は横河電機の7連覇、女子はメディセオの4年ぶり2回目の優勝で幕を閉じた。この後、24日(土)に男女1-2部入替戦、男子の2-3部入替戦と4部入替決定戦が行われ、全日程を終えることとなる。
男子
1部:2次リーグ第1戦から1週あけて第2戦、第3戦を連戦で行った。
 上位リーグは2次リーグ第1戦を終え横河電機と日本無線が1勝、曙ブレーキ工業と三井住友銀行が1敗となっていた。第1戦で三井住友銀行に辛くも勝利した横河電機だったが、試合が1週空いたこともありしっかりとチームを修正、第2戦では曙ブレーキ工業を寄せ付けることなく勝利した。序盤で一気に引き離すと速い時間帯からベンチメンバーをコートに出すことができた横河電機は、猛暑の会場での疲労などの影響を極力少なくすることができた。日本無線と三井住友銀行の1戦は激戦となった。序盤は暑さの影響もあるのかどちらも決めきれない展開で第1Pはロースコアで終える。第2Pに入ってもどちらも流れを引き寄せることができず、一進一退の攻防が続く。三井住友銀行は何度かリードを広げようとするも二桁リードには至らず、日本無線が追いつく展開。第3Pを終えて44-42でわずかに三井住友銀行が2点リードとなり最終Pへ。ここから厳しい暑さの中若さで勝る三井住友銀行が走る展開に持ち込み徐々に日本無線を引き離す。攻守にリズムが作れない日本無線は得点も伸びず苦しい展開となる。残り1分半に三井住友銀行が10点以上の点差をつけると、最後まで勢いを保ち勝利した。これで優勝は横河電機、三井住友銀行、日本無線に絞られた。最終戦、三井住友銀行vs曙ブレーキ工業戦は三井住友銀行がリードし、曙ブレーキ工業が追いつく展開が続く。しかし三井住友銀行が粘る曙ブレーキ工業を引き離し勝利した。この時点で三井住友銀行は最終戦の横河電機vs日本無線戦の結果待ちとなる。敗れた曙ブレーキ工業だが、今リーグ戦はチームの司令塔#4藤原を欠いたままでの戦いとなった。この敗戦で4位が決まったが、「正直この成績は予想してなかった」と厳しいリーグ戦を覚悟していたチームキャプテン#14石田は言う。「取りあえず上位に入れたことでホッとしています。チームとしてはまだまだなので、秋に向けてもっと挙げていかないといけないです。(関東実業団)選手権でのベスト4入りがなかなか出来ていないので、今シーズンはまずそこを目指して頑張ります」と語る。最終順位は結果待ちとなった三井住友銀行だが、尻上がりに状態が上がっていった今リーグ戦に満足な様子を見せた。「序盤戦は崩れた試合もありましたが、中盤から切り替えていけました。みんなが自分の仕事を理解してやってくれています。2月の全実の結果もそれぞれの自信につながっている部分もあると思います。次はこれまであまりいい結果を残せていないJIC(全日本実業団競技大会)で勝って、社会人大会(全日本社会人選手権)に出場したいですね」とキャプテンの#4菊池は語る。最終戦は横河電機vs日本無線戦となった。前日主力のプレータイムを控えることができ疲労の少ない横河電機と、接戦で痛い敗戦をした日本無線の対戦は序盤こそ競ったものの、第2Pで横河電機が大きく引き離す展開となる。終盤ベンチメンバー主体となった横河電機に日本無線が得点を重ねるも勝敗の行方には影響なく、19点差をつけて横河電機が勝利した。横河電機はこれでリーグ戦7連覇、さらにリーグ戦の連勝を63に伸ばした。7連覇は関東実業団春季大会としては初となる。横河電機のキャプテンであり、MVPと得点王も獲得した#20田ヶ谷は連勝が止まらなかったことにホッとした様子。「やはり自分がキャプテンの代で連勝が止まるのは嫌でしたから正直プレッシャーはありましたね。今リーグ戦は選手の故障もあり厳しいところもありましたが、みんな勝ちたい気持ちが強いのでそこは何とか勝ち続けることができました」と語る。敗れた日本無線キャプテン#6鈴木は「昨日の今日でやはり切り替えられませんでした。こんなに点が取れないのでは勝てないです。もう一度立て直しです」と厳しい表情で言った。
 下位リーグは第1戦を終え、葵企業と新生紙パルプ商事が1勝、東京日産と東京電力が1敗となっていた。第2戦、新生紙パルプ商事vs東京電力戦は前半で新生紙パルプ商事が10点リードとするも、そこから離しきれない。第3Pに東京電力が追い上げると最後まで競った展開となる。しかし最後は新生紙パルプ商事が逃げ切り勝利した。葵企業vs東京日産戦は葵企業が東京日産を圧倒して勝利した。最終戦は東京日産vs東京電力戦が7-8位決定戦、葵企業vs新生紙パルプ商事戦が5-6位決定戦となった。8位で終わると2部に自動降格となることもあり絶対負けられない戦いとなった7-8位決定戦。序盤は東京電力が#0新家の活躍もありリードを奪う。しかし、#0新家が怪我でベンチに下がると流れは東京日産に。インサイドを東京日産が支配すると、東京電力は走る展開にも持ち込めず得点が伸びない。そのまま東京日産が東京電力を大きく引き離し勝利した。1部残留に望みをつないだ東京日産はこの日わずかに7名しか選手がいない状態。「昨日はあまりにも悪すぎて、逆に切り替えられました。今日人がいないことは分かっていたので、そこは気持ちでやれましたね。勝って良かったですが、入替戦で勝たないと。24日は頑張ります」とキャプテンの#9三原は気持ちを引き締めた。敗れた東京電力は2部降格が決まった。「だめでした。力不足です。また2部で頑張って1部復帰を果たしたいです」とキャプテン#3涌井は言葉少なに語った。5位になればJIC出場が決まる5-6位決定戦は試合終了まで白熱した激戦となった。6年連続出場を目指す新生紙パルプ商事と初出場を狙う葵企業ともにこの1戦にかける強い気持ちが試合にも表れた。前半を新生紙パルプ商事の9点リードで折り返した第3P、葵企業が速い展開から#15永田を中心に追い上げを見せ、新生紙パルプ商事の1点リードで最終Pに入る。一進一退の攻防が続く中、新生紙パルプ商事#11坂口がリバウンドを奪い流れを引き寄せる。残り3分、新生紙パルプ商事#12高崎の3ポイントシュートが決まり新生紙パルプ商事のリードが5点に広がると葵企業はタイムアウトを取る。その後一度は追いついた葵企業だが、再びリバウンドの流れから新生紙パルプ商事がリードを奪う。残り1分、葵企業#14松岡の3ポイントシュートが決まり1点差に迫る。ここで両チームともに攻めきれず流れが止まる。残り20秒を切ってファールゲームにきた葵企業に新生紙パルプ商事#7立花、#4近森がきっちりとフリースローを決め点差を開くと、葵企業の必死のシュートを食い止め5点差で新生紙パルプ商事が勝利した。「なんとか勝てて良かったです。このリーグ戦はいろいろありましたが、少しずつ良くなってきたところもあります。秋に向けてしっかりとチームを立て直したいです」と新生紙パルプ商事キャプテン#9遠藤は安堵の表情を見せた。敗れた葵企業はあと一歩のところで初のJIC出場を逃すこととなった。この日3ポイントシュート5本を含む25得点の#15永田はアシスト賞を受賞するも「やはり勝たないと。今日の試合は終盤足がつってしまってダメでした。また秋に頑張ります」と語った。
