アメリカンフットボール

スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.27

 終盤に入った関東実業団リーグ戦と異なる日本代表の活動をトピックで紹介。

目次
☆関東実業団リーグ戦
☆トピック

★関東実業団リーグ戦
<男子1部>
 7月20日(月・祝)に2次リーグ第2戦を行った。
上位リーグ
 横河電機vs新生紙パルプ商事は横河電機が前半で27点差をつけると、後半立て直した新生紙パルプ商事に追い上げを許さず勝利。曙ブレーキ工業vs日本無線は第1Pから好調なオフェンスでリズムに乗った曙ブレーキ工業の勢いを日本無線のディフェンスが止められず33点差で曙ブレーキ工業が勝利した。新生紙パルプ商事と日本無線はここに来てチームキャプテンを怪我や故障で欠くこととなったが、決して力的に大きく落ちるとは言えず、やはり気持ちやコミュニケーション、そしてチームとしての核という部分で力を出し切れなかった感がある。これで横河電機が6連覇の達成に一歩近づいたこととなった。現在確定しているのは横河電機の3位以上と新生紙パルプ商事の2位以下のみ。横河電機はここまで全勝とはいえ26日(日)の最終戦で新生紙パルプ商事が曙ブレーキ工業に勝利し、横河電機が日本無線に敗れれば、横河電機は2位で日本無線が優勝となる。長いリーグ戦も26日(日)が最終戦。各チームが全力で力を出し切って戦う好ゲームを期待したい。
下位リーグ
 2次リーグ第1戦の勝者同士の対戦となった三井住友銀行vs東京日産戦は三井住友銀行が前半で東京日産を引き離し勝利し2勝目を挙げた。この試合では三井住友銀行らしい速い攻撃でリズムを作り、攻守に勢いのあるプレーを見せていた。第1戦の敗者同士の対戦である葵企業vs富士通戦も葵企業が得意の動きのあるオフェンスからの展開でリードをひろげそのまま勝利した。これで2勝が三井住友銀行、1勝が東京日産と葵企業、0勝が富士通となった。2勝の三井住友銀行を富士通が上回ることは通常としてないことから三井住友銀行の7位以上と富士通の6位以下が確定した。最終戦となる25日(土)は東京日産vs富士通、三井住友銀行vs葵企業の2試合が塩浜市民第一体育館で行われる。。全日本実業団競技大会出場のかかる5位には現在2勝の三井住友銀行が有力。葵企業に勝てば他の試合の結果は関係なく2次リーグ3勝で5位に。もし敗れた場合は、東京日産が富士通に勝利していると三井住友銀行と葵企業と東京日産の3チーム間でのゴールアベレージで5-7位が決定する。東京日産が富士通に敗れた場合、2勝1敗は三井住友銀行と葵企業の2チームとなり直接対決で葵企業が勝利ということで葵企業が5位になる。現在まだ勝ち星のない富士通だが、最終戦で東京日産に勝利し、葵企業が三井住友銀行に勝利した場合、7位が富士通で8位が東京日産となり自動降格は回避することができる。また、富士通が勝利し葵企業が敗れた場合1勝2敗で3チームが並び、6-8位は3チーム間のゴールアベレージで決定となる。
 1次リーグの結果を2次リーグには持ち越さないこととなった今シーズンは最後の1試合まで見逃せない。
<男子2部>
現在の順位
1or2位 東京電力 クラヤ三星堂※25日(土)1-2位決定戦で対戦
3or4位 警視庁 三井住友海上※25日(土)3-4位決定戦で対戦
5位:プレス工業
6位:NTT東日本東京
7位:日立大みか
8位:富士通ゼネラル
9位:NTTデータ
10位:東芝ライテック
11位:伊藤忠商事
12位:三菱東京UFJ銀行
 Aブロック1位を決める対戦となった18日の東京電力vsNTT東日本東京戦は前半好調なシュートでリズムに乗った東京電力がリードするが、後半に入ってそのシュートが決まらなくなりNTT東日本東京が追いつく。しかし最後はNTT東日本東京にミスが続き、それを逃さず速攻で得点した東京電力が逃げ切り勝利した。
 Bブロック最後の試合は順位に関係しない対戦となったが、仕事の都合で1/3の選手が不在だったクラヤ三星堂がNTTデータに貫録勝ちとなった。
 20日(月・祝)には2部全体の順位決定戦が行われた。各ブロック上位2チームは1部との入替につながる1-4位順位決定戦の1回戦に進んだ。結果として両ブロックの1位チーム(A:東京電力、B:クラヤ三星堂)が勝利し、25日(土)の1-2位決定戦に進むこととなった。そこで勝利し2部1位となれば1部8位との自動入替となり入替戦を行うことなく1部昇格が決まる。敗れ2部2位となった場合、翌26日(日)に行われる1部7位のチームとの入替戦に勝利しなければ1部に昇格ができない。東京電力とクラヤ三星堂は3年前と2年前に1-2部入替戦で対戦している。3年前はクラヤ三星堂が勝利し初の1部昇格を果たした。2年前は東京電力が勝利し東京電力は1年で1部復帰、クラヤ三星堂は1年で2部に戻った。翌年(昨年)東京電力は富士通に敗れ再び2部降格となる。この3年で2回も入替戦で対戦したチーム同士の1部昇格のかかる重要な対戦である2部1-2位決定戦は25日(土)11:30から千葉県の塩浜市民第一体育館で行われる。
 また、25日(土)は2-3部の入替戦も行われる。2部9位以下の4チームが3部A~Dブロックの1位チームとそれぞれ対戦する。
<3部>
最終結果 各ブロック1位は2部8~12位との入替戦に進む。6位は4部入替決定戦勝者との自動入替となり4部降格。
Aブロック
1位:東京トヨペット、2位:セイコーインスツル、3位:横河電機本社、4位:JR東日本東京、5位:住友重機械、6位:本田技術研究所
Bブロック
1位:大和総研、2位:オリンパス、3位:特別区、4位:日産テクニカルセンター、5位:横浜市役所、6位:ツムラ
Cブロック
1位:大塚商会東京、2位:東芝青梅、3位:JFE東日本京浜、4位:日本生命、5位:東芝柳町、6位:NTT東日本神奈川
Dブロック
1位:東京消防庁、2位:NEC、3位:キャノン取手、4位:清水建設、5位:東京都庁、6位:三井物産
<4部>
最終順位※各ブロック1位は3部自動昇格をかけて入替決定戦に進む。各ブロック6位は5部自動降格となる。
Aブロック
1位:ケーエス、2位:セイコーエプソン、3位:東ソー、4位:鹿島、5位:第一三共品川、6位:ビスディア
Bブロック
1位:三菱UFJ信託銀行、2位:リコー、3位:コニカミノルタ、4位:東芝川崎、5位:東芝MC、6位:日立戸塚
Cブロック
1位:リクルート、2位:三菱商事、3位:東京いすゞ、4位:住友不動産、5位:旭化成ケミカル、6位:キャノンMJ
Dブロック
1位:三井住友銀行本社、2位:キャノン、3位:みずほ銀行、4位:東京郵政、5位:USOL東京、6位:JAL羽田
Eブロック
1位:富士ソフト、2位:損保ジャパン、3位:凸版印刷、4位:JRシステム、5位:Jエナジー戸田、6位:エスエムビーシー
Fブロック
1位:住友商事、2位:三菱ふそう、3位:ANA、4位:日清食品、5位:中央三井信託銀行、6位:京王電鉄
Gブロック
1位:東芝府中、2位:スマイル&アソシエイツ、3位:小田急電鉄、4位:パナソニックモバイル、5位:日立横浜、6位:沖電気東京
Hブロック
1位:千代田化工、2位:イトーキ、3位:あいおい損保、4位:NEC府中、5位:三菱東京UFJ銀行本社、6位:JR東海東京
入替決定戦※勝者は3部各ブロック6位との自動入替で3部昇格。
ケーエス(A1) vs 千代田化工(H1)●
三菱UFJ信託銀行(B1) vs 東芝府中(G1)●
●リクルート(C1) vs 住友商事(F1)○
●三菱住友銀行本社(D1) vs 富士ソフト(E1)○
<5部>
最終順位 各ブロック1位は4部に自動昇格
Aブロック
1位:東燃化学、2位:キャノン新川崎、3位:京セラ、4位:日本出版販売、5位:クレディセゾン、6位:三菱重工相模原
Bブロック
1位:みずほ信託銀行、2位:楽天、3位:日本ユニシス、4位:リコー本社、5位:りそな銀行、6位:三菱電機ビルテクノ
Cブロック
1位:大陽ステンレススプリング、2位:三菱化学、3位:経済産業省、4位:ニコン、5位:丸紅本社、6位:学習研究社
Dブロック
1位:イノベーショントラスト、2位:日立情報、3位:ソニー、4位:日本航空、5位:岩崎通信機、6位:ティップネス
Eブロック
1位:テイ・エステック、2位:オリックス、3位:出光興産、4位:本田技術研究所朝霞、5位:コマツ、6位:簡易保険局
Fブロック
1位:東芝デバイス、2位:IHI武蔵、3位:富士ゼロックス、4位:新日鐵本社、5位:文部科学省
Gブロック
1位:IHI、2位:国税局、3位:豊田通商東京、4位:NECネッツエスアイ、5位:第一三共葛西
Hブロック
1位:三菱地所、2位:テプコシステムズ、3位:第一生命、4位:ヤクルト本社、5位:中川装身具
<女子1部>
上位:三井住友銀行1勝0敗、丸紅1勝0敗、クラヤ三星堂0勝2敗
下位:東芝府中1勝0敗、特別区1勝0敗、伊藤忠商事0勝2敗
<女子2部>
最終順位
Aブロック
1位:TOTO、2位:第一生命、3位:JEF東日本、4位:沖電気東京、5位:東京都庁、6位:新日鐵本社
Bブロック
1位:山武、2位:住友重機械、3位:NEC府中、4位:三菱UFJ信託銀行、5位:JR東日本、6位:ビスティア
※A・Bそれぞれ1位が7月25日に対戦しその勝者が1部との入替戦に進むこととなる。
関東実業団バスケットボール連盟
スポーツのミカタ内
関東実業団リーグ戦 結果
関東実業団リーグ戦 関連記事(更新のお知らせ)

