全日本総合選手権2010

オールジャパン2010 更新のお知らせ

第85回天皇杯・第86回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権(オールジャパン)の記事を更新しました。

オールジャパン2010 レポート(1)横河電機 1月21日更新※写真掲載しました。

オールジャパン2010 男子2回戦の展望 1月2日更新

オールジャパン2010 男子1回戦の展望 12月31日更新

オールジャパン2010 チームインタビュー(2)JBL2 12月27日更新

オールジャパン2010 チームインタビュー(1)社会人 12月27日更新

オールジャパン2010 組み合わせ決定 12月7日更新

オールジャパン2010 レポート(1)横河電機

横河電機~実業団常勝チームの挑戦~

2年連続2回目の出場 前回2回戦敗退
今シーズンの成績:関東実業団リーグ戦優勝(6年連続6回目) 全日本実業団競技大会優勝(3年連続3回目) 全日本社会人選手権優勝(2年連続3回目) 関東実業団選手権優勝(3年連続3回目)
 

『一番の目標』
 2年連続社会人1位としての出場となった横河電機。昨年は2回戦で学生1位の慶應義塾大に敗れており、今大会の目標は2回戦突破に置いていた。社会人、とくに実業団の世界ではここ数年ほとんど負け知らずの強さを持つこのチームにとって、今の一番の目標はオールジャパンでのJBLとの対戦だった。

 1回戦の対戦相手は福岡第一高。高校生とはいえセネガル人選手を擁し、高さは社会人に勝る。昨年の大会でも社会人2位で出場したJR東日本秋田が高校選手権優勝の延岡学園高に敗れている前例もある。「高校生だからと言って甘くは見られない。外国人選手がいることで条件は全く変わってくる」と大会前のインタビューで小納真良コーチは語っていた。2回戦でもセネガル人選手のいる天理大との対戦になることもあり対セネガル人選手の対策はしっかりと練っていた。さらに昨年の慶應義塾大との対戦で学生の速さに対抗できなかったこともあり、速さへの対策もおこなってきた。※大会前ヘッドコーチとキャプテンインタビューはこちら
 
 そんな横河電機に大会直前思わぬアクシデントがおきた。今シーズン要としてチームを作ってきたPG#19神崎が故障で試合に出られなくなったのだ。そのため今シーズンは神崎の控えとして10分程度プレータイムを持っていた小納コーチの双子の兄弟である#8小納真樹をスタートPGとして、大会までの短い時間の中で調整を行い大会に臨まなければならなかった。

『1回戦・福岡第一高戦』
横河電機 93 ( 21-8  25-12  24-11  23-12 ) 43 福岡第一高

 1回戦の福岡第一高は主力のセネガル人選手が直前に行われたウィンターカップで負傷しこの試合も欠場したことや、ウィンターカップ決勝からあまり日がたっていないこともあるのか万全の状態とは言えず、横河電機は圧勝で終えた。主力のプレータイムも抑え翌日の天理大との対戦に備えることができた。

 しかしその中でも課題は見えた。これまで要所で確実に3ポイントシュートを決め勝利を引き寄せていたシューター陣の不調だった。

「調子が悪かったですね。この会場の影響もないとは言えませんが、そんなことも言ってられないので。明日はなんとか決めていきたいです」(#17高木)
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『2回戦・天理大戦』
横河電機 62 ( 23-18  16-12  9-28  14-10 ) 68 天理大

 迎えた2回戦、学生5位の天理大との対戦。前半は経験で勝る横河電機が試合の流れをつかむ。

第1P:開始早々横河電機#20田ヶ谷がローポストから積極的に攻めファールをもらうと、フリースローをきっちりと決め先取点を取る。すかさず天理大も#5清水のミドルシュートで応酬。ここから両チームともに中外を織り交ぜての攻撃で一歩も引かない。残り6分20秒に天理大#1根来が2個目のファールでベンチに下がる。インサイドが手薄になった天理大に対し、横河電機#20田ヶ谷と#5笹が立て続けにゴール下に攻め込み連続得点で残り3分には17‐11と横河電機が6点のリードとなる。天理大も#10サンバのゴール下、#25平尾の3ポイントシュートで追い付くも、残り1分半にはパスミスが出てターンオーバーとなり、リズムに乗れない。インサイドが好調な横河電機は#20田ヶ谷、#5笹がさらに得点を加え点差を開く。天理大は#10サンバのミドルシュートがブザーと同時に決まり、第2Pにつなげる。
第2P:スタートから天理大は#2大谷、#25平尾のアウトサイド、横河電機は#5笹、#20田ヶ谷のインサイドで得点。残り8分、横河電機が得意のトランジションの速い展開で#5笹がバスケットカウントを決めると、流れは横河電機に。続けて速攻を繰り出し、残り6分を切って横河電機のリードは12点となる。粘る天理大は#5清水が果敢にドライブで横河電機のディフェンスを崩していくと、横河電機#5笹が3個目のファールでベンチに下がる。ここから流れは天理大に傾き、天理大#10サンバのゴール下などで6点差まで追い上げる。終了間際の残り10秒、横河電機#17高木が3ポイントシュートを決め、横河電機の9点リードで前半を終える。

 大会前「先手を取りたい」(小納コーチ)というプラン通り前半は勢いにのったが、インサイド陣のファールトラブルとPGが#8小納以外を使うことが難しい中、後半は厳しい展開となる。

第3P:ハーフタイムを挟み、第3Pは序盤から天理大が勢いに乗る。#1根来、#25平尾、#2大谷と立て続けに得点すると、さらに残り8分あまりには天理大#10サンバのダンクシュートが決まり、開始から3分足らずで同点となる。天理大のゾーンディフェンスになかなかリズムに乗れない横河電機は前半からコートに立ち続けている#8小納をベンチに下げるが、さらに流れが悪くなる。パスミスによるターンオーバーなどでオフェンスがつながらず、残り5分にはインサイドの核である#5笹が4個目のファールでベンチに下がる。すかさず天理大#10サンバがゴール下を攻めバスケットカウントを決めると、横河電機はタイムアウトを取る。ここから横河電機は合わせのプレーで得点を重ねるが、天理大のアウトサイドを止められず、徐々に点差が開く。横河電機10点のビハインドで第4Pへ。
第4P:両チームともにディフェンスを厳しくしたことと、インサイドのファールが嵩んだことで中を攻めることができない。ともに得点が伸びない第4P中盤、追う横河電機はタイムアウトを取りオフェンスを修正。すぐにセカンドチャンスから#14梶原が3ポイントシュートを決める。そのまま厳しいディフェンスで天理大のターンオーバーを誘い、速攻に走る#14梶原がファールを受け、そのフリースローを決めると 残り5分足らずで6点差に詰める。そこからシュートがなかなか決まらない横河電機は得点が止まり、残り2分に再びタイムアウトを取る。しかしシュートチャンスは何度もあるもシュートが決まらず追い上げられない。残り5秒に#14梶原が3ポイントシュートを決め4点差に詰めるも、時間がなく、終了間際に天理大にフリースローを決められ、6点差で天理大に敗れた。

