ウィークリー

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.10

 プレーオフの残り1枠の争いが白熱しているJBL2の4試合のうちの3試合をレポートする。

☆JBL2※写真は本日中に掲載します。
 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は3月6・7日に第20週となる4試合を行った。

 6日には4位を争う2チームが別々に試合を行った。黒田電気が勝利し、日立電線が敗れた場合、その時点で黒田電気の4位が決定するという大事な試合だった。

黒田電気vsビッグブルー
 先に試合を行ったのは黒田電気で、同じ東京のチームであるビッグブルーと11時30分から代々木第2体育館で対戦した。ゲームは終始黒田電気がリードする展開で危なげなく勝利、ほぼ試合終了と同時に始まった日立電線の試合結果を待つ形となった。

日立電線vsレノヴァ
 日立電線はホームコートでレノヴァと対戦した。序盤点を取り合う展開で始まったが、徐々に日立電線がレノヴァを引き離していく。第3Pに入ると点差は二桁に乗るが、レノヴァも#39中園のシュートで粘り引き離されない。しかし第3P終了間際に日立電線#39梅津が3ポイントシュートを決め、日立電線が14点リードで最終Pに入る。最終Pも点の取り合いとなるが、終盤レノヴァのプレスディフェンスに思うようにボールが運べなくなった日立電線に対し、残り2分を切ってレノヴァが#39中園の連続得点で追い上げ、残り51秒には8点差に迫る。残り38秒には日立電線#1宮城が5ファールでベンチに下がり、レノヴァ#9白澤が3投のフリースローを得る。しかしレノヴァ#9白澤はこれを決められず。残り16秒にオフェンスリバウンドでつないでレノヴァ#9白澤が3ポイントシュートを決め6点差とするが、残りの時間を日立電線がコントロールしタイムアップ。日立電線が勝利し、4位の決定は最終戦に持ち込まれた。
 負ければプレーオフがなくなるという緊張した1戦だったが、新人の宮城、梅津の活躍もあり勝利。「この1週間梅津に集中的にシュート練習をさせたのが効してよかったです」と日立電線の野田HCは笑顔で言った。その梅津はプレーオフがかかるだろう黒田電気戦に向けて「(能代工業高の先輩である)富田さんもいるので負けたくないですね。うちは(#1宮城と)2人いるので絶対勝ちます」と意気込みを語った。
「2月がダメだったので3月はやってやろうと言う気持ちでいました。今日はシュートが良かったとは思いますが、大事なシュートを2本落としてしまって。そのうちの1本は追い上げられているところだったから、あそこでちゃんと決めていたらその後の流れは違っていたと思うんですよね。そういうところが今の自分の足りないところだと思います。次に勝ってプレーオフに進めるように頑張ります」(日立電線#39梅津)
 敗れたレノヴァは20戦で5勝15敗と大きく負け越している。惜しい試合を何度か落としてきており、この試合も終了間際もしかして…と思わせる展開まで持ち込むことはできたが、最後は決め切れず終わった。
「正直、今のところこれが精いっぱいという感じです。選手層が薄く、それぞれの選手に良い点悪い点があり、いい状態で40分間を戦い抜くことが難しいのが現状です。選手交代を細かにやっているのはその選手の特性というか、うちには攻守に秀でた選手というのがあまりいないので、場面に応じて選手を入れ替えないといけないのです。勝負所のメンバーというのはある程度決まっているのですが、その他の組み合わせがなかなか難しいですね。どの試合もそうですが、接戦には持ち込めるんですがあと一歩が足りない。その一歩を超えるところは選手のキャリアも大きいと思います。もうちょっと勝ちたかったというのはありますが、この1年でチームも選手も成長しました。来シーズンはもっと進化した姿がお見せできると思っています」(レノヴァ・鮫島HC)

 翌日の7日には愛知県小牧市のパークアリーナ小牧で2試合が行われた。

豊田合成vs豊田通商
 すでにレギュラーシーズン1位を決めている豊田通商は今シーズン怪我人も多くなかなか勝ち星が挙げられない豊田合成と対戦した。
 序盤、豊田通商#25ウィリアムスがインサイドで得点し、豊田通商がリードする。しかし豊田合成も中外を絡めて展開し引き離されない。第2Pに入ると豊田合成が追いつき、試合はシーソーゲームに。残り1分半で豊田通商がわずかに2点リードだったが、そこから連続得点し、豊田通商が6点リードで前半を折りかえす。後半に入ってもなかなかピリッとしない豊田通商は豊田合成に追い上げられるも2点差以上のリードを守る。後1本がなかなか追いつけない豊田合成は#3木下がファールトラブルでベンチに下がり、苦しい展開に。ここで新人#7長野がつなぎ粘りを見せるも、第3P終盤豊田通商が連続得点で引き離し、豊田通商の8点リードで最終Pへ。最終P、豊田合成は#11大原のミドルシュートなどで追い上げるも、豊田通商#34田中のシュートが好調に決まり、徐々に引き離され、第4P中盤には点差は20点を超える。ここからベンチメンバー主体となった豊田通商に対し最後まで粘る豊田合成は#11大原、#5江藤の得点で点差を10点まで詰めるもそこまで。豊田通商が勝利し、今季無敗の20連勝となった。
 本来のスタートメンバーがベンチで見守る中、若手の選手たちで臨んだ豊田通商だが、つながりがうまくいかず、なかなか豊田合成を引き離すことができなかった。
 中盤までいいゲームをしながらも、豊田通商を追い詰めることができなかった豊田合成。昨シーズンは初のプレーオフ進出を果たしたが、今季は現在5勝15敗で7位となっている。
「これがうちのチームの現状です。ようやく怪我人が戻ってきたところですが、まだまだ相手に合わせてしまうというか、勝負所で流れを読んで自分たちのペースに持っていくというプレーができないですね。なにより終盤のディフェンスでファールが多くなってしまって。もっと足を鍛えなおさないといけないです。来シーズンは怪我人を出さないように気をつけて、最後までバテないでいられるようにしっかりとやっていきたいです」(豊田合成#11大原)
 また、今シーズンからキャプテンとなった#21磯貝。「キャプテンは難しいですね、やっぱり」とつぶやいた。
「昨年まで上林コーチと加藤(元キャプテン、現アシスタントコーチ)に頼っていたのですが、今シーズンからはヘッドコーチも変わって、自分もキャプテンになって昨年までに比べたら声を出すようにもなってきたと思います。チームとしてはまだまだで、あと2~3年は長い目で見てもらいたいなという気持ちはあります。今シーズンは自分を含め、スタメンで出るような選手が序盤で怪我をして、リザーブの選手がメインになった時期に負けが込んで、みんながフラストレーションをためる状況もありました。しかしそのことで昨シーズンまでに比べるとみんなで話すことが増えてきたのはあります。今シーズンの結果はもう仕方がないことなので、来シーズンに向けて頑張りたいですね」(豊田合成#21磯貝)

アイシンAWvs石川
 アイシンAWvs石川戦は石川が勝利すると最終戦を待たず石川の2位、アイシンAWの3位が決定するという1戦。
 試合開始から石川がペースを握り、開始5分で石川が7点リードと優勢に試合を展開する。アイシンAWは#21鈴木、#15落合のインサイドの得点で追い上げ、3点差に詰める。第2Pに入ると流れはアイシンAWに傾く。#21鈴木を中心に得点を重ねると、残り6分あまりには逆転、さらに引き離し残り3分でアイシンAWのリードは8点に広がる。石川は#24高村、#6山田らの得点でなんとかつなぎ、アイシンAWの5点リードで前半を終える。しかし第3Pの序盤は再び石川の流れになる。残り5分を切って石川が逆転すると、ここから交互に点を取り合う展開に。わずかに4点リードで最終Pに入った石川は攻守に足を使ったプレーで流れを渡すことなく、徐々に点差が開いていく。最後は12点差をつけ、アイシンAW戦としては今季初の勝利を挙げた。
 この試合の勝ち負けは関係なくプレーオフセミファイナルではアイシンAWと対戦することとなる石川はここまで2戦全敗の相手に対し、どこまでやれるのかが課題だった。
「うちはいつも通り、自分たちがきちんとやって、それがどこまで通用するのかという感じで臨みました。チーム状態的には決していい状況ではないのですが、その中でも今日はいつもやられている(アイシンAW#21)鈴木さんのところで(#6)山田がリバウンドを頑張ってくれました。気持ち的には前回うちがホームゲームで逆転負けしているので、今日はアウェーの厳しさも予想した中で集中してやろうと話しました。勝てるとは思っていなかったところはありますが、たまたま今日は向こうのチームが(アイシンAW#3)吉田くんの調子が悪くて、マッチアップしていたうちの高村が得点を多く取れました。吉田くんが本来の調子ならあそこまでは取れなかったと思います。向こうのベンチも選手の起用が難しそうでしたし。この2チームの力の差はそれほどないと思っています。ただ、セミファイナルで対戦する前に一度でもアイシンAWに勝利できた経験は大きいですね」(石川・木下HC)
 敗れたアイシンAW。「何が悪かったというわけでもないのですが…」と#3吉田は首をかしげた。
「今日はうちのバスケットができてなかったですね。インサイドが機能しなくて、リバウンドも取られてしまってました。あれでは外のシュートばかりになるし、速い展開にももっていけないです」(アイシンAW#9足立)

 これであと1週を残して1~3位と8位が確定したこととなる。4位は3月13日(土)に群馬県前橋市で行われる黒田電気と日立電線の直接対決で決まる。まさに勝った方がプレーオフ進出決定という重要な試合となる(現在黒田電気が1勝上回り4位だが、第21週で日立電線が黒田電気に勝利した場合2チームの星が並ぶこととなる。その場合は直接対決で3戦全勝となる日立電線が黒田電気を上回り4位となる)。また、6-7位は現在星が並んでいるレノヴァと豊田合成が争っている。直接対決でレノヴァが上回っているため、星が並んだ場合レノヴァが6位となる。
 5位以下のチームにとってはシーズン最終戦となる第21週。3月13日(土)、14日(日)の2日間で群馬県、石川県、愛知県、鹿児島県と日本各地で行われることとなる。
※プレーオフは3月20・21日に岐阜県下呂市で開催される。詳細はJBL2へ。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:JBL2 第20週の結果(第21週の予定)
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010

