今年度の実業団バスケットボールのシーズンを締めくくる高松宮記念杯 第41回全日本実業団バスケットボール選手権大会が2月7日から4日間、兵庫県神戸市で開催される。全国から男子は32チーム、女子は16チームが出場する。
日本実業団バスケットボール連盟
組み合わせ(pdfファイル) 競技日程(pdfファイル)
高松宮記念杯 第41回全日本実業団バスケットボール選手権大会
会期:2月7日(土)~10日(火) 会場:神戸市中央体育館(7~10日)、グリーンアリーナ神戸(7・8日)
<男子>
男子は32チームを8ブロックに分け、それぞれのブロック内で総当たり戦のブロック予選を行い、各ブロックの1位のみが決勝トーナメントに進むことができる。
優勝候補としては、2連覇中の横河電機を筆頭に九州電力、JR東日本秋田、新生紙パルプ商事、日本無線などが挙げられる。
各ブロックの1位枠は昨年のベスト8以上で決められる。
昨年の順位
1位:横河電機(関東) 2位:九州電力(九州) 3位:新生紙パルプ商事(関東)、三井住友銀行(関東) ベスト8:日本無線(関東)、クラヤ三星堂(関東)、JR東日本秋田(東北)、山形市役所(東北)
この結果、Aブロックに関東1位、Bブロックに九州1位、Cブロックに関東3位、Dブロックに関東4位が入り、DブロックからGブロックに関東5位6位と東北1位2位が入った。
Aブロック
横河電機(関東1)、イカイレッドチンプス(東海2)、日立笠戸(中国1)、蝶理(近畿7)
ここ数年、横河電機はブロック予選は割合楽に勝ちあがってきたが、今回はイカイレッドチンプスがそこにブレーキをかけることができるか。イカイレッドチンプスの加藤吉宗が加入したインサイドとオールジャパンの天理大戦で37得点の石谷がキーとなるだろう。
Bブロック
九州電力(九州1)、三井住友海上(関東8)、ナカシマプロペラ(中国2)、三菱電機三田(近畿6)
一昨年の覇者で昨年も準優勝の九州電力が最有力。関東でベスト8に入った三井住友海上の粘りに期待したい。九州電力は比較的ブロック予選はあまり調子が良くない傾向があるので、付け入る隙はなくはない。
Cブロック
日本無線(関東2)、東京電力(関東9)、黒田電気(近畿2)、NTT西日本東海(東海6)
実績のみでなく今シーズンの調子を見ても日本無線がかたいだろう。強化試合やクラブ交流試合では決して良い状態とはいい難い様子もあったが、元々力のあるチームで、ベテランがしっかり支えていることを考えればきっちり勝っていくと予想される。
Dブロック
葵企業(関東3)、ホシザキ(東海1)、NTT西日本大阪(近畿3)、西野製作所(北陸)
葵企業とホシザキの争いか。昨年、初戦を落としベスト8進出を逃した葵企業はメンバー的にも充実している。ホシザキは力はあるが不安定感は否めない。しかし集中すると攻守に強さが出ることがある。両チームが対戦する最終戦まで2勝同士でくればどう転ぶか分からない展開も考えられる。
Eブロック
新生紙パルプ商事(関東4)、曙ブレーキ工業(関東6)、APEX(東海3)、NECSKY(九州2)
新生紙パルプ商事が有力。今シーズンはいま一つ安定感に欠けているがここ5年この大会ではベスト4以上と結果を残している。曙ブレーキ工業、APEXがどこまで食い込めるか。
Fブロック
JR東日本秋田(東北1)、富士通(関東7)、東レ愛媛(四国)、丸紅(近畿5)
ここもJR東日本秋田で決まりそうだ。チーム状況を見れば対抗馬と思われるチームはない。東レ愛媛が四国予選で四国電力を破った勢いを全実本戦でも出すことができるか。富士通は来シーズンを見据えて戦いたいところ。
Gブロック
三井住友銀行(関東5)、札幌市役所(北海道)、浪速酸素(近畿4)、イカイマリンズ(東海5)
ここは昨年と同じ三井住友銀行と札幌市役所の争いになりそうだ。若さが武器でもあり逆に弱点にもなりうる三井住友銀行と、ベテランも多く粘り強い札幌市役所。昨年は三井住友銀行が勝利したが、昨年とはかなりチーム状況が変わっており、勝敗の行方は図りがたい。
Hブロック
山形市役所(東北2)、タツタ電線(近畿1)、東京日産(関東10)、イカイ静岡オーシャンズ(東海4)
もっとも混戦が予想されるブロック。昨年僅差で勝ち抜きベスト8入りした山形市役所、確実に力をつけてきているタツタ電線、社会人選手権でベスト4に入った東京日産と力は拮抗しており、どのチームにも決勝トーナメント出場の可能性がある。
<女子>
女子は昨年まで12チームで3ブロックだったが、今大会から16チームで4ブロックに分かれる。ブロック予選を3日間行い各ブロックの1位が最終日に決勝トーナメントの準決勝と決勝を行う。
女子の優勝候補は今シーズン好調の山形銀行を筆頭に鶴屋百貨店、秋田銀行の3強に関東の三井住友銀行などが食い込めるかというところ。
Wブロック
山形銀行(東北1)、北國銀行(北陸)、TOTO(関東3)、クラヤ三星堂(関東4)
Xブロック
秋田銀行(東北2)、滋賀銀行(近畿2)、イカイ(東海)、特別区(関東5)
Yブロック
鶴屋百貨店(九州)、丸紅(関東2)、今治オレンジブロッサム(四国)、東芝府中(関東6)
Zブロック
三井住友銀行(関東1)、くきや(近畿1)、日立笠戸(中国)、伊藤忠商事(関東7)
取材・リサーチ・文 渡辺美香