 本来の得点源の一つである3ポイントシュートがわずかに4本(14.3%)しか決められず最後まで追いつくことができなかった。

「前半は考えていた通りにすすめられていたのですが、後半は相手のゾーンディフェンスを攻めあぐねたところもあって。それにシュートがあそこまで入らないと厳しいですね。ノーマークで打ってはいるのですが、それが入らない。入らないときにどういう形で決めていくのかが重要なのですが、上手く対応ができなかったです」(小納コーチ)
 神崎が試合に出られないとなってからの練習期間が少なく、練習そのものも十分なものにはならなかった。
「練習不足だったことはかなりあります。年末がほとんど練習ができなくて、できても人数が集まらず4対4くらいまでしかできていませんでした。チームとしては少し時間が足りなかったなと思います」(小納コーチ)
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『常勝チームに見えた課題』
「#19神崎がいれば結果は変わっていた」かもしれない。小納コーチも「今シーズンは(#19神崎)健を中心にチームをつくてきたので、健がプレーできる状態だったら勝ててた試合だったかもしれないです。(#8小納)真樹も試合には出てはいましたが、これほど長い時間出ることはなかったので」と言う。「仕方がないと言えば仕方がないことですね。まあ、負けです。完敗です」(小納コーチ)

 ここ2年あまり、このチームが“体力”“高さ”“走り”“リバウンド”などで負けていた試合はほとんどない。違うカテゴリーのチームとの対戦で改めてチームの課題が具体的に見えてきた。
「どの試合でもその試合その試合で対応していかないとこれからは厳しいと思うんです。やはり学生だと体力もありますし、ましてや外国人選手とかは普段の試合でやったことがないですから。そこはどんなチームにでも対応できるチームを作らないといけないと思っています」(小納コーチ)

 そんな中でも昨年に比べ伸びた部分も見られた。昨年の慶應義塾大戦(2回戦)ではほとんと太刀打ちできなかったインサイド陣だったが、この試合では前半互角以上にやれた実感はある。
「今日は前半はやれていたのですが、後半体力的に厳しくなって足が動かなくなりました。しかし去年の慶應大戦に比べると少しずつ学生ともやれるようになっている感触はあります。次は絶対勝てるように頑張ります」(#20田ヶ谷)

 横河電機のバスケットはシステムが難しく、新人が能力だけでプレータイムを得られるようなものではない。試合後奥山監督は「ああいう展開ではまだ(#13・新人)梅田は怖くて使えないからね」とつぶやいた。当の梅田は誰よりもそれを分かっていたのかもしれない。
「早く自分が健さんの控えになれるように、さらには健さんを超えてやるくらいの気持ちでやっていかないといけないです」(#13梅田、1回戦終了後)

 昨年の2回戦での慶應義塾大との敗戦から1年。目標としていた2回戦突破だったが、今年もまた“学生”の壁を超えることができなかった。
「同じバスケットなのですが、学生のバスケットと社会人のバスケットは全く違うものでもあります。学生はしっかりとトレーニングなどもしていますが、社会人は自分でいかにやっていくかが重要になります。今回少しチームも崩れてしまったところもあるので、また一からチームを作り直します」(小納コーチ)

取材・文・写真 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.2

 オールジャパンが終了し、今週末からJBL、JBL2は再開。今号ではJBL2の後半戦の見どころを中心に、3週間後に迫った全日本実業団選手権に向けての関東実業団の強化試合などを紹介します。

☆JBL2
 オールジャパンを挟むおよそ1ヶ月の休止期間を経て、今週末1月16日からレギュラーシーズンが再開される。オールジャパンに出場した4チーム以外の下位の4チームは1ヶ月のオフとなった。
 前半戦は全21週中11週までが行われた。現在の順位は下記の通り。
1位:豊田通商ファイティングイーグルス 11勝0敗
2位:石川ブルースパークス 9勝2敗
3位:アイシン・エイ・ダブリュ アレイオンズ安城 8勝3敗
4位:日立電線ブルドッグス 5勝6敗
5位:黒田電気ブリットスピリッツ 4勝7敗
6位:レノヴァ鹿児島 3勝8敗
7位:豊田合成スコーピオンズ 3勝8敗
8位:ビッグブルー東京 1勝10敗
 1位の豊田通商は昨シーズンもプレーオフを含め16戦全勝で、現在27連勝となっている。オールジャパンでもJBL・東芝ブレイブサンダースに肉薄するゲームを見せた。後半戦の見どころの一つとしてこのチームに土をつけるチームが現れるかということが挙げられる。前半戦はもたつく試合も多かったが、プレーオフ、さらに優勝が見えてくる後半戦の戦い方は違ってくるだろう。
 2位の石川はリーグ戦を通してチーム状態が上がっている。今シーズンはまだ豊田通商とアイシン・エイ・ダブリュ以外には黒星はなく、接戦はほぼ勝利している。後半戦も順調に勝ち星を重ね、昨年逃したプレーオフ進出を早めに決めたいという思いは強い。
 3位のアイシン・エイ・ダブリュは今シーズン今一つチームの状態が安定していない。前半戦の最終戦であるレノヴァ戦を延長の末落とし、オールジャパンでも拓殖大にギリギリで勝利、JBL・日立サンロッカーズには力を出し切れず大差で敗れた。本来力のあるチームだけに後半戦どう立て直してくるかが興味深い。
 4位の日立電線は昨シーズンに比べ戦力が上がっているが、試合には波が大きい。前半戦は接戦を落とすことも多かった。#5姿が復帰したことで後半戦の巻き返しに期待できる。
 5位の黒田電気は昨年に比べると攻撃力がアップし勝ちゲームに持ち込む形はできてきている。しかしまだチームとしてのプレーの幅が狭い部分があり、接戦を勝ちきることが難しい。
 6位のレノヴァ鹿児島は前半戦の序盤は怪我人も多く勝ち星がなかなか挙げられなかったが、前半戦終盤は豊田合成、アイシン・エイ・ダブリュにも勝利し6位に浮上。勝てなかった前半戦序盤も上位チームと接戦もあり、後半戦はキーとなるチームかもしれない。
 7位の豊田合成は第2週でエースの#11大原を怪我で欠く前半戦となった。その中でも3勝は挙げられているが、大原のほかにも怪我人が多く、メンバーのやりくりが難しい。後半戦では大原の復帰も見込まれており、チームがどう変わるかが見どころだろう。
 8位のビッグブルーは現在1勝のみ。昨シーズンに比べると惜しい試合が多く、前半戦の終盤には外国人選手が加入、インサイドに柱ができたことで攻守にプレーの幅は広がっている。オールジャパンの休止期間をどのように過ごしたかで後半戦の入り方が変わってくるが、後半戦初戦が唯一白星を挙げている日立電線だけに気合は入るだろう。
 今週末は16日(土)に1試合、その他の3試合は17日(日)に行われる。16日の日立電線vsビッグブルーの対戦は青森県八戸市で初のJBL2開催となる。日立電線のチームキャプテンである#7中村は八戸出身。「地元の小中学生にいい試合を見せて、お世話になった方々に少しでも恩返しがしたい」と意気込みを語る。
 そして17日(日)は現在1位の豊田通商と3位のアイシン・エイ・ダブリュの対戦がある。オールジャパンでは明暗を分けた2チームだが、アイシン・エイ・ダブリュがどこまで修正出来ているかによっては好ゲームが期待できる。また同日同会場で豊田合成vs石川戦も行われる。「豊田合成も大原が復帰するかもしれないと聞いているので気を引き締めてかからないといけない」と石川・木下HCは警戒している。調子を上げているレノヴァはホームで黒田電気と対戦。レノヴァが9点差以上で勝利した場合順位が入れ替わる。プレーオフ戦線に残るためにも両チームとも絶対取りたいという気持ちは強いだろう。
 今シーズンから3回戦制となり各チーム7試合ずつ増えたが、それもすでに残り10試合となった。現在下位の4チームがプレーオフに進むためには残り一つも落とせないくらい厳しい状況となっているが、ここからの奮起に期待したい。また、上位チームはそろそろプレーオフもにらんでのゲーム運びとなってくるだろう。
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JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構
スポーツのミカタ:第11週の結果(第12週の予定)
スポーツのミカタ:JBL2 2009-2010