☆JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は第18週を終えた。
 現在1位のアイシンシーホースは3位の日立サンロッカーズと対戦、今季初の2連敗、先週の第2戦を合わせると3連敗となった。追う2位のリンク栃木ブレックスも7位のレラカムイ北海道に1勝1敗と星を分ける。4位のパナソニックトライアンズは5位のトヨタ自動車アルバルクに連勝し、3位との差を星一つに詰める。敗れたトヨタ自動車アルバルクはプレーオフ圏内の4位から星3つ差を開けられた。6位の東芝ブレイブサンダースと8位の三菱電機ダイヤモンドドルフィンズも星を分けた。
 第18週でアイシンシーホースのレギュラーシーズン1位が確定したが、今週末の第19週では2位のリンク栃木ブレックスと3位の日立サンロッカーズの2チームがプレーオフ進出確定となる可能性がある。
JBL-日本バスケットボールリーグ

取材・写真・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.9

 JBL2で4位を争う日立電線のゲームレポートを中心に、JBLの状況やトピックス(WJBL、実業団)を紹介します。

☆JBL2
 いよいよレギュラーシーズンも残り少なくなってきたJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)。先週末は第19週の4試合が行われ、これで残りは2週(各チーム2戦ずつ)となった。
 豊田通商アイシンAWの(第18週終了時の時点で)1位、2位の対戦は終盤までもつれる接戦となったが、豊田通商が勝利。第18週で黒田電気に敗れ3位になった石川はホームで豊田合成と対戦し勝利、2位に浮上した。
 プレーオフの残り1枠を争っている黒田電気(現在4位)と日立電線(現在5位)はそれぞれレノヴァとビッグブルーと対戦し勝利した。これにより4位の決定は第20週以降に持ち越された。
 第19週で先にゲームを行った黒田電気はアウェーでレノヴァと対戦した。前週からの好調さを維持し、後半でレノヴァを突き放して勝利した。
 その翌日、日立電線はこちらもアウェーでビッグブルーと対戦した。ビッグブルーはすでに8位が決定しているとはいえ、第1回戦での対戦の際、同じ会場で敗れている相手でもあり、さらに日立電線自体連敗が続いていることもあり、しっかりとした立て直しが必要だった。第1Pは点をとしあう展開となり、日立電線がわずかに1点リードで終える。逆に第2Pに入って両チームともにミスが多くなる中、ビッグブルーが#7深尾のコントロールから得点につなげリードする。しかし、ここまでファールが多くなったビッグブルーに対し、日立電線は第2P終盤連続して得たフリースローをきっちりと決め逆転、日立電線の4点リードで前半を折り返す。後半に入って日立電線は#34尾崎が積極的に攻め、ファールの多いビッグブルーのディフェンスを崩すと、一気に引き離し18点のリードとなり最終Pへ。最後までガード陣を中心に粘りを見せるビッグブルーに付け入る隙をみせず、日立電線が勝利した。この日試合途中で負傷しベンチに下がったキャプテンの#7中村だったが、試合後は「自分は捻挫がすぐ治る方なので大丈夫です」と笑顔で答えた。中村の負傷もありプレータイムが長くなった#1宮城も「久しぶりにこんなに出ました。なんとかできましたね。残りの試合も頑張ります」と笑顔だった。第18週の豊田通商戦で終盤、積極的に攻め込む姿が多く見られた#34尾崎はこの日も相手を突き放すビッグチャンスで速攻からのバスケットカウントを決めるなどの活躍を見せた。
「先週の豊田通商戦は開き直ったところもあったのですが思い切って攻めたらいけたので、そのイメージを今日も忘れないようにやりました。最近は練習でしっかりと走ることを意識して追いこんだものになっているので、今日もバテることなく最後までやれましたね。今の状況はプレッシャーもなくはないのですが、みんなでいかに楽しんでやれるかという話もしています。楽しんでやれて、それで勝てれば最高なので。もう残りを全て勝つしかないので、そういう意味では気持ち的にはすっきりしています」(#34尾崎)
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 1勝18敗となったビッグブルー。今シーズン唯一の勝利が日立電線からだったが、プレーオフがかかる日立電線のモチベーションの高さも影響し、大きく引き離されて終わった。しかし今シーズンは引き離されても大きく崩れないところが見えてきている。今シーズンからチームに入った新人の#3坂上は初めてのJBL2シーズンをあと2試合で終えることとなる。
「昨シーズンは全敗だったということで、少しでもいい影響が与えられるような貢献をしたいという思いで入ってきたのですが、負けが込んでくるとどうしてもモチベーションが下がってしまうところはありました。練習量が少ないのでシュート確率も良くない分、もっと頭を使った展開をしていかないといけないのですがそれが分かっていてもなかなかできない状況です。今シーズンは接戦も多く、あと一歩のところで壁があると言うか、足りないところがあるんですよね。そこが越えられたらもっと勝てるチームになると思うんです。会社のみなさんも応援してくれていますし、もっとしっかりとやらないといけないと思っています。来シーズンに向けてはまずオフにもっと身体を絞って、いい形でシーズンインできるようにしたいですね」(#3坂上)
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 第20週は2位の石川と3位のアイシンAWの対戦が行われる。ここで石川が勝利した場合、星の差が2となり石川のレギュラーシーズン2位が決定する。アイシンAWが勝利した場合、2-3位の順位決定はレギュラーシーズン最終戦(第21週)に持ち越されることとなる。
 また、第20週でプレーオフ圏内である4位が決まるとすれば、黒田電気が勝利し、日立電線が敗れた場合のみとなる。この場合、勝ち星が黒田電気が11勝9敗、日立電線が9勝11敗となり、最終戦となる第21週の直接対決で黒田電気が敗れたとしても黒田電気の勝ち星が上回るため、第20週で黒田電気の4位が決まる。日立電線が勝利し、黒田電気が敗れた場合は勝ち星が並ぶだけなので、4位の決定は最終戦に持ち越される。同様に2チームともに勝利、もしくはともに敗戦の場合も黒田電気が1勝多い状態で最終戦での決定となる(勝ち星が並んだ場合、直接対決ですでに2勝している日立電線の方が上になる)。
 絶対に負けられない日立電線はホームでレノヴァを迎える。また、黒田電気は同じくホームで同じ東京のチームであるビッグブルーと対戦することとなる。この2チームの試合は茨城県と東京都で行われるが、黒田電気の方が開始が早く、日立電線の試合開始直後には黒田電気戦の勝敗が決まっていることとなる。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:JBL2 第19週の結果(第20週の予定)
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010

☆JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は先週末第17週の8試合を行った。
 1位のアイシンシーホースと2位のリンク栃木ブレックスの直接対決は秋田県秋田市で行われた。2試合ともに接戦となったが、1試合目はアイシンシーホースが勝利。2試合目はリンク栃木ブレックスが#0田臥の決勝シュートが終了のブザーと同時に決まる劇的な幕切れで勝利した。3位の日立サンロッカーズはアウェーでレラカムイ北海道と対戦、1試合目をわずかに1点差で辛くも勝利すると、2戦目も6点差を接戦で勝利し2連勝。4位のトヨタ自動車アルバルクも三菱電機ダイヤモンドドルフィンズに連勝した。5位のパナソニックトライアンズと6位の東芝ブレイブサンダースの対戦はパナソニックトライアンズが連勝した。
 第17週の結果での順位の変動はないが、5位と6位の差は広がり、現在5連敗中の東芝ブレイブサンダースはプレーオフ出場にむけて苦しい状況となってきた。また、現在28勝6敗と首位を独走しているアイシンシーホースは早ければ今週末の結果でレギュラーシーズン1位が決定する。
JBL-日本バスケットボールリーグ

☆トピックス
WJBL
 昨シーズンの覇者のJOMOと初のファイナル進出となったトヨタ自動車との対戦で行われたWJBLファイナルは、JOMOが3連勝で優勝、2連覇を果たした。
WJBL official site
 過去にオールジャパン優勝も果たし、今シーズンもセミファイナルに進出した日本航空が来シーズン終了を以ってのチーム廃部を発表した。
JAL RABBITS 日本航空女子バスケットボール部 公式サイト

実業団
 先週最終日を迎えた埼玉県実業団リーグ戦。全日本実業団選手権の翌週から参戦した曙ブレーキ工業は全日本実業団選手権での怪我でPG#4藤原を欠くものの全勝で優勝。関東実業団選手権でベスト16に入った大陽ステンレススプリングが曙ブレーキとの1敗のみで2位となった。
 第34回東海北陸実業団バスケットボール選手権大会は3月20・21日に富山県西部体育センターで開催される。出場チームは東海ブロックから全日本実業団選手権に出場したAPEX、東邦ガス、イカイマリンズや北陸ブロックから全日本実業団選手権に出場した北陸電力石川など。
石川県バスケットボール協会 実業団連盟のサイトに詳細が発表されています。