 MVPは田ヶ谷(横河電機#20)、新人賞は山本(日本無線#7)が受賞。MVPの田ヶ谷は得点王と、新人賞の山本はリバウンド賞とのダブル受賞となった。ベスト5は優勝した横河電機で故障中の#19神崎に代わりPGとして優勝に貢献した梅田(#13)と2位に入った三井住友銀行から佐藤(#31)がともに2年目で初受賞となった。また、葵企業#15永田が2位以下を大きく引き離してアシスト賞を受賞した。
 24日(土)の1-2部入替戦は7位の東京日産と2部2位の三井住友海上の対戦となる。
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2部:ブロックでのリーグ戦は終了し、Aブロックは大塚商会、Bブロックはメディセオの優勝で終わった。しかし1-4位順位決定戦1回戦でAブロック優勝の大塚商会はBブロック2位の三井住友海上に敗れ、Bブロック優勝のメディセオはAブロック2位の富士通に敗れ、1部昇格へのチャレンジはならなかった。大塚商会は序盤からチームのリズムができず、開始5分で10点のビハインドとなる。三井住友海上は第1Pで4本の3ポイントシュートを含む26得点で大塚商会に14点差をつける。第2Pに入り大塚商会#15羽賀の3ポイントシュートから流れを引き寄せると、5分で1点差まで追い上げる。ここで三井住友海上が粘りを見せ、8点リードして前半を折り返す。しかし後半開始1分半で大塚商会が同点に追いつくとシーソーゲームとなり、第3P終了間際に大塚商会#32長谷川が3ポイントシュートを決めて、大塚商会の3点リードで最終Pに入る。第4P序盤、ターンオーバーが多く攻めきれない大塚商会に対し、三井住友海上が勢いに乗ると4分間で7点リードとする。しかしここでファールトラブルで厳しい状況ながらチームを牽引する大塚商会#11月野が流れを作り残り5分を切って2点差に追いつく。ここから三井住友海上が2~4点リードで進むも、残り1分を切って大塚商会のシュートが決まらない。ファールゲームとなった試合は三井住友海上がフリースローを決め点差を広げ、三井住友海上が10点差で勝利した。猛暑の中、ファールトラブルを抱えながらも最後まで戦いきった三井住友海上は試合後も興奮した様子も見られた。「相手がどことかではなくともかくうちのバスケットをしようと話していました。今日は暑かったこともあって選手の疲労を考えてベンチワークを行いました。最後はメンバーを変えなかったのですが、あのメンバーはほぼスタートメンバーですから、彼らを信じていました。ようやく1部復帰の挑戦権を得たことになります。明日も頑張ります」と今シーズンからコーチとなった#5柏木は語る。「今日はプレータイムも上手くコントロールしてもらって疲れもそれほどなくやれました。自分は2部になってから入ったので1部は経験していません。1部でやりたいですね」とPG#18前川はホッとした表情で言った。Bブロックを全勝で優勝したメディセオはAブロック2位の富士通に序盤から流れを作られると防戦一方となった。なんとか立て直しを図るも続かず点差はどんどん離れていく。結局48点差をつけて富士通が圧勝した。リーグ戦第1戦で大塚商会に敗れた富士通だが立て直しに成功。「今はみんな自分のやるべきことも分かってきて、チームとしてまとまってきました。明日は勝って1部復帰を決めたいです」とキャプテン#1阿部は語った。メディセオの流れができなかった原因の一つにリバウンドが挙げられるが、182㎝の身長ながらなんども飛び込みリバウンドで流れを引き寄せた富士通#14石井。「リバウンドは意識しています。得点は他の選手も取れているので今日はあまりシュートを打つこともなかったのですが、勝利に貢献できてよかったです。次も頑張ります」と笑顔だった。翌日行われて1-2位決定戦は序盤で富士通がリードを奪うが、粘る三井住友海上はなんども追い上げを見せる。しかし最後は富士通が引き離し勝利、1部昇格を決めた。「これで来シーズン1部でやれます。よかったです。うちは人数が多いのでいいところもありますが、大変な部分もあります。チームが一つになっていけるようにこれからも頑張ります。次は関東実業団選手権で確実にベスト8入りして全実出場を決めたいです」とキャプテン#1阿部は喜びを語った。敗れた三井住友海上は1部昇格をかけ24日(土)に東京日産(1部7位)と対戦する。
 その他の順位決定戦は5-6位決定戦が最後まで接戦となるもプレス工業#14瀬戸が終了間際に決勝の3ポイントシュートを決め5位となった。敗れた日立大みかだがこの日は仕事の関係でメンバーが少なくコーチも不在の状態の中、#8越田を中心に懸命なプレーを見せた。NTT同士の対戦となった7-8位決定戦はNTT東日本東京が第2PでNTTデータを引き離すとそのまま勝利、7位を決めた。8位となったNTTデータは持ち味を出せないまま終わった。9-10位決定戦は主力がほとんどいない警視庁に伊藤忠商事が勝利した。11-12位決定戦はここもメンバーが少ない東京トヨペットが苦しい展開となり、富士通ゼネラルが勝利した。9~12位の4チームは7月24日(土)に3部A~D1位のチームとの入替戦に臨むこととなる。また、7月24日には3-4位決定戦も行われる。
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3部:2部昇格に向けて7月24日の入替戦に臨むのは次の4チーム。Aブロック住友商事、Bブロック三菱東京UFJ銀行、CブロックJFE東日本京浜、Dブロック東京消防庁
4部:各ブロック優勝の8チームが7月24日の入替決定戦で対戦し、勝利した4チームが3部に自動昇格となる。Aブロック本田技術研究所、BブロックC.K.東京、Cブロック三井物産、Dブロック三井住友銀行本社、Eブロック東芝府中、Fブロック千代田化工、Gブロックキャノン、Hブロックテイ・エステック
5部:Aブロック丸紅本社、Bブロック沖電気東京、Cブロック東京国税庁、Dブロックテプコシステムズ、Eブロック楽天、Fブロック三菱化学、Gブロックティップネス(1位)日立情報(2位)の8チームが4部へ自動昇格。
女子
1部:2次リーグ第1戦を終え、上位リーグは三井住友銀行が1勝、丸紅が1敗となっていた。第2戦はメディセオと丸紅が対戦。中盤まで競ったが、メディセオが引き離し勝利した。そして最終日、勝った方が優勝となる三井住友銀行とメディセオの対戦は一進一退の攻防が続く激戦となった。第4Pからメディセオが三井住友銀行を引き離すとそのまま勝利し、4年ぶり2回目(クラヤ三星堂を含む)の優勝を決めた。2位に最終戦で敗れた三井住友銀行、3位が丸紅となった。下位リーグはTOTOが3戦全勝で4位、5位に東芝府中、6位が特別区となり、6位の特別区は7月24日(土)の1-2部入替戦に臨むこととなった。最優秀選手賞(MVP)はメディセオ#8橋住が初受賞、新人賞は三井住友銀行#10綱川が選ばれた。5位までの5チームが9月の全日本実業団バスケットボール競技大会に出場することとなる。
2部Aブロックは伊藤忠商事が、Bブロックは山武が、それぞれ4戦全勝で1位となった。この2チームが1部6位との入替戦をかけて対戦した2部1-2位決定戦は第4Pで山武が伊藤忠商事を引き離し勝利した。1-2部入替戦は7月24日(土)に1部6位の特別区との対戦で行われる。
関東実業団バスケットボール連盟