☆全日本実業団選手権
 高松宮記念杯第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会まで41カ月を切った。各チーム短い正月休みを挟み全実に向けて再始動している。
 関東では16・17日の2日間で出場チームの中で強化試合を富士通体育館で開催。初出場のプレス工業をはじめ、横河電機を除く9チームが参加する。そして23・24日には恒例となってきた実業団・クラブ交流戦が武蔵野市総合体育館で行われる。1日目は午後から男子の4試合、2日目は10時から男女それぞれ4試合が予定されている。こちらは実業団からは全実出場のチーム以外も参加している。※組み合わせ・スケジュールはこちら
 今年のオールジャパンは実業団の出場は少なかったものの、3チームが1回戦を突破している。その3チームともに出場する全日本実業団選手権。大会までの残り3週間をどこまで充実したものにできるかが重要になってくるだろう。
スポーツのミカタ:全日本実業団選手権2010

強化試合のスケジュール 会場:富士通体育館
1月16日(土)
9:30 三井住友銀行 vs 富士通 ※変更しました。
11:10 富士通 vs 葵企業
12:50 東京電力 vs 三井住友銀行
1月17日(日)
9:30 新生紙パルプ商事 vs 東京日産
11:10 プレス工業 vs 日本無線
12:50 三井住友銀行 vs 富士通

☆トピックス
オールジャパン2010
 1月11日(月・祝)の男子決勝戦を最後に、オールジャパン2010が終了した。男子は2年連続アイシンシーホースvs日立サンロッカーズの決勝戦となった。ゲーム後半で攻守に日立サンロッカーズを上回ったアイシンシーホースが3連覇を果たした。準々決勝からはJBL8チーム間の戦いとなったが、リーグ戦と違って一発勝負のトーナメントだけにチームの状況や勢いが重要となった大会だった。
オールジャパン2010/第85回天皇杯・第86回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会

JBL
 オールジャパンはアイシンシーホースの連覇で終わり、今週末からレギュラーシーズンが再開となる。このままアイシンシーホースが独走態勢に入るのか。オールジャパン準々決勝で敗退した現在3位の東芝ブレイブサンダースはどこまで立て直しができているか。前半戦わずかに2勝しかできなかった三菱電機ダイヤモンドドルフィンズの巻き返しはあるか。
 第11週の2連戦は今日、1月15日(金)から始まる。
JBL-日本バスケットボールリーグ

取材・写真・編集・作成 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2010 vol.1

 2010年第1号はオールジャパン2010特集号。1回戦から3回戦までの大会の様子をレポートします。

☆オールジャパン2010特集

第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
(オールジャパン2010)

会期:1月1~5日、1月9~11日
会場:東京体育館(1月1~3日)、代々木第1体育館(1月4・5日、1月9~11日)

オールジャパン2010/第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
スポーツのミカタ:全日本総合選手権2010

 様々なカテゴリーからのチームが出場しているオールジャパン。トップリーグであるJBL以外のチームはそれぞれ「1勝(1回戦突破)」や「3回戦に進出」、「JBLとの対戦で自分たちの力を試したい」、「大会を楽しみたい」など様々な目標を持って大会に臨んでいる。
 それぞれの思いが正月から体育館での熱戦につながった。