取材・写真・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.8

 JBL2プレーオフに向けて残り1枠の争いのレポートを中心に、JBLやトピックなどを掲載。

☆JBL2
 第18週を迎えたJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)。すでにプレーオフ進出の3チームは決定し、残りの1枠を日立電線と黒田電気が争っている。
 この第18週ではその2チーム間の順位に動きが出た。まず、20日(土)に行われた日立電線vs豊田通商戦。ここまで全勝、すでにレギュラーシーズン1位を決めている豊田通商を相手に、日立電線はスタートから勢いのある様子を見せるが、力の差が出て中盤からは豊田通商ペースとなる。最後まで戦う姿勢は見せたものの、追い上げることはできず、29点差で敗れた。「この試合に関してはある程度計算の範囲内」と野田HC、中村キャプテンともに言う。また、後半戦から復帰した#5姿は「チームが若い選手が多くて、接戦になると経験値がすくない状態なので、その辺は修正しなくてはいけないと思っています」と今のチーム状況を冷静に見ている。若い選手が主体のこのチームにとって貴重なファイナル(旧日本リーグ時代)経験者でもある。「自分の経験を上手く活かしていきたいです。今はもうやるしかないので、残り3試合でプレーオフ出場を目指します」と力強く語った。
「豊田通商とはオールジャパンでも対戦し、他のチームより多く試合ができています。プレーオフに向けていい経験ができたと思っています。(プレーオフに出場した場合4位となり、セミファイナルは1位の豊田通商との対戦となる)これで4連敗となりましたが、選手は頑張っています。だから後はヘッドコーチである自分の責任だと思っています。とにかく残りを勝たなければプレーオフはないので確実に勝っていかなといけないです」(野田HC)
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 翌日行われた4位黒田電気のゲーム。これまでの2戦を接戦の末敗れている石川との対戦だった。「チャンスだとは思っています」と試合前黒田電気・藤本HCはこの試合にかける思いを語った。その思いがそのままに序盤から勢いで押す黒田電気だったが、石川も力のあるところを見せ、前半は石川の7点リードで折り返す。しかし後半に入ってゾーンとマンツーを駆使してのディフェンスに変え石川のリズムを崩すと、オフェンスでは#13富田と#6清水のツーガードが機能し速い展開で得点につなげ逆転。最後まで勢いに乗った黒田電気が第15週のアイシンAW戦に続き、石川を破ってのアップセットで4位に浮上した。勝利の立役者の一人である#13富田は序盤、自分自身では攻めることなく、コントロールに徹していた。試合後は終始笑顔だった。
「シーズン当初は自分で何でもやりたい感じだったのですが、今はまずはまわりを生かしていくことを考えてやっています。うちは能力のある選手が揃っているので、その方がいいと思うようになりました。あとは積極的に声を出して、自分の意見を言うようにしています。今はそれらがうまくいってきていると思います。日立電線には能代工業高の後輩が2人(#1宮城、#39梅津)がいるので負けられません」(#13富田)
「チーム全体で調子が上がっています。これで勝ち星は日立電線に上回れましたが、うちは直接対決で負けているので全く油断はできません。この後も気の抜けない試合が続きますが、最後の日立電線戦まですべてしっかりと勝って、今年こそプレーオフに進みたいです」(藤本HC)
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 この他、アイシンAWはレノヴァに勝利し、石川が敗れたことで2位に浮上。ビッグブルーに勝利した豊田合成はレノヴァと勝ち星が並んだ。
 残り3週となったが、4位を争う2チームは残り2試合を同じレノヴァ、ビッグブルーとの対戦となる。そして、レギュラーシーズン最終戦となる第21週にぐんまアリーナで黒田電気と日立電線の直接対決となる。もし残り2試合で日立電線が1勝以上のリードとなった場合、最終戦を待たず日立電線の4位が決定する。また、黒田電気が2勝以上のリードとなった場合、黒田電気の4位が決定となる。黒田電気が1勝上回った状態、もしくは勝ち星が並んだ場合、最終戦で勝利した方が4位となる。(直接対決で日立電線が現在2勝。そのため黒田電気が最終的に日立電線を上回るためには勝ち星が1以上上回らなくてはならない。勝ち星が並んだ場合、日立電線が4位となる。)
 今週末の第19週では日立電線が1回戦で敗れたビッグブルーとの対戦となる。2回戦ではしっかりと勝利できているが、今回はビッグブルーのホームコートであることもあり厳しい試合が予想される。また、黒田電気もアウェーでのレノヴァ戦となる。これまで下位には取りこぼしのなかった黒田電気だが、最後まで集中を続けることができるかがポイントとなるか。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:第18週の結果(第19週の予定)
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010

☆JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は第16週まで終了。1位のアイシンシーホースはパナソニックトライアンズに連勝。2位のリンク栃木ブレックスも東芝ブレイブサンダースに連勝し追っている。また、プレーオフ圏内を争う混戦の中、日立サンロッカーズがトヨタ自動車アルバルクに連勝し3位に浮上した。下位の7位レラカムイ北海道と8位三菱電機ダイヤモンドドルフィンズの対戦は、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズが今シーズン初の連勝となり、2チームの差が4勝に縮んだ。
 第17週は1位アイシンシーホースと2位リンク栃木ブレックスの対戦が秋田県秋田市で行われる。その他、3位に浮上した日立サンロッカーズがレラカムイ北海道と対戦。初の連勝で勢いに乗りたい三菱電機ダイヤモンドドルフィンズは本日(26日)から代々木第2体育館で豊田自動車アルバルクと対戦する。
JBL-日本バスケットボールリーグ

☆トピックス
日本代表HC内定
 今シーズン、ヘッドコーチ(代行含め)3回変わった男子日本代表。来シーズン以降のヘッドコーチは公募も含め選考された。この度日本バスケットボール協会は、現在リンク栃木ブレックスのヘッドコーチであるトーマス・ウィスマン氏が内定したと発表した。まだ契約内容が正式に決まっていないこともあり、今後の方針や予定などは発表されていない。
日本バスケットボール協会

全日本クラブ選手権
 3月20~22日に福島県福島市で行われる第36回全日本クラブバスケットボール選手権大会の組み合わせが発表となった。先週末行われた関東予選では横浜ギガスピリッツが優勝、2位にALSOK GUNMA CLUBとなった。東海は1位にO55、2位にSWOOPS、近畿は1位にBUBBLES、2位にはじめまして、北信越は1位にGROUSES.NET、2位にHEDGE HOGとなり、上位チームの力が拮抗していることが伺える。
 決勝戦まで進めば3日で5試合(2日目、3日目はダブルヘッダー)と厳しい試合日程の中、チーム力が問われる大会となる。
大会概要 男子組み合わせ 女子組み合わせ

実業団
 関東のトップは現在オフシーズンに入っているが、東京都では下位リーグを中心に東京都実業団冬季大会が行われている。また、神奈川県は県実業団リーグ戦を開催中。埼玉県では今週末まで県実業団リーグ戦が行われる。3月には東海北陸実業団選手権大会も行われ、全日本実業団選手権終了後もオフにならない地区のチームも多い。
 来年度のスケジュールは関東ではすでに発表となっている。関東実業団リーグ戦は4月10日からスタートするが、1部は6月からとなる。また、来年度の全日本実業団競技大会はこれまでの船橋アリーナではなく平塚市ひらつかアリーナが予定されている。

取材・写真・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.7

 佳境に入ったJBL2を中心に、JBL、WJBLの状況と、現在開催中の東京都実業団冬季大会を紹介。

☆JBL2
 第17週まで終了したJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)。現在、豊田通商が17戦全勝でトップを独走している。追っているのが昨年惜しいところでプレーオフを逃した石川。今シーズンは接戦に強く、現在13勝4敗と取りこぼしのない成績で2位となっている。ただし、1位の豊田通商とプレーオフ1回戦で対戦するだろうアイシンAW(石川とアイシンAWが2位か3位のどちらかに入ることがすでに決定している)には現在1勝もできていない。3位のアイシンAWは今シーズン下位のチームに取りこぼしが多く、現在12勝5敗。すでに2位か3位という最終順位が確定しており、残りの4試合はプレーオフに向けての調整的な部分も多くなりそうだが、選手のモチベーションの維持も重要となる。
 そして昨年同様最後まで争うことになりそうなのがプレーオフ最後の1枠である4位。現在日立電線黒田電気が8勝9敗で星は並んでいるが、すでに行われた2戦の直接対決をどちらも日立電線がとっており、日立電線がやや有利と思われる(対戦は3戦であり、すでに2勝の日立電線が直接対決最終戦の結果にかかわらず上位となる)。これまでの17戦をみると直接対決で上回る日立電線だが、下位の取りこぼしは日立電線の方が多い。逆に黒田電気は先週末の試合で3位のアイシンAWに勝利し、下位の取りこぼしもない状態。この2チームの残り4試合は今週末のvs豊田通商(日立電線)とvs石川(黒田電気)のみが違うだけで、残りはビッグブルー、レノヴァ、そしてお互いの直接対決が最終戦となっている。現在5勝12敗で6位のレノヴァは残り4試合すべて勝利して9勝12敗となるが、日立電線と黒田電気のどちらかが直接対決以外を全て負けて最終戦のみで勝った場合同じ9勝12敗となる。レノヴァは日立電線にも黒田電気にもすでに2敗しており、勝ち星が並んだのでは順位は上回ることができない。
 昨シーズンはプレーオフに進出した豊田合成だが、今シーズンはスタッフが変わり、怪我人も多く、思ったようなゲームができていない。第16週では日立電線に2点差で勝利したものの、第17週でレノヴァに2点差で敗れると不安定な状態が続いている。8位のビッグブルーは今シーズン第5戦で勝利を挙げ、さらにシーズン中盤からは外国人選手も加入し、競った試合も増えてきているがなかなか勝ち星につながらない。
 レギュラーシーズン残り4試合、各チームがどのように臨むのかが注目される。プレーオフは3月20・21日に岐阜県下呂市で行われる。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:JBL2 第17週の結果(第18週の予定)
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010


☆東京都実業団冬季大会

 東京都実業団バスケットボール連盟は現在冬季大会を開催している。これは参加を希望するチームを強化リーグと活性化リーグに分け、さらにそれぞれを4~5チームのブロックに分けての総当たり戦で行われる。東京都の実業団は全国大会に出るチーム以外は早ければ9月、遅くとも11月にはシーズンが終了し、関東実業団リーグ戦が始まる4月までの間隔が空くこと、リーグ戦が年度早々から行われることもあり、リーグの活性化を目的に始められた。強化リーグは2部および3部が中心、活性化リーグは4部以下のチームとなっており、今大会は強化リーグ17チーム(4ブロック)、活性化リーグ29チーム(7ブロック)の全46チームが参加している。2部のチームではNTT東日本東京、NTTデータが参加しているが、そこに来シーズンから2部に昇格する大塚商会も入っている。大会は3月14日まで行われる。
東京都実業団バスケットボール連盟