★トピック
ジョーンズカップ(日本代表)
 アジア選手権での世界選手権の切符獲得を目指す男子日本代表は現在台北で行われているジョーンズカップに出場している。大会直前にユニバーシアードで活躍し得点王となった明治大3年の金丸晃輔を急遽招集。さらに代行だった倉石氏が正式にヘッドコーチに就任(現在のところアジア選手権終了まで)と体制を整えつつある日本代表だが、ジョーンズカップではここまで苦戦を強いられている。しかし、この大会は練習試合的要素ももっておりまだまだチームの力は図れない。
 ジョーンズカップは26日まで行われる。
第31回男子ウィリアム・ジョーンズカップ JBA公式サイト

ノートルダム・ジャパン・ボウル2009
 日本でアメリカンフットボールが始まって75周年となる今年、記念事業の一環としてノートルダム・ジャパン・ボウルが7月25日(土)東京ドームで開催される。日本代表と米・ノートルダム大のOBによるファイティング・アイリッシュ“レジェンズ”の対戦となるこの大会。日本代表の60名はXリーグ(日本社会人アメリカンフットボール)の選手たちの中に大学生も入り、代表初選出も選手も多い。イベントであり、練習期間もそれほど多くはないが、選手たちがこれからにつながる経験を積める貴重な機会でもある。
日本アメリカンフットボール75周年記念事業 ノートルダム・ジャパン・ボウル2009
7月25日(土) 16:00キックオフ
会場:東京ドーム
オフィシャルサイト
日本アメリカンフットボール協会

INAS-FIDグローバル競技大会
 第2回INAS-FIDグローバル競技大会が7月13日に閉幕した。女子は3位に入り銅メダルを獲得、男子は6位で終わった。
 男子は2006年に日本で行われた世界選手権の覇者・ポルトガルが優勝した。2006年の世界選手権でポルトガルにが迫ったロシアが不出場ながら、今大会で王者に肉薄したのが南米の2チームであるブラジルとベネズエラ。特にブラジルは予選で4点差、準決勝ではわずかに2点差でポルトガルに敗れている。
 女子は強豪のオーストラリアを破りメキシコが優勝した。
日本FIDバスケットボール連盟
※IDとはIntellectual Disability(知的障害)の略。

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.23

 今号では関東実業団リーグ戦を21日に行われた2部のゲームを中心に特集。さらにトピックとしてパールボウルの結果と現在開催中の関東大学新人戦を紹介。

目次
☆関東実業団リーグ戦
☆トピック

★関東実業団リーグ戦
 現在開催中の関東実業団リーグ戦。
<男子1部>
 各チーム10試合ずつ行うリーグ戦も第5戦となり早くも半分が終了した。ここまで4戦全勝の横河電機と新生紙パルプ商事は第5戦も勝利し1次リーグ4位以上を決めた。横河電機に敗れ4勝1敗となった日本無線と、新生紙パルプ商事に敗れ3勝2敗となった三井住友銀行、そして接戦を逆転で勝利し2勝3敗とした曙ブレーキ工業の3チームが上位もしくは下位が決まらないままとなった。すでに下位が決定していた東京日産は富士通をやぶり今リーグ戦初勝利を挙げた。葵企業と富士通にはまだ勝ち星がない。上位、下位の争いが続く3チーム(日本無線、三井住友銀行、曙ブレーキ工業)だが、今週末の第6戦で三井住友銀行が勝利し、曙ブレーキ工業が敗れれば日本無線の勝敗は関係なく日本無線と三井住友銀行の上位、曙ブレーキ工業の下位が決定する。しかし日本無線が敗れ、曙ブレーキ工業が勝利した場合は3チームの上位下位の決定は1次リーグ最終戦に持ち越されることとなる。6月27日(土)の第6戦は日本無線が新生紙パルプ商事と、三井住友銀行が横河電機と、そして曙ブレーキ工業が東京日産とそれぞれ対戦する。
<男子2部>
 現在第2戦まで終わっている。第1戦は全て上位チームが勝利したが、A・B一緒に行われた第2戦で早くも2位vs3位の対戦があり、それぞれ3位のチームが勝利した。
 Aブロックは2位のNTT東日本東京と3位の警視庁の対戦。序盤でリードを奪った警視庁がリズムを崩すことなくリードを守りきった。元々粘り強い警視庁に対しリードを奪えなかったNTT東日本東京はチームとしてのリズムができないままに終わってしまった。「うちのチームのこれまでの課題が全てでました」と試合後、NTT東日本東京キャプテンの#18熊谷は振り返った。勝った警視庁はリーグ戦直前までなかなかメンバーが集まっての練習ができていなかったということだが、元々ポテンシャルは高い選手が多く、気持ちが切れなければ接戦は確実に取れる力がある。#4金子が要所を確実に決める得点力と、NTT東日本東京のPG#8木村を止めた警視庁##8野田のディフェンスも光った。
 Bブロックは三井住友海上とクラヤ三星堂の対戦。数馬がチームを離れインサイドに新人の#10秋田が入った三井住友海上は数馬だけでなく怪我で#12高橋もコートに立たず、若い布陣となった。対するクラヤ三星堂も昨シーズンまでチームの中心となっていた#18並木の怪我で#11西井がPGとしてスターティングメンバーに入った。その西井と#14星のガードコンビが機能し、さらにベンチからの出場となった新人の#20店橋が同じ白鴎大から入った同期の#13池田とコンビネーションを見せチームをコントロールした。「チームの雰囲気が良くて、楽しくやれています」とチームキャプテンの#5森田が試合後語った。前日には遅い時間のゲームを前半まで競っての勝利とあまりいい状態でなかったというが、翌日の第1試合という早い時間の試合ながら上手く切り替えることができていた。敗戦にショックの色を隠せない三井住友海上。ここまでのチーム状態は良かったということでより落ち込みが激しかった。次回6月27日(土)の試合までに気持ちの切り替えが重要となる。
 Aブロック1位の東京電力は粘る伊藤忠商事を前半は引き離せなかったが後半に入って勢いが出ると確実に点差をつけた。「練習は3対3すら難しい状態です」とキャプテンの#3涌井は試合後語ったが、それでも全員出場でチームのモチベーションを上手く保っている。
 Bブロック1位のプレス工業は日立大みかを相手になかなかリズムに乗れない。PG#8仙道のファールトラブルを新人の#17辻がなんとかつなぎ、#14瀬戸の3ポイントシュートなどで日立大みかを引き離し勝利した。「まだまだかみ合ってないです。相手に合わせてしまってるところがある。今のままではだめだと思っています」と勝ちゲームながら厳しいコメントのチームキャプテン#14瀬戸。次の対戦で当たるNTTデータには昨シーズンのリーグ戦で敗れていることもあり勝負どころとなるだろう。
 Aブロックは東京電力、NTT東日本東京、警視庁の3チームの争いになりそうだ。Bブロックは次のプレス工業vsNTTデータ戦の結果次第では4チーム(プレス工業、三井住友海上、クラヤ三星堂、NTTデータ)の間で混戦となる可能性もある。その中ではクラヤ三星堂がわずかに抜けているか。
<3部>
 Aブロックが東京トヨペットの全勝で終了。Bブロックは1戦残っているが、現在全勝の大和総研が残り1戦を落としたとしても、現在1敗のオリンパスに勝っている事で1敗同士になった場合でも大和総研が上位となり優勝となる可能性が高い。Cブロックは東芝青梅と大塚商会東京の争い。優勝決定戦とも言うべき直接対決が今週末(6月28日)に行われる。DブロックもNECと東京消防庁の争いとなっているが、Cブロックと同じく6月28日にこの2チームの対戦が行われる。
<4部>
 3チームでの争いとなっているAブロック、三菱UFJ信託銀行の全勝で終わったBブロック、3チーム間のゴールアベレージでの決定となったCブロックはリクルートが優勝、3戦を終えているDブロックは1敗が4チームと混戦模様、まだ2戦しか終えていないEブロックとFブロック、東芝府中が4戦全勝中のGブロックは最終戦で現在1敗の沖電気東京と東芝府中の直接対決で決定、3戦を終えているHブロックも1敗が4チームと混戦になっている。4部は3部とは自動入替となるが、3部は4ブロックのため4部の8ブロックが2ブロックずつ1位チームが対戦し入替チームを決定する。
<5部>
 Aブロックはキャノン新川崎が4戦全勝だが他に1敗が2チームあり優勝決定は最終戦に持ち込まれている。Bブロックは優勝決定戦ともなる最終戦で楽天に1点差で勝利したみずほ信託銀行が優勝。Cブロックは最終戦を残して優勝を決めていた大陽ステンレススプリングが最終戦も勝利し5戦全て100点を超える得点で失点も最高で62点と圧倒的な強さを見せた。Eブロックも最終戦を残して優勝を決めていたテイ・エステックが最終戦も勝利し全勝優勝。Fブロックは東芝デバイスが全勝で優勝を決めた。3チームが同率で並んだHブロックはゴールアベレージで三菱地所の優勝となった。5部の各ブロック優勝チームは4部の各ブロック最下位と自動入替となる。
詳しい試合結果やスケジュールなどは 関東実業団バスケットボール連盟
スポーツのミカタ内
関東実業団リーグ戦 関連記事(更新のお知らせ)
関東実業団リーグ戦 結果