取材・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.28

 関東実業団リーグ戦は先週末女子の2試合しか行われなかったため、今号では残り2試合となった男子1部と順位決定戦が行われる男子2部の展望を中心に掲載。その他、国体予選とトピックとしてJBL2と日本代表の情報を紹介する。

☆関東実業団リーグ戦
男子
1部:残り2戦となった男子1部。上位リーグは横河電機(1次リーグ1位)と日本無線(同2位)が1勝、曙ブレーキ工業(同3位)と三井住友銀行(同4位)が1敗となっている。第2戦では横河電機が曙ブレーキ工業と、日本無線が三井住友銀行との対戦となる。ここで横河電機と日本無線が勝利した場合、優勝の行方は横河電機と日本無線の2チームに絞られ、第3戦でのこの2チームの直接対決で決することとなる。第2戦で曙ブレーキ工業と三井住友銀行が2チームとも、もしくはどちらかが勝利した場合、勝利チームは最終戦に優勝の可能性を残すこととなる。第2戦に敗れ2敗となった場合、相手チームが2勝となるため、最終戦を待たず優勝争いから外れることとなる。注目としては現在リーグ戦61連勝の横河電機が残り2試合を勝利し、連勝と連覇を伸ばすかというところもある。第1戦の三井住友銀行戦で苦戦した横河電機はチーム内の誰もが「調子はよくはない」というもここまで『負けない横河電機』を見せている。残り2試合を連勝で終えることができるか。そして横河電機の連勝と連覇を止めるチャンスは今リーグ戦では曙ブレーキ工業と日本無線の2チームにしか残されていない。ディフェンスの集中が最後まで維持できるかが鍵となりそう。チーム状態が上がってきている三井住友銀行は残り2戦を集中して臨みたいところ。下位リーグは第1戦を終え、葵企業(1次リーグ5位)と新生紙パルプ商事(同6位)が1勝、東京日産(同7位)と東京電力(同8位)が1敗となっている。第1戦の状況を見れば、攻守に調子のよい葵企業が最も5位(全日本実業団競技大会出場)に近いようにも思われるが、実績のある新生紙パルプ商事の力も侮れない。第2戦は葵企業が東京日産と、新生紙パルプ商事が東京電力と対戦する。第1戦で新生紙パルプ商事を追い詰めた東京日産だが、この日は#13神崎のシュート確率が良かったことが大きかった。試合後#34上原が言うように神崎が入らなくなった場合のオフェンスをどこまで立て直してこれるか。また、人数が少ないことから暑さの厳しい会場は不利な要素もある。葵企業は1次リーグで重要な試合での敗戦で上位リーグ進出を逃した経験を2次リーグではいい意味で活かしていきたいところ。チーム全員の気持ちが勝利に向かえば強さを発揮する新生紙パルプ商事。下位リーグはチーム内でも茂木ヘッドコーチ他5名程度の選手しか経験していない(当時は5位に全日本実業団出場権はなかった)。下位リーグの経験のない若手選手にとっては気持ちの切り替えが難しいところだが、第1戦を乗り切ったことで残り2試合をしっかりとした気持ちで戦えるか。東京電力は主力である#70阿部の怪我もあり苦しいところだが、1勝を目指したい。試合を重ねるごとにオフェンスの幅は広がってきており、点の取れるパターンも増えてきた。阿部が出場できていないことで走る展開が少なくなっているが、残り2試合は阿部の出場の可能性もあり、修正していけるか。下位リーグは5位が全日本実業団競技大会出場権を得、7位が2部2位との入替戦、8位は2部1位との自動入替えで2部降格となる。
 部門賞のランキングはアシストを除く3部門(得点、3ポイント、リバウンド)で上位の選手が競っており、残り2戦で順位の入れ替えも十分あり得る状況となっている。アシストランキングは1位の永田(葵企業#15)た2位に14本差をつけている。欠場がない限り2位以下の選手の逆転は難しいか。
 2次リーグ第2戦は7月18日(日)駒沢屋内球技場で13時から、最終日の第3戦は19日(月・祝)に塩浜市民第一体育館で11時30分からスタートとなる。
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2部:A・B各ブロックでのリーグ戦を終え、2部全体の順位決定戦を行う。1-4位は各ブロックの1・2位の4チームのトーナメントで争われる。Aブロック1位の大塚商会は今シーズンから2部に昇格したばかりだが、日本リーグ時代に在籍した月野の復帰や、長谷川の加入、そしてJBLやJBL2、国体などで実績のある岡村氏のヘッドコーチ就任でチーム力は大きく向上した。しかし今リーグ戦では中盤まで競る試合もあり、どこまでチーム状態が上がっているかははっきりしない。2位の富士通はリーグ戦初戦の大塚商会戦を落としたのみで、その他は圧勝で終わっている。若い選手が多く、勢いに乗ると止められない面もあるが、若いチーム故に崩れると修正が難しい面もある。昨シーズン初の1部を経験し、苦しい思いもしたが、その経験を今こそ生かしていきたいところ。Bブロックの1位のメディセオは外国人選手#9デビッドが今シーズンから加入。インサイドを任せているが、デビッドのプレースタイルとしてインサイドが決して得意な選手ではないため、使い方が重要になる。リーグ戦最終戦で三井住友海上に逆転勝利した試合は#15宇都宮をはじめとした日本人選手の頑張りが大きかった。チーム全体で勝利に向かうことができるか。2位の三井住友海上は第2戦でNTT東日本東京に延長戦で1点差で敗れたことで2位以上はかなり厳しくなっていたが、そのNTT東日本東京が日立大みかに差をつけられて敗れたことでゴールアベレージでの2位が決まった。今シーズンはヘッドコーチを置くことができず#5柏木が選手兼でヘッドコーチを行っている事情もあり厳しいリーグ戦は予想されたが、個々の選手の能力もあり、若い選手も多いことから、チームとして勢いに乗れれば強さを発揮できる。1-4位決定戦1回戦は大塚商会vs三井住友海上とメディセオvs富士通となる。この1回戦で勝利すれば、1位(1部8位との自動入替えで昇格)か2位(1部7位との入替戦)が決まる。どのチームにも可能性があるだけに、好ゲームを期待したい。5~12位は各ブロックの3~6位のチームが同じ順位のチーム同士で対戦し決定する。5-6位を争うのはプレス工業(Aブロック3位)と日立大みか(Bブロック3位)。プレス工業は大塚商会とはわずかに2点差の好ゲームとなったが、富士通に大敗しAブロック3位に終わった。力のあるチームだけにリーグ戦最終戦は勝って終わりたいところ。日立大みかは結果としては初戦の三井住友海上戦で序盤に大きく引き離され敗れたことがゴールアベレージにも影響したが、リーグ戦を通して徐々にチーム状態が上がってきている。ベンチの雰囲気も良く、個々の選手が持ち味を出せるようにあり、それが最終戦のNTT東日本東京戦の勝利につながった。NTTデータ(Aブロック4位)とNTT東日本東京(Bブロック4位)のNTT対決となる7-8位決定戦。NTTデータは今シーズン怪我のためコーチとしてベンチに入った出原が指揮を執っている。ここもリーグ戦で試合を重ねるごとにチーム状態が上がってきている印象がある。バスケットをよく知っている選手も多く、チームとしてまとまれば力のあるチーム。NTT東日本東京は司令塔の#13橋本康を欠いて臨まなくてはいけなかった第4戦のメディセオ戦での敗戦でリズムが崩れた感がある。最終戦の日立大みか戦では攻守にチームのバランスが悪い状態のまま大きく引き離されて敗戦、Bブロック2位を逃す結果となった。順位決定戦でどこまで切り替えていけるか。9~12位は3部A~Dブロック1位のチームとの入替戦に臨むこととなるが、それはAブロックが警視庁(5位)と富士通ゼネラル(6位)、Bブロックが伊藤忠商事(5位)と東京トヨペットの4チームと決まっており、順位決定戦で9~12位の順位が決まり、入替戦の対戦相手が決まることとなる。警視庁は昨年はブロック2位となり、結果2部4位の成績を残したが、中心選手が現在チームを離れていることが大きいのか、今リーグ戦では1試合を通していい状態を保つことが難しくなっていた。伊藤忠商事も1試合を通して集中を保つことが難しく、チームがまとまらない時間が多くなっている印象がある。富士通ゼネラルは力の差を見せつけられる試合が多かったが、最後までプレーをする意識の高さはリーグ戦を通して感じられた。1年で2部復帰を果たした東京トヨペットだが、リーグ戦は全敗に終わった。個々に能力のある選手は多いが、チームとしてのまとまりが難しく、また人数も少ないことから40分間を戦いきることが厳しい状況となっていた。この4チームは24日(土)に3部の各ブロック1位との入替戦を戦わなくてはいけないこともあり、18日の試合では少しでもチームをいい状態に持っていきたいところ。
 1-4位決定戦の1回戦と5-12位までの決定戦は18日(日)に駒沢屋内球技場で、1-2位決定戦(1-4位決定戦の勝者同士の対戦)は19日(月・祝)に1部と同じ塩浜市民第一体育館で、3-4位決定戦と2位チームの1部7位との入替戦と9~12位までのチームの3部との入替戦は7月24日(土)に羽村市スポーツセンターで行われる。
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3部:Dブロックのみ試合が残っているが、1位のチームは4ブロックともに決定(確定)している。Aブロック・住友商事Bブロック・三菱東京UFJ銀行Cブロック・JFE東日本京浜Dブロック・東京消防庁(確定)の4チームは7月24日の2-3部入替戦に3部昇格をかけて臨むこととなる。
4部:8ブロック中3ブロックが終了し1位が決定している(Aブロック・本田技術研究所Bブロック・C.K.東京Eブロック・東芝府中)。また、FブロックとGブロックは最終戦を残しているが現在の結果から1位のチームは確定している。CブロックとDブロックとHブロックは7月17日(土)の最終戦で1位が決まる。4部は上位4チームが3部の4ブロックの最下位との自動入替えとなる。そのため8ブロックの1位チームが7月24日(土)に、それぞれA1位vsH1位、B1位vsG1位、C1位vsF1位、D1位vsE1位で対戦し、勝利チームが3部昇格となる。
5部:全日程が終了。Aブロック・丸紅本社Bブロック・沖電気東京Cブロック・東京国税庁Dブロック・テプコシステムズEブロック・楽天Fブロック・三菱化学Gブロック・ティップネス(1位)日立情報(2位)がそれぞれ4部昇格を決めている。
(※Eブロックは関東実業団バスケットボール連盟のHP上の戦績表は最終結果となっていないが、全ての試合結果から5試合すべてを100点超えで勝利した楽天が1位となる。)
女子
1部:7月11日に2次リーグ第1戦を終えた女子1部。上位リーグでは1次リーグ1位の三井住友銀行が3位の丸紅を第2Pで大きく引き離し1勝。下位リーグでは4位のTOTOが5位の東芝府中に勝利した。
2部:最終戦を7月17日(土)に行う。
関東実業団バスケットボール連盟