1月1日(金・祝) 1回戦(試合結果はこちら
 1回戦の男女それぞれ8試合が行われ、元日にも関わらず2500人以上の来場者となった。
 男子の第1試合はBeans(中国)vs新潟教員(北信越)と鹿屋体育大(学生7位)vsタツタ電線(近畿)。Beansとタツタ電線は初出場、新潟教員は過去13回出場しているがまだ1勝がない。鹿屋体育大は5回目の出場で昨年1回戦突破を果たしている。
 Beansvs新潟教員戦は序盤から点の取り合いとなった。第1PはわずかにBeansがリードするが、新潟国体準優勝メンバーが多い新潟教員が徐々にリズムをつかむと、第2Pで逆転。後半に入って両チームともターンオーバーなどのミスも増えるが、新潟教員が流れを渡すことなくそのまま勝利した。新潟教員は今年から加入の#12小沢がインサイドで存在感を見せ、#7堀が攻守に上手くゲームをコントロールしていた。Beansは元埼玉ブロンコス(旧日本リーグ時代)の#20河相が40分のフル出場。当時のHCであった三木氏が「彼のシュート力は本当にすごかった」というように、体勢が崩れながらも軸のぶれないシュートは高確率で決まり、27得点を挙げている。
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 鹿屋体育大vsタツタ電線戦は試合開始からタツタ電線が集中したプレーで流れをつかむと、そのまま最後まで足が止まることなく初出場でオールジャパン初勝利を挙げた。※詳細は別途掲載。
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 第2試合は横河電機(社会人1位)vs福岡第一高(高校選手権)と東北学院大(東北)vs愛媛教員クラブ(四国)。福岡第一高と愛媛教員クラブは初出場となる。
 横河電機vs福岡第一高戦は序盤から横河電機が攻守にペースを握り、中盤からはベンチメンバー主体の試合展開ながらリードを広げ、昨年に続き1回戦を突破。初出場の福岡第一高はウィンターカップ決勝戦からあまり間がなく、選手の怪我もあり、終始リズムをつかむことが難しかった。※詳細は別途掲載。
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 東北学院大vs愛媛教員クラブ戦は愛媛教員クラブが足を使った速い攻撃でリズムをつかむと、終始流れを渡すことなく、初出場でオールジャパン初勝利を挙げた。四国からここ数年出場していたチームも足を使った速い攻撃と確率のいいシュートが武器のチームだったが、愛媛教員クラブもそれらのチームに勝って代表をつかんだだけあり、初出場とは思えない堂々としたバスケットを展開した。
 第3試合は石川ブルースパークス(JBL2・3位)vs中央大(学生8位)と長崎教員クラブ(九州)vs拓殖大(学生6位)。長崎教員クラブはインカレで鹿屋体育大がベスト8に入ったことによる繰り上げ出場で、九州は3位のチームが2チームあったこともあり、抽選日直前に出場が決定した。
 石川ブルースパークスvs中央大戦は序盤から石川ブルースパークスが集中したプレーで攻守にリズムをつかむと、一度もリードを譲ることなく勝利。昨年1回戦で大学(鹿屋体育大・九州代表)に敗れた経験もあり、絶対負けない思いがプレーに出たようなゲームだった。※詳細は別途掲載。
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 長崎教員クラブvs拓殖大戦は初出場の長崎教員クラブが出だしから勢いよくスタート。序盤受け身になっていたように見えた拓殖大はリードを許すが、その後チームの武器であるアウトサイドシュートが決まり始めると逆転。後半に入っても拓殖大の勢いは止まらず、そのままリードを広げ長崎教員クラブに勝利した。試合前、拓殖大の池内監督が「シュートが決まりだすと止まらないというのは確かに武器ではありますが、それではダメなんですよ。(関東大学リーグの)2部ではこれで勝てますけど、1部では勝てない。来シーズンはもっと中でもやれるチームにしないといけない」と語っていたが、2回戦でそれは如実に見られることとなった。
 第4試合は日立電線ブルドッグス(JBL2・4位)vs宮田自動車(北海道)と浜松大(東海)vs新生紙パルプ商事(社会人2位)。この4チームは全て出場経験があるが、日立電線ブルドッグスは3年ぶり、宮田自動車が4年ぶり、浜松大が8年ぶり、新生紙パルプ商事が2年ぶりと久しぶりの出場チームが多い。
 日立電線ブルドッグスvs宮田自動車戦は日立電線ブルドッグスの#5姿がスタートメンバーとして試合復帰。序盤こそは苦手とするゾーンディフェンスに苦しむも、要所で確実にシュートを決めリードを守り勝利した。
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 浜松大vs新生紙パルプ商事戦は序盤少し硬さの見られた新生紙パルプ商事がリードを許すも、#15遠藤が浜松大#7ママドゥのゴール下を止めるようになると流れは新生紙パルプ商事に。速い展開からの得点やリバウンドでつなぐプレーで流れを渡すことなく、新生紙パルプ商事が2回目の出場でオールジャパン初勝利を挙げた。※詳細は別途掲載。
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1月2日(土) 2回戦(試合結果はこちら
 JBL2や学生の上位チームが登場する2回戦。来場者数は前日を上回り3000人を超えた。
 第1試合は新潟教員(北信越)vs東海大(学生4位)と慶應義塾大(学生2位)vsタツタ電線(近畿)。
 新潟教員vs東海大戦は序盤こそ大会2試合目となる新潟教員がリードするが、初戦の硬さが取れた東海大が攻守に運動量の豊富さを発揮。最後までリードをひろげ続け、大差で新潟教員を下し3回戦に駒をすすめた。敗れた新潟教員だが今年1年目の#12小沢が21得点、その他3選手が二桁得点と奮起した。
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 慶應義塾大vsタツタ電線戦は序盤から慶應義塾大がリードを奪う。終盤メンバーを下げるなどしたこともあり流れが変わりかけるも追い上げるには至らず、慶應義塾大が勝利した。※詳細は別途掲載。
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 第2試合は天理大(学生5位)vs横河電機(社会人1位)と愛媛教員クラブ(四国)vs青山学院大(学生3位)。
 天理大vs横河電機戦は序盤横河電機が上手いゲームコントロールで流れをつかむと、インサイドが得点に絡みリードする。しかし後半疲れの見えてきた横河電機の動きが鈍くなると天理大が速いリズムで展開し、逆転。横河電機も最後は6点差まで迫るもそこで後1本が出ず、そのまま天理大が逃げ切り勝利した。※詳細は別途掲載。
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 愛媛教員クラブvs青山学院大戦は序盤で青山学院大が大きくリードするも、第2Pに入って愛媛教員クラブの懸命なプレーに青山学院大がリズムを崩し点差は3点差まで詰まる。しかし後半に入って青山学院大がリズムを取り戻すと、愛媛教員クラブに付け入る隙を見せず。そのままリードを広げ勝利した。新潟教員クラブは初出場ながら初戦突破、そして学生3位に肉薄する場面を見せた。
 第3試合は石川ブルースパークス(JBL2・3位)vs葛飾バックボーン(関東)とアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城(JBL2・2位)vs拓殖大(学生6位)。
 石川ブルースパークスvs葛飾バックボーン戦では石川ブルースパークスがスタートメンバーである#52ストゥープスを故障で欠き、#21熊倉をスタートに。速さで勢いのある石川ブルースパークスが序盤からリズムをつかむと、そのままリードを守り切り勝利した。高さの面で厳しい石川ブルースパークスだったが、相手のリバウンドを抑えることで流れを渡すことなく試合をすすめることができた。初出場ながら2回戦からの登場となった葛飾バックボーンは序盤で粘ることができなかったことで最後まで自分たちのリズムで展開できなくなった。
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 アイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城vs拓殖大戦は序盤勢いのある拓殖大が一気にリードを奪うも、その後追い上げたアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城とシーソーゲームになる。なかなかリードを奪えないアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城だったが、第4Pに入ってようやくインサイドが機能し始め流れを引き寄せる。さらにアウトサイドのシュートも決まり始め、徐々にアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城がリードを広げ勝利した。※詳細は別途掲載。
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 第4試合は豊田通商ファイティングイーグルス(JBL2・1位)vs日立電線ブルドッグス(JBL2・4位)と新生紙パルプ商事(社会人2位)vs日本大(学生1位)。
 豊田通商ファイティングイーグルスvs日立電線ブルドッグス戦は、JBL2の1位と4位の戦いとなり、プレーオフの前哨戦のような形になった。序盤から日立電線ブルドッグスが攻守に豊田通商ファイティングイーグルスと互角に戦い、接戦に持ち込む。しかし後半に入って豊田通商ファイティングイーグルスがディフェンスを厳しくすると日立電線ブルドッグスはオフェンスのリズムを崩し、得点が止まる。第3Pで豊田通商ファイティングイーグルスが一気に引き離すと、第4Pはメンバーの入れ替えもあり接戦となるも点差は変わらず。豊田通商ファイティングイーグルスはベンチ入りメンバー全員が二桁のプレータイムとなるなど層の厚さを見せつけた。敗れた日立電線ブルドッグスだが、この大会から#5姿が復帰。どのチームからも今シーズン「姿がいないのは…」と言われていただけに、これからが期待できる。
 新生紙パルプ商事vs日本大戦は終始日本大がリードするものの、第3P終了まで新生紙パルプ商事が引き離されることなく、粘りを見せる。最後は運動量の差が出て日本大が一気に引き離し21点差で勝利した。※詳細は別途掲載。
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1月3日(日) 3回戦(試合結果はこちら
 3回戦で8シードであるJBLの8チームが登場。第1試合の開始前には前回大会の優勝チームであるアイシンシーホース(男子)とJOMOサンフラワーズ(女子)の天皇杯、皇后杯の返還式が行われた。JBLチームの登場に3階席までいっぱいに埋まる盛況ぶりだった。
 第1試合はアイシンシーホース(JBL1位)vs東海大(学生4位)と慶應義塾大(学生2位)vs三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ(JBL8位)。
 アイシンシーホースvs東海大戦はアイシンシーホースが#2佐古以外の全選手が出場、得点とJBL1位の貫録を見せ東海大を退けた。
 慶應義塾大vs三菱電機ダイヤモンドドルフィンズは前回大会と同じ顔合わせとなった。序盤は慶應義塾大がリードするが、JBLチームとして意地でも負けられない三菱電機ダイヤモンドドルフィンズは#3蒲谷を中心に奮起し、攻守に集中したプレーを見せる。慶應義塾大はインサイドが攻められず苦しい展開をPG#9二ノ宮のドライブからのプレーで何とかつなぐも流れは変わらず。終始気迫のこもるプレーで三菱電機ダイヤモンドドルフィンズが慶應義塾大を下し、準々決勝に駒をすすめた。
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 第2試合は天理大(学生5位)vsパナソニックトライアンズ(JBL4位)とトヨタ自動車アルバルク(JBL5位)vs青山学院大(学生3位)。
 天理大vsパナソニックトライアンズ戦は序盤、初戦でリズムのつかめないパナソニックトライアンズに対し天理大が勢いのあるプレーでリードを奪う。しかしパナソニックトライアンズが落ち着きを取り戻すと、一気に点差を詰め、第2Pでは逆転、リードを広げる。天理大はなかなか#10サンバにボールが入れられず苦しい展開ながら、#25平尾が高い身体能力を生かしパナソニックトライアンズのディフェンスを懸命に崩していく。しかし力で勝るパナソニックトライアンズが終始リードする展開で最後まで追い上げを許さず勝利した。
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 トヨタ自動車アルバルクvs青山学院大戦。前回大会でレラカムイ北海道を最後まで苦しめた青山学院大が今大会でもトヨタ自動車アルバルクとの対戦を接戦に持ち込んだ。初戦でリズムに乗れないトヨタ自動車アルバルクに青山学院大が攻勢をかけリードを奪うと、トヨタ自動車アルバルクが追い上げる展開となるが、第2Pに入ってトヨタ自動車アルバルクが高さを生かし徐々に青山学院大のリズムを崩していく。トヨタ自動車アルバルクの11点リードで前半を折り返すと、後半に入ってさらにリードを広げたトヨタ自動車アルバルクに対し、粘り強いプレーで追い上げを狙う青山学院大は最大21点差を9点差に縮める。しかし最後はトヨタ自動車アルバルクが粘る青山学院大を振り切り勝利した。
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 第3試合はリンク栃木ブレックス(JBL3位)vs石川ブルースパークス(JBL2・3位)とアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城(JBL2・2位)vs日立サンロッカーズ(JBL6位)。
 リンク栃木ブレックスvs石川ブルースパークス戦は第1Pでは石川ブルースパークスが互角の展開に持ち込むも、その後はリンク栃木ブレックスが地力の差を見せつけリードを広げ、勝利した。※詳細は別途掲載。
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 アイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城vs日立サンロッカーズ戦は日立サンロッカーズが序盤から気迫のこもるプレーで流れをつかむ。攻守にリズムがつかめないアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城は前半をわずかに14点に終わり、後半に入ってもシュートが決まらず得点が伸びない。ようやく最終Pに入って攻守にらしさを発揮し得点を重ねるも点差は変わらず。日立サンロッカーズが大差でアイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城を下し、準々決勝に進んだ。※詳細は別途掲載。
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 第4試合は豊田通商ファイティングイーグルス(JBL2・1位)vs東芝ブレイブサンダース(JBL2位)とレラカムイ北海道(JBL7位)vs日本大(学生1位)。
 豊田通商ファイティングイーグルスvs東芝ブレイブサンダース戦はチャレンジャーである豊田通商ファイティングイーグルスが序盤から集中したプレーを見せ、前半は互角の展開となる。後半に入って東芝ブレイブサンダースが流れを引き寄せるも、最終P豊田通商ファイティングイーグルスが追い上げを見せ2点差まで詰める。しかし最後は東芝ブレイブサンダースが豊田通商ファイティングイーグルスを引き離し勝利した。※詳細は別途掲載。
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 レラカムイ北海道vs日本大戦は第1P日本大がリードする展開で始まるが、第2Pに日本大のシュートが落ち始めるとレラカムイ北海道が一気に逆転し、さらに点差を開いていく。後半に入ってもレラカムイ北海道の勢いは止まらずリードを広げ、そのまま勝利した。関東大学リーグとインカレで優勝し勢いに乗る日本大がJBL7位のレラカムイ北海道にかなり迫るのではないかと思惑もあったが、レラカムイ北海道のJBLチームとしての意地が日本大を寄せ付けなかったとも言えるだろう。