★トピック
第33回パールボウル(パールボウルトーナメント決勝)
 鹿島vsオービックの顔合わせとなった第33回パールボウルが6月19日(金)東京ドームで行われた。この2チームの対戦はこれまでにも多くの熱戦を見せているが、今回も残り1分あまりまで勝敗の行方の分からない試合展開となった。
鹿島 20 ( 0-0  7-10  3-0  10-7 ) 17 オービック
 試合後に鹿島・森ヘッドコーチが語ったように「前半は受けにたってしまった」鹿島はオフェンスがつながらない。第2Qに入ってオービックがK#1金親のフィールドゴール、さらにQB#15龍村からWR#83清水への33ヤードタッチダウンパスが決まり、オービックが10点のリードとする。しかしすぐに鹿島もWR#2中川の93ヤードのキックオフリターンでタッチダウンを奪うと、第3Qにはフィールドゴールが決まり、10-10の同点となる。第4Q開始から5分、オービック#2古庄がQBサックからファンブルしたボールを奪いそのままタッチダウンを決め、再びオービックがリードする。勢いの出たオービックにこのまま流れがいくかと思われたが10分を過ぎて鹿島がラン攻撃を中心に確実に1stダウンを奪い、残り1ヤードまでくるが、ここでオービックのディフェンス陣が粘り鹿島の4thダウンギャンブルを止める。しかしこの直後のオービックのオフェンスを鹿島が押しきりセーフティーが決まり12-7と鹿島が5点差に追いつく。さらにその後、鹿島はランプレーですすめると残り3分半に鹿島RB#29丸田がタッチダウンを決め、18-17と逆転する。フィールドゴールの1点でなく2点のタッチダウンを狙った鹿島はQB#10尾崎からサイドに広がっていたWR#7植村にパスを出すが、それをジャンプして手に取った瞬間、WR#7植村はそのまま後ろを走り抜けるRB#29丸田にトスするという絶妙の連係プレーでRB#29丸田がそのままタッチダウンを奪い、点差は3点差となる。逆転に向けてQB#15龍村のパスでつないでいったオービックは残り1分8秒に鹿島陣営の16ヤード地点からのフィールドゴールでの同点を狙う。しかしK#1金親のフィールドゴールはわずかにはずれ得点ならず。残り時間を鹿島が40秒をキープできるニーダウンで費やしそのままゲームオーバーとなった。
 勢いでは両チームともに譲らないものがあったが、最後はチーム力の差が出たような試合だった。終盤の鹿島のオフェンスのコンビネーションはオービックを圧倒した。逆にオービックはQB#15龍村がほぼフル出場。フィールドゴールのボールホルダーも務めており、精神的にも消耗が大きかったように見えた。
 6月21日には西日本で行われたグリーンボウルの決勝も行われ、パナソニック電工が圧倒的な強さで勝利した。これでXリーグの春シーズンは終了となり、次は9月からリーグ戦がスタートする。
日本社会人アメリカンフットボール Xリーグ

関東大学新人戦
 現在開催中の関東大学バスケットボール新人戦は6月25日(水)にベスト8が出揃った。セネガル人選手を擁する白鴎大が関東大学トーナメントに続きベスト8入りを果たした。昨年の覇者の東海大はユニバーシアード大会のヘッドコーチを務めるため陸川監督が不在の中でわずかに1点差でベスト8を逃した。昨年もベスト8入りした青山学院大(準優勝)、筑波大(3位)、慶應義塾大(5位)、大東文化大(7位)もベスト8に残った。その他、昨年4位の明治大をやぶった日本大と昨年6位の法政大に勝利した国士舘大、そして拓殖大がベスト8に入った。
 6月26日は準々決勝、27日は準決勝と5-8位決定戦が。最終日の6月28日には7-8位決定戦からはじまり、5-6位決定戦、3-4位決定戦、そして決勝戦が行われる。
関東大学バスケットボール連盟