☆千葉国体成年男子
 9月26日から千葉県船橋市と八千代市で行われる千葉国体バスケットボール競技。このブロック予選大会が8月中に各地で行われる。今年は少年男子が全都道府県出場となる。
 関東のミニ国体は群馬県で開催される。本国体開催地である千葉県が予選免除のため7都県が本大会出場枠わずかに1チームを目指し戦うこととなる。ここ数年千葉県が連続で出場してきた関東ブロックのチームにとっては出場を果たすチャンスとなっている。7都県のうち昨年2位の埼玉県がシードとして1回戦免除となる。
各ブロックのミニ国体(国体予選)の予定
北海道(1):第65回国民体育大会北海道予選会 8月12日(木)~15日(日) 江別市
東北(1):東北総合体育大会(ミニ国体) 8月20日(金)~22日(日) 岩手県奥州市
北信越(2):第31回北信越国民体育大会 8月21(土)・22日(日) 富山県/富山県西部体育センター
関東(1):第65回国民体育大会 関東ブロック大会バスケットボール競技 8月21日(土)・22日(日) 群馬県高崎市/高崎浜川体育館
東海(1):東海ブロック国体 8月21日(土)・22日(日) 岐阜県/岐阜アリーナ
近畿(1):国体近畿地区大会 8月21日(土)・22日(日) 京都府宇治市/太陽が丘体育館
中国(2):第30回中国地区ミニ国体 8月28日(土)・29日(日) 鳥取県鳥取市/県民体育館
四国(1):四国ミニ国体 8月21日(土)・22日(日) 高知県
九州(1):平成22年度国民体育大会第30回九州ブロック大会 8月20日(金)~22日(日) 鹿児島県
※ブロック名(数字)の数字はそのブロックからの本国体出場枠。2チームが出場できる2つのブロックは持ち回りのため毎年変わります。

☆トピックス
JBL2
 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は2010-2011シーズンのチームロスターを発表した(現時点での登録選手の発表であり、今後変更のある場合もあり)。新規参入のTGI・Dライズを除くとどのチームも新人は少ない。今シーズンは9チームでの3回戦となり、試合数とリーグ全体の期間が増えるJBL2。国体にチーム全体(JBL2の単独チーム)、もしくは個々の選手で参加することもあり、8月中の動向も気になるところ。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

日本代表
 バスケットボール男子日本代表は現在チャイニーズ・タイペイで行われているジョーンズカップに出場している。ジョーンズカップは親善大会で、日本や台湾、レバノンのようにA代表が出場するチームもあれば、1クラブチームは大学など様々なカテゴリーのチームが出場する。女子も行われるようになり、さらに今年は世界選手権も行われる影響もあるのか、強豪国のA代表チームの参加は少ない。始動したばかりの日本代表にとっては国際大会の経験を積む意味で良い機会となっている様子。初戦は7月24日から日本で行われる国際親善試合の対戦相手であるレバノン代表チームと対戦し、82-87で敗れている。
 8月5~17日までレバノンで行われるスタンコビッチカップまでかなりタイトなスケジュールとなっている日本代表。ジョーンズカップでの試合を通して徐々にチーム状態を挙げていきたいところ。
JBA日本バスケットボール協会 日本代表サイト