 結果、オールジャパンのベスト8はJBL8チームで占められた。1月4・5日には準々決勝、1月9日に準決勝が行われ、1月11日の決勝はアイシンシーホースvs日立サンロッカーズと前回大会と同じ顔合わせとなった。

取材・写真・編集・作成 渡辺美香

オールジャパン2010 3回戦の結果

 1月1日から始まった第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会。3日は男女3回戦の16試合が行われた。
 JBL2の上位3チームが3回戦に進んだ。1位の豊田通商はJBL・東芝ブレイブサンダースを最後まで苦しめるも及ばず、3位の石川もJBL・リンク栃木ブレックスに善戦するがともに敗れた。2位のアイシン・エイ・ダブリュは試合序盤から気迫のこもるプレーを見せたJBL・日立サンロッカーズに押され攻守にリズムを作れず敗退。その他大学勢もJBL勢に敗れ、ベスト8は全てJBLの8チームとなった。
 準々決勝からは代々木第一体育館が会場となる。

オールジャパン2010/第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会

<3回戦の結果>
男子
アイシンシーホース 99 ( 21-18  28-21  28-12  22-15 ) 66 東海大●
●慶應義塾大 90 ( 27-26  22-29  15-37  26-20 ) 112 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ
●天理大 62 ( 24-23  11-23  10-22  17-18 ) 86 パナソニックトライアンズ
トヨタ自動車アルバルク 108 ( 24-28  28-13  23-25  33-31 ) 97 青山学院大●
リンク栃木ブレックス 104 ( 16-16  33-12  33-20  22-24 ) 72 石川ブルースパークス●
●アイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城 44 ( 8-23  6-23  10-20  20-28 ) 94 日立サンロッカーズ
●豊田通商ファイティングイーグルス 77 ( 23-19  19-22  17-25  18-25 ) 91 東芝ブレイブサンダース
レラカムイ北海道 82 ( 16-21  21-6  24-15  21-25 ) 67 日本大●

女子
アイシン・エイ・ダブリュウィングス 94 ( 21-14  23-6  21-17  29-19 ) 56 愛知学泉大●
●トヨタ紡織サンシャインラビッツ 63 ( 13-22  7-26  18-21  25-22 ) 91 JOMOサンフラワーズ
●エバラヴィッキーズ 67 ( 7-27  16-20  23-17  21-23 ) 87 デンソーアイリス
富士通レッドウェーブ 96 ( 22-14  28-12  24-17  22-16 ) 59 日立ハイテククーガーズ●
シャンソン化粧品シャンソンVマジック 87 ( 24-22  16-10  24-20  23-9 ) 61 山梨クィーンビーズ●
●筑波大 56 ( 12-27  15-21  11-10  18-21 ) 79 日本航空JALラビッツ
●山形銀行 74 ( 17-23  26-25  10-15  21-16 ) 79 三菱電機コアラーズ
トヨタ自動車アンテロープス 99 ( 27-18  27-14  28-25  17-21 ) 78 大阪体育大●

<準々決勝の予定>
会場:代々木第1体育館
男子
1月4日(月)
17:00 リンク栃木ブレックス vs 日立サンロッカーズ
19:00 レラカムイ北海道 vs 東芝ブレイブサンダース
1月5日(火)
17:00 アイシンシーホース vs 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ
19:00 トヨタ自動車アルバルク vs パナソニックトライアンズ
女子
1月4日(月)
13:00 アイシン・エイ・ダブリュウィングス vs JOMOサンフラワーズ
15:00 富士通レッドウェーブ vs デンソーアイリス
1月5日(火)
13:00 シャンソン化粧品シャンソンVマジック vs 日本航空JALラビッツ
15:00 トヨタ自動車アンテロープス vs 三菱電機コアラーズ

オールジャパン2010 2回戦の結果

 1月1日から始まったオール第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会は2日目を迎え、2回戦の男女それぞれ8試合が行われた。
 男子は社会人の2チームは、1位の横河電機が前半のリードを守り切れず逆転で天理大に敗れた。また新生紙パルプ商事は大学王者の日本大に点差を離されることなく粘るも、最後は引き離されて2回戦で敗退となった。JBL2は2回戦から登場の豊田通商が同じJBL2の日立電線に勝利し、昨年に続き3回戦に駒をすすめた。またアイシン・エイ・ダブリュは高確率で決まる拓殖大のシュートに苦しみながらも集中を切らすことなくプレーを続け、試合終盤に逆転し勝利した。1回戦を勝ち上がった石川は初出場ながら2回戦からの登場となった葛飾バックボーン(関東)と対戦。序盤でリードを奪うと流れを渡すことなく勝利し、初の3回戦進出を決めた。
 1月3日は男女3回戦となり、トップシードのJBLおよびWJBLの16チームが登場する。