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.22

 1部が早くも1次リーグ折り返しを迎えた関東実業団リーグ戦を中心に、東アジア選手権の結果とアメリカンフットボールのパールボウルを紹介。

目次
☆関東実業団リーグ戦
☆東アジア選手権
☆Xリーグ

★関東実業団リーグ戦
 男女1部も2週目に入り、男子2部もスタートした先週末。これでまだスタートしていないのは男子2部Bブロックだけになった。
 2週目を迎えた男子1部は第3戦で接戦はあったものの上位4チームが全て勝利した。しかし第4戦で三井住友銀行をわずかに2点差で曙ブレーキ工業がやぶり、上位リーグ進出に望みをつないだ。三井住友銀行は第3戦でも終盤まで富士通と競った試合をしていたが、2試合続いての接戦にチームとしての粘りが出せなかった感がある。しかし現在3勝挙げている三井住友銀行とまだ1勝の曙ブレーキ工業ではまだまだアドバンテージは三井住友銀行にあると言える。1次リーグ後半戦は三井住友銀行が上位チームと、曙ブレーキ工業が下位チームとのそれぞれ対戦となるが、曙ブレーキ工業は残り3試合のうち最低でも2勝はしなければ三井住友銀行を上回ることはできない。※この2チーム間で星が並んだ場合(3勝4敗、もしくは4勝3敗)、直接対決で勝利している曙ブレーキ工業が上位となる。また複数チームで星が並んだ場合(4勝3敗)該当チーム同士の対戦成績で順位を決定する。横河電機、新生紙パルプ商事、日本無線は4勝を挙げ4位以上が決まるところだったが、曙ブレーキ工業が1勝を上げたことにより残り3戦を全敗し、三井住友銀行が4勝3敗、曙ブレーキ工業も4勝3敗となった場合、同率で並ぶことになる。残り3戦中確実に一つは勝ちたいところ。下位が決まった東京日産、葵企業、富士通にとっては残りの3試合の勝敗は最終順位には直接関係はしなくなったが(最終順位は2次リーグの勝敗で決定するため)、2次リーグに向けていい形で1次リーグを戦いたいところだろう。今週末は20日(土)のみだが、三井住友銀行は新生紙パルプ商事、曙ブレーキ工業は葵企業とどちらも強豪だ。
 女子1部1次リーグも3戦を終え折り返した。現在三井住友銀行と丸紅が3戦全勝、その後をクラヤ三星堂が2勝1敗で追っている。上位3チームと下位3チーム間の力の差はかなりはっきりしており、1次リーグでは波乱はないと思われる。
 スタートした男子2部Aブロックは上位3チーム(東京電力、NTT東日本東京、警視庁)が順当に勝利したが、東京電力は東芝ライテックに第1P14点のリードを奪われ第2Pで逆転し大きく引き離し、NTT東日本東京は前半で富士通ゼネラルを引き離しきらず、後半追い上げられる展開となった。
 3部Aブロックは東京トヨペットが4勝目をあげ、最終戦でセイコーインスツルとブロック優勝と入替戦息をかけての対戦となる(セイコーインスツルは現在3勝1敗だが、最終戦で東京トヨペットに勝利し4勝1敗同士で並んだ場合、直接対戦の結果でセイコーインスツルが優勝となる)。混戦の3部Bブロックは4チームが2勝1敗で並んでいる。3部Cブロックは大塚商会東京が3勝目と順調に勝ち星をあげている。3部DブロックはNECと東京消防庁が3勝で並んでいる。
 4部はCブロックが最終戦を向かえ、リクルートが優勝し3部との入替決定戦にすすむことが決まった。
 5部は最終戦を終えたDブロックでイノベーショントラストが、GブロックではIHIがそれぞれ優勝、まだ最終戦を残すCブロックは大陽ステンレススプリングが、Eブロックもテイ・エステックがそれぞれ優勝を決めている。
 今週末も1部から5部まで多くの試合が行われる。男子1部は船橋市総合体育館(サブアリーナ)で4試合。また21日(日)には羽村市スポーツセンターで2部A・Bブロックの全6試合が行われる。
詳細な結果やスケジュールなどは 関東実業団バスケットボール連盟
スポーツのミカタ内
関東実業団リーグ戦関連記事(更新のお知らせ)は こちら
関東実業団リーグ戦結果は こちら
※1次リーグ最終戦となる7月4日(土)は“スペシャルデー”。プレゼント抽選会などが行われる予定です。

★東アジア選手権
 愛知県小牧市で行われた第1回東アジアバスケットボール選手権大会 兼アジア選手権東アジア地区予選大会が6月14日閉幕した。
 中国を除く上位2チームがアジア選手権の切符を手にするこの大会。日本は準決勝で中国と対戦。若手中心の中国チームに競り勝ちアジア選手権出場を決めた。決勝では韓国と対戦。勝負強さに勝る韓国に敗れ準優勝に終わった。
 東アジア地区2位での出場となるアジア選手権 兼世界選手権アジア予選は8月6日~16日まで中国の天津で開催される。全16チームが世界選手権のアジア枠3つを争うこととなる。

★Xリーグ パールボウル
 Xリーグの春シーズンは関東でパールボウル、関西ではグリーンボウルで終了となる。
 第33回パールボウル(パールボウル・トーナメント決勝)は6月19日(金)に東京ドームで行われる。2年連続9回目で昨年の覇者・鹿島に4年ぶりの決勝となるオービックが挑む形となるこの対戦は、これまでも接戦を繰り広げている。決勝を前に行われた記者会見では両チームともこれまで以上の好ゲームをしたいと意気込みを語っている。チームとしての安定度から見れば鹿島が優勢だが、ビッグチャンスに強いオービックも一歩も引かないところだろう。
第33回アメリカンフットボール東日本社会人選手権パールボウル
6月19日(金) 東京ドーム 19:00キックオフ
鹿島ディアーズ vs オービックシーガルズ

日本社会人アメリカンフットボール Xリーグ 公式サイト

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.20

 第20号となる今号では、いよいよ1部が始まる関東実業団リーグ戦と熱戦を見せた関東大学選手権、さらにアメリカンフットボールXリーグを掲載。

目次
☆関東実業団リーグ戦
☆関東大学選手権
☆Xリーグ

★関東実業団リーグ戦
 全日程としては4ヶ月に及ぶ関東実業団リーグ戦は2ヶ月が終わり折り返し。今週末からは男女1部、さらに翌週から男子2部がスタートする。
 現在行われているのは男子3部から5部、女子2部。男子3部Aは第2戦を終え、東京トヨペットが横河電機本社に勝って2連勝となっている。
 今週末から始まる男女1部には、今年も多くの新人が入っている。インカレ準優勝の国士舘大からPGの立花が新生紙パルプ商事に。法政大のシューター福田侑介は兄(福田大祐)のいる日本無線。専修大の能登が5連覇中の横河電機にと関東大学やインカレで活躍した選手も名を連ねている。横河電機が連覇の記録を伸ばすのか、ここ数年上位の成績を残しながらも横河電機を上回ることができていない新生紙パルプ商事が初のリーグ優勝を果たすのか、日本無線の復活が見られるか。その他にも若い布陣の三井住友銀行、初のJIC出場を獲得したい葵企業などどのチームからも目が離せない。2ヶ月の長丁場の中、個々の選手はもちろんチームとしてもコンディションを維持し、さらに順位が決まる2次リーグによりよい状態で臨めることが重要になるだろう。
関東実業団リーグ戦 プレビュー(男子1部・2部、女子1部)
関東実業団リーグ戦 男子1部の予定
関東実業団リーグ戦 男子2部の予定
関東実業団リーグ戦 女子1部の予定
全日程や大会要綱などの詳細は 関東実業団バスケットボール連盟

★関東大学選手権
 関東大学の春の大会である関東大学バスケットボール選手権大会が5月31日(日)に最終日を迎えた。決勝戦の慶應義塾大vs東海大戦は終了のブザーの寸前に東海大の同点シュートを慶應義塾大がブロックして止めるという劇的な幕切れとなった。
最終順位
優勝:慶應義塾大(40年ぶり5回目)
準優勝:東海大
3位:青山学院大
4位:法政大
5位:白鴎大
6位:明治大
7位:拓殖大
8位:中央大
 春のこの時期、まだチームを作る途上にある他のチームに比べ、昨年の主力がほとんど残っている慶應義塾大がチームとしての形がよりできていた。個々の選手の役割が明確で大きく崩れることがなく、さらに個々の能力が適所で光るプレーが多く見られた。決勝で敗れ準優勝に終わった東海大もスタープレーヤーがいないながらもチームとして機能しこの成績を残すことができた。決勝戦では一度は引き離されながら追い上げ、最後は速攻からの同点となるレイアップに持ち込んだ東海大キャプテンの前村が慶應義塾大の岩下にブロックされて試合が終了。ブザー直後、悔しさをにじませた前村を古川らが笑顔で肩をたたいきながら健闘をたたえあった。前村のこの悔しさが秋からのリーグ戦、さらにインカレにつながることを期待したい。またこの速攻に対し冷静にブロックにいった慶應義塾大の岩下の好プレーに改めて岩下の成長と慶應義塾大のチームとしての安定感を感じることができた。
 昨年の決勝戦と同じ組み合わせとなった3位決定戦。両チームともに決勝進出を逃したことでモチベーションの持ち方が難しい面もあっただろう。その中でもより勝利に対し強い気持ちを出すことができた青山学院大が後半に入って法政大を引き離して勝利した。スピード感ではどのチームにも勝ると思われる青山学院大だが、競った状況の中で個々の個人技でしのいでしまうことが多く見られた。下級生が多くコートに立っていた中で4年生の負担が大きかったようにも見えた。準々決勝までは昨年とは違う姿を見せた法政大だったが、準決勝と3位決定戦では力を出し切れたとは言い難い。コート上の選手の能力に少しずつ差がある中でチームとして機能するのにはもう少し時間がかかるのかもしれない。特に敗れた2試合ではディフェンス面でチームとしての動きが徹底できていなかった感がある。秋以降に期待したい。
 初のベスト8入りを果たした白鴎大は順位決定戦に連勝し5位に入った。アウトサイドの得点力が強みだが、4番ポジションであるキャプテンの千葉の献身的なプレーが光った。特に順位決定戦の2試合ではリバウンドやローポストからの果敢なプレーはもちろんのこと、ガード陣へのスクリーンを何度も繰り返し行いシューターが生きるプレーをみせた。チームとしての機能が十分でないこの時期に、こういう献身的にプレーをしチームに流れを持ち込む選手がいることは大きい。明治大はエースの金丸晃輔が不調の様子だったが、それでも金丸晃輔が得点王を獲得していることを考えると、秋以降に期待と不安の両方が残る結果となった。昨年は結果を出すことができなかった拓殖大だが、この春はベスト8に残ることができた。個々の選手が役割を把握してプレーをつないで粘り強さを出していたが、チームの核がまだ十分にできていない様子が見られた。小野が復帰しベスト8に入った中央大だが、チームとしてのフロアバランスが今ひとつの印象が残った。
 特に次につながる大会のないこの春のトーナメントは新チームとして状態を見るため、個々の選手の能力やこれからのチーム作りの課題を見つけるためという位置づけもあるだろう。秋のリーグ戦ではそれぞれにチームとしてより高められた姿をみせてもらいたい。
結果や試合の詳細などは 関東大学バスケットボール連盟