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.27

 今号では関東実業団リーグ戦の現在の状況と、バスケットボール男子日本代表についてを掲載。

☆関東実業団リーグ戦
男子
1部:7月3日(土)に2次リーグがスタート。2次リーグは1次リーグの上位4チームと下位4チームに分かれて、それぞれ上位リーグ、下位リーグとして4チーム総当たり戦を行う。最終順位の決定は基本的に2次リーグの結果のみから判定される。
 上位リーグの第1戦は1次リーグ1位の横河電機と4位の三井住友銀行の対戦と、2位の日本無線と3位の曙ブレーキ工業の対戦となった。横河電機vs三井住友銀行戦は序盤に流れをつかんだ三井住友銀行が横河電機に14点差をつけて第1Pを終えた。しかしそこから横河電機#5笹がインサイドで奮起すると、横河電機に流れが傾き逆転。三井住友銀行も最後まで粘りを見せるも横河電機が逃げ切った。横河電機#16浦中は「確かに状態はよくはないね」と言う。「シュートはまあ入らない日もあって仕方ないと思うけど、今日は本当に入らなかった。でもみんな負けたくはないと思っているから。だから多少競っても負けるような気にはならない」と浦中が言うようにこの日も“負けない横河電機”を見せた。惜しくも敗れた三井住友銀行だが、チーム状態は良いと#81清水。「今日は自分のミスもあって結局追いつけないで終わってしまいました。でも誰も自分のことを責めないし、他にもファールトラブルになった(#32木村)理を責めたりもしない。前のチームはそういうところがダメでチームがばらばらになったりしていたけど、今は違います。お互いに言うことは言うけど、決して責めたりしない。いいチームになってきていると思います」(三井住友銀行#81清水)。日本無線vs曙ブレーキ工業戦は序盤は点の取り合いとなるも、第2Pからはディフェンスの応酬となり、どちらもなかなか得点が伸びない。その中でインサイドで有利に立った日本無線が徐々に曙ブレーキ工業を引き離して勝利した。新人ながら日本無線のインサイドを支える#7山本はリバウンドランキングでも現在1位と活躍。試合後山本は「試合を重ねて大分良くなったとは思うけど、まだまだです。自分の記録や賞(新人賞)などは今は気になりません。まずは何よりもチームの勝利が大切なので。その結果でそういうものがついてくるといいなとは思います」と語る。1次リーグでは勝利したが、2次リーグで敗れた曙ブレーキ工業は試合終盤に新人#15田中が爆発的な得点力を見せた。
 下位リーグ第1戦は1次リーグ5位の葵企業と8位の東京電力の対戦と、6位の新生紙パルプ商事と7位の東京日産の対戦となった。葵企業vs東京電力戦は第1Pこそ競った展開となるも、その後は葵企業が流れをつかむ。東京電力も#3涌井のシュートなどで粘りを見せるも追い上げはならず、葵企業が2次リーグ初戦を勝利した。新生紙パルプ商事vs東京日産戦は序盤から東京日産#13神崎が好調に得点を重ね、東京日産がリードする。徐々に立て直す新生紙パルプ商事だが、なかなか点差は縮まらない。新生紙パルプ商事は後半#7立花の故障もあり#16山本が奮起、東京日産#13神崎に対して好ディフェンスを見せながらオフェンスでは速い展開から#12高崎、#9遠藤、#4近森らの得点につなげていった。逆に東京日産は終盤#13神崎のシュートが落ち始めると攻めどころをなくし、#8眞部のインサイドでなんとかつなぐも新生紙パルプ商事の勢いを止められない。第4P残り3分半に新生紙パルプ商事が同点に追いつくとそのままリードを奪い勝利した。「こんなに長い時間出たのは久しぶりでした」と苦笑いの新生紙パルプ商事#16山本は勝利にほっとした表情を見せた。惜しくも敗れた東京日産#34上原は「(#13神崎)剛が入らなくなった時にどうするかというのをちゃんとやれていなかった。残念ですね」と語る。
 得点ランキングは田ヶ谷(横河電機#20)が1位、4点差で高崎(新生紙パルプ商事#12)、さらに4点差で永田(葵企業#15)が続く。3ポイントランキングは得点ランキングで4位に入っている松岡(葵企業#14)が1位、福田侑(日本無線#4)と高崎(新生紙パルプ商事#12)が1本差で2位、さらに4位の涌井(東京電力#3)も1本差と混戦となっている。リバウンドランキングは新人の山本(日本無線#7)が1位、1本差で関(東京電力#10)が続き、3位の眞部(東京日産#8)は2位から11本差となっている。アシストランキングは永田(葵企業#15)が2位以下を大きく引き離し1位、14本差で鈴木伸(日本無線#6)が2位、さらに2位から5本差で上原(東京日産#34)となっている。
 2次リーグは残り2戦となる。第2戦は7月18日(日)に駒沢屋内球技場で、第3戦(最終戦)は翌19日(月・祝)に塩浜市民第一体育館で行われる。
男子1部の予定&結果はこちら
2部:7月4日(日)にブロック最終戦を終えた男子2部。各ブロック1・2位の4チームは2部全体の1-4位決定戦に進み、1位になれば1部8位との自動入替で1部に昇格、2位になれば1部7位との入替戦に進み、勝てば1部昇格、敗れれば2部残留となる。その他の各ブロック3位以下はそれぞれ同順位同士が対戦し、5~12位までを決定する。9~12位(各ブロック5・6位)は3部のA~Dブロックの1位チームと入替戦を戦うこととなり、勝利すれば2部残留、敗れれば3部降格となる。Aブロックは最終戦を残して大塚商会の1位、富士通の2位は決まっていた。その大塚商会は試合序盤に流れをつかめずNTTデータにリードされるが、後半に入って流れをつかむと逆転、5戦全勝でのAブロック1位を決めた。富士通は今シーズンなかなか勝ち星をあげられない警視庁を序盤で引き離すとそのまま勝利した。プレス工業はけが人などあるものの富士通ゼネラルを圧倒し勝利。これでAブロックの最終順位は1位:大塚商会2位:富士通3位:プレス工業4位:NTTデータ5位:警視庁6位:富士通ゼネラルとなった。BブロックはNTT東日本東京と日立大みかの対戦で日立大みかが逃げ切り勝利、三井住友海上がメディセオに敗れたことで3チーム(三井住友海上、日立大みか、NTT東日本東京)が3勝2敗で並び、3チーム間での対戦成績も同じ1勝1敗であることから、ゴールアベレージで順位が決定された。全勝でBブロック1位となったメディセオだが、三井住友海上に対し第1Pはわずかに3点しか取れず14点差となるも、その後逆転し勝利した。5-6位を決める対戦となった伊藤忠商事vs東京トヨペット戦は、東京トヨペットが試合開始前わずかに5人とギリギリの人数で試合を行ったこともあり、伊藤忠商事が圧勝した。Bブロックの最終順位は1位:メディセオ2位:三井住友海上3位:日立大みか4位:NTT東日本東京5位:伊藤忠商事6位:東京トヨペットとなった。7月18日(日)に駒沢屋内球技場で1-4位決定戦1回戦(富士通vsメディセオ、大塚商会vs三井住友海上)と5~12位までを決定する試合を行う。また、1-2位決定戦は翌19日(月・祝)に塩浜市民第一体育館で、3-4位決定戦と1部7位と2部2位の入替戦、2部9~12位と3部A~Dブロックの各1位チームとの入替戦は7月24日(土)に羽村市スポーツセンターで行われる。
男子2部の予定&結果はこちら
3部Aブロックは住友商事が最終戦は落としたものの、同じ4勝1敗の東芝ライテックに勝利していることから、住友商事の1位が決定した。Bブロック三菱東京UFJ銀行が1位。CブロックJFE東日本京浜が1位。Dブロックはまだ最終戦を残しているが、全ての試合を終えている東京消防庁が5戦全勝で1位を確定している。
4部Aブロック本田技術研究所が1位。BブロックC.K.東京が1位。Cブロックは現在4戦全勝で並んでいる三井物産とANAの直接対決が7月17日に行われる。Dブロックは3チーム(三井住友銀行本社、小田急電鉄、東燃化学)が並んで7月17日の最終戦にもつれ込んだ。Eブロック東芝府中が1位。Fブロックは最終戦を残し千代田化工の1位が確定している。Gブロックも最終戦を残しイノベーショントラストの1位が確定している。Hブロックは最終の1試合を残し3チーム(三菱商事、東京郵政、テイ・エステック)が1位の可能性を残している。
5部Aブロック丸紅本社Bブロック沖電気東京Cブロック東京国税庁Dブロックテプコシステムズがそれぞれ1位となり、4部昇格を決めている。Eブロックは最終戦を残し楽天の1位が確定している。Fブロックは1位の三菱化学Gブロックは1位のティップネスと2位の日立情報がそれぞれ4部昇格を決めている。
女子
1部:7月3日に1次リーグ最終戦を行った。三井住友銀行が丸紅に勝利し5戦全勝で1位、メディセオが4勝1敗で2位、丸紅が3勝2敗で3位となり、この3チームが2次リーグ上位リーグとなる。4位は2勝3敗でTOTO、5位は1勝4敗で東芝府中、6位は5戦全敗で特別区となり、この3チームが2次リーグ下位リーグとなる。2次リーグは上位、下位のそれぞれ3チーム間での総当たり戦で順位が決定される。男子と同じく1次リーグの結果は持ち越されない。
2部Aブロックは最終の1試合を残し4戦全勝の伊藤忠商事が1位を確定している。Bブロックは山武が4戦全勝、第一生命と沖電気東京が3勝1敗となっており、最終戦で1位が決まることとなる。
関東実業団バスケットボール連盟