オールジャパン2010/第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会

<2回戦の結果>
男子
●新潟教員 66 ( 10-23  17-23  21-28  18-29 ) 103 東海大
慶應義塾大 115 ( 25-11  30-21  27-17  33-25 ) 74 タツタ電線●
天理大 68 ( 18-23  12-16  28-9  10-14 ) 62 横河電機●
●愛媛教員クラブ 67 ( 15-28  21-11  12-25  19-28 ) 92 青山学院大
石川ブルースパークス 90 ( 23-15  22-11  17-18  28-33 ) 77 葛飾バックボーン●
アイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城 89 ( 16-18  25-23  21-25  27-12 ) 78 拓殖大●
豊田通商ファイティングイーグルス 92 ( 24-20  16-13  24-8  28-17 ) 68 日立電線ブルドッグス●
●新生紙パルプ商事 59 ( 17-20  10-15  20-17  12-28 ) 80 日本大

女子
●中村学園女子高 66 ( 15-16  17-10  17-26  17-23 ) 75 愛知学泉大
トヨタ紡織サンシャインラビッツ 68 ( 14-11  16-11  18-17  20-15 ) 54 山形大●
エバラヴィッキーズ 71 ( 23-9  12-21  12-13  24-15 ) 58 松陰大●
●大阪人間科学大 56 ( 16-20  11-21  10-19  19-19 9 79 日立ハイテククーガーズ
山梨クィーンビーズ 72 ( 27-21  13-12  16-12  16-15 ) 60 拓殖大●
筑波大 76 ( 16-14  16-24  13-18  31-11 ) 67 関西外国語大●
山形銀行 67 ( 7-18  29-17  21-17  10-13 ) 65 桜花学園高●
大阪体育大 80 ( 21-10  15-6  31-17  13-24 ) 57 環太平洋大●

<3回戦の予定>
1月3日(日) 会場:東京体育館
男子
12:00
C アイシンシーホース vs 東海大
D 慶應義塾大 vs 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ
13:40
C 天理大 vs パナソニックトライアンズ
D トヨタ自動車アルバルク vs 青山学院大
15:20
C リンク栃木ブレックス vs 石川ブルースパークス
D アイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城 vs 日立サンロッカーズ
17:00
C 豊田通商ファイティングイーグルス vs 東芝ブレイブサンダース
D レラカムイ北海道 vs 日本大
女子
12:00
A アイシン・エイ・ダブリュウィングス vs 愛知学泉大
B トヨタ紡織サンシャインラビッツ vs JOMOサンフラワーズ
13:40
A エバラヴィッキーズ vs デンソーアイリス
B 富士通レッドウェーブ vs 日立ハイテククーガーズ
15:20
A シャンソン化粧品シャンソンVマジック vs 山梨ウィーンビーズ
B 筑波大 vs 日本航空JALラビッツ
17:00
A 山形銀行 vs 三菱電機コアラーズ
B トヨタ自動車アンテロープス vs 大阪体育大

オールジャパン2010 男子2回戦の展望

 オールジャパン2010が1月1日にスタートした。1回戦を突破した8チームは2日の2回戦でJBL2の上位2チームと大学の上位6チームとそれぞれ対戦する。

第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
会期:2010年1月1日(金)~5日(火)、9日(土)~11日(月・祝)
会場:東京体育館(1~3日)、代々木第1体育館(4・5日、9~11日)
公式サイト

<2回戦>
1月2日(土) 会場:東京体育館
男子
12:00
C 新潟教員(北信越) vs 東海大(大学4位)
 2回戦進出を果たした新潟教員は学生4位の東海大と対戦。190㎝を超える高さの選手が複数いる東海大にどこまでやれるか。
D 慶應義塾大(大学2位) vs タツタ電線(近畿)
 初出場にして2回戦に駒をすすめたタツタ電線は大学2位の慶應義塾大と対戦となる。慶應義塾大は身長205㎝の岩下がいるが、タツタ電線は近畿総合で205㎝のサンバがいる天理大と対戦している。天理大、鹿屋体育大と大学チームとの対戦経験があることが影響するか。
13:40
C 天理大(大学5位) vs 横河電機(社会人1位)
 社会人1位の横河電機と学生5位の天理大の対戦。横河電機は普段なかなか205㎝という高さのある選手がいるチームとの対戦経験ができず、昨年も慶應義塾大の岩下の高さに戸惑いは大きかった。1年経って横河電機のインサイドがどこまで成長しているかが興味深い。また、天理大の4番ポジションの根来もリバウンドに強い。実業団ではリバウンドで試合の流れを持っていく横河電機が高さと上手さのある天理大のリバウンドにどう対応していくかも気になるところ。
D 愛媛教員クラブ(四国) vs 青山学院大(大学3位)
 ここも初出場ながら初戦突破した愛媛教員クラブは学生3位の青山学院大と対戦。青山学院大の速さにどこまで対応できるか。
15:20
C 石川ブルースパークス(JBL2・3位) vs 葛飾バックボーン(関東)
 現在JBL2のリーグ戦で2位に位置する石川は初出場の葛飾バックボーンと対戦。葛飾バックボーンは初出場とはいえ元JBL・東芝の野間、篠原、中元を擁している。勝負どころではこの3選手が同時にコートに立つこともあり、試合の流れを上手くコントロールしている。シュート力のある葛飾バックボーンに対してどこまでタイトなディフェンスができるかも重要だろう。
D アイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城(JBL2・2位) vs 拓殖大(大学6位)
 現在リーグ戦3敗で3位のアイシン・エイ・ダブリュは1回戦を突破してきた拓殖大と対戦する。拓殖大の怖さは決まり始めると止まらない外角のシュートとトランジションの速さだろう。JBL2屈指のディフェンス力をもつアイシン・エイ・ダブリュがその勢いを止めることができるかが鍵となるか。 
17:00
C 豊田通商ファイティングイーグルス(JBL2・1位) vs 日立電線ブルドッグス(JBL2・4位)
 この1・2回戦で唯一同じカテゴリーの対戦となる。豊田通商は現在リーグ戦11戦全勝で1位、対する日立電線は現在5勝6敗で4位と結果を見れば明らかに豊田通商が有利と言える。豊田通商に気持ちの緩みが出れば試合は接戦に持ち込まれる可能性も十分ある。日立電線はミスをなるべく少なくし、好機を逃さないことが重要だろう。豊田通商は目標であるJBL(東芝)との対戦に向けて気持ちを引き締めてかかることが大前提となるだろう。
D 新生紙パルプ商事(社会人2位) vs 日本大(大学1位)
 2回目の出場でオールジャパン初勝利を挙げた新生紙パルプ商事は大学王者の日本大と対戦する。日本大のどこからでも得点できるオフェンスをディフェンスのいい新生紙パルプ商事がどこまで止めて行けるか。昨年国士舘大の快進撃で注目されたPG立花(新生紙パルプ商事)とインカレで一回り成長した姿を見せた日本大PG篠山の対決も楽しみなところ。

女子(予定のみ)
12:00
A 中村学園女子高(九州) vs 愛知学泉大(大学2位)
B トヨタ紡織サンシャインラビッツ(WJBL11位) vs 山形大(大学8位)
13:40
A エバラヴィッキーズ(WJBL10位) vs 松陰大(大学5位)
B 大阪人間科学大(近畿) vs 日立ハイテククーガーズ(WJBL9位)
15:20
A 山梨クィーンビーズ(WJBL12位) vs 拓殖大(大学3位)
B 筑波大(大学1位) vs 関西外国語大(大学6位)
17:00
A 山形銀行(社会人1位) vs 桜花学園高(高校選手権)
B 大阪体育大(大学4位) vs 環太平洋大(中国)