☆JBL

 JBL(日本バスケットボールリーグ)は先週末で第15週を終了、現在アイシンシーホースが25勝5敗と2位以下を大きく引き離しての首位を独走している。
 先週末もアイシンシーホースは2戦2勝。敗れた三菱電機ダイヤモンドドルフィンズは現在3勝27敗と黒星が大きくなっている。チケットが前売りで完売した2位のリンク栃木ブレックスvs3位のトヨタ自動車アルバルク戦は1勝1敗と星を分け、順位に変動はない。パナソニックトライアンズがレラカムイ北海道に2連勝し4位。追う日立サンロッカーズは東芝ブレイブサンダースと1勝1敗と星を分けた。2位のリンク栃木ブレックスから6位の東芝ブレイブサンダースまでの勝ち星の差はわずかに3勝と順位争いも白熱している。
 残り6週(12戦)となった。プレーオフ争いは最後までもつれそうだ。
JBL-日本バスケットボールリーグ


☆WJBL

 WJBL(バスケットボール女子日本リーグ機構)はレギュラーシーズンを終え、先週末にプレーオフセミファイナルと入替戦を行った。
 セミファイナルはトヨタが日本航空に2連勝しチーム初のファイナル進出を決めた。そして第3戦までもつれたJOMOと富士通の対戦は第3戦をJOMOがわずかに4点差で勝利し、ファイナル進出となった。
 Wリーグ8位の三菱電機とW1リーグ1位の日立ハイテクの対戦となった入替戦も第3戦までもつれる展開となった。第1戦が9点差で日立ハイテク、第2戦が4点差で三菱電機とほぼ互角の戦いとなったが、最終戦の第3戦も最後まで白熱した激戦となった。わずかに2点差で日立ハイテクが勝利し、2年ぶりのWリーグ復帰を決めた。
 Wリーグファイナルは2月25日の松本市総合体育館を皮切りに27日(ぐんまアリーナ)、28日(代々木第2体育館)と続く。※5戦3勝方式のため、第4戦(3月2日代々木第2体育館)と第5戦(3月4日代々木第2体育館)は結果により行われない場合もあり。
WJBL official site

編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.6

 全日本実業団選手権の4日間を振り返る。また、先週末2週分を行い、いよいよプレーオフに近づいてきたJBL2の状況を紹介。
※全日本実業団選手権の詳しいレポートは後日別途掲載します。

☆全日本実業団選手権

高松宮記念杯 第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会
会期:2010年2月5日(金)~8日(月)
会場:長崎県立総合体育館(5~8日)、三菱重工総合体育館(5・6日)

日本実業団バスケットボール連盟
スポーツのミカタ:全日本実業団選手権2010(42nd)

男子
<ブロック予選>

スポーツのミカタ:1日目の結果2日目の結果
 結果としては8ブロックすべて第1シードチームが決勝トーナメントに進む。
Aブロック
 昨シーズン3冠、今シーズンもすでに2冠の横河電機(関東1位)が他を圧倒し、決勝トーナメントを決めた。日立笠戸(中国1位)が東京電力(関東9位)との接戦を逆転勝利しブロック2位に。3位に東京電力、4位が昭和四日市石油(東海6位)となった。
Dsc_0280 Dsc_0284
Bブロック
 九州電力(九州1位)が圧倒的に勝ち上がるかと思われたBブロックだが、富士通(関東8位)が九州電力に善戦。最後は九州電力が力勝ちしたが、前回大会1勝もできなかった富士通が2勝を挙げ、ブロック2位となった。3位が丸紅(近畿6位)、4位はイカイマリンズ(東海5位)。
Dsc_0068 Dsc_0287 Dsc_0318 Dsc_0987
Cブロック
 日本無線(関東2位)が粘る札幌市役所(北海道)を振り切り3戦全勝で決勝トーナメントへ。札幌市役所とイカイレッドチンプス(東海3位)の対戦は接戦となり、イカイレッドチンプスが勝利、ブロック2位に入った。3位札幌市役所、4位浪速酸素となった。
Dsc_0247 Dsc_0349 Dsc_0448 Dsc_0922
Dブロック
 JR東日本秋田(東北1位)とタツタ電線(近畿1位)の対戦となると思われたDブロック。1試合目で主力に負傷者が出るなどあったタツタ電線だが、対JR東日本秋田戦では善戦。しかし試合巧者のJR東日本秋田がジリジリと引き離し勝利、3戦全勝で決勝トーナメント進出を決める。タツタ電線は2勝1敗と前回大会同様あと一歩でベスト8入りがならなかった。初出場のプレス工業(関東10位)は3戦ともに善戦し、古豪の四国電力(四国)に勝利し、初出場での1勝を挙げ3位に入った。4位は四国電力となった。
Dsc_0577 Dsc_0617 Dsc_0646 Dsc_0803
Eブロック
 ここも新生紙パルプ商事(関東3位)が圧倒的かと思われたが、黒田電気(近畿2位)が中盤まで接戦に持ち込む。チームとしてのコンディションが整わない山形市役所(東北2位)だが、東邦ガス(東海4位)戦は100点越えのゲームで力のあるところを見せた。3戦全勝の新生紙パルプ商事が1位、2位に黒田電気、3位が山形市役所、4位が東邦ガスとなった。
Dsc_0418 Dsc_05972 Dsc_0597 Dsc_0968
Fブロック
 関東の2チーム、三井住友銀行(関東4位)と葵企業(関東7位)の一騎打ちになると予想されたFブロック。この2チームの対戦は延長戦に入る接戦となる。終盤、決め所で決められなかった葵企業に対し、要所で得点を取れた三井住友銀行が紙一重の接戦を制し3戦全勝で決勝トーナメントを決めた。葵企業は3大会連続惜しいところでベスト8入りを逃している。三菱電機三田(近畿3位)が3位、地元九州のNECSKY(九州2位)が4位となった。
Dsc_0133 Dsc_0342 Dsc_0401 Dsc_0889
Gブロック
 前回大会のベスト8が2チーム入ったGブロック。ホシザキ(東海1位)と東京日産(関東6位)の対戦は前半までは競ったものの、後半はホシザキが引き離し勝利した。新ユニフォームで臨んだ東京日産だったが、シーズン後半で主力の離脱もあり、2位で終わった。初出場の日新シール工業(近畿4位)も1試合目で主力に負傷者が出て本来の力を出し切ることができなかったが、北陸電力石川(北陸)に勝利し、1勝を挙げ3位に入った。4位は北陸電力石川。
Dsc_0130 Dsc_0185 Dsc_0238 Dsc_0255
Hブロック
 前回大会のベスト8入りチームがいないHブロック。曙ブレーキ工業(関東5位)が接戦があるながらも確実に勝ち星を挙げ、念願のベスト8入りを果たす。ナカシマプロペラ(中国2位)が好ディフェンスで2勝、1位の曙ブレーキ工業にもわずかに6点差と迫りブロック2位に。APEXはナカシマプロペラとの接戦を落とし3位となった。4位はNTT西日本大阪。
Dsc_0238_2 Dsc_0329 Dsc_0365 Dsc_0463
<ベスト8>
 関東の1~5位までと、九州・東北・東海の各1位が入った。
A:横河電機(関東1位、前回大会優勝)
B:九州電力(九州1位、前回大会準優勝)
C:日本無線(関東2位、前回大会ベスト8)
D:JR東日本秋田(東北1位、前回大会3位)
E:新生紙パルプ商事(関東3位、前回大会3位)
F:三井住友銀行(関東4位、前回大会ベスト8)
G:ホシザキ(東海1位、前回大会ベスト8)
H:曙ブレーキ工業(関東5位、前回大会ブロック2位)
<準々決勝>
スポーツのミカタ:3日目の結果
 前回大会優勝、準優勝の2チームは確実に勝利。念願のベスト8入りを果たした曙ブレーキ工業は、王者・横河電機に善戦したものの、最終Pに引き離された。ホシザキの挑戦を受ける形となった九州電力は粘るホシザキに何度も逆転されるも、最後は逃げ切った。前回大会3位同士の対戦はJR東日本秋田が序盤からリードを奪うと新生紙パルプ商事の追い上げを許さず勝利した。また、前回ベスト8で終わったチーム同士の対戦は最後までもつれたが、三井住友銀行が逃げ切り日本無線に勝利し2年ぶりのベスト4入りを果たす。
Dsc_0088 Dsc_0106 Dsc_0114 Dsc_0694 Dsc_0826 Dsc_0867 Dsc_0905 Dsc_0942 Dsc_0976 Dsc_1002 Dsc_1010
<準決勝>
スポーツのミカタ:最終日の結果
 横河電機vsJR東日本秋田戦は第1Pの点差が最後まで響き、横河電機が勝利した。九州電力vs三井住友銀行戦は中盤九州電力が引き離すが、終盤三井住友銀行が勢いに乗り追い上げる。しかし九州電力が最後は粘りを見せ逆転を許さず勝利した。
Dsc_0026 Dsc_0056 Dsc_0095 Dsc_0148 Dsc_0378 Dsc_0442 Dsc_0527 Dsc_0591
<決勝>
スポーツのミカタ:最終日の結果最終結果
 3年連続同じカードとなった決勝戦。中盤までは九州電力が粘りを見せるが、ジリジリと横河電機が引き離す。後半に入って九州電力の主力選手が負傷でベンチに下がると試合は横河電機が支配する形となる。そのまま横河電機が勝利し、3年連続4回目の優勝を決めた。横河電機は2年連続3冠(全日本実業団競技大会、全日本社会人選手権、全日本実業団選手権)となった。
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女子
<ブロック予選>
スポーツのミカタ:1日目の結果2日目の結果3日目の結果
Wブロック
 山形銀行(東北1位)の圧勝と思われたが、序盤の出来が今一つの試合が多く、滋賀銀行(近畿2位)には中盤まで接戦に持ち込まれた。
Xブロック
 鶴屋百貨店(九州)も第3戦のメディセオ(関東3位)戦は中盤まで接戦に持ち込まれる。
Yブロック
 三井住友銀行(関東1位)にOTCくきや(近畿1位)が迫るも、三井住友銀行が逃げ切った。
Zブロック
 今シーズンチームが大きく変わった秋田銀行(東北2位)に対し丸紅(関東2位)が集中したバスケットを展開。丸紅が終盤引き離すと23年ぶりのベスト4入りを果たした。
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<ベスト4>
W:山形銀行
X:鶴屋百貨店
Y:三井住友銀行
Z:丸紅
<準決勝>
スポーツのミカタ:3日目の結果
 山形銀行vs丸紅戦も、鶴屋百貨店vs三井住友銀行戦も、どちらも前半までは競ったものの、最後は山形銀行鶴屋百貨店が引き離し勝利した。
Dsc_0158 Dsc_0213 Dsc_0235 Dsc_0289 Dsc_0334
<決勝>
スポーツのミカタ:最終日の結果最終結果
 2年連続同じ顔合わせとなった決勝戦は前半1点を争う接戦となるも、後半山形銀行が引き離し勝利した。山形銀行2年連続2回目の優勝。
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☆JBL2
 先週末は第15・16週と2週分のゲームを消化したJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)。この2週分の8試合は波乱が多かった。
 すでにプレーオフ進出を決めている豊田通商はビッグブルーとレノヴァに連勝し、現在16戦全勝と2位以下を引き離している。14週で2位に復帰したアイシンAWだったが、4位の日立電線には勝利したものの、5位の黒田電気に敗れ3位後退。逆に3位だった石川はレノヴァとビッグブルーに勝利し、2位復帰を果たした。また、4位の日立電線が豊田合成に敗れたことで、2連勝の黒田電気と星が並び、直接対決の結果で日立電線がなんとか4位を守っている。
 JBL2のレギュラーシーズンは残りわずかに5試合となった。プレーオフ圏内の4位争いが激化しており、昨年同様最後までもつれる可能性も高い。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:JBL2 第15・16週の結果(第17週の予定)
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010