☆日本代表
 バスケットボール男子日本代表チームは7月7日(水)、今回のチームとしては初の強化試合を行った。これはウィスマンヘッドコーチの就任記念として、昨シーズンまで指揮を執ったリンク栃木ブレックスのホームアリーナであるブレックスアリーナでの開催となった。対戦相手は中国プロバスケットボールリーグ・CBAに所属する「東莞(ドングアン)レオパーズ」。この日の対戦を前に、すでに日本代表とは練習試合(スクリメージ)を行っていた。7日の強化試合では日本代表は序盤から東莞レオパーズにリードを奪われ敗れた。初戦を黒星で終わった日本代表だが、ウィスマンHコーチは「今はチームとしてより良い結果を求めるための過程である」と語った。チームとして始動し8週間、ゲームライクな部分はあまりなかったこと、練習の疲れがあったことなどを敗因として挙げた。日本代表は故障の伊藤(リンク栃木ブレックス)を除くベンチメンバー全員が出場するなど、チーム強化として経験の部分が強く打ち出された形となった。
 男子日本代表はこの後7月14日から21日まで行われるジョーンズカップ(チャイニーズ・タイペイ)に出場、帰国後日本での初の国際親善試合となるレバノン代表との試合を3試合行うこととなっている。
JBA日本バスケットボール協会 日本代表サイト
JBA/バスケットボール男子日本代表 2010/7/7 強化試合 vs 東莞レオパーズ