文 渡辺美香

オールジャパン2010 1回戦の結果

 第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会が1月1日(金・祝)、東京体育館で始まった。初日は男女1回戦のそれぞれ8試合が行われた。
 男子はJBL2の2チーム、社会人の2チームが1回戦を突破した。社会人から出場のチームが2チームともに1回戦を突破したのは3回目にして初となる。大学は6位の拓殖大のみ勝利、7位の鹿屋体育大と8位の中央大は1回戦で姿を消した。地方枠ではタツタ電線(近畿)新潟教員(北信越)と愛媛教員クラブ(四国)が1回戦での勝利を挙げた。タツタ電線と愛媛教員クラブは初出場で初戦突破となった。
 2日は男女2回戦のそれぞれ8試合が同じく東京体育館で行われる。
※1日目と異なり第1試合の開始が12時となります。

オールジャパン2010/第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会

<1回戦の結果>
男子
●Beans 75 ( 23-22  14-22  16-18  22-21 ) 83 新潟教員
●鹿屋体育大 68 ( 18-23  14-17  20-23  16-14 ) 77 タツタ電線
横河電機 93 ( 21-8  25-12  24-11  23-12 ) 43 福岡第一高●
●東北学院大 72 ( 15-21  18-20  17-17  22-27 ) 85 愛媛教員クラブ
石川ブルースパークス 98 ( 28-15  20-21  22-23  28-24 ) 83 中央大●
●長崎教員クラブ 78 ( 24-16  19-31  18-25  17-24 ) 96 拓殖大
日立電線ブルドッグス 76 ( 22-13  17-17  20-14  17-17 ) 61 宮田自動車●
●浜松大 59 ( 15-23  18-19  8-20  18-25 ) 87 新生紙パルプ商事
女子
中村学園女子高 94 ( 27-19  22-14  24-15  21-11 ) 59 北翔大●
●鶴屋百貨店 74 ( 19-15  16-15  21-22  10-14  8-13* ) 79 山形大
●BLUE☆STARS 75 ( 19-15  22-27  19-28  15-16 ) 86 松陰大
大阪人間科学大 103 ( 33-11  23-9  24-7  23-14 ) 41 信州大●
●仙台大 49 ( 10-28  11-17  15-7  13-27 ) 79 山梨クィーンビーズ
関西外国語大 63 ( 19-13  19-17  15-10  10-18 ) 58 岐阜女子高●
●早稲田大 41 ( 7-17  5-17  13-17  16-22 ) 73 桜花学園高
大阪体育大 99 ( 20-12  32-8  28-4  19-18 ) 42 JOIN●

<2回戦の予定>
1月2日(土) 会場:東京体育館
男子
12:00
C 新潟教員 vs 東海大
D 慶應義塾大 vs タツタ電線
13:40
C 天理大 vs 横河電機
D 愛媛教員クラブ vs 青山学院大
15:20
C 石川ブルースパークス vs 葛飾バックボーン
D アイシン・エイ・ダブリュアレイオンズ安城 vs 拓殖大
17:00
C 豊田通商ファイティングイーグルス vs 日立電線ブルドッグス
D 新生紙パルプ商事 vs 日本大
女子
12:00
A 中村学園女子高 vs 愛知学泉大
B トヨタ紡織サンシャインラビッツ vs 山形大
13:40
A エバラヴィッキーズ vs 松陰大
B 大阪人間科学大 vs 日立ハイテククーガーズ
15:20
A 山梨クィーンビーズ vs 拓殖大
B 筑波大 vs 関西外国語大
17:00
A 山形銀行 vs 桜花学園高
B 大阪体育大 vs 環太平洋大

オールジャパン2010 男子1回戦の展望

 オールジャパンまであと1日となった。1回戦に出場する地方のチームのほとんどが本日中に東京入りする予定。大晦日が迫る30日の夜も練習に励むチームもあった。
 いよいよ始まる2010年最初の大会。トーナメントであり3回戦まではあっという間に進み、3回戦終了時には32チームが8チームに絞られる。1・2回戦はJBLチームとの対戦権をかけての戦いとも言える。まずは1回戦の男子8試合を展望。
※資料でしかわからないチームもあり内容に偏りがあります。また、女子は資料も少ないので、ゲーム予定のみ掲載します。

第85回天皇杯第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
会期:2010年1月1日(金)~5日(火)、9日(土)~11日(月・祝)
会場:東京体育館(1~3日)、代々木第1体育館(4・5日、9~11日)
公式サイト

1月1日(金) 会場:東京体育館
男子
14:00
C Beans(中国) vs 新潟教員(北信越)
 今年度の国体で準優勝した新潟国体のメンバーも多く在籍する新潟教員は3年連続13回目の出場となる。前回大会では1回戦で社会人1位の横河電機と対戦し敗れている。今大会こそ1回戦突破を狙いたい。Beansは初出場で、元埼玉ブロンコス(旧日本リーグ時代)の河相や元新潟アルビレックスBBの廣本が所属している。全国での経験があまりないため評価は難しいが、得点力は高いか。
D 鹿屋体育大(大学7位) vs タツタ電線(近畿)
 インカレで関東の法政大、中央大を破っている鹿屋体育大。粘り強くディフェンスをして、シュート確率よく得点を挙げていく。タツタ電線は実業団でもなかなか上位(全国大会バスト8以上)には入れないが、今シーズンは野々口が加入。近畿総合ではインカレ5位の天理大に敗れはしたものの大きく引き離されることはなかった。
15:40
C 横河電機(社会人1位) vs 福岡第一高(高校選手権)
 社会人王者vs高校生王者の対戦。横河電機は現在、速さ、高さ、シュート力、リバウンドなどほぼすべての面で実業団のトップと言ってもいいだろう。福岡第一高はウィンターカップで選手の怪我があったが、間隔があまり空いていないこともあり影響はありそうだ。力的には横河電機が優勢と思われるが、横河電機が対戦したことのないカテゴリーだけに何が起きるかわからない面もある。
D 東北学院大(東北) vs 愛媛教員クラブ(四国)
 インカレにも出場した東北学院大と力を伸ばしてきている様子の愛媛教員クラブの対戦。
17:20
C 石川ブルースパークス(JBL2・3位) vs 中央大(大学8位)
 JBL2で現在2位と健闘中の石川がインカレ8位の中央大と対戦する。石川は前回大会1回戦で鹿屋体育大(九州)に惜敗しており、今回は同じ大学チーム相手ということもあり、絶対負けられない思いは強い。今シーズンは接戦に強く、また逆転勝利もあるなど勝負強さを見せている。中央大は小野が中心のチームだが、他にも点を取れる選手もいてうまく機能すれば怖いチーム。どちらもシュートに関しては波があり、早くリズムを作れた方が有利か。
D 長崎教員クラブ(九州) vs 拓殖大(大学6位)
 大学6位の拓殖大に繰り上げ出場で抽選ギリギリに出場が決まった長崎教員クラブの対戦。力的には拓殖大が有利か。
19:00
C 日立電線ブルドッグス(JBL2・4位) vs 宮田自動車(北海道)
 オールジャパン出場のための順位を決める1回戦最終戦で出場を決めた日立電線。オールジャパンは4年ぶり18回目の出場となる宮田自動車。力的には日立電線が有利かと思われるが、日立電線は調子に波が大きいことが不安要素。宮田自動車は粘り強いプレーで勝機が見出せるか。
D 浜松大(東海) vs 新生紙パルプ商事(社会人2位)
 インカレでは2回戦で敗退となった浜松大はインカレでもプレータイムが少なかったママドゥの調子が気になるところ。新生紙パルプ商事はディフェンスが機能すれば十分勝機はあるだろう。浜松大の高さにどう対応していくか、リバウンドが鍵になりそうだ。