☆JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は第14週の8試合を行った。アイシンシーホースがレラカムイ北海道に1敗したが、依然23勝5敗と2位以下を大きく引き離している。この他の6チームも全て1勝1敗と星を分け、順位に大きな変わりはない。
 今週末は2位のリンク栃木ブレックスと3位のトヨタ自動車アルバルクの直接対決が代々木第2体育館で行われる。注目のカードだけにすでにチケットは完売している。
JBL-日本バスケットボールリーグ

取材・写真・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.5

 先週末愛知県東海市で行われたJBL2のゲームレポートを中心に、本日からスタートする全日本実業団選手権を紹介。

☆JBL2
 先週末、第14週の4試合を行ったJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)。これで全3回戦のうち2回戦を終えることとなった。
 現在負けなしの首位を守っている豊田通商は2位の石川と対戦。試合開始から豊田通商が勢いに乗ると、石川に追い上げる隙を与えることなく勝利した。すでにプレーオフを決め、昨シーズンから負けなしの豊田通商だが、「負けると崩れる可能性もあるのでそれが怖いところはあります。“負けない”ということが一つのモチベーションにもなっています」と渡邊ヘッドコーチは語る。チームキャプテンの阿部も「少しずつですがチームとしては良くなっています。しかし気を抜くとすぐに崩れるので、そこは自分やベテランの選手たちでしっかりと締めていきたいです」といい、これだけの強さを見せながらも危機感を持っている様子がうかがえる。
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 石川が敗れたことで、勝てば2位復帰となるアイシンAWは序盤豊田合成の勢いに押されリードを許す。豊田合成は怪我から復帰の大原を中心に好調なオフェンスで一時は10点以上の差をつける。しかし後半に入ってようやくオフェンスで速い展開ができるようになったアイシンAWが勢いづくと、逆に豊田合成が攻守に乱れ一気に同点となる。そこからしばらくはシーソーゲームとなるが、トランジションからの速攻などでアイシンAWが流れを作りリードを広げ、最終的には21点差でアイシンAWが勝利した。「負ける気はしなかった」というアイシンAWの中嶋ヘッドコーチだが、自チームのオフェンスには首をかしげる。「今シーズンはオフェンスの止まる時間帯があるんですよね。特別、何が違うという感じではないし、後半に入って追いついてるんですが…」目標である豊田通商からの勝利に向けて試行錯誤中の中、ようやく取り戻した2位のポジションには安堵の様子だった。一方、今シーズンはエース大原の怪我もあり14戦で3勝しかできていない豊田合成はこの試合でも後半インサイドのファールトラブルもあって攻守にチームが乱れてしまった。「前半と後半で別のチームのようになってしまいました」と福留ヘッドコーチ。終盤、勢いづくアイシンAWに対し、コート上での声も少なくなってしまったことに大原は「自滅です」と厳しい表情で言う。
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 順位が入れ替わる可能性もあった4位の日立電線と5位の黒田電気の対戦は日立電線が黒田電気を圧倒し、40点以上の差をつけ勝利、5位との差を広げる結果となった。レノヴァビッグブルーに勝利し連敗脱出し4勝目を挙げた。
 今週末は土日2連戦を行い、2週分を消化することとなる。2月6日(土)には2位のアイシンAWと現在好調の4位日立電線の対戦もある。また、3位となった石川はレノヴァとビッグブルーと下位チームとの対戦となるが、4位の日立電線の追い上げもありここは気の抜けないところだろう。
 昨シーズンまではレギュラーシーズン2回戦総当たりだったことを考えれば、これからの7週分は未知の戦いとなってくるところもあるだろう。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:第14週の結果(第15・16週の予定)
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010

☆全日本実業団選手権
 実業団バスケットのシーズンを締めくくる高松宮記念杯第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会が2月5日から長崎県長崎市で開催される。この大会は男子32チーム、女子16チームが全国から集う、実業団の全国大会としては最も大きい規模のものとなる。男子は2日間、女子は3日間かけてブロック予選を行い、各ブロック1位のチームが決勝トーナメント(男子は準々決勝から、女子は準決勝から)に進むこととなる。
 今大会では現在実業団では圧倒的な強さを見せている横河電機が昨年に続き3冠(全日本実業団競技大会、全日本社会人選手権、全日本実業団選手権)を取るのか、また新たな王者が生まれるのかが注目となる。オールジャパンではチームの中心であるPGの神崎を欠いての戦いとなった横河電機。神崎が出れるかどうかも気になるが、それ以上にオールジャパン2回戦での敗戦からチームがどこまで調子を上げられているのかが鍵だろう。昨年準優勝の九州電力は横河電機とは反対の山になり、順調にいけば決勝まで横河電機との対戦はなく、今シーズン2回敗れている新生紙パルプ商事とも当たらないこともあり、3年ぶりの優勝に向けて士気も上がっている。JR東日本秋田はブロック内にオールジャパン1回戦突破のタツタ電線が入り、気の抜けないブロック予選となる。タツタ電線もオールジャパンの勢いのまま初のベスト8入りを目指している。
 1日目と2日目は会場を二つに分け、全6コートで行われる。
日本実業団バスケットボール連盟
スポーツのミカタ:全日本実業団選手権2010(42nd)大会&ブロック予選の展望を掲載

☆JBL
 第13週の8試合を行ったJBL(日本バスケットボールリーグ)。現在首位のアイシンシーホースはトヨタ自動車あるバルクに連勝しさらに差を広げた。リンク栃木ブレックスは三菱電機ダイヤモンドドルフィンズに連勝し、レラカムイ北海道に接戦の末連敗した東芝ブレイブサンダースと同じく連敗のトヨタ自動車アルバルクを上回り単独2位に。日立サンロッカーズもパナソニックトライアンズに連勝。東芝ブレイブサンダース、パナソニックトライアンズ、日立サンロッカーズ、トヨタ自動車アルバルクの4チームが14勝12敗で並んだ。2連勝のレラカムイ北海道は8勝目、連敗の続く三菱電機ダイヤモンドドルフィンズは2勝24敗と大きく負け越している。
 今週末の第14週では2位のリンク栃木ブレックスとわずかに2勝の差の日立サンロッカーズの対戦や、14勝12敗同士のトヨタ自動車アルバルクと東芝ブレイブサンダースの対戦などが行われる。
JBL-日本バスケットボールリーグ

取材・写真・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.4

 今号では1月23・24日に行われたクラブ・実業団交流戦の写真を中心に、JBL2の状況などを紹介。

☆クラブ・実業団交流戦
 平成21年度東京都クラブ・実業団バスケットボール交流戦が1月23・24日の2日間、東京都の武蔵野市総合体育館で行われた。
 仕事の都合などでメンバーの集まらないチームもあったが、参加した実業団チームのうち6チームが2月5日からの全日本実業団選手権を控えており、またクラブチームも2月20・21日に行われる関東クラブ選手権(兼全日本クラブ選手権予選)に出場するチームもあり、調整を兼ねた試合ともなった。
メディセオvs代官山MADMAX
Dsc_0059 Dsc_0069
三井住友海上vsRBC東京
Dsc_0172 Dsc_0179 Dsc_0224
東京電力vs弥生クラブ
Dsc_0315 Dsc_0358 Dsc_0466
葵企業vs葛飾バックボーン
Dsc_0398 Dsc_0569 Dsc_0602 Dsc_0606
東京日産vsエクセレンス
Dsc_0685 Dsc_0737 Dsc_0773
日本無線vsRBC東京
Dsc_0909 Dsc_0939 Dsc_0971 Dsc_1038
新生紙パルプ商事vs横浜ギガスピリッツ
Dsc_1085 Dsc_0009 Dsc_0013 Dsc_0126 Dsc_0147
三井住友銀行vs代官山MADMAX
Dsc_0222 Dsc_0254 Dsc_0397