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.26

 今号では終盤戦に入った関東実業団リーグ戦の現在の戦況と、7月1日に行われたアメリカンフットボールのパールボウル決勝の模様、全日本実業団競技大会予選の結果を掲載。

☆関東実業団リーグ戦
男子
1部:1次リーグが終了し、7月3日から2次リーグに入る。1次リーグは4位以上(上位リーグ)をめぐり5チームが争う混戦になった。あと1勝というところで足踏みとなった日本無線と曙ブレーキ工業。残り2試合を連勝で4位以上の可能性が残る新生紙パルプ商事と三井住友銀行。第6戦の三井住友銀行戦に勝利すれば念願の上位リーグがほぼ確定する葵企業。第6戦で三井住友銀行が葵企業に大差で勝利し、ここで三井住友銀行と葵企業の立場が逆転、三井住友銀行が上位リーグ入りに一気に近づいた。新生紙パルプ商事は第6戦で曙ブレーキ工業に勝利し、第7戦に望みをつないだ。日本無線は横河電機を追い詰めるも最後に逃げ切られ敗戦。第6戦が終わった時点で最終戦で5チームが同率に並ぶ可能性もあった。しかし第7戦で日本無線が粘る新生紙パルプ商事を終盤で振り切り勝利、曙ブレーキ工業が横河電機に敗れ、3チーム(曙ブレーキ工業、三井住友銀行、葵企業)が同じ勝ち点で並んだ。3チーム間の対戦成績も同じ1勝1敗となり、この3チーム間での試合のゴールアベレージで順位が決定され、曙ブレーキ工業と三井住友銀行が3位、4位となり、葵企業は惜しくも5位に終わった。また、新生紙パルプ商事は6年ぶりの下位リーグとなった。横河電機は今大会も1次リーグ7戦全勝、これでリーグ戦60連勝となった。また、7位と8位で争っていた東京日産と東京電力は第6戦の直接対決で東京日産が勝利し、東京日産が7位、8位に東京電力となった。
 得点ランキングは永田(葵企業#15)が1位に上がり、2位が田ヶ谷(横河電機#20)、3位が松岡(葵企業#14)となっている。3ポイントも松岡(葵企業#14)が2位の福田侑(日本無線#4)を抜き1位に、高崎(新生紙パルプ商事#12)と涌井(東京電力#3)と上原(東京日産#34)の3選手が3位となっている。リバウンドは新人の山本(日本無線#7)が1位に、2位が関(東京電力#10)、3位が眞部(東京日産#8)となっている。アシストは永田(葵企業#15)が1位に、鈴木伸(日本無線#6)が2位、上原(東京日産#34)が3位となっている。
 2次リーグは上位と下位に分けられ、それぞれ4チームの総当たり戦を行う。1次リーグの成績は持ち越されず、2次リーグの3試合の結果のみで順位を決定することとなる(同率チームの順位決定に、全試合のゴールアベレージが用いられる場合あり)。わずかに3試合ということで初戦が重要になってくる。
男子1部2次リーグの展望はこちら
男子1部の予定&結果はこちら
2部:A・Bブロックともに第4戦まで終了した。Aブロックでは全勝の大塚商会を追う1敗の富士通とプレス工業の対戦が行われ、富士通が勝利した。この結果、残り1試合を残して大塚商会の1位と富士通の2位が確定した。また、昨年2部4位の警視庁は第2戦から連敗が続き苦しい状況となった。Bブロックは第4戦で3戦全勝のメディセオと2勝1敗のNTT東日本東京の対戦が行われ、メディセオがNTT東日本東京を引き離し勝利した。伊藤忠商事と東京トヨペットにはまだ勝ち星がない。Bブロックは第5戦(ブロック最終戦)で現在4勝0敗のメディセオと3勝1敗の三井住友海上の対戦が行われ、これで三井住友海上が勝利した場合、NTT東日本東京が日立大みかに勝利すれば3チーム(メディセオ、三井住友海上、NTT東日本東京)の勝ち点が並ぶこととなる。三井住友海上が勝利し、NTT東日本東京が敗れた場合、メディセオと三井住友海上の勝ち点が並び、直接対決の結果で三井住友海上1位、メディセオ2位となる。メディセオが勝利し三井住友海上が敗れると、NTT東日本東京の勝敗に関係なくメディセオ1位、NTT東日本東京2位が決まることとなる。
※追加と訂正(7月4日):NTT東日本東京が日立大みかに敗れた場合、NTT東日本東京と日立大みかが3勝2敗で並ぶ。この際、三井住友海上が敗れた場合、1位は全勝のメディセオとなり、2~4位は3チーム(三井住友海上、NTT東日本東京、日立大みか)が3勝2敗で並びさらに該当チーム間の勝敗も並ぶため、ゴールアベレージでの順位決定となる。また、三井住友海上が勝利した場合、4勝1敗でメディセオと三井住友海上が並び、直接対決で三井住友海上が勝利となるため、三井住友海上が1位、メディセオが2位となる。
 2部のブロック最終戦は7月4日(日)にプレス工業体育館でA・Bブロックの全6試合が全て行われる。
男子2部の予定&結果はこちら
3部Aブロックは残り1戦を残しているが、すでに住友商事の1位が確定している。Bブロック三菱東京UFJ銀行が1位。CブロックJFE東日本京浜が1位。Dブロックは最終日に3試合(うち東京都庁は2試合)残っているが、東京消防庁がすでに5戦を終え全勝となり1位を決めた。
4部Aブロック本田技術研究所が1位。Bブロックは最終戦を終え、C.K.東京が5戦全勝で1位を決めた。Cブロックは現在4戦全勝で並んでいる三井物産とANAの直接対決が7月17日に行われる。Dブロックは3チーム(三井住友銀行本社、小田急電鉄、東燃化学)が並んで7月17日の最終戦へ。Eブロックは最終戦を終え、東芝府中が5戦全勝で1位となった。Fブロックは第4戦を終え千代田化工が4戦全勝。3勝1敗の大陽ステンレススプリングスが最終戦で勝利し、千代田化工が最終戦敗れ4勝1敗で並んだとしても直接対決で千代田化工が勝利していることから、最終戦を残し千代田化工の1位が確定した。Gブロックは第4戦を終え、イノベーショントラストが4戦全勝。最終戦で現在3勝1敗のキャノンが勝利しイノベーショントラストが敗れ4勝1敗で並んだとしても、直接対決でイノベーショントラストが勝利していることから、最終戦を残しイノベーショントラストの1位が確定した。Hブロックは残り1試合となっているが、現在三菱商事と東京郵政が最終戦を終え4勝1敗で並び、最終戦を残すテイ・エステックが3勝1敗となっている。最終戦でテイ・エステックが勝利した場合、3チームが4勝1敗で並び、3チーム間の対戦も1勝1敗と並ぶため、ゴールアベレージでの順位決定となる。テイ・エステックが敗れた場合、4勝1敗の2チームの直接対決の結果から、東京郵政が1位となる。テイ・エステックの最終戦は7月17日に行われる。
5部Aブロック丸紅本社が1位。Bブロックは最終戦を終え、沖電気東京が5戦全勝で1位となった。Cブロック東京国税庁が1位。Dブロックテプコシステムズが1位。Eブロックは最終戦を残し楽天の1位が確定している。Fブロック三菱化学が1位。Gブロックティップネスが1位、日立情報が2位となった(Gブロックからは2チームが4部昇格)。
女子
1部:1次リーグ最終戦を残し4戦全勝の三井住友銀行と、3勝1敗のメディセオと丸紅の3チームの上位が確定した。3チーム間の順位は1次リーグ最終戦で決定する。
2部Aブロックは伊藤忠商事の1位が確定。Bブロックは現在4戦全勝の山武、3勝1敗の第一生命と沖電気東京となっており、最終戦で1位が決定する。
関東実業団バスケットボール連盟

☆パールボウル
 日本社会人アメリカンフットボール Xリーグの春の大会となるパールボウルトーナメントが7月1日に最終日を迎えた。東京ドームで行われたパールボウル決勝は富士通vsオービックの対戦となった。1万4千人の観衆が見守る決勝戦は一進一退の攻防から、終盤の逆転劇へと一気に加速した。
 序盤はどちらも攻め切らない展開が続き、その中で確実に1stダウンを奪いながらフィールドゴールにつなげたオービックが第1Qで6点のリードとなるも、第2Qは富士通がフィールドゴール2本で追い付き6-6の同点で前半を終える。後半に入ってQBを#6杉原から#7木下に変えたオービックはパスとランを絡め、徐々に流れを引き寄せる。第3Q序盤にフィールドゴールで3点を加えリードを奪った富士通だったが、その後は攻撃がつながらず攻め込まれることが多くなる。そして第3Q残り2分半あまりにオービックRB#21杉原がサイドへ走りこみ富士通のディフェンスを振り切ると44ヤードを走り切りタッチダウン、オービックの4点リードとなった。第4Q、惜しいところでミスがでるなどしなかなか追いつけない富士通だったが、残り3分を切ってパスがつながり、QB#18杉原からWR#22松林への20ヤードタッチダウンパスが決まる。さらに2Pコンバージョンを狙うも阻止され、1分余りを残し富士通の2点リードでオービックの攻撃となる。オービックは自陣30ヤードまで迫るも、富士通が激しいディフェンスで食い止め、残り6秒でオービックのフィールドゴールとなる。ここでも富士通ディフェンスが激しいプレッシャーをかけると、逆転を狙ったオービックK#1金親のフィールドゴールは大きく外れた。残り時間を富士通が使い試合終了。パールボウル決勝戦は富士通の4年ぶり3回目の優勝で終わった。大会MVPは決勝のタッチダウンパスをキャッチした富士通WR#22松林が選ばれた。
 Xリーグは西日本のグリーンボウル交流戦も終了し、春シーズンが終わった。JAPAN X BOWLにつながる秋シーズンのスケジュールもすでに発表されている。社会人日本一を決めるJAPAN X BOWLは12月20日(月)に東京ドームで行われる。
日本社会人アメリカンフットボール Xリーグ 公式サイト

☆全日本実業団競技大会予選
 先週末、北海道と四国の予選が行われ、これで関東を除く8地区全ての出場チームが決定した。北海道では旭川キシイが札幌市役所にわずかに2点差で勝利し出場を決めた。四国では四国電力が東レ愛媛に勝利し、2年ぶりの全日本実業団競技大会出場を決めた。
全日本実業団競技大会出場チーム(変更となる場合もあります。)
北海道(1):旭川キシイ
東北(2):JR東日本秋田、北芝電機
北陸(1):北陸電力石川
関東(5):7月19日リーグ戦最終日
東海(3):ホシザキ、APEX、イカイレッドチンプス
近畿(1):タツタ電線
中国(1):ナカシマプロペラ
四国(1):四国電力
九州(1):九州電力