★Xリーグ
 日本社会人アメリカンフットボール・Xリーグの春の大会は東西に分けて行われる。東は関東でパールボウルトーナメント、西は関西でグリーンボウルトーナメントがそれぞれ開催。現在どちらも決勝戦を残すのみとなっている。
 先週の5月30日(土)は川崎球場でパールボウルトーナメントの準決勝2試合が行われた。2試合とも昨年と同じ顔合わせとなったが、昨年の覇者・鹿島はアサヒビールを相手に危なげない試合展開で大勝。今大会3試合を終わってまだ対戦相手にタッチダウンを許していない。激戦となったオービックvs富士通戦はオービックが逆転で富士通に勝利。オービックは対富士通戦2年ぶりの勝利となった。
 パールボウルトーナメント決勝となる第33回パールボウルは6月19日(金)19:00から東京ドームで行われる。また、アサヒ飲料vsパナソニック電工の第55回グリーンボウルトーナメント決勝は6月21日(日)に長居球技場で行われる。
日本社会人アメリカンフットボール Xリーグ 公式サイト

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.19

 5月最後の週末を迎える今号では、3部が始まった関東実業団リーグ戦と、今週末で優勝が決まる関東大学選手権を軸にトピックをピックアップした。

目次
☆関東実業団リーグ戦
☆関東大学選手権
☆トピック

★関東実業団リーグ戦
 3部がスタートした関東実業団リーグ戦。3部Aブロックでは2部から降格した東京トヨペットに4部から昇格した本田技術研究所が善戦をみせた。またトップチームの横河電機を引退した3選手(瀧川、小野、伊藤)が加入した横河電機本社は率ないバスケットを展開。最後まで粘りを見せたJR東日本東京を引き離して勝利した。3部Bブロックのオリンパスはスタートを2名欠きながらも全員バスケットで特別区に勝利した。今シーズン3部に昇格し3部Cブロックに入った大塚商会東京は27点差で日本生命をやぶり3部初戦を勝利で飾った。
 今週末の30日(土)、31日(日)も3部から5部の試合が行われる。3部Aブロックは東京トヨペットと横河電機本社の対戦がある。
 また、6月6日(土)から始まる男女1部は代々木第2体育館での開催日のみ有料となるとのこと。早速2日目となる6月7日(日)が代々木第2体育館での開催となる。
関東実業団バスケットボール連盟

★関東大学選手権
 5月9日(土)から始まった関東大学バスケットボール選手権大会も5月28日の4試合でベスト8が出揃った。昨年優勝の青山学院大、準優勝の法政大、3位の慶應義塾大、5位の東海大は順当にベスト8に入った。しかし昨年4位の筑波大は初戦で拓殖大に破れベスト16にも残ることができなかった。また昨年7位の明治大はベスト8決めで日本大に勝利した。昨年8位の専修大は白鴎大に、昨年6位に入った順天堂大は中央大にそれぞれ敗れベスト8に残ることができなかった。
 ここからは最終的に1位から8位まで決めるため、ベスト8に入ったチームは最終日の31日(日)まで試合を行うこととなる。
5月29日(金) 準々決勝
13:00 東海大 vs 拓殖大
14:40 慶應義塾大 vs 中央大
16:20 明治大 vs 法政大
18:00 青山学院大 vs 白鴎大
好調な拓殖大と安定感のある東海大、勢いのある明治大と能力の高い法政大、小野が復帰した中央大と昨年の主力が多く残っている慶應義塾大、どこからでも点の取れる昨年の覇者・青山学院大に挑む白鴎大。どの対戦も好ゲームが期待できる。
5月30日(土)
13:00 順位決定戦1回戦
14:40 順位決定戦1回戦
16:20 準決勝
18:00 準決勝
5月31日(日)
11:00 7-8位決定戦
12:40 5-6位決定戦
14:20 3-4位決定戦
16:00 決勝戦
※会場は全て代々木第2体育館
関東大学バスケットボール連盟

★トピック
Xリーグ 春シーズン
 日本社会人アメリカンフットボールリーグXリーグの春シーズンの大会も佳境に入ってきた。関東地区で行われるパールボウルトーナメントは今週末5月30日(土)に準決勝の2試合が行われる。準決勝の組み合わせは オービックvs富士通、鹿島vsアサヒビールとなった。また、6月19日(金)に東京ドームで行われる決勝戦・第33回パールボウル大会の観戦前売り券が5月30日(土)からXリーグ公式サイトやイープラスなどで発売開始となる。※前売り券1500円、当日券2000円、高校生以下無料
 関西地区で行われているグリーンボウル(第55回西日本社会人アメリカンフットボール選手権大会)は6月21日(日)に行われる決勝戦進出の2チームが決定した。圧倒的な強さで勝ち上がったパナソニック電工と接戦をものにしたアサヒ飲料の対戦となる。
日本社会人アメリカンフットボール Xリーグ 公式サイト

関東大学女子選手権
 関東大学女子バスケットボール選手権大会は5月24日に最終日を迎え、拓殖大の2年連続3回目の優勝で幕を閉じた。
関東大学女子バスケットボール連盟

全日本実業団競技大会東北予選
 9月に行われる全日本実業団競技大会の出場権をかけた地方予選の一つである東北予選が5月23・24日の2日間、山形県山形市で行われた。JR東日本秋田が12連覇、2位は山形市役所となった。
 関東はリーグ戦が予選を兼ね、1部の上位5チームが出場権を得る。全日本実業団競技大会は全日本総合選手権(オールジャパン)の予選大会でもある全日本社会人選手権の実業団予選ともなっている。

リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.15

 4月に入り学生、社会人ともに新シーズンがスタートしている。今号では学生(大学)の春季大会とXリーグの春季ゲームを紹介する。

目次
☆大学バスケ シーズンイン
☆Xリーグ 春季トーナメントスタート

★大学バスケがシーズンイン
 昨年12月に行われた全日本学生バスケットボール選手権(インカレ)から4ヶ月。東海では4月11日、関西では4月18日に今シーズン最初の大会が始まった。その他、北信越と九州が5月2日から春季大会がはじまる。関東では5月9日から選手権がスタートする。それに先駆け、4月25日から京王電鉄杯、5月2日からサラダリーグなど大会に向けての練習試合の意味もある交流戦や定期戦が行われる。新チームの状況や新人の様子などを選手権前にチェックすることができる。

主な大会などの日程
京王電鉄杯 会場:トヨタ府中スポーツセンター
4月25日、26日、29日、5月1~3日
サラダリーグ 会場:國學院大多摩プラーザキャンパス、駒澤大玉川校舎
5月2~5日
日筑戦 会場:代々木第2体育館
4月29日

関東学生選手権 会場:代々木第2体育館、駒沢屋内球技場、他
5月9日、10日、5月20~29日
関西学生選手権 会場:東淀川体育館、他
4月18日、19日、25日、26日、5月3~5日
東海学生大会 会場:小牧市スポーツ公園総合体育館、千種スポーツセンター、愛知学泉大豊田学舎体育館
4月11日、12日、18日、19日、25日、26日、29日、5月3~6日
笹本杯争奪北信越学生春季リーグ戦 会場:福井県営体育館、道守高校体育館
5月2~4日
全九州大学春季選手権 会場:姶良総合運動公園体育館、九州共立大学福原記念館、福岡経済大体育館、東海大熊本総合体育館
5月2日、3日、8~10日
李相佰杯 会場:小田原アリーナ
5月15~17日