☆JBL2
 先週末に第13週の4試合を行ったJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)。現在1位の豊田通商は豊田合成をやぶり13戦全勝で早くも4位以上が確定し、プレーオフ進出を決めた。2位の石川と3位のアイシンAWの対戦はアイシンAWが逆転で勝利し、差を一つ縮めた。プレーオフ進出に向けて下位チームには負けられない日立電線はレノヴァとの接戦を制し4位をキープ。5位の黒田電気もビッグブルーを終了間際に逆転し勝利した。13週の結果で順位の変更はない。
 第14週は1月31日(日)に4試合全てが行われる。1位の豊田通商と2位の石川の対戦は石川がどこまで意地を見せることができるか。4位の日立電線と5位の黒田電気の直接対決は黒田電気が4点差以上で勝利した場合、順位が入れ替わることとなり、プレーオフを争う重要な対戦となる。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:第13週の結果(第14週の予定)
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010

☆全日本実業団選手権
 高松宮記念杯第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会まで1週間となった。今大会は長崎県長崎市で行われる。
 2年連続3回の優勝を果たしている全大会の覇者・横河電機(関東1位)を中心に、前回大会準優勝で5年前の初出場の時以外全てベスト4に入っている九州電力(九州1位)、11年連続出場でここ4年は連続してベスト4に入っている新生紙パルプ商事(関東3位)、過去に優勝2回、前回大会も3位に入っているJR東日本秋田(東北1位)といった実業団のトップチームが優勝を争うこととなる。この他にも40回の最多出場を誇る古豪・日本無線(関東2位)、オールジャパン初出場で1回戦突破を果たしたタツタ電線(近畿1位)、全日本社会人選手権では王者・横河電機に肉薄するゲームを見せたホシザキ(東海1位)らが出場する。
※近日中にブロック予選の展望を掲載予定。
高松宮記念杯 第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会
会期:2010年2月5~8日
会場:長崎県立総合体育館(5~8日)、三菱重工体育館(5・6日)

日本バスケットボール連盟
スポーツのミカタ:全日本実業団選手権2010(42th)

☆JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は先週末第12週の8試合を行った。現在1位のアイシンシーホースは東芝ブレイブサンダースに連勝、2位以下をさらに引き離した。リンク栃木ブレックスはパナソニックトライアンズに連勝し、2位に浮上。トヨタ自動車アルバルクもレラカムイ北海道に連勝。この結果、リンク栃木ブレックス、パナソニックトライアンズ、東芝ブレイブサンダース、そしてトヨタ自動車アルバルクの4チームが14勝10敗で並ぶこととなった。さらに日立サンロッカーズも三菱電機ダイヤモンドドルフィンズに連勝し12勝12敗で追っており、プレーオフ争いは混沌とした様相となってきた。
JBL-日本バスケットボールリーグ

取材・写真・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.3

 後半戦がスタートしたJBL2の第12週の結果を中心に、先週末に行われた全日本実業団選手権に向けての強化試合の様子をレポート。

☆JBL2
 後半戦がスタートしたJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は、1月16・17日に第12週の4試合を行った。
 現在負けなしで11連勝中の豊田通商アイシンAWと対戦。オールジャパン3回戦では持ち味を出し切れず終わったアイシンAWはこの試合に向けてスタートメンバーを変更、ガード陣を駆使しての速さを生かした布陣で臨む。後手に回った感のある豊田通商はリードしながらも引き離せず、第3Pには同点となるも、第4P流れを引き寄せ勝利、今季12勝目を挙げた。敗れたアイシンAWはこれで8勝4敗となった。
 現在2位の石川はホームで豊田合成と対戦。石川は序盤リードを奪うが、エース#11大原が復帰した豊田合成に追い上げられ、前半は石川の2点ビハインドで終える。後半に入ってもどちらも一歩も引かない展開となる。石川が終了間際に2点リードすると守り切り勝利した。ここまでの12戦中5点差以内の勝利が4回、延長戦も2回ありどちらも勝利と接戦に強い石川。現在10勝2敗と豊田通商に続く2位をキープしている。#11大原の復帰戦を勝利で飾れなかった豊田合成。復帰戦ながら40分のフル出場で27得点と健闘した大原だが、大原以外の得点が伸びなかった。
 日立電線は青森県八戸市でビッグブルーと対戦した。青森県の出身選手が3名所属する日立電線のホームゲームとなったこの試合は八戸市バスケットボール協会創立80周年記念事業の一環として行われ、多くの観客が集まった。ホームの日立電線が全員出場、全員得点で快勝し、6勝6敗と星を五分に戻した。前半戦を1勝11敗と苦戦したビッグブルーは後半戦初戦を取ることができなかった。
 結果によっては順位が入れ替わる可能性のあった黒田電気vsレノヴァ戦。プレーオフ争いに残りたい両チームの対戦は、前半黒田電気がリードするも中盤でレノヴァが追いつく接戦となった。最後は黒田電気が逃げ切り5位を守った。
 第13週は1月23・24日に開催される。1月24日に石川県金沢市で行われる石川vsアイシンAW戦は注目。現在順位では石川が上回っているが、石川の2敗のうちの1つはアイシンAWからのもの。「プレーオフまでに一度は勝ちたい」(石川・木下HC)という思いは強い。アイシンAWも前半戦の最終戦から現在2連敗となっており、ここで連敗を切りたい。どちらにとっても負けられない試合となる。
JBL2-日本バスケットボール2部機構
スポーツのミカタ:第12週の結果(第13週の予定)
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010

☆全日本実業団選手権
 2月5~8日に長崎県長崎市で行われる高松宮記念杯 第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会。この大会まで2週間を切り、出場チームは大会に向け準備を続けている。
 関東では強化試合が1月16・17日に行われ、横河電機を除く10チームが参加した。全日本実業団選手権に初出場するプレス工業はJR東日本秋田(東北1位)、タツタ電線(近畿1位)らと同じブロックに。「厳しいですけど、逆に開き直ってやれます。折角全国の強豪チームとやれるのですからこれからにつながる経験をしたいですね」(#14瀬戸・選手兼コーチ)と意気込みを語った。会場を提供した富士通と若いメンバーの多い三井住友銀行は2日で3試合をこなした。
 関東では今週末、東京都実業団バスケットボール連盟と東京都クラブバスケットボール連盟が主催するクラブ・実業団バスケットボール交流戦が開催される。これは強化試合の一環ではないが、出場チームにとっては貴重な練習試合となる。
全日本実業団選手権の大会日程など詳細は日本実業団バスケットボール連盟
スポーツのミカタ:全日本実業団選手権2010(42th)
クラブ・実業団バスケットボール交流戦の予定はこちら
Dsc_0055 Dsc_0132 Dsc_0171 Dsc_0216 Dsc_0232 Dsc_0320 Dsc_0370 Dsc_0419 Dsc_0449

☆JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)も後半戦がスタート。オールジャパン決勝の再戦となったアイシンシーホースvs日立サンロッカーズ戦はアイシンシーホースが連勝し2位以下を引き離している。東芝ブレイブサンダースも三菱電機ダイヤモンドドルフィンズに連勝。その他の2試合は星を分けている。
 11週を終え、現在アイシンシーホースが18勝4敗と単独トップ。パナソニックトライアンズと東芝ブレイブサンダースが14勝8敗と追う。2位のパナソニックトライアンズと6位の日立サンロッカーズまではわずかに4勝の差となっており、残り10週でのプレーオフ争いも白熱したものにあるだろう。
JBL-日本バスケットボールリーグ

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.2

 オールジャパンが終了し、今週末からJBL、JBL2は再開。今号ではJBL2の後半戦の見どころを中心に、3週間後に迫った全日本実業団選手権に向けての関東実業団の強化試合などを紹介します。

☆JBL2
 オールジャパンを挟むおよそ1ヶ月の休止期間を経て、今週末1月16日からレギュラーシーズンが再開される。オールジャパンに出場した4チーム以外の下位の4チームは1ヶ月のオフとなった。
 前半戦は全21週中11週までが行われた。現在の順位は下記の通り。
1位:豊田通商ファイティングイーグルス 11勝0敗
2位:石川ブルースパークス 9勝2敗
3位:アイシン・エイ・ダブリュ アレイオンズ安城 8勝3敗
4位:日立電線ブルドッグス 5勝6敗
5位:黒田電気ブリットスピリッツ 4勝7敗
6位:レノヴァ鹿児島 3勝8敗
7位:豊田合成スコーピオンズ 3勝8敗
8位:ビッグブルー東京 1勝10敗
 1位の豊田通商は昨シーズンもプレーオフを含め16戦全勝で、現在27連勝となっている。オールジャパンでもJBL・東芝ブレイブサンダースに肉薄するゲームを見せた。後半戦の見どころの一つとしてこのチームに土をつけるチームが現れるかということが挙げられる。前半戦はもたつく試合も多かったが、プレーオフ、さらに優勝が見えてくる後半戦の戦い方は違ってくるだろう。
 2位の石川はリーグ戦を通してチーム状態が上がっている。今シーズンはまだ豊田通商とアイシン・エイ・ダブリュ以外には黒星はなく、接戦はほぼ勝利している。後半戦も順調に勝ち星を重ね、昨年逃したプレーオフ進出を早めに決めたいという思いは強い。
 3位のアイシン・エイ・ダブリュは今シーズン今一つチームの状態が安定していない。前半戦の最終戦であるレノヴァ戦を延長の末落とし、オールジャパンでも拓殖大にギリギリで勝利、JBL・日立サンロッカーズには力を出し切れず大差で敗れた。本来力のあるチームだけに後半戦どう立て直してくるかが興味深い。
 4位の日立電線は昨シーズンに比べ戦力が上がっているが、試合には波が大きい。前半戦は接戦を落とすことも多かった。#5姿が復帰したことで後半戦の巻き返しに期待できる。
 5位の黒田電気は昨年に比べると攻撃力がアップし勝ちゲームに持ち込む形はできてきている。しかしまだチームとしてのプレーの幅が狭い部分があり、接戦を勝ちきることが難しい。
 6位のレノヴァ鹿児島は前半戦の序盤は怪我人も多く勝ち星がなかなか挙げられなかったが、前半戦終盤は豊田合成、アイシン・エイ・ダブリュにも勝利し6位に浮上。勝てなかった前半戦序盤も上位チームと接戦もあり、後半戦はキーとなるチームかもしれない。
 7位の豊田合成は第2週でエースの#11大原を怪我で欠く前半戦となった。その中でも3勝は挙げられているが、大原のほかにも怪我人が多く、メンバーのやりくりが難しい。後半戦では大原の復帰も見込まれており、チームがどう変わるかが見どころだろう。
 8位のビッグブルーは現在1勝のみ。昨シーズンに比べると惜しい試合が多く、前半戦の終盤には外国人選手が加入、インサイドに柱ができたことで攻守にプレーの幅は広がっている。オールジャパンの休止期間をどのように過ごしたかで後半戦の入り方が変わってくるが、後半戦初戦が唯一白星を挙げている日立電線だけに気合は入るだろう。
 今週末は16日(土)に1試合、その他の3試合は17日(日)に行われる。16日の日立電線vsビッグブルーの対戦は青森県八戸市で初のJBL2開催となる。日立電線のチームキャプテンである#7中村は八戸出身。「地元の小中学生にいい試合を見せて、お世話になった方々に少しでも恩返しがしたい」と意気込みを語る。
 そして17日(日)は現在1位の豊田通商と3位のアイシン・エイ・ダブリュの対戦がある。オールジャパンでは明暗を分けた2チームだが、アイシン・エイ・ダブリュがどこまで修正出来ているかによっては好ゲームが期待できる。また同日同会場で豊田合成vs石川戦も行われる。「豊田合成も大原が復帰するかもしれないと聞いているので気を引き締めてかからないといけない」と石川・木下HCは警戒している。調子を上げているレノヴァはホームで黒田電気と対戦。レノヴァが9点差以上で勝利した場合順位が入れ替わる。プレーオフ戦線に残るためにも両チームとも絶対取りたいという気持ちは強いだろう。
 今シーズンから3回戦制となり各チーム7試合ずつ増えたが、それもすでに残り10試合となった。現在下位の4チームがプレーオフに進むためには残り一つも落とせないくらい厳しい状況となっているが、ここからの奮起に期待したい。また、上位チームはそろそろプレーオフもにらんでのゲーム運びとなってくるだろう。
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JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:第11週の結果(第12週の予定)
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010