女子
14:00
A 中村学園女子高(九州) vs 北翔大(北海道)
B 鶴屋百貨店(社会人2位) vs 山形大(大学8位)
15:40
A BLUE☆STARS(関東) vs 松陰大(大学5位)
B 大阪人間科学大(近畿) vs 信州大(北信越)
17:20
A 仙台大(東北) vs 山梨クィーンビーズ(WJBL12位)
B 関西外国語大(大学6位) vs 岐阜女子高(東海)
19:00
A 早稲田大(大学7位) vs 桜花学園高(高校選手権)
B 大阪体育大(大学4位) vs JOIN(四国)

文 渡辺美香

スポーツのミカタ ウィークリー2009 vol.49

 2009年の最終週の試合を行ったJBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)と、12月19日に行われた関東実業団・関東大学オールスター戦の様子、JBLの状況などを掲載。

目次
☆JBL2
☆関東実業団・関東大学オールスター戦
☆JBL
☆オールジャパン2010

★JBL2
 JBL2(日本バスケットボールリーグ2部機構)の2009年最終週となる第11週の4試合が、12月19・20日に行われた。1位の豊田通商は怪我で離脱のライアン・ウィリアムスに替わり新規登録されたコートニー・ウィリアムスが初の試合出場。ベンチ入りの16人全員が出場、全員得点で日立電線に快勝し前半戦を11戦全勝で終えた。ここまで8勝2敗で2位だったアイシン・エイ・ダブリュはレノヴァに延長の末敗れ、同じ8勝2敗だった石川が黒田電気との接戦を勝利し、この2チームの順位が逆転した。怪我人が多く厳しいシーズンとなっている豊田合成はビッグブルーとの接戦を逃げ切り3勝目を挙げた。
 これで2009年の試合は終了となり、上位4チームは2010年1月1日から始まるオールジャパンに出場。下位の4チームは2010年1月16・17日の第12週まで約1ヶ月試合間隔が開くこととなる。このオールジャパンでの休止期間にチーム状態などが変化することもあり、いかにこの期間をすごし、いい形で後半戦に入れるかが重要になってくるだろう。
JBL2-日本バスケットボールリーグ2部機構

★関東実業団・関東大学オールスター戦
 12月19日(土)、東京都の明治学院大白金キャンパスで第12回関東実業団・関東大学バスケットボールオールスター対抗戦が行われた。この大会は本来関東実業団のリクルートを含めた顔合わせ的な形で始められた。ここ2年は4年生はほどんと出場せず、3年生以下が中心になっている。昨年は実業団男子が7年ぶりの勝利を挙げた。
 男子は今大会は当初の予定されていた日程が変更になった関係で、実業団では新生紙パルプ商事の選手の参加ができなくなったが、その他のメンバーは1部の主力ばかりが集まった。大学は1部・2部から3年生以下の選手が選ばれている。試合は第1P大学が20-9と大きくリードするが、その後メンバーの入れ替えなどでリズムが変わり実業団が徐々に追い上げる。第3Pで実業団が逆転する。なかなか点差を開けない実業団だったが、インサイドが機能し6点差までリードを広げる。ここで残り1分から大学が連続得点を決め一気に追い上げる。実業団も粘りを見せ、残り36秒からの1点リードを守る。しかし残り3秒を切って最後のシュートにかけた大学#13熊澤(日本大)のシュートは外れるも、大学#36本井(筑波大)がゴール下で競り勝ったリバウンドからそのままシュートを決め逆転。実業団はタイムアウトを取ってセンターラインからのスローインをなんとかシュートまで持ち込むも決まらず。大学が1点差で勝利した。優秀選手賞は熊澤(日本大)が、敢闘賞は田ヶ谷(横河電機)が受賞した。決勝のシュートを決めた本井(筑波大)は「とにかくリバウンドを取ることだけを考えていました」と決勝のシュートを決めた瞬間を語った。逆に本井とゴール下でリバウンドを争った眞部(東京日産)は試合後「自分のせいですよね」と悔しいさを滲ませた。実業団にOBの福田大佑・侑介の兄弟(ともに日本無線)がいる法政大の鈴木は試合開始から実業団側のベンチから声が飛んでいたが、「もう慣れてますから」と苦笑い。優秀選手賞を獲得した熊澤(日本大)とマッチアップした日本大OB篠原(葵企業)は「結構やられちゃいました。でも楽しかったです」と笑顔だった。
 女子は実業団は1~3位の3チームからのみの選抜となった。前半は大学が大きく引き離すも、後半実業団がコート上の5人を単独チームのメンバーにするとチームプレーが冴え、一気に追い上げる。しかし実業団はあと一歩を追いつくことができず、大学がわずかに2点差で勝利した。優秀選手賞は佐藤(拓殖大)、敢闘賞は益田(三井住友銀行)が獲得した。
 ハーフタイムでは恒例の3ポイントコンテスト(女子)とダンクコンテスト(男子)が行われた。3ポイントコンテストは実業団の出水(丸紅)が2位以下に大差をつけて優勝。ダンクコンテストは大学の熊澤(日本大)と田村(明治大)の同点決勝となり、そこでしっかりとダンクシュートを決めた熊澤が優勝した。
 今大会はこれまでの会場と違って大学の体育館を使用。観客はフロア内に並べられた椅子での観戦となった。チームや選手の関係者も含め会場は満員となり、男女ともに接戦となった試合を盛り上げた。
関東実業団バスケットボール連盟
関東大学バスケットボール連盟

★JBL
 JBL(日本バスケットボールリーグ)は12月18~20日に2009年最終戦となる第10週の8試合を行った。
 東アジア競技大会のための中断後初のゲームとなったが、18日の日立サンロッカーズvsレラカムイ北海道戦はレラカムイ北海道が終始リードする展開。終盤になってようやくリズムが出てきた日立サンロッカーズが追い上げるもレラカムイ北海道も意地を見せ、わずかに3点差でレラカムイ北海道が勝利した。日立サンロッカーズは日本代表に選手のみならずHCも入っており、休止期間中にHC不在となっていたことも影響している可能性もある。翌19日は日立が圧勝した。現在1位のアイシンシーホースはリンク栃木ブレックスに2連勝。パナソニックトライアンズも東芝ブレイブサンダースに連勝した。現在まだ2勝しか挙げられていない三菱電機ダイヤモンドドルフィンズはトヨタ自動車アルバルクに連敗、勝ち星を増やすことはできなかった。
 12月23日には北海道でオールスター戦が行われた。132-120とオールスターらしい大味なゲームでEASTが勝利した。
 この後JBLは2010年1月1日から始まる全日本総合選手権(オールジャパン)に全チームが出場する。JBLの8チームは3回戦(1月3日)から登場となる。そしてレギュラーシーズンはオールジャパンが終了した翌週の2010年1月16日から再開となる。
JBL-日本バスケットボールリーグ

★オールジャパン2010
 2010年1月1日から第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会が東京体育館でスタートする。1月1日は男女1回戦のそれぞれ8試合、翌2日は男女2回戦のそれぞれ8試合、次の3日は男女3回戦のそれぞれ8試合が連日東京体育館で行われることとなる。
 男子の初日はJBL2が3・4位の2チーム、大学が6~8位の3チーム、社会人の2チーム、高校選手権の1チーム、それと関東を除く地方8チームの16チームが登場し1回戦突破を争うとことなる。
オールジャパン2010/第85回天皇杯・第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会
スポーツのミカタ:全日本総合選手権2010
※男子1回戦の展望など30日に掲載予定

取材・リサーチ・編集・作成 渡辺美香

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