★Xリーグ 春季トーナメントスタート
 日本社会人アメリカンフットボールXリーグの春季トーナメントが4月25日からスタートする。すでにX2以下の下部リーグでは試合が始まっているが、トップリーグはEASTとCENTRALのパールボウルトーナメントが4月25日から、WESTを中心としたグリーンボウルトーナメントが5月2日からスタートする。単発の大会で次につながるものはないが、秋のリーグ戦にむけて新チームの調整だけでなく、今年は日本アメリカンフットボール75周年記念事業として行われる『ノートルダム・ジャパン・ボウル2009』の日本代表選手の第二次選考の対象ゲームとなっている。
日本社会人アメリカンフットボールXリーグ 公式サイト

リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.3

 正月気分の大会が終了した先週末。今号ではオールジャパンと、今週末から再開するJBL2を取り上げた。また、トピックとしてバスケットボール以外の競技から高校サッカーとNFLをピックアップ。

目次
☆オールジャパン2009
☆JBL2
☆トピック~全国高校サッカー・NFLプレイオフ

★オールジャパン2009 関連記事はこちら
 元日から始まった天皇杯・皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会は11日に女子、12日に男子の決勝を行い、男子はアイシンシーホース(JBL1)、女子はJOMOサンフラワーズ(WJBL1)の優勝で幕を閉じた。
 男子は準決勝で3位の日立サンロッカーズが2位のパナソニックトライアンズに勝利し初の決勝進出を果たす。連覇を狙うアイシンシーホースは4位のトヨタ自動車アルバルクをやぶり順当に決勝に駒を進める。決勝はゲーム序盤でアイシンシーホースがリードをひろげ、終盤得点は止まるもののそのまま逃げ切って勝利し、2年連続6回目の優勝を果たした。
 女子は現在2連覇中の富士通レッドウェーブが意地を見せ決勝に進む。しかし決勝ではスタートからJOMOサンフラワーズが攻守に富士通レッドウェーブを圧倒し、5年ぶり14回目の優勝を決めた。試合は差のつく展開だったが、久しぶりのオールジャパンのタイトルにJOMOサンフラワーズの選手たちの喜びは大きかった。

 オールジャパン決勝は男女とも地上波で全国中継されている。テレビ放送が少なくなった今、より多くの人の目に触れる貴重な機会となっている。しかし残念ながら今大会の決勝は展開的にバスケットボールを見慣れた人以外にはゲームの面白さを感じにくい試合となった。同じ時間に行われた高校サッカー決勝が好ゲームだっただけに厳しさと残念な思いが強くなった。また、動きや展開が速いバスケットボールはテレビ放送では分かりにくい部分が多く、ビジュアル的にどう見せていくとより臨場感のあるものになるのかを考えていく必要があるだろう。

 オールジャパンで中断していたJBL、JBL2のレギュラーシーズンは今週末から、WJBLは1週あけた24日(土)から再開される。

オールジャパン2009 大会公式サイト

★JBL2 第11週の結果と第12週の予定はこちら
 オールジャパンが終了し、今週末からレギュラーシーズンが再開となる。現在は豊田通商が8戦全勝、1敗で追うアイシン・エイ・ダブリュが1位、2位となっている。3位から5位までは星1つの差で豊田合成、日立電線、石川と続いている。黒田電気とレノヴァが現在2勝、ビッグブルーは8戦おこなってまだ勝ち星を挙げていない。
 レギュラーシーズンは各チーム14試合。残りはすでに5試合もしくは6試合となっており、今後の勝敗はそのままプレーオフに影響する。ここまで全勝の豊田通商はこの2年プレーオフ直前に失速、優勝を逃してきている。「今年はしっかりと勝っていきたい」とチームキャプテンの阿部。オールジャパンでようやく本調子に近い状態を見せた宮崎も「今年は絶対」と決意を新たにしていた。リーグ戦快進撃のアイシン・エイ・ダブリュは今年から加入した鈴木の攻守、新人の吉田の攻撃力が大きい。「(鈴木)鉄夫さんがいない時間が流れが悪くなるのは事実ですね。頼ってしまっているところはあります」とキャプテンの足立は語る。しかし決して鈴木と吉田だけで勝ってきているわけではない。吉田の加入でゲームコントロールに集中できる藤村は安定感が増した。同じインサイドである鈴木の影響もあり落合のプレーに幅が出ている。「新たに加わった選手の活躍ももちろんですが、元々いた選手も確実に力をつけていて、それが結果につながっています」と中嶋コーチは自信を見せる。「プレイオフまでには豊田通商に勝てるチームに」を目標に残り5試合を戦う。
 プレイオフ圏内を争う豊田合成、日立電線、石川はこれからの5試合、一つも落とせない試合が続くこととなる。石川は現在星一つ少なく5位だが、昨年末に現在1位の豊田通商と2位のアイシン・エイ・ダブリュとの2回戦をすでに終えている。豊田合成はレノヴァとの2回戦を落としていることが最終結果にどう響くか。オールジャパンで調子を崩していないかも気になるところ。
 現在2勝で6位と7位の黒田電気とレノヴァだが、3位から5位のチームが星の潰しあいをしている隙に4位に入ることも可能だが、黒田電気は残り5試合で豊田通商、アイシン・エイ・ダブリュとの試合を残しておりかなり厳しいと予想される。
 現在勝ち星のないビッグブルー。このオールジャパンでの休止中にどうコンディションを持っていけているかが重要となる。
 再開となる第12週は3試合がおこなわれる。プレーオフを争う日立電線と石川の直接対決は好ゲームを期待したい。

JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

★トピック~全国全国高校サッカー・NFLプレイオフ

全国高校サッカー~チームでつかんだ優勝
『堅守強攻』第87回全国高校サッカー選手権大会優勝:広島皆実高
 3年連続出場ながら、過去2年ベスト8で敗退していた広島皆実高。「上に行くには守るだけではダメだ」と藤井監督は今年得点力もアップさせ、『堅守強攻』を掲げ全国大会に乗り込んだという。1回戦の帝京高戦は0-0のままPK対決で勝利。2回戦で1失点があるものの、その他は準決勝まで失点がなく、5試合でわずかに1失点で決勝に進んだ。
 決勝戦では『攻める』ことで守った。「ボールを支配する時間が多いことが最大の防御になる」と考えた指揮官の言葉をフィールド上の選手たちはきっちりと体現する。
 対する鹿児島城西高は攻撃の強さでここまで勝ち上がってきた。1回戦こそ4得点で始まったが、その後は5得点、6得点と全ての試合を4点以上とって勝ってきた。そのチームの弱点を広島皆実高の選手たちは感じ取っていた。「相手のディフェンスが揺らいでいたので、2点までは取られても勝てると思った」と試合後、広島皆実高の選手は語っていたという。敗れた鹿児島城西高は「守りもできないとだめだとわかった」というコメントを残している。
 スポーツにおいて、チーム毎の特徴として攻撃か守備か、どちらかに寄ったものになることが多い。しかし、どんなに点を取ってもそれ以上に相手に取られたら勝てないし、どんなに頑張って守っても、自分たちが点を取れなければ勝利を手にするのは難しい。『堅守強攻』-それはスポーツにおける理想的なチームの形の1つだろう。チームで攻め、チームで守る。一人ひとりが自分の仕事をしっかりとやる。そんな当たり前とも思えることが、確実に勝利につながることを広島皆実高は見せてくれた。

全国高校サッカー選手権
広島皆実高

1回戦 vs帝京高 0-0(PK5-4)
2回戦 vs徳島商高 2-1
3回戦 vs作陽高 1-0
準々決勝 vs四日市中央高 2-0
準決勝 vs鹿島学園高 1-0
決勝 vs鹿児島城西高 3-2