☆全日本実業団選手権
 高松宮記念杯第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会まで41カ月を切った。各チーム短い正月休みを挟み全実に向けて再始動している。
 関東では16・17日の2日間で出場チームの中で強化試合を富士通体育館で開催。初出場のプレス工業をはじめ、横河電機を除く9チームが参加する。そして23・24日には恒例となってきた実業団・クラブ交流戦が武蔵野市総合体育館で行われる。1日目は午後から男子の4試合、2日目は10時から男女それぞれ4試合が予定されている。こちらは実業団からは全実出場のチーム以外も参加している。※組み合わせ・スケジュールはこちら
 今年のオールジャパンは実業団の出場は少なかったものの、3チームが1回戦を突破している。その3チームともに出場する全日本実業団選手権。大会までの残り3週間をどこまで充実したものにできるかが重要になってくるだろう。
スポーツのミカタ:全日本実業団選手権2010

強化試合のスケジュール 会場:富士通体育館
1月16日(土)
9:30 三井住友銀行 vs 富士通 ※変更しました。
11:10 富士通 vs 葵企業
12:50 東京電力 vs 三井住友銀行
1月17日(日)
9:30 新生紙パルプ商事 vs 東京日産
11:10 プレス工業 vs 日本無線
12:50 三井住友銀行 vs 富士通

☆トピックス
オールジャパン2010
 1月11日(月・祝)の男子決勝戦を最後に、オールジャパン2010が終了した。男子は2年連続アイシンシーホースvs日立サンロッカーズの決勝戦となった。ゲーム後半で攻守に日立サンロッカーズを上回ったアイシンシーホースが3連覇を果たした。準々決勝からはJBL8チーム間の戦いとなったが、リーグ戦と違って一発勝負のトーナメントだけにチームの状況や勢いが重要となった大会だった。
オールジャパン2010/第85回天皇杯・第86回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会

JBL
 オールジャパンはアイシンシーホースの連覇で終わり、今週末からレギュラーシーズンが再開となる。このままアイシンシーホースが独走態勢に入るのか。オールジャパン準々決勝で敗退した現在3位の東芝ブレイブサンダースはどこまで立て直しができているか。前半戦わずかに2勝しかできなかった三菱電機ダイヤモンドドルフィンズの巻き返しはあるか。
 第11週の2連戦は今日、1月15日(金)から始まる。
JBL-日本バスケットボールリーグ

取材・写真・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.1

 2010年第1号はオールジャパン2010特集号。1回戦から3回戦までの大会の様子をレポートします。

☆オールジャパン2010特集

第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
(オールジャパン2010)

会期:1月1~5日、1月9~11日
会場:東京体育館(1月1~3日)、代々木第1体育館(1月4・5日、1月9~11日)

オールジャパン2010/第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
スポーツのミカタ:全日本総合選手権2010

 様々なカテゴリーからのチームが出場しているオールジャパン。トップリーグであるJBL以外のチームはそれぞれ「1勝(1回戦突破)」や「3回戦に進出」、「JBLとの対戦で自分たちの力を試したい」、「大会を楽しみたい」など様々な目標を持って大会に臨んでいる。
 それぞれの思いが正月から体育館での熱戦につながった。