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.25

 関東実業団リーグ戦の現在の状況とトピックとして全実競技大会予選とパールボウルの情報を掲載。

☆関東実業団リーグ戦
男子
1部:19・20日に第4戦と第5戦を行った。第4戦では上位チームが全て勝利した。第5戦から上位、下位のそれぞれの対戦となった。横河電機は本来の強さが発揮できているとは言い難いが、それでも負けない強さは健在、5連勝で上位リーグ入りが確定した。ここまで4戦全勝だった日本無線を曙ブレーキ工業が破り、上位リーグ入りに一歩近づいた。いまひとつ調子が上がらず上位リーグ入りが厳しくなってきた新生紙パルプ商事だが、選手同士の話し合いを行ったことでチーム状態は徐々に回復が見られている。葵企業と三井住友銀行は第5戦をともに勝利し、葵企業が3勝2敗、三井住友銀行とが2勝3敗となった。東京日産と東京電力にはまだ勝ち星はない。
 26・27日の2連戦は1次リーグ最終戦となる。現在は横河電機の上位と東京日産と東京電力の下位のみが決定、その他の5チームは上位・下位が確定していない。第6戦(26日)では葵企業vs三井住友銀行戦と新生紙パルプ商事vs曙ブレーキ工業戦が行われる。ここでの勝敗が1次リーグ最終順位(上位・下位リーグの決定)に大きく影響する。特に星一つの差の葵企業と三井住友銀行はここで葵企業が勝てば葵企業の上位リーグ入りが、逆に三井住友銀行が勝てば三井住友銀行の方が上位になる可能性が高くなる重要な試合となる。残り2試合必勝が絶対条件の新生紙パルプ商事はここで踏ん張ることができるか。初戦こそチームがかみ合わず敗れたが、その後調子を上げている曙ブレーキ工業はここで一気に上位リーグ入りを決めたいところ。また、あと一つ勝てば上位が決まる日本無線は横河電機と対戦する。先週の敗戦からどこまで立ち直っているか。東京日産vs東京電力戦は勝敗が最終結果(2次リーグ)には影響しないこともあり、2次リーグを見越した試合展開も考えられる。しかし両チームともに今は一つでも勝ち星がほしい気持ちは強いだろう。
 得点王争いは福田侑(日本無線#4)がリードを守っているが、田ヶ谷(横河電機#20)が2点差、高崎(新生紙パルプ商事#12)が4点差まで迫っている。3ポイントランキングは得点ランク1位の福田侑と3位の高崎が同率1位となっているが、ここもわずかな差で3位の涌井(東京電力#3)、松岡(葵企業#14)が追っている。リバウンドは関(東京電力#10)が1位、新人の山本(日本無線#7)が2位、眞部(東京日産#8)が3位となっている。アシストランキングは永田(葵企業#15)が1位、鈴木伸(日本無線#6)が2位、高木(横河電機#17)が3位となっている。
男子1部の予定&結果はこちら
2部Aブロックは13日の試合でプレス工業に1点差で勝利した大塚商会が3戦全勝でトップ、その大塚商会に敗れ1敗となっている富士通とプレス工業が現在勝ち点が並んでいる。この2チーム(富士通、プレス工業)が27日(日)に直接対決を行い、勝った方が2位以上となる可能性が高い。Bブロックはメディセオが3戦全勝で1位、NTT東日本東京が13日の三井住友海上戦を延長の末1点差で勝利し2位となっている。
男子2部の予定&結果はこちら
3部Aブロックは住友商事が4戦全勝でトップ、東芝ライテックが3勝1敗で2位だが、最終戦で東芝ライテックが勝利し、住友商事が敗れたとしても両チームの直接対決の結果から、残り1試合を残し住友商事の1位が確定した。Bブロックはすでに終了しており、三菱東京UFJ銀行が1位。CブロックJFE東日本京浜が4勝1敗で1位となった。Dブロックは東京消防庁が3戦全勝で1位、東京都庁とケーエスが2勝1敗で追っている。
4部Aブロック本田技術研究所が5戦全勝で1位となった。BブロックはC.K.東京が4戦全勝で1位、東芝MCが3勝1敗で追っているが、最終戦での勝敗に関わらずC.K.東京の1位が確定した。Cブロックは三井物産とANAが4戦全勝で並んであり、最終戦の直接対決で1位が決定する。Dブロックは三井住友銀行本社と小田急電鉄と東燃化学の3チームが3勝1敗で並んだ状態で最終戦を迎えることとなる。Eブロックは東芝府中が4戦全勝で1位、三菱ふそうが3勝1敗で2位となっており、最終戦の直接対決で1位が決まる。Fブロックは千代田化工が3戦全勝、鹿島と大陽ステンレススプリングスが2勝1敗となっている。Gブロックはイノベーショントラストが3戦全勝、キャノンとIHIが2勝1敗で追っている。Hブロックは三菱商事と東京郵政とテイ・エステックの3チームが3勝1敗と並んでいる。すでに3チームの直接対決は終わっており、最終戦の結果によってはゴールアベレージに持ち込まれる可能性もある。
5部Aブロックは丸紅本社とリクルートとソニーの3チームが5勝1敗で並び、ゴールアベレージで丸紅本社の1位が決定した。Bブロックは沖電気東京が4戦全勝、THINKフィットネスが4勝1敗、経済産業省が2勝1敗となっている。Cブロックはすでに終了しており東京国税庁が1位となった。Dブロックテプコシステムズが5戦全勝で1位を決めた。Eブロックは楽天が4戦全勝、国税庁が3勝1敗となっているが、最終戦の結果に関わらず楽天の1位が確定した。Fブロック三菱化学が5戦全勝で1位を決めた。Gブロックはティップネスと日立情報が4勝1敗で並んだが、直接対決の結果からティップネスが1位、日立情報が2位となった(Gブロックからは2チームが昇格するため、両チームともに4部昇格確定)。
女子
1部:三井住友銀行とメディセオが3戦全勝で1次リーグ3位以上(上位リーグ進出)が確定した。現在2勝1敗の丸紅と1勝2敗のTOTOは直接対決でTOTOが勝利すれば丸紅を上回り3位に入る可能性も残っている。
2部Aブロックは伊藤忠商事が3戦全勝。Bブロックは山武が3戦全勝、第一生命とNEC府中と沖電気東京が2勝1敗と追っている。
関東実業団バスケットボール連盟

☆トピックス
全日本実業団競技大会予選
 全日本実業団競技大会の予選が先週末、北陸と九州で行われた。北陸は北陸電力石川が西野製作所に1点差で勝利し優勝、全日本競技大会出場を決めた。九州は全国でも強豪の九州電力が6連覇を果たし、全日本競技大会出場を決めた。
 今週末は北海道と四国で予選大会が行われる。
出場チーム(変更となる場合もあります。)
北海道(1):第30回競技大会 兼全実競技大会 北海道予選 6月26・27日(室蘭市/室蘭市体育館)
東北(2):JR東日本秋田、北芝電機
北陸(1):北陸電力石川
関東(5):7月19日(月)リーグ戦最終日
東海(3):ホシザキ、APEX、イカイレッドチンプス
近畿(1):タツタ電線
中国(1):ナカシマプロペラ
四国(1):全実競技大会 四国予選 6月26日(高松市/四国電力体育館)
九州(1):九州電力
日本実業団バスケットボール連盟

パールボウル
 パールボウル決勝戦が7月1日(木)に東京ドームで行われる。決勝は昨年準優勝のオービックシーガルズと昨年3冠の鹿島を破り決勝に進んだ富士通フロンティアーズの対戦となる。
日本社会人アメリカンフットボール Xリーグ 公式サイト

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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