NFLプレイオフ~フィラデルフィア・イーグルスの快進撃
 第12週を終えて5勝5敗1分の時点で誰もがイーグルスのプレイオフはなくなったと思ったことだろう。しかしそこからイーグルスはよみがえったかのように3連勝。残り2試合を勝てばプレイオフに進める可能性が大きくなったが、大事な15試合目をわずかに3得点と1つもタッチダウンを奪えないまま敗戦。残り1試合を勝ったとしてもプレイオフは厳しい状況となった。しかし最終週、イーグルスとプレイオフを競っていたチームが相次いで敗戦。そしてワイルドカード(プレイオフ1回戦)決定戦となったカウボーイズ戦をイーグルスはベテランFSドーキンスの勝利への強い気迫がチームを引っ張り44-6と快勝、プレイオフ進出を決めた。ワイルドカードを勝ち抜くと、ディビジョナル・プレイオフとなるニューヨーク・ジャイアンツ戦。ジャイアンツは昨年のスーパーボウルの覇者。レギュラーシーズンの成績も9勝6敗1分のイーグルスに対し、12勝4敗とジャイアンツの方がいい。しかし、風はイーグルスに吹いていた。レギュラーシーズン中盤まで好調だったジャイアンツだったが、プレイオフが決まってからの数試合を連敗。その中にはジャイアンツのホームでの対戦となったイーグルス戦も含まれている。終盤になって勢いが落ちてきたジャイアンツと、逆に勢いが出てきたイーグルス。ディビジョナル・プレイオフはそれがそのまま結果となってでた。
 ここ数年怪我もあり結果が残せていなかったQBマクナブ。今期も第11戦のレイブルズ戦ではキャリア初の途中降板(怪我を除く)となった。しかしマクナブはそこから復活、快進撃の柱となった。「来シーズンもここ(イーグルス)にいたい」と去就について語ったマクナブにディビジョナル・プレイオフのジャイアンツ戦後アンディ・リードHCは「マクナブはリーグ最高のQBだ」と賞賛の言葉を送っている。
 フィラデルフィアは昨年行われたメジャーリーグのワールドシリーズでフィリーズが優勝を飾り、街全体が大きく盛り上がったという。「街の盛り上がりは自分たちを後押ししてくれている」とマクナブは語っていた。
 スーパーボウル進出を決めるカンファレンス・プレイオフは日本時間の1月19日午前5:00、アリゾナ・カーディナルスとの対戦となる。レギュラーシーズン中に1回対戦しイーグルスが48-20と大勝しているが、イーグルスのリードHCは「あの時とは違う」と警戒を見せる。4年ぶりのスーパーボウルに向けて、イーグルスの戦いが続く。

資料参照:NFL及びNFL日本 公式サイト

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.2

 2009年の第2号は第1号に続いてオールジャパンとライスボウルの特集。同じく日本一を決める大会となっているが、その位置づけや意義は大きく異なっている。

目次
☆オールジャパン2009
☆ライスボウル

★オールジャパン2009 関連記事はこちら

 2009年1月1日からスタートした天皇杯・皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)。現在準々決勝まで終了し、男女ベスト4が決定している。

 1・2回戦はJBL2、学生、社会人、高校選手権、地方ブロックの24チームがベスト16入りとJBLへの挑戦権をかけての戦い。JBL2は1回戦で4チーム中2チームが早くも姿を消す。社会人は1位の横河電機は2回戦に進むが、2位のJR東日本秋田は1回戦突破ならなかった。そのJR東日本秋田に勝って2回戦に進んだのは高校選手権(インターハイ)から出場の延岡学園高。地方ブロックから1回戦を突破したのは、大会2週間前に出場が決定した横浜ギガスピリッツ(関東)と地方ブロック唯一の大学チームである鹿屋体育大の2チームのみとなった。
 2回戦は高校チームが3チームすべて学生(大学)に挑んだが、3チームとも敗れ高校チームは2回戦で姿を消した。社会人1位の横河電機と学生1位の慶應義塾大の対戦は慶應義塾大が走りで社会人を圧倒した。JBL2の1位の豊田通商と2位のアイシン・エイ・ダブリュは両チームとも学生(大学)に勝利し3回戦に進んだ。また、横浜ギガスピリッツが学生4位の専修大を破り2回戦突破を果たした。
 JBLvsJBL2・学生・クラブとなった3回戦。結果としてはJBL8チームが全てベスト8を占める形となったが、学生3位の青山学院大がレラカムイ北海道に対しあわやの試合を展開するなど健闘も見られた。JBL2の豊田通商は昨年のこの大会と同じトヨタ自動車との対戦となった。点差はついたものの、最後まで崩れることなくプレーし、昨年との違いを感じさせた。アイシン・エイ・ダブリュはパナソニックと対戦。今シーズンからアイシン・エイ・ダブリュに加入した鈴木(OSGから移籍)が攻守に活躍。チーム全体でも体格差を跳ね返す粘りのプレーを見せた。
 JBLの上位vs下位の対戦となった準々決勝は4試合全て上位が勝利し、推薦の1位から4位までの4チームがベスト4に入った。

 女子は社会人1位の山形銀行が3回戦、WJBL4位のデンソーにわずかに6点差と惜敗。山田かがり(元・富士通)が指揮を取るようになった今シーズン、快進撃を見せている。社会人2位の鶴屋百貨店も学生をやぶり1回戦を突破。地方ブロック枠で出場の秋田銀行も主力が離脱し苦しいシーズンながらも1回戦を突破した。
 女子もベスト8はWJBL1-8位で占められた。

大会の位置づけと意義は…。
 男子は昨年度からJBLもオンコート1となり、アップセットが厳しいこの大会。3回戦以降はJBLやWJBLのトーナメント大会の様相となる。レギュラーシーズン中に入るこの大会の意義をチームや選手がしっかりと持てる大会となりえているか。1・2回戦と3回戦以降では観客の層もガラッと変わる。
 天皇杯・皇后杯を冠する全日本総合選手権。高校生以上の全てのチームが目指すトップの大会としての位置づけを、これから確立していけるのだろうか。また、出場する意義をチームや個々の選手がしっかりと持っていけるようになっていくのだろうか。

オールジャパン2009 大会公式サイト

★ライスボウル

 アメリカンフットボールが日本で始められて75周年となる2009年最初の試合は、08-09シーズンを締めくくる日本一決定戦であるライスボウルだった。
 元々大学での競技として始まった歴史から、ライスボウルは第36回大会まで東西大学オールスターとして行われていた。日本でアメリカンフットボールが始まって50年目にあたる1984年の第37回大会から日本選手権として学生代表と社会人代表のチームの対戦となった。第44回大会までは国立競技場で行われていて学生の7勝1敗と学生が圧倒的だったが、第45回大会から会場を東京ドームに移し形勢逆転、社会人の13勝4敗となっていた。

アメリカンフットボール日本選手権 第62回ライスボウル
1月3日(土) 東京ドーム
立命館大パンサーズ 17 ( 10-0  7-10  0-3  0-0 ) 13 パナソニック電工インパルス
ポール・ラッシュ杯(MVP) 立命館大#11松田大司(QB)
※ポール・ラッシュ杯:日本にアメリカンフットボールを紹介し、その普及に努めたポール・ラッシュ博士の名を冠する最優秀選手賞。日本選手権となった第37回大会から始められた。
第62回ライスボウル オフィシャルサイト

 両チームとも関西のチームながら3万5千人を超える観客が集まった今年のライスボウルは立命館大が最初のシリーズでタッチダウンを奪うとそのまま勢いに乗りリードをひろげる。中盤からパナソニック電工もパスとランがつながり追い上げる。最終Q開始早々4thダウンギャンブルを選択したパナソニック電工だったが、インターセプトで終わる。終了間際、逆転のタッチダウンを狙ってパナソニック電工QB高田の放ったロングパスはエンドゾーンでの競り合いにわずかに早くボールをキャッチした立命館大のインターセプトとなり試合は終了。立命館大が5年ぶり3回目の日本一となった。
 試合中盤までは攻めあい、終盤は守りあいのまさに力と力のぶつかり合いとなったこの試合、互いをよく知るチーム同士の白熱した攻防が見られた。

 シーズン最終戦ながら、日本のアメリカンフットボールにとって1つの節目となる年のスタートとなった第62回ライスボウル。2009年、日本アメリカンフットボール協会はアメリカンフットボールの更なる普及に向けてファイナル・クォーター・プロジェクト(100年を1つのスパンとし、75年は3/4でここからを最終Qに入ると考える)を展開していく。
日本アメリカンフットボール協会

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.1

 2009年の第1号はバスケットボールとアメリカンフットボールの2本立て。日本のお正月はバスケットボールやアメリカンフットボールのみでなく、駅伝、サッカー、ラグビーといった大会も行われ、様々なスポーツに包まれている。