1月1日(金・祝) 1回戦(試合結果はこちら
 1回戦の男女それぞれ8試合が行われ、元日にも関わらず2500人以上の来場者となった。
 男子の第1試合はBeans(中国)vs新潟教員(北信越)と鹿屋体育大(学生7位)vsタツタ電線(近畿)。Beansとタツタ電線は初出場、新潟教員は過去13回出場しているがまだ1勝がない。鹿屋体育大は5回目の出場で昨年1回戦突破を果たしている。
 Beansvs新潟教員戦は序盤から点の取り合いとなった。第1PはわずかにBeansがリードするが、新潟国体準優勝メンバーが多い新潟教員が徐々にリズムをつかむと、第2Pで逆転。後半に入って両チームともターンオーバーなどのミスも増えるが、新潟教員が流れを渡すことなくそのまま勝利した。新潟教員は今年から加入の#12小沢がインサイドで存在感を見せ、#7堀が攻守に上手くゲームをコントロールしていた。Beansは元埼玉ブロンコス(旧日本リーグ時代)の#20河相が40分のフル出場。当時のHCであった三木氏が「彼のシュート力は本当にすごかった」というように、体勢が崩れながらも軸のぶれないシュートは高確率で決まり、27得点を挙げている。
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 鹿屋体育大vsタツタ電線戦は試合開始からタツタ電線が集中したプレーで流れをつかむと、そのまま最後まで足が止まることなく初出場でオールジャパン初勝利を挙げた。※詳細は別途掲載。
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 第2試合は横河電機(社会人1位)vs福岡第一高(高校選手権)と東北学院大(東北)vs愛媛教員クラブ(四国)。福岡第一高と愛媛教員クラブは初出場となる。
 横河電機vs福岡第一高戦は序盤から横河電機が攻守にペースを握り、中盤からはベンチメンバー主体の試合展開ながらリードを広げ、昨年に続き1回戦を突破。初出場の福岡第一高はウィンターカップ決勝戦からあまり間がなく、選手の怪我もあり、終始リズムをつかむことが難しかった。※詳細は別途掲載。
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 東北学院大vs愛媛教員クラブ戦は愛媛教員クラブが足を使った速い攻撃でリズムをつかむと、終始流れを渡すことなく、初出場でオールジャパン初勝利を挙げた。四国からここ数年出場していたチームも足を使った速い攻撃と確率のいいシュートが武器のチームだったが、愛媛教員クラブもそれらのチームに勝って代表をつかんだだけあり、初出場とは思えない堂々としたバスケットを展開した。
 第3試合は石川ブルースパークス(JBL2・3位)vs中央大(学生8位)と長崎教員クラブ(九州)vs拓殖大(学生6位)。長崎教員クラブはインカレで鹿屋体育大がベスト8に入ったことによる繰り上げ出場で、九州は3位のチームが2チームあったこともあり、抽選日直前に出場が決定した。
 石川ブルースパークスvs中央大戦は序盤から石川ブルースパークスが集中したプレーで攻守にリズムをつかむと、一度もリードを譲ることなく勝利。昨年1回戦で大学(鹿屋体育大・九州代表)に敗れた経験もあり、絶対負けない思いがプレーに出たようなゲームだった。※詳細は別途掲載。
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 長崎教員クラブvs拓殖大戦は初出場の長崎教員クラブが出だしから勢いよくスタート。序盤受け身になっていたように見えた拓殖大はリードを許すが、その後チームの武器であるアウトサイドシュートが決まり始めると逆転。後半に入っても拓殖大の勢いは止まらず、そのままリードを広げ長崎教員クラブに勝利した。試合前、拓殖大の池内監督が「シュートが決まりだすと止まらないというのは確かに武器ではありますが、それではダメなんですよ。(関東大学リーグの)2部ではこれで勝てますけど、1部では勝てない。来シーズンはもっと中でもやれるチームにしないといけない」と語っていたが、2回戦でそれは如実に見られることとなった。
 第4試合は日立電線ブルドッグス(JBL2・4位)vs宮田自動車(北海道)と浜松大(東海)vs新生紙パルプ商事(社会人2位)。この4チームは全て出場経験があるが、日立電線ブルドッグスは3年ぶり、宮田自動車が4年ぶり、浜松大が8年ぶり、新生紙パルプ商事が2年ぶりと久しぶりの出場チームが多い。
 日立電線ブルドッグスvs宮田自動車戦は日立電線ブルドッグスの#5姿がスタートメンバーとして試合復帰。序盤こそは苦手とするゾーンディフェンスに苦しむも、要所で確実にシュートを決めリードを守り勝利した。
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 浜松大vs新生紙パルプ商事戦は序盤少し硬さの見られた新生紙パルプ商事がリードを許すも、#15遠藤が浜松大#7ママドゥのゴール下を止めるようになると流れは新生紙パルプ商事に。速い展開からの得点やリバウンドでつなぐプレーで流れを渡すことなく、新生紙パルプ商事が2回目の出場でオールジャパン初勝利を挙げた。※詳細は別途掲載。
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1月2日(土) 2回戦(試合結果はこちら
 JBL2や学生の上位チームが登場する2回戦。来場者数は前日を上回り3000人を超えた。
 第1試合は新潟教員(北信越)vs東海大(学生4位)と慶應義塾大(学生2位)vsタツタ電線(近畿)。
 新潟教員vs東海大戦は序盤こそ大会2試合目となる新潟教員がリードするが、初戦の硬さが取れた東海大が攻守に運動量の豊富さを発揮。最後までリードをひろげ続け、大差で新潟教員を下し3回戦に駒をすすめた。敗れた新潟教員だが今年1年目の#12小沢が21得点、その他3選手が二桁得点と奮起した。
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 慶應義塾大vsタツタ電線戦は序盤から慶應義塾大がリードを奪う。終盤メンバーを下げるなどしたこともあり流れが変わりかけるも追い上げるには至らず、慶應義塾大が勝利した。※詳細は別途掲載。
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 第2試合は天理大(学生5位)vs横河電機(社会人1位)と愛媛教員クラブ(四国)vs青山学院大(学生3位)。
 天理大vs横河電機戦は序盤横河電機が上手いゲームコントロールで流れをつかむと、インサイドが得点に絡みリードする。しかし後半疲れの見えてきた横河電機の動きが鈍くなると天理大が速いリズムで展開し、逆転。横河電機も最後は6点差まで迫るもそこで後1本が出ず、そのまま天理大が逃げ切り勝利した。※詳細は別途掲載。
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 愛媛教員クラブvs青山学院大戦は序盤で青山学院大が大きくリードするも、第2Pに入って愛媛教員クラブの懸命なプレーに青山学院大がリズムを崩し点差は3点差まで詰まる。しかし後半に入って青山学院大がリズムを取り戻すと、愛媛教員クラブに付け入る隙を見せず。そのままリードを広げ勝利した。新潟教員クラブは初出場ながら初戦突破、そして学生3位に肉薄する場面を見せた。
 第3試合は石川ブルースパークス(JBL2・3位)vs葛飾バックボーン(関東)とアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城(JBL2・2位)vs拓殖大(学生6位)。
 石川ブルースパークスvs葛飾バックボーン戦では石川ブルースパークスがスタートメンバーである#52ストゥープスを故障で欠き、#21熊倉をスタートに。速さで勢いのある石川ブルースパークスが序盤からリズムをつかむと、そのままリードを守り切り勝利した。高さの面で厳しい石川ブルースパークスだったが、相手のリバウンドを抑えることで流れを渡すことなく試合をすすめることができた。初出場ながら2回戦からの登場となった葛飾バックボーンは序盤で粘ることができなかったことで最後まで自分たちのリズムで展開できなくなった。
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 アイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城vs拓殖大戦は序盤勢いのある拓殖大が一気にリードを奪うも、その後追い上げたアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城とシーソーゲームになる。なかなかリードを奪えないアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城だったが、第4Pに入ってようやくインサイドが機能し始め流れを引き寄せる。さらにアウトサイドのシュートも決まり始め、徐々にアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城がリードを広げ勝利した。※詳細は別途掲載。
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 第4試合は豊田通商ファイティングイーグルス(JBL2・1位)vs日立電線ブルドッグス(JBL2・4位)と新生紙パルプ商事(社会人2位)vs日本大(学生1位)。
 豊田通商ファイティングイーグルスvs日立電線ブルドッグス戦は、JBL2の1位と4位の戦いとなり、プレーオフの前哨戦のような形になった。序盤から日立電線ブルドッグスが攻守に豊田通商ファイティングイーグルスと互角に戦い、接戦に持ち込む。しかし後半に入って豊田通商ファイティングイーグルスがディフェンスを厳しくすると日立電線ブルドッグスはオフェンスのリズムを崩し、得点が止まる。第3Pで豊田通商ファイティングイーグルスが一気に引き離すと、第4Pはメンバーの入れ替えもあり接戦となるも点差は変わらず。豊田通商ファイティングイーグルスはベンチ入りメンバー全員が二桁のプレータイムとなるなど層の厚さを見せつけた。敗れた日立電線ブルドッグスだが、この大会から#5姿が復帰。どのチームからも今シーズン「姿がいないのは…」と言われていただけに、これからが期待できる。
 新生紙パルプ商事vs日本大戦は終始日本大がリードするものの、第3P終了まで新生紙パルプ商事が引き離されることなく、粘りを見せる。最後は運動量の差が出て日本大が一気に引き離し21点差で勝利した。※詳細は別途掲載。
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1月3日(日) 3回戦(試合結果はこちら
 3回戦で8シードであるJBLの8チームが登場。第1試合の開始前には前回大会の優勝チームであるアイシンシーホース(男子)とJOMOサンフラワーズ(女子)の天皇杯、皇后杯の返還式が行われた。JBLチームの登場に3階席までいっぱいに埋まる盛況ぶりだった。
 第1試合はアイシンシーホース(JBL1位)vs東海大(学生4位)と慶應義塾大(学生2位)vs三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ(JBL8位)。
 アイシンシーホースvs東海大戦はアイシンシーホースが#2佐古以外の全選手が出場、得点とJBL1位の貫録を見せ東海大を退けた。
 慶應義塾大vs三菱電機ダイヤモンドドルフィンズは前回大会と同じ顔合わせとなった。序盤は慶應義塾大がリードするが、JBLチームとして意地でも負けられない三菱電機ダイヤモンドドルフィンズは#3蒲谷を中心に奮起し、攻守に集中したプレーを見せる。慶應義塾大はインサイドが攻められず苦しい展開をPG#9二ノ宮のドライブからのプレーで何とかつなぐも流れは変わらず。終始気迫のこもるプレーで三菱電機ダイヤモンドドルフィンズが慶應義塾大を下し、準々決勝に駒をすすめた。
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 第2試合は天理大(学生5位)vsパナソニックトライアンズ(JBL4位)とトヨタ自動車アルバルク(JBL5位)vs青山学院大(学生3位)。
 天理大vsパナソニックトライアンズ戦は序盤、初戦でリズムのつかめないパナソニックトライアンズに対し天理大が勢いのあるプレーでリードを奪う。しかしパナソニックトライアンズが落ち着きを取り戻すと、一気に点差を詰め、第2Pでは逆転、リードを広げる。天理大はなかなか#10サンバにボールが入れられず苦しい展開ながら、#25平尾が高い身体能力を生かしパナソニックトライアンズのディフェンスを懸命に崩していく。しかし力で勝るパナソニックトライアンズが終始リードする展開で最後まで追い上げを許さず勝利した。
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 トヨタ自動車アルバルクvs青山学院大戦。前回大会でレラカムイ北海道を最後まで苦しめた青山学院大が今大会でもトヨタ自動車アルバルクとの対戦を接戦に持ち込んだ。初戦でリズムに乗れないトヨタ自動車アルバルクに青山学院大が攻勢をかけリードを奪うと、トヨタ自動車アルバルクが追い上げる展開となるが、第2Pに入ってトヨタ自動車アルバルクが高さを生かし徐々に青山学院大のリズムを崩していく。トヨタ自動車アルバルクの11点リードで前半を折り返すと、後半に入ってさらにリードを広げたトヨタ自動車アルバルクに対し、粘り強いプレーで追い上げを狙う青山学院大は最大21点差を9点差に縮める。しかし最後はトヨタ自動車アルバルクが粘る青山学院大を振り切り勝利した。
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 第3試合はリンク栃木ブレックス(JBL3位)vs石川ブルースパークス(JBL2・3位)とアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城(JBL2・2位)vs日立サンロッカーズ(JBL6位)。
 リンク栃木ブレックスvs石川ブルースパークス戦は第1Pでは石川ブルースパークスが互角の展開に持ち込むも、その後はリンク栃木ブレックスが地力の差を見せつけリードを広げ、勝利した。※詳細は別途掲載。
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 アイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城vs日立サンロッカーズ戦は日立サンロッカーズが序盤から気迫のこもるプレーで流れをつかむ。攻守にリズムがつかめないアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城は前半をわずかに14点に終わり、後半に入ってもシュートが決まらず得点が伸びない。ようやく最終Pに入って攻守にらしさを発揮し得点を重ねるも点差は変わらず。日立サンロッカーズが大差でアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城を下し、準々決勝に進んだ。※詳細は別途掲載。
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 第4試合は豊田通商ファイティングイーグルス(JBL2・1位)vs東芝ブレイブサンダース(JBL2位)とレラカムイ北海道(JBL7位)vs日本大(学生1位)。
 豊田通商ファイティングイーグルスvs東芝ブレイブサンダース戦はチャレンジャーである豊田通商ファイティングイーグルスが序盤から集中したプレーを見せ、前半は互角の展開となる。後半に入って東芝ブレイブサンダースが流れを引き寄せるも、最終P豊田通商ファイティングイーグルスが追い上げを見せ2点差まで詰める。しかし最後は東芝ブレイブサンダースが豊田通商ファイティングイーグルスを引き離し勝利した。※詳細は別途掲載。
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 レラカムイ北海道vs日本大戦は第1P日本大がリードする展開で始まるが、第2Pに日本大のシュートが落ち始めるとレラカムイ北海道が一気に逆転し、さらに点差を開いていく。後半に入ってもレラカムイ北海道の勢いは止まらずリードを広げ、そのまま勝利した。関東大学リーグとインカレで優勝し勢いに乗る日本大がJBL7位のレラカムイ北海道にかなり迫るのではないかと思惑もあったが、レラカムイ北海道のJBLチームとしての意地が日本大を寄せ付けなかったとも言えるだろう。

 結果、オールジャパンのベスト8はJBL8チームで占められた。1月4・5日には準々決勝、1月9日に準決勝が行われ、1月11日の決勝はアイシンシーホースvs日立サンロッカーズと前回大会と同じ顔合わせとなった。

取材・写真・編集・作成 渡辺美香

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