目次
☆オールジャパン2009 開幕!
☆アメフト日本一を目指して ライスボウル

★オールジャパン2009 関連記事はこちら

 2009年の幕開けを告げる天皇杯・皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)が元日の1日、東京体育館と代々木第2体育館でスタートした。
 オールジャパンはJBL・LBL2、学生(インカレベスト8)、社会人(社会人選手権2位まで)、高校総合(インターハイ優勝)、地方ブロック(9ブロック)の全32チームが出場する、国内唯一のカテゴリーを越えた総合大会。昨年の覇者は男子がアイシンシーホース、女子が富士通レッドウェーブだった。
 昨年から社会人選手権(2)と高校総体(1)の3チームが加わり32チームとなった。1回戦で16チームから8チーム(24)に、2回戦でさらに16チームを8チーム(16)に、そして3回戦でベスト8が決まる。全てのチームでオン・ザ・コート1が適用されJBLの有利がさらに強まったが、今年はJBL8チーム全てが3回戦から始まるため、1・2回戦ではトップリーグ以外のチームの力比べとして見ごたえのあるゲームが期待できる。
 初日に行われた1回戦ではJBL2が2チーム、大学5チーム、実業団5チーム、クラブ2チーム、教員1チーム、高校1チームのうち、JBL2の2チームと実業団4チーム、クラブ1チーム、教員1チームと社会人チームばかりが敗れた結果となった。
 2日に行われる2回戦。1回戦ででた2チームともに敗退したJBL2は上位2チームが登場。両チームともに大学と対戦するが、JBL2の威信を賭ける戦いになるだろう。また、慶應義塾大vs横河電機戦は“大学日本一”vs“社会人日本一”の対戦となり大変興味深い。ウィンターカップ3連覇の洛南高は学生5位の明治大に挑む。
 2回戦に勝利したチームがJBLチームへの挑戦権を手に入れることとなる。

第84回天皇杯・第75回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
1月1日~12日 会場:代々木第1体育館、代々木第2体育館、東京体育館

オールジャパン2009 大会公式サイト

★ライスボウル

 今年のアメリカンフットボール日本選手権第62回ライスボウルは社会人日本一のパナソニック電工と東西決戦を制した立命館大の4年ぶりの顔合わせとなった。パナソニック電工は過去5回ライスボウルに出場し、3回勝利している。対する立命館大も過去5回出場し、うち2回日本一となった。1995年の立命館大が初のライスボウル進出した時の対戦相手もパナソニック電工(当時は松下電工)だった。その時はわずかに2点差でパナソニック電工が勝利した。2回目の顔合わせが4年前の2005年。この前年まで立命館大は2年連続ライスボウルを制覇し圧倒的な強さを見せていたが、この年は逆にパナソニック電工(当時は松下電工)に7-26と大差で敗れ、その後3年連続で出場を逃した。パナソニック電工は2008年に松下電工という名前では最後となる3年ぶり3回目ライスボウル制覇を果たし、今大会は新たなチーム名での初年度に2連覇がかかる。両チームともに関西だけにパナソニック電工には立命館大の出身選手が10人(スタッフ含めると11人)もいる。よく知っているチームであるだけに、社会人チームとして負けられないところだろう。2回のライスボウル制覇があるもののパナソニック電工との対戦成績は2戦2敗の立命館大は是非とも一矢報いたいところ。

アメリカンフットボール日本選手権 第62回ライスボウル
2009年1月3日(土) 東京ドーム 15:00キックオフ

パナソニック電工インパルス vs 立命館大パンサーズ

第62回ライスボウル 特設サイト

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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スポーツのミカタ ウィークリー vol.12

目次
★実学オールスター
★JBL2
★JAPAN X BOWL
★オールジャパン

☆実学オールスター 結果はこちら レポートはこちら
 11回目となる関東実業団・関東大学バスケットボールオールスター対抗戦が11月13日(土)、千葉県の浦安市運動公園体育館で行われた。
 今年は各チームのスタートメンバーばかりを揃えた実業団は練習試合を何回か行い調整してきた。対する大学は13チームから選抜されたこともあり、同じチームからの出場がほとんどなく、練習も1日程度。その差が試合開始から出て、序盤で実業団が一気にリードする。第2Pで学生が5人中4人を福大大濠高出身の選手でまとめ追い上げると前半同点で折り返す。しかし後半スタートから気合の入った実業団が再び引き離すと、そのまま勝利。実業団の勝利は7年ぶり3回目となった。
 午前中クリニックの講師を務めた陸川氏(東海大監督)は「今は卒業しても実業団でバスケットを続けたいという希望を持っている選手が多い」と語る。今の社会状況から就職も採用も厳しくなるとの予想もあるだけに、こういうイベントを機会に実業団側も大学側も広がりのある交流につなげていきたいところだ。

☆JBL2 第10週の結果はこちら
 後半戦に入ったJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)は、先週末に3試合を行った。現在全勝中で1位の豊田通商とまだ勝ち星のない8位のビッグブルーは試合がなかった。
 下位同士とはいえプレイオフ進出に向けて負けられない対戦となった日立電線vs黒田電気は日立電線が第2Pに大きくリードを奪うと、終盤の黒田電気の追い上げをしのぎ勝利した。現在3位の豊田合成と7位のレノヴァの対戦はレノヴァが第4Pに逆転して2勝目を挙げ、豊田合成は痛い星を落とした。上位との対戦が続くこととなる石川は現在2位のアイシン・エイ・ダブリュに敗れた。
 今週末は12月21日(日)に4試合全てが行われる。ここまで豊田合成が連勝している黒田電気vs豊田合成、全勝の豊田通商の後半戦初戦となる石川vs豊田通商、ここまでまだホームで勝ち星のないレノヴァのホームゲームとなるレノヴァvsアイシン・エイ・ダブリュ、そしてビッグブルーvs日立電線の4試合が全て別会場での開催となる。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

☆JAPAN X BOWL
 社会人日本一を決めるJAPAN X BOWLが12月13日(土)、京セラドーム大阪で開催された。
 2年連続でJAPAN X BOWLに進んだパナソニック電工と2年ぶりの鹿島の対戦となった今大会。同じ顔合わせは1997年以来となる。パナソニック電工は2連覇がかかった試合となった。そのパナソニック電工の地元での開催ということもあり、入場者数は1万3千人を超えた。
 第1Qは鹿島のペースで進み、鹿島は14-0とリードする。しかし、第2Qに入ってパナソニック電工のオフェンスに勢いが出る。QB高田がランやパスでつなぐと、RB石野が立て続けにタッチダウンを決め同点、さらに逆転する。後半は膠着状態となるものの、パナソニック電工に絶妙のトリックプレーが出てタッチダウンを決める。そのままパナソニック電工が逃げ切り、2年連続6回目の社会人日本一となった。
 パナソニック電工RB石野がXリーグ2008とJAPAN X BOWLの両方の最優秀選手賞を獲得。また、この日はALL X League Class of 2008も発表され、QBには新人の菅原(オンワードオークス)が選出された。
 社会人日本一となったパナソニック電工は1月3日に東京ドームで行われるRICE BOWLに出場し、学生日本一と2年連続のアメリカンフットボール日本一をかけて戦うこととなる。学生日本一を決める甲子園ボウルは12月21日(日)大阪市の長居陸上競技場で13時キックオフ。3年ぶりに関西を制した立命館大とタイブレイクの末に日本大に勝利した法政大の対戦となった。
日本社会人アメリカンフットボールXリーグ公式サイト
関西学生アメリカンフットボール連盟

☆オールジャパン
 先週、組み合わせも決まり、いよいよ本番モードになりつつあるオールジャパンだが、今週になって出場チームを変更するという発表があった。関東ブロック代表の千葉ピアスアローバジャーズが選手の登録違反が発覚し出場を認められないこととなり、関東総合選手権準優勝の横浜ギガスピリッツが替わって出場することとなった。千葉ピアスアローバジャーズはこの大会に絞ってきただけに、厳しく残念な結果となった。横浜ギガスピリッツは2年ぶり3回目の出場となる。急な決定だが、現在県クラブ選手権も行われており、調整には問題はないだろう。
 現在リーグ戦の最中のJBL・JBL2以外は練習試合など行い本番に備えている。先週末は社会人選手権から出場の横河電機とJR東日本秋田が練習試合を行った。横河電機は初、JR東日本秋田は5年ぶり(2回目)となるオールジャパンに向けて意気込みの見える試合となった。
※両チームのキャプテンの大会に向けてのコメントを掲載予定です。
オールジャパン2009 大会公式サイト

(取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